プロフィール

相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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3955 野球、駅伝、将棋

 昨日は、何ら、これといったこともせず、テレビやネットで、各種の勝負事を見て、だらしなく過ごした一日だった。充足感の乏しい一日だったが、このようなだらしない過ごし方が、心の洗濯の貴重な一日だと自分に言い聞かせて、納得している今日この頃である。

1.独り言コラム
 朝9時から、米国のプロ野球のリーグ優勝決定7番勝負、ヤンキースーアストロズ戦の台一戦が始まった。マー君の登板とあって、初回からその展開を見守った。幸い、3回までは無安打の好投でほっとしていたが、4回に不運な安打、盗塁などが絡んで2本の適時打を浴びて2点を奪われた。大事な試合での手痛い失点だった。▲9時半過ぎから、来年の正月に行われる第94回箱根駅伝の予選会が始まったので、ネットでその展開を見守った。筆者は、ここ10年、花田勝彦氏が監督していた上武大学のファンだったが、同氏が引退した後も、別れた恋人のように、同校の戦いぶりが気になっていた。果せるかな、前半を終わって、何とか出場枠内で頑張っていた。そして、そのまま9位を確保、見事に10年連続で本戦への出場権を獲得した。毎年出る度に、最下位争いに終始する弱いチームだが、来年のお正月こそはシード権争いに絡んで欲しいと思う。筆者の気持ちは、言ってみれば、「別れても好きな人」の心境だ。▲その予選会の結果が出る頃になっても、ヤンキースは得点できずに苦しんでいた。結局、最終回に1点を返したが及ばず、そのまま2-1で敗戦、マー君は敗戦投手となった。恐らく、マー君にはもう一度登板のチャンスが回ってくるはず、何としても、雪辱を果たして欲しい。▲午後からは、日本のポストシーズン、CSのファーストステージが始まった。先に始まったパ・リーグでは、楽天期待のエース則本投手が全く振るわず、初回から大量失点、早々に西武から西部の勝ちムードとなった。その1時間遅れで始まったセ・リーグの阪神―DeNAは、メッセンジャーと井納投手の投手戦の展開、しかし、6回に阪神4番の福留に2ランが飛び出し、そのまま逃げ切った。西部、阪神共に勝ち抜けにあと1勝、若しくは1分けと絶対有利に立った。なんだか悔しい気分だった。▲同時並行的に2時から始まった将棋叡王戦の8段の予選で、今期、好調の豊島将之8段が、同じA級の広瀬章人8段を短手数で破って決勝トーナメントに駒を進めた。豊島8段は、この勝利で12連勝と絶好調である。▲夕方から始まった将棋日本シリーズ準決勝、羽生棋聖―山崎隆之8段の戦いは、終盤になって、山崎8段が強い攻めを見せて羽生棋聖を破った。今の羽生さんは絶不調である。しかし、来週からは竜王戦の7番勝負が始まる。渡辺竜王の調子も今一つだけに、羽生さんは、ここで息を吹き返すと見ている。▲いずれにしても、昨日は多くの勝負ごとに、だらしなく身をさらして勝負を楽しんで過ごした一日だった。残り時間の少ない筆者の人生だが、こんな過ごし方が、今の筆者に合っているのかもしれない。

2.プライベートコーナー
 3時半起床。体重、63.6kg。▲このところ、かつての仕事仲間の訃報に接することが多くなっている。年齢的に致し方がないことだが、寂しいかぎりである。▲先週亡くなられたKさんの、通夜、葬儀に野暮用で参列できなかったので、昨日、自宅に電話を差し上げ、弔意を伝えた。電話口に出ていただいた長女の方の落ち着いた声に、ほっとしたものを覚えた。別途、ささやかなご仏前を遅らせてもらうことにした。自分にもその日が迫って来ていることを意識した次第である。(17-10-15)
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3950 藤井将棋に堪能、満喫

 昨日は、一日中将棋中継を楽しんだ。藤井聡太4段が、終盤の大逆転で2連勝する戦いぶりに堪能した。はらはらドキドキの終盤のつばぜり合いの戦いは、芸術品ともいうべきファンを満喫させる凄い作品というべきなのだろう。

1.独り言コラム
 今日は第48回衆議院総選挙の公示日である。世の中は総選挙一色のモードで、8党の戦いがし烈さを増してきているが、同じような論議の繰り返しに、正直言って、筆者は食傷気味である。ここに来て、希望の党の小池代表の顔を見るのも嫌になって来ている。▲そんな中で、昨日は、藤井聡太4段の将棋で楽しい一日を過ごせた。今年から新しいタイトル戦に昇格した叡王戦の予選の準決勝、決勝が行われた。この棋戦は、各段毎に予選が行われ、それを突破すした棋士達が決勝トーナメントに勝ち進める仕組みだ。昨日は、その4段のただ一の代表を決める戦いだった。▲準決勝では、新人王の準々決勝で敗れた佐々木大地4段との対局で、中盤以降は佐々木4段の攻撃が功を奏し、強さの格差を見せるほどの圧倒的な大差が生じ、コンピューターの評価もほぼ佐々木4段の勝ちを予測した。しかし、土壇場で反撃に転じた藤井4段が針の穴に糸を通すような際どい攻めを見せて、信じられないような鮮やかな逆転劇を見せてくれた。ファンとしては堪らない展開に興奮した。▲夜7時から行われた決勝戦は、若手の杉本和陽4段と対局となった。この戦いも、終盤に入って主導権を握った杉本4段が、藤井4段の王様を追い詰める展開となり優位となった。どうやら杉本4段の攻めが決まるかと思われたが、藤井4段はぎりぎりの逃げを敢行、最後は、これまたコンピューターの予測を逆転させて藤井4段の辛勝となった。▲いずれも、終盤はすれすれの攻防で、コンピューターは藤井の負けを予測する鎬を削る際どい戦いとなったが、神業のような指し手の連続で逆転勝ちに導いた藤井4段の底力に快感を覚えた凄い勝ちっぷりだった。本戦トーナメントでの活躍を期待したい。▲この2勝で、藤井4段の成績はプロ入り後、45勝6敗、今期だけでは、35勝6敗、勝率 0.8537(いずれも放映前の録画済の棋戦を除く)の好成績で、目下6連勝中である。▲しかし、上には上が居るもので、今期の最高勝率では、A級に昇級したばかりの豊島将之8段が22勝3敗(勝率 0.880)で目下10連勝中で破竹の勢いだ。いずれも、50年前に中原誠第16世永世名人が作った勝率 0,8545(47勝8敗)の記録と競う大記録である。筆者は、今後とも、藤井、豊島の二人の棋士の戦いぶりに注目してゆく。

2.プライベートコーナー
 3時半起床。体重、63.2kg。▲昨日はお墓参りを行った。無くなっているはずのお花があったことから、誰かが来てくれたようだ。近くにお墓のある妹のお花が綺麗に飾ってあることから、ついでに妹が世話してくれたのだろう。(17-10-10)

3930 羽生2冠、1冠へのピンチ

 日本伝統の角界と将棋界でカド番を巡る白熱の戦いが展開されている。勝つのはどっち!

1.独り言コラム
 大相撲秋場所ではカド番大関だった豪栄道が2日目以降9連勝で優勝争いのトップに立った。今の勢いから見て、2度目の優勝が目前である。初優勝の時もカド番だったことを考えると、追い詰められたカド番は、豪栄道には大きなばバネになっているのかもしれない。▲将棋界は今年度から新たに叡王位がタイトル戦に昇格したことで、従来の7冠(名人、竜王、棋聖、王位、王座、棋王、王将)から8冠になった。1997年に、史上初の羽生7冠が誕生して、その強さを誇っていたが、それから20年、羽生さんは一つずつタイトルを失冠、ここ暫くは、羽生3冠(棋聖、王位、王座)時代が長く続いていた。しかし、先月に王位を若手の菅井竜也7段の挑戦に屈し、遂に、羽生2冠と後退した。▲その羽生2冠は、目下行われている王座戦5番勝負で、未完の実力者、中村大地6段の2度目の挑戦を受けている。しかし、昨日行われた第2局を大熱戦の末に失い2連敗となり、一気にカド番に追い込まれた。残り3局に3連勝しない限り、羽生2冠は羽生棋聖のみの一冠に後退することになる。▲昨日の第2局の戦いは、前局と同様に大熱戦となり、最後は羽生さんの王様が入玉を果しそうになって、ピンチを凌いだかに見えたが、土壇場で、中村6段の仕掛けた毒饅頭や巧妙な幾度かの歩打ちが功を奏し、見事に羽生さんの王様を仕留めた。157手に及ぶ手に汗握る大熱戦だった。▲中村大地さんは、棋界では屈指のイケメンで、一見、歌舞伎役者のような粋な顔立ちである。上品で話術も巧みで、NHKの将棋番組のレギュラーでもある。同棋士は4年前にもあと一歩まで羽生王座を追い詰めたが、惜しくの逆転を食らい、タイトルには届かなかった。その時の敗戦が大きなばねになっていると思う。▲惚れっぽい筆者は、気がついたら、藤井聡太4段の将棋とともに、中村大地6段の大のファンになっている。同棋士の王座奪取、そして、更なる今後の活躍を期待している。▲一方、王座位失冠が濃厚で、棋聖位だけの1冠になりそうな羽生さんだが、10月から始まる竜王戦への挑戦権を獲得している。7年ぶリの挑戦で、それまでの7冠で唯一、永世資格を得ていないのが竜王戦である。ここで、渡辺明竜王を破れば、2冠復帰と共に、史上初の7冠全部の永世資格を得ることになる。「衰えたり」とはいえ、まだまだ健在でもある羽生善治天才棋士である。

2.プライベートコーナー
 4時起床。体重、64.4kg。▲昨日は息子(長男)と二人でお墓参りをした。二人揃ってのお墓は、妻のお骨納め以来、ほぼ1年ぶりである。▲昨日の毎日新聞の文芸社の広告欄に、筆者の「月の砂漠」の広告が掲載された。少し大きめのサイズである。これは、文芸社からの営業的な誘いに乗ったもので、しかるべきお金を払っての広告である。筆者としては妻への供養の一つだと思って投資した。▲大幅な株価に上昇で、昨日、筆者の含み資産が、株を始めて以降最高値を記録した。動きの激しい株価だけに、いつ暴落するか分からない。嬉しいことだが、ぬか喜びも併存していることをわきまえていなければならない。(17-09-20)

3910 菅井7段、羽生3冠から王位を奪取

 今年度から8タイトル制になった将棋界は、中学生棋士、藤井聡太4段の活躍もあって、今までにない活況を見せている。そんな中で、昨日3時過ぎに、平成生まれの若手の新王位が誕生した。

1.独り言コラム
 今期の王位戦7番勝負は、18期の王位の実績を持つ羽生善治3冠に、25才の青年棋士菅井竜也7段が挑戦するシリーズとなった。初戦から2連勝で好調の出だしを見せた菅井7段は、3局目を失ったが、その後も無類の強さを発揮して、4勝1敗で堂々タイトルを奪取した。特に、3勝目と4勝目は完勝で、二日目の3時のおやつ前後の早い終局だった。これで、羽生3冠は、5年ぶりに2冠(棋聖、王座)に後退した。▲菅井新王位は、故大山康晴15世永世名人と同郷の岡山県出身である。話題の藤井4段との対局も、非公式戦だったA級棋士が参加した「炎の7番勝負」で、二人目に登場し、唯一の勝利をしている。また、8月初めには、王将戦の1次予選決勝の公式戦での初対局でも完勝していて、その存在感を示していた。▲王位は今期が58期目で、羽生さんの18期を筆頭に、大山康晴(12期)、中原誠(8期)、谷川浩司(6期)などの永世名人など大棋士が名前を連ねているが、菅井新王位は数えて13人目の王位である。▲とにかく、ここ20年近くの将棋界は、羽生善治、渡辺明の二人の大物天才棋士が7タイトルの大半を保持してきていた。その壁を破るべく、多くの若手が挑戦してきていたが、タイトルを奪取したのは、2010年の広瀬章人王位、2014年の糸谷哲郎竜王がそれぞれ1期、それに佐藤天彦現名人の2期のみで、今一つ吹っ切れなかった。そんな混戦模様の中で、新たに菅井王位が加わったことで、羽生以降の中堅棋士たちの群雄割拠時代にある。▲9月から始まる王座戦は、羽生王座に、棋界のナンバーワンのイケメン棋士、中村大地7段が挑む。同棋士は、5年前に棋聖戦、4年前には王座戦の2度にわたって羽生3冠に挑戦した実績があり、王座戦では土俵際に追い詰めながら惜しくもタイトル奪取はならなかった。羽生さんへの3度目の挑戦であり、文字通りの「3度目の正直」に期待している。▲いずれにしても、将棋界が新しく生まれ変わろうと地殻変動が起きていることは確かである。

2.プライベートコーナー
 1時半起床。体重、64。6kg。当月の平均体重は64.15kgと前月より0.7kg増加。▲昨日も夕食後、涼を求め、同時に気分転換を求めての散歩である。(17-08-31)

3902 藤井将棋を満喫

 いつの間にか、筆者は藤井4段のファンになってしまっている。同棋士が見せる息詰まる終盤戦は息継ぐ間もないくらいはらはらドキドキの連続で、将棋の醍醐味を満喫させてくれる。昨日は、一日に2局も、そのはらはらドキドキの大ドラマに堪能させてもらった。

1.独り言コラム
 将棋界は今年から8大タイトルになった。叡王戦という棋戦が新たにタイトル戦に昇格したのである。新しいタイトル戦は、王座戦(日経新聞社主催)以来34年ぶりのことだという。将棋界も新しい天才の登場もあって、その人気も上向きだ。▲8大タイトル以外にも多くの棋戦がある。その一つが、朝日新聞社が主催する朝日杯オープンである。この棋戦は女子プロの他、アマも参加できるオープンな棋戦で、その特徴は、持ち時間40分の早指しで、勝てば、原則として1日に2局指す方式である。とにかく、超急戦の面白い棋戦だ。昨日、この棋戦に藤井4段が登場した。同棋士の魅力に惹かれている筆者は、朝から、途中1時間半の休憩を挟んで、トータルで5時間の熱戦に没頭した。▲朝10時から始まった大石直嗣6段との対局は167手に及ぶ大熱戦となった。大石6段の粘りは凄く、詰むや詰まざるやの息詰まる戦いが、延々と70数手に渡って繰り広げられた。一時は、藤井4段が相手の王様を取り逃がすのではと思われたが、秘術を尽くしての好手の連続で、粘る相手をねじ伏せての、苦しい勝利だった。筆者は、冷房の効いたファミレスで携帯で観戦していたが、終盤は、一喜一憂の連続で、力尽きた大石6段の投了にほっとした一局だった。終局は12時31分だった。▲2局目は午後2時に始まった。今度は自宅に戻っての観戦となった。対局相手は竹内雄悟4段で、過去2連勝中の相手で、今回が3局目の戦いだ。戦いは、竹内4段ががっちりと穴熊の堅陣に囲った。その上、竹内4段の攻めは積極的で、50手を過ぎる頃には、藤井4段の王様は裸状態になり、端の1筋に追い込まれ、一目大苦戦の局面となった。そんな中で、一手の隙を突いて、藤井が反撃に移ったのが60手頃からだが、何しろ穴熊だから取り付くのが難しい。それでも上部からの懸命の攻めが続き、その間、うまく守りも固めた藤井が巧に迫る。詰むや詰む混ざるやの攻防が延々と続いた。結局、147手の大熱戦の末、藤井4段が相手の王を仕留めたのだが、終局は4時47分になっていた。観戦していた筆者も疲れ切っていた。▲とにかく、藤井4段は受けにも強い。次局は明日の棋王戦で、いよいよA級棋士の豊島8段と対局である。因みに、その次が9月3日のNHK杯で、森内18世永世名人との対局が続く。とにかく、次の大物二人との2局が藤井4段の大器ぶりを見るに絶好の相手である。さあ、結果や如何で、今から楽しみである。

2.プライベートコーナー
 1時半起床。体重、64。6kg。▲この年(間もなく喜寿)での一人生活では、いつ異変が起きてぶっ倒れるかという不安が付きまとう。その一方で、もうこの年まで生かせてもらったのだから、いつお迎えが来ようと悔いはないとの思いもある。毎日をじっくり味わいながらの寂しいが、楽しい戦いが続いている。(17-08-23)

3898 NHKさん、やってくれるじゃない!!

 お堅いNHKさんが思い切った対応をしてくれることになった。大英断である。ファンは堪らない。

1.独り言コラム
 毎週日曜日の10時半から放送されているNHK杯将棋トーナメントは今年で67回目の長寿番組ある。将棋ファンの筆者の好きな番組の一つで、ほとんど毎週楽しませてもらっている。▲今年は中学生棋士の藤井聡太4段が初めて参加し、2月に行われた予選会では、一日で3局を制して本戦のトーナメントへの出場を決めた。そして、4月に行われた1回戦をも突破し、その快進撃が続いていて、ベスト16入りを決める2回戦が注目されていた。その対局相手が第18代永世名人の森内俊之9段と言う強豪であるから、弥が上にも人気は高まっている。▲29連勝の史上記録を塗り替えた藤井4段は、昨日現在、プロ入り後36勝3敗、今期(4月以降)だけでも26勝3敗という圧倒的な強さを維持していて、同棋士の対局は、毎局、生中継や棋譜中継が行われて来ている。それだけに、間もなく行われるNHK杯戦の森内戦はどのような形で行われるのか注目の的だった。▲やんぬるかな、NHKはファンの絶大な期待に応えてくれて、生中継をしてくれることになったのだ。快挙と言える素晴らしい決断である。それと言うのも、NHK杯戦は収録番組で、対局日はもちろん、その結果については、放映日までは厳密な缶詰状態のままで扱われて来ている。▲ただし、長い歴史の中で、過去には一局だけ生中継されたことがあった。それは2008年の佐藤康光棋聖と鈴木大輔8段(称号はいずれも当時)の決勝戦だけだった。▲いうまでもないことだが、生中継で心配されるのが、きちんと放送時間内に対局が終わるかどうかである。このNHK杯戦は極めて短い早指しで、持ち時間それぞれ10分、それに途中1分間の考慮時間がそれぞれ10回という規定である。それでも、対局が長引く場合は通常の1時間半の放送枠では対応できず、途中カットして辻褄を合わせて来ている。千日手や持将棋になると、その枠を逸脱することは必至である。▲そんなこともあって、今回は放送時間を2時間にし、生中継となった。ファンには、嬉しいNHKの臨機応変の対応に大喝采である。改めて、「NHKさんよ、やってくれるじゃないか!」と申し上げたい。▲放送は9月3日午前10時からで、今までにない楽しみでいっぱいである。

2.プライベートコーナー
 2時半起床。体重、64。3kg。▲昨朝は雨だったので、庭の除草は取りやめたのだが、新聞を取りに出た時に、いきなり雷鳴と同時に大きな雷、一瞬、「やられた!」と思った。幸い、生きていたことに、ほっとしたのだった。くわばら、くわばら。(17-08-19)

3849 神谷広志8段の28連勝の中身

 藤井聡太4段の29連勝で一躍脚光を浴びた28連勝を達成した神谷8段である。今朝は、その28連勝の中身を検証してみた。

1.独り言コラム
 記録は1987年2月10日の野本虎次5段(順位戦)との勝利から始まり、29人目の8月21日の室岡克彦5段(王座戦)に負けるまで、192日間にわたって28の勝ち星が続いた。▲この当時の連勝記録は、塚田泰明6段(当時)の22連勝だった。神谷5段が15連勝目を達成した頃、神谷5段は、塚田6段が自分の記録が破られそうで本気で心配しているという話を耳にし、発奮したという。▲28連勝の棋戦別の中身は、棋聖戦7、棋王戦6、順位戦と早指し戦が各4、NHK杯戦3、勝抜き戦2、それに全日本プロ戦1である。その中でドラマティックだったのは、22戦目の順位戦での武者野勝巳5段戦で196手という大熱戦の末に逆転勝ちした対局だった。▲この28連勝中に対局した棋士は22人だった。その中で、いわゆる大物と呼ばれる棋士は、28連勝目の米長邦夫9段をはじめ、二上達夫9段、青野照市8段などがいて、その中身の非凡さが覗える。▲神谷広志8段は現在56才、棋士生活37年間での生涯記録は、557勝607敗、勝率、0.4785で並の棋士である。従って、この頃は、勢いがあって達成された凄い記録だったといえそうだ。因みに、今期(2017年度)は4局戦って、まだ勝ち星はない。▲総じていえば、神谷8段は、この28連勝を除けば、これと言った記録は持ち合わせていない普通の棋士である。それだけに、この記録を破られたことに、心中、無念を覚えていたことは確かだろう。▲さて、明日、藤井聡太4段は30連勝をかけて戦う。同棋士の連勝はどこまで続くのだろうか。筆者の予感はまだまだ続きそうであ。横綱白鵬の優勝回数が40回に近づいている。藤井4段にも、40連勝ぐらいを期待したい。

2.プライベートコーナー
 3時半起床。体重、63.2kg。▲4つ年下の妹の通夜が今夜、葬儀が明日の午前中に静岡で行われる。がんが見つかって3年半の気の毒な苦しい闘病だった。よく頑張ったが、報われなかった。冥福を祈っている。(17-07-01)

3840 遂に、28連勝!

 将棋界で30年間破られなかった28連勝に、新人棋士藤井聡太4段が到達した。デビューして無敗の快挙に列島が沸き返っている。

1.独り言コラム
 相手が、20連勝目で大苦戦した澤田真吾6段だっただけに激戦が予想された。10時から始まった対局は、「角」交換の出だしとなった。お昼前に、藤井4段が長考して、「角」を好位置に打ったのに対し、昼食を挟んで長考でお返しした澤田6段が、今までにない新手で対応、思い切った先制攻撃を開始した。▲戦いは、澤田の攻め、藤井の受けの応酬がしばらく続いたが、機を見た藤井4段が、再び交換した「角」を相手の王に狙いをつけて打ったのを機に、攻守が入れ替わり、その後の巧みな攻撃の継続で勝勢を築き、そのまま読み切って完勝した。お見事な勝利だった。▲対局後のインタビューでも、いつも通り、落ち着いて謙虚な応接ぶりに終始した。次は週明けの26日に、竜王戦本戦トーナメント1回戦で、増田康4段と対戦する。持ち時間5時間の長い時間の対局だけに、十分に力が発揮できそうで、新記録達成が期待される。▲さて、今の快調なペースが続けば、今年度に期待される主な新記録を挙げておこう。年間対局数89(羽生、2000年)、年間勝数68(羽生、2000年)、年間勝率0,8545(中原、1967年)などの驚異的な記録の塗り替えが期待される。▲また、最年少タイトル獲得では、1990年に、屋敷信之9段が18才6か月で棋聖を獲得しているが、それの塗り替えは、たとえ今年できなくても、近いうちに実現する可能性は高い。なお、今期でも、今のところ、竜王、王将、棋王の可能性は残されている。▲どこまで活躍するか、この天才棋士の今後に、話題がいっぱいの今日この頃である。

2.プライベートコーナー
 4時半起床。体重、62.8kg。▲昨日の午後、歯医者で入れ歯を入れてもらった。慣れるまで時間がかかりそう。(17-06-22)

3837 蜜蜂と遠雷

 直木賞と本屋大賞のダブル受賞をした恩田陸さんの大作を読んだ。今までにない感動を覚えた素晴らしい内容だった。

1.独り言コラム
 筆者は女性作家には格別の関心を持っていて、今までにも、曽野綾子、有吉佐和子、村山由佳、小池真理子、高樹のぶ子さんらの作品を結構たくさん読んできた。恩田陸さんの作品を読んだのは、この作品が始めてだった。▲この作品の感想を一言で言えば、「上質な香りのする見事なエンターテインメントで、読者を惹きつけてゆく展開に、こみ上げる感動を幾度も頂戴した素晴らしい作品」だった。▲世界音楽コンクールという、筆者の知らない世界を詳しく紹介、その中での天才コンテスタントたちの激戦の醍醐味を惜しげもなく、繰り返し与えてくれた。圧巻は、数多くの有名なクラシック音楽の作品について、見事な筆致でその解説を事細かに触れているくだりである。その深い知見と巧みな表現力に幾度もこみ上げる熱いものを覚えた。▲ところで、改めて彼女の生い立ちを見ると、青森に生まれ、名古屋に移り、長野、富山、山形、仙台と引っ越しを繰り返して幼少時代を過ごした。そして、茨城の高校を卒業後に、早稲田大学に進学した。▲引っ越しが多かった幼少時代だったが、クラシック好きの父親で、本と音楽の環境に恵まれ、加えて、幼いころからピアを習っており、素敵な音楽の先生たちとの出会いもあって、音楽活動にも青洲時代を費やした。そんな下地が、この作品の中で大きく開花したのだろう。▲この作品の中で、「ガデンツアー」と呼ばれる、ジャズなどでいう、「インプロヴィゼーション」の弾き方が、コンテストにおいて大事なポイントになっていることを知った。この「インプロヴィゼーション」という言葉は、最近、私の一回り若い友人がジャズの翻訳本を出版したが、その中で幾度も出て来ていた言葉で、今では、なじみのある言葉だった。(参照、小田中裕次訳、「LEE KONITZ」)▲なお、余計なことかもしれないが、筆者の関心の一つは、女性作家たちが男女の絡みをどのように描いているかにあるのだが…。そんな観点から、この作品の中で、筆者の関心を引き付けてくれた素敵な個所を発見した。その部分を原文のまま、次に引用させて頂く。▲「下世話な話だけど、あたし、ギターを弾いていて、初めて男の人が『いく』っていう感覚が分かった気がする。」 正直、筆者には、その真意が今ひつつ理解できていないが、何となく素敵な表現だと思った次第である。▲どうやら、筆者は、この一冊で、恩田陸さんのファンになったようで、この年で、新たな関心を見出したことに幸せを覚えている今日この頃である。

2.プライベートコーナー
 2時起床。体重、63.3kg。▲初めての町内会役員で気の重い一年だが、昨日の「琵琶湖市民清掃の日」は、気分的には前半の大きな山だった。幸い、無事に終えてほっと一息である。▲今日か明日にでも、静岡で闘病中の妹を見舞うつもりだったが、泊まり込んで頑張っている姉から、私が見舞っても何の役にも立たないとの指摘があり、いささか不満だったが、それもそうだと自らに言い聞かせ、しばらく見舞いを控えることにした。大津から励ましの意を伝えたい。(17-06-19)

3829 遂に25連勝!

 中学生棋士、藤井聡太4段が昨日も2連勝し、棋界歴代単独2位の25連勝を達成した。歴代記録更新まであと4勝である。

1.独り言コラム
 藤井聡太4段の話題をこの欄で取り上げるのは、今日が17回目だ。最初の登場は、3段リーグ入り直前の昨年の1月末(3335をご参照)で、13才の期待の最年少棋士であることを取り上げた。▲その3段リーグでは、13勝5敗の成績で一期で4段に昇級し、プロデビューしたが、そのリーグでは、意外にも5敗も喫していた。そしてその時の最終局が、2人しかいない女性棋士の西山朋佳3段だった。もし、その対局を落としていたら、藤井4段の加藤一二三9段とのデビューは実現しておらず、今日の連勝記録もなかったかもしれない。▲昨日は、34年ぶりに創設された8つ目の新しいタイトル戦、叡王戦の開幕日だった。その開幕戦に登場した藤井4段は、4期先輩で7歳年上の梶浦宏孝4段と対局した。持ち時間1時間の早指し対局で、午前10時に始まった。▲対局は様子見から梶浦4段が先行したが、反撃に出た藤井4段は、飛車を見切っての強攻で比較的無難に勝利した。終盤の入り口で打った自陣桂が有効だった。終局は12時半だった。▲2局目は、夕方の7時から都成竜馬4段との対局だった。同棋士トハ2度目の対局である。藤井4段の巧みな仕掛けで中盤で優位に立ったが、終盤で都成4段が「7七歩」が粘りのある手で、藤井4段が手こずり、詰めをぐずったものの、結果的には危なげなく勝ち切った。首を傾げ、身体をねじって最後まで戦い続けた都成4段の苦し気な戦いぶりが印象的だった。▲さあ、マジックはあと4で、現段階では、15日に順位戦で瀬川唱司5段、17日に朝日オープンの一回戦で藤岡隼人アマ、21日には、王将戦第一次予選の決勝戦で澤田真吾6段との対局が予定されている。▲今までの25連勝中で危なかったのは20連勝目の澤田6段、22勝目の阪口5段との2局あったが、その一人との28戦目は、最大の山場となろう。▲対局後のインタビューでも、「望外、僥倖、幸運」といった自重した言葉を繰り返す中学生にはびっくりだし、此れだけ注目されて勝ち続ける度胸、強い意志の持ち主であることに驚きを覚えている。さあ、将棋界に新しい歴史が築かれるのか、ファンは、暫くは固唾を飲んで同棋士の対局を見守ることになる。▲昨日の筆者は、CPで2局をじっくりと観戦しが、正直言って、大いに疲れた一日だったが、満足、安堵、爽快感を楽しんだ一日だった。

2.プライベートコーナー
 2時半起床。体重、63.0kg。▲昨日は、将棋対局中継の合間をぬってお墓参りをした。気分転換には格好の過ごし方だった(17-06-11)

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