出る釘は打たれると言われるが、上に立った者は狙われる訳で、しっかりと受けて立って、その場を守りながら、新たな頂上を目指さねばならないのだ。
1.独り言コラム
将棋界は3月が年度末である。久保利明王将・棋王の2冠は、その年度内にその二つのタイトルの防衛戦を突破しなければならない。目下王将戦7番勝負の真っただ中で、佐藤康光9段を挑戦者に迎えて奮戦中である。昨日終わった第2局では、終始有利な戦いを展開しながら、土壇場の終盤で佐藤9段の驚異の粘りを受けて逆転負けを喫して2連敗の最悪の出だしとなった。
2月に入ると、郷田真隆9段を挑戦者に迎えて、もう一つのタイトル、棋王戦の5番勝負も始まる。前門の佐藤9段、後門の郷田9段の厳しい二つのタイトル戦をどう切り抜けるか、厳しい戦いが続く。加えて、A級順位戦でも、意外な絶不調で、B1級への降級が目前に迫って来ていて、首の皮一枚で繋がっている状況にある。残りの2局に連勝して、A級に生き残れるかどうかのぎりぎりの立場である。そういう意味では、久保2冠は、まさに棋士として最大の試練の時を迎えていると言えよう。
通常国会が始まった。社会保障と税の一体改革に政治生命を賭ける野田佳彦総理の厳しい戦いが始まっている。課題は、それだけでなく、沖縄基地、TPP,災害復興、デフレ対策、選挙制度改革などなど山積だ。解散を辞さない覚悟の戦いで、まさに試練の時と言える。
昨日までの代表質問を聞いていると、前向きの検討、重く受け止めるといった相変わらずの政治用語の連発で、言葉遊び的な中身のない応酬に辟易である。大阪市長の橋下さんのように分かり易い具体的な言葉で語ってもらいたいものだ。この試練の乗り切りは、分かりやすい具体的な前進が示されない限り成就されないのではなかろうか。
さて、春はセンバツからと言われるが、その32代表校が昨日決まった。我が滋賀県からも期待通り近江高校が選ばれた。かつて、夏の大会で決勝戦まで進んだ実績が誇りだ。今年はどこまで勝ち進んでくれるか、試練を乗り切って郷土の期待に応えて欲しい。注目は、災害復興への願いを込めて、東北から4校が選ばれていることだ。中でも21世紀枠で選ばれた石巻工の初出場は新鮮だ。また生徒数が130名足らずの小さな学校の女満別高に光が当てられたのも注目すべきだろう。彼らには大変な試練を乗り越えての出場で、念願の希望が叶えられた出場だけに、その貴重なチャンスを生かし、大いに奮闘し楽しんでもらいたい。
一方、プロ野球だが、昨年までの内海哲也、沢村拓一、東野峻らの強力投手陣に、新たにソフトバンクからエースの杉内俊哉、ホールトンが加わったし、打撃陣にもベイスターズの主砲村田修一が馳せ参じたことで、巨人軍の陣容は今までにない豪華さだ。これだけのメンバーがいれば、優勝以外はあり得ないし、許されないと言えよう。毎年、お金に物を言わせて強力な助っ人を集め、優勝候補に挙げられながらも、ここ数年はいま一つの結果に終わっている巨人軍だ。それだけに、今年の原辰徳監督は、与えられた最後のチャンスであり、試練の年といえそうだ。
試練と云う意味では、MLBへ移ったダルビシュ、11年目を迎えるイチロー、里田まいさんと結婚を発表した田中将大の各選手たちも、それぞれの名誉を賭けての試練の年になりそうだ。今朝のスポーツニュースで、インタビューを受けたマー君こと田中投手が、「自分の成績が振るわなかったら、まいちゃんがいろんなことを言われそうでかわいそうだから、頑張らなくっちゃ」と殊勝に答えていたのが如何にもいじらしかった。
まあ、言ってみれば、有名人だけでなく、みんなそれぞれが毎日の厳しい試練と戦っているのである。私も、頑張らなくっちゃ、である。
2.難病との戦い、昨日の雅子。
昨日の症状は比較的安定していた。しかし、呼びかけへの反応はいま一つだった。午後には入浴サービスを受けて、穏やかな表情だった。
3.今朝の筆者
3時50分起床。体重61.2Kg お天気は曇り空で寒そうだ。