プロフィール

相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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3771 シャープ&東芝

 株価へのトランプ効果もここに来て、どうやら息切れのようだ。筆者は、かつてのヒーローだったシャープと東芝株の動向に注目しているのだが、…。

1.独り言コラム
 ここ数日のシャープ株の動きがおかしい。何か異変が起きている。3営業日で一気に150円も下げた。30%に及ぶ大暴落だ。一時は2桁まで落ちていたシャープの株価だったが、昨年末に鴻海の傘下に入って以降、順調に株価を上げて、先日は504円まで上げたのだが、昨日の終値は365円まで下げていた。何が起きているのだろうか。個人株主の利益確定売りが進んだとの見方があるようだが、それにしても下がり過ぎだ。▲日経平均の動きは、トランプ以降、一時は、19500円近くまで上昇したが、その後は息切れ状態で、最近は、19000円を上下する動きが続いていて、ここ数日も一進一退である。しかし、どちらかと言えば下げの傾向が強く、18500円も見え隠れである。円高も今朝は109円台に進み、言ってみれば、東証株価の環境は芳しくない。▲一方、満身創痍の東芝は、昨日、三度目の正直で、先延ばししていた決算報告を行った。しかし、監査法人のお墨付きなしという。▲一方で、国が率先して、半導体の受け入れ先を国内の同業界の企業に根回しており、先端技術の海外への流出を防止したい考えのようだが、なかなかうまくはいかないようだ。東芝は、どうなってゆくのだろうか。▲かつては、大手家電メーカーのヒーロー的な存在だったシャープ、東芝の両社の栄枯盛衰を見ると、悲しい気持ちになる。いずれも経営トップの無能さ、経営方針の失敗が原因だという。この苦境を乗り切る強力な経営者の出現が期待されるのだが、…。▲神頼みになってしまうが、とにかく、起死回生を願っている今日この頃である。

2.プライベートコーナー
 2時起床。体重、64.2kg。▲春の訪れとともに、庭の草が目を出し始めたことで、草取りが厄介な仕事になって来ている。恰もモグラ叩きのようで、引いてもすぐそのあとから目を出して来る。厄介な仕事である。(17-04-12)
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3347 どうにも止まらない

 山本リンダさんが1972年にリリースしたヒット曲のタイトルではないが、今年に入ってからの株価の暴落は、まさに「どうにも止まらない」である。何時反転してくれるのであろうか。春はまだまだ先、いや来ないかもしれない。 なお、このタイトルは、今回が3回目(940、403回ご参照)である。因みに、404回での内容は、まさに、サブプライムローン・ショックの始まりの際のコラムである。

1.独り言コラム
 今朝のアメリカのダウ平均も340ドル(AM4時現在)を超す暴落である。これで、米国でも5営業日連続で下げていて、その合計幅は800ドルを超す。これでは、今日の東証も目も開いていられないくらいの悲惨な結果になりそうだ。昨日の祝日で、一旦休みを取ったことで、流れが変わる切っ掛けになるのではとの淡い期待も雲散霧消したようだ。下手すると、今日の東証は15000円割れに接近することになりかねない。▲当たり前のことだが、いくら下げても、いずれ反転するものだが、今のところ、その反転がいつ頃になるか全く分からない。それだけに、失望と不安の毎日が続いている。加えて、その反転の裏付けとなる為替が、ここに来て、120円台/ドルから急騰し112円台/ドルになっており、原油安もその勢いに加担していることも大きな懸念材料である。▲過去の大暴落の事例を紐解いてみると、2008年1月のサブプライムローン・ショックの際は、16営業日で、2度の小休止を挟んで大暴落が3回あって、その際のトータルの下げ幅が3600円に及ぶ近い大きな下げだった。▲また、その年の9月から10月半ばにかけてのリーマンショックでは、およそ1か月半で、最大、一日1080円の下げを含む大暴落の連続で、一気に5000円超の下げを記録した。▲大暴落からの反転は、その二例を見る限り、暴落が止まるのに、半月から1.5か月かかっている。そして、前者の場合はそのまま後者の暴落に繋がり、後者の場合は、本格的な立ち直りを見せるのは、5年後の第二次安倍内閣のアベノミックス以降まで待たねばならなかった。従って、今回についていえば、年初から既に4000円近く下げて来ているが、下手すると、まだ1か月ぐらい厳しい下げの日が続くのではとの懸念があり、本格的な立ち直りは、ポスト安倍内閣以降といった見方も出てくる。私の存命中に回復するかどうかは見通せない。かつて、リーマンショックの時に、時の麻生太郎総理が「全治3年」といった発言が記憶にあるが、今回はそれ以上かかるかもしれない。▲とにかく、世界の経済が大きく揺れていて、先行きが全く見えない。それでも、何時かは反転してくれると淡い期待を抱いているのだが、…。果たして、春は来るのだろうか。春よ来いと叫んでみても虚ろに響く今日この頃である。

2.プライベートコーナー
 3時起床。体重63.1kg。一昨日から一転して体重が増えている。何故か理由が分からない。▲変化の少ない琵琶湖湖岸の散歩コースだが、柳川が琵琶湖にそそぐ河口は毎日微妙に変わっている。以前にその川幅が2mぐらいに狭まって飛び越せそうになってトライして失敗し、靴がずぶぬれになったことがあった。▲その後、川の壁の工事があって、一旦5~6mまで拡張されたのだったが、その後再び徐々にその河口が狭まり始め、昨日は1.5mぐらいまで狭まっていた。思い切って飛び越えてみようかとの衝動に駆られたが、自分が老化してることを思い、諦めて折り返した。いずれにしても、河口での川幅はいつも微妙に変化している。

3345 アベノミックス吹っ飛ぶ?

 昨日のこの欄で書いた不安が不幸にも当たった。株価の暴落以外にも、長期金利がマイナスに反転するなど、経済界は大荒れである。

1.独り言コラム
 昨日の株価は今年最大の暴落だった。今年の最大だった632円のおよそ1,5倍上回り、918円超の大暴落で、昨年度の最大の735円(9月1日)を上回り、2013年7月29日の1368円に次ぐ大きな下げだった。▲ここに来て為替も円高が一気に進み、1年3か月振りに1ドル114円台になった。また長期金利も―0,035%とマイナスに、国債の利回りもマイナスに転じた。まさに経済界は大嵐に見舞われている。▲安倍内閣になって初めてのことで、その対応策が注目されるが、今のところ具体的な対応は見られない。▲その暴落の原因は、今一つはっきりしていないが、原油安の影響もさることながら、日銀が執ったマイナス金利政策が不発に終わったどころか、大きなマイナスを呼び込んだものと思われる。▲個人的にも、株の含み資産の減少は、目も開いてられないくらい大きく、悲惨である。今日も、反転するような兆候は乏しいようで、株価に関しては、春節なんて何の効果も見当たらないようだ。▲神様お願いといった神頼みだけしか縋り付くものがない。

2.プライベートコーナー
 4時半起床。体重62.5kg。▲朝の散歩で出くわす人は大体いつも顔ぶれはほぼ同じである。快く挨拶する人と、顔も見合わせない人のグループに分かれる。顔を見合わせないグループの一人に、すれ違ったりする際に、意識して挨拶をするのだが、ずっと無視されている。こちらも意地になって挨拶を続けるつもりだが、…。つまらない話にも意地がある。

3297 もしかしたら、「事件!」

 ここに来て株価の動きがおかしい。米国でのゼロ金利解除のショックが大きくなりつつある。もしかしたら、リーマンショック以降の事件かもしれない。

1.独り言コラム
 日経平均が昨日も下げた。これで、先週の金曜日以降、4営業日連続の下げで、トータル560円を超す大幅な下げである。▲米国が金利ゼロ解除をした12月16日は、日米ともに好感で株価は大幅な上げ(米、224ドル、日、304円)を見せたが、その後の動きがよろしくない、米国が二日連続で合わせて600ドル超、日本は、冒頭に記したように連続で下げ続けている。▲昨日の東証は、寄付きからしばらくは、久しぶりの上昇ムードで、一時は150円を超す上げを見せたものの、その後はだらだらと下げて結局は、終値で100円近い下げとなった。しかも、今朝の米国ダウは、前場だけだったが、急に引け際で大きく下がり、四日ぶりに-50ドル下げて終わった。▲明らかに「変」である。今朝の東証も下がってしまうのではなかろうか。もしかしたら、金利ゼロ解消ショックと呼ぶべき「事件」は起きているのかもしれない。大変心配である。

2.プライベートコーナー
 5時起床。体重、62,7kg。▲昨夕は大阪に出た。かつての仕事仲間とのちょっとした忘年会だった。久しぶりに発散して楽しんだ。

2997 景気、天気、元気

 天気と元気の良し悪しは見た目で分かるが、景気はそんな具合に簡単には実感出来難い代物だ。

1.独り言コラム
 昨日の衆議院予算委員会で、民主党の馬淵澄夫氏が、消費税増税とアベノミクスは両立しないのではないかと質していた。昨年4月に実施した消費税増税による景気の落ち込みからの回復が未だに見えて来ていないからだという。▲その一方で、昨日の日経新聞では、14年度の賃金の上昇は、ベースアップと定昇を合わせると2%超であり、それなりの結果を出している。また夕刊では、1月の鉱工業生産指数は、機械、車が牽引し、4.0%上昇となり、2カ月連続で景気の持ち直しを裏付ている。▲また、最新の経済指標でも、完全失業率は3.4%に減少し、有効求人倍率は1.15まで上昇している。また、デパートの売り上げでも、2月は、中国の春節の影響で観光客の爆買があって異常な伸びを記録したようだ。▲株価の上昇も相変わらず続いていて、東証の時価総額も550兆円に達し、バブル期の9割まで回復しているという。但し、これは海外投資家が牽引している訳で、即景気回復と結び難い面もあるが、それでも景気回復のムードを盛り上げていることは確かである。▲掴みづらい景気状況だが、それでも、漸く回復基調に入って来ているように思う。しかし、それが全国津々浦々にまで実感できるようになることは容易なことではない。▲最近の天気予報は、かなりの高い確率で当たるのだが、景気予報(見通し)は依然として当たらない確率が高い。恐らく、景気に影響を与えるファクターが多すぎること、加えて、それらが複雑に絡み合う相関関係が予測を難しいものにしているからだろう。▲余談だが、このコンピューター時代で、多くの経済指標がリアルタイムで把握出来ていないという実情の改善を要求したい。理屈的には出来ないわけが無いように思うのだが、…。▲とにかく、早く、元気な日本を取り戻して欲しいものである。

2.話の広小路
 改めて思うのだが、妻の弘子が、5050日の長い苦しい闘い間、この病気の理不尽さに関して、一言も口にしなかった強さを思う。初期の段階で、自らが専門書を3冊も買っていた事実から、心の中で思い悩んでいたことは明白だった。しかし、それを、私を始め家族には一言も口にしなかった偉さを改めて思い、彼女が一人頑張った苦悩に心が痛むのである。

2330 日経インパ

 日経平均インパース・インデックスは、一言で言えば、東証株価の動きと逆の動きをする株だという紹介だった。言ってみれば、苦しい、厳しい時(株価が下がったとき)の助っ人(これだけが上がる)の様である。

1.独り言コラム
 昨日、病院に着いて間もなく、N証券の筆者の担当の方から電話をもらった。前日に紹介を受けた新型タイプの株式投信、日経インパを少し買ってみてはとの勧めだった。株価が暴落した際に、これだけは上がるというのだ。持ち株バランス上、緩衝的な役割を持つ異色の株だ。
 以前は、東証の全体の動きを反映した株価を持つ株式投信があって、持ち株内容が片寄っていたりする場合に有効な動きをすることが特徴だった、その頃は、まさか全部の株がアウト(暴落)になることはなかろうという意味で、緩衝材的に有効ということで注目をされた。しかし、リーマンショックのような全部の株が下がってしまう暴落では役に立たなかった。そういう意味では、全く逆の動きの株で、面白く、興味はある。
 N証券の今後の株価の展望としては、大枠では16000円も視野にあるが、不安要素として、依然として欧州のユーロの不安、更にはそのユーロの元締的なドイツでの総選挙が夏過ぎにあって、その結果次第では、大きな不安材料になりうる。一方、日本では、夏の参院選、その際の憲法改正問題、更には日中、日韓問題での摩擦などマイナス要因があって、暴落の心配もあるという。要するに、動きの幅は結構あるのではとの見方だった。
 つまり、大きく下がる可能性もあるということで、その方のお勧めに乗って、とりあえず、この日経インパを少しだけ買ってみた。腰の軽い男である。病院の近くにあるインターネット喫茶へ出かけて、素早いアクションを取った。ところがその株を買い終えて病院に戻ると、自分の体調が異常に良くないことが分かった。昼食もほとんど口に通らず、風を引く前兆の様だったので、雅子のベッドわきでつぶれていた。
 しかし、その後も体調は回復せず、早めに自宅に戻って、直ぐに寝たのである。そして目を覚ましたのが午前1時だった。この時点では、このブログが書けるところまでは戻っていた。
 なるほど、苦しい時の「日経インパ」であると思いながらの必死のパッチで頑張って書き上げた。送信を終えれば今一度寝ることにする。
 とにかく、改めて健康の大事さを思う。ブログを書き始めて7年になるが、こんなに体調が思わしくないのは久しぶりだ。
 
2.難病との闘い、昨日の雅子
 安定した症状だった。筆者が体調が悪く、雅子のベッドのわきで、ダウンした形でぐったりしていた。この日の午後に体重測定があり、前月よりも少し増加していた。まずまずである。
 その後も体調は依然としてよくならなかったので、夕食の注入が始まった段階で早目に引き上げた。雅子は大丈夫だったろうか、心配である。

3.今朝の一考
 体調が不安だったが、1時頃に目を覚ましたので、このブログを書き、配信後にすぐにまた寝る。

 追記、改めて4時過ぎに起床、お湯につかる。体重61.3Kg.昨日より1Kg減。、

2245 株価は動く

 今、記録が存在している中で、株価が最も大きく動いたのは、1987年10月20日のブラックマンデーで、一日で16%近い大きな下落である。今朝は、今までの株価の大きな動きについて、レビューを試みた。

1.独り言コラム
 一昨日、日銀の白川方明総裁が任期前での辞任発言をしたのを受けて、昨日の株価が大きく動いた。一日で416円もの大きな上昇で、リーマンショック後の高値を更新した。後任人事に絡んで、更なる金融緩和が進むとの期待が膨らんだ結果だとの見方である。
 誰かの一言で株価が大きく動くことはよくあることだ。最近の事例では、昨年の11月14日の党首討論で、時の野田総理の解散発言がある。この時には、その翌日に165円アップしたのに続き、3日連続100円以上の大幅な上昇が続き、3日間で490円という大幅な値上がりを見せた。その後は、安倍自民党新総裁の誕生、総選挙での自民党の圧勝、そして安倍総理の誕生とアベノミクス方針の披露と推進で、この2か月足らずで、およそ2800円という大きな上昇を見せている。
 とにかく、世の中に何かがあれば株価が動く。言ってみれば、株価は世の中の動きを映す鏡であって、平和、安定、期待などの度合を示すバロメーターで、それを乱す事件、事故などの発生で、株価は大きく下落することになる。
最近の事例では、2007年夏頃から明らかになってきたサブプライム問題、2008年9月15日のリーマンショック問題、2010年のギリシャ通貨危機、2011年3月11日の東北大震災などでは、それらを反映して大暴落があった。リーマンショック時には、翌日の9月16日には600円を超す大きなダウンとなったし、10月7日には1069円の大暴落が起きている。また、東北大震災では、その後の最初の営業日の3月15日には1015円の大暴落があって、我々の心胆を寒むからしめる大きな株価の動きだった。
 思い出すのは、リーマンショック時での時の麻生太郎総理の発言で、口から出任せ的な「全治3年」といういい加減な発言が強く耳に残っている。しかし、結果的に言えば、当たらずとも遠からずであった。裏付けのないいい加減な発言でも、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるで、無いよりあった方がいいのかもしれない。
 ところで、昨日の日経では、株価の天井をどこで見分けるか、といった特集が組まれていた。一日の取引株数、取引高、外人の売り買いの比率、等が目安だそうで、そういう意味では、どうやら天井が近づいていると言えよう。しかし、そういうことが分かれば苦労はない、であって、誰もが分からないから面白いのかもしれない。単純な疑問だが、日本は今後どうなってゆくのだろうか。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 体温、血圧、酸素指数などの身体の基礎データは安定していた。しかし、痰の出方は依然とし多く、大変苦しんでいるようで気の毒だった。今度の炎症は、どうやら快方に向かっているようだ。

3.今朝の一考
 3時起床、体重は、62.7Kg,今日のお天気は、曇り時々晴れである。

669 興味深々

 核兵器の世界で最初の被害者は、言うまでも無くわが国だったが、バブル破壊の厳しい洗礼を世界で最初に受けたのもわが国だった。それだけに、日本は核廃絶、世界平和には強く訴え、貢献しなければならないと同様に、今回の金融危機でも、その時の日本の経験が世界の対応で生かされるような主張は大事である。その辺りは、それなりに生かされているようであり、幸いなことである。
 それにしても、株価の動きは本当に全く分からない。昨日は、世界で大幅な株価の上げがあった。しかし、今朝の米国株は、意外にも、結局は77ドル弱の下げで引けた。ブッシュ大統領が年内に25兆円の公的資金投入を発表したにも関わらずである。しかし、その動きは乱高下の激しいもので、市場が開けた直後には300ドルを越す上げで始まったが、その後一転して、前日比300ドルを越す大きな下げに、そして、引き際にかけてもみ合って少し戻したが、前日レベルまでには戻らなかった。米国景気への見通しが不透明と言うことのようだが、なかなか先が見えないのが株価の動きだ。
 ここで、改めて東証株価の動きの波について考察してみよう。筆者が本格的に株を始めたのは、退職後、コンピューターで取引を始めた2003年に入ってからで、その年の4月28日には、東証の平均株価が7608円まで下がって驚かせた。小泉内閣の時代で、その2年半後の2005年11月には14800円台まで回復した。小泉総理と竹中平蔵氏の周りの強い反対を押し切っての施策の結果であった。その後、株価は徐々に上がって、昨年(2007年)6月に18000円台まで上昇したが、それから僅か1年半の先週末に8276円まで落ち込んだ。つまり、5年半で振り出しに戻ったのである。
 こうして見てみると、1年半から2年半の周期で株価が大きく動いているのが分かる。その幅も10000円という大きな幅である。上げるのには、少し時間が掛かって2年半ぐらいから4年、下げるのは早くて1年半から2年といった周期である。そんな単純な過去の実績から考えると、来年(2009年)後半から回復期に入り、再来年(2010年)末頃には、また15000円から17000円台に戻っていることが期待できることになる。
 とりあえず、昨日は史上最高の1171円の上げがあって少し戻した形になっている。しかし、米国で今朝少し下げただけに、果たして、今日の東証はどう動くか、興味津々である。
 興味津々と言えば、衆議院の解散のタイミングだが、どうやら今月末解散、11月下旬投開票日になるようだ。麻生太郎、小沢一浪の総理争いは面白い取り組みだ。この戦いでは八百長はないだろう。
 
2.連載(634) 難病との闘い 第2部 小さな幸せを求めて(263)
  第六章 真夏の夜の夢(104)

(7)雅子への腐心(その3)
 「そうなんですよ、見かけによらずに、とてもいい旦那さんだった。そういう意味では、雅子ちゃんはアナログタイプでよかったんじゃない?」一息置いて、一考も、おどけた口調でそう言い返して、明るく笑って見せた。
 「嫌味じゃなくて、その頃の私は、面食いだったのよ。若かったのね。でも、母親がしきりに、人間は中身が大事だと言うものだから。でも、おっしゃる通り、アナログタイプでよかったんだ! 今では、本当に感謝しているわ。ところで、あなたはどうなの? アナログタイプ? それともデジタルタイプ?」今日の雅子は随分と違った感じだった。一考に挑んできているような踏み込み方である。雅子が病気になってから、このような生きた会話をするのが初めてで、一考は戸惑いを覚えるのだった。
 「そうだね。自分も明らかにアナログ人間だったよう思う。自分の進路を決めるという大事なステップでも、自ら進んで積極的に、こんなことがやりたいからといった選択ではなく、消去法的な選択で、何となくだらだらと道を選んでしまった。随分と拙い生き方をして来たと思っている。つまり、情けない話だが、その時点で、自分に確固たる考え方が無かったんだよ」一考はそんな風に自分を位置づけながら、致し方がなかった人生だったと改めて思うのだった。
 「私との結婚については、どうだったの?」
 「前にも話したかもしれないが、自分は27歳で結婚したいと考えていた。それは、自分が会社を定年になる頃に、子供達が独り立ちが出来ている年齢を想定し、それから逆算しての考えだった。君とのお見合いのタイミングは、ちょうどその条件にぴったりで、それを外すと、自分の考え方を変えねばならなくなる訳で、何とか結婚できればと望んでいた。幸い、自分の好みのタイプとそんなに違っていないように思えていたことからも」少し弁解じみた答え方だった。
 「じゃ、その時に見合いした人なら、誰でも良かったんだ!」
 「決して、そういう訳ではないよ、だから、やはり、アナログタイプだったと言えるかも知れないね」
 「でも、結構、頑固なところがあるわよ。自分の考えにそぐわないとOKと言わない。それって、デジタル的な性格じゃない?」
 「そう思うかい? しかし、全体としては、曖昧さが前に出ていてアナログタイプの方が勝っているんじゃない?」
 「まあ、そうかもね」
 「そういう意味では、二人ともアナログタイプの人間だよね」一考はそう言って、何か雅子から仕掛けられているような気分になって来ていた。(以下、明日に続く)

3.速報、昨日の雅子(280) 10月14日分
 前日よりも少し元気がない。新たに雅子から何かして欲しい旨の要求が出てきたが、中身がつかめていない。今日、改めて確認作業をする予定。

641 AIGもピンチ?

 米国4番目の大手証券会社、リーマンブラザースの破綻は、更なる連鎖を呼んでいる。差し当たっては世界最大手の保険会社AIGの経営に不安が出て来ていて、世界の注目が集まっている。今朝の米国市場の同社の株価は、前日の60%に続いて15%の下げとなったようだ。しかし、ここに来て政府がてこ入れするとの話が本格化しているようで、そうなれば、取り敢えずのピンチは何とか免れそうだ。
 AIGというと筆者には特別の親しみがある、それと云うのも、自分がかつて働いていた会社が、AIGビルの中にあるからだ。皇居のお堀の傍にあるしっかりとしたビルで、こんな不安な状況が出て来るとは思ってもいなかった。とにかく、あれだけ毎日テレビコマーシャルをしている保険会社で安心していただけにびっくりである。その上、自分もその保険に加入しているから他人事ではない。暫くは、その動きを注目して見守りたい。
 ピンチといえば、セ・リーグの首位にいる阪神だ。一難去ってまた一難。今週末の巨人との直接対決で、逆転の可能性もある。13ゲーム差あったことを考えると、まさに「なんたるちあ」である。何が起こるか分からないのは、どんな世界にも言えることだろう。
 逆転といえば、小沢民主党も今や自民党に対しゲーム差なしの状態といえる。混戦は見ていて楽しい範囲はいいが、ファンや国民に不安を与えるようになると悲劇である。
 とにかく、この一週間は、どの世界からも目が離せない。

2.連載(606) 難病との闘い 第2部 小さな幸せを求めて(235)
  第六章 真夏の夜の夢(38)

(4)悩める日々(その1)
 一考が悪性の癌告知を受ける前にも、自分が雅子を残して先に逝った場合のことを考えて、悩んだことは、今までにも幾たびかあった。いわば、そんな不安は常在していたとも言えた。
 それというのも、不整脈といういわば爆弾を抱えている身であったからだ。加えて、あまりうまくない腕前で、毎日車を運転もしている。自分に思わぬ不幸があって、何の準備もしないまま逝ってしまうリスクは、常に存在していたからである。
 それでも医者からの爆弾告知を受けるまでは、そんなことには深追いすることをせず、ケセラセラの精神で、なるようになれと気分的に開き直った形て今日まで来ていたのは事実である。
 その背景には、雅子の症状が行き着くところまで進んでしまっていて、悪いなりに、不自由なりに、介護士さんのサポートがあれば、何とか生きて行くことができるだろうと、それほど深刻に考えないようになっていたからである。
 しかし、現実に一考の余命が長くて来年の春と云うことを告知された今は、一考の考えが大きく揺らいで来ていた。それと云うのも、自分がいなくなった後の雅子の更なる症状悪化に思いを馳せると、そのまま自分が先に逝くことへの不安が募って来るのだった。
 今の雅子の状態を有体に言えば、自分では全く動けない恰も置物のような状態である。例えば、上半身に限っていえば、頭が正常に働いているのを除くと、正常に機能している器官は、耳と鼻だけである。それ以外の器官は、残念なことにほとんどその役割を果たしていないのが現状で、そこから更に悪化が進むとどうなるのか、一考の不安は、今までにない大きなものに膨らんで来るのだった。
 例えば、目の状態について言えば、スムーズにぱっと開くのが大変で、開けるのに少し時間が掛かるのである。要するに、思うように筋肉が動かせずに、場合によっては、目よりも先に口を開けたりすることもある。
 その上、厄介なことは、首を回すことが出来ないことだ。そのため、座った時の視角でしか物が見られない。そのため、テレビを楽しむのも、その音を聞いて楽しんでいるケースが増えて来ている。そうなれば、当然ながら、楽しさも半減以下となる。それよりも、時計が見難くなって来ているのが厄介だ。就寝時では、ベッドに横になって壁に掛けてある時計を見て、時間の経過を確認しているのだが、横になった姿勢が少しずれたりしていると、時計の文字盤が見えず、時刻の把握できないこともある。そんな場合には、夜中に目を覚ました際に、あと何時間で朝が来るのかが分からず、精神的に大変辛いという。
 目だけではない。口の機能も、悲しくて辛いのだが、今では本来の機能の半分以下しか働いていないのである(以下、明日に続く)

3.速報、昨日の雅子(252) 9月16日分
 前日とほぼ同じ。昨日は、一考が帰った後も、長兄夫婦、次姉、それに姪の由香さんが夕食時までつきあってくれたようで、久し振りに、水入らずで、気分的にうれしいひと時を過ごしたようだった。

640 世界大不況の襲来か

 米国証券会社の第4位の大手で159年の歴史を持つリーマンブラザーズが倒産した。大地震が米国で起きたという感じなのだが、大き過ぎてその衝撃の影響の規模が読めない。まるで、あの大震災、神戸地震が起きた直後のような不安な思いと同じである。
 たまたま、昨日は大阪の読売テレビが50周年記念の特別放送を組んでいて、この半世紀での大きなニュースのベスト50が紹介されていたのだが、その第一位が神戸地震であった。なるほどと見ていたのだが、このリーマンブラザーズの倒産のニュースの飛び込みは、その地震と同じような大きな事件が起きているのではと筆者は直感した。
 あの神戸地震の発生時刻には、筆者は横浜の自宅を出る直前で(当時は朝6時半には出社して仕事を始めていた)テレビのニュース速報が「関西地区で大きな地震があった模様です」と伝えたのを耳にして会社に向かったことを思い出す。要するに、その規模などが全く分かっていなかった訳で、、その被害の実態の大よそを知るのに、それから数日を要したのだった。
 さあ、この大倒産で、世界経済にどんな影響が出て来るのであろうか。まずは、今朝の米国ダウは500ドルを越す、今年最大の下げとなっている。これは、あの同時多発テロで記録した下げ幅に次ぐ大きさだそうだ。間もなく開く東証での連鎖が予想され、同様な大幅な下げは必至だろう。
 日本では、1990年の初期に、あのバブル崩壊があって、その後に「失われた10年」を経験してきたが、同様な低迷期が、世界に広がって行くことになるのだろうか。経済の動きは、天気予報とは比べ物にならないくらいに予測が難しい。取り敢えずは、事態の推移を見守りながら、必要な対策を打ってゆくしかないだろう。
 幸か不幸か、今朝は新聞の休刊日だ。こんな大ニュースがある日こそ、談合による一般紙の一斉の休刊日なんてやめて欲しいと思う。

2.連載(605) 難病との闘い 第2部 小さな幸せを求めて(234)
  第六章 真夏の夜の夢(37)

(3)決意の上京(その22)
 かつての阪神の金本選手の連続試合フルイニング出場記録の凄さには、一目も二目も置いていた一考だったから、それを意識して、雅子がドリームスペースに入居以来、毎日、欠かさず雅子を施設に訪ねていた。その訪問記録は、前日の2011年6月10日の東京に向かった日で、連続1269日に達していた。一考の決意として、この記録は自分の命ある限り続けたいと強く願っていて、そのことが、自分が介護を続ける張り合いにもなっていた。今回の上京でもそれを意識したスケジュールを組んでいたのである。
 そういう一考の強い意志で、この日も遅くはなったが、雅子の元に駆けつけたのである。9時就寝なので、一考が到着した時間帯では、雅子はテレビを見ていたが、一考の姿をみるとほっとしたように何かを口走った。多分「お帰り」とでも言ってくれたのだろう。
 「何か困ったことはなかったか?」との一考の問い掛けに、この日の昼間に、霧子姉さんが様子を見に来てくれたというのだった。一考が、出来ればこの日に来てくれると有難いとお願いしていたのだが、どうしても別件があって難しいとの連絡を受けていただので諦めていたのだが、万障繰り合わせて顔を出してくれたのだ。やはり血の繋がったお姉さんなんだと一息つくのだった。
 幸い、この二日間は、特に問題がなかったようだったのを確認して、一考は8時半過ぎには施設を後にした。さすがに、その夜は、疲れていたこともあって、早目にベッドに着いたのだが、逆に、何故か、なかなか寝付かれなかった。気になっていた先輩、友人、後輩達との挨拶を楽しく終えることが出来て、それなりのけじめをつけられたことでほっとしたものの、これから先の段取りに思いを馳せると、なかなか寝付かれなくなったのである。
 そこには、新たな悩みが頭をもたげてきていた。それは、雅子をこのまま残したままて、自分だけが先に逝ってしまうことへの不安だった。医者の話からすれば、遅くとも、来年の春には、雅子との別れがやってくる。早ければ、年を越すことがないかもしれない。しかし、その一方で、雅子の病気は症状の悪化が進んだとしても、命そのものには心配がなさそう、これからも長い間の苦しい毎日が予想される。それだけに、雅子のこれからの生活を考えると、一考の胸の中は、不安でちじに乱れるのだった。(以下、明日に続く)

3.速報、昨日の雅子(251) 9月15日分。
 午前中に敬老の日のイベントがあったが、午後にお見舞いを受ける予定があったので、身体を休めておく意味で、それには顔を出さなかった。症状そのものは前日と大差はない。
 一考も、そのために早めの午後1時半頃に施設に出て、お見舞い客を待っていたが、なかなかお見えにならず、日時を間違えたのではと心配していた。
 漸く、顔を出してくれたのは、午後4時過ぎなってからだった。お長兄さん夫婦と伸子さん、それに姪の由香さんである。由香さんは小さい頃に、雅子にかわいがってもらったということもあって、わざわざ遠路から顔を見せてくれた。恐らく、由香さんは、雅子の変わりように大変驚いていただろうと思う。筆者は、母親の食事の準備があったので、後を皆さんに任せて先に失礼して施設を出た。

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