プロフィール

相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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1231 数字を楽しもう

 数字はいろんなことを語ってくれる便利なツールである。そこには、悲喜こもごもを内臓している。

1.独り言コラム
 今朝は、最近、話題になっているいろいろな数字を取り上げて、楽しんでみようと思う。
 (1)-10 :今朝のインターネット速報によると、メキシコで行なわれている米国女子ゴルフツアーのトレス・マリアスの初日で、宮里藍選手が素晴らしいたスコアーを出した。既にホールアウトしていて、2位以下を2打以上離してトップに立っている。(5時半現在)まだ米国本土での優勝がない宮里だが、今週は米国大陸での初優勝の大きなチャンスが巡ってきたようだ。とにかく、10アンダーは凄い記録だ。
 (2)7000人と1兆930億円:明日から始まる上海万博に関して、今朝の日経新聞が伝えている数字で、来場者数を7000万人と見込み、経済効果が、1兆930億円程度期待されているという。歴代の万博の記録を大幅に更新する規模のようだ。
 (3)83% :毎日新聞が、共同通信の世論調査の結果として今朝伝えているニュースで、小沢幹事長辞任を要求する数字である。先の検察審査会の公表もあって、世論は厳しい結果で答えている。なお、今朝の毎日は、話題の辺野古近辺に、小沢氏が5200へーべの土地を購入して保持していると伝えている。不可解な土地購入だという。
 (4)634メートル :ゴールデンウイークが始まっているが、東京の新名所として、スカイツリーが連日賑わっているようだ。現在は、東京タワーの333メートルを追い抜いて、360メートル辺りまで建設が進んでいるという。634メートルはとにかく凄い。数字に因んで「武蔵」と呼ばれているようだ。
 (5)554人 :4月からの子ども手当てに養子縁組を含めた子供の数で、その手当ての申請を行なったと云う。まさかと思っていることが現実に起きたことで驚いている。法律が出来た際に、そういうことも考えられるよという解説を聞いていたが、本当にそんな申請が出て来るとは思わなかった。法律の穴を狙う奴はいるのだ。
 (6)873回 :これは筆者の個人的な数字で、この3年間に介護付き有料施設のアクティバを訪ねた回数だ。契約する前の事前打ち合わせ、下調べのなどの訪問も含んでいる。実際に妻の雅子がお世話になった日数は380日足らずだったが、その間は、一日ほぼ二回のペースで、付き添いに通っていた。
 昨年の8月下旬に入院し現在に至っているのだが、退院の見通しが立っていない。そこで、この度、一大決心して施設の解約に踏み切った訳で、今日が契約最終日なのだ。この間、症状の悪化と懸命に闘った妻の健気な頑張りの日々が思い出されて胸が痛む。
 とにかく、数字は、単純、明解で余計な説明を要しない。その数字の持っている中身が、いろんなことを語り、伝えてくれている。言ってみれば、数字は、歴史や人生の貴重な語部であると思う。その数字を楽しむのは、筆者にとっては、貴重なオアシスなのだ。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時半起床。体重、60.8Kg。(なお、4月度の平均体重は61.1Kgで、今年に入って毎月0.1Kgずづ増加してきている。)今日の天気は良さそうだ。
 昨日の雅子は、終日まずまずの様子だった。熱もなく、痰も少なく、目を開けてくれることも多く、一考の話をじっと聞いてくれていた。
 なお、雅子の症状とは直接関係はないが、夕方になって、明日付けで解約する有料施設のアクティバから、大型荷物の運び出し、解約に伴う作業は全て完了した。

3.難病との闘い(1196)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(72) 

(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その18)
 しかし、一考が再度送ったメールに対しても、先方からは、さすがに、何の応答もなかった。さっさと一目散に「どろん」した格好だった。要するに、相手は、アドレス交換させて、小銭稼ぎが終れば、実質的には、それで万事完了だったのだ。恐らく、鼻の下の長いエロ爺をからかって、面白おかしく楽しんでいたのであろう。 
 考えて見るに、ここでも、前回のあかりの場合と同じように、一度ならず二度までも騙されただけに、悔しさは小さくなかった。具体的には、一度目は、約束の直前になって、一考がポイントがないことを承知の上で待ち合わせ場所の変更を申し入れてきた。そこで終わりにしておけばいい物を、余計な未練を持って、またちょっかいを出すという間違った判断をしてしまったのである。それは、いみじくも寝た子を起したことになった。
 つまり、二度目の騙しは、一考が寝た子を起し、再び声を掛けて呼び込もうとしたが、逆手を取ってアドレス交換に引きこまれて、見事に彼らのうまい作戦に乗せられてしまっての完敗だった。まさに、相手から見れば、飛んで火に入る夏の虫となったのだった。
 要するに、人格のない下半身を攻められると男は脆い。憤懣遣る方なき一考は、翌日になって改めてそのルートを通じて、今一度メールを送った。それによって、決してがっかりしているのではなく、むしろ、君らの素性を掴んだという、言ってみれば、自分なりのプライドを見せたかったからである。
 「ようやく、あなたの本質を確認できました。そのことで、一応、私の目的は達したのですが、…。
それはそれとして、一度、二人で飲みませんか。どうせ、あなたは男の方なんでしょう。言葉遣いが、部分的に男らしいわよ」
 そんなメールで相手の様子を窺おうとした一考だったが、案の定、その後は一切反応を見せずじまいだった。
 かくして、出会い系サイトでの三人目の事例も、こんな具合に脆くも完敗で完結した。気が収まらなかった一考は、数週間後に改めてもう一通メールを送っておいた。
 「酷い女(?)だよね。君の人生にはろくなことがないだろう。地獄行きだ!」
 恐らく、このメールは、誰も見ないまま、デリートされたのだろう。敗者には悔いが残るが、全てが後の祭りだった。(以下、明日に続く)
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1230 寿命

 何物にも寿命はある。この大きな地球だって例外でない。寿命のないものを探してみたが、時間の経過、円周率… 他に浮んで来ない。

1.独り言コラム
 コンクリート構造物の寿命は50年と言われている。一方、人の命の寿命は、平均でおよそ80年。それでは、女性の美はどうかと考えてみるが、せいぜい30年(?)程度の儚いもののようだ。しかし、いずれも使い方、手入れの仕方、心がけで、多少は長持ちさせることは可能なようだ。
 さて、赤プリの愛称で親しまれていた「グランドプリンス赤坂」が来年3月で閉館すると昨日発表された。1955年10月オープンだから、今年で55年目だ。老朽化に加え、他のホテルとの競争激化で収益が悪化しているからだそうだ。
 あの丹下健三氏設計の地上40階の建物が取り壊されると思うとちょっとしんみりである。筆者の思い出は、それほど多くはない。若い頃、1~2回、デイトに使用したこと、サラリーマンの晩年に、システム部長になって、そこで行なわれたITセミナーに、何回か参加した程度である。
 一方、築地にある歌舞伎座も建て替えられる。昨日がその最終公演の千秋楽だったそうだ。かくして、その60年の歴史が閉じられる。筆者は、あの東京オリンピックの時に、就職して2年目だったが、両親をその歌舞伎座に招待した思い出がある。まだ、人生の夢に燃えている頃だった。今は、昔の話である。
 話は変わるが、昨日の朝の日本テレビのワイドショー「スッキリ」で女性の美のシンボルである乳房の美しさを長く保つための研究結果が取り上げられていた。ワコールの人間科学研究所の上家倫子(うえけさとこ)さんらの研究で、1964年から45年間で集められたのべ4万人分のデータ追跡などで得られた結果だそうだ。
 それによると、細かいことは抜きにして、乳房の美を保つには、身体にぴったり合ったプラジャーの着用がポイントのようで、若い頃に使用していたサイズをずっと使うのではなく、年齢経過に応じてサイズをチェックし、その調整を図ることが大事だという。要は、乳房の揺れを少なくすることが肝要なようだ。
 乳房の揺れ、といえば、男を魅するチャームポイントの最たるものである。歩くたびにゆらゆら揺れる乳房には、つい惹かれてしまうのだが、それが、女性にとっては美の命を短くしていたと思うと複雑な心境になる。
 今でも、印象強く残っているのは、女子ゴルフの中継で、フェアウエイを歩く森口祐子さんの胸が生きているように揺れているシーンだ。画面を通じてだったが、大いに楽しませてもらったのを思い出す。恐らく、その種の魅力を発散すること自体が、何かエキスを放出していて、衰えを促すことになっているのではないかと思う。
 ところで、寿命と云うことでは、出来上がってまだ半年少々なのだが、もうすっかりガタが来てしまっているのが鳩山内閣だ。二本の柱が腐っていて、取り替えねばならないのだが、…。果たして、何時まで持つのだろうか。ここまで追い詰められてくると、潔い退陣が救いになると思うのだが、どうだろう。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時20分起床。体重、60.9Kg。外はしっかりした雨。(4時半現在)
 昨日の雅子は、前日よりは症状が安定していた。夜から朝に掛けて熱があったが、午前中には平熱に戻っていて、しっかりと目を開けている時間も長く、一考の話をよく聞いていた。
 臀部の溽瘡も先生の熱心な手当てのお陰で、その傷口も小さくなってきているという。一方、円形脱毛症はまだその跡がしっかり残っている。

3.難病との闘い(1195)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(71) 

(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その17)
 メールは、たった一行の短いものだった。
 「さようでございますか。せっかく交換できたのにとても残念です。 お元気で。」
 このあっさりとした文面を見る限り、一考がかっとして送ったメールが、甘噛みサイドからすれば、思いも寄らない助け舟になったようの思われた。恐らく、これ以降の対応については、幾つかのマニュアルが用意されていたと思われるが、もはや、そのことで迷うことはなかったと思われる。それは、まさにお誂え向きの絶好のメールが飛び込んできたことで、渡りに舟と飛びついたのではなかろうか。驚いたのは、むしろ、甘噛みサイドだったかもしれない。
 二人のコミニケーションパイプが開通して、僅か1時間半足らずの交信で、結果的には、そのメールが、敷設したばかりのコミニケーションパイプの破綻宣言となったのである。それ以降、彼女からのメールは来ることはなかった。
 実際問題、一考としても、そういうこともあろうとは思ってはいたものの、こんな単純に、あっさりと終わりになろうとは、さすがに、一考の想定外であった。あの「あかり」の場合でも、数日間は有効に作動していた。
 一考の頭の中では、もう少し会話を続けて引き伸ばし、時間を稼いで相手の出方を見るべきだったとの反省があった。頭にカット来ていたことで、短兵急に切り込んだのがいけなかった。これでは、何の引っかかりも掴めていなかった。折角決断した投資だったにも関わらず、その費用対効果はゼロに近いもので終ってしまった。自らの対応の悪さを反省しながら、暫し呆然としていた。
 一考は、憤懣やるかたなき気持ちではあったが、その気持ちを抑えながら、今度は大人しい口調に切り替えて、もう一通のメールを送った。
 「これは悪質な詐欺と同じですね。まあ、いいでしょう。こんなことばかりしていると会社は直ぐにつぶれますよ。 今年五周年だそうですが、何とか、無事10周年を迎えられることを祈念していますよ」(以下、明日に続く)

1229 大きなうねり

 国民の声が、大きなうねりとなって動き始めた。今までの流れを変える大きなうねりが幾つか見られる。

1.独り言コラム
 昨日の午後3時半頃、民主党に寝耳に水の衝撃が走った。一昨日は鳩山総理に朗報となった検察審査会の結論だったが、昨日は、一転して、小沢幹事長に対して、起訴相当という結論が公表された。昨日のこのコラムで取り上げたばかりで、一昨日の小沢幹事長の悠然とした楽観のコメントが、ちゃんちゃら可笑しく感じられる。
 とにかく、審査員11人、全員が起訴相当と判断した事実は大きい。不謹慎かも知れないが、国民の一人として、検察が躊躇して不起訴にしていただけに、極めて痛快である。とにかく、鳩山総理の公表の翌日というタイミングでの対照的な公表だけに、衝撃の大きさ、痛快の度合いが一回り大きく感じられる。
 東京地検の再捜査のタイムリミットは3ヶ月ということで、参院選挙の日程と絡んで、政界はますます一寸先が闇の緊迫した展開となりそうだ。とにかく、一般国民の審査だけは、幾ら小沢幹事長の豪腕でも、手の打ちようがないだけに、今後の同氏の動きが注目されるが、本人はやましいことはないと潔白を主張しているのが痛々しい。
 大きなうねりと言えば、殺人の時効廃止を謳った刑事訴訟法の改正が成立し、即日施行となった。事件の遺族を含めた関係者には朗報である。これで、凶悪犯が時間の経過で逃げ切るということができなくなった。事件への一層の捜査の強化が注目される。蛇足だが、刑事ドラマも、今までとは違ったストーリー展開を持つ事になろう。例えば、時効期限とぎりぎり闘う刑事の姿や時効期限を延ばすために、容疑者の海外に滞在した期間を見つけ出すといった内容は使えなくなる。注目は、DNA鑑定などの新しいツールの活用だ。それによる新しい捜査のうねりが期待される。
 さて、あと三日、5月1日から上海万博が始まる。既にリハーサルなどと称して事前に開放されている部分もあって前人気は上々のようだ。かくして、世界の人の流れは、おおきなうねりとなって上海に向かって動いてゆくことになろう。パクリ、盗作などの騒ぎが、そのうねりを大きくする面で貢献しているようで、ちょっとした皮肉な一面もありそうだ。
 もう一つ、これは国民からのうねりではないが、芸能界で、一人の女優の発言が大きなうねりを起している。女優の沢尻エリカさんの離婚を巡る話題だ。驚きは、旦那の高城剛さんが、何も聞いていないということで、完全に置いてきぼりをくっているところが異常だ。沢尻さんがイニシアティブを取って、うねりを作り出し、話題が拡がっているところが気に食わない。とにかく、女は強いくて怖い。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時40分起床。体重、60.8Kg。雨は上がっている。(5時現在)
 昨日の雅子は、朝九時過ぎの定期検診で、久し振りに37.7度の発熱があった。心配していたが、午後になって、幸いにも少し下がった(37.2度)ので、入浴は許可された。午後には、痰も酷くなって苦しんでいた。日変わりのように、苦しさが襲ってくる。厳しい戦いが何処までも続く。

3.難病との闘い(1194)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(70) 

(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その16)
 彼女との専用のコミニケーションパイプが出来て、初めての返信をした時点での一考の気持ちは、言ってみれば、やっとこさ捉えた獲物を前にして、「さて、どう料理しようか」と期待に胸をときめかせながら、しっくりと作戦を練っているような満ち足りた気持ちであった。
 その一方で、送られて来ているメールをオープンにしたまま、恰も、甘噛みという女性に思いを馳せながら、一考はほっとした気分で、その画面を隅から隅までをじっと眺めていた。
 やがて、一考は、ちょっとした異様さに気付いて「はっ」となった。その瞬間、それまで頭の隅に追いやられていたあかりに騙されたあの苦い思い出が、一考の頭に甦った。その異様というのは、アドレスそのものが、ちょっとふざけて見えたのである。
 アドレスといってもいろんなタイプがあって一様ではないが、この場合は、ユーモラスで、少しふざけ過ぎているように一考には思われたのである。「snowfuwafuwa**@yafoo」というもので、如何にも、お遊びしているようなアドレスだった。その瞬間、若しかしたら、騙されているのではという不安が脳裏を駆け抜けたのと同時に「やられた!」といった衝撃が全身に走った。不審に感じた一考は、直ぐに確認のメールを送った。
 「アドレスが少々ふざけていますね。」
 しかし、直ぐには返事はなかった。やはり、そうだったのかといった思いが深まり、がっかりした重苦しい気持ちに変わった。同時に、やはり、そんなものだろうといった自嘲的な思いも頭の中に浮んでいた。そこで、半分、焼け気味で、次のようなメールを送った。先に送ったメールから半時間ぐらい経過していた。
 「このアドレスをヤフーに確認しましたら、とんでもないことが分かりました。これは大変ですぞ!! 然るべきところに訴えます。」
 ちょっとした脅しを掛けたのである。それでも、暫くは先方からは返事はなかった。しかし、およそ20分後に返信メールがあった。それは、実にあっさりとした内容だった。(以下、明日に続く)

1228 大丈夫?

 悲喜こもごもの毎日だ。一区切り着くものもあれば、先行きどうなるか分からないものも多く、「大丈夫?」と声を掛けてみたくなる毎日である。

1.独り言コラム
 検察審査会が鳩山総理の偽装献金事件について「不起訴相当」と云う議決を行なった。本人は久し振りの朗報に胸を撫で下ろし、一区切り着いた気分でほっとしていることだろう。
 しかし、かつて「秘書の責任はその議員の責任で、場合によっては、バッジを外す覚悟が必要だ」と強く主張していただけに、同氏の対応には吹っ切れないものを覚えている。立場変われば、知らん振りを決め込む同氏を、信頼せよというのには無理がある。
 さあ、次は、いよいよ小沢幹事長の番である。近いうちに審査会の結論が公表されるらしい。昨日の小沢氏の様子を見ている限りでは、大丈夫と見ているようだが、同氏の場合は、そんなにすんなりとはいかないだろうと筆者は見ているが、どうだろう。JR西日本の過去の三社長の事例もある。小沢氏の真の胸中や如何である。心底から、不安全くなしではないだろう。
 高速増殖炉による原子力発電所「もんじゅ」が、近く、14年半ぶりに稼動するようだ。福井県の隣の滋賀県に住んでいる筆者としては、思わす「大丈夫?」と言いたい気持ちである。
 余談だが、普天間基地移設の話を持ち出すまでもなく、基地(Kiti)、核(Kaku)に関する施設、設備だけは、何処の都道府県も絶対反対の2Kの代表だ。その一方で、高速道路、空港は、数字をでっち上げても、費用対効果を装ってまでも、誘致を強引に求める2Kの代表である。
 さて、阪神に鳴り物入りで迎えられた城島健司選手だが、開幕直後のゲームではその存在感を見せていたが、疲れが出てきたのかこのところ不振が続いている。「大丈夫?」といった声も出始めているが、長いペナントレースだけに、あまり一喜一憂しない方がいいだろう。
 遂に新党改革のヘッドとして自民党を飛び出した舛添要一氏だが、多くの人が「大丈夫?」と不安視していた。しかし、昨日の日経新聞の世論調査で、次の参院選でどの党に投票するかというアンケートでは、民主、自民を除けば、みんなの党に次ぐ7%という大きな数字が出ていた。意外な出だしだが、どうなってゆくのだろうか。
 民主党が起死回生を図る取って置きの出し物である、支分け作業の第二段が始まった。期待通りの関心を集めてはいるが、これによる財源の目標額を設定しておらず、その分迫力に乏しい。大方の見方では、そんなに大きな無駄が出て来るということにはならないようだ。これで本当に鳩山内閣の支持率が回復するのだろうか。「大丈夫?」と云う不安は解消されそうにない。
 上海万博が間もなく開幕する。PR曲が、岡本真夜さんの「そのままの君でいて」のパクリだということで話題になって、その反動で、この曲が改めて見直されているようだ。
 一時は盗作を認めた中国だったが、その後になって別の曲だとの主張があって、問題は解決していない。万博に関しては、他にも、中国館が安藤忠雄氏のデザインに似ていることや、マスコットの「海星」も米国の盗用ではないかとの話もある。先のギョウザ問題でも、突如として犯人が逮捕されるという演出をした中国の対応は、本当に「大丈夫?」と聞いてみたい。
 いずれにしても、何かにあやかってでも支持率上昇の切っ掛けを掴みたい鳩山総理だが、それにしても、岡本真夜さんの「そのままの君でいて」は極めて皮肉なタイトルだ。美幸夫人はさえも、そうはおっしゃらないのではと思うが、どうだろう。何しろ、宇宙人夫婦だから。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時20分起床。体重、60.8Kg。4時半現在、まだ雨は降っていない。
 昨日の雅子は、前日とは打って変わって痰も少なく比較的平穏で、しっかり目を開けて話を聞いてくれる時間が多かった。日替わりメニューのように症状は大きく変化する。夕方には、3日ぶりにリハビリを受けた。

3.難病との闘い(1193)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(69) 

(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その15)
 時間を確認すると、もう夕方の6時近くになっていた。一考は思い切って近くのコンビニに走った。いつものように、プリベイト方式のビットキャッシュを買うためである。気分的には、少し高揚していたと思う。回を重ねて交わして来た甘噛みという女性とダイレクトに交信が出来るということで、年がいもなくエキサイトしていたのである。
 悲しいことに、その時点では、あのあかりとの苦い思い出は、そのエキサイトで心の奥に追いやられていた。喉もと過ぎれば、何とかやらで、一考はときめきさえ覚えながら、彼女に対してアドレス送信を決行したのだった。長い旅路の果ての一考の軽率な決断だったのである。言ってみれば、それは、慎重に、慎重に進めてきていたプロジェクトに送った「ゴー」のサインで、それまでの慎重さとは打って変わっての思い付き的な決断でもあった。
 彼女からは、直ぐにそのアドレスに「一考さんへ」とタイトルされたメールが届いた。一考が送信して数分のインターバルだった。
 「無事にアドレスを受け取る事ができました。ありがとうございます。もうサイトは使う必要はないのでこちらでお願いしますね。」
 あっさりした内容だったが、「通じた」ということで、一考の気持ちは安堵で満ちていたし、ちょっとした爽快さがあった。一考は、勇躍として、自分の気持ちを吐露したメールを彼女に送った。
 「ほっとしました。洒落ではありませんが、やっとホットラインができましたね。、安心して、ゆっくりやり取りしましょう。
 私の名前は、ペンネームが相坂一考です。本名はまた改めてお伝えします。あなたのお名前は、どうお呼びすればいいのでしょうか」
 長いマラソンを走って来てやっとゴールした時のようなほっとした気持ちであった。さあ、これから、どのようにアプローチして行けばいいのか、一考は、自らの気持ちを整えながら、次なる一手を考えるのだった。(以下、明日に続く)

1227 こんな小沢に誰がした

 今回の高速道路料金を巡る前原国交相との対立、来るべき参院選を巡る複数立候補戦略、その候補者選びなどで、小沢一郎幹事長の豪腕振りが目立っている。

1.独り言コラム
 菊池章子さんが戦後、間もなくに歌ってヒットした「星の流れに」の歌詞の中にある「こんな女に誰がした」というフレーズは有名だ。筆者も時々その部分を口ずさむことがある。そんな時に、最近では、「こんな小沢に誰がした」というパロディが浮んで来るのだ。今朝は、小沢氏のそんな豪腕を許している「誰」について、考えてみようと思う。
 同氏の原点は、政界に入った際に仕えた田中角栄、その後の金丸信の流れを汲んでいて、政治と金の手法で歪んだ体質に染まってしまったことが、いまだに尾を引いている。
 自民党を出て以降、今の地位に至るまでに豪腕ぶりが発揮されて壊しやとさえ揶揄された紆余曲折があった。しかし、前原誠司氏が民主党代表に着いた時点で、世代が若返ったことで、小沢氏の政治生命は終ったと見ていた。それだけに「誰が、同氏の復活を許したのだろうか」というその背景は、今一度考えてみる必要がある。今朝のテーマは、その犯人探しである。
 先ず、最初に挙げねばならないのは、あの偽メール事件を起した永田寿康氏だろう。折角、若返った前原誠司代表が辞任に追い込まれてしまったのである。そこには当時の幹事長だった野田佳彦氏が、その偽メールをチェックできなかった責任も大きい。つまり、直接の犯人は、永田寿康、野田佳彦、前原誠司の三人だろう。
 次に、その偽メールの端緒となったのは、あの郵政選挙でライブドアのホリエモンを担ぎ出した当時の幹事長だった武部勤氏を挙げねばならない。つまり、堀江貴文、武部勤氏らの疑惑に関する責任も小さくない。
 更に言えば、長期政権だった小泉純一郎総理退陣以降の安倍晋三、福田康夫、麻生太郎の年変わり総理のだらしなさが、自民党の不人気に繋がり、民主党に圧勝させる結果となった。その意味では、その三人の総理の体たらくぶりは、やはりその責任は免れられない。
 しかし、現在の体制を直視すれば、何と言っても鳩山総理、山岡賢次国対委員長、輿石東幹事長代行など含めた小沢氏の取り巻きである。皆が「よいしょ」ばかりで、誰も何も言えないというのがいけない。特に鳩山総理は、自分が小沢氏によって総理にしてもらったという恩義があって、いいなりになってしまっているのが大きい。
 更に言えば、そんな小沢豪腕が仕切る民主党を選んだ国民も責任がなかったとは言えないだろう。
 最後に、どうしても付け加えておかねばならないのは、政治と金の今回の問題で起訴を見送った検察庁トップの責任も大きい。目下、検察審査会での検討が進んでいると思うので、その結果に期待したいが、それには、今しばらくは時間が掛かりそうだ。参院選のタイミングとの微妙な暗闘が注目される。
 以上を総括して、「こんな小沢に誰がした」のベスト8を挙げて締めとしようと思う。
 1.鳩山総理 2.山岡賢次.輿石東氏らの側近 3.不起訴にした検察トップ 4.永田寿康、野田佳彦、前原誠司の偽メール扱いの直接の関係者 5.安倍晋三、福田康夫、麻生太郎らの自民党の短命総理、6.田中角栄、金丸信、7武部勤、堀江貴文の偽メールを生んだ母体、8、民主党を選んだ国民
  
2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時10分起床。体重、60.6Kg。穏やかな感じの朝だ(5時前現在)
 昨日の雅子は、久し振りに痰に悩まされていた。横になっている姿勢によっても、その程度に違いがあるようで、午後になって、体位を少し変えてやったことで、その苦しさは大分軽減された。

3.難病との闘い(1192)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(68) 

(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その14)
 彼女が送付してきたメール内容は、一気に急所に迫る緊迫する内容だった。
 「最近、お返事が来なかったのですごく寂しかったです…。アドレスの交換して直接やり取りしたいので送ってくれませんか? ここで、やり取りするより直接やり取りして話を進めたいです。」
 一考は、少し不意を衝かれたような気持ちになっていた。確かに、受信メールを開封して集めるポイントでは充分な会話は出来ない。ここまで、二人の会話が進んで来ているなら、思い切って少し投資してでも直接のコミニケーションパイプを持つのが良いのではと言った前向きの考えもあった。しかし、その一方で、若しかしたら、また、あかりの場合の二の舞になるのではといった不安もあって、迷っていた。そんな一考の気持ちを揺すったのに、ちょうど、キャンペーンと称し、一考らの何人かの人に、特別に選ばれたということで、名指しで10倍のポイントを購入することが出来る安売りセールをPRして来ていた。つまり、それは1万円を投資すれば10万点が購入できるという破格のものだった。
 さすがに一考は考えた。しかし、あまりにもタイミングが良すぎるキャンペーンだった。一時は、その誘惑に惹かれて前向きに考えたが、結局、そのキャンペーンは見送った。その一方で、彼女には、本当に会う意志があるかどうかを確認するためのメールを送った。
 「アドレス交換をすれば、あなたは本当に相手をしてくれるんでしょうね」と念を押したのである。馬鹿げた確認だったが、それでも、その反応を見てみたかった。それに対して、彼女の返事は、なかなか巧妙なものだった。
 「早めに交換をしてしまった方が経済的にもいいと思いますし、なるべく前向きに検討してみていただけないでしょうか?」
 このメールをよく読めば、一考の問い掛けへの答えを外していることは一目瞭然だ。一考としては、その辺りをもっと深く読むべきだった。そういう意味ではうかつだったのだ。先の10倍のキャンペーンは見送ったが、その時点では、それでも3倍のキャンペーンがあったのを見て、一考は、再び清水の舞台から飛び降りたのである。(以下、明日に続く)

1226 じりじり

 気がつくと「そんなになっていたの」とその変化大きさに気付くことがある。じりじりとした上昇、降下などの一見、目立たない変化に驚くことは多い。

1.独り言コラム
 ガソリンの値段がじりじりと上がって来ている。数日前には1リットルが134円になっていた。今年の1月では120円だったことを思うとこの4ヶ月で10%強の値上がりだ。因みに去年の1月では103円、もっとも高くなったのは、一昨年の8月で183円という記録が残っている。
 筆者個人にとっても、毎日の病院通いに車を使うので、ガソリン代は馬鹿にならない。最近は月平均1350Kmほど走っているので、その総額も14000円レベルで大変だ。あれほど話題になった暫定税率の問題もそのままで、また一昨年の時のような大幅な上昇が起きるのではとの心配がある。まさに、じりじりといった上昇が不気味であると申し上げておこう。
 「じりじり」での連想は、やはり、鳩山内閣の支持率の降下であろう。気がつくともう20%台になって来ている。今のままではそれを食い止めるには至難の業のようだ。
 昨日から始まった仕分け作業という取って置きの出し物で、総理は、その回復に大変な期待をしているようだ。しかし、その仕分け作業は、今までにやっていなかったということで注目を浴び、評価はされているのであって、内閣支持率を回復させることには、直結しないのではなかろうか。
 そんな中で、株価がじりじりと上がって来ている。リーマンブラザーズ破綻で、100年に一度と言われた経済不況に追い込まれていたが、世界的には意外な早い回復を見せているようだ。しかし、そんな中でも、日本の株価は、その回復が今一つと言われていた。それでも、一年前には8400円レベルまで落ちていた東証株価が、週末の23日には11000円近くを維持していて、幸いにも、じりじりと回復基調にあるようだ。
 一方、スポーツの世界では、イチローの200安打への歩みだが、今年も相変わらずであるが、堅調に一本、一本の積み重ねが進んでいて、昨日現在、22安打になっており、まさに、じりじりとその歩を進めて来ていると言える。先行きは長いが頑張って欲しい。
 日本のプロ野球も、気がつくと、セリーグでは、スタートダッシュしたヤクルトがじりじりと勝率を下げて定位置のBクラスに落ちているのに対し、その一方で、本命の巨人はじりじりと上昇して、気がつくと首位に立っていて、2位との差をじりじりとあけている。
 また、パリーグでは、ロッテのロケットスタートが素晴らしく目立っている中で、昨年の優勝チームの日本ハムが冴えずに最下位を低迷している。やがて、じりじりと順位を上げてゆくのではと思うのだが、さあ、どうだろう。
 一気に爆発的に迫る、上昇するというのは快感、爽快感を伴うが、じりじりと迫る、上昇するというのは目立たないが、実力の裏づけを意味していて、安心感がある。今の筆者のささやかな期待は、このブログのアクセス数が、じりじりと増加することである。皆様のご協力をお願いします。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 5時半起床(寝過ごし)。体重、60.5Kg。お天気は良さそう。
 昨日の雅子は熱もなく、痰も、それほど多くなく、症状としては大きな変化はなかった。しかし、呼びかけに対する反応は相変わらず低調だった。
 再入院して250日近くになる。施設のアクティバの当月末での解約を決断した。(この辺りの事情については、連載中の難病との戦い、第5部でその経緯、背景など紹介の予定)

3.難病との闘い(1191)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(67) 

(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その13)
 甘噛みからは、一考のペースを慮ったように、その歩調を合わせて来ているのがよく分かる。相手も、こちらの様子を窺っているのかもしれないと一考は読み始めていた。こちらから、焦らせるような対応も、時には効果的ではないかと一考は自分の欲望とは違った見方をしていた。
 翌日になると、甘噛みからは同じように、一考の気持ちに合わせるようなソフトなメールが入っていた。
 「一考さんのことが気になってしまっているので、何度も送ってしまいます。許してくださいね? 今日、お返事してくれたらもっと嬉しいです」
 一考のメールに必要なポイントが、ちょうど2日か3日に一度の頻度で溜まっていたので、その都度、たわいもないことを書いて二人の関係を保ちながら、一考は様子を窺っていたのである。
 「昔、会わずに愛して、といった歌が流行ったことがあったけど、我々も、そんな関係で良いんじゃない。まあ、末永く仲良くしようや」
 一考の適当な返事に、彼女も丁寧にフォローして来る。
 「そう言っていただけて、とても嬉しかったのですよ。仲良くしていただけるのですよね? 1日も早く一考さんとの仲を深めていきたいのですが、いつ頃連絡が取れるようになりそうですか?」
 とにかく、彼女は一考の一通のメールに、2~3通のメールを送って来ていた。しかし、その後、たまたまだったが、一考のポイントの溜まりが遅く、結果的に、暫く返信できないインターバルが生じた。それが、逆に彼女を刺激したようだった。
 「連絡がないことではなくて、もしかして体調を崩されているのではないかと思ってしまいます…確認だけはさせてもらえませんか?」
 そこで、一考も貴重なポイントを使って、「大丈夫だよ、まだ、生きているから。君に会うまでは死ねないよなあ」と返事をしてやった。すると、一考が最も神経を使うことになる返事が返って来たのである。(以下、明日に続く)

1225 有馬稲子さんの衝撃の告白

 今月の私の履歴書(日経新聞)は女優の有馬稲子さんの登場である。ある監督との熱愛を告白している。思わず、その監督は誰なのかと強い関心を持った。

1.独り言コラム
 彼女は今年で78歳、女優生活は60年目だそうだ。その半生を語っている内容は、なかなか面白い。その中でも、かつての恋人だったある監督との関係についての告白のくだりが、特に衝撃的である。
 東宝に入社した年(1953年)に最初に出た映画の監督に一目惚れする。二人のデイトは、映画館通いから始まったようだ。その後、美術館、音楽会など時代の先端をゆく文化シャワーを浴びさせてくれた監督との関係は、自然に深まって行ったようだ。途中で妻子あることを知り、監督の不誠実さに落胆するが、その後も二人の関係は続き、妊娠、堕胎の事実をも、それとなく告白している。
 筆者がドキッとしたそのあたりの告白部分を本文から引用しておこう。いずれも、まさに、文字通りの衝撃の告白である。
 「どうしても、結婚するというなら、その代わり、3月に1度でいいから、今までと同じように会うと約束してくれ」
 「どうしても別れたいなら、今まで、君に注いで来た愛情の責任をとれ」
 「かつて間違いなく私の体の中にいて、ついに、愛情に祝福されることがなかった子どものことを思い出して、涙が止まらなくなった」などなどである。
 そうなると、読者としては、当然この監督が誰なのかに興味を持つのは自然だ。幸い、今の時代は極めて便利で、インターネットて調べると大抵のことは直ぐに分かる。その結果、その監督は、なんと、あの「東京オリンピック」を撮った市川箟監督だというのだった。二人の関係は、当時は、この業界では知る人ぞ知るの有名な話だったようだ。
 この話の中で、「自分のことが原因で、監督が自殺するようなことがあると、たとえ手ひどい裏切りの人とはいえ、あの人の得難い才能を葬ることになる。死なせてはいけない」という彼女の強い思いで、同氏の行き先を一晩かけて探したというくだりもある。
 そういえば、女優に裏切られて自殺した監督や俳優は少なくない。筆者の乏しい記憶にも、荻野目慶子さんとの関係で自殺した若い監督、河合義隆さん、山本陽子さんとの関係での田宮二郎さんなどの事例が思い出される。そういう意味では、許せない男と思いながらも、その才能を認めていた監督への彼女の取った行為は、なかなかの立派な対応だったと言えよう。
 いずれにしても、大女優と呼ばれる人たちも人間であり、女性である訳で、男女の関係でのプライベートなドラマはあって当然だ。そんな中で、ベールに隠されていた部分を、素直な形で告白してくれるのは、我々、一般人には、時代を偲ぶ意味での特別サービスだと受け取っておこう。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 3時起床。体重、60.7Kg。朝風呂を使う。外は穏やかな気温。
 昨日の雅子だが、午前中は、一考の呼びかけにも全く反応を示さなかったが、午後になって、目を開けてくれる時間も多くあった。この日もリハビリを施してもらっていた。近い将来に、その効果が出てくれるのに期待している。
 臀部の溽瘡の治癒手当のために、そこを圧迫しないようにするために、少し苦しそうな姿勢を取っている。見ていて少し気の毒だが、とにかく、頑張っている。

3.難病との闘い(1190)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(66) 

(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その12)
 その一方で、彼女の言って来ている内容を見る限り、何となく真面目そうな一面も感じられて、一考の気持ちも徐々に変化してきているのだった。男って、女性にはナイーブで愚かな動物であると、一考はつくづく思う。
 その後も、それほど時間の間隔を置かないタイミングで、彼女はメールをこまめに送って来ていた。この辺りの微妙な配慮が男心を妙に揺するのである。
 「無理はして欲しくないですしね。ゆっくり決めていきましょうね。私の都合のいい時間は旦那の予定もありますので日によって変わるのですけど、それじゃ困りますでしょうか?」
 ここで、珍しく旦那の話を持ち出してきた。今までほとんど口にすることもなかったのだが、何か先方に心境の変化でもあったのだろうか。漸く、溜まったポイントを使って、一考は、また時間稼ぎの意味でのメールを送った。
 「何も、ばたばたと慌てて、激しく求め合うような会い方をする年でもないですよね。とにかく、マイペースを大事にしましょう」
 下心をぐっと抑えての様子見のメールである。この時点では、一考もこの出会い系のメールでは、失敗を充分に味わっていたので、がつがつするような気持ちはほどんど失せていた。同時に、また裏切られることになるのでは、といった気持ちも潜在していて、ちょっとした悟りの気持ちも持ち合わせていたといえよう。
 「いいお友達になりましょうね!一考さんも無理はしないでください。お互いに無理のないように会えたらいいと思いますので。私たちは私たちのペースでお話進めていきましょうね」(以下、明日に続く)

1224 前原、頑張れ!

 昨日の前原大臣のきりっとした怒り顔に、思わず、1936年のベルリンオリンピックでの河西アナの名セリフ「前畑頑張れ!」を思い出した。今朝は、それをもじって「前原頑張れ!」だ。

1.独り言コラム
 一旦決めたことだ。自分も納得してOKしたことではないか。それにも関わらず、豪腕の小沢幹事長に一言「見直せ」と言われたことで、直ぐにそれを受け入れるというのは頂けない。鳩山総理には、あまりにも信念がなさ過ぎると言わざるを得ない。
 一昨日からの高速道路料金に関する取り扱いを巡る動きは面白い。小沢一郎幹事長の鶴の一声で、一旦決めた法案の見直しを、鳩山総理が「内閣が引き取って見直す」といとも簡単に返答したことが騒ぎの発端だ。
 もともと、この法案は、昨年末に小沢幹事長から必要な高速道路を作るべきとの要請を受けて、その財源を考慮して作成されたものだった。それを、総理大臣としても了承したにも関わらず、幹事長からの選挙目当てでの変更の申し出を、すんなりと受けたのである。とにかく、総理の信念のなさには、極めて遺憾さを覚える。この問題は、言ってみれば、小沢幹事長がぶれたのを、信念のない鳩山総理が反論することなく「はい、はい」と言って、そのまま右へならへとしたのである。前原大臣が怒るのは当然だ。
 昨日は、その対応を巡って、鳩山、前原間で話し合いが行なわれて、今度は、前原大臣の顔を立てて、見直しはしないことを了承したという。国会の審議を通じて変更の可能性を残したものの、鳩山総理のぶれる対応は、ここでもみっともないくらいに露呈されることになった。
 前原大臣の取った怒りの対応は当然で、大いに頑張って欲しいというのが筆者の考え方だ。思えば、前原氏は民主党の2代前の代表だった。あの馬鹿げた永田メール問題で辞任したが、今でも若手のホープで、筆者の数少ない期待する政治家の一人である。「頑張れ!前原」である。
 「頑張れ!」と云う意味では、政界の流れはここに来て極めて急だ。新党が幾つか出来つつある。しかし、第三極として、これはと言ったものは見られないのは残念である。期待されていた舛添新党も、結果的には、オオカミ中年が詰め腹を切らされたようで、全くの期待はずれだ。
 そんな中で、少しニュアンスは違うが、橋本新党、つまり「大阪維新の会」には、かなりの期待がある。大阪都を目指すという画期的な目標を掲げていて、道州制への大きな試金石となりそうだ。
 筆者が感心するのは、あの若さで、誰もが取り上げないような難しい課題に果敢に取り組んでいる同氏の姿勢である。事なかれ主義では手が出せない課題に挑んでいる。。同氏のアグレッシブな政治姿勢に、大いなる敬意を表したい。「頑張れ!橋本知事」と申し上げておこう。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時起床。体重、60.7Kg。雨は上がっていて、気温もそこそこある。(4時半現在)
 昨日の雅子は、久し振りに下痢があって体調は今一つのようだった。一考の呼びかけにも反応は乏しかった。それでも、午後には、このところ定番になったリハビリを受けた。先行きの効果に期待している。

3.難病との闘い(1189)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(65) 

(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その11)
 久し振りに復活したメール交換だったが、甘噛みは結構積極的な姿勢を見せてくれていた。
 「何を溜めてるんですか?♪♪私も、結構溜まってるので、是非又メールして下さいね?♪って言うか、早くにお会いしてみませんか?♪♪一考さんは近々で会う事とかは出来ますか?♪♪」
 どうやら、話は、今一つ噛み合ってはいなかった。一考の言う、ポイントを溜めるという意味が伝わっていないようだ。いずれにしても、溜まっていたポイントを使い切ると、暫くは、また溜まるのを待たねばメールができない訳で、彼女へのタイムリーな交信が出来る状態ではなかった。まあ、自分では、適当に遊んでいる程度の気分でいたこともあって、多少は気になってはいたが、それほど執着してはいなかった。そんな中で、彼女の積極性が、少しずつ気になり始めていて、少しだけでもポイントを購入してみようかとの気持ちも脳裏では浮遊し始めていた。
 そんな曖昧な気持ちになっているところに、彼女からの誘いのメールが入って来た。
 「明日かあさっての都合を教えてくれたら嬉しいです♪♪ かなり暇してるので、一考さんの都合さえつけばと思ってるんですけど、どうですか?♪♪」
 このメールを受けた翌日に、幸い、一回分のポイントが溜まったので、それを使って、相手の考え方を探る意味でメールを送った。
 「まあ、のんびり行きましょう。時間を掛けて。慌てることもないと思うよ。こちらには、ポイントは不足しているが、時間はたっぷりあるからね」
 とにかく、一考は、暫くは時間を稼ごうと考えていた。ポイントの購入については、相変わらず逡巡していた。
 しかし、甘噛みからは、それに対しても、直ぐに返事を送って来たのである。
 「いつ頃お話できるのかなと思いまして。気持ち的に一考さんのことを知りたいなっていうのもありまして。もっともっと。あせらないでいきましょう。ただ音信不通はこわいので」
 交信が復活後の彼女の姿勢は、一考の気持ちを少しずつ揺するような効果に繋がっていた。それが、一考には、次第にボディブローのように効いてくるのである。(以下、明日に続く)

1223 おろか

 賢者が愚者を装うのは絵になるが、本当の愚者が賢者を演じるには無理がある。

1.独り言コラム
 昨日の党首討論は面白かった。谷垣禎一総裁の追及に、鳩山総理は「私は愚か総理かもしれない」と答弁した。ワシントンポストで酷評された言葉を使って、谷垣総裁からの追及を受けての総理の発言で、自らが自虐的にそれを口にすることで、開き直ったとも言える。
 今回の討論で驚いたのは、普天間基地移設問題に関して、この期に及んでも、まだ県外移設で5月末までに解決すると主張していることだ。どう見ても、無理なことが分かっていて、その言葉を繰り返す総理は、やはり本当に愚かな総理だと言いたい衝動に駆られる。
 夕方に行なわれた政府、党の首脳会議で、小沢幹事長から、高速道路の新料金体制の見直しの鶴の一声があり、それに対し、総理は「引き取らせてもらう」と簡単に受け入れを表明した。元々、小沢幹事長の意向を組み込んで作った案にも関わらず「お引取り下さい」と突っぱねずに、自らの決断をそのまま直ぐに撤回するなんて、これまた「愚か」と言いたい安易な対応である。恐らく、前原国交大臣の心中は如何なものか。今後の同氏の対応に注目したい。
 このところ、オオカミ中年なんて揶揄されていた舛添要一前厚労相が、漸く決断して新党結成に舵を切った。党内に居て、執行部批判を続けながら、馬鹿の一つ覚えのように「全ての可能性はオープンです」なんて意味有り気に口にしながら様子を窺っていた。その結果、思いのほか、党内から総すかんを食らって、行き場を失って、追い込まれての止むを得ない苦渋の対応と見られる。
 今までの同氏の尤もらしい目立った行動が、自民党内に他に適当な人がいないという状況の中で、国民から、総理にしたい人のナンバーワンに選ばれていたに過ぎないと筆者は理解している。それだけに、今回の決断は、そのアンケート結果をまともに受けた過信による「愚かな」決断だと思う。とにかく、ついていく行く議員が限られた人たちだけであり、自民党から出た舛添氏には、今まで通りの国民からの支持が集まると思えない。
 さて、メキシコ出身の女子プロゴルファー、ロレーナ・オチュアが、電撃的に現役引退を表明した。06年から3年連続賞金王にも輝いた女王で、世界ランキングでも、07年4月からトップを維持している超一流のプレイヤーだ。詳しい背景は説明されていないが、昨年末に結婚したこともあって、家族のことや慈善活動に専念するための引退のようだ。まだまだ実力を堅持しているだけに惜しい引退だが、自分の人生を幅広く意義深いものにするという意味で、これは、「愚か」ではなく、「賢明」な決断だと申し上げておこう。大変残念なのは、日本ではプレーする機会なく引退されることだ。
 まあ、与えられた人生を、愚かに生きるのではなく、願わくば、賢く生きたいとつくづく思う今日この頃である。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時40分起床。体重、61.4Kg。冷たい雨(朝5時現在)
 昨日の雅子は、まずまずの一日だったようだ。一考のつまらないジョークに噴出してくれた。昼間は党首討論、夜は7時のバラエティ番組をイヤホーンで聴いてもらった。

3.難病との闘い(1188)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(64) 

(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その10)
 それからおよそ2ヶ月間が経過した。幸か不幸か、新たに探し出した別のターゲットの女性のフォローで多忙だった一考は、多少は気掛かりだった甘噛みではあったが、その後は返事もしないまま放置していた。
 しかし、結局は、その別のターゲットてもうまくいかず、それが一段落した2月半ばになって、一考は、中途半端で終っていた甘噛みに、唐突だったが、思い切ってメールを入れたのである。そこには、彼女とのやり取りがすっきりせずに、気分的に引っかかりがあったことは確かである。そんなことで、一考は、軽い気持ちで、ちょっかいを出して様子を見てみようと思ったのである。まあ、言ってみれば、そこには、いわゆる、ちょっとした悪魔のささやきがあったというべきなのかもしれない。
 「突然だけど、どうしてる? あなたには、本気で会う気なんてなかったのでしょう。こっちには、どうしても裏切られたという気持ちが強くあって、諦めてはいたんだけど、その一方で、若しかしたら、自分の早とちりがなかったとも言えず、気分的にすっきりしていなかったので、またメールしてしまったたんだよ。まあ、仕切り直しということかなあ。改めて聞くけれど、本当に会ってくれる気はあるの?」といったことを書いたと思う。純情な一考の馬鹿な一面がまた表に顔を出していた。
 それに対して、甘噛みから直ぐに返事が戻って来た。
 「私のこと、覚えててくれたんですね?♪♪嬉しいですよ♪♪ 元気にしてますよ! 毎日、味気ないですけど…なのでお会いできるならすごく嬉しいです♪♪ 元気にしてましたか?」
 思ったよりも、あっけらかんとしていた。一考は、相変わらず、ポイントは買わずに、ここのシステムで、自分宛に送られて来たメールを開けることによるポイントを溜めてのメールだったので、直ぐに応答できないことを伝えていた。(以下、明日に続く)

1222 頑張れ、女性キャスター

 4月にはテレビ各局では、定期の番組改編があったが、その中で、筆者が気に入っている女性キャスター達を、独断と偏見でフォローしてみた。

1.独り言コラム
 昨夜、予定より一日遅れとなったが、山崎直子さんが宇宙ステーションから地球に無事帰還した。野口聡一さんとの日本人同士の初めての宇宙での対面もあって世界に話題を投げ掛けた。約15日間の任務を終えて、元気な様子で地上に降り立った彼女はとても輝いていた。
 彼女を裏方で支えている素敵な旦那さんの山崎大地さんが、主夫として、文字通り、大地に腰を落ち着けて、しっかりとしたサポートがあっての今回の快挙で、ワイドショー番組に喩えれば、直子さんが女性キャスターとしてマネージする一方で、そのアシストの大地さんが傍でしっかり支えている番組と言えそうだ。
 さて、今朝は、最近話題の女性キャスターについて取り上げてみたい。
 先ずは、昨日改めて気付いたのだが、NHKの夜のニュース9の青山祐子さんの成長振りだ。今年で2年目だが、実に大きく成長されて立派にマネージしておられるのに感心した。昨年の初めの頃は、おどおどしておられて、スポーツ以外では自信無げな様子が気になっていたが、そのイメージは完全に一新していた。4月から新しくキャスターに加わった大越健介さんをリードする形での明るい対応は見ていても気持ちが良い。
 昨日の終わりの場面で、大越さんが話し始める直前に、同氏のマイクがオフになっているのに気付いた青山さんが、さっと、横からスイッチをオンに切り替えてにっこり微笑んで大越さんを見たシーンは、なんとも微笑ましいシーンだった。やはり、素材がよければ、経験を積むことで光り輝くんだと思うと同時に、彼女の知的な美人として存在を再認識したのである。
 一方、一昨日から始まったフジテレビの日曜夜の新番組「Mr.サンデー」で関西から乗り込んできたやんちゃ坊主の宮根誠司と組んだ滝川クリステルさんだが、さすがになかなかの美人で、筆者は思わず見入ってしまっていた。二人のコンビネーションは、滝川が必死にフォローしようとしている姿勢はいとおしいぐらいで、よく頑張っていたと思う。さあ、今後どんな具合に進んでゆくかに関心がある。
 その滝川クリステルさんがNHK、BSの国際討論番組のキャスターを努めるという。放映日は4月29日だそうで、大いに楽しみである。新しい彼女の魅力ある側面を見つけられるかも知れない。
 一方、その宮根さんとの掛け合いで奇跡の38歳と言われて、一躍、夕方の新番組「News、エブリ」のキャスターに抜擢された丸岡いずみさんだが、関西で見ている限り、放映時間も限られていて、その印象は今一つだ。彼女の良さはまるで出ていない。野に置け蓮華草と言われないように頑張って欲しい。
 さて、全国区で売れていた読売テレビの辛坊治郎氏が、関西に戻って来てメインキャスターを担当している朝のワイドショーの「すまたん」だが、辛坊さんのおふざけが目立っていて宜しくない。しかし、そこでアシスタントで頑張っている虎谷温子さんは、なかなか明るくていい感じだ。寝起きには格好のエネルギーを与えてくれていて気分がいい。ズームインの西尾由佳里さんを見られる時間が少なくなった分、しっかりとカバーしてくれている。なお、彼女は、土曜の朝、同じ辛坊さんがキャスターをしている「ウィーク」のアシスタントを務めていて、関西エリアではよく頑張っている。
 頑張れ! 山崎直子(東大)、青山祐子(筑波大)、滝川クリステル(青山学)、丸岡いずみ(関学)、虎谷温子さん(筑波大)。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時50分起床。体重、61.1Kg。雨はふっていないが曇っている。
 昨日の雅子は終日まずまずの様子だった。午後には前日に続いてリハビリを受け、その後に入浴させてもらった。それでも痰は少し続いていた。

3.難病との闘い(1187)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(63) 

(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その9)
 ここでも、一考は少しずつ溜まってくるポイントを見ながら、メールが可能な状態になるまで、じっと無返答のままで我慢して待つしかなかった。
 翌日になって、甘噛みからはまたメールが入って来ていた。
 「ちゃんと私も会いたいって思っていたのですが…昨日はダメだったのですよね?ですが…ちゃんと会いたいって思っているので…なのでどうにか私にチャンスをくれませんか?」
 リカバリーのチャンスを欲しいという辺りに、一考は、若しかしたら、彼女が嘘をついているとみた自分の判断に早とちりがあったのではという不安を覚え、気持ちにちょっとした動揺が芽生えたのである。そして、次第に、何か大事な真実を失ったのかもしれないといった反省の気持ちになるのだった。そんな一考の気持ちを揺するように、彼女は更にメールを送って来るのだった。
 「なんだかこのまま終わってしまうのはイヤなんですよ…だから具体的なことを決めていきたいです。私が悪かったということは百も承知です。ストレートに決めていくことを誓いますので。どうかもう一度だけチャンスをください。」
 そんな彼女からのメールを見ながら、彼女は本当はどんな人間なのだろうかと、一考は戸惑うのだった。若しかしたら、自分の早とちりだったのだろうか。正直言って、後ろ髪を引かれる気持ちがなくはなかった。確かに、それまでの二人の「瞳」や「あかり」とは少し違っているような印象もなくはなく、一考は、頭の中では、その戸惑いが次第に大きくなっていったのである。
 しかし、その時点では、一考には別のターゲットが見つかっていて、それに集中し始めていたこともあって、気にはなりながら、二頭を追う訳にはいかず、この甘噛みとの交信は、そのまま返信することもなく、一考の方で、一方的に連絡を打ち切った形になってしまっていたのであった。
 一考が、再び、思いついたように彼女にメールを入れたのは、それから2ヶ月も経過した頃だった。気ままな一考のアクションが、再び、予想外の展開に繋がるのである。そして、そこでは、またしても、一考の甘さが露呈されることになる。(以下、明日に続く)

1221 爽やかな決断

 「辞める」とか「諦める」などは、やはり、本人自らが決断するのがベストである。

1.独り言コラム
 昨日に続いて、阪神の金本選手の記録断念の話である。とにかく、金本選手の自らの決断で大記録を断念したニュースは、残念と云う気持ちも大きいが、多くの関係者、ファンはほっとした方が多かったのではないかと思う。
 この話題に関しては、一週間ほど前に筆者が偶々見ていたテレビ番組で、関西テレビのプロ野球解説者の金村義明さんが「もう、誰かが言ってあげた方がいいのでは」と熱っぽく語っていた。筆者も部外者ながら、その考えに同調していた。
 しかし、そうは言っても、この種の話は、いざ、本人に面と向かってアドバイスするのは相当な勇気がいる。真弓監督以外の人は思っていても、なかなか言えなかったというのが真実だろう。その真弓監督さえも、最後にメンバー交換する際に、これでいいのだろうかと迷っていたという。
 そういう意味では、その辺りを弁えた金本選手本人が適正に決断されたことで、全てがうまく治まったと言えるのではなかろうか。ある意味では、めでたし、めでたしと言える話だと思うのである。
 この話とは対照的に、勇気を持って本人に辞任勧告をした例を思い出す。それは、大物長老議員であった中曽根康弘氏や宮沢喜一氏に、当時の総理だった小泉純一郎氏が引導を渡したのを思い出す。その時、中曽根氏は突然の通告に「政治テロ」だと言って激怒された話は有名だ。最近の事例では、亀井静香大臣が、日本郵政の西川喜文社長の責任を重く見て辞めさせたのは記憶に新しい。この種のケースは、言われた本人もそうだが、引導を渡した方も、双方共に気分はいいものではないだろう。
 それだけに、それらの事例とはケースは違うが、大記録に終止符を打つという金本選手の今回の決断は、爽やかで鮮やかだったと改めて思う。
 今朝の読売テレビの番組で、金本選手に最も近いと自他共に認めているデイリースポーツの吉田風記者が生出演で語っていたが、数日前の巨人戦で、犠牲フライを取った際に、三塁ランナーがラミネス選手であったにも関わらず、ショートへしか返球できなかった時点で、今回の決意していたようだという。そこには、区切りの1500試合といったこだわりは全くなかったようだ。鉄人金本選手の真骨頂、ここにありと言っておこう。
 因みに、筆者の印象に残っている鮮やかな引退事例を二つ挙げておこう。一つは、先の事例で大変な引導を渡した小泉純一郎氏の突然のあっさりとした議員引退、もう一つは、トリノオリンピックで、堂々の金メダルを獲得しての爽やかな現役引退とプロ入り宣言をしたフィギュアスケートの荒川静香選手のケースである。 

2.今朝の一考、昨日の雅子
 5時起床。体重、60.8Kg。曇り空。寒さはそれほどでもない(AM5時半現在)
 昨日の雅子は多忙(?)だった。微熱はあったが、午後には専門の先生から初めてリハビリを受けた。寝たっきりはよくないとの先生の配慮である。引き続いて、口腔クリーニングもあった。総じて、ご機嫌は悪くなさそうだった。

3.難病との闘い(1186)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(62) 

(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その8)
 ところで、このサイトは、今まで経験した二つのサイトと違って、会員にはちょっとしたサービスがあった。それは、自分宛に来るメールをオープンするだけで、1ポイントもらえる仕組みになっているのだ。従って、地道に、受信したメールを開ける作業を何日間か続けていると、メールの一回分に必要な70ポイントが溜まってくるのだ。
 出会いが不成立になった2日後に、幸い、メールが一通できるポイントが溜まった一考は、満を持していたように、怒りを込めて彼女に次のようなメールを送ったのである。
 「けしからんですよ。土壇場になって待ち合わせ場所を変えるとはどういうことですか。もうポイントがないということもしっかり書いて、あなたに、その確認のメールを送った直後の変更の提案ですよ。これは、約束の裏切りと同じじゃないですか。自分は、極めて不愉快でした。心から怒っているのですよ」
 ちょっと書き過ぎたかなと思っていたが、彼女から、直ぐに低姿勢での返信があった。
 「それは確かに私が悪かったと思います… でも… 誰にでも都合はありますよ?私はただ提案をしただけなんですけど… それに、お会いするまでは連絡取れる様にしておけませんか? 今夜でも大丈夫なんですが…無理でしょうか?」
 再び、ポイント不足に戻った一考は、そのまま返事をすることが出来なかったが、彼女からは、じっとしていられなかったのか、更に、もう一通のメールを送って来た。
 「騙したと思われてそれっきりでは私も辛いです。終わりにするにしても1度くらいは会ってもらえませんか? 信じてメールしてたんですし。私もポイントかかってますから」
 この内容を見る限り、嘘を言っているようには見えない。馬鹿真面目な一考は、そんな気持ちになっていた。(以下、明日に続く)

1220 遂に、その日が来た

 連続記録と云うのは、いつかは途絶えるものだ。昨日の金本選手の決断は、勇気ある決断だったと思う。

1.独り言コラム
 遂に、その日が来た。守備でボールを投げられなくて、その役割を果たせないということで、金本知憲選手、自らが監督に欠場を申し出たということらしい。10年間以上もの長い間、幾たびかの危機を乗り越えて続けてきたフルイニング出場の記録が、昨日で途絶えた。立派な決断であったと思う。
 記録は1492試合ということで確定した。覚えやすい数字だ。コロンブスが西インド諸島に到着し、アメリカ大陸を発見したとされる年と同じ数字である。
 この大記録は、1999年に広島時代での対阪神戦で始まり、広島、阪神の主砲として継続して来たものである。この間、それまでの阪神の三宅秀史選手の日本記録の701、世界記録の904(2006年4月)を追い抜き、その後大きく伸ばしての大記録で、恐らく、未来永劫これを破るのは難しい不滅の記録と思われる。なお、連続試合出場の記録は継続中だ。鉄人、衣笠祥雄選手の記録はずっと先だ。何処まで迫れるだろうか。頑張って欲しい。
 そういえば、アースマラソンで頑張っていたもう一人の鉄人、間寛平さんが、マラソンを一時中断を決断した。ちょうどトルクメニスタンに入った直後で、大阪をスタートして483日目での決断だった。
 これも、ある意味では、遂にその日が来た、という表現が当てはまる。1月の検査で判明した前立腺癌の治療のためで、およそ2ヶ月間の放射線治療に当たると云う。先を見た立派な決断で、6月には戦線に復帰するという。いずれにしても、完走を期待しているファンは多い。頑張って欲しい。
 さて、話は大きく変わる。その日が来たということでは、関西地区で人気のあるフリーアナウンサーの宮根誠司氏が、遂に東京に乗り込んだ。昨日から始まったフジテレビの夜10時からの新番組「Mr.サンデー」のキャスターとして、あの美人キャスターである滝川クリステルさんとの異色の組み合わせでの登場である。
 途中から、見ていたが、やはり宮根の独特の喋りのペースに、滝川さんはフォーローするのに戸惑っていたようだ。それでも、番組は、初回ということで、浅田真央さんとの買い物特集や朝青龍とのインタビューなどのトクダネで頑張っていた。真央ちゃんの即断即決は魅力的だった。果たして、関東エリアでの同氏の受けはどんなものか。興味深い。それにしても、クリステルさんは、筆者好みの美人だ。
 もう一つ、「遂にその日が来た」と待機している話題がある。それは、普天間基地移設問題の行方についてである。マスコミだけでなく、多くの国民が注視していて、5月31日が近づくにつれて、どんどんと沸騰して行く。それは、言わずと知れた鳩山総理の進退である。さあ、その歴史的な日が、一日一日、確実に近づいて来ている。「腹案があります」と大見得を切った鳩山総理だが、本当にその腹案はあるのだろうか。今では、それを信じている人は誰もいないようだ。
 なお、このブログも今日で1220間連続更新を続けている。いつか、途絶えるその日が来るはずだが、それは、今のところ、何時になるかは誰もしらない。それまで頑張って続けてゆく。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 5時起床。体重、61.0Kg。寒さもそこそこ。今のところ晴れ模様(AM6時時点)
 昨日の雅子は、久し振りに、微熱があり、痰も少しあって、少し苦しそうだった。それでも、「たかじんそこまで言って委員会」と「女子ゴルフ中継」をイヤホーンで聞いていた。久し振りに優勝に絡んだ贔屓の不動が冴えず、面白くなかったはずだ。

3.難病との闘い(1185)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(61) 

(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その7)
 そうこうしている内に、彼女からまたメールが届いた。
 「大丈夫なんでしょうか? 場所変更なのでちゃんと連絡したいと思っているのでお会いできるようにちゃんと連絡もらえませんか? 今日のことなので宜しくお願いします。待っていますので。」(注、以下もそうだが、先方のメール内容は、全て、原文のままである)
 この内容を見る限り、甘噛みは、出会いの場所を元の場所に戻そうとする考えはなさそうだ。一考は、この時点では、彼女が元の場所で良いから、そこに行って待っていると言い出せば、そのまま出かけて行くつもりだった。とにかく、出会いでは待ち合わせ場所は基本の基本だ。何回もメール交換を重ねながら、それまでは、全く触れずにいて、最後の土壇場になってから大事な場所を変更してくるということに、大きな不満を持っていたからである。
 馬鹿正直な一考は、一考からの返事がもらえない甘噛みは、焦っているように見えた。そのことに、一考は、ちょっとした痛快さを覚えていた。それまでの2回の失敗の経験で、面白くない悔しさを味わっただけに、その分、痛快さも小さくはなかった。
 甘噛みからは、引き続き、どうしたものかというメールが続いていた。
 「私何度も連絡したんですけどね…? どうして何も答えてくれなかったのです? 今度はちゃんと会いましょうね?」これに続いて、
 「今日はお会いすることは可能なんでしょうか? もう5時半は過ぎてしまいましたが…見てくれているでしょうか? 一応昼間にお伝えした事を教えていただきたいと思うのですが…お願いできますか?」
 一考は無視し続けていた。ポイントを買い足す意思がなかったから、そうするしか仕方がなかったからだった。それでも、相手が焦っていると思うだけで、鬱憤を晴らしているような実感を受けていた。さあ、次にはどう出て来るのだろうか。そんなことを考えながら、彼女の出方を断続的にフォローしていたが、結局、出会いは実現しないままに、その日は暮れて行った。(以下、明日に続く)

1219 起死回生

 死にかけていたものを生き返らせる、駄目のものを立ち直らせる、と広辞苑にはある。

1.独り言コラム
 どうやら、鳩山内閣はじわり、じわりと動きが取り難く身体極まった厳しい状況に追い込まれつつあるようだ。何といっても、オバマ大統領からの要請である普天間基地移設問題で、その決着のタイミングである5月末はじりじりと迫って来ているが、どう見ても、そこに打つ手があるとは思えない。
 今朝のTBSの時事放談(今ちょうど放映中)で民主党の仙石由人国家戦略担当相の言及した衆参同日選挙は、それを耳にした直後は「そんな馬鹿な」といった感触だったが、今朝になって、その論調も一部の新聞(毎日新聞)には取り上げられており、若しかしたらといった気がしないでもない。
 つまり、鳩山政権にとって越え難くなったハードルを一挙に越える起死回生の手段としての誘惑があるというのだ。これぞ、先の党首討論で鳩山総理が言った腹案だったのかもしれない(笑い)。懸案をリセットする大戦略だ。
 民主党の中には、昨年の衆院選挙でのような勝ち方は絶対に出来ないから、そんなことをやる訳がないという見方が強いが、局面打開の奇襲としては魅力がありそうだ。特に、自民党は、その準備が全く出来ていないということで、虚を衝くという点でも戦略的には、大いに魅力があるようだ。そう言われると、筆者もなるほどと思うのである。仙石由人氏は小沢一郎幹事長とは相容れない立場だといわれているが、若しかしたら、この点では、結果的にその思いを汲み取っている部分があるのかもしれない。
 さて、スポーツの世界では、起死回生の事例は少なくない。今シーズンの出だしでもたもたしている日本ハムだが、昨日も、エースのダルビッシュで、前半で痛打を浴びて5点も奪われたが、その後、主砲の稲葉篤紀選手が起死回生の満塁本塁打などの打線の奮起があって逆転勝ちを納めた。しかも、この試合で、ダルビッシュ投手は、連続5試合10個以上の奪三振で、プロ野球新記録である野茂投手の6試合連続にあと1試合とした。あっぱれである。
 他方、女子ゴルフでは、ここ、1年半以上も優勝から遠ざかっていて、今やその存在も薄れてきている不動祐理選手が、今週の地元の熊本での西陣レディースで首位と2打差との2位タイにつけていて、久し振りの優勝のチャンスを迎えている。マスコミは、相変わらず、桃子、さくらの一点張りで、不動の「ふ」の字も聞かれず、上田桃子や横峯さくらに焦点を絞っているが、筆者としては、不動選手にとっては、まさに起死回生の47勝目を奪う絶好のチャンスであり、その展開を密かに期待している。
 とにかく、このところの閉塞感に終始している今の世の中では、筆者の私生活をも含めて、起死回生の展開には大いに誘惑、魅力を覚えていることは確かである。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時半起床。体重、51.5Kg。晴れていそう。寒さはまだ少し残っている。
 昨日の雅子は、少し熱はあったが、症状は落ち着いていた。臀部の傷の対応で姿勢を決められていて、少し窮屈そうなのが気掛かりだった。

3.難病との闘い(1184)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(60) 

(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その6)
 その最後のメールには、一考としては、既に何回かに渡って、出会いに必要な事項については、繰り返し確認をして来ているので、今の自分には、もう改めて新しくポイントを買う考え方が無いことをを、きちんと書いておいた。
 ところがである。そんな一考の思惑を無視するかのように、彼女から次のようなメールが送られてきた。
 「遅くなってしまう可能性もあるので…、ロータリーだと、そんなに長く車とめておけないですよね…?そこで、浜大津の琵琶湖ホテルの2階 にある喫茶室だったら、車のことは気にしなくていいのかな?と思ったのですけど、変更可能ですか?」
 このメールを見て、一考の気持ちは、腹の底から込み上げて来る押さえ切れない苛立を覚えた。そこには、「この間際になって、一体、どうなっているんだ。もうポイントがないと書いて送っったじゃないか。読んでいないのか、この馬鹿者!」といった具合の、どうしようもない怒りの苛立ちになっていた。
 とにかく、土壇場で、待ち合わせ場所を変更してくるのは、けしからんことだった。それと言うのも、一考は、既にあの場所には足を運んで確かめていて、ドライバーが車の中におれば長く停車していても、なんら問題がないことを確かめていたのだ。余計なお節介だと思うのだったが、それが相手の狙いでもあったのだと後で気付くのだ。相手が一枚も二枚も上だったのだ。
 いずれにしても、一考にはもうポイントがないから、こちらからは一切その意思を伝えられない。一考としては、相手からのメール内容を見て、それに合わせたアクションを取るしかなかった。
 そう言えば、この状況は、先のあかりと最初に出会う約束をした日の朝とその状況的は酷似していた。要するに、ポイントを買い足す気がないところに、急な変更、確認などを言い出して返答を求めてくるパターンである。もしかしたら、これが彼らの手口の常道なのかもしれない。(以下、明日に続く)

1218 大きな夢を育てるには、時間が掛かる

 夢は頑張って育てるものだ。大きな夢ほど、その達成には時間が掛かる。

1.独り言コラム
 オバマ大統領が昨日、ケネディ宇宙センターで演説し、2030年半ばまでに宇宙飛行士を火星の軌道に送り込む目標を掲げた新宇宙政策を公表した。人類初の火星への着陸も目指すという。地球から核を無くそうという先の宣言に次ぐ、同氏の明るく大きな夢の打ち上げである。
 火星上陸に関しては、前にも紹介したが、芥川賞作家の平野啓一郎氏が、昨年半ばに「ドーン」という小説を発表している。(本ブログの第1101を参照)その中で、このテーマを取り上げられていて、2033年11月6日午前10時17分に人類が初めて火星に降り立つという歴史的瞬間を描いている。
 また、昨年の11月18日付けで読売新聞が「火星往復に520日耐えられる?」という見出しの記事を掲載していて、ロシアでそのための実験を開始するというということだった。
 思えば、月に上陸したのが1969年だった。それから随分と時間が掛かったことになるが、漸く、惑星、火星への旅への大きな夢が広がり始めることになる。筆者には、その結果が見届けられないのが少し悔しい。
 斯く斯く然々、大きな夢を果たすには、それなりの時間が掛かるものだ。今、宇宙で野口聡一さんと一緒に仕事をしている山崎直子さんも、宇宙飛行士に選ばれて11年目でのひのき舞台だという。妻として、母親として頑張って来ていた大きなご褒美なのだろう。
 スポーツの記録を取り上げてみても、大きな夢のような記録には、それだけの長い期間の努力の積み重ねで生まれて来る。あの阪神の金本知憲選手の連続試合フルイニング出場記録も12年目に入っていて、今は肩の痛みがあって大変苦しい様子だが、もう少しで、1500試合達成に到達する。また、イチロー選手も、ちょうど、10年間、レギュラーシーズン連続200安打の大記録に挑戦を開始したところだ。大きな夢の達成には、それに応じた時間が掛かるものだ。それには、不断の努力の積み重ねが欠かせない。
 その一方で、今、大きな政治課題である普天間基地の移設先は、辺野古で合意されて14年目だというが、この場合は、政権交代の結果、とんでもない混乱の中にあって、沖縄県民の夢を弄んでいるようで、先行きが見えない。こんな悪夢だけはいい加減にして欲しいというのが、今や、日本国民の大きな願いである。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 3時半起床。体重、60.9Kg。相変わらず寒い。
 昨日の雅子は体調がよかったようだ。夜は7時から8時20分頃まで、好きなテレビ番組を聞かせてあげた。時々、薄目を開けて画面を見ていたようだ。

3.難病との闘い(1183)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(59) 
(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その5)

 一考の感触としては、今度こそは、どうやら、うまく進行していて会えそうな予感が強くあったことから、「アドレス交換は、明日出会ってからでいいじゃないの」と優しい文調で訴えた。この段階で、驚いたことに、一考の気持ちは、今回の出会い系とのやり取りは、この世界の探索が初期の目的だったのが、何時の間にか、彼女との出会いへの期待が大きくなって来ていて、男の下心が顕在化してきていたことは確かだった。男の生まれながらのかわいそうな性なのだ。
 いずれにしても、このメールを送ったことで、出会いを明日に控えた前夜のメールのやり取りは終った。しかし、この段階で一考が気になっていたのは、ポイントの残りが、メール数回分しか残されていなかったことである。
 そして、約束当日の朝を迎えたのだが、彼女から次のようなメールが入って来た。
 「おはようございます♪ もうおきてますか?♪ あの、車のナンバーなのですけどね、もう一度送ってもらえないですか?♪そういう詳しい目印は、きちんと聞いておきたいのですよね…♪♪」
 一考は少し焦っていた。「今更、そんな!」という気持ちがあった。番号の送信では、この間は、うまく誤魔化して、検閲を潜り抜けたのだが、今回はどうなるか分からず、何となく苛立っていた。それでも、仕方なく、もう一度、改めて、場所、時間などの中に、車の番号の末尾も織り込んで、送付を試みた。
 しかし、やはり、懸念していた通り、うまく送信されてなかったようだ。検閲で引っかかり、文字化けさせられていたのである。そんなやり取りをしているうちに、残存メール可能回数がどんどん減って行った。
 そして、遂に、ポイントが、あとメール一回分になった段階で、一考は、彼女に、これが出会うまでの最後のメールだということを書いた上で、「必ず来て下さいよ」と記し、加えて、夕方に出会う際の自分の服装についても説明を書き加えて送信したのである。(以下、明日に続く)

1217 「く」の位置解析

 「く」の有無や、その位置で意味が正反対になるケースがある。それとは関係ないが、我々の人生ではなるだけ「苦」はないに越したことはない。

1.独り言コラム
 昨日の読売新聞のコラム「編集手帳」で、妙なコラムを見つけた。それは、今の鳩山総理の周辺では「く」の存在、或いは、その位置を変えることで、真意が垣間見えるというジョークが紹介されていて、一流新聞のコラムにしては異質なコラムだった。
 具体的には、先の党首討論会で、鳩山総理が反発した「ふくあん(腹案)があります」は余計な「く」がくっ付いていたのではないか、と云うのだ。つまり、「く」を抜いて「ふあん(不安)があります」ではなかたったかと言うのである。なかなか、面白い。それじゃ、その余計な「く」は、何処に行ったかということで、なけなしの総理の「しりょ(思慮)」にくっ付いて、母親からもらっていた子供手当てを揶揄した「しりょく(資力)」となったというのである。分かったようで、直ぐにはぴんと来ない、あまり質の良くない駄洒落(?)のコラムだった。
 そこで、筆者も思い付いたのだが、鳩山総理は、昨日も5月末までに結論を出すと「かくしん(確信)」有り気にインタビューに答えていたが、ここでも、その態度には、余計な「く」が着いていて、実際は「く」のない「かしん(過信)」に過ぎないと申し上げておこう。
 そんなくだらない話を引用したことで、今朝は、面白くないスタートしてしまった。そこで、いつもの飛躍した話で、お茶を濁したい。そこで、「く」は「苦」に通じるということで、今、大変苦しんでいる人たちをピックアップしてみようと思う。
 もちろん、鳩山総理が一番苦しんでいることは申すまでもないが、今朝のニュースでは、アースマラソンの間寛平さんも癌で苦しんでいて、トルクメニスタンに入ったところで、マラソンを一旦中断して、アメリカで放射線治療を受けるという。
 ヨーロッパに上陸してからも既に7752Kmを走っていて、大阪をスタートしてから走った陸上での総距離は、13274Kmに達している。あと9000Km程度残っているものと思われるが、この入院の決断は、相当に苦しい選択だったに違いない。とにかく、健康第一、治療に専念し、2ヵ月後のカムバックに期待しよう。
 さて、あの水泳の北島康介選手もカンバックを目指して始動しているが、なかなか思うようにはいっていないようだ。昨日も得意の200メートル平泳ぎ決勝で4位に甘んじてしまった。
 一方、海外ツアーで頑張ったプロゴルファーの石川遼、池田勇太選手が、今週は日本のツアーの開幕戦に顔を出しているが、昨日の出足は二人とも、めためたの苦しいスタートだった。長いツアーの戦いだが、二人にとっても、賞金王狙いは、容易ではないターゲットだ。
 ところで、話題の三人の「岡田」も共に苦戦の真っ最中だ。岡田克也外相は普天間問題で、サッカーの岡田武史監督は、W杯を間近に控えての苦戦続きで、更迭騒ぎも起きている。また、プロ野球のオリックスの岡田彰布監督は、出足は悪くなかったが、ここに来て地金が出て、意外な大負けが目立って来ている。
 もう一人、阪神の金本知憲選手の肩の痛みが厳しいようで、更新中の連続居合いフルイニングス出場の赤信号が点っている。さあ、真弓監督は、どうジャッジするのだろうか。
 いずれも、苦しみを乗り越えたところに男の喜びがありそうなので、大いに頑張って欲しいものだ。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時20分起床。体重、60.9Kg。今朝も少し寒い。4月としては異常だ。
 昨日の雅子は、熱もなく、痰も少なく、ご機嫌だった。午後には実兄夫妻のお見舞いがあって、目を開けて応対していた。
 臀部の傷の治癒対策の結果、身体の姿勢がコントロールされていて、その姿勢を保つのが、雅子には辛そうで気の毒だ。

3.難病との闘い(1182)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(58) 
(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その4)

 この後、一考は自分がブログをやっていることを伝え、相坂一考で検索すれば、そのアドレスは直ぐに見つかることを教えた。そして、それにコメントを送ってくれれば、あなたのアドレスが分かるので、そこにこちらからメールを入れることで、実質的にアドレス交換が出来ると伝えたのだが、どうやら、そのメールが検閲に引っかかり、大事なところが文字化けしていて、何が書いてあるのか意味が分からないと返事して来た。仕方なく、ブログの話は、そのままになってしまった。
 そんなやり取りを続けているうちに、気がつくと、ポイント数も残り少なくなって来ていたので、「あなたには凄く関心が高くて、今までにないくらい燃えているのですが、その一方で、肝心のポイントが少なくなって来ているのが心配で、これからは、なるべく無駄なメールはしないようにしたい」と申し入れた。
 それに対して彼女は「私に燃えていただけてるのは凄く嬉しいです…でもポイント少ないんですね…それが終わったらもう連絡が取れなくなってしまうという事ですか?」と不満を言ってきた。
 そこで、一考は、残りの数少なくなったポイントを使って、今までの出会いに必要な約束事を総括して、しっかり理解してもらうためのに、少し長いメールを送った。中でも、大事と思われる「日時はX月Y日、夕方7時半、JR堅田駅前のロータリーで、一考が車を停車させて待っていること。その車はトヨタの軽のパッソで、車の番号の末尾も連絡してある通り」確認のために分かり易く書いて送った。
 このメールで、一考は、彼女を安心させようとしたのである。恰も、父が娘に確認しているような気分だった。それに対して、彼女からはそれじゃ心配だと言うメールが入って来たのである。
 「まだここだけの関係ですから、連絡途絶えたら怖いんですよ♪ じゃあ先にアド交換してもらえますか? 私たちはまだ信じてあうあわないとか、それ以前の問題なんです。ここでのメール、連絡が全てですよ♪ 会ってから全部始まります♪ 会う前日にこういうの困ります…。」
 ここで、飛び出して来た突然のアド交換という申し出に、一考は、思わず、あのあかりの場合の裏切りが思い出されて、少なからず不安を覚えたのである。(以下、明日に続く)

1216 虚々実々

 広辞苑には、互いに敵の虚を衝き、実をかるなど、計略や秘術の限りをつくして戦うさま、とある。

1.独り言コラム
 関西地区で人気のある番組「探偵ナイトスクープ」は、今は、西田敏之さんが司会を担当しているが、元々は、あの上岡龍太郎さんが司会をしていた番組だった。その秘書役をずっと21年間も担当していたのが岡部まりさんだ。
 その岡部さんが、昨日の記者会見で、あの小沢一郎幹事長から、参院選の候補に指名されて出馬の決意表明をした。民主党からの二人区以上での二人立候補の強気の方針に基づいた戦略の一環だ。
 ここに来て人気が低落傾向にある民主党だけに、大きな賭けである。狙いは、今までの大阪の自民、民主、公明の安定していたバランスを崩そうというものだが、果たして、どんな結果を呼ぶか、共倒れしないか、どうか興味深い。今後、「みんなの党」や「たちあがれ日本」からも立候補者が出て来ると思われ、この選挙区では、今までにない虚々実々の駆け引きが展開されることになろう。人気者の芸能人に目を付ける小沢幹事長の狙いが功を奏するかどうか、その責任論を含めて興味深い。
 今のところ、首相にしたいというアンケートでもっとも人気のあるのが舛添要一氏だ。昨日、同氏が重大な発表をしそうだとのメディアの報道があって注目していたが、同氏はそんなところまで踏み込んだ発言はしなかった。
 同氏の発言、行動を見ていると、如何にも何かをしそうな雰囲気を作っておいて、ずっと様子見を続けている。そこには、虚々実々の駆け引きが渦巻いていると思われる。最終的にどんな行動に結びつけるのか、水面下での駆け引きが面白そうだ。
 同氏は、大学教授の席を蹴って政界に進出した。早いもので参議院議員になって10年近くになる。先の厚労相で頑張ったことが国民には良い印象を与えているようだ。しかし、筆者は、その如何にもずるそうな同氏の動きには、あまり好感を持っていない。さあ、どんな手を打ってくるのだろうか、じっくりとその展開を見てみたい。
 普天間基地を巡る移転先の話は、約束の制限時間が迫って来ているだけに、その決論の行方に国民が注視している。期待された一昨日の鳩山総理とオバマ大統領の10分間協議は、空振りだったようで、鳩山総理はどうしようもない崖っぷちに追い込まれている。政府、地元、米国との間での虚々実々の駆け引きも、今ではどうにもならないこんがらがったものになった。迷路脱出の道はあるのだろうか。
 スポーツでも大きな試合での虚々実々の駆け引きは、ファンには堪らない魅力の一つだ。一昨日の伝統の巨人―阪神戦は、そう言う意味では、そんなちまちました駆け引きを超越した圧巻そのものだった。5本の本塁打での6点差を逆転しての豪快な勝利で、こんな試合は、年に一度あるかないかのドラマティックな逆転劇だった。
 因みに、ここまで書いて気がついたのだが、今年は6点差から逆転に繋がったのが、この阪神の事例を加えて3度目である。一つは、バンクーバーオリンピックの女子カーリングのロシアとの対戦の前半で、6-0と離された試合を逆転勝ちしたケース、更に、今年の米国女子ゴルフツアーの第一戦で、最終日で宮里藍選手が6打差を逆転して優勝した試合があった(1178参照)
 6点差という大差も、諦めてはいけないという事例だが、そうは言っても、5月末の普天間基地の移転先決定は、手も足も出ない状況で、諦めざるを得ないのでは、…。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 5時起床。体重、60.8Kg。曇り空ですっきりはしていない朝だ。
 昨日の雅子だが、相変わらず午前中は反応が乏しかった。
 午後には、入院前から出来ていた臀部の傷がなかなか治癒しないので、医師と看護婦との間で、その対応について細かい打ち合わせが行なわれた。
 炎症はほぼ治っているが、ここに来て、この傷がますます厄介になって来ている。

3.難病との闘い(1181)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(57) 
(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その3)

 真由美と云う名前を紹介された一考は、彼女の前向きの姿勢を評価し、その返信で「自分は、ペンネームが相坂一考なので、一考と呼んでください」と教えた上で「甘噛みと云うのは、どういう意味かい?」と確認した。すると、彼女は素直に「そういう意味よ。ご想像に任せるわ」と云ってきたのである。なかなか、話の分かる女だと一考は勝手に解釈して、にやっとしていたと思う。
 更に、一考が驚ろいたのは、彼女は自分の乗っている車のナンバーを連絡してきたのである。普通、その種の内容は、アドレスや電話番号と同じで、サイトの検閲で文字化けさせられてしまい、正しくは伝わらないはずなのだが、女性からの送信は別格なのかもしれないと、一考は都合の良いように解釈していた。
 若し、この時点で、一考が、陸運局にでも、この番号を問い合わせていれば、車の持ち主は確認できていたと思われるが、面倒だったので、そこまでは確認しなかったのである。
 今回の出会い系でのメールのやり取りは、その後も順調に進んだ。そして、指し当たっての二人の待ち合わせ場所は、二人が車を使うという前提で、浜大津にある琵琶湖ホテルのロビーにしようと一考が提案した。しかし、その後になって、彼女が高島市に住んでいるということが分かり、それなら、双方に都合がいい、湖西線の堅田駅前のロータリーに変更し、一考が自分が車で迎えるということにしたのだった。
 とにかく、彼女はなかなかまめだった。その後も、大した内容でもないのに、恰も、愛を育てるように、メールでいろいろと話しかけて来るのだった。二人の気持ちが切れないようにとの彼女の配慮があるのだろうと一考は勝手な解釈をしていた。しかし、その分、お金が嵩むので、なるべく余計なメールはしたくはなかったのだが、今回は、どうやらうまくいきそうな希望的な感触もあって、一考も、相手のご機嫌を損なわないように、必要最小限の返答には応じていた。(以下、明日に続く)

1215 根拠の乏しいアバウトな数字

 分かり易く説明するために、大雑把な数字が使われることは多い。その場合、その裏づけがはっきりしていないことが多いのだ。

1.独り言コラム
 一年半前に起きたリーマンブラザーズ破綻問題に端を発した今回の不況を100年に一度の深刻さであるとし、全治3年と当時の麻生太郎総理は言い放った。この場合の100年や3年には何の根拠もない数字であることは誰もが承知の上で、それなりにその深刻さを理解していた。分かったようで、誰も分かっていない面白い現象だった。
 この種の表現は、時々使用されるが、その代表的な事例が、小泉総理時代に、公明党の坂口力厚労相が提案した「100年安心の年金制度」と云うのが思い出される。強行採決で成立したものの直ぐに化けの皮が剥がれて、目下その改革に大わらわだ。しかし、その検討の進捗状況は今一つのようだ。
 国内98番目の空港として、去る3月16日に開港した茨城空港だが、その需要予測は大幅に下方修正され、計画当初の5分の1になっているという。捕らぬタヌキの皮算用と云うよりも、それらのオリジナルの数字は、計画そのものの了承を取るために、でっち上げされた数字であったのだ。
 この種の出鱈目の数字作りは、高速道路つくりなどの建設、土木などの分野で、堂々とまかり通っているようだ。官僚たちが、鉛筆舐め舐めでいい加減な数字をでっち上げて承認を得ようと画策したものが多いという。
 筆者も、現役時代に中長期計画を作成する際などにその種の手法を使っていたのを思い出す。ある程度の目標値という意味を込めて、それほど裏づけのない数字を作っていた。そして、その説明には、一般的な伸び率に、自分達の業界での特徴を強調し、それよりも大きいという意味での弾性係数という根拠の乏しい数字を使って役員会などで説明していた。
 しかし、一年経過すると実績が出て来るから、一年後にはその改訂版を作るのだが、同じ手法を採用することで、結果的には、下方に修正する作業の繰り返しだったのを思い出す。
 ところで、いい加減な数字での最近の最たる事例が、民主党が昨年の選挙対策につくったマニフェストの中のばら撒き政策に対する財源の議論である。彼らはもっともらしく「予算を抜本的に見直し、組み替えて無駄を無くすことで、10%程度の削減が可能で、埋蔵金などを合わせて20兆円の財源は確保できる」と得意げに公言していた。裏づけのないいい加減な情緒的な財源論だったが、その付けで、民主党は目下苦しんでいる。仕分け作業では、その論拠が如何に甘かったかが実証される結果になっている。ざまあ見ろと言いたい気持ちである。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 3時半起床。体重、60.9Kg。 気温はまずまずで、晴れ模様だ。
 昨日の雅子は、午前中は血圧が低く、反応に乏しかったが、午後になって回復し、目を開けてじっと顔をみてくれていた。しかし、いつも聞いていテレビはこの日は、積極的に聞こうとはしなかった。

3.難病との闘い(1180)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(56) 
(4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その2)

 今だから言えるのだが、このメール内容は、どう見ても女性では書き難い表現が羅列されていて、随分と怪しいと言えるのだが、そんなことよりも、その中身の面白さに、つい惹かれてしまい、結果的には、最初から、建前の探索という主旨から、大きくはみ出してしまっていたと言える。
 ところで、この甘噛みという女は、そのプロフィールでも「私のこと落ち着かせてください♪ 既婚ですけど旦那は全く私の体には興味ないみたいです…なので溜まっている」なんて直截な言い方で書いていて、男を刺激するのが好きなようだった。
 このメールに対し、一考は、正確には覚えていないが、多分、「本気なの?」といった形で返事をしたと思う。それに対し「嬉しいです♪♪ 本気だからこそ何度も連絡していますよ?♪♪ では日にちと時間は指定しますので待ち合わせ場所は考えてくれますか? 車あります♪♪」と返信して来た。何だか手っ取り早い話の進み方に、一考は、いささか戸惑っていたのも事実である。
 とにかく、彼女のメールは積極的だった。一考が「期待しているよ」といった主旨のメールを送ると、直ぐに、返ってきたメールがこれまた積極的な明るい内容だった。
 「これからが楽しみで楽しみで仕方ないです♪♪ 二人で絶対に楽しい出会いにしましょう♪♪ 何か要望とかありますか? 遠慮や緊張…会うときはしないで会いたいですね♪♪」
 その後も彼女はこまめにメールを寄こして来た。「会ったらどんな食事をするか」とか、「どんなことをして欲しいかとか」などと下らない内容のやり取りが続いた。一考も返事をしない訳にはいかないので、食事については「しゃぶしゃぶはどうか?」と提案したのに対し「最近食べていないので、いいですね。そうしましょう」ということになり、加えて「そう言えば、まだ名前って教えていませんでしたよね? 真由美って言うので、お好きなように呼んでくださいね?」と伝えて来た。(以下、明日に続く)

1214 倒れる直前まで

 悪夢のような突然の死が襲う。その直前まで、仕事に取り組んでいる真摯な姿には、驚き、悲しみ、悔しさ、そして心を打つ言葉に表せない感動がある。

1.独り言コラム
 今朝のテレビの各局のニュースでは、タイの首都バンコクで10日に起きた軍、警察部隊とデモ隊の衝突で日本人テレビカメラマン、村本博之さんが死の直前に撮影した映像が繰り返し放映されている。
 そこには、治安部隊とデモ隊の緊張の様子、激しいぶつかり合い、そして、流血の惨事に至る模様が細かく捉えられている。気になるのは、その最後の部分は、カメラを地上に置いたような角度からの映像が映っているところだ。
 要するに、村本さんは、命を危険に晒して、倒れる直前まで、必死に仕事に取り組んでいた訳で、生きるという安全地帯から踏み込んで闘っていたと言える。同氏の撮影振りを映像で見る限りでは、その激しいぶつかり合いの中で、なかなか温厚そうな同氏の顔が映しだされている。それだけに、奥様の「あの明るい顔で帰らなかったのが、とても残念です」という言葉が痛く胸に刺さるのだ。倒れる直前まで、命を賭けて取材に取り組んでいた男の生き方に、そこまでやるかという驚きを越えた感動を覚える。
 先日、試合前の練習時に、突然グランドに倒れて病院に運ばれ、その後の頑張りも空しく亡くなった木村拓也選手の場合もそうだ。とにかく、倒れる直前までシートノックをしていたという。ドラフト外で日本ハムに採用され、その後広島で長く活躍、そして、憧れの巨人軍に移り、今年からコーチに抜擢されていた。さあ、これからだというタイミングでの突然の不幸だった。
 とにかく、投手以外のポジションの全てを経験したと言うから、凄い器用な選手だったのだろう。原辰徳監督も期待してはずだが、その出だしで思わぬ不幸が襲ったのだ。一寸先は闇とは言え、大観衆の前で起きた思わぬ出来事は、多くのファンの記憶に残るだろう。
 倒れる直前まで闘っていたと言えば、大平正芳総理や小渕恵三総理のことが思い出される。大平総理は、40日抗争を経て踏み切った総選挙の戦いの最中での突然の死だった。確か、その前日だったと思うが、あの口の重かった同氏が、激しい口調で選挙民に訴えていた演説の迫力は、今でもしっかりと記憶に残っている。
 また、小渕総理の場合は、記者からの質問に、数秒間、言葉が出て来なかったあの沈黙のシーンも忘れられない。倒れる直前まで激務に追われて闘っていた男の死に、今朝の村本さんの場合は別として、男冥利と言う言葉が浮んで来る。
 さて、鳩山内閣の支持率は、最近の調査によると、遂に、危険水域と言われる30%を割った。それでも、鳩山総理は、口先では強気な発言をして、核セキュリティサミットに出席するため米国に向かった。小沢一郎幹事長も同様に強気で、昨日の会見でも「今まで、新聞、テレビの世論調査で、当たったことがあるかい?」なんて、強い口調で豪腕振りを見せていた。ここでも、倒れる直前までは、強気で突っ走ろうというのだろう。ちょっとお気の毒な気がしているのだが、…。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 3時40分起床。体重、61.5Kg。雨は上がっていて、寒さは感じない。
 昨日の雅子は、午前中は血圧が低く、呼びかけにもほとんど反応を見せなかった。しかし、午後になって、血圧も少し上がったことで、かなり長い時間目を開けてくれていた。息子の二郎が送ってきてくれた孫の写真を見せてあげると、それにじっと見入っていた。

3.難病との闘い(1179)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(55)
 
 (4)「甘噛み」という珍妙なハンドルネームの女(その1)
 二度のみっともない騙されるという失敗の経験から、一考の頭の中には一つの反省がが生まれていた。それは、自分が選んだ相手が、あまりにも若過ぎたのがまずかったのではということだった。
 偶々だったが、その二つのケースでは、いずれも34歳の若い女性を選択していた。サイトとグルで仕組まれたものだったと考えると、一考のような年寄りを騙すのには、格好の年齢の女たちだったと言える。それは、いわゆる20代の若過ぎる年齢でなく、ちょっとした憧れを抱く対象の年齢ゾーンに入っていて、騙しやすいターゲットだったのだ。つまり、自分の年齢を考えた場合に、一考は、身の程知らずの挑戦をしていたとも言えそうだった。
 そこで、今度はもう少し年配の女性にターゲットを絞って当たってみようと考えたのである。そして、使用するサイトも、サラヤ(仮名)という新たなサイトを選らび、その中から、44才の少し細身の女性をターゲットに選んだ。このようにして、一考は、この怪しげな世界をもっと知ろうという新たな挑戦を開始したのである。
 その女性のハンドルネームは異色だった。「甘噛み」という妙な名前を使用していた。如何にも、男心を惹きつける怪しげな名前だった。彼女を選んだ理由の一つが、その最初の誘いのメール内容が、随分と砕けていて、男心を誘う刺激性の高いものだったので、ちょっと、ちょっかいを出してみようと思ったのである。
 そのメールは、「私の招待状を受け取ってください」と題するもので、ここに、その内容をそのまま紹介するのは憚られるようなもので、次ぎのような大胆な内容だった。
 「このメールが大人の世界への招待状です♪ もし受け取ってくれたら私の甘噛みのテクニックで、気持ちよくさせてXXXしてあげますから、この全身性感帯の敏感な私の事を弄んでYYYYにしてくれませんか? してくれたら… これで大人の世界の住人ですね♪ 一緒にZZが溢れる世界へ行きましょうよ?♪」(以下、明日に続く)

1213 自信

 それが漲っている時は見ていても美しいものだが、ちょっとしたことで、喪失することもあって、取り戻すのは容易ではないことが多い。また、過剰だと災いの元になることもある。

1.独り言コラム
 昨日の読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」に森喜朗元総理が出演していた。面白い話題が多かったが、戦後の総理の中でよくやった総理を3人挙げるコーナーで、同氏は、それは後世の歴史が決めるものとしながらも、自分を第一位に自信をもって位置づけしていた。
 何をそんなに高く評価しているのか質問に、当時のアメリカ、中国を重視する考え方が主流の中で、将来を見込んで、インド及びアフリカに先鞭を打つ意味で、自分が日本の総理として最初に訪問した事実を挙げていた。当時は失言癖ばかりが報道されていて、人気の乏しかった同氏だっただけに、なるほど、そんな実績があったのかと改めて見直した。
 一方、あの小泉純一郎総理への評価は、「情がない」ということで意外に悪く、戦後の良くなかった総理の3位にランク付けしていた。あの缶ビールと干からびたつまみの演技については、小泉総理が、本気で解散を考えていることを、亀井氏に伝えんがために真剣に演じたのだという。
 この番組で、筆者が少し違和感を覚えたのは、司会の辛坊治郎氏の自信過剰さだった。お遊びだと言いなからも、幾つか、失礼な突込みがあった。中でも、森氏が、自分が総理になって直ぐに癌であることが分かったので、それを抱えて苦労していたとの話に「それにしては、長く生きておられますね」と突っ込んだ辺りは、さすがの森氏が、少し怒りの表情を見せていたし、先の総選挙で大阪の中山康秀議員に対し、森氏が関係者に電話で投票しないように呼びかけていたと言う話の真偽を確認していたが、その言い方に、辛坊氏の過剰な自信が鋭く出ていて、筆者は不快感を覚えたのである。要するに、最近の辛坊氏の自信は明らかに過剰だと申し上げておこう。
 逆に自信を失っていると思われるのは、ここに来て女性問題が暴露された与田剛氏だ。レギュラーのNHKのサンデースポーツでのキャスターぶりは、昨日の番組では、何となく精彩を欠いていたのが見ていて分かった。生身の人間の心の微妙さを隠す訳にはいかないようだ。奥さんの元TBSアナウンサーの木場弘子さんの方が「過去は水に流すから、…」とカバーしてあげたと伝え聞いたが、その辺りの彼女の自信はなかなかなものだと思う。
 最近、自信を失っていると思われるのが、将棋の矢内理絵子女王だ。持っていた名人位も若手の里美香奈さんに奪われ、その名人挑戦者リーグのA級からも陥落、残された唯一のタイトルが女王だが、それも目下、甲斐智美さんの挑戦を受けていて、昨日も敗れて、5番勝負で2連敗というピンチだ。先のNHK杯トーナメントの出場権争いでは、里美名人、清水市代王位に連敗するなど全く精彩がない。私生活で、失恋でも、…。心配である。
 女性との不倫問題で世間を騒がせたタイガーウッズだが、復帰第一戦のマスターズでは、初日から自信を持ったプレーが続いていて、目下、逆転優勝をかけて最終日を戦っている。しかし、この日は、前半でスコアーを落し苦戦中で、最後のバックナインに入っているが、スーパーショットを見せてはくれるが、苦しい展開になっていて、どうやら、優勝は難しそうだ。
 その一方で、女子では、有村智恵選手が、昨日のスタジオアリスで、プレイオフで韓国の朴仁妃選手を破って見事な優勝を果たした。インタビューで、17番で追いつかれた際に、却って自信が出て来たと語っていたのが印象的だった。因みに、筆者が好きではない宮里藍選手は、彼女の自信過剰なところである。
 いずれにしても。適度な自信を持ってプレイし、生きることの素晴らしさを思う。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時40分起床。体重、61.5Kg。外は小雨がぱらついている。
 昨日の雅子だが、何となくご機嫌だったように思う。好きな番組の「たかじんのそこまで言って委員会」を聞かせてあげた。目を開けて見てくれる時間が、比較的多かった。

3.難病との闘い(1178)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(54)
 
(3)あかりという女(その21)
 予想されたことだったが、サイトからの返事は、気で鼻を括ったような杓子定規の次のような内容の繰り返しだった。
 「お問い合わせの件ですが、お客様のお問い合わせの件については申し訳ありません が、個人情報保護法の関係上、お客様同士の会話に介入する事はできません。
 尚、アドレス交換をされてサイト外でのやりとりとなりますのでこちらにも介入はする事が出来ません。大変申し訳御座いませんがご了承いただきますようお願い申し上げます。」
 愛想のない杓子定規の返答で、取り付く島もない。それに、一考が確認したポイントバックについても全く触れていない。先の失敗の経験時でも味わったことだが、要するに、サイトがグルでやっているから当然のマニュアル通りの対応なのであろう。
 まあ、騙された方が悪いのだから仕方がない。そうは思いながらも、そのままでは面白くなかったことから、あかり宛のアドレスに、数回、繰り返し「地獄に落ちますよ」から「地獄に落ちよ」といった下らない嫌がらせのメールを送った。しかし、こんなことをしたって、多分、誰も見ていないだろうと思うと馬鹿馬鹿しくなってやめた。
 そして、次第に落ち着きを取り戻してくると、もうこんな馬鹿馬鹿しい遊びは辞めようという考えではなく、面白いじゃないか、この世界はもう少し確かめてみる必要があるのではという気持ちが、心の中で拡がって来るのだった。
 これまでの2回の貴重な経験が役立つはずだ。今度は、騙されたふりをして、その世界のどろどろしたものを見届けてやろうという好奇心と同時に、こんな悪の世界を、このまま放置しておいてはいけない。徹底して調べてみようじゃないか。そこには、少なくとも、表向きは、そういった正義を掲げての挑戦する強い意欲が、一考のやる気を誘ってくるのだった。
 そんな訳で、深みにはまらない様にといった初期の注意深さは、すっかりどこかに追いやられてしまっていたし、心の奥底には、若しかしたら、出会える出会い系もあるかもしれないというちょっとした興味もまだ少しは潜在していたと思う。(以下、明日に続く)

1212 あっぱれ

 TBSの日曜の朝に、大沢親分と張本選手が二人で「喝」とか「あっぱれ」と言って、その週のスポーツ結果を論評しているが、今日は、ここで、昨日から今朝にかけての出来事の中から、筆者が独断で幾つかの「あっぱれ」を取り上げてみた。

1.独り言コラム
 バレーボールのプレミアリーグ女子決勝で、東レがJTを3-0で快勝し、女子で初めて3連覇を果たした。とにかく、レギュラーリーグで25連勝を含む26勝2敗、更に4強との戦いでも3連勝するなど圧倒的な強さを見せていたJTが相手だっただけに、信じられない結果だった。
 この日、筆者は病院で妻に付き添いながら、NHKの中継を第一セットの前半まで見ていたが、サービスエースを何本か決められて苦戦していた東レの戦いを見て、これは駄目だろうということで見るのを諦めたのだった。しかし、である。夜になって自宅に戻ってから東レの優勝を知ったのだが、その意外な結果に驚きで信じられなかった。
 プロ野球でもクライマックスシリーズが出来たので同じようなことなのだが、長いレギュラーシーズンを戦って、圧倒的に勝利しても、その成績と関係ない一発勝負で優勝が決まるという仕組みは、如何なものかと常に思っていたのだが、東レがその恩恵を受けたのだから、今朝はその仕組みのことについては触れないで置こう。木村さおり、荒木絵里香といったスタープレヤーに、もう一人、迫田さおりのタフな頑張りは魅力的だった。東レアローズ、あっぱれ、である。
 マスターズでは池田勇太が良く頑張っている。今朝の3日目もイーブンパーで回っていて立派である。その一方で、昨日の最後のパットがぎりぎり入らず予選落ちとなった石川遼選手は残念だった。
 今朝の池田勇太選手へのインタビューで、決勝進出が決まった時の心境を聞かれて「石川遼選手が、最後ぎりぎりのところで頑張っていたので、是非、予選を通って欲しかった」と語っていたのが素晴らしく印象的な言葉だった。その気持ちには裏はないと思う。池田勇太選手、あっぱれである。
 女子のゴルフでは、今週は、スタジオアリス女子オープンが行なわれているが、二日目を終って、有村智恵選手が首位タイで頑張っている。先週の米国でのメジャーツアーのクラフトナビスコでは9位に入る大健闘が素晴らしかったが、今週は日本でもしっかりとした結果を出している。
 この有村さんだが、少し前にテレビのバラエティ番組に出ていて、下積み時代の苦労話を披露しておられたのが凄く印象的だったので、親しみを覚えてファンになってしまった。
 私をファンに取り込んだその苦労話だが、とにかく、お金に苦労して節約の生活を送っていたという前置きがあって、或る日、昼食に買ったパンを鳥(からす?)に持っていかれたのに気が付き、その鳥を懸命に追いかけてパンを取り返して食べたというくだりが、笑いの中に涙を誘った素晴らしい話だった。
 とにかく、このところの有村智恵選手は、あっぱれの活躍だ。なかなかの美人でもある。今日が最終日だが、宮里藍選手が不気味な位置にいるだけに、彼女にだけは負けないで頑張って欲しい。
 新党「たちあがれ日本」が立ち上がった。昨日の旗揚げ式で、応援団の石原慎太郎都知事の力強い演説はなかなかインパクトがあった。世間での反応は今一つだが、反民主党の受け皿の可能性はあると思う。残念なのは、平沼代表を師と仰ぐ城内実、与謝野代表に仕えていた後藤田正純の二人の若手が参加を見送ったことであろう。今の段階では、あっぱれとは言い難いので、「頑張れ!」と申し上げておきたい。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 3時半起床。体重、62.0Kg(依然として重い)雨は降っていないが、地面は濡れている。未明に雨があったのだろう。
 昨日の雅子は落ち着いていた。午後になって、少し熱が出たが、まずまずの一日だった。時々目を開けて見てくれるのだが、呼び掛けへの反応は今一つだった。

3.難病との闘い(1177)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(53)
 
(3)あかりという女(その20)
 あかりとの直接のやり取りでは、埒が開かないと感じた一考は、その不満の矛先をサイトのパシフィック(仮名)に切り替えた。あかりとのメール交換の経緯を縷々説明し、アドレス交換の大事な部分では、サイトのサポートからの連絡を受けて実行したのだと、彼らの関わりを強く指摘したのである。
 「要するに、あかりという会員とあなた方はグルなんでしょう。あかりがお金を払うからアドレスを受け取ってというと言う意表をついたやり方で、アドレス交換を勧めてきた手法に騙されて、余計な男気を出したのが悪く、うまくその策略に乗せられてしまったのは、大変うかつだったと思っている。そう仕向けたのは、紛れもなくあなた方ですよ。筋書き通りに、こちらがポイントを買ったのを見て、恐らく『やった!、やった!』と快哉の叫びを上げて楽しんでいたのでしょう。
 いずれにしても、あかりとの間で、根気よく50件近いメールを配信し、小銭を奪うための小細工を続けてきたあなた方の努力には、取りあえず、ご苦労様と申し上げておきましょう。
 まあ、そんなあかりという女(?)に、ちょっとした期待を持ったのがいけなかった訳で、その点では男の哀しさを思いますが、それを弄んで商売にしているあなた方も気の毒な存在ですね。今更申し上げても遅すぎますが、あかりと云う女は偽物で、若しかしたら、セントラルの関係者じゃありませんか。
 あかりからせがまれて、仕方なくアドレス交換を決意した。しかも、そのアドレスを送信する前には、あかりには念を押して『ちゃんと付きあってくれるんですね』と確認したのですよ。それなのに、もう一人別の人と同時並行的にメールしていたと言う理由は、いかにもお粗末なストーリー作りで、あなた方の智恵の貧困さを思います。あなた方は、まあ、その程度なんでしょうね。もっとも、それに引っかかる私も、その程度の男だったということになりますが。
 もう一つ言えば、あなた方は、私の決断、実行を促進させるために、キャンペーンという名のもとに、少々値引きをしてくれましたね。その思惑通りに馬鹿な客が引っかかるのは、さぞかし面白かったことでしょう。
 ところで、お宅のシステムでは、出会えない場合は、ポイントをバックすると謳っていますね。この事例は、まさにその典型的なケースであります。至急そのポイントバックをお願いしたい」
 一考は、忸怩たる気分を抑えて、精一杯の皮肉を込めて、この長文のメールをサイトのサポートに送ったのである。(以下、明日に続く)

1211 戦いの行方が気になる

 世の中の動きを戦いと云う目で見ると、その行くへが気掛かりなことが多いし、それがもたらす喜怒哀楽に一喜一憂の毎日である。

1.独り言コラム
 今、マスターズの中継を見ながらこれを書いている。石川遼選手は一進一退で予選通過ライン上のぎりぎりにいて、予断を許さない戦いを続けている。池田勇太選手は3オーバーでホールアウトしていて、どうやら大丈夫のようだが、石川選手は17番を終って3オーバー。なんとか、このままパーで凌いで、予選を通過して欲しいが、…。その行方が気がかりだ。
 今年度の第68期将棋名人戦が始まった。かつて羽生名人が7冠を制覇していた際に、最初に棋聖位のタイトルを失ったのだが、その時の相手だった三浦八段を挑戦者に迎えての第一局が行なわれた。注目されたその結果は、羽生名人が力強く先勝した。先月末に王将位を久保棋王に奪取されて4冠から3冠に後退していた羽生名人だけに、この一勝は大きい。しかし、戦いは始まったばかりだ。今後の戦いの行方が気になる。
 普天間基地移設問題は、日米間でいよいよ大詰めの段階にさしかかっているが、昨日、アメリカサイドから、日本の提案は、議論するに及ばないと突っ返された形での返事を受けた。さあ、5月末までに答えを出すとしている鳩山総理はどんな対応をするのだろうか。この戦いの行方が気になる。
 参院選を目指して、幾つかの新党の誕生が噂されている。先ずは名乗りを上げた「たちあがれ日本」だが、平均年齢が70歳近いということで、シルバー政党、ロートル政党などと揶揄されていて、その人気は今一つのようだ。今後の戦いの行方が気掛かりだ。
 米国で頑張っているイチロー選手だが、開幕1,2試合では一本ずつヒットを記録したが、第3、4戦では2試合連続で無安打試合だった。長い戦いとは言え、162試合で200安打と云うのは、単純計算でも38試合でマルチヒットが必要、その上、無安打試合の数が加わるから、仮にそれが25試合とすれば、63試合でのマルチヒットが必要という計算になる。要するに、始まったばかりのイチローだが、毎日が勝負であって、その戦いの行方が気に掛かる。
 そんないろんな戦いを楽しむのも、我らのロートルには数少ない楽しみなのである。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 5時半起床。体重、62.0Kg(異常に重い)快晴
 昨日は、一考に用事があって、病院を訪ねたのは夜の7時半だった。雅子は目を開けて迎えてくれていた。熱もなく痰も少なかったようだ。昼間は実姉の霧子さんが見舞いに来てくれていたはずだ。まあ、何事もなかったようで、一考はほっとしていた。

3.難病との闘い(1176)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(52)
 
(3)あかりという女(その19)
 一考が送信した苦情のメールに対して、もちろん、あかりからは何の返答も返って来なかった。要するに、そういう筋書きだったんだ。あかりという女は、差し当たっては、適当なメールを送って、投資した一考の顔を立ててくれていたのだろう。
 狙いは、極めて単純で、騙して、お金を取ることだった。一考は、その筋書きに完全に乗せられていたことへの悔しさと同時に真面目に応答していたことへの恥ずかしさを思うのだった。あたかも、戦いに完敗したような、落ち込んだ気持ちになっていた一考は、仕方なく、何回かに渡って、あかりにメールで不満をぶっつけた。
 「要するにアドレス交換をして、お金を支払わせるのが目的だった。直ぐにメールを打ち切るやり方もあるだろうが、それではあまりということで、少しメールの交換を行なった。まあ、単純な騙しですね。
 正直言えば、私も、アドレス交換するに際しては、負け惜しみではなく、騙されるかもしれないという不安は持っていた。しかし、逆に、どんな騙し方、どんな断り方をしてくるかを見届けたいという関心もあった。あなた方のやり方を確かめるためだった。
 しかし、こんな単純な手口で、最後を告げてくるとは思ってもいなかった。もう少し、手の込んだ頭を使った方法を取るのではと思っていたのだが、これじゃ、おれおれ詐欺よりも酷いですな。
 まあ、これは明らかに詐欺と同等です。サイトのパシフィック(仮称)には、クレームしますが、パシフィックからの返事次第では、今回経験した事実を、2チャンネルに流すか、知り合いのいる某週刊誌にルポを書いて取り上げてもらおうかとも思っています。
 弱者や年寄りから、そんな端金を奪って何が面白いのですか。こんなことをして金儲けをしているあなた方は、将来は、きっと地獄行きでしょう。とにかく、パシフィックさんからの対応の仕方を見ることにしましょう。」
 上記と同様な主旨のメールを二度繰り返し送ったが、あかりからは一切返事は来なかった。今や、そのメールアドレスは何の反応も示さない、住人のいない廃墟のようなアドレスになっていた。(以下、明日に続く)

1210 先ずは、順調?

 毎日、いろんな関心事の課題が進んでいる。順調な出だしだと聞くとほっとする。

1.独り言コラム
 昨夜は久し振りにしこたまお酒を楽しんだ。この上ない楽しい仲間と再会できて、最高のひと時だった。今朝は、ちょっとした二日酔いだが、何とも言えない充実感でいっぱいで、余韻を楽しんでいる。長い人生では、たまには、発散が必要だと改めて思う。
 さて、宇宙では、日本人二人の初めての出会いが実現した。山崎直子さん、野口聡一さんの劇的な出会い、中継画面を見ていてもほのぼのとしたものを覚える。地球から400Km離れた宇宙空間での出会いは、二人にとっては、さぞかし感動的なものであったろう。山崎さんは、早速、ロボットアームの操作で、コンテナーの取り付けに成功したという。先ずは順調な出だしである。
 ゴルフのマスターズがジョージア州のオーガスタで始まった。その第一日目で、注目のタイガーウッズは、最初のホールはパーでスタート、最初のバーディは3番で奪ったようだ。16番を終って4アンダーとの出だしは、順調と云うよりもさすがである。なお、我が日本代表の石川遼選手は、1番、2番を連続バーディでスタートしたが、第一日はイーブンパーだった。先ずは、順調である。なお、池田勇太選手は16番を終って2アンダーと凄い出だしだが、片山晋吾選手は3オーバーと少し出遅れた。
 出だし快調だった岡田オリックスだったが、先週末からの連敗で心配していたが、昨日は苦戦しながらも何とか勝って連敗に終止符を打った。先ずは、順調?
 たちあがれ日本は、漸く、5人の国会議員が集まって、明日の新党発足宣言となる。先ずは順調と言いたいが、下馬評は良くないが、今後の活動を見守りたい。
 ノーベル平和賞をもらったオバマ大統領は、核を持たない国には核攻撃しないと宣言するなど、核軍縮に向けて新しい提案をしている。ロシアもそれに応じており、核なき世界への第一歩が進み始めた、核軍縮の出だしは、まずまず、と言っていいのではなかろうか。
 米国の大リーグも始まった。また、イチローの年間200安打への新たな挑戦が始まったが、3試合を終って毎試合安打で、先ずは、順調のようだったが、今朝の4試合目では、4打数ヒットがなかった。9月末までの長期戦だ。
 二日酔いで書き始めた今朝のブログだが、漸く、アルコールが抜けて来たようだ。先ずは、順調?

2.今朝の一考、昨日の雅子。
 6時半起床。結構な二日酔い。体重、不明(体重計がない) 曇り空
 昨日の雅子だが、午前の10時過ぎまでしか傍にいてやれなかったが、問い掛けに対する反応は全くなかった。物足らなくて、心配である。痰は少なそうで熱もない。

3.難病との闘い(1175)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(51)
 
(3)あかりという女(その18)
 あかりから、突然、裏切りを告白するメールが飛び込んで来たのである。
 そのタイトルも「 お返事がなかったのは…むしろ私の方だったんですけど、、それと」といった訳の分からないものだった。そして、その内容は、突然、さよならを告げていた。
 「あの…ごめんなさい!ずっと言おう言おうとは思ってたんですけど…実は、ちょっと前から他にもやり取りしている人がいて、そっちの人と今度会う事になっちゃたんですよね…。その人は趣味とか話とかすごく合って、相性が良い人ってこんな人なんだろうなって実感させられる人なんです。こんな事になってごめんなさい…これ以上二人一緒にやり取りしていくのって、お互いに失礼だと思うので…向こうの人選ぼうと思ってます。。本当にごめんなさい。今までありがとうございました。。
  でも、きっとすぐいい人見つかると思いますよ。ホントにそう思います…。」
 一考は、あっけに取られて、呆然としたのである。狐に騙されたような気分だった。アドレス交換えで、メールが繋がっていたことで安心していたのが、先方から、強引にぷつんと切られてしまったのである。
 それにしても、唐突の宣言だった。一考は、今まで女性にはもてないと言うことでの自覚があったので、振られること自体には抗体が出来ていて、精神的な面での痛手には、かなりの痛打でも堪える力は持っていた。しかし、それまでの場合は、お会いして、会話しての結果だったのに、今回はお会いもすることなく、メール交換だけで振られてしまったと言う点で、納得がいかなかった。一考は、大いに不満だった。直ぐに、怒りを込めたメールを送った。
 「4日前の夜ですよ。あなたからせがまれてアドレスを送ったのは。地獄に落ちますよ。そんなあくどい嘘をいうなんて。
 まあ、この話にも、いずれは破綻するのではとの不安もあったのは事実だが、それにしても、その理由が、このように、あまりにも稚屈なのは、想定外だった。
 もうちょっと、違ったうまい嘘はつけなかったの。
 いずれにしても、地獄行きだね。君らの人生にはろくなことがないよ。神様は見ているからね。」
そんなことを書いては見たものの、所詮、犬の遠吠えに過ぎなかった。正直な気持ちとして、一考は、こうしてコミニケーションパイプが出来たことで、後は会話を続けて行けば、早晩、目的は達せられるだろうと楽観していたのである。(以下、明日に続く)

1209 たちあがれ日本

 明後日に誕生する新党の名前が発表された。なんと「たちあがれ日本」だ。言わんとするところは分からないもないが、党名としては、かなり異色である。

1.独り言コラム
 石原都知事が名付け親だという。確かに、この種の命名は、誰かが責任を持って決めないとなかなか決まらないものだ。まあ、都知事が決めたのだから、それで行こうとなったのだろう。正直言って、筆者は、この党名には両手を挙げて良い名前だとは思わない。
 テレビを見ていて面白かったのは、これまた異色の党名である「みんなの党」の渡辺善美代表のコメントで、「立ち枯れ党?」と記者に聞き直していたシーンだ。意識して言ったとすれば、渡辺代表もなかなかのコメンテーターでもある。今朝の新聞各紙がどんな論評をしているかが楽しみだ。
 その名付け親の都知事の石原慎太郎さんも、もう74歳だ。まだまだ意欲はご健在のようで、来季の都知事選への出馬も噂されている。しかし、往年の青嵐会の頃の「慎ちゃん」のはつらつとした面影は薄らぎ、声にも艶がなくなって来ている。センスの方も衰えて来ているのではとの心配もある。
 そういえば、平沼赳夫さんも、一時は声が出なくなって苦労されていたが、いまでも、少しかすれ気味で聴き難い声だ。政治家にとって、声は大事なツールの一つである。その大きさ、艶が有権者に与えるインパクトは無視できない。その点では,平沼さんが代表だけに、少し気掛かりである。
 また、今のところ、その平均年齢が70歳に近く、シルバーシー党と揶揄されている政党とあって、反民主党の流れが加速する中でも、その人気は今一つのようだ。皮肉なことだが、筆者は、ここで、『立ち上げれ!「たちあがれ、日本」』と言っておこう。
 ところで、突然倒れた巨人軍の木村拓也コーチが、昨日の未明、多くのファンや親族、関係者からの、今一度立ち上がって欲しいとの強い願いも空しく、そのままあの世に旅立ってしまった。命のはかなさ、脆さを改めて思うのである。それにしても、37歳は如何にも若過ぎる。
 ちょうど同氏が逝かれるそのタイミングで、筆者は「頑張って欲しい」と昨日のブログを書いていたのだが、…。
 それだけに、昨夜の対阪神戦での巨人軍が見せた頑張りは凄かった。皆の弔意の結集が、木村コーチの旅立ちに捧げた快勝だったように思う。特に、3回の裏に、センター松本哲也選手が見せた超ファインプレーは、まさに、木村選手の凄かった闘志が乗り移ったような神業のプレーで、それが試合の流れを決めたとも言える大きな、見事なプレーだった。
 改めて、ご冥福をお祈りします。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 3時起床。体重、61.5Kg。寒さも少し和んでいる。お天気は良さそう。
 昨日の雅子は、長い時間目を開けてくれたいたが、こちらからの話掛けには、反応は今一つだった。顔色はいいのだが、…。


3.難病との闘い(1174)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(50)
 
(3)あかりという女(その17)
 その後も、あかりからは、相変わらず、取りとめもない単調なメールがあった。
 「服装については基本的にその人に似合っていればいいなとは思ってるんですけど、たまにほら、不潔な人とかいるじゃない? そういうのだったら嫌だなって思って^^
 それと会った時はできるだけエスコートしてもらえませんか? やっぱり男性は頼りがいがある方が好きなんで、強引じゃないくらいにグイグイ引っ張ってくれると嬉しいな^^ 後ろついて歩くのが好きなんですよね^^」
 一考は、どうでもいいことだと思いながらも、一応は、それに答えておいた方がいいだろうということで、適当な返事を書いたが、そこには、何とも言えないじれったさを覚えていた。
 「まあ、常識的だと思います。人並みの程度の気遣いはしていますが。特に、その辺りのセンスが優れているとは思いません。」
 もともとその種のセンスのない一考には、相変わらず、苦手な会話だった。話題を変えなくちゃと思っていたが、あかりからは、まだその延長上でのメール内容が続いていた。
 「一緒に歩いてもらえるのかしら? そうなら嬉しいのですが、不釣合いな二人に映るかも?」
このメールをもらったのが、メールアドレスが開通して3日目の朝ことだったのだが、この日はこの一通だけだった。前日の4通に比べて、一気にペースダウンしたのである。おかしいいなあとの思いがあって、4日目の朝に、一考の方から、次のような連絡を入れたのである。
 「おはよう御座います。メールが少なくなっていますが、風邪でもひかれているのではないですか。心配しています。
 さて、あなたのことについて少し、お伺いしたいのですが、
  1.どこかにお勤めなんでしょうか。一般の会社なのか、公務員なのか、はたまた、自営業なのでしょうか。
  2.どんなスタイルの感じでしょうか。
  3.あちらの方は、お好きなんでしょうか。まあ、このシステムの登録されているので、嫌いな方ではないと思いますが。
  4.今までに結婚されておられませんが、もっとも大きな理由はなんなんでしょうか。
 とにかく、少しでも詳しく、あなたを想像する上で、知りたいのですか。 宜しくお願いします。お体を大切にしてください」
 二人のメール交換に、思わぬ終焉が訪れたのは、そのメール送信直後のことだった。

1208 命あっての物種

 広辞苑では、全てのことは命があるからこそできるので、死んでしまってはどうにもならない、とある。
 
1.独り言コラム
 ジャイアンツのキムタク、木村拓也コーチが突然、試合前のグランドで倒れた。先週の金曜日の試合開始直前の練習中のことである。診断の結果、くも膜下出血で、今も意識が回復しないまま、厳粛な命との懸命の戦いが続いているという。突然に襲う怖い病気だ。その兆候に、激しい頭痛、嘔吐があるというが、意外に壮年期の方に多いという。関係者の方のお話では、木村コーチの心臓が異常に強いことが幸いしていて、今も、命を守る戦いが続いているという。何とか、一国も早い回復をお祈りしたい。折角、憧れの巨人軍の役職に着いたばかりで、第二の夢はこれからなのだから。同姓同名のSMAPのキムタクさんも心配そうなメッセージを送っていた。頑張れ、キムタク、である。(追記:この件、キムタクさんは、筆者が今朝起きた直後にお亡くなりになったというニュースが8時前に流れた。無念である。人生、一寸先は闇だ。ご冥福をお祈りします)
 毒物入り事件では、最近では、和歌山のカレー事件、中国のギョーザ事件が有名だが、ほぼ半世紀前に三重県の名張で起きた毒ぶどう酒事件も有名な事件である。筆者の高校時代に起きた事件で、サスペンス風のドラマティックな事件であったことで、筆者の記憶にもしっかりと残っていて、このブログのごく初期に取り上げている。(第10回をご参照)
 この事件に新たな動きがあった。毒物の鑑定で新たな事実が認定されたようで、最高裁が5日付けで、高裁に審理を差し戻す決定をしたのである。これにより、再審の可能性が出て来たという。
 死刑が確定していた奥西勝さん(84歳)には朗報ではあるが、先の足利事件の菅家利和さんの冤罪の確定が65歳だったのに比べると、遥かに高齢になっておられるだけに、誤った裁判の付けはあまりにも大き過ぎて、償いのしようもないのではと思う。命あっての物種とは言いながらも、慰めてあげる言葉を捜すのも容易ではない。とにかく、もう50年近く留置生活を余儀なくされて苦しい人生を送って来られたのだがら、この奥西さんに限っては、最終判断がどうなっても、もう罪を償われたと解釈してあげたらどうだろう。
 そんな一方で、昨日、中国が日本人に初めての死刑執行を行なった。執行されたのは、麻薬を持っていたと言う罪で死刑判決を受けていた赤野光信さんである。邦人の死刑執行は、1972年に日中国交が出来て以来初めてのことである。アヘン戦争のこともあって、麻薬に対する刑の重さが日本の場合よりも遥かに厳しいということだが、国の事情が違うとはいえ、その罪の重さにあまりにも格差があり過ぎるのには、何とかならないものだろうか。
 政治の力も、この問題に関してはいかにも無力である。鳩山首相の「致し方ない」の発言に言葉も出ない。近々、後三人の日本人の死刑が執行されるという。中国と言う国の不気味さを思う。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 3時20分起床。体重、61.3Kg。前日より少し寒い。
 昨日の雅子は、相変わらず痰で苦しんでいたし、一考の呼びかけに全く反応を見せなかった。雅子の症状は、行ったり来たりである。

3.難病との闘い(1173)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(49)
 
(3)あかりという女(その16)
 それに対し、あかりからの返事は、そんな一考の心の狙いを軽くかわすように、その誘いには触れない内容だった。
 「結構幅広く知ってるんですね。
> 私そこまでは芸能人って思いつかなくて、すごいです。
> 単純にタイプっていうのを考えたら、私は藤木直人さんみたいな感じが好きです。スッキリした顔立ちで、笑ったときの顔も格好良いんですよね♪ やっぱり笑顔が良い男性は素敵です。普段は笑顔によくなったりしますか?」
 話題を思うように展開できず、一考は面白くなかった。しかも、一考の最も苦手の顔の話になったことで、これ以上のお付き合いには気が進まなかったが、それでも、その先の展開に期待して、自分の顔のまずさを逆手に取って、次のような返事を送ったのである。
 「最初にお断りしておかねばならないのが顔の話です。
 もちろん、顔はありますが、あまり話題にするような顔ではありません。お含みおきください。
 笑顔ですか、それは自然な笑顔であれば素晴らしいと思います。
 顔は、心の中のものを映し出すわけですから、精神面で充実しているほど、笑顔は素敵だと思います。
 芸能人などが見せてくれる笑顔は、訓練を重ねて作った職業的な笑顔であることが多く、見かけは綺麗でも、なにか迫力に欠けるものになっていることが多いようです。そういう意味では、最近の自分も、良い意味での笑顔は出ていないのではと思います。あなたにお会いすれば、いい笑顔になるのではと思っていますが、…。」
 あくまでも、一考の対応は、馬鹿真面目に徹していた。しかし、心の中では、早く核心に迫った話題に持ってゆきたと焦燥感を覚え始めていた。(以下、明日に続く)

1207 旅立ち

 夢と希望を与えてくれる前向きの言葉である。同時に、未知との戦いの始まりをも意味している。

1.独り言コラム
 日本人女性で二人目の宇宙飛行士である山崎直子さんが、スペースシャトルのディスカバリーで宇宙に向けて旅立った。宇宙飛行士に選ばれて11年もの訓練を経ての満を持しての旅立ちだ。この間、結婚、出産という経験を重ね、一時は離婚の危機をも乗り越えて、愛娘の優希さんの見送りを受けての目出度い旅立ちだった。
 飛行は順調で、7日には国際宇宙ステーションにドッキングし、長期滞在中の野口聡一さんが迎えるという。日本人宇宙飛行士の二人が同時に宇宙に滞在するのは初めてである。
 なお、山崎さんは、出発に際し、カードに「家族、親戚、お世話になった皆様、有難う御座いました。いざ、宇宙へ行って来ます」とメッセージを記して、その気持ちを伝えてくれていた。筆者は、この「いざ」という言葉に、平凡ではあるが、彼女のはつらつとした気持ちが素直に出ていて、爽やかさを覚えた。健闘を祈りたい。
 ところで、旅立ちと言えば、もう一つの旅立ちがある。それは、平沼・与謝野新党である。昨夜、都内で、その二人に参加が予定されている園田博之、藤井孝夫、それに、石原都知事も応援団として加わって、具体的な打ち合わせが行なわれ、10日には、新党の立ち上げが行なわれるという。しかし、平均年齢が69歳と言うのが、夢の広がりを遮っているようで、その盛り上がりは今一のようだ。気の毒なのは、先に離党して気勢を上げていた鳩山邦夫氏が、お呼びでないと言う皮肉な結果である。
 その反面、離党が散発的に続いていて、苦しい谷垣自民党だが、離党した園田博之幹事長代理の代りに、若手の河野太郎氏を抜擢した。ともかくも、執行部に期待の若手の代表が加わったことで、閉塞状態の自民党に、少しは活が入るのではとの期待がある。果たして、自民党の新しい旅立ちに繋がるかとうか、今後の動きに注目したい。
 さて、ゴルフの話だが、今週後半、ジョージア州オーガスタで始まるマスターズに世界のゴルフファンが注目している。とんでもない私生活のスキャンダルで謹慎していたあのタイガーウッズ選手が、今季初めて出場するからだ。
 ゴルフ界の天才として君臨していたゴルフの神様、タイガーウッズが、どんなプレイを見せてくれるのか、人間ウッズを改めて世に問う新たな旅立ちである。果たして、それまでの雑音を一気にデリートするプレイを披露できるのかどうか、筆者も興味深くその展開を見守りたいと思っている。
 もちろん、2度目の出場の石川遼選手の活躍にも大いに期待している。何としても、少なくとも予選は通って欲しい。
 
2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時起床。体重、61.2Kg。外は寒さもまずまず。5時現在、雨は降っていない。
 昨日の雅子は、午前中は痰が少し多く苦しんでいたが、午後は少しはよくなっていた。相変わらず、一進一退の症状が続いている。

3.難病との闘い(1172)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(48)
 
(3)あかりという女(その15)
 それに対して、返ってきた彼女の返事は、冷静で淡白な内容だった。この辺りで、一考は、その不自然さに気づかねばなかなかったのだが、有頂天の一考には、それは無理だったのである
 「そうなんだぁ。私の趣味はカラオケとかあと映画とか見たりすることかなぁ。普通ですよね?(笑)
 あと好きな女性のタイプとかってありますか? あればどんな仕草にひかれたりするとか、女優さんで好きな人とか教えてくださいね!」
 これに対しても、一考は、ここでも、まさに、巻くし立てるといった感じの返信をしたのである。馬鹿だなあと改めて思う。
 「あかりさん、そうですね。いまでは、有名人では、天海祐希さん、小雪さん 麻木久仁子さん、歌手では、水森かおりさん。八代亜妃さん、それに、少し前までは坂本冬美さんも好きだったが、最近はそれほどでもありません。
 女子のアナウンサーでは、滝川クリステル、膳場貴子、赤江珠緒などの皆さん、最近では、関西テレビの夕方のニュースの村西利恵さん、ズームインの西尾由佳里さん
 女子ゴルファーでは、諸見里しのぶさん 因みに、宮里藍は大嫌い。
 彼女らの魅力は、仕事に真剣に取り組んでいる姿ですよね。
 囲碁の梅沢由香里さん、将棋の矢内理絵子さん、中倉彰子さん(多分、ご存じないと思います)も好きです。
 とにかく、思いついたまま、羅列しました。
 とりあえず、カラオケでも行って見ませんか?」
 思いっきり、取りとめもない好き勝手なことを書いてから、一考は何とか最初の出会う機会を設定すべく、カラオケへ行こうと付け加えたのである。(以下、明日に続く)

1206 世界一、ギネス記録

 何でも世界一ならいいじゃないか、とは言うものの、ギネス記録の中には、結構、つまらない記録もある。

1.独り言コラム 
 利根川進さんがノーベル賞を受賞した直後に、京都市内で行なわれた同期生の祝賀会でのことである。同氏が、子供用ということで頼まれた色紙に「世界一になろう」と書いていたのを傍で見ていたのは、もう23年も昔の話だ。実に単純明快な言葉で、なるほどと思ったのを覚えている。確かに、何でも、世界一を目指すことが大事なのだ。あの蓮舫さんの名言「何故、2位なら駄目なんですか?」が思い出されて、思わず苦笑である。
 昨日、滋賀県彦根市で、かくれんぼのギネス記録認定を目指して大会が行なわれ「1時間に3ゲーム、参加者188人」のギネス記録がその場で認定された。彦根市では、07年に184時間の「世界一長~いコンサート」、08年に183人の「大借り物競争」でギネス認定をされたグループだそうだ。
 何だ、そんなものが世界一なのか、つまらない記録だとも思う人も多いかも知れないが、皆が楽しんでやっていること自体は悪いことではない。
 ところで、彦根市と言えば、滋賀県出身では数少ない有名な文化人である田原総一郎さんの出身地だ。この3月末で、21年間に渡って担当していた名物番組の「サンデープロジェクト」は終ったが、もう一つの長寿番組「朝まで生テレビ」はまだ継続中だ。この種のギネス記録はどうなっているか知らないが、ここまで来れば、一層のこと、ギネス記録に挑戦してもらいたい気持ちもある。とにかく、他人の話を充分に聞かず止めてしまうようなことはしばしばで、強引極まりない司会ぶりは、数多いキャスターの中でも突出した凄いキャラクターの持ち主だ。
 因みに、その「サンデープロジェクト」の後釜番組である「Sフロントライン」の第一回が昨日放映されていた。筆者は、病院で聴いていたが、司会に抜擢された小宮恵子さんのソフトタッチな応接は、田原さんとは180度違っているが、なかなか感触はよかったのではと思う。人の話を聞いてあげる姿勢の方が、やはり、司会者としてはオーソドックスである。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 5時起床(朝寝坊)、体重、61.3Kg。いよいよ春が、といった感じだが、曇っている。
 昨日の雅子もお陰様で表情は豊かだった。少し、痰が多くて苦しそうだったが、とにかく頑張っていた。夕方、一考が帰ろうとした際に、少し声を出して何かを訴えたのが気になったが、何を言おうとしたかは分からずじまいだった。

3.難病との闘い(1171)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(47)
 
(3)あかりという女(その14)
 それは、メールボックスの中から、あかりという名前のメールを最初に選んだ経緯についての告白だった。この辺りから、メールには、一考の浮かれた様子のてんこ盛りが始まるのである。
 「あかりさん。 先ほどのメールで書き忘れましたが、あなたのメールを選んだちょっとしたエピソードを披露しておきたいのです。
 それは、あなたの名前の『あかり』からの連想で、自分の頭の中に次々と三つの歌が浮んで来ました。なんだか、とても親しみを感じたことで、その連想から、あなたからのメールを最初に開く切っ掛けになりました。そんな温かい、楽しいイメージのエピソードを大事にしたいと思い、それを知らせておこうと思っての追加メールです。

 1.うれしいひな祭り。(童謡)
     あかりをつけましょ、ぼんぼりに、
     お花を上げましょ…

 2、ブルーライト横浜。(いしだあゆみ)
     街のあかりが、とてもきれいね ヨコハマ
     ブルーライト、ヨコハマ
     あなたとふたり、…

 3.街のあかり(堺正章)
    (繰り返しの部分で)、
     街の灯りちらちら
     あれはなにをささやく
     愛がひとつめばえそうな
     胸がはずむときよ。

 いずれの歌詞も、とても、温かさが感じられていいですね。あかりさんのテーマソング集のようで、とてもいい感じです。いかがでしょうか?」
 浮かれていた一考は、そんなエールを送ったのである。確かに、いずれの歌も、なかなか温かくて、いい感じのイメージを与えてくれて、「あかり」という女性の人柄の良さを連想させるのだが、同時に、実にたわいなく浮かれている自分が、ひたすらピエロを演じているようで、今では、一考は忸怩たるものを覚えるのである。(以下、明日に続く)

1205 勝負を賭けて

 男が、女が、党が、総理が、いや、国が、時として勝負を賭けて、思い切った戦いに打って出ることがある。そこには、期待、不安それに落胆などが混在するのだが、それらの展開を見ながら、思わぬエネルギーをもらうこともある。

1.独り言コラム
 参院選を前に幾つかの重要な戦いが始まっている。一つが民主党の小沢戦略で、二人区には出来る限り二人を立てるという決死の戦いだ。下手すると共倒れの心配があるが、二人を当選させることで、一気に大勝を狙ったものである。
 この戦略には、政治と金、普天間の問題で内閣支持率が大きく後退してきている環境下であるだけに、周囲、身内からも強い反対論が噴出して来ている。そんな中で、一発勝負に打って出る思い切った小沢一郎幹事長の豪腕振りが突出している。
 自民党でも、それまで思わせぶりだった与謝野馨氏が、昨日漸く決断して離党届を出して勝負に出た。平沼赳夫氏らと組んで今週にも新党を立ち上げるという。先に離党している鳩山邦夫氏や藤井孝夫元運輸相の動向も注目だが、漸く、彼らが勝負を賭けて立ち上がる。果たして、民主、自民では納得できない国民の受け皿になることができるのであろうか。
 普天間基地問題では、鳩山総理が先の党首討論で「腹案あり」とぶち上げた。まさに、勝負を賭けた発言である。5月末まであと57日だ。その腹案が、ピンチ脱出の切り札になるのだろうか、勝負の行方は混沌としている。
 二年前に起きた毒入りギョーザ事件で、中国政府は、犯人を逮捕したと発表した。唐突な発表であると同時に、その後の発表内容では、幾つかの矛盾している事実も明らかになって来ていて、本当に真犯人なのかどうかに疑問が呈されている。専門家からは、世界博へ鳩山総理を招きたいとする狙いがあって、中国が思い切った勝負を賭けて来たという見方もある。この先の展開が注目である。
 今期の米国女子ゴルフツアーで、開幕2連勝という好スタートを見せた宮里藍選手だったが、今週行なわれている今期最初のメジャーツアーで、信じられない予選落ちという屈辱の躓きを見せた。アンチ宮里藍ファンの筆者は、複雑な気持ちである。
 このツアーでは、樋口久子選手以来の33年ぶりの日本人メジャー優勝と彼女がまだ果たしていない米国本土での初優勝という勝負を賭けた戦いだったと思われるが、意外な落とし穴が待っていた。絶好調といわれていて、本人も自信を持って勝負を賭けての戦いだっただけに、先に辞任した元農相の若林正俊氏ではないが、魔が差したとでも言うべきなのだろうか。
 宮里の代わりという訳ではないが、横峯さくらが、今朝も頑張っていて、7番を終って、7位タイと首位と5打差の位置にいて、夢へのチャンスをなんとか繋いでいる。さあ、何処まで頑張れるだろうか。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時半起床。体重、61.2Kg。5時現在は寒さもそこそこ、雨は降っていない。
 昨日の雅子は、3日振りに、その表情が通常の状態に戻ってくれて、一考のジョークにも吹き出すように笑ってくれていた。目も開けてくれることが多くなって、ほっと一息であった。

3.難病との闘い(1170)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(46)
 
(3)あかりという女(その13)
 次のメール内容が、一考があかりに送った2通目のもので、自分の趣味について、こと細かく書いている。
 「あかりさん。PCをお持ちなら、一回の文章も長くなっても大丈夫ですね。
 趣味は、ちょっと恥ずかしいですが、文章を書くこと、小説にも興味があって、趣味として書いています。前にも紹介しましたが、推理小説を一冊自費で出版しました。
 また、妻の難病との戦いを、もう1000日以上に渡って、ブログで連載しています。毎日更新が今の自分の生きがいの一つです。
 将棋も好きです。かつては、羽生名人や渡辺竜王と一緒のツアーに参加しました。パリと韓国に妻と一緒に回りました。
 その他には、少し前までは歩くのが好きで、東京にいる間には、有名な坂道(神楽坂、富士見坂、道玄坂、…など)700近い坂を全て歩きました。それが高じてマラソンの距離を歩くことを20回近く行ないました。こちらに帰って来てからは、大津の琵琶湖毎日マラソンのコースも8時間半で歩きました。また、京都市内を隅から隅まで歩き続けました。あの三千院まで京都駅から往復を歩いたこともあります。
 歌謡曲は好きです。カラオケもやります。石川さゆりの能登半島、八代亜妃の愛の終着駅は良く歌いました。今は、水森かおりさんのファンです。
 お酒はかつては良く飲みました。今は、控えていますが、好きです。しかし、酔うのが早くなりました。
 ご参考に、ブログのアドレスを添付しておきます。」
 一考は、浮かれたように、くどくどとたわいもないことを延々と書き綴ったのである。ところが、このメールを送信した直後に、どうしても、付け加えたいことを思いつき、続けて、次の3通目のメールを送ったのである。(以下、明日に続く)

1204 ガラスの巨塔

 新聞広告の「これを書くためにNHKを退社しました」という今井彰氏のメッセージに釣られて、その作品「ガラスの巨塔」を衝動買いした。なかなか面白く、一気に読み切った。

1.独り言コラム
 筆者のサラリーマン時代の最後の年だった。たまたま、当時絶好調の今井彰氏の講演を聞くチャンスがあった。なかなか面白い話だったことから、同氏への親しみもあって、それが衝動買いを誘導したのである。
 今井彰氏といえば、視聴率20%を越えるNHKの看板番組にまでに成長させた「プロジェクトX」を手がけた名プロデューサである。この番組誕生の秘話については、この小説の中にも記されているが、同氏の講演で直接聞いたエピソードの方が強く印象に残っている。
 同氏のことについては、退社前に犯した万引き事件のことを含めて、既にこの欄(717回をご参照)で書いているが、その時の講演では、当時の火曜日の夜のゴールデンタイムには、火曜サスペンス劇場のような強力な番組が目白押しで、それに打ち勝つために腐心したと告白していた。しかし、そのサスペンス劇場も、その描き方ではマンネリ化が始まっていて、いつも終わりの30分前ぐらいになると、事件の関係者たちが海の見える崖に上に集まって、謎解きをするワンパターンのことを面白おかしく話してくれていた。
 とにかく、視聴率を取るための演出には工夫を凝らし、あの独特のナレーションに田口トモロウ氏を起用、それにテーマソングの歌手に、自分が好きだった中島みゆきに、三顧の礼を尽くしてお願いしたということだった。
 結果的には、当時のNHKの天皇と言われていた海老沢勝二会長がこの番組を高く評価し、その寵愛を受けることになって、とんとん拍子に出世街道を進むことになった。同時にそれは、先輩や同期生の仲間からの強い妬みや反発を買うことになって行った。
 そして、そのドンの海老沢会長の失脚と共に、それまで蓄積されていた反発が表面化し、反対陣営からの反撃を食らって、一気に引き摺り下ろされるというサラリーマンの出世争いの熾烈なストーリーなのだ。それは、何処の企業にも大なり小なりある話といえばそれまでだが、…。
 この小説を読んで新たに知ったのが、同氏が下積み時代にあの湾岸戦争に関して、素晴らしい実績を残していることだ、中でも、イラクの戦地にも赴き、命を賭けた必死の取材をしていて、それが自分を浮上させる大きな切っ掛けになっていたと言うくだりだ。やはり、非凡な取材実績を持ち合わせていたのである。
 読み終えて思うことは、主人公の西悟の活躍の快感に酔う一方で、その周辺からの反撃を食らう辺りでは、許せない怒りを覚えたのである。また、最後の部分での万引き事件では、その内容が真実なのか弁解なのかには、いささかの疑問は残る。その一方で、見方によっては、この主人公があまりにもかっこよく描がき過ぎている点だ。主人公をかっこよく描いたという点では、手前味噌ながら、筆者が書いた「執念」の主人公に相通じるところがあって面映い。
 さて、この作品はタイトル通り、如何に巨大な塔であっても、脆くて壊れ易いものだという意味だろうが、そういう解釈からすれば、今の政界での二大政党である民主党も自民党も、いずれも巨大な党ではあるが、壊れ易さからすれば同じような範疇に属するものだろう。つまり「ガラスの巨党」と称していいのではなかろうか。
 さて、ここに来て新党を立ち上げる動き、流れは急である。平沼赳夫、与謝野馨、園田弘之、それに鳩山邦夫の各氏の動向が注目されるし、その一方で「みんなの党」にも、思わぬチャンスが巡って来ているようで、暫くは永田町の動きから目が離せない。「ガラスの国、日本」が、がらっと変わる日が訪れるのかも知れない。
 例によって、話は変わるが、今年度に入って、抜群の安定感で素晴らしいゴルフを見せていたゴルフの女王の宮里藍選手だが、昨日から始まった今年度最初のメジャーツアーのクラフトナビスコ戦では、今朝の二日目でも、彼女のペースは上がらず、下手すると予選落ちを心配しなければならないようだ。今週は「ガラスのヒロイン」なのかもしれない。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 3時40分起床。体重、61.2Kg。外に出たが、6時現在は、寒さはそれほど感じない。
 昨日の雅子は、前日から引き続き、呼びかけへの反応は全くない状態が続いていて心配だったが、午後になって、漸く少し顔で反応してくれるようになった。このところ、雅子の反応は、一進一退といった感じである。

3.難病との闘い(1169)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(45)
 
(3)あかりという女(その12)
 一考の有頂天での返信内容の続きである
 「今回の件で、最後の段階での、あなたのアドレス提供という思い切った対応には、思わず圧倒された感じでした。写真では、おとなしそうなお顔ですが、凄い行動力がありますね。
 改めて、あなたのプロフィルを読み直してみました。そこから、あなたは本当にピュアな心のお持ちの方のように感じます。
 それにも関わらず、私は、土壇場の場面で不安を抱き、あなたを疑っていました。大変失礼な対応であったと反省し、ここに改めてお詫びを申し上げます。
 いずれにしても、あなたからのポイント提供という誠意は有り難く頂戴しますが、やはり、男としては、そにまま甘える訳には参りませんでしたので、費用については、こちらから支払いをしましたので、あなたが支払われた分は、きちんと回収しておいてください。これからは、ポイントのことを心配せずにメールが出来るのが嬉しいです。
 今夜は、これからお風呂の時間を除けばフリーです。何でもご質問下さい。
 ところで、確認ですが、あなたの使っておられるのは携帯でしょうか。、それともコンピューターでしょうか。そして、取り敢えずは、私のことは、一考(いっこう)と読んでください。これは、前にも紹介しましたが、ペンネームです。」
 自己紹介をしながら、いよいよ始まる二人の新たな付き合いに期待を馳せながら、一考は浮ついた気持ちで、嬉しそうにキーを叩いていたのである。この時点では、その内容は、まだ、それほどは浮かれてはいないようだ。
 そんな一考のメールに対し、あかりさんから直ぐに返事があった。
 「一考さんよろしくお願いします^^
ちゃんと届いてよかったです! 私みたいな者で良かったら仲良くしてもらえたら嬉しいです! 使っているのはPCで、せっかくこうやって交換しましたし色々話していきたいですよね♪ まずは趣味の話なんかどうですか?良かったら教えてください^^」
 一考は、直ぐに返事をもらったことが嬉しかったのか、自分もまた直ぐに返事を書いたのである。(以下、明日に続く)

1203 新年度

 新年度が始まった。新しい会計年度に入ったことで、話題の子供手当ての支給や高校の授業料の無償化などの選挙目当ての税金のばら撒きが始まる。これでいいのだろうか。

1.独り言コラム
 「子供は社会全体で育てるものだ」という鳩山内閣の方針の下に、税金からお金をばら撒くという政策が実施に入る。マニフェストでは無駄を切ってその方向に活用するという話だったが、結果的には、税収不足の状況の中で、借金をしてまでそんな政策に踏み切った。見え見えの選挙目当てのこの内閣の方針には納得できない。
 もともと、子供は親が苦労して育てるものである。親の苦労を見て子供は育ち、そこから得られる逞しさが、子供の精神的な面での強さ、優しさに連動し、親孝行といった考え方を育むものだと考える。
 もちろん、社会が育てるという考え方も大事ではあるが、それは単にお金をばら撒くということではなく、連帯感ある社会の仕組みや環境がその成長をサポートするというのが本筋だと思う。差し当たっては、こうしてばら撒かれたお金が、きちんと子供のために使われるのかどうかを注目しよう。
 さて、筆者の生活に関して、新年度になって何が変わったかという点で周りを見回して見たが、特に変わったものは見当たらない。つまらないことだが、テレビ番組でキャスターなどが変わっているのがあって、少し違和感がある。
 例えば、朝の番組で、5時20分から見ていた日本テレビ系の「ズームイン」が、関西では大幅に縮小されて、あの西尾由佳里さんを見られる時間が少なくなったのが面白くない。それに変わって、読売テレビの辛抱二郎氏がズームインから転じて、ローカルの番組を担当している。中身が少々おふざけ気味なのが気に食わない。
 夕方のニュースでも、鳴り物入りで奇跡の38歳として抜擢された丸岡いずみさんの「エブリ」も関西ではごく一部しか見られない。たまたまその一部を見た限りでは、それまで、ミヤネヤでキャスターの宮根誠司氏と交わしていた面白い会話の丸岡いずみさんの魅力は全く窺えない。彼女に関して言えば、どうやら「野に置け蓮華草」だったかもしれない。
 夜のNHKの「ニュースウオッチ9」では、今までの味のあった田口五朗さんに変わって、元東大野球部の大越健介さんが担当しているが、残念ながら、まだ馴染めるには至っていない。三年目の青山祐子さんが大きく成長して、この番組の顔として定着しているのに救われているし、スポーツ担当の一柳亜矢子さんもなかなか素敵で、女性陣でもっているといった感じである。
 ところで、筆者は、暦年制度の方が便利なような感覚をもっているが、世界はまさに様々なようだ。暦年制を採用しているのが、フランス、ドイツ、ロシア、中国、スイス、韓国、オランダなどで、日本のような4月―3月の年度制は、英国、インド、パキスタン、デンマーク、カナダなどが採用している。
 そして、同じ年度制でも、7月―6月が、ノルウエイ、スエーデン、ギリシャ、オーストラリアなどで、10月―9月制を採用しているのがアメリカ、タイ、ミャンマー、ハイチなどである。世界の国もそれぞれである。
 そんな中で、今年度のゴルフ女子ツアーのメジャー第一戦であるクラフトナビスコチャンピオンシップが始まっている。注目の宮里藍選手は第一日を2オーバーで終えた。6時現在、トップとは6打差で少し出遅れている。日本からは、横峯さくらさんが2アンダーで首位と2打差と好スタートだ。さあ、どんな結果になるのだろうか。後3日間楽しめる。

2.今朝の一考、昨日の雅子。
 3時45分起床。体重、60.9Kg。目覚めた時は外は大雨のようだったが、まだその雨脚はしっかりである。(6時)
 昨日の雅子は、いくら一考が話掛けても反応してくれなかった。付き添いとして、随分と寂しい思いをした一日だった。熱もなく、痰もそこそこだっただけに、何だか大変心配なことである。
 もっとも、この日は京都の吉田病院(仮称)にパーキンソン病のお薬をもらいに行く日だったので、雅子の傍には、朝の半時間、帰って来てからの1時間しかいなかったのだが、…。

3.難病との闘い(1168)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(44)
 
(3)あかりという女(その11)
 ここから紹介するメール内容は、通常のメールのやり取りになったことで、現物を保管しているので、このあかりとの交信顛末をリアリティをもって紹介しようの主旨から、原則としてそのまま披露してゆくつもりである。
 先ずは、あかりから届いた最初のメール内容である。
 「あかりです! アドレスありがとうです! これから改めてお願いします♪ 聞きたい事とかあるんですけど大丈夫ですか? メール待ってますね」
 単純な短い内容のメールだったが、その中からは、じわじわと滲み出てくる言葉に出来ない期待感に繋がっているようで、一考は、今までにないふわふわした気持ちになっていた。
 いずれにしても、余計な回り道はしたものの、二人の直接のコミニケーションパイプは、最後の段階になって、思いの外すんなりと繋がったのである。もう、ポイントなんて気にすることなく会話が出来るということで、一考の気持ちも浮かれた気分で有頂天になっていた。
 そして、ここから一考の送ったメールの紹介に入るのだが、原則として、そのまま紹介するとは言ってはみたものの、その舌の根も乾かぬうちなのだが、正直言って、そのことで大いに躊躇しているのである。それは、紹介するメールを見ていただければ直ぐに分なのだが、その内容があまりにも軽薄過ぎて、お人好しさは良しとしても、馬鹿丸出しで、言ってみれば、自らが嫌悪の思いさえ覚える酷い内容なのだ。しかし、もう今更失うものもないと思い切り、この出会い系のとんでもない「悪」の実態を知ってもらうために、そんなハレンチさをも恐れずに、思い切って、そのままの内容を紹介することを改めて強調しておきたい。
 先ずは、あかりからの最初のメールを受けての返信である。
 「あかりさん。やっと繋がったことで、何だかほっとしました。」一考の最初の返信は、そんな平凡な挨拶で始まっていたが、この後には、馬鹿丸出しで浮かれている内容がいっぱいである。(以下、明日に続く)

1202 迫力

 如何なる勝負、戦いにでも、見ている者に感動を与える要素の一つが迫力だ。切れ味のいい突っ込み、それを切り返す鮮やかな応酬に迫力が加われば、見ているものに心地よい快感を与えてくれる。

1.独り言コラム
 昨日の党首討論を注目して聴いていた。迫る谷垣禎一自民党党首は、自らの党首生命を賭けて頑張っていたし、それに応じる鳩山総理も少しうろたえる部分もあったが、腹案ありといった対応でこれに応じていた。聴いていて、それなりに面白い展開であった。
 しかし、所詮、お二人はお坊ちゃん同士だ。迫力という点では、今一つであったが、お坊ちゃん同士という見方を勘案すれば、まずまずの応酬だったといえよう。執行部批判をしていて注目されていた舛添要一、与謝野馨両氏も、及第点をつけていたようだ。
 迫力と云う点では、谷垣さんのあとに質問に立った公明党の山口那津男代表の方が勝っていたように思う。今まであまりその表の顔を見ていなかっただけに、新鮮さもあって、それだけ迫力を高めていたように思う。
 討論と云うのは、暴力を伴わない言葉による格闘技だ。そういう意味で、ポイントを突いた鋭い切り込み、それに対する鮮やかな切り返しの応酬が戦いを盛り上げる。昨日の討論では、鳩山総理は、腹案という返答で切り返したが、問題は、その腹案の中身であろう。今朝の新聞には、その中身が紹介されている。果たして、この腹案で難題は纏まるのだろうか。
 ところで、迫力と云う点では、この人をおいては他にいなかったはずの小沢一郎幹事長だが、このところあまり表には出て来ていない。脛にかなり深い傷を負っているだけに、その迫力に翳りが出てはいるが、不気味な存在であることには変わりない。
 昨日、正式に大関に昇進した把瑠都の迫力は凄い。そのがっしりした体から発散される迫力は、今や、横綱白鵬のそれに匹敵している。順調に行けば、次の横綱の最有力候補であって、暫くは白鵬、把瑠都の白都時代が続くことになろう。ふたりの迫力と迫力のぶつかり合いは、暴れん坊で人気のあった朝青龍がいなくなった大相撲界の救世主である。
 プロ野球では、その出足を見る限り、オリックス、ヤクルト、阪神に、例年にない迫力があふれ出ていて面白そうだ。岡田監督は、昨日も勝って、監督で400勝目を上げたが、今年、優勝でもして男を挙げることになれば、将来の大監督への足がかりを掴むことになろう。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時起床。体重、61.0Kg。雨は降ってはいない。寒さはそれほどでもない(4時半現在)
 昨日の雅子は比較的安定していて、目を開けて見つめてくれる時間が多かった。通じも回復し、体調が少し良くなっているようだった。一考が発するジョークに吹き出すシーンもあって、一考をほっとさせていた。

3.難病との闘い(1167)  第四部 特別番外編 衝撃の告白
  ―出会えない出会い系との奮闘記―(43)
 
(3)あかりという女(その10)
 一考の頭の中では、いろんな思考が錯綜としていたが、そのうちに、そんな新たな投資をするなら、一層のこと、彼女からの申し出といった好意に甘えずに、こちらからアドレス送信をしようという考えが浮かんで来たのである。女に金を出せるという甘えは、男としての立場が廃るという男意気が湧き出てきたのだった。幸い、その時点で、そのサイトでは特売キャンペーンがあって、5000円分のポイントで、アドレス送付が可能となっていた。
 しかしながら、このキャンペーンも、後から考えれば、サイト側の巧みな誘いだったのだ。それとは気付かなかった一考は、熟慮の結果、それに必要なポイントを購入することにしたのである。余計な男気が、つまらぬ罠にひっかってしまうことになったのは皮肉な結果だった。この時、時刻は夜の8時を過ぎていたが、そう決断した一考は、急遽近くのコンビニに、プリべイトマネーの購入に走ったのである。
 かくして、プライドを捨ててまで踏み切ってポイントを購入し、必要な手続きを終えて、漸く彼女にアドレスを送付することができたのである。
 何だか、一人で興奮しながら田舎芝居を演じているようで、一考は、今までにないときめきを覚えていたのである。
間もなく、一考が送ったそのアドレスに、彼女からの最初のメールが送られてきた。悲願が通じたといえば大袈裟過ぎるが、この時点での一考の気持ちは、そう言った念願がかなったという嬉しさに満ちていた。
 とにかく、やっとパイプが通じたのだという事実に、一考は完全に舞い上がった気分になっていた。いよいよ、未知のあかりという女性に近づけるという期待感とこれ以上の無駄なポイントの費用を気にせずに済むという安堵感で、今までにない浮ついた心地よい気持ちで興奮していたのである。
 そこには、あかりからの度重なるメールを無視することで貫き通してきた一考の意地は、微塵も見られなかった。一体、何処へ消えてしまったのだろうか。男って、こんなにも単純な動物であることに、自らの思いも寄らなかった大きな変心に、一考は唖然としていたのだった。(以下、明日に続く)

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