プロフィール

相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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4232 豊島8段悲願の棋聖獲得、羽生100冠は持ち越し

 二人の悲願の対決となった将棋棋聖戦の最終局は、陀熱戦の末、勝利の女神は、挑戦者の豊島8段に微笑んだ。6回目の挑戦でのタイトル獲得劇だった。

1.独り言コラム
 今年から将棋界は8冠の世界となった。昨日、棋聖を奪われた羽生さんは、竜王の一冠になったことで、その8冠は8人の棋士で1冠ずつ持ち合う群雄割拠の時代になった。つまり、佐藤天彦名人(30才)、羽生善治竜王(47才)、高見奏地叡王(25歳)、中村大地王座(30才)、菅井竜也王位(26才)渡辺明棋王(34才)、久保利明王将(42才)、それに豊島将之棋聖(28才)の8人である。▲大山、中原、谷川時代を経て、1985年にプロデビューした羽生さんが台頭、1989年に初タイトルである竜王を獲得、それから8年後の1997年に2月に7冠制覇した。7冠在任期間は167日と短かったが、その後も羽生全盛時代が続いていた。▲それから20年、羽生さんはずっと第一線で勝ち続けてきたが、昨年に王位、王座を失冠、今年になって名人に挑戦したが復位できず、今回の棋聖失冠となった。まさしく、羽生時代が若手の台頭で埋もれつつある。▲この間羽生さんは99冠のタイトルを獲得、節目の100冠を目前にしているが、先の名人戦、そして今回の棋聖戦に共に敗れて悲願の達成は持ち越された。次のチャンスは、10月から始まる竜王戦の防衛戦である。名人に次ぐ大きなタイトル戦の竜王戦だけに舞台は、まさしくひのき舞台であることに変わりない。好戦者が藤井聡太7段でないのが少し残念な気がするのだが、…。▲なお、羽生さんにはもう一つの大きな記録がかかっている。それは大山宇泰治第15世永世名人が残した生涯勝の1433翔である。羽生さんは昨日現在、1404勝であと29勝に迫っている。恐らく来期の半ばには達成するのではと見ている。いずれにしても、羽生さんは大棋士であることに変わりない。

2.プライベートコーナー
 2時起床、体重、63.1kg。▲極暑が続いている。それを避けてのファミレスでの休息、夕方の散歩のスタイルが身について来ている。昨夕の散歩は、将棋棋聖戦の携帯中継を見ながらのはらはらした散歩だったが、2。1kmコースのゴール目300メートルの地点で、羽生さんの投了が伝えられた。時代の変わり目を察知し、何かほっとしたものを覚えた瞬間だった。(18-07-18)
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4207 強い! 藤井7段、タイトル初挑戦にM2

 今週の月曜日に関西を襲った大阪北部震源の震度6弱の地震は、大津でも震度5弱の強い地震だった。筆者も身をもって、恐ろしい、「強い!」を人生で初めて実感した。W杯サーカーの話も、「強い!」の話がてんこ盛り。しかし、今朝は、それらの「強い!」の話ではなく、天才棋士、藤井聡太7段の「強い!」であり、昨日も、A級棋士を相手にその強さが炸裂し、ファンをうならせた。

1.独り言コラム
 今年度(4月以降)に入って負けなしの7連勝(収録済のNHK杯戦を除く)の天才棋士、藤井聡太7段が、昨日は王座戦のベスト4を決める対局に登場した。相手は、その前の対局で羽生竜王を破ったA級棋士の強豪、深浦庫市9段である。同棋士とは、昨年の叡王戦の決勝トーナメントの一回戦で対局したが、終盤で詰め損ない惜しくも逆転負けを喫した相手である。▲午前10時に始まった戦いは、昼食、夕食の各40分の休憩を含めて、12時間を超す粘っこい長期戦となった。前半の駒組段階では互角の出だしで、最近はやりのAIの局面分析でもほどんど差のない展開だった▲しかし、57手目に深浦9段が仕掛けた次点で、AIが示す局面の評価値が、それまでの互角から徐々に藤井7段側に振れ始め、終盤では3000点を超す大差となっていた。(通常、1000てんを越すと差し易い局面で、3000点差だと勝負あったと言われている。)▲それでも、実際の局面を見ていると、69手目以降の深浦9段の追い込みは厳しく、107手目で、藤井7段は受け無しの必死の局面に追い込まれ、はらはらさせられたが、最後は、いつも通り、恰も詰め将棋のように、完全に読み切った藤井7段が即詰めを決め、121手で深浦9段を投了に追い込む鮮やかな収束だった。▲この結果、タイトル戦で初めてベスト4に進出、タイトル挑戦までM2となった。最年少の初タイトル挑戦は、屋敷伸之9段(46才)の17才、初タイトル獲得は、同氏の18才であり、このまま、藤井7段が勝ち進むと、いずれの記録も塗り替えられることになる。▲なお、藤井7段は、今期が初王座戦の参戦で、1次予選、2次予選を突破、昨日勝って8連勝での準決勝進出である。今期は、竜王戦、棋王戦でも本戦トーナメントに進出しており、タイトル挑戦、奪取の可能性を残している。若し、竜王戦で勝ち進み、竜王位を奪取すれば、藤井8段が誕生する。▲本当に、強い! と実感させる凄い天才棋士であり、前途洋々である。

2.プライベートコーナー
 2時起床、体重、62.7kg。▲昨日は、一日中、藤井7段の将棋に夢中になっていた。大相撲で言えば、新鋭が横綱を堂々と寄り切って倒すという立派な戦いぶりに、興奮と感動がいっぱいの一日だった。(18-06-23)

4205 佐藤名人3連覇、第20世永世名人が視野に

 サッカーW杯で日本が強敵コロンビアを破る大金星で列島が、いや全世界(?)が湧いた。戦争は論外だが、国家間の勝ち負けの戦いは、国の連帯感の増幅を実感させる。▲話は変わるが、一昨日からお紺われていた今期の将棋名人戦第6局も、将棋ファンの唸らせる大熱戦だった。

1.独り言コラム
 羽生永世7冠の10期目の名人、100期目のタイトル奪取が掛かっていた節目の名人戦だった。初戦で挑戦者の羽生竜王が勝って、幸先良い出だしを見せたが、佐藤天彦名人も負けてはおらず、2勝2敗のシーソーゲームを展開、そして先の第5局で力を見せた佐藤名人が勝って、名人防衛に王手をしての第6局だった。▲この戦いは、玄人好みする地味な戦いとなり、序盤で2歩を手にした佐藤名人が、その歩得を生かそうとする、言ってみれば、派手さの乏しい戦いに終始していた。▲駒台に初めて「歩」以外の駒が乗ったのは115手目で、佐藤名人が一筋で香車を成って、羽生さ側の守りの銀を奪ったのが最初という粘っこい戦いだった。▲その後、佐藤名人の序盤の2歩得がな消え、羽生さんの攻勢が始まった時点で、筆者は羽生さんの勝ちを信じ、8時半頃には寝てしまっていた。▲目を覚ましたのが11時半近くで、たまたま、つけっ放しのテレビが佐藤名人の3連覇を伝えてくれていた。まさしく、佐藤名人の大逆転勝利だったようだ。筆者は急いでネットでおの模様を確認し、佐藤名人の粘り強さにびっくりだった。▲これで、佐藤名人は永世名人の資格である名人5期獲得の資格にあと2期に迫った。佐藤名人は、しっかりと永世名人獲得が、その視界に入ったと言えよう。▲現時点での永世名人への有資格者h、今の将棋連盟の会長である佐藤康光9段も3期を獲得しているので予断は許さないが、若さの点で佐藤名人に一日の長がある。また、忘れてはならないのが、15歳の天才棋士、藤井聡太7段の存在だが、最速でまだ4年半はかかる。そういう事情で、佐藤天彦第20世永世名人はかなり有望と思う。▲かくして、この名人戦という大舞台での羽生永世7冠の節目の100期目のタイトル奪取はならなかった。次のチャンスは、今行われている棋聖戦で、羽生さんが棋聖防衛を果たせば100期目獲得は達成される。目下、挑戦者の豊島将之8段とは1勝1敗である。▲将棋が実力名人戦になって77年、今までに永世名人は。木村義男(第14世)、大山康晴(第15世)、中原誠(第16世)。谷川浩司(第17世)、森内俊之(第18世)、そして羽生善治(第19世)の僅か6人だけで、10年に1人以下の厳しい世界である。▲おそらく、第21世永世名人は、天才棋士藤井聡太だろうと思うが、最速でも、まだ10年近く掛かる仕組みだけに、筆者が自分の目でそれを見届けるのは、極めて難い。神様のご加護に与りたいのだが、…。そうは問屋が卸さないだろう。

2.プライベートコーナー
 2時半起床、体重、62.6kg。▲ほぼ一日中雨だったので、昼食に近くに出かけた以外は自宅に閉じこもり、将棋名人戦の第6局の推移を見守っていた。鎮痛剤の服用を再びやめたため、痛さが増したように思われて少し苦しんだ。(18-06-21)

4189 羽生マジック、今は昔

 かつては、羽生マジックという言葉が多用された時期もあったが、最近の羽生さんは、そんな勢いも今は昔のようである。

1.独り言コラム
 タイトル獲得100期を目指して名人戦七番勝負を戦っている羽生名人だが、先週の第5局に敗れて2勝3敗となり、カド番に追い込まれている。名人戦という大舞台での100期目のタイトル獲得が期待されているが、今のところ佐藤天彦名人の頑張りが目立っている。さあ、大ドラマは、羽生永世7冠にとって、ハッピーエンドになるのであろうか。▲昨日行われた王位戦の挑戦者決定戦で、昨年失冠した王位奪還を目指していたが、若手の豊島将之8段に苦杯を喫し、その奪還の夢は消えた。羽生竜王は、その前の週にも、これまた昨年失冠した王座戦の予選に登場したが、A級の深浦健一9段に敗れて、王座戦でのタイトル奪還の道は途絶えてしまった。▲そんな中で、羽生棋聖・竜王は、明日から棋聖戦5番勝負の防衛戦を迎える。その挑戦者が、昨日敗れた豊島8段であり、この5番勝負も容易ではない。▲その一方で、このところの豊島8段は絶好調で、今年の1月からの王将戦、2月からの棋王戦の挑戦者となったが、無念にも、いずれも、久保利行王将、渡辺明王位に接戦の末、敗れてしまった。また名人戦雄挑戦争いでも、プレイオフで3連勝して頑張ったが、あと一歩のところで、羽生竜王に敗れてチャンスを逸している。▲いずれにしても、豊島8段は、明日からの棋聖戦、7月から始まる王位戦に連続して挑戦者として大舞台に登る。同棋士にとっては、通算、5度目のタイトル挑戦であり、今度こその思いも強いだろう。少なくとも、初タイトルは獲得するのではなかろうか。▲ところで、羽生善治永世七冠は、プロ入り後32年間で、通算1402勝を積み重ねていて、史上最多勝利数である大山第15世名人の持つ1433勝にあと31勝と迫っている。しかしながら、最近の羽生さんの勢いから見ると、今期内での記録更新は難しく、来期に持ち越される可能性が高い。▲失礼な表現だが、平家物語の「盛者必衰の理りをあらわす」の文言が脳裏に浮かぶ今日この頃である。

2.プライベートコーナー
 2時起床、体重、62.0kg。▲昨日は、ただ一人の孫の誕生日だったので、期日指定でお祝いを送っておいた。夜になって、塾を終えた彼女から、お礼の電話を貰ったが。夜の早い筆者は寝てしまっていた。留守電で久しぶりに声を聴いてほっとした気分だった。18-06-05)

4172 デビュー戦以来88局目で7段昇段

 天才棋士、藤井聡太6段が、昨日の竜王戦5組の準決勝で船江恒平6段を破って、堂々7段に昇段した。史上最速のスピード昇段である。

1.独り言コラム
 プロ棋士、藤井聡太4段が誕生したのは、2016年10月1日だった。そして、注目のデビュー戦は、その年の12月24日で、かつての天才棋士だった加藤一二三九段を相手に堂々の勝利で飾った。それ以来、510日目の昨日、88対局目で76勝目の勝利を挙げて、15才9か月の史上最速で7段昇段を果たした。▲5段に昇段したのが、2017年2月1日の順位戦9回戦で昇級、昇段、続いて、16日後の2月17日に朝日オープンを制して6段昇段を決めた。5段在位期間は僅か、17日、そして、その後、91日目での7段昇段である。▲藤井7段の戦いぶりを見ていると、自玉の囲いは最小限にして、ぎりぎりの厳しい戦いを制していることが多い。昨日の戦いも、船江6段の先攻に思い切った反撃を見せた。この間、藤井6段の王様は、「6二」から「7一」に動いただけだった。それだけ、最後まできちんと読み切っているからだろう。詰め将棋選手権で4連覇を果たした実力の証明と思う。▲さて、次の8段は、現在進行中の王座戦、若しくは竜王戦でのタイトル奪取がターゲットである。天才今に強さからすれば、そこまで制覇するのも夢ではないと思う。▲とにかく、強い。筆者の命の期限が迫って来ているだけに、許されるならば、藤井聡太名人の誕生をこの目で見てみたい。

2.プライベートコーナー
 2時起床、体重、62.1kg。▲散歩のスピードが、徐々に回復して来ている。帯状疱疹で腹部の痛さがあって、通常より2割程度遅いスピードでの散歩を余儀なくされていたが、ここ二日間は、通常スピードの1割ダウン程度まで回復して来ている。しかし、まだまだ頑張りが必要である。(18-05-19)

4136 檜舞台で1400/100/10

 2018年度の名人戦が始まった。羽生永世7冠が2年ぶりに名人戦に帰って来た。今期は同棋士には大記録が掛かっており、ファンの関心も高い。

1.独り言コラム
 一昨日から二日間に渡って東京の椿山荘で行われていた今期名人戦、佐津天彦名人と羽生善治竜王の七番勝負の第一局は、初日から互いに「龍」、「馬」を作る大乱戦の好勝負が展開された。しかし、土壇場で佐藤天彦名人に疑問手が出て、羽生挑戦者がそのまま押し切って幸先良い勝ち星を得た。この勝利で、羽生竜王は、プロ入り後、32年3か月で、通算1400勝を達成した。なお、この名人戦で名人復位を果たすと、通算獲得タイトル数が節目の100期に、また名人位も節目の10期の獲得となる。名人戦という檜舞台で、これらの節目の記録を果たすのは、さすがに羽生永世七冠の強運の証であろう。▲羽生竜王は、将棋界の記録を次々とぶり替えて来た。2000年には、年間最多対局数89局、年間最多勝利数68局を達成し未だに破られていない。▲しかし、天才棋士羽生さんにして未だに達成していない記録が4つ残っている。その中に大山康晴第15世名人の通算勝利数の1433勝と名人位在位18期の二つがあるが、今期の名人戦を勝利することで、この二つの記録は視野に入って来るだろう。残りの二つの記録は、一つが連勝記録で、昨年藤井聡太4段(当時)が29に塗り替えたばかりである。今一つが、今から半世紀以上も前に中原誠第16世永世名人が記録した年間勝率、0.8545(47勝8敗、1967年)である。この二つの記録は、天才棋士羽生さんと云えども塗り替えるのは容易でなさそうだ。▲これからの興味津々は、その羽生さんを上回ると言われている天才棋士、藤井聡太六段の登場である。同棋士が今後どんな記録を打ち立てるのであろうか。それをこの世で見届けることができないのが残念だ。

2.プライベートコーナー
 3時起床、体重、63.6kg。▲昨日、今年初めて庭で舞っている蜂と鉢合わせした。昨年しっかりと蜂の巣を処置していたのだが、どこから出て来たのだろう。庭も雑草もそうだが、生きとし生けるものの生命力の強さを思う。(18-04-13)

4114 100期目のタイトルは名人戦で

 史上初の6人によるプレイオフとなった名人挑戦者争いは、結局は御大、羽生永世7冠が、昨年の挑戦者の稲葉陽8段を倒して、堂々挑戦者に名乗りを上げた。ここぞという時に強さを発揮する羽生さんはさすがである。

1.独り言コラム
 新しい歴史を創り出すようなヒーロー、ヒロインは、「運」をも味方につけることが多い。今回のA級リーグで、順位が2位だった羽生さんは、4敗目を喫した1月の時点で、その時点でトップを走っていた久保王将、豊島8段と2勝も差をつけられていたことで、今年の名人挑戦は無くなったと諦めていたという。▲ところが2、3月の戦いで、トップを走っていた二人が躓いた結果、6人の棋士が6勝4敗で並んだのである。神業のような勝ち星の配分が実現したのである。羽生さんにとっては、諦めていたチャンスが降って沸いて飛び込んで来たのだった。▲プレイオフでの戦いは、パナマス方式で、順位の最下位の者が順次上位と対局する仕組みで、羽生さんは最下位から3連勝して勝ち上がってきた豊島8段を叩き、昨日の挑戦者決定戦の対局で、昨年の挑戦者だった稲葉8段を下して名人挑戦権獲得を果たした。昨夜の最後の場面は寝てしまっていて中継を見てはいなかったが、勝ちを決めた指し手では、いつものように羽生さんの指が震えていたに違いない。▲羽生さんはかつての伝説的な大棋士、大山康晴第15世永世名人の記録を次々に湖心してきている。獲得した99期のタイトル数もその一つだ。しかし、まだ大山さんの二つの記録は越えることができていない。一つは、生涯の勝ち星の数の1433勝、今一つは、名人在位期数18期である。しかし、勝ち星の数は、昨日の勝ちで1397勝となり、うまくいけば来年度中での更新が叶う可能性が出て来た。一方の名人在位数は、羽生さんは現在9期で、その道はまだまだ遥かである。しかし、こんどの名人戦で、佐藤天彦名人を破って4度目の復位が叶えば、その18期も視界に入って来そうである。但し、そのばあい、最後の大敵は藤井聡太6段になりそうだ。▲さて、その注目の名人戦7番勝負は4月11日に開幕する。羽生永世7冠が、期待通り大ヒーローの役割を演じることができるのだろうか。将棋ファンには、また新しい楽しみが誕生した。▲余談だが、羽生さんの将来の大敵になりそうな新しい天才の藤井聡太6段が、今日、王座戦の予選突破と16連勝をかけて、4月からの新年度からA級の仲間入りを果たした強豪の糸谷哲郎8段(元竜王)と対局する。筆者は、今日も一日中将棋中継から目が離せず、多忙(!)な一日を楽しむことになる。

2.プライベートコーナー
 1時起床、体重、63.3kg。▲昨日が母親の4回目の祥月命日だった。母親が百寿を迎える際に書いていた、「100才までのカウントダウン」を纏めて小冊子にしたいと思っているのだが、あと少しの処で止まってしまっている。何とか仕上げたいと思っているのだが、関心が他のことになってしまっていて、完成は覚束ない。(18-03-22)

4109 全勝でC2級を1期で突破した5人棋士たちの今

 中学生棋士藤井聡太6段が、C2級を全勝で、1期で一気に駆け抜けた。史上6人目の快挙である。今朝は、同様にC2級を全勝で、1期で駆け抜けた他の5人の棋士たちの「今」を調べてみた。それぞれそれなりの成績で頑張っているが、全員が大きく開花した訳でもない。

1.独り言コラム
 一人目、大内延介9段(棋士番号86)2017年6月死去。
 1963年に4段に昇段後、3年連続で昇級と勢いは止まらず、1975年が絶頂期だったようだ。穴熊戦法を駆使して力を発揮、その勢いで棋王を奪取、この年の名人戦で中原名人に挑戦、1時は3勝2敗とリードして、名人獲得にあと一歩と迫ったが、名人を制する第6戦の大事なところで不覚の失着、チャンスを逸したのを記憶している。その夜、筆者は新宿駅近くの大盤解説会に顔を出していて、中原名人の弟弟子の芹沢博文8段の解説を聞いて興奮していた。筆者が中原ファンだった頃の話である。同棋士は一般棋戦でもNHK杯を始め優勝8回を記録している。弟子の塚田泰明は今も健在で、その娘は女流棋士である。
 二人目、中原誠9段(棋士番号92)。当時のC2級は12対局が行われていた時代で、中原さんは12連勝で駆け抜けた。その後の活躍は目覚ましく大山時代に終止符を打ち中原時代を築く活躍で、第16世永世名人の資格を得ている、タイトルは名人位15期を始め64期(因みに羽生永世7冠は現在99期)、一般棋戦でもNHK杯6回を含む28回の優勝をした。晩年、林葉直子女流棋士とのスキャンダルで汚点を残したが、大きく開花した大棋士だった。2009年に現役引退。1967年に記録した年間勝率。0.8545(47勝8敗)は、今年の藤井6段もわずかに及ばず、今も破られていない。
 3人目、中村修9段(棋士番号143)。1981年にC2、1982年にC1級を2年連続で昇級を果している。現在はB2級に属している。1985年には中原王将を破って王将位を獲得、翌年でも、リターンマッチに登場してきた中原前王将を連破した。当時、「不思議流」と呼ばれて注目された。
 4人目、富岡英作8段(棋士番号168)。現在C1級。1985年に全勝でC2級を駆け抜けたが、…。デビュー当初、新人賞や升田幸三賞を受賞した活躍を見せたが、今のところ、大きな活躍はしていない。
 5人目、船江恒平6段(棋士番号281)。現在C1級に在籍、2011年にC2級を全勝で抜けたが、その後、今のところ、大きな活躍はない。一般棋戦(上州YAMADA杯、加古川青流戦)でそれぞれ1度の優勝実績を残している。

 勝負には勢いというのがあって、C2級を一気に駆け抜けても、全員がその後に大輪を咲かすわけでもなさそう。しかし、6人目の藤井聡太6段(棋士番号307)の活躍は別格で、これからも最年少記録を次々と更新して行くことになろう。期待して、楽しんでその活躍を見守りたい。

2.プライベートコーナー
 3時半起床、体重、63.1kg。▲昨日は久しぶりの雨だったので散歩は取り止めた。庭の雑草がまたぞろ芽を出し始めている。春は待ち遠しいが、雑草との戦いが気がかりになって来た今日この頃である。(18-03-17)

4095 竜王戦の仇を順位戦で果たす

 昨日行われた将棋順位戦最終局で、三浦9段がA級死守、渡辺竜王B1級へ降級が決まった。将棋ソフト不正使用で濡れ衣をかけられた三浦9段の頑張りに大拍手である。

1.独り言コラム
 今年度のA級順位戦最終局が一斉におこなわれた。名人への挑戦者はだれか、無念な降級者は誰か、それに濡れ衣で暫定的にA級に留まった三浦9段が、不正を口にした当の本人である渡辺棋王との対局結果が注目された。▲三浦9段は、中盤以降、終始局面を支配、終盤での渡辺棋王の反撃をしっかり読み切って快勝、堂々A級に留まった。▲敗れた渡辺棋王は、その時点ではまだA級残留の目もあったが、最後に残っていた深浦―久保王将戦で深浦9段が勝ったことで、B1級への降級が決まった。▲対局を終えてみると、最終局まで3敗で並んでいた豊島8段と久保王将が共に敗れたことで、大混戦、史上稀にみる6人によるプレイオフが決まった。▲豊島―久保―佐藤―広瀬―羽生―稲葉の順番で、パナマス方式で挑戦者を争う。昨日は空き番だった羽生さんが、順位的に有利なポジションにあり、名人復位に密かに闘志を燃やしているのではなかろうか。

2.プライベートコーナー
 4時半起床、体重、63.3kg。▲昨日体調が悪く通院、その結果、インフルエンザに感染していたことが判明、お薬での対応を始めた。有難いことに徐々に効果が出始めている。(18-03-03)

4094 将棋界で最も長い日

 今日は将棋界年度末恒例のA級順位戦の最終局5局が一斉に行われ、名人挑戦者、B!クラスへの高級車3人が決まる。

1.独り言コラム
 それにしても藤井尾聡太6段は、また一回り強くなったようだ。昨日も関西の強豪阿部隆8段にも勝って、再び目下13連勝中である。このい13連勝中には、佐藤天彦m家9偉人、羽生永世7冠らのA級の棋が主含まれて、最初の29連勝に劣らない快進撃である。来週には、師匠の杉本昌隆7段との公式戦最初の対局が予定されている。▲さて、今日のA級決戦だが、目下トップを走っているのが、王将戦でタイトルを争っている久保利明王将と豊島将之の二人である。二人が共に勝てば二人によるプレイオフ、どちらか一方が勝てば勝った方が挑戦権を手にする。厄介なのは、二人ともが負けた場合、羽生さんをも含めて最大6人によるパナマス方式でのプレイオフが実現する。こうなると、順位が1位で前年の挑戦者の稲葉陽8段、2位の羽生永世7冠が有利である。さあ、結果や如何! ▲筆者が注目しているのは渡辺明棋王と三浦弘之8段の直接対局だ。この二人は、あの将棋ソフトの不正使用という濡れ衣を着せた方と着せられた二人だ。三浦が勝てばA級残留が決まる。なお、B1への降級は、既に行方、屋敷の二人が決まっているが、もう一人を巡って混戦である。渡辺棋王が三浦に負けると、降級の目も残されている。三浦さんには何としても勝って汚名を晴らして欲しい。

2.プライベートコーナー
 2時半起床、体重、63.7kg。▲昨日は、風邪気味だったので、昼食に出た以外は、自宅で過ごした。(18-03-02)

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