好調、不調の波は誰にでもある。それが、その人の人生に直結するようなスポーツのような勝負に携わっている人の場合は大変だ。
1.独り言コラム
今週末の男女のゴルフツアーは、今年の賞金王を左右する大きな戦いになっている。特に、女子のミズノクラシックは、米国ツアー、日本ツアーの両方の賞金王の鍵を握っている。昨日現在では、男子では石川遼が二日目に大きく浮上、女子では注目の申ジエ、宮里藍の二人が順調な出だしである。しかし、現在日本ツアー賞金獲得額トップの諸見里しのぶはショットが振るわず大きく出遅れた。彼女は、このところ、ずっと不調のリズムの中にいるようだ。
ところで、筆者夫婦が贔屓にしている不動祐理選手だが、昨年までに46勝をしているベテランだが、今年はずっと泣かず飛ばずで、今週の戦いも下位に低迷していて冴えていない。まさに絶不調の代表選手の一人だ。
一方、スケート界のあの女子フィギュアの浅田真央選手も絶不調の代表格の一人だ。前回のオリンピックは、年齢が数ヶ月若かったということで出場できなかったのだが、今年は、その予選に相当するグランプリシリーズに既に2度出場したが、全く冴えず、グランプリファイナルへの出場は断たれたようだ。夢のオリンピックへの残された道は、日本選手権での優勝と云う土壇場に追い込まれている。気持ちを立て直して頑張る以外に道は残されていないが、あれほど信頼感の厚かった彼女の突然の絶不調に、多くのファンが驚いている。神様の絶妙な配慮に期待している。
将棋界でも、筆者の贔屓の郷田真隆九段が絶不調に落ち込んでいて、なかなか勝てない状態が続いている。今年の4月には名人戦の挑戦者になって頑張り、名人へあと一勝までと頑張ったが及ばず、その頃から勝ち星がついて来ていない。4月以降の今年度の成績が11勝16敗と大きく負け越している。来年の名人挑戦者を決めるA級リーグ戦でも2勝3敗と負け越し、来年の挑戦権はほぼ無くなったばかりでなく、下手すると、A級からの陥落を心配しなくてはならない状況にある。このところは、今まで大きく勝ち越している相手にでも簡単に負けてしまう状況だ。長考が好きな棋士だけに、勝てないことで長考が空回りしているように思える。何とかペースを取り戻して欲しい。
上記の3人の方々は、かつてはトップを極めた才能ある方々だ。いずれ近い将来、再び檜舞台に姿を見せてくれるに違いない。とはいえ、そんな方々にも、スランプ脱出の妙薬がある訳ではない。地道な努力とヒントとなる何かの切っ掛けを掴むことが必要のようだ。一日も早い絶不調脱出を期待している。
ところで、政治の世界では、数を誇る民主党の鼻息は荒く、幸いなことに絶不調らしき人は、今のところ見当たらない。逆に、鳩山由紀夫、小沢一郎が率いる鳩山内閣、民主党執行部は、今や、舌好調で絶好調だ。勢い余って閣内不一致に繋がっているが、気にすることもないようだ。しかし、課題は山積しており、油断は禁物だ。好事魔多しである。
2.プライベートコーナー
3時半起床。体重、60,1Kg。今日は立冬だが、穏やかな朝だ。
昨日の雅子も相変わらずで、昼間には熱が37.2度まで上がったが、リクライニング車椅子で病院の館内、屋上を散歩して気分転換を図った。全体として、反応が乏しいのが寂しい。
3.連載、難病との闘い(1022) 第三部 戦いはまだまだ続く(316)
第七章 しつこい敵(32)
2.再びアウエイでの闘い(16)
(3)闘いの裏側で(その1)
ここから話は少し遡る。この琵琶湖大橋病院に再入院して二日目のことだった。午前中に正式に入院申請書の提出したり、パジャマ、タオルなどの必要な小物の搬入、整理も終って、ほっと一息ついていた午後2時過ぎだった。事前に何の連絡もなく、姉の久子が病室にひょこりと顔を出したのである。
今回の入院に関しては、昨日の今日のことで、実兄と実姉以外には、まだ誰にも話していなかっただけにびっくりである。どうして分かったのかと聞いてみると、妹の旦那さんが、たまたまブログを見つけて分かったということで連絡をもらったのだという。一考の親戚の中では、ブログは見ている人はいないと思っていただけに、虚を突かれた気持ちだった。
その一方で、見舞いについては、血のつながった近い親族に限っていたので、久子の見舞いについては、あまり好感を持って迎えた訳ではないが、そうかと言って、ここまで来ているのを断るのもどうかと思われるので仕方なく、成り行きに任せたのである。
いずれにしても、雅子が喜ぶとか、勇気付けられるといったこととは無関係に、自分が見舞いに来たことでの自らが満足するといった、一方的な見舞いである。
そういう見舞いはよくあることで、仕事の上のお付き合いなんかで見られる典型的な義理の世界でのケースであったり、とにかく、一回、行っておこうといった類の自己満足型の見舞いなのである。
とにかく、久子はベッドの傍で、一方的に声を掛けて見舞ってくれたのだが、雅子は終始、目を瞑っていて、反応はほとんど示さなかった。それでも、久子は、来たことに満足して直ぐに引き上げて行った。
久子が帰って暫くすると、今度は実兄の祐一さんが、これまたひょこりと顔を見せてくれた。義兄には昨夜に電話で伝えていたので、心配されて来られたのであろう。この日は、奥さんの香子さんはついて来ておらず、一人での見舞いだった。義兄からは、度々の見舞いを「頂いていて、妹思いの優しい兄貴であると一考は思うのである。自分だったら、妹にそこまで気を遣うだろうかと、思わず自問自答してみるのだった。(以下、明日に続く)