プロフィール

相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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 筆者が、昨日注目していた幾つかの大事な勝負の結果を時系列的に並べたものである。一喜一憂の慌ただしい一日だった。

1.独り言コラム
 昨日は、朝から夕方まで、筆者が注目していた幾つかの勝負があった。結果は、負けたり、勝ったりで、緊張、残念、歓喜。安堵の連続で、結果的には、半日を楽しんで過ごさせてもらった。▲まずは、9時から始まった株取引は、アメリカの大幅安を受けて、寄り付きから大暴落で始まった。寄り付きの時点で、この日の勝負は負けだと諦めた。なお、この日の終値は、414円超安と大きく下げていた。▲日本時間10時から始まったWBCの準決勝は、投手陣の頑張りで接戦が続いていたが、守りに手痛いミスがあって無念の敗北となり、侍日本の世界一奪回はならなかった。▲同時並行的に甲子園で行われていたセンバツでは、滋賀学園が好試合を展開、一喜一憂が続いていたが、延長14回に幸運にも大量点を上げて、千葉県の東海大市原望洋高校に競り勝った。試合が終わったのは2時半頃だった。▲大相撲春場所では、結び2番の二人の全勝力士の戦いに注目していた。関脇の高安関は横綱鶴竜に惜しくも敗れたが、横綱稀勢の里は、嘉風に辛うじて逆転勝ちしたことで、気分は半々だった。打ち出しは6時前だった。▲一方、朝10時から将棋会館で行われていた将棋、棋聖戦決勝トーナメント1回戦で、一週間前に王将位を失った郷田真隆9段が、新鋭の強者の千田翔太6段に辛勝して、2回戦に駒を進めた。対局が終わったのは6時半過ぎだった。これで、絶不調だった今期の郷田9段の戦いは終わった。来季の復活に期待したい。▲とにかく、ハラハラドキドキで、一喜一憂した楽しい半日だった。総じて、筆者の気分は「悪く無し」であった。

2.プライベートコーナー
 2時半起床、体重、62.8kg。▲昨日は、午前中はファミレス、1時半頃に一旦帰宅後、息子のお薬を貰いに草津の病院に。戻って来たのは5時前だった。言ってみれば、この日は、スマホ情報が命綱のように貴重だった。(17-03-23)
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3105 突風 旋風 VS 粘り、頑張り

 昨日の列島は大気が不安定になり大荒れだった。それとは別に、各界でもいろんな旋風が吹いている。そんな中で粘り強く懸命に頑張っている方々もいて感動を与えてくれている。

1.独り言コラム
 昨日の昼間、群馬県を猛烈な突風が襲った。塀が倒れたり、屋根が落ちたり、太陽光発電パネルが吹き飛ばされたり、また車が転覆したりして、大荒れだった。大気が不安定でタウンバーストが起きたのだという。▲最近の列島は、火山、地震などの天災が大暴れしている。口永良部島の住民の屋久島での避難生活は長引きそうだ。人間と自然との闘いが続いている。▲韓国で起きているMRESは、初動対応の遅れもあって、いまだに衰えずに拡大している。最新情報では日本人も隔離されたという。▲スポーツ界では、プロ野球交流戦で、パ旋風が吹いた。最終日は6試合は、全てパ・リーグのチームが勝ったし、昨日もロッテがヤクルトを倒している。パは交流戦では、一度しかセに負けていない。▲ゴルフ界では、全米女子プロ選手権で、韓国旋風が吹いて、今回も優勝、準優勝を独占した。優勝は、朴仁妃が驚異の3連覇で奪取、2位にも韓国の金世煐選手が入った。朴選手は、アニカ・ソレンタムに肩を並べたという評価である。▲突風ではないが、大荒れの様相を呈して来ている国会だが、一昨日は、安倍総理、橋下徹大阪市長らが3時間に渡って会談した。重要法案の取り扱いについて話し合ったと思われる。政界引退を表明している橋下市長を取り込み、この苦境の打開を狙っての旋風を巻き起こす狙いなのだろうか。果たして、維新の党の旋風が吹くのだろうか。
 そんないろんな旋風の中で、粘り強く頑張った人たちもいた。スポーツ界では、日本ハムの大谷翔平投手はパ・リーグトップの8勝目を挙げた。今年3年目の二刀流の同選手が大きく育ってきていて頼もしい。▲MLBではマーリンズのイチロー選手が、出番が少ない中で、地道な懸命の粘りの頑張りを見せている。昨日までに、今期38本のヒットを積み重ね、ピートローズ選手の持つ生涯安打数4356本の世界記録にあと96本になっている。代打での登場が多く、1試合1打席の苦しい戦だが、めげずに粘り強く頑張っている。▲女子ゴルフでは、今年からアメリカツアーに参戦している横峯さくら選手が、粘りに粘って、全米女子プロ選手権で、日本人最高位の13位タイに食い込んだ。筆者が期待していた宮里美香選手は最終日で崩れて41Tに終わったのにはがっかりだった。▲安保国会では、厳しい逆風が吹く中で、中谷元防衛相が、稚屈な答弁ながら一生懸命に粘り強く頑張っている。果たして、安保法案は今国会での成立は出来るのだろうか。憲法調査会での3人の憲法学者が揃って「憲法違反」と発言したのが大きく足を引っ張る結果になっている。安倍総理は正念場を迎えており、国会運営に不安が広がって来ている。
 突風、旋風と粘り、頑張りの構図から、あの「北風と太陽」を連想させるのだが、永田町では、強行突破の地獄絵図が思い浮かずのだが、…。

2.プライベートコーナー
 2時起床。体重62.7kg。▲30数年前に大阪転勤時に、2世帯住宅に改装した際に、電気、水道、ガスなどの料金を2世帯に分けて支払って来ていた。昨年3月に母が亡くなって、ほとんど使用しなくなった母屋の料金が、基本料金である一定額の支払いが必要である。そこで、思い切って一軒の扱いにすべく改修工事を行うことにしたが、その費用が馬鹿にならない。▲昨日、その工事申請に必要な費用を大津市役所に支払いに行き、ついでの同じ建物内にある銀行で、ATMで預金を下した際に、うっかりして、その領収書を忘れて来てしまった。▲気が着いて、その銀行に電話すると、忘れ物ということで保管しているという。▲親切な方もいるという感謝の思いと、確実に「呆け」が進んでいるという情けない思いが交錯した一日だった。

1439 衝突

 北朝鮮が韓国を砲撃した。今朝の各紙が一面トップで報じている。とりあえず、1時間の激突で治まっていることでほっとしているが、…。何が起きているのだろう。

1.独り言コラム
 半世紀前の朝鮮戦争以来の軍事衝突が起きた。南北の境界線内(?)にある延坪島(ヨン・ピョン島)に北朝鮮が砲撃行為を行なった。北朝鮮の主張は、韓国のこの日の軍事演習が自国への攻撃だと見なしての対応だという。
 これに対し、韓国側も80発の反撃を行なったという。交戦は1時間で終ったが、ここ数年間の両国間の衝突は枚挙に暇が無い。今年の3月にも北朝鮮の魚雷による攻撃で、哨戒艇「天安」が撃沈されるという事件が起きたばかりだ。とにかく危機、危険がいっぱいの朝鮮半島だ。
 今回の北朝鮮の砲撃の狙いがどこにあるのか。いろんな見方が報道されているが、やはり、後継者、金正雲の存在を軍事的にお披露目することにあるのではと思う。命短しの金正日にとっては、三代目への引き継ぎを完璧にしておくことが急務であり、そのための軍事的示威行為ではなかろうか。
 それにしても、筆者が不安に思うのは、韓国は北からの攻撃に、とにかく80発を打ち返したのだが、これが若し日本に打ち込まれたら、日本はどんな反撃をすることになるのだろうか。菅総理は昨日の夕方のぶら下がりで、先ずは、情報収集に全力をあげて欲しいとし、不測の事態に備えてしっかり対応が出来るように準備して欲しいと指示したというが。不測の事態に日本は何が出来るのか、それを知りたい。
 ところで、南北の軍事衝突もさることながら、日本では補正予算を巡って与野党が激突している。差し当たっては、柳田法務大臣の首は切ったものの、今後の焦点は馬渕国交大臣と仙谷官房長官への問責決議案の取り扱いだ。軍事衝突ではないのでキナ臭さはないが、下手すると菅政権の自爆につながりかねない危険がないとは言い切れない。
 激突ではないが、カンボジアの首都のプノンペンで行なわれた水祭りで、橋を渡ろうとした人たちの間で転倒事故が起き、それが切っ掛けで多くの人が将棋倒しとなって大混乱、死者381人を出す大事故が起きた。橋が崩れるという風評がパニックを起したのが原因のようだ。あの明石の花火大会で起きた歩道橋での大事故が思い出される。
 とにかく、何が起きるか分からない世の中だが、改めて平和な世の中であって欲しいとつくづく思う。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時起床。体重、61.3Kg.お天気は良さそう。
 昨日の雅子は、午前中少し熱があったが、午後には平熱に戻っていたので、入浴を済ませた。表情も柔らかく、目を開けることも多かった。45回目の結婚記念日だったが、…。

3.連載、「難病との闘い総集編」(35)
  第一部 潜伏期(33) 第二章 病魔が静かに牙を剥き始めた(9)
  2.ターニングポイント(その4)

 この年(2003年)の夏は、いつもの夏以上に大変暑かった。それと云うのも、一考自身もいつもより燃えていたからでもあった。趣味である歩きと執筆に熱が入っていたし、アテネオリンピックや恒例の熱闘甲子園の視聴にも関心が高かったからである。特に、オリンピックでは、二年前に、自分が試走したあの変形の400メートルのグランドには、強い関心が残っていて、女子マラソンの野口みずき選手が、トップでそのグランドに走り込んで来て、金メダルを獲得した時には、感激も一入だった。
 一考自身が熱を入れていた「歩き」の方では、マラソン歩行の挑戦を始めて丸一年を迎え、お正月の琵琶湖コース歩破を含めて1、既に14本目をこなしていたし、一方、都内の23区内の坂道探索にも熱が入っていて、この時点で、捜し歩いた坂道は、既に550を超えていた。持ち歩いていた都内地図にも、ほころびが見え始めていて、その奮闘振りが反映されていた。こうして、一考は、都内のかなりの道を制覇していたのである。
 もう一方の肝心の「執筆」でも、ワイフワークというべき長編推理小説の「執念」にもほぼ見通しがつき、手直しや推敲の段階に入っていた。しかし、一考はこの推敲作業が好きではなかった。一旦、書き上げたものを読み直すほど退屈な作業はないのである。誰かが、何かに書いていたが、「作品」は自分の排泄物のようなもので、読み直す作業はやりたくないと訴えていたのを思い出す。その頃の一考の頭の中では、この作品を、おこがましくも、11月末締め切りの、あの「松本清張賞」に応募したいと考えていた。
 一考を熱くしていたのは、そればかりではなかった。この頃、他にも世界が注目する感動的な二つの話題が同時並行的に進んでいた。
 その一つが、拉致家族のジェンキンス氏の話題だった。北朝鮮からの一時帰国から日本に居残ることを決意した同氏が、戦争時に自分の犯した脱走の罪を認めて座間基地に出頭したのである。日本に到着した時の病弱そうな姿とは違って、元気な姿での出頭だった。家族も一緒で、新しいドラマの始まりだった。米軍は人道に配慮して手厚いもてなしで迎えた。9月11日のことである。
 もう一つがイチロー選手の新記録への挑戦に関する一喜一憂する話題だった。この年、イチロー選手は、年間安打数で新記録を達成するシーズンになったのだが、9月の土壇場の秒読み段階では不振が続き、ヒットを打つのに四苦八苦している日が続いていた。しかし、10月2日、遂にシスラーが1820年に打ち立てた記録、257本を破る新記録を達成したのである。記録は破られるためにあると言われるが、この記録の更新は86年ぶりという歴史的なものだった。イチロー選手は、結局262本まで安打数を伸ばしたのである。この記録が米大リーグの現在の記録としてしっかりと生きている。
 そのような派手な多くの話題を楽しんでいたこともあって、一考は、肝心の雅子の症状については、気にはしていたが、彼女からのこれといった連絡もなかったのを幸いに、症状の悪化はそれほどでもないのだろうと、少し開き直った気持ちになっていたのである。そこには、数週間後の韓国ツアーで数日間を一緒に過ごせるという安心感があったからでもだった。
 韓国ツアーのメインイベントである竜王戦の挑戦者が、期待の新星、渡辺明五段の初挑戦に決まったのは、それから数日後だった。その渡辺五段は、将棋界では十年、若しくは二十年に一人現れるといわれる天才の一人として期待されている棋士で、大山、中原、谷川、羽生などに次ぐ逸材として、小学生の頃から嘱望されていた期待の棋士だった。
 そうこうしているうちに、そのツアーへの出発の日は、すぐそこまで来ていた。
 ところで、一考には意外なことだったのだが、出発前の保険手続きの際に、雅子の左手がパーキンソン病で少し不自由ということから、通常の保険に加入できず、障害者扱いに変更させられていたのである。そのことを知って、一考は改めて雅子の症状の悪化の現実を思うのだった。
 ツアー出発の前日、10月17日に上京して来た雅子を見て、一考は、それまでのんびりと構えていた緩んだ気分を引き締めなければならなかった。バッグを持つ彼女の手に、今までには感じなかったぎこちなさ、痛々しさがあったからである。その日の一考の十七文字日記に「バッグ持つ 手のぎこちなさに 胸さわぐ」とメモっていた。(以下、明日に続く)

1384 誤算

 世の中、計算通り進まないことは多い。双方の読みが共に合わず、想定外の混乱を生じることもある。悲劇は、一般的には、誤算した側に起きることが多い。

1、独り言コラム
 ここに来て漸く中国の対日姿勢に変化が出始めたようだ。尖閣諸島での領海侵犯で逮捕した船長の解放後も、中国は、日本に陳謝と賠償を求めるなどの強硬姿勢が続いていた。それだけに、若しかしたら、何か誤算があったのだろうか。一方、仙谷官房長官は、その船長を解放することで、歩み寄りが得られるのではとの期待があったのだが、思わぬ強硬姿勢を食らい、誤算だったことを昨日の会見で披露していた。ということは、両者ともにその読みに誤算があったということなのだろうか。
 さて、東国原宮崎県知事が12月の知事選には出馬しないという。今でも支持率が80%以上あるというから、今回の不出馬発言は、県民にとっては、大きな誤算だろう。同氏の狙いは、明らかに国政への進出を期したもののようだ。これは、同氏には、誤算ではなく、この道に入る時からの計算通りのプロセスの一環であろう。ただ、筆者は、同氏には、それほど期待していない。あくまでも「野に置け蓮華草」の類であって、橋下徹大阪府知事とは期待の中身が違う。
 プロ野球ペナントレースも大詰めだが、シーズン前の期待を大きく裏切った大誤算は、セ・リーグでは、やはり原辰徳、巨人軍だろう。ほとんどの評論家がその陣容から見て優勝間違いなしだとしていただけに、その裏切りは大きすぎる。パ・リーグでの誤算は、前年度優勝の日本ハムの不振で、ここに来て、クライマックスシリーズへの出場も危うい状況にある。
 東レパンパシフィックテニスで、快進撃を続けたクルム伊達選手は、昨日の3回戦で敗れた。シャラポア選手やパンチェコバといった世界ランク上位の選手を連破したことは、嬉しい大誤算だった。昨日の相手は、イタリアの選手で世界ランク8位だというから、敗北は止む得ないもので、40歳プレイヤーとしては、順当な結果だったとしておこう。
 羽生善治王座が、昨日行なわれた将棋王座戦の三回戦で、挑戦者藤井九段を破り、3連勝でタイトル防衛に成功、史上初の19連覇、同一タイトル戦での19連勝の偉業を達成した。19連覇は計算通りだったとしても、同一タイトル戦19連勝は、いい意味での誤算だったと思うのだが、ご本人は、計算通りと思っているかもしれない。いずれにしても、挑戦者の藤井九段には大誤算の3連敗のシリーズだったろう。こうなると、横綱白鵬の連勝記録の場合と同様に、誰が連勝にストップを掛けるかが、大きな興味の的である。
 いずれにしても、誤算があるからこそ、ドラマは盛り上がり、面白くなるのである。娯楽やスポーツでの誤算は歓迎だとしておこう。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時起床。体重、60.9Kg.(当月の平均体重は61.0kgで、前月の61.3Kgから少し減少。ここ数ヶ月上昇傾向が続いていたので、いい方向だと思う)今日の天候は現在雨が降っていて、良くなさそうだ。
 昨日の雅子の様子だが、熱はなし、痰はいつも通りで少なくない。しかし、ここ数日は、頑張って、目を開けてくれる時間が増えて(?)いる。3日ぶりの散歩もしっかり行なった。

3.連載、難病との闘い(1349) 第五部 どこまで続くこの苦闘(126)
  第三章 2110年の暑い夏(7)
  (1)トピックスと共に (7)
  ―諸々の気分転換(4)―
 9月に入っての最初の日曜日だった。土曜日の午後と日曜日は、国道161号線に沿って存在する便利な第一駐車場がクローズする。そこで、仕方なく、第二駐車場を利用することになるが、これは、病院の建物の裏側を真野川に沿って少し進んだところにある。
 この朝、いつものように第二駐車場に向かうと、朝もまだ早いタイミングなのに、交通整理を担当する何人かの人たちが、その辺りに配置されていて、車の通りを整理しようとしていた。そして、その裏門辺りには、大きなクレーン車が待機していた。どうやら、何か大きな荷物の搬送でも行なわれる雰囲気だった。
 一考は、いつものようにそのまま雅子の部屋に顔を出して、いつものように付き添いを始めていた。雅子の様子は、これまたいつものようで、痰は出てはいなかったが、喉の辺りがごろごろして、痰が大分迫って来ているような症状だった。
 11時過ぎに、体位変更に次いで、痰の吸引、そして栄養剤の注入が始まったのを確認して、いつものように昼食とインターネトでの情報の確認のために一旦病院を出たのだが、その時に気付いたのだが、医療機器のMRIの搬出が行なわれていて、その辺りの通行が規制されていた。MRIは部屋の中で見ていて感じていたよりは、大きな機器で、搬出に使う廊下がいっぱいになりぐらいの大きな機器であった。従って、病院への出入りも迂回した道を通らねばならなかった。
 とにかく、搬出作業が大変そうだった。1.8X2メートルの円柱形の大きさで、廊下いっぱいで、作業がし難い。廊下にレールのような鉄の鋼材を置いて、その上を少しずつ滑らせて移動させようとの作業だった。この種のことに野次馬的な関心の高い一考は、食事から帰って来ても、タイミングを図りながらその進捗具合を覗き見ていた。遅々とした作業だったが、それでも、夕方の4時頃になってようやく、トラックに載せることが出来た。
 それから2週間後の9月19日の日曜日、今度は、MRIの搬入作業があった。前回の搬出作業と逆の作業である。見た目には搬出されたものが修理を受けて戻されて来たと言うよりは、新しいMRIに買い換えられたのではないかと思われた。少し外装が変わっていたからである。しかし、大きさそのものは、搬出されたものとほぼ同じくらいであることから、単に修理を受けただけかも知れない。
 やはり、一日がかりの大作業で、時々、その進捗具合を見ているのもなかなか楽しいひと時で、この日、一考は、雅子の散歩の時間を除いて、終日病院館内で過ごしたが、このような目の保養の見せ場に、一考は息抜きしながら楽しんでいた。(以下、明日に続く)

1259 リスク対効果

 思い切った決断、行為にはリスクが伴うが、それによって得られる効果如何では、踏み込む対応も「可」とする選択がある。

1、独り言コラム
 普天間問題で、今日の日米共同声明の発表を前に、社民党の反対の姿勢は依然として強く、福島みずほ代表が頑なに見えるぐらいに強固に、それらに関する政府の対処方針に署名しないとの構えを崩していない。連立離脱へのリスクを意識しながらも、言うことを聞かない子供が駄々を捏ねて頑張るように、その存在価値(?)を主張している。
 急遽、今日3党首会談が行なわれるようだが、果たして結論は出るのであろうか。社民党のリスク対効果に注目である。
 昨日行なわれた全国知事会議を召集した鳩山総理が、ここでもその無策が槍玉にあがりみっともない火達磨になった。それも当然の結果で「誰か引き受けてくれる方は手を上げてくれませんか?」といった投げ掛けでは「はい、分かりました」なんていう知事が出て来るわけはない。会議さえ開けば、協力者が出てくれると簡単に考えていた今の総理周辺の無能ぶりにはびっくりで、リスクのみで何の効果も全く期待できない会議だったのだ。
 そんな中で、ただ一人、橋下徹大阪府知事だけが「安全のただ乗りに恐縮しているので、何か協力できるところがあれば努力したい」とかっこ良い発言をして注目を浴びた。この場合、橋下知事のリスク対効果は、何辺にあるのだろうか。関西地区には、何らの具体的な要請が出て来ないという読みがあってのことなのだろうか。筆者が思うには、そうではなく、同氏は、どうやら、本当に何か協力しようとの真面目な考えを持っているようだ。これに対し、府民の抵抗が出て来るリスクは、決して小さくないと思うのだが、この場合のリスク対効果は、どんな具合に計算しているのだろうか。
 日本の捕鯨調査に抗議している米環境保護団体「シー・シェパード」メンバーによる艦船侵入事件で、障害や業務妨害などに問われた元船長、ピーター・ベスーン被告への初公判が始まった。逮捕のリスクをものともせず、あそこまで果敢に踏み込んだ狙いはなんだったのか、この場合のリスク対効果は今一つ判然としないが、やはり、捕鯨への批判を高めることにあったのだろう。いずれにしても、あまりにも法を無視した危険な妨害には腹が立つ。
 高速増殖炉「もんじゅ」が再稼動して一ヶ月近くになるが、報道によるとアラームが鳴るのが絶えないようだ。例えば、運転再開初日の6日から7日にかけ、故障があって、原子炉容器内の放射線量測定装置が6回警報を発したという。その後も、この種のアラームは何回も鳴っているようだ。一昨日の26日にも、施設内でクレーンから煙が出たとの発表があった。火災にはならず事無きを得たという。
 このケースでは、リスクの存在はあってはならず、電力供給の効果と技術蓄積だけに期待しているのである。つまり、リスク対効果を論じること自体はナンセンスなのだ。しかし、そんなにアラームが鳴っている実態を知ると、不安が尽きないのである。
 宮崎県での口蹄疫対策で思い切った殺処分が進められている中で、49頭の種牛を残して欲しいという東国原知事からの要請が出されていたが、法を遵守するという強い方針で却下されたようだ。リスクを無くすのが最優先で、ここでも、問答無用で、リスク対効果を論じるような課題ではないというのだ。割り切れるようで割り切れないものがある。
 もう一つ、一触即発の大変なリスクを意識しながら、今回の哨戒艦事件は韓国の捏造と非難し、大胆なアジを飛ばして戦いをけしかけているいる北朝鮮の外交は、いつもの事とはいいながら困ったものである。しかし、中国がそれを理解する立場にあって、安保理での対応もすんなりと行かず、難しい局面を迎えている。北朝鮮のリスク対効果は、危険を先行させることでの脅しに活路を求めているのだろう。金正日体制も、残りの命の時間との闘いで必死なのだろうが、世界の皆が迷惑を蒙っている。困った存在だ。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時40分起床。体重、60.8Kg。曇り空。
 昨日の雅子はまずまずの安定した様子だった。呼びかけへの反応も前日よりは改善していたが、依然として不安がないわけではない。
 近いうちに期待される車椅子での散歩で、その際に使用するクッションについて、その幾つかの商品が見つかったので、近々、その使用の可否をチェックしてもらう予定である。

3.連載、難病との闘い(1224) 第五部 どこまで続くこの苦闘(2)

 はじめに(その2)
 今朝は、雅子が2001年2月に、指に異常を覚えて以来、今日までの9年間の主な症状の経過などを簡単な箇条書きでレビューしておきたい。
 1)2001年2月16日、左手の人差し指に力が入らないという異常を覚えた。
 2)2002年11月14日、大津日赤病院でパーキンソン病ではないかとの診断
 3)2003年10月16日、京都の吉田病院(仮称)に移る。
 4)2004年7月30日、お宮参りで初孫を抱いたのだが、手が震えていて気の毒だった。
 5)2004年12月30日、一考が単身生活にピリオドを打って、急遽帰郷。
 6)2005年1月15日、雅子がそれまで親しんだ車の運転を中止。
 7)2005年10月から1月までの3ヶ月間、鍼治療で京都に通う。
 8)2006年1月末からトロンの電子線照射治療。2007年中頃まで継続。効果は?
 9)2006年2月16日、通院の帰宅時に、西大津駅で転倒し足首を捻挫。
 10)2006年4月3日、お墓参りに行こうとして、玄関で義母を車に乗せようとして、自らが転倒して手首骨折。5月初めにギブスを外すが手首が変形、その後、徐々に、そして急速に身体の動きが難しくなり始める。いわゆる、パーキンソン病による悪化が、この頃から加速度的に進む。 
 11)2006年5月末から生活基盤をそれまでの2階から1階に移すためのリホームを行い、6月下旬には新しい1階の部屋での生活に移る。一考の介護は、この辺りから大変さを伴う。
 12)2007年12月10日、介護着き有料施設アクティバに移る。
 13)2009年6月21日、肺炎で琵琶湖大橋病院に入院。
 14)2009年7月8日、京都吉田病院に転院し、胆嚢切除、胃ろうの設置。
 15)2009年8月1日、一旦、退院して、アクティバに戻る。
 16)2009年8月21日、尿路感染で琵琶湖大橋病院に再入院し、現在に至る。この間、臀部の褥瘡の治癒を巡っても長い闘いの末、ほぼ完治。
 
 以上が主だった症状の変化とその都度執った対応である。この間の二人の闘いは、長くもあり、ある意味ではあっという間の闘いでもあった。(明日からは、「第五部 第一章 十年目の闘い」を連載します。)

1187 勝負手

 広辞苑には、勝負手とは「囲碁、将棋で、一局の勝負をかけて局面を展開しようとする手」とある。

1.独り言コラム
 子供手当て法案と高校授業料の実質無償化法案が昨日、衆議院本会議で可決されて参議院に送られた。同法案は直ちに参議院で審議され、月内に成立する見込みという。これで、高校無償化は来月から、子供手当ては6月から支給されることになる。
 このところ低落傾向が続く鳩山内閣支持率の中で、民主党が放った「勝負手」というべき二つの法案である。果たして、思惑通り、支持率の回復に繋がるのだろうか。
 総理の言う、子供を社会が育てるという理念は分からないことはないが、正直言って、借金してまでやらねばならないことなのかと云う点では、今一つピント来ない。
 先進国では既に行なわれているといわれると沙世「さよか」ということになるが、今までは、親達が一生懸命になって必死に育ててきていた訳で、その一部を税金でカバーしようと云うのだから、本当に子供のプラスとなるかどうかには疑問がある。心配な一つは、それまでは、そんな親の苦労に報おうとする子供の意識が強かったのだが、それが薄れてくるのではないかとの懸念を覚える。しかし、何と言っても最大の懸念は、財源だ。借金で賄うのだがら、付けは子供に回る訳だ。そういう意味では、何時までも借金を続ける訳にはいかないだろう。来年度以降の見通しは立っていないという。
 鳩山邦夫氏の離党届は、同氏にとっては、思い切った「勝負手」だったが、今一つ評判は良くないようだ。先行きの読みに齟齬がなかったか、今後の展開が極めて不透明だ。
 その後の同氏へのコメントには酷いものが多い。「あの人は、渡り鳥のようなもので、ちょっと季節はずれに飛び立ったようなもの」とか「何回目の離党だったけ?」「竜馬は私の好きな人物だけに、不愉快だ」「所詮、お金持ちのどら息子のお遊び?」などと揶揄されている。
 付いて来てくれると期待していた、与謝野馨、舛添要一、平沼赳夫らの各氏が、皆、慎重な様子見状態で、今や孤立状態である。さあ、どんな流れを作ってゆくのだろうか。掲げた新党結成に同調する人はまだ誰も現れていない。今や、放った「勝負手」が早とちりで終りそうなのが気の毒だ。
 プロ野球のパ・リーグが今週末に開幕する。日本ハムに一昨年入団した大物ルーキの中田翔選手(大阪桐蔭高校出身)が、昨日の中日とのオープン戦で2連続ホームランを放ってその存在をアピールした。中田選手にしてみれば、開幕一軍に向けて放った大きな「勝負手」だった。果たして、その成果は実るのだろうか。
 とにかく、高校時代に放った87本の本塁打記録は今も異彩を放っている記録だ。石の上にも三年というが、今年はその勝負の三年目だ。ファンも首を長くして待っている。期待して見守りたい。
 ゴルフの話題だが、あの石川遼選手の妹さん、葉子さんが今週デビューする。兄妹、姉妹、兄弟にもいろんな方々がいらっしゃるが、鳩山由紀夫、邦夫兄弟のようなちぐはぐでなく、浅田舞、真央の姉妹ような仲の良い兄妹のようで、遼と同じDNAの持ち主ということで大いに楽しみだ。13歳のゴルファーの放つ「勝負手」に注目したい。
 一方、あのタイガーウッズ選手が、4月のマスターズで復帰するそうだ。果たして、復帰第一線でどんな「勝負手」を見せてくれるのか、石川遼、池田勇太両選手の活躍と共に、ウッズのゴルフが注目で、楽しみな大会になりそうだ。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時半起床。体重、60.8Kg。今朝は少し寒い。「春は名のみの、風の寒さや」である
 昨日の雅子は、痰の多さに苦しんでいた。日によって痰の量が異なる。一考の呼びかけへの反応も乏しかった。どうやら、返答の意味での反応には、かなりのエネルギーを必要とするのかもしれない。帰り際には、頑張って、薄目を開けてくれたのだが、…。
 今朝方、雅子の症状が戻って、元気な雅子と楽しい会話を交わしている夢を見ていた。夢から覚めて、一考は、暫くはの落ち込みは、きつかった。

3.難病との闘い(1152)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(28)
 
 (2) 瞳という女(その23)
 そうなんです。相手の詐欺まがいの行為に、一考が執った対応は、なんと、恐喝まがいの脅しで迫る大胆な方法だった。シナリオとしては面白いのだが、こちらも脅しで迫る訳なので、法律的にはどっこいどっこいということになるのでしょう。そして、展開によってはかなりのリスクも心配される対応だった。これは、如何にも、一考らしくない、芳しくない法律ぎりぎりの反撃を選択したのである。一考にしてみれば、そのくらい言って脅してやらないと相手には通じないと考えたからで、自分の気持ちも、ここに来て、そうしないと治まらないほどたぎってきたからだった。
 要するに、敵は、初めから騙しが目的で、これはという鴨を見つけると、その弱点である男の下心につけ込んで、悪質なメール交換に誘導しながら、なるだけお金を使わせるのが狙いだったのだ。それだけに、つまらない質問を重ねて、いつも返事を求めるスタイルのメールを送って来ていたのである。一考はそういった今までのやり方に、抑え切れない怒りが込み上げて来るのだった。
 しかし、一考が渾身の怒りを込めて送信したメールだったが、相方の瞳からは、その日には何の返答も返って来なかった。相手にしてみれば、既に「一丁上がり」ということで、相手にする気がなかったのかも知れない。どうしても、気が済まなかった一考は、翌朝にも、同種のメールを送った。そこにも、前のメールと同様に「瞳という女性は架空の女性で、存在しないのでしょう。或いは、いたとしても、それはサイトの関係者じゃありませんか。あなた方は、会社ぐるみで私を騙したのです。決して、許しません。昨日のメールにも書きましたが、週刊誌に然るべく取り上げてもらって、あなた方の実体の暴露をしてもらうことにします。覚悟しておいてください」
 二度目のそのメールに対しても、無返答で反応がなかった。恐らく、これは無視されるのではと思い、更に同なじ主旨の内容のメールを2度ほと発信したと思う。そして、最後のメールには、「地獄に落ちろ!」と、一考らしくない、嫌味いっぱいの脅しの言葉をつけたのだった。
 そうしたところ、その翌朝の昼前になって、漸く、瞳から待望(?)の返信が届いた。(以下、明日に続く)

870 憲法記念日

 現行憲法も今年で62歳だ。筆者と同じ年代だけに、その改憲投票に参加してみたい気持ちは強いが、その可能性はほとんどなさそうだ。

1.独り言コラム
 憲法記念日と云うことで、テレビ各局もそれに因んだ番組を放映していた。面白かったのは「たかじんのそこまで言って委員会」とNHK特集「天皇と帝国憲法」だった。前者には安倍元総理がゲスト出演し、相変わらず喧々諤々で話題は大いに盛り上がった。後者は真面目な内容で、上杉愼吉氏の天皇主権説と美濃部達吉氏の天皇機関説との論争を改めて勉強させてもらった。
 なお、前者の委員会に出演している異色の山口もえさんだが、三宅久之、宮崎哲弥、勝谷誠彦各氏のようなそうそうたる論客の中で、そのぼやっとした彼女独特の発言は、まさに一服の清涼剤として実に効果的である。彼女のそのとぼけた発言、ジェスチャーなどは、彼女の地なのか、企んだ演出なのか、筆者は見分けがつかず戸惑っている。
 さて、その肝心の現行憲法だが、筆者も改憲が必要だと思っている。9条も自衛隊を国軍としてしっかりと位置づけ、日本の防衛と世界の安全に貢献するという役割を明確にすべきだと思っている。
 まだ時期尚早の話かも知れないが、その改憲の最終的な国民投票に関しての私見がある。それは、改憲すべき箇所が他にも幾つかある訳で、それらを別々に国民投票する方式を取るべきだと思っている。そのための準備などが少し厄介で、投票する国民も複雑で大変だろうが、原案の是非を一括で問う投票は避けるべきだと思っている。 
 そんな型苦しいことを言ってはみたが、筆者の存命中に、その投票日が来る可能性は殆どないと思う。そう思うと少し寂しい気がしないでもない。
 さて、GW真っ只中で、新型インフルエンザの恐怖が拡大していて、国民がどんな過ごし方をしているのかと注目しているが、高速道路の渋滞具合、或いは、海外旅国者の数が、前年比32%増という実情を見ていると、まあ、総じて健全な動きであろうと思う。皆、新型インフルエンザを気にしながらも、それぞれの過ごし方でこの長いGWを楽しんでいるようだ。インフルエンザの話題は少し騒ぎ過ぎのような気もしている。筆者の姉が、横浜でその可能性がある患者が見つかった段階で、横浜にいる次男のことに触れて、「大丈夫なの」と聞かれて驚いたのである。まさに、反応し過ぎの最たる事例だ。
 
2.プライベートコーナー
 4時起床。体重、58.8Kg。朝風呂に入る。外はどんよりしている。
 昨日の雅子は、訪問した際には珍しく椅子に座っていた。持参した次男からの母の日のプレゼントの「電子写真立て」に同封してあったスマートメディアをセットすると、組み込まれている孫の写真が、順次出てくるという仕掛けで、スイッチをオンにしておくと、24時間ローテションして写真を見せ続けてくれる。雅子は最初は一生懸命になって目を開けて見ていた。
 しかし、この日もトイレを終えると、ベッドで横になりたいという。4時になって好きなゴルフでも見るかいと起して上げようとしたが、このままでいいとずっと横になりっぱなしだった。棚の上に置いた写真立ては、その間も次々と写真を送り出していた。

3.連載、難病との闘い(835) 第三部 戦いはまだまだ続く(129)
  第四章  09年の新たな闘い(43)

 2 気分転換 (17)
 (3)もろもろ(その7)
 一考は趣味で500円玉を集めている。横浜に住んでいる頃から始めていて、もう15年以上になるが、当初は酔っ払ってタクシーで帰った際などに、お金が無くて、貯めておいた500円玉で支払ったこもと幾たびかあって、本格的に貯まり始めたのは、ここ10年ぐらいである。集めるといっても、なにも無理して集めているのではなく、現金で買い物した際にお釣りをもらったのを保管しているといったごく普通の貯め方である。ここに来て、それが積もり積もって大台に接近している。しっかりした木の箱に入れているのだが、一気に持ち上げるのには、容易ではない重さになっている。
 3月半ばだったが、母親に頼まれて銀行に行った際に、ちょっと気になる話に出くわしたので紹介してみよう。
 母親からは、二ヶ月に一度ぐらいの頻度で、預金を下ろしたり、預け入れたり、また両替をして欲しいと頼まれる。二年ほど前までは、本人を銀行まで連れて行って自らが手続きをすることを希望していた。厄介なのは、90何歳にもなっているので、ATM、銀行カードなどは、使おうとはしない。通帳記入でも、ATMに通帳を通すだけでできるのに、それを信用せず、窓口で頼まないと気が済まないのだ。
 しかし、何時までも母親を連れて行くのも大変になって来ていたので、一年ほど前にカードを再発行してもらって、その後は、一考がそれを使って代行している。あの「みずほ銀行」のような口うるさい窓口なら、他人のカードを無断使用したということで文句を言ってくるかも知れない。その点では、地元の銀行では、あまり深く追及せず、融通を利かせてくれているから助かっている。
 さて、ここで紹介しようとする話は、その両替時に知ったことで、両替には、一定枚数を超えると手数料が必要だということである。通帳を使って直接、窓口で降ろして両替する場合は手数料は掛からないが、一旦、ATMで降ろしたものを窓口に持って行って両替を頼むと、その規定が適用されるという。今までにも、何回か両替を頼んでいたが、たまたま、その規定枚数内だったのでは無料で両替してもらっていたので、そのことに気が着かなかったのである。具体的には、両替してもらう枚数が50枚を越えると手数料の対象になり、300枚までは105円、500枚までが210円、1000枚までが315円といった具合だそうだ。
 そこで気になったのが、一考が趣味で集めている500円玉の両替の場合なのだが、扱いは同様で、若し、2000枚、つまり100万円を両替すると、630円の手数料かかるというのである。しかし、それを預金する場合には、500枚までなら手数料はかからない。従って、4回に分けて預金すれば、手数料なしで預金は可能だと分かった。
 要するに、たとえ趣味であっても、何でも集めればいいというものでもないようだ。(本章は本日で終わり、明日からは、「第五章、季節は巡る」と題して、09年4月以降の雅子の症状を中心に連載する予定です)

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