プロフィール

相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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2737 絶滅

 ウイクショナリー(Wikitionary)では、「滅」という漢字は、会意形成文字で、サンズイの「水」+「烕」(メツ)、「烕」は「火」+「戌」(刃物で切る)で、火種を切って消すの意で、「水」を付して、水で消し去るの意を示すことから、その意味は、消える、消えてなくなる、滅ぶ(ほろぶ)である。

1.独り言コラム
 滅亡という言葉は、古今東西の歴史によく見かけるインパクトのある言葉である。例えば、世界史では、1100年以上続いた東ローマ帝国が、オスマントルコとの戦いに敗れて滅亡したのは1453年だった。今から651年昔のことである。一方、日本史では、栄華を誇った平家が、壇ノ浦の戦いで源氏に敗れて滅亡したのは、1185年の事だった。それらの出来事は、筆者の記憶の中では、今でも「滅亡」というインパクトのある言葉としてインプットされている。
 一昨日の各紙の夕刊に、ニホンウナギが、政府機関や科学者らで作る「国際自然保護連合」(IUCN)で絶滅危惧種に指定されたという報道があった。日本の食文化への大きな影響が心配される。その要因として、生息地の損失、乱獲、回遊ルートの障害と汚染、海流変化などがあげられている。なお、日本野生生物では、約350種が絶滅危惧種に指定されているという。
 今の日本の政治では、安倍内閣の輝きが凄くて、恰も、野党が消滅してしまったような感じさえある。とにかく、野党第一党の民主党の存在が希薄である。
 プロ野球の交流戦は終盤に入って来ているが、出だしのペナントレースで好調だった広島と阪神が、交流戦での成績が滅茶苦茶悪く、交流戦での優勝の可能性が、早い段階で消滅しまうという意外な展開である。その反面、オリックスの好調が目立っている。
 とにかく、「滅」という漢字は、滅亡、殲滅、絶滅、幻滅、陰々滅々、等の暗い、良く無い意味で使われることが多いが、中には、滅法強い、滅私奉公、滅茶苦茶、滅多にない、といった、いい意味でも使われることもある。
 なお、目下、筆者は、ゴルフの全米オープン二日目の中継を見ながら、このブログを書いているが、日本期待の松山英樹選手が、滅茶苦茶しっかりした戦いをしており、前半の8番を終わって、-2のスコアで、4位タイで上位争いを演じている。頑張れ! 松山ということで、この後の戦いを見守りたい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も、雅子の症状は安定していた。午前中には、口腔クリーニングを受けていたし、午後には、固まっている腕の屈伸運動をしてあげた。顔つきは穏やかだった。

3.今朝の一考
 3時に起床。体重63.0Kg。今日のお天気は曇り一時晴れの予報である。

4.「月の沙漠」PRコーナー 連載第13回
 今回の発売をサポートする宣伝計画は、文芸社では通常の毎日新聞での7月度の発刊新書の一斉広告とその中で、14冊にフォーカスしての広告の他、全国に500店近くある紀伊國屋書店の電光掲示板でのPRが7月から3か月間行われるという。しかし、これらがどの程度販売に結びつくかは、神のみぞ知るの世界である。(以下、明日に続く)
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2734 ほうちょう

 この言葉から、放鳥、訪朝、包丁、訪庁などの言葉が思い浮かぶ。

1.独り言コラム
 昨日の毎日新聞朝刊のコラム「余禄」で、「ニッポニア・ニッポン」の学名をもつトキの話題を取り上げていた。それによると、江戸時代には、東海道沿いの各地でもトキが見られたという。しかし、その後、明治に入っての乱獲で絶滅の危機に追い込まれたが、6年前からの佐渡で始まった放鳥が成功し、今では「放鳥3世」の巣立ちが相次いでいるという。環境省によれば、島内の自然界で1年以上生存して、定着したと数えられる個体が72羽にのぼるという。関係者の努力の積み重ねで、どうやら、トキの絶滅は免れたようだ。放鳥の成功を喜びたい。
 小泉元総理の2度目の訪朝から既に10年が過ぎた。しかし、拉致問題は、その後も頑として動かなかったが、先日、スエーデンで行われた日朝協議で、大きな山が動き出そうとしている。うまくゆけば、この8月にでも、安倍晋三総理の訪朝が実現し、何人かの拉致被害者の帰国もささやかれている。北朝鮮のトップが金正日総書記から、金正恩第一書記に代わったことが、歴史を大きく変えようとしているようだ。拉致被害者家族にとっては、時間との戦いでもあり、一刻も早い朗報を期待していることだろう。
 さて、今国会も22日で閉幕する。残された大きな問題は、TPPと集団的自衛権の取り扱いだ。戦後70年近く、現憲法下で金科玉条の如く扱われてきた憲法9条の解釈について、今、新たな解釈が加えられようとしている。安倍総理が掲げている、戦後レジームからの脱脚のために、思い切ったメスが入れられようとしているのである。さあ、どう展開してゆくのだろうか。少し言葉遣いが粗雑になるが、メスの大きな刃物が包丁である。安倍総理が握る包丁の切れ味に期待したい。
 なお、今朝の話題から外れるが、昨日の本欄で取り上げた、今日行われるはずだった、MLBの岩隈久志―田中将大(マー君)の元同僚同士の直接対決は、雨のために成立しなくなった。「ほう、ちょうかい?」なんてダジャレていても仕方がない。余計な神のいたずらである。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 穏やかな症状が続いている。この日は入浴日だったが、何の問題もなくOKだった。かつては、体温の変動が大きく、入浴の時間直前で高くなることが多くあって、はらはらしていていたが、今はそんなことは、ほどんどなく、嬉しい限りだ。
なお、この日の大井先生の回診で、6月いっぱいで交代するというお話だった。よくやって頂いた先生なので、ちょっと寂しい。

3.今朝の一考
 1時過ぎに目覚め。入浴。そしてこのプログを書いている。これを書き終えて、少し眠るつもりだ。6時での推定体重は、63.0Kg。今日のお天気の予報は雨のち曇りである。

4.「月の沙漠」PRコーナー 連載第10回
 頂いたもう一人の元社長の手紙には、全部は読んではおらず、前半少しと、最後のエピローグとあとがきを読んだがという前置きで、「前回の作品、『執念』ではなかった感動がある」という嬉しい内容だった。口数の少ない、ストレートな表現をされない方だが、珍しくほめていただいたようだ。(以下、明日に続く)

2533 つる

 単純な言葉だが、この言葉から連想、派生する言葉は意外に幅が広く、多岐に渡っている。

1.独り言コラム
 金沢の兼六園で、冬支度である「雪吊り」作業が始まっている。雪が積もることで、樹木の枝が折れないように、雪害から守るための作業であり、今や北陸の風物詩の一つである。このニュース映像を見ると、「冬が近づいているのだなあ」と実感させられる。この雪吊りは俳句の季語にもなっていて、多用されている。
 この吊るという言葉からは「足が吊る」とか「肩が吊る」といった言葉を連想するが、最近、筆者は、寝ている時に足が吊って、酷い痛さに悩まされることがある。その話をしていたら、ある方から、漢方薬の紹介を受けた。確かにその効果はありそうで、起こりそうな予感を覚えた際には、事前にこの薬を服用することにしている。
 スポーツでは、大相撲の「吊だし」、体操の「つり輪」などの言葉を連想する。昔、角界に「明武谷」という身長の高い力士がいて、「吊だし」を得意としていたのを思い出す。
 一方、同じ発音の「つり」だが、「釣り」という言葉がある。西田敏行さん主演の「釣りバカ日誌」という大ヒット作品を思い出すが、筆者は一度も見たことがない。
 買い物をした際の精算時にもらうおつり、英語でいうChangeは、この「釣り」である。他に「釣り合い」他人に誘惑されて自分も同じ行動をする場合のつられるは「釣られる」と書く。
しかし、「つりあげる」の場合は、「重いものを吊り上げる」と「魚を釣り上げる」といった具合にものによって使い分けている。
 話は脱線するが、英語の「ツリー」も発音からは同じ仲間にある言葉(?)としておこう。
 他に、「鶴、弦、蔓」更には、人名の「都留」さんなどの言葉、名前も思い浮かぶ。また、頭か禿げていて「つるつる」、廊下が滑るようで「つるつる」といった表現もあるが、この場合はひらがな表示のようだ。
 さて、今年話題になったオリンピックの招致活動で、重要視されたロビー活動は、言ってみれば、各国のIOC委員を如何にうまく東京に投票させるかという意味では、地道で丁寧な「一本釣り」工作の事である。日本人には、苦手だと言われていたこのロビー活動も、今回はしっかりと行われたという。
こういった一本吊り工作は、昔の総裁選などで多く見られ、多額のお金が飛び交ったことがあった。その際に、その金額によって、ニッカ(2本)、サントリー(3本)、オールドパー(8本)などといった具合に揶揄して呼ばれていたのを思い出す。なお、筆者は、一本がいくらであったかはよくは知らない。
 言うまでもないことだが、この種のお金などをばらまいた形で、政治、経済を動かすと、これは贈収賄の犯罪行為となる。蛇足だが、少なくとも、安倍総裁選出に関しては、そのような違反行為は一切なく、民意が反映されての堂々の勝利だった。なお、安倍総理が推進している「アベノミクス」は、他国を巻き込むような経済的な効果を生んでいるようで、高度な「吊り戦術」と言えそうだ。ここに来て、日本の株価は再び上昇気配で、もしかしたら、近いうちに16000円台に届くかもしれない。釣り気分でじっくり楽しんでみたい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 朝から症状も安定していた。午後には車椅子に乗せて上げたが、この日はテレビ画面に視線を送ることはなかった。

3.今朝の一考
 3時50分起床。体重、63.1Kg。今日のお天気は一日中晴れの一日のようだ。

2403 投げる

 単純な言葉だが、意外に幅広い世界で、多様な意味で使われている言葉である。

1独り言コラム
 兵庫県宝塚市の市役所で三日前に起きた放火事件で現行犯逮捕された容疑者は、火炎瓶を職員に向けて「投げつけた」ことで、殺人未遂の容疑での立件をも視野に捜査が行われている。犯行の動機は固定資産税を滞納したことで、自宅マンションを差し押さえられたことに腹を立てて起こした犯行である。この事件で2200へーべが燃焼し、被害総額は、およそ1億5千万円の損害を出した。酷い話である。
 ところで、「投げる」という言葉から、連想されるものとしては、先ずはスポーツを連想する人が多いと思う。中でも、野球を連想する人が多いだろう。昨日も阪神の藤浪晋太郎投手が甲子園で力投し、甲子園での負け無し記録を15に伸ばし記録更新中だ。一方の横浜DeNAは、1点をリードしていたが、新井良太選手の満塁ホームランを食らって大量点を失って逆転されたが、そこでゲームを「投げず」に頑張って、最後まで観客を楽しませたのは立派だった。なお、ライバルの巨人が中日に連敗したため、阪神は1.5ゲーム差に迫っている。オールスター戦までにトップの入れ替わりがあるかもしれない。
 さて、野球以外で「投げる」と言えば、陸上の投てきがある。砲丸、槍、ハンマーの3競技はオリンピック種目である。日本人選手では、室伏広治選手のハンマー投げは世界レベルであるし、槍投げの村上幸史選手も十数年に渡って日本選手権で優勝している常連だ。昨年のロンドンオリンピックでは、新たにディーン元気選手が脚光を浴びたが、今年は低迷している。砲丸投げは日本人には向かないスポーツのようだ。
 スポーツ界では、他にも、相撲、柔道、レスリングなどでは、「投げ技」は勝負を左右する大事な業である。今行なわれている大相撲夏場所では、横綱白鵬が38連勝中で、何処まで白星を伸ばすか、ちょっと心配である。今場所に横綱の可能性が期待された稀勢の里関は、あっさりとその大事な勝負を「投げて」しまった形となっただけに、せめて白鵬に土をつけて、双葉山の69連勝をも守って欲しい。
 一方、趣味の世界の囲碁、将棋で、負けた側が「負けました」と言ったり、駒台に軽く手をやって、頭を下げて負けの意思表示をするが、それを一般的には「投了」という。
 建築業界などで、大きな物件を受けたゼネコンなどが、下請けにその仕事を回すことを「投げる」と言った言い方をする。
 心を痛める言葉だが、自らが身を「投げる」事件、自殺がある。いじめによる自殺のケースでは、、マンションンなどの高いところから飛び降りる事例が後を絶たない。
 そういえば、次の日曜日は参院選挙の日である。清き一票を「投じる」という言い方もある。3年間のだらしなかった民主党政権に辟易しているし、期待していた日本の維新の会も風俗の一言でこけてしまったが、この闘いを「投げず」に最後まで戦ってほしい。
 申し上げるまでもないことだが、有権者も、棄権せず、貴重な一票を「投じて」新たらしい日本の誕生にかけて欲しい。なお、筆者は、既に期日前投票を済ませている。21日のPM8時の開票速報報道を楽しみにしている。
 
2.難病との闘い、昨日の雅子
 朝から熱があった。どうやら23回目の炎症が起きたようだった。直ぐに座薬などを使ってクーリングをして頂き、先生の診断も受けて、抗生剤の投与に切り替えて頂いた。その効果もあって、夕方には平熱に戻ったが、一日中痰も多くあって、息をするのが苦しそうで、大変気の毒な一日だった。炎症の起きる間隔が、段々と短くなって来ていて、心配である。

3.今朝の一考
 3時10分起床、体重は62.4Kg. お天気は曇り&雨ですっきりしない一日のようだ。

2306 鉄

 英語では「iron」で、元素記号は「Fe」原子番号が「26」の元素である。鉄道、鉄橋、鉄筋、鉄砲、鋼鉄などの熟語が思い浮かぶ。

1.独り言コラム
 鉄の女と呼ばれていた英国最初の女性首相だったマーガレット・サッチャーさんが亡くなられた。87歳だった。筆者の印象に残っていることでは、フォークランド戦争で、果敢に応戦して自国の領土を守ったことである。日本では考えられない11年という長期政権だった。強い女性がいたものだと思う。オレルアンの少女、ジャンヌ・ダルクを連想する。
 昔、鉄のカーテンと言えば、ソ連の政権の秘密主義を指していたが、ロシアになってからは、そういう言い方は姿を消した。
 日本では、読売ジャイアンツが9連覇を果たした頃は、哲のカーテンの存在が有名だった。川上哲治監督の戦略が徹底して秘密主義だったことからそう呼んでいたようだ。恐らく、報道陣をシャットアウトするような対応が多かったのだろう。哲のカーテンは、文字こそ違うが、鉄壁の秘密主義だったことで、鉄のカーテンに相通じるものがある。
 先日、今季初の登板で、鉄壁の投球を見せて、完全試合にあと一歩に迫ったダルビッシュ投手だったが、昨日の今季2度目の登板では、立ち上がりから乱調で、5回までに3失点するお粗末な内容で、あの鉄壁の投球内容とは別人のようだった。それでも、レンジャーズ打線のおかげで、2勝目を頂戴したのは幸いだった。薬指をすりむいたようで、鉄壁に傷が入ったようなのが、ちょっと心配である。
 他に同じ発音の「てつ」には「更迭」「徹底」「哲学」などの「てつ」が思い浮かぶ。更迭劇では、あの小泉純一郎総理が田中真紀子外相を切った事例が、徹底の徹では、大阪市長の橋下徹氏、徹子の部屋の黒柳徹子さんの名前が、哲学の哲では、評論家の宮崎哲弥氏の名前を連想してしまう筆者の今日この頃だ。
 サッチャーさんのご冥福をお祈りします。
 
2.難病との闘い、昨日の雅子
 前日と同様で、症状は安定していた。午後には1時間ほど車椅子に乗せて、リラックスさせてあげた。この日から、磁力を応用したメモレというボードを使って、文字による意思伝達を試みている。この日はほとんど目を開けなかったので、うまくはいかなかった。

3.今朝の一考
 4時20分起床、体重は、62.5Kg,今日のお天気も晴れもよう。

2295 繋がり

 野球では、ヒットが出ても得点に繋がらない場合は、ヒットが散発に終わったという表現をする。打線の繋がりが勝敗に大きく繋がっている。

1.独り言コラム
 安倍総裁の誕生前の株価は8800円台だったが、安倍総理の誕生でアベノミックスが話題になると急上昇し、12600円台まで大幅に上がって来ていたが、ここに来て少し低迷、後退の動きにある。その要因の一つは、欧州のユーロ不安にある。ギリシャの財政危機に端を発したユーロ不安は、最近になってキプロスに飛び火、更にはイタリアにも財政不安が生じているようで、その影響が懸念されて、低迷、下落につながっているようだ。
 とにかく、世界は一つの大きなネット網で繋がっていて、世界の何処かでマイナス要因の動きがあると、それに即座に連動して動くのである。そういう意味では、株価は世界の微妙な動きを反映する鏡のようなものである。
 甲子園のセンバツ高校野球では昨日からベスト8入りをかけた戦いが始まっている。大阪桐蔭の春、夏、春の3連覇が注目されているが、昨日は北海道の遠軽に圧勝して、無難に2回戦を突破した。福井の敦賀気比高校は既に3勝してベスト8入りを果たし、大いに気を吐いている。いずれも打線につながりが出ているのが心強い。
 一方、今日からプロ野球も開幕する。相変わらず、新聞各紙では記者たちの今期の予想順位が出ているが、毎日新聞の予想では、セ・リーグでは巨人が群を抜いているようだ。一方のパ・リーグでは混戦模様だが、ソフトバンクが有望だという。しかし、日本ハムを一位に挙げている人はいなかった。長いペナントレースだから、投手陣の層の厚さが大事だが、打線のつながりでの強さも無視できない。どこのファンでもない筆者には、時間つぶしには役立つだろう。
 神戸大震災の時もそうだったが、東北大震災でも人々のつながり、つまり絆の大切さが話題になっている。政治のサポートは時間がかかって遅く、水臭いものだが、苦しい時に出来た人々のつながり、絆は一生もんである。時には、生きる力を、時には悲しみを共有し、時には共に喜び、励まし合う。人間同士の絆ほど素晴らしいものはない。
 古い話で恐縮だが、1991年6月20日、今から22年前のことだった。東北新幹線と上越新幹線が東京駅に乗り入れたのである。それまでは、東北、上越からは、上野駅が東京の玄関だったのだが、遂に表玄関の東京駅に繋がったという歴史的な日であった。
 この日、筆者は、たまたま前日が仙台出張だったので、この日の仙台発の始発の電車に乗ったのだが、多くの記者からの取材を受けた。インタビューの模様はテレビのニュースにも出たそうだが、日経の夕刊には名前入りで記事にしてもらっている。そこには「こうしたつながり、コネクションの便利さが、日本の発展を支える原点になるのでは」と答えていた。今は、昔の話である。
 とっとちゃん、こと黒柳徹子さんがユニセフ親善大使として30年目を迎えた。毎年世界各地を飛び回り、今年3月中旬に訪れた南スーダンがちょうど30か国目だそうだ。1984年にタンザニアから始めたこの活動が、ここまで続けられていることに敬意を表したい。毛糸の編み物を編むように一つ一つの国を世界の輪の中につなげてゆくような活動であり、地道な中にきらめく物がある。徹子の部屋だけでなく、徹子の親善大使も、つなげるという意味で大きな仕事である。
 世の中には、悪のつながりもあるが、善意、前向きのつながりは大歓迎である。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 朝、病室に顔を出すと、痰が口から溢れていて、パジャマ、シーツまでがびっしょりの状態だった。慌てて、その処理をし、吸引をお願いした。
 ほっとしたところで朝の検診があって、38.8度の高熱にびっくり。また炎症の勃発だとの不安。いつもの通り、血液検査、尿検査、X線撮影の結果、やはり、軽い肺炎であることが判明。アイスノン、座薬を使ってのクーリングなどで大変な一日だった。しかし、午後遅くには熱は37度台に戻っていた。
 3時前には、実兄夫妻のお見舞いがあったが、本人は大変だったようで、反応は今一つだった。

3.今朝の一考
 2時起床、体重は、62.2Kg,今日のお天気は一日中曇りの予報である。

2286 南海

 近未来に起きると言われている南海トラフ地震の話題がびっくりするような数字を叩き出している。あまりに大き過ぎる数字に怖いというよりも、別世界の話のように響く。今朝は、南海という言葉の連想を楽しんでみよう。

1.独り言コラム
 昨日の新聞各紙の一面のトップは、ほとんどが南海トラフを震源とするM9.1の巨大地震が起きた場合の被害額の試算結果を扱っていた。内閣府の専門家作業部会が試算したもので、被害額の最大が220兆円だという。国家予算の2年分を超えるとてつもない被害である。しかも、この試算には原発事故は考慮していないというのだ。あまりにも数字が大きいので、ピンとこないと人も多かろう。東日本大震災のおよそ10倍超という。都道府県別では、もっとも大きい被害が出るのは静岡県だという。
 近未来というのは、ここ10年、20年の単位で起きる可能性があるというのだろうが、筆者は、もう年なので、無理して生き延びようとの考えもないので、正直、あまり気にせずこの試算を眺めた次第である。とにかく、南海トラフは、阪神のトラとは大違いに怖い存在だと認識を新たにした程度の受け取り方に止めた次第である。
 ところで、南海と言えば、いくつかの連想が脳裏に浮かぶが、その一つは、南海電鉄が親会社だった南海ホークスである。近鉄、阪急、阪神、西鉄らの電鉄チーム(後に国鉄も加わる)がプロ野球のチームを持った電鉄の全盛時代があったが、その中で鶴岡監督の率いる南海ホークスは強かった。後に王貞治に次ぐ歴代本塁打ベスト3の野村克也、門田博光らのホームラン打者を輩出している。今は、福岡ダイエーホークスを経て福岡ソフトバンクがその系譜を継いでいるが、そのカラーはかつての南海ホ―クスとは全く違う。そういう意味では、今や南海ホークスは鬼籍に入っていると言えよう。
 芸能界に南海キャンディーズがいる。吉本興業に属する漫才コンビである。筆者はこのコンビの漫才を見たことがほとんどない。女性の山崎静代さんが、昨年、ロンドンオリンピックを目指してボクシングをやったことで話題を作ったが、芸能界での活躍はそれほどでもないようだ。
 昔の歌謡界のヒット曲に、橋幸夫が歌った「南海の美少年」という歌があった。佐伯孝夫、吉田正さんの名コンビニよる作品で、天草四郎のことを唄った曲だ。ちょっとした味のある歌で、筆者もかつて口ずさんだことがあった。
 南海の孤島と言えば、イースター島で、モアイ像が有名で世界遺産に選ばれている。チリ領である。
 ところで、日本の最南端の島である沖ノ鳥島を忘れてはいけない。南海の孤島ではないが、東京都小笠原村に属する島で、排他的経済水域の観点から、日本には貴重な島である。今や海中に沈まんとするのを懸命に守っている日本である。
 
2.難病との闘い、昨日の雅子
 症状も安定していて、入浴もOKだったし、総じて全体として無難な一日だった。困ったことは、親指の震えで、他の指を強烈に圧迫するのがすごく痛いようで、その痛さを緩和するためにクッションを挟んでいるのだが、これを介護中に失くす(趣旨が分からず、うっかり捨てちゃう?)ことが続いていて困っている。雅子が声を出して痛さを訴えることから、そのクッションが無くなっているのを知るのだが、…。

3.今朝の一考
 4時半起床、体重は、62.1Kg,今日のお天気は曇り一時雨の予報である。

2284 思惑、駆け引き

 戦いは、表の舞台では、双方の力、技のぶつかり合いだが、水面下では、双方の思惑、駆け引きが激しく交錯する。そういう意味で、駆け引きは裏部隊での主役でもある。

1.独り言コラム
 駆け引きは、政治やスポーツだけでなく、広い世界で展開される裏舞台での主役である。それらは、国家間の外交の裏舞台で、政党間の協調、妥協、連立などの協議で、また企業間の提携、場合によっては談合と言った側面で、更に、男女間であれば恋愛、失恋、結婚、離婚のプロセスでの裏舞台で行われる裏のドラマである。
 いま話題のTPP協議参加表明は、その典型的な駆け引きが裏の主役の一例だ。国内の農業団体の思惑、アメリカを始めとする参加国のし烈な思惑が交錯している。自民党では、参加することで、参院選に勝てるとの思惑が大きな決断の要因のようだ。今朝の新聞各紙の世論調査では、自民党の思惑通りの結果になっている。しかし、落としどころが難しく、自民党の読みは、その思惑通りに落ち着くのだろうか。
 尖閣を巡る中国との虚虚実実の駆け引き、竹島、北方4島を巡る関係でも、それぞれの相手国との思惑は激しくぶつかり合っている。そんな中で、中国の習近平主席は、外務大臣に元日本駐在大使の王毅氏を選任した。これをどう読むか、中国の思惑を巡っていろんな憶測が飛び交っている。また、韓国の朴槿恵新大統領の登場で、双方の読みはどうなるか、未来志向と言った意味のない言葉を駆使しながら、その思惑のぶつかり合いは激しく交錯しているようだ。
 2020年のオリンピック東京招致でも、最後は舞台裏の駆け引き、ロビー活動がカギを握っているという。その点で日本は一歩遅れているようだが、大丈夫なのだろうか。
 読み比べでは囲碁、将棋は典型的なゲームで、指運もあるが、双方の読み比べが勝負に直結することが多い。スポーツも然りで、実力のぶつかり合いとは別の側面での駆け引きが勝負を支配することが多い。
 また、配下の選手や部下を育てるための手段としての駆け引きもある。日本ハムは、二足の草鞋を履く大谷翔平選手を育てるためにスタメンでの起用を続けているが、昨日の中日との試合で、遂に同選手がホームランをかっ飛ばした。やはり、並みの選手ではなさそうで、その育て方における駆け引きは大事なポイントだと思う。首脳陣もある程度の忍耐が必要だろう。
 さて、今日行われるWBCの準決勝で日本はプエルトリコと対戦するが、敗者復活戦のない一本勝負で決着する。振り返ってみると、今までの侍ジャパンの戦いは、第一次予選の3試合、第2次予選の3試合ともに、それぞれの試合は一回負けてもいいという環境下での勝負だった。そういう意味では、今日の試合は負けたら終わりという厳しい試合である。相互に水面下での駆け引きが進んでいると思われるが、果たして、日本は実力を発揮できるのか、その展開が楽しみである。
 そして、ちょうど今(午前3時半)米国女子ゴルフツアーの最終日での宮里藍選手のプレーが始まった。昨日まで4打差という大きな差がある戦いで、宮里さんは余裕を思った戦いが出来そうだ。そして、依然として好調を維持しているようで、早速、2番のロングホールでバーディを奪っている。2位のアメリカのステーシーもバーディを取っているので、その差は依然として4打をキープしている。どうやら、宮跡藍さんの今期の初優勝は間違いないだろう。この試合に関する限り、余計な駆け引きは不要である。
 ところで、このブログの推敲中に、5時20分現在、プレイは8番まで進んでいるが、その後、ステーシーは1打差を詰めているが、依然として3打差あり、追いつくことはできないだろう。アンチ宮里藍ファンの筆者は諦めの心境である。参った! 参った!

2.難病との闘い、昨日の雅子
 炎症は治癒、安定した症状に戻った。指の痛さには、看護婦さんが少し多く目のクッションを作ってくれた効果で、痛がりは大きく減少した。中には親切な木のつく看護婦さんもいらっしゃる。感謝である。

3.今朝の一考
 2時起床、入浴、体重は、61.8Kg,今日のお天気は曇りのち雨の予報である。

2280 盗む

 一般には、非難されるべき行為だが、幾つか絶賛を浴びるケースもある。江戸時代半ばには、鼠小僧、次郎吉という窃盗人生を送った有名人もいたが、…。

1.独り言コラム
 先日のWBC第2次予選の台湾戦で、侍ジャパンは土壇場の9回で同点に追いついて逆転勝ちにつなげたが、この同点の足掛かりとなった鳥谷敬選手の2盗が大きな布石だった。失敗したら試合終了という大きな賭けだったが、そこには計算された成功を読んでいたという。もちろん、同点打を叩きだした井端弘和選手の一打が、その試合の最大のヒーローだが、鳥谷選手の盗塁は陰の大きなヒーローだった。高が盗塁、されど盗塁の果敢な攻撃だった。その果敢な「盗塁」に絶賛が列島を走ったはずだ。
 小泉純一郎総理が、初めて北朝鮮を訪問し金正日総書記と会談したあの歴史的な日朝会談で、先方の仕掛けた盗聴を逆用した日本側の戦術はお見事だった。それは午前中の会談を終えての控え室でことで、同行した当時の安倍晋三副官房長官が、この部屋が盗聴されていることを承知の上で「拉致を認めないならば、共同声明にサインせずに帰ろう」と話して、相手にこちらの意向を伝えたことだった。その結果、午後の会談の冒頭で、彼らは拉致を認めたのである。実にお見事な戦いぶりだった。この盗聴の逆用が、5人の家族の帰国のきっかけとなった。改めて思うのだが、安倍官房副長官の素晴らしい誘導発言だった。
 大相撲春場所が始まっているが、解説を聞いていると、親方たちは、早く自分や先輩力士の業(わざ)を盗めと教える。教えられた力士は、懸命になってその技を盗もうとする。こういった技を盗んで自分のものにする世界は、スポーツ、芸術、芸能の世界では多い。
 上記のような事例は、盗むという行為、その逆用が絶賛された数少ない事例である。一般的には、窃盗、盗聴、盗撮、盗作など全て許されない犯罪行為である。
 世界的な話題になった事件では、1972年から1974年に起きたニクソン大統領のウォーターゲート事件の盗聴事件がある。敵の民主党本部に盗聴器を仕掛けた大胆な事件だった。その時にかわされた会話の品のなさも話題だった。結局、この事件で同大統領は辞任した。
 また我が国に関する事件では、韓国の李承晩大統領が1952年に、勝手に自分たちの領域を示す、いわゆる李承晩ラインを引いて、竹島を理屈抜きに奪ったけしからん「盗島」事件がった。それ以来、韓国は竹島の実効支配を続けていて、昨年の夏には、李明博大統領が上陸して話題を呼んだ。司馬遼太郎の「国盗り物語」は有名だが、卑劣な「島盗り事件」は許されない。
 他にも、日本の技術を盗む行為は、中国では頻繁に行われているようで、いわゆる知的財産権という考え方を理解していないといった失礼極まりない国で、厄介な相手である。言ってみれば、日本は隣国から盗難や垂れ流しに遭っている気の毒な国でもある。
 一方、卑猥な話では、女性のスカートの中を盗撮する行為はよくある話で、先日は警察関係の方が逮捕された事件があった。その他にもラブホテルからの盗撮などもネットの世界では人気があるという。
 ユーモラスな事例では、北海道の石屋製菓の「白い恋太」と吉本興業の「面白い恋人」で、パロディ的な盗作事件で裁判になっていたが、先月、双方が和解して決着がついた。
 最後に、筆者が犯した盗みを紹介しておこう。それは、毎日妻の付添いで通っている病院で、時々、時間を見つけてコンピューターで記録を取ったり、ドギュメントを書いたりしていたのだが、病院内で患者のため以外に電気を使うのは禁止となっている。それを知らなかったことで、「盗電」だということで、先日注意を受けた。東電は悪い会社だが、盗電も悪い。このため、病院内での電源を使ってのコンピューターの使用が出来なくなった。仕方なく、バッテリーを買うことにしたのだが、これがまた高いのにびっくりである。
 要するに、野球の「盗塁」以外はの「盗み」は犯罪なのだと思った方がいい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 午前中は特に目立った異常はなかったが、午後になって急に発熱、38.5度に上った。直ちにクーリングする一方で、X線撮影をしてもらった結果、やはり少し炎症が出ているという診断だった。直ちに抗生剤の投与が始められた。この際、点滴を設置するのだが、これが雅子の血管がなかなか浮き上がって来ず、大苦戦、この道のエースの看護婦さんが何とか設置に成功、ほっと一息であった。
 その一方で、相変わらず、指が痛いのか声を出すことが多く、その対応に苦労している。とにかく、今朝の様子がどうなっているか。少し心配である。

3.今朝の一考
 3時半起床、体重は、62.1Kg,今日のお天気は、曇り後晴れの予報である。

2278 甘い

 甘辛といった具合に本来は味を示す言葉だが、各方面でいろんな意味で使われている。総じて厳しさが欠けていると指摘している場合が多い。

1.独り言コラム
 初日、横綱、大関が揃って白星スタートした大相撲春場所だったが、昨日の2日目は、早くも大荒れで、3大関が揃って敗れた。中でも、日本人横綱が期待されている、稀勢の里と琴奨菊の二人の大関が脆くも敗れてしまった。ラジオの解説の舞の海さんは、稀勢の里の「脇が甘い」と手厳しい指摘だった。
 脇が甘い、詰めが甘い、攻めが甘いといった甘いは、訓練不足、力不足の意味で、もっと、もっと鍛える必要があるという意味である。
 普通、甘い、辛いは、前置きで述べたように、味を表す言葉である。食べ物に、甘納豆、甘栗、甘夏、甘菜(なずな)甘海老などは、その味を表している典型的な食べ物である。
 しかし、この言葉は、そこから転じて、いろんな分野で多用されている。だが、その表すところは、きちんとした定量的なものでなく、その度合いという観点からは、幅を持った曖昧な表現である。 冒頭に挙げた相撲の事例のように、訓練不足を表しているほかに、野球の試合が終わった後の打者のインタビューで「甘い球が来たので、それをしっかり捕えた」といった表現はよく耳にする言葉である。この場合は、球のコースが甘かったり、球速が甘かったりする場合を指しているが、いずれも厳しさが足りなかった球を指しているのだが、その甘さの程度はきわめて曖昧だ。
 甘えん坊、とか、子育て、教育で、指導が「甘い」といった表現も多い。筆者も中堅管理職だった頃は、指導が甘い、部下に甘いと盛んに言われた実績を持っている。私の考えは、いいところを伸ばしてあげて、弱いところを直すという考え方だったので、上司と合わなかったことが多かった。話は大きく飛ぶが、鳩山由紀夫元総理でたびたび話題になったお母さんからのお小遣いも、その種の揶揄の一因である。これらは厳しく育てていない場合を指しているが、その具体的な程度は、やはり曖昧である。
 他に、判断が甘い、行動が甘い、と言った至らなさを指摘する場合もある。先の大災害での管直人総理の対応は、その最たるものであった。3年目に入った被災地の復興具合は、ほとんど進んでいないという。甘さも甘さで、このままでは復興は夢である。管直人、野田佳彦の民主党政治の甘さが、あまりにも目立ちすぎる。安倍政権に期待したいのだが、どうだろうか。
 また「甘い囁き」に誘われて、つい手を出してしまうといった表現もある。酒井法子さんが薬物に手を出したのも、そんな甘い囁きがあったからではなかろうか。
 唯一、いい意味で遣われるのが、ジャニーズ系の男どもに「甘いマスク」という表現がある。筆者は言われたことはないが、二枚目を指している場合が多い。しかし、この場合も厳しさに欠けているという点では、上記の事例とその根っこは同じである。
 今や、株価は上向きで突っ走っているが、世の中そんな甘くない。アベノミクスという魔術も、その効果は、もういっぱいいっぱいであると思う。産業の上向きの実績がついて来ないと、一気に崩れてしまう危うさを内包している。
 いずれにしても、たまには甘い夢でも見てみたい今日この頃である。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日の雅子は一日中寝たままだった。熱はなく、痰もそれほど多くなく、症状は安定していた。最近、様子を見て口の中の掃除をしてあげている。何となく、気持ちよさそうだ。

3.今朝の一考
 3時過ぎ起床、体重は、62.2Kg,入浴、今日のお天気も晴れの予報である。午後には、暖かさが少し戻るようだ。
 なお、体重は、5時半時点での換算値を書いている。起床が2時頃であれば、2~3百グラム高く出ている。つまり、この間にそれだけのエネルギーを使っていることになる。
 余談だが、米国は今週から夏時間のようだ。

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