プロフィール

相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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1932 殿、ご乱心

 今日が今年度の千秋楽。明日から新年度だが、新しい戦いは既に始まっている。

1.独り言コラム
 消費税の増税案が国会に提出されたことで永田町の与野党の戦いは新しい段階に入る。その前に、連立相手の国民新党の亀井静香代表のぶさまさが目立つ。8人所帯の国民新党の中で、代表ともう一人の亀井(亜希子)さんの二人の亀井さんだけが連立解消を訴え、残りの6人が連立を継続と主張していて、国民新党としては、実質的に分裂状態にある。言ってみれば、まさに「殿、ご乱心」である。
 ご乱心、と云うことでは4日前(3月27日)ニューヨーク発ラスベガス行きの飛行機で機長が「アルカイダだ」「テロだ」「爆発するぞ」と喚いて乗客に取り押さえられるという怖い話があった。副操縦士とたまたま乗客として乗り合わせていたパイロットがいたことで事なきを得たという。
 この話に笑っている場合ではない。日本でも2年前に「県外だ」「トラスト ミー」「腹案がある」などと喚いた「殿」がいて、日米関係に影を落とす結果を招いたことがあった。また、その「殿」をリリーフした次の「殿」さまが、大震災と原発事故の対応を誤って吹っ飛んでしまった。目下、3人目の「殿さま」が政治生命をかけて消費税の増税案に取り組んでおられる。果たして本懐を遂げられるのか、国民は注目している。それにしても、先発、鳩山由紀夫、リリーフ、管直人、の二人の「殿さま」は本当に酷かった。さあ、ストッパーの野田佳彦の「殿さま」はどんな形でこの国を導いてくれるのだろうか。国民は、今度こそはとの思いでその成り行きを見守っている。
 そんな中で、身内の小沢一郎グループからの足を引っ張る動きも見逃せない。この増税案を閣議決定したことで、内閣の一員である森ゆう子副大臣や政務官らが辞表を出す行動に出ている。いやがらせもいいところだ。誰のための政治なのだろうか。そういう意味でも、小沢一郎元代表にも「殿、ご乱心」と申し上げたい。
 北朝鮮のミサイル発射に関して、日本もPAC3での迎撃態勢をスタートさせた。破壊処置命令が出されたのだが、ここでは、田中大臣に「殿、ご乱心」なきことを祈りたい。
 そんな中で、日本のプロ野球も昨夜一斉に開幕した。セリーグでは巨人が負け、阪神が勝てなかったことに快感を覚える一方で、中日の強さが目に付いた。しかし、この日の巨人軍の渡辺恒雄会長はAKB48に会ったこともあって至極ご満悦で、「初戦に敗れた方が優勝の可能性が高い。川上監督の9連覇の時も7回は負けからのスタートだった」と落ち着いたコメントで、幸いにも「殿、ご乱心」とは無縁だった。
 一方の、パリーグでは斎藤佑樹の完投勝利にはびっくり、永遠のライバルの楽天の田中将大が完敗したのが意外な結果で、里田まいさんとの結婚がとやかく言われる形になったのはちょっと辛いだろう。それにしても、あれだけ多くの選手を放出したソフトバンクが、杉内、和田、ホールトンなどの精鋭を放出しながら、見事な勝利のスタートを切ったのは大したものである。それに対して、筆者が応援しているオリックスは冴えない結果で、がっかりでだった。いずれにしても、これからの長編ドラマであり、昨日の結果を気にすることはないだろう。
 女子ゴルフのクラフト・ナビスコでは宮里藍選手が今朝も出だしで二つのバーディを出して10位タイに浮上している。(6時現在)
 スポーツの戦いは直ぐに結果は出てすっきりするが、政治の戦いは時間が掛かってなかなか結果が出ないのが厄介だ。さあ、野田政権はどうなってゆくのだろうか。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 比較的落ち着いた一日だったと思う。この日は、朝の10時過ぎから3時頃まで所用があって病院を離れていたので、、雅子が一人で頑張っていた。入浴日だったので、病院に戻った時には良い顔色をしていた。

3.今朝の筆者
 3時50分起床。体重62.3Kg。なお、3月度の平均体重は61.9Kg(前月、62.0Kg)でまずまずであった。今日のお天気は、午前中は雨だが午後には回復に向かうと言う。
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1931 増税法案からイチローまで

 今朝は久しぶりにニュースのしりとりで楽しんでみたい。消費税の増税案から滋賀県、熊本県の話題、そしてスポーツ、最後に再び増税案に戻るといった展開である。

1.独り言コラム
 消費税増税法案の閣議決定を前に国民新党が揺れている。昨夜、同党の亀井代表は野田総理と会談し、この法案を閣議決定した場合には連立を解消することを主張した。しかし、閣内にいる自見庄三郎郵政・金融大臣と執行部内にいる2人を含めた3人は無所属の形で引き続き役割を担当することを伝えたという。まあ、落とし所をそんなところに置いたのだろう。いずれにしても、ここに来ての国民新党の重みはそんなに大したことはないので、閣議決定段階では大事に至らないだろう。亀井静香代表は、もはや、どうでもいい孤立化している存在だ。
 そのように捉えると、一人で吠えている「静香さん」には、ちょっとした哀れさを覚えるが、今朝は、同じ発音の「静佳さん」を取り上げたい。この方は、本当の静かな雰囲気をもった真面目そうな女性アナウンサーである。何を隠そう、この話題は、今朝、このブログを書いている途中でテレビを見ていて初めて知ったインスタントのトピックスである。そう紹介するこの静佳さんは、滋賀県湖南市出身のフリーアナウンサーの中島静佳さんである。今朝まで日テレニュース24を担当していたが、皮肉なことに、今日でこの番組を卒業すると言う。滋賀県出身のアナウンサーでは、札幌テレビの森中慎也アナウンサーがいるが、いずれにしても、滋賀県では数少ない貴重なアナウンサーだ。今朝の3時からの最後の出演では、同じ滋賀県の湖南市出身の世界バムタム級王者のプロボクサー、山中慎介さんへのインタビューを放映していた。山中さんは3週間後に初の防衛戦を行うという。滋賀県湖南市同士の珍しい対談だった。山中さんには、防衛戦には是非とも勝って王座を防衛して欲しい。
 ところで、滋賀県と言えば、原発銀座の福井県との隣接県ということで、今やその原発に関しては、注目を集めている地方自治体である。昨日は、大飯原発の再稼働に関して、原子力安全委員会のメンバーが滋賀県庁を訪問して、ストレステストの結果説明が行なわれた。隣接県では初めての説明だったが、嘉田知事は「福島原発事故原因が解明されていないのに、どうして安全が確保できていると言えるのか」と一蹴したという。なかなかポイントをついた鋭い指摘である。このところの嘉田知事の活躍ぶりはなかなかのもので、新設の嘉田政治塾でも人気はうなぎ上りである。歴代の滋賀県知事の中で、武村正義元知事と並んで、最も素晴らしい知事の一人だと思う。最近は、越直美大津市長もそうだが、滋賀県はしっかりした女性の政治家が頑張ってくれている貴重な地方自治体である。
 貴重な地方自治体ということでは、今朝はもう一つ熊本県を上げたい。5年ほど前に、あの赤ちゃんポストを設置して話題となった慈恵病院のその後の発表があった。設置当時は、コラムニストの勝谷誠彦氏は、そんなことをすれば、日本は捨て子でいっぱいになって大変なことになるとわめいていたが、昨日の発表では、この4年半で81人の赤ちゃんが置かれていたという。筆者の感覚だが、それほど大騒ぎするほどの数になっていなかったことにホットである。慈恵病院はは良く頑張っていると申し上げておこう。
 さて、よく頑張っているということではスポーツの話になるのだが、メジャーゴルフツアーのクラフト・ナビスコチャンピオンシップが始まっている。第一日を終えて、宮里藍さんと上田桃子さんが-1で6位タイ(AM5時20分現在)で、トップが-5であることから優勝を狙える好位置にいる。一方、心配していた宮里美香さんは、やはり出だしから振るわずに大荒れで+3(58位タイ)でホールアウトした。まだ半分のプレイヤーが残っていて、予選通過が難しい順位である。頑張って欲しい。
 また昨日行われた女子フィギュア―スケートの浅田真央選手が、3回転アクセルに失敗し転倒して振るわずSPを終わって4位と出遅れた。しかし、若手の村上佳奈子選手が2位に食い込んで頑張っている。お二人には、フリー演技での逆転優勝を期待したいのだが、…。
 期待と云うことでは、新しいタカラジェンヌ40人が誕生した。タカラジェンヌは、今年がちょうど100期生という記念すべき区切りの年のようで、昨日その合格者の発表が行われた。応募者924人が受験、倍率23.1倍の狭き門だったが、合格した人達は抱き合ったり涙を流したりしていた。これから2年間の厳しい修行をして憧れの舞台に立つという。夢のある話だ。
 さて、夢のある話ということでは、今日から日本のプロ野球も開幕する。優勝を目指して一斉にスタートだ。少なくとも、今現在は全チームが揃ってトップタイである。筆者の期待はセリーグでは特にひいきチームはないが、パリーグはオリックスである。因みに、今年もアンチ巨人には変わりない。また、目立ちたがりの楽天の星野仙一監督もあまり好きではない。
 また高校野球もベスト8が決まったが、全体としては東日本勢が6チームで強かったという印象だ。西日本では大阪桐蔭と鳴門高校の2校だけだ。さよならゲームを2度も演じて勝ち上がってきた鳴門高校を応援したい。
 応援と云うことでは、マリナーズのイチロー選手の200安打に期待しているが、初戦で4安打と嬉しいスタートだったが、昨日はノーヒットに終わり少し心残りの日本での2試合だった。先が長い戦いだけに楽観は許されない。
 楽観が許されないと言うことでは、冒頭に挙げた消費税の増税案の行方だ。いよいよ衆議院での審議になるが、どんな形で審議が進んでゆくのだろうか。今後の問題は、小沢一郎グループの動き、それに自民党の対応である。果たして、法案は可決されるのだろうか。楽観なんて何処にも存在しない。
 
2.難病との闘い、昨日の雅子
 朝から、相変わらず痰に悩まされていたが、今年になって初めての良いお天気だったので車椅子で病院の屋上に出て散歩した。風が少しあったが、風下に位置取れば大丈夫だと考えて暫く陽光を浴びていたのだが、部屋にもどったところ、発熱(38度)していることが分かり、急遽、クーリングしてもらった。大したことはなかったようで、夕方にも平熱に戻ったいた。ほっと、であった。

3.今朝の筆者
 2時50分起床。体重61.9Kg。今日のお天気はも何とか晴れた穏やかな一日のようだ。

1930 いざ決戦へ火蓋

 政治とスポーツの世界では、この週末にかけて、幾つかの大きな戦いが火蓋を切る。楽しみが多くなる一方で、心配も少なくない。

1.独り言コラム
 マリナーズとアスレテッスの戦いで、今年の米大リーグが日本で先行して開幕した。試合は息詰まる投手戦で延長戦にもつれ込む接戦となったが、マリナーズが幸先よい勝利を上げた。この試合で3番に入ったイチロー選手は5打数4安打の大活躍で、今年のレギュラーシーズン200安打へ好スタートを切った。因みに、初戦での成績は、09年は5打数2安打、一昨年は4打数1安打、昨年は4打数2安打だったが、今年はそれらを大きく上回る4安打という固め打ちで、先行きが楽しみである。半年間に渡る長い戦いだが頑張って欲しい。
 一方、日本のプロ野球もセ・パ両リーグ共に明日開幕である。それに先立ち一昨日の毎日新聞にはセ・パ各5人ずつの記者による順位予想が出ていた。それによると、セリーグでは中日が2票、巨人、阪神、ヤクルトが各1票、パリーグはソフトバンクと西武が各2票、オリックスが1票だった。因みに最下位は、セがDeNAが4票、パは楽天が3票。しかし、この5人の方の総合点から見ると、セリーグは、巨人が一位で、以下、阪神、中日、ヤクルト、広島、DeNAの順、パリーグは、西武、ソフトバンク、オリックスが同点で1位タイ、4位以降が日本ハム、ロッテ、楽天で上位3チームとは少し差がある。なお、この予想の的中率は、今までは極めて低かったのだが、今年はどうだろうか。
 フランスのニースで始まっているフィギュアスケート世界選手権は、今日から個人戦の戦いに入る。一方、米国女子ゴルフツアーの今年のメジャー第一戦、クラフト・ナビスコチャンピオンシップが今日から始まる。スケートでは浅田真央、高橋大輔両選手、ゴルフでは宮里藍選手に優勝の期待が掛かる。果たして、三人はどんな戦いを見せてくれるのだろうか。筆者がファンの宮里美香さんはこのところ絶不調、なんとか予選は通過してほしい。
 甲子園の高校野球も今日でベスト8が決まる。期待していた滋賀の近江高校だったが、昨日、青森の光星高校に13-1と大敗を喫してびっくり、がっかりだった。鳴門高校の2試合連続のさよなら勝ちが印象深い。どこまで頑張るか楽しみだ。
 大相撲は先週末に横綱白鵬の逆転での22回目の優勝で幕を閉じたが、惜しくも優勝を逸した関脇鶴竜が昨日正式に大関昇進が決まった。四文字熟語を使った難しい挨拶ではなく、分かり易いシンプルな挨拶には好感が持てた。体型、風貌があの横綱朝青龍に似ており、強い大関の誕生と言えそうだ。なお、6人の大関は史上初めてのようだ。その国別内訳は、モンゴルと日本が2人、ブルガリアとエストニアが各1人といった具合に国際色豊かである。日本の国技も国際化が進んだものだなあと妙な気分である。かくして、夏場所以降は、これらの6大関によるの激しい横綱争いが展開されることになるが、筆者としては、貴重な二人の日本人大関、琴奨菊、機勢の里に先に抜け出してもらいたいとの願っているのだが、…。
 昨日都内で開かれた電気自動車の発表会で、一回の充電で351Km走る車が紹介された。ベンチャー企業(SIM-DRIVE、清水浩社長)が開発したもので、モーターがタイヤに組み込まれているところに技術的なミソがあるようだ。さあ、大手自動車メーカーはどう出るであろうか。走行距離を競う新たな戦いがスタートしたと言えよう。
 野田内閣は明日の閣議で増税案を決定し、国会に提出することになる。ここからが、今までの党内での戦いから一歩進んで、野党との新しい枠組みでの戦いが始まる。衆議院で可決の可否が次の大事なステップで、自民党の出方がカギを握っている。議論の展開次第では、民主党の分裂、或いは党の枠を超えた政界再編が起きる可能性もあって、解散を含みにした厳しい展開が予想される。その一方で、大阪維新の会に加えて、日本維新の会と名乗ろうとしている石原新党の立ち上げも絡んでいて、政界は大きく揺れることになる。日本は本当に大丈夫なのだろうか。
 原発再稼働への戦いも熾烈になりそうだ。先ずは関西電力の大飯原発だが、昨日活断層の連動した動きを勘案した安全性が検討された結果、安全保証委員会は問題ないという結論を出したという。後は地元の賛成を得る段階となるようだ。なお、福井県の隣県である滋賀県の同意は必要としないという政府見解のようだが、それはけしからんことだと思っている。
 東電の料金値上げに対する戦いも見逃せない戦いだ。自分たちのミスで起きた事故の補償費用を料金値上げで賄おうとする考え方があまりにも安易である。しかも、送電を中止すると言った脅しを前面に出しての強い姿勢には、大企業のおごりも甚だしく、何様だと思っているのかとの強い反発が出ている。さあ、この戦いはどうなって行くのであろうか。
 
2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も症状は比較的安定していた。呼びかけに薄目を開けて応じてくれることが多く、顔つきも穏やかで良い顔をしていた。しかし、痰には相変わらず苦しめられている。

3.今朝の筆者
 2時50分起床。体重61.4Kg。今日のお天気は、やっと待っていた穏やかな春日和にようだ。

1929 虚々実々

 戦いには、その裏側の心理戦、頭脳戦といった駆け引きが重要なカギを握っていることが多い。表の戦いを楽しむのはもちろんだが、その裏のそういった虚々実々の駆け引きを覗くのもなかなか興味深いものである。

1.独り言コラム
 社会保障と税の一体改革に関する消費税の増税の扱いについて、民主党は今朝未明になって、やっとこさ、前原誠司政調会長一任を取り付けて、3週、通算7日間の長きに渡った不毛の反対派のゴリ押しに決着をつけた。
 とにかく、小沢一郎元代表をリーダーとする反対派の執拗な反対のための抵抗があって、執行部との間で虚々実々の駆け引きが延々と行われてきたが、全く埒が明かず、もう我慢の限界ということで、少々強引だったようだが、執行部がけじめをつけたというのが実態だ。これで、野田総理が目標としていた30日に閣議決定が行われるが、その後の本会議での反対派の動きが注目される。
 なお、最終妥協案は「増税に関しては景気の目安として、経済の成長率が名目3%、実質2%を目指すが、これを増税の条件とはしない。また、10%に引き上げた平成15年以降の増税に関する条項は削除する」というものだった。専門家の話では、ここ20年ぐらい、そんな成長率はなかったわけで、そういう意味では、反対派の人たちは、消費税の増税はしないということを主張しているのと同じだという。今の1000兆の借金を抱える日本で、増税なくして財政再建は有り得ないと筆者は思っている。反対派の馬鹿げた反対はいい加減にしてほしい。
 ソウルで行われていた核サミットも閉幕した。米朝合意後の北朝鮮のミサイル発射実験に関し、虚々実々の駆け引きが展開されたが、北朝鮮はそれらを無視した形で予定通り発射実験を強行するようである。
 これに関して我が日本国も、迎撃体制を敷く方向で準備を開始する。PRC3を沖縄だけでなく東京にも設置する。ここには日本なりの虚々実々の駆け引きも包含されていて、撃ち落とせるか否かには関係はない。その迎撃体制を組むことに意義があるのだ。
 東京電力が一般企業に対する料金の値上げに関し、現行の契約期間が切れた後にも最終的な合意が得られない場合には、送電の中止を匂わせる対応を見せている。一種の脅しであって、北朝鮮のそれに似ている。虚々実々の駆け引きと言っても、東電の日本企業への脅しは頂けない。
 AIJの浅川和彦社長が参考人として国会に呼ばれた。資金の運用に失敗し、虚偽報告をしたことを認めて謝罪した。水増し数字に関しては自分が指示したことを認めた上で「年金基金と言う資金の重さからどうしても損した形で返したくなかった」と述べ、顧客を騙すつもりはなかったと詭弁を披露していた。また、捜査を受けているという立場から、肝心な質問には答えておらず、虚々実々のやり取りが展開された。なお、女帝と言われている浅川社長の陰の女、高橋成子取締役は体調不良と云うことで欠席していた。これも虚々実々の駆け引きの一つなのだろう。
 昨秋の大阪市長選挙を巡り、平松邦夫前市長の推薦人リストを捏造したのが、交通局の職員であることが分かった。この人物は維新塾への応募もしていたと言う。選挙には虚々実々の駆け引きが存在することは常識だが、このようなけしからん資料の捏造は許されない。本人は懲戒免職で解雇されたが、お詫びの言葉もなかたっという。
 戦力外通告を受けた阪神の下柳剛投手と楽天の山崎武選手が、それぞれの移籍先の楽天、中日で凄い頑張りを見せている。星野仙一、高木守道、和田豊の三監督のそれぞれのストーブリーグでの虚々実々の思惑が交錯しているだろう。意地を見せて頑張っている下柳投手と山崎選手に拍手を送りたい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も症状は比較的安定していた。夕方には月一度の担当医の回診があった。なお、この寺島先生が今回を最後に大学に戻られるということで、新しい先生に交代されるというお話があった。漸く慣れ始めたタイミングだっただけに、少し残念な気持ちである。

3.今朝の筆者
 3時半起床。体重61.7Kg。お天気は、朝は何とか持ちそうだが、10時ころから雨になり、夕方には回復するという変化の多い一日のようだ。

1928 えらいこっちゃ

 関西弁で、えらいこっちゃ、というとそれほど深刻に聞こえないが、今の世界、日本には、大小いろんなマジの「えらいこっちゃ」が溢れている。

1.独り言コラム
 核セキュリティサミットが始まった。世界53カ国の首脳がソウルに集まった。米朝合意直後の北朝鮮の人工衛星発射という口実でのミサイル発射を阻止をせんものと各国の連携が進んでいる。中国も珍しく、その方向で動いているのが注目される。
 とにかく「えらいこっちゃ」ということで首脳が馳せ参じてのサミットとなったが、その結末はどうなるのか。肝心の北朝鮮は、オバマ大統領の呼びかけにも、余計な挑発だと相手にしていない。さあ、どうなるのであろうか。気掛かりは、その会議の結果もさることながら、日本の野田総理の存在感が極めて薄いことである。昨日遅くに駆けつけると言う体たらくで、オバマ大統領との会談も組み込まれていない。
 それもそのはずで、自分の足元の民主党内が纏まらないからだ。社会保障と税の一体改革の軸となる消費税増税案への合意が得られないのだ。3週間にも渡る長時間を掛けての議論も空回りを続けている。年度内に法案の閣議決定を行い、国会に提出したいとする野田総理の強い意志も、まだその見通しは立っていない。まさに「えらいこっちゃ」である。
 とにかく前に進まない国の政治を見ていると、国の仕組みを変えないといけないと主張する維新の会への期待が大きくなるのも已むを得ない。昨日から始まった維新の会の塾には2000人が集まった。今のところ永田町は大したことはないだろうと軽く見ているようだが、流れは勢いを増していて、解散ともなれば、既成政党には、それこそ、あの津波のように「えらいこっちゃ」という状況に追い込まれるのではなかろうか。
 さて、日米共にプロ野球の開幕が迫っている。マリナーズ、アスレチックスが日本で開幕戦を行うために来日しているが、この二日間の巨人、阪神とのオープン戦を見る限り、米大リーグも大したことはないように思える。かつては手も足も出なかった力量の差は、今は全く見られない。それだけ日本の力が上がったと言うよりも、大リーグの力が落ちたのではなかろうか。そんな中で、注目の岩隈久志投手が全く冴えない。昨日も巨人を相手に4回を投げて6失点と全くの誤算である。これは、本人にも、ファンにも「えらいこっちゃ」の大ピンチだ。何とか、持ち直して欲しいと思うが、…。
 期待はずれと云うことでは、ぐっと持ち直してきた日本の株価だが、ここに来て壁にぶつかったようにほとんど動かない。経済の先行きの見通しが見えないからなのだろうが、大いに不満である。しかし、今朝の米国ダウが久しぶりに160ドルを超す大幅な上げとなっていることから、今日の東証はそれなりに上げてくれるだろう。たまには「えらいこっちゃ」というくらいの大幅な上げを期待したいのだが、…。
 昨日、柏崎原発の6号機が定期検査のために停止したことで、東電の17機ある原発が全部停止した。日本にある54機の原発で今稼働中のものは、泊原発の1機のみとなっている。その唯一の原発も5月には定期検査が予定されていて止まることになっていて、再稼働がない限りすべての原発が止まるという。電力供給の面からみれば「えらいこっちゃ」ではあるが、それでも、火力発電をフルに稼働することなどでなんとか賄えられるようだ。
 ところで、福島第一原発の2号機の格納機内の状況が判明したが、なんとその水位が60センチしかないということが分かった。3メートルぐらいはあると見られていただけに、まさに「えらいこっちゃ」である。メルトダウンしている燃料棒をどのようにして処理するのか、大変な事態である。
 言うまでもないことだが、原発を止めたから大丈夫と云うことではない。燃料棒が格納庫、或いはプール内にある以上は、事故が起きれば福島原発と同様の危険があると言うことには変わりない。要するに廃炉にして燃料棒をしかるべく処理しないと、稼働していようと、止まっていようと危険度には大差がないのではと見ている。そのためには40年ほどかかるという。それこそ究極の「えらいこっちゃ」である。
 とめかくも、これ以上の深刻な「えらいこっちゃ」だけはあってはならない。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日は症状が安定した一日だった。時々、目を開けてくれるのが嬉しかった。体調が良かったのだろう。

3.今朝の筆者
 3時50分起床。体重61.9Kg。お天気は、晴れ模様の一日のようだ。

1927 卒業

 今年の卒業シーズンもほぼ終わった。卒業というステップには、悲喜こもごものエピソードがある。人生の晩年において、この種のエピソードをゆっくりと振り返えることが出来る時が、幸せな人生の一齣だと思う。

1.独り言コラム
 東京には放映されていないということで話題の「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ制作)などのレギュラーを務めている三宅久之氏が、3月末をもって、テレビ出演、講演、評論などのすべての評論活動からの卒業を表明した。最近の自分が息切れをするなどいっぱいいっぱいで老醜を晒す前に引退したいとする同氏の男の美学が先行したようだ。但し、この番組だけは、今病気で休養中のたかじんさんとの友情、約束があるので、同氏が戻って来るまでは(多分5月?)卒業を伸ばすという。そう言われると、確かに、番組中で言葉が少し淀むことが見受けられたのが、筆者にも気になっていた。従って、あの「たけしのテレビタックル」への出演も、今夜の放映が最後の出演になるのかもしれない。(筆者の早とちりで、今夜は特番があって、テレビタックルはタックルされていて、放送はない)
 そういうことで、昨日は三宅さんの半生を振り返る番組内容だった「愛妻、納税、墓参り」が人生のモットーだという同氏が、51歳で毎日新聞社を辞める際に、親父さんから「本当に大丈夫なのか?」と言われたのが、自分の後半の人生の発奮のばねになったと語っていた。しかし、辞めて暫くは全く仕事が来なかったという。
 トピックスの一つは西山太吉事件で、当時上司だった三宅氏が自分に全く報告がなかった事件だったことが遺憾だったようで、相談してくれていたらとこぼしておられた。いずれにしても、女と金は記者としてあってはならないことを改めて痛感していたという。筆者の勝手な憶測だが、この事件の責任を取って毎日新聞社をお辞めになったのではなかろか。
 さて、この日の最大のハイライトは、読売新聞社の盟友渡辺恒雄主筆との対談だった。その中で語られた戦後の29人の総理や大物政治家の裏話はなかなか面白かった。鳩山一郎総理の誕生に歓喜した一方で、反主流派だった池田勇人の突然の変身ぶりに驚愕したという。
 その後「歌手は1年、総理は2年の使い捨て」という表現は分かり易い面白い表現だったが、今ではそれが「歌手2年、政治家1年の使い捨て」になっていると今の政治を揶揄していた。
 政治評論家の田原総一郎氏が、自分と石原慎太郎さんと渡辺恒雄さんが三悪筆だという話題が面白かった。字が下手という点では筆者も誰にもの劣らない自信があるということで大いに共鳴して聞いていた。渡辺さんの話では、自分がメモしたものも30分を過ぎたものは読めないとこぼしていたのだが、筆者も全く同じである。筆者の場合は、その読めないメモを一生懸命に思い出しながらやっとこさで思い出して読む過程を楽しんでいる。
 いずれにしても、自分の美学を徹しての思い切った三宅久之さんの卒業宣言は、さすがだと思った次第である。この後の余生を堪能されんことを祈念したい。
 ここで話は大きく転じるが、今朝の芸能ニュースで、AKB48の人気者だった前田敦子さんがこのグループを卒業すると発表した。14歳でオーディションを受けて編入したようだが、ここに来て一人立ちできるというレベルに達したというのだろう。AKB48には6年間の在籍ということになる。どうでもいいことだが、差し当たっては、卒業お目出度うと申し上げておこう。今後の更なるご活躍を期待したい。
 ところで、大相撲春場所は千秋楽で大きな番狂わせがあった。すんなりと関脇の鶴竜が本割で豪栄道を破って堂々の初優勝をするものとばかり思い込んでいたのだが、あっけなく敗れてしまい、プレイオフでもよく頑張ったが、横綱白鵬に敗れて優勝は逃げてしまい、白鵬の22回目の逆転優勝で幕を閉じた。終わって見て最もがっかりしているのは、横綱を狙った大関の把瑠都で、残念ながら大関を卒業出来なかったことだろう。もう一度スタートラインに戻って再起を図ってもらいたい。
 オープン戦で阪神が来日中のマリナーズと対戦し5-0で大勝した。ベテランの金本知憲選手の2ランが大きく、ゲームを決めた。やはり、金本選手にはもっと現役で頑張ってもらう必要があり、卒業はまだまだ先になりそうだ。
 芸能人の猫ひろし選手がカンボジア代表として、オリンピックのマラソン出場が決まった。国籍を変えてまで出場を期していた訳で、それが実ったことにご本人はご満悦だろう。しかし、筆者は、何だか複雑な心境で、少し違和感を覚える。フィギュア―スケートでアメリカ国籍を取ってアメリカ代表で頑張っている長洲未来選手がいるが、彼女の場合にはそれほどの違和感はない。なお、オリンピックに出たからと言って、猫ひろしさんが芸能界を卒業するということではない。
 いずれにしても、卒業は人生では重要な節目であることには変わりない。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 少し微熱があったが比較的安定した一日だった。時々、テレビに視線を送っているシーンもあった。いろいろと話しかけているのだが、、眠っているように目を瞑っている時が大半である。何だか、少し寂しい気分だ。

3.今朝の筆者
 3時50分起床。体重62.3Kg。お天気は、晴れたり曇ったりの一日のようだ。

1926 届く? 届かない?

 何事でも、その目的、願いが届くか、届かないか。関係者ははらはら、ドキドキでその事案の成り行き見守る。神様の裁定はなかなか厳しい。しかし、それが、生きたドラマを盛り上げる。

1.独り言コラム
 年度制で言う大晦日が迫って来ている。そして4月からは新年度に入る。大学の秋入学の話題が、新年度と言う考え方に一石を投じているが、やはり、日本では4月が一つのスタート時点であり、気分一新の絶好のタイミングでもある。今朝は、国民やファンの関心の高かった今年度の幾つかの課題や話題について総括をしてみようと思う。念願、期待が届いたのか、届かなかったのか、興味津々の総括である。
 大相撲春場所は今日が千秋楽である。意外な展開で、横綱を目指した大関把瑠都は、残念ながら終盤でポッキリと折れてしまった。エストニア人と云えどもやはり普通の人間だった。意識して固くなったようで、期待された綱取りには届かず、ファンの期待を裏切る結果となった。捲土重来を期待したい。その一方で、場所前には、それほど話題になっていなかった関脇鶴竜が、大関昇進の目安である直近3場所、33勝レベルに達し大関昇進を確実にした。横綱、大関をほぼ総なめにし、初優勝と言うおまけ付きで実現しそうである。横綱の面目を大事にする白鵬は、今日は大阪出身の豪栄道の頑張りに、一縷の望みをかけているが、この望みが届くのか否かは、神のみぞ知るの世界である。筆者は、鶴竜の初優勝がすんなり実現するだろうと見ているが、…。
 野田佳彦総理が不退転の覚悟で政治生命をかけて取り組んでいる社会保障と税の一体改革案だが、当初予定していた先週末での閣議決定は見送りとなった。果たして年度内の国会提出への思いが届くのか否かの瀬戸際にある。表向きには、党内の論議を尽くすといったオブラートに包んだ表現を使っているが、実質的には党内は分裂状態であって深刻である。そんな中で、小沢一郎グループの代弁者的な存在で、大きな顔で反対論をぶっている川内博史衆議院議員の顔を見るのが嫌な今日この頃だ。さあ、野田総理の悲願が届くのか否か、瀬戸際である。
 アメリカのゴルフツアー協会から、この一年間の期限付きで一時会員が認められた石川遼選手が、今週はアーノルドパーマーインビテーショナルに出場している。次週のマスターズの前哨戦とも言われている大事な大会だ。昨日の二日目の最終ホールで、何とかバーディを奪ってぎりぎり予選通過ラインに届いた。とにかく、最近の石川選手は安定していない。ロングホールで2打目がグリーンに届くナイスショットもあったが、逆に隣のホールに打ち込んでロストボールになり、ダボを叩くなど大荒れである。これではマスターズの活躍も覚束ない。そう言えば、女子では、今年のツアー開幕から宮里藍選手が絶好調で、優勝には届かなかったが2度も2位に入って大活躍だ。その一方で、筆者が期待している宮里美香さんは、全くの絶不調で、今週は予選ラインにも大きく届かなかった。
 北朝鮮が衛星打ち上げと言う大義で、ミサイル発射を行うようだ。それに備えて、日本でもPRC3が設置されるとの動きもある。しかし、その飛距離からして、北朝鮮からの発射物に届くのか、否かがはっきりしていない。届かなければ、ゴルフのパットが入らないと同様に撃ち落とすことはできない。しかし、積極的な迎撃姿勢を見せることは、駆け引き上大事なことかもしれない。
 楽天を首になった主砲の山崎武選手が、拾ってくれた中日で頑張っている。オープン戦では既に4本が外野フェンスに届いていて、大いに気を吐いている。山崎選手の胸中は如何ばかりか。素晴らしい活躍だ。逆に、星野監督の胸中はどうだろう。ベテラン選手の意気軒昂である。
 ところで、来る4月26日が近づいてきている。あの強制起訴された小沢一郎被告の最高裁での最終判決が出る日である。全ての審議を終わって無罪が有力と見られているが、果たしてどうか。4億円という巨額の金額の扱いを秘書に任せ切りで、自分は一切知らないと白を切り、検察のでっち上げだとの同氏の主張には納得できない。多くの国民の疑惑に、司法の手が届くのか、届かないのか、その日の判決が待ち遠しい。
 将棋界で年間の大記録にひしひしと迫っている棋士がいる。果たして記録更新に届くのかどうか、筆者は大いに気掛かりになっていた。それというのも、その記録保持者が、筆者が大ファンだった中原誠十六世永世名人だかである。それは年間勝率の記録で、今年度はC2級にいる中村大地5段が好成績で突っ走っているからである。同氏は2006年にプロ棋士になったのだが、昨年辺りから急速に強くなって好成績を続けている。
 同氏の今年度の成績は、順位戦での10連勝で、見事に狭き門であるC1級へ昇級を果たしたのを含めて、昨日現在、38勝7敗、勝率は0.844という凄い成績で、他の追随を許していない。因みに、中原さんの史上最高記録は1967年に当時の同氏が5段の時に記録した47勝8敗の0.854で、半世紀以上の長い間破られない大記録なのだ。
 その中村5段が、今年度の最終週に2局の対局が予定されている。もしこの2局に連勝すれば、勝率は0.851となるのだが、それでも際どく中原さんの記録に届かない。「しかし、である」。公表されていないNHKの対局があるかもしれない。この週末から31日にかけて、そのNHKの対局が入っていて、それに勝つとすれば、41勝7敗となって、勝率は0.854と並ぶのだ! しかし、もう一度「しかし」である。小数点以下4桁目で中原氏が上回っていて、残念ながら、あとほんの一歩で中村5段の記録は届かないことを、これを書いていて、今朝確認出来た。何とドラマティックな結末か。中原ファンの筆者は、心からほっとである。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 嬉しいことに、この日は珍しく目を開けてくれることが多かった。また、車椅子での散歩中は目を瞑っていたが、その後のリハビリでも目を開けて応じていた。とにかく、目を開けてくれると何だか嬉しい気分である。

3.今朝の筆者
 3時起床。体重61.8Kg。お天気は、晴れ後曇りの一日のようだ。

1925 100年に一人の天才

 ワシントンのポトマック川畔に、桜の最初の一本がが植樹されたのが、1912年3月27日だったと言う。今年がちょうど100年目である。一方、あのタイタニック号がその処女航海で悲劇が起きたのが1912年4月14日で、これまた100年前のことだった。
 それに因んで、今朝は、「100年に一人」の凄い天才(日本人にフォーカス)の存在について、独断と偏見でピックアップしてみた。

1.独り言コラム
 数日前の日テレの朝のワイドショー「スッキリ」で100年に一人と言う天才ピアニストとして、牛田智大さんを紹介していた。12歳の少年でクラシック音楽のピアニストで、日本人として最年少でCDデビューしたという。ピアノ演奏の一部を披露してくれていたが、その弾きっぷりのお見事さに感動した。2歳でバッハを弾いていたというらしいが、何処で、どのようにして、そのような素養が育まれてきたのか、驚きを超えた感動だった。  そこで、改めて100年に一人と言う天才の存在について思いを巡らせてみた。しかし、なかなか然るべき人が思い浮かばない。そこで、先ずは、筆者が良く知っている将棋の世界から選んで見ることにした。その結果、この世界では、やはり、今の羽生善治2冠がその一人であろうという思いに至った。この世界には、大山康晴第15世永世名人の大きな存在があって、記録的な面でも他を圧倒しているが、その大記録を一つずつ更新していっている羽生第19世永世名人がその名にふさわしいと思う。つい先日もNHK杯で4連覇20連勝を記録し、名誉NHK杯選手権者の称号を得たばかりだ。また、生涯獲得したタイトル総数も大山さんの80に並んだし、来月4月から始まる名人戦でこれを更新するだろう。後は、大山さんの持つ名人獲得期数の18期(羽生7期)生涯勝ち星1433(羽生、1177)の2点で大きな壁があるが、いずれ、ここ15年以内に、それらを更新するのではと期待している。
 次に筆者には身近な大相撲の世界を考えてみた。今の横綱白鵬の強さもなかなかだが、やはり、第35代横綱双葉山さんがその名にふさわしいと思う。何と言っても、あの69連勝は凄い。当時は年間の場所数が3場所と少なかったことで、優勝回数こそ12回で、横綱大鵬の32回には及ばないが、その内容において圧倒していると言えそうだ。
 野球界ではどうだろう。投手部門の金田正一投手の401勝は凄いが、イチロー選手のうまいバッティングは天才の名にふさわしいと思う。中でも、10年連続レギュラーシーズン200安打の記録は抜群だ。敢えてもう一人上げるとしたら、王貞治さんである。通算868本の本塁打はやはり凄い記録で、もう、誰め出て来ないのではなかろか。
 日本の小説家ではどうだろうか。一昨日の新聞で生きておられたらノーベル賞を受賞していたかもしれないということで安倍公房氏の名前が出ていた。砂の女、燃え尽きた地図などの作品は高く評価されている。しかし、ここでは、日本で最初にノーベル賞をもらった川端康成氏を上げておこう。晩年にちょっとした事件もあったが、天才ゆえの蹉跌であったとしておきたい。次点として、三島由紀夫さん、それに筆者が大ファンの平野啓一郎さんを押しておきたい。二人ともその格調ある文章は抜群だ。
 芸能界ではどうだろうか。あまりよく知らない世界だが、やはり、歌手の美空ひばりさんを置いて他にはないだろう。子供時代からのあの唄いっぷりは天才の名をほしいままにしていた。まさしく100年に一人の天才だ。次点として。あほ役に徹して笑わせていた藤山寛美さんを上げておきたい。松竹新喜劇を率いた渋谷天外(二代目)さんとの共演舞台は筆者の幼いころに明るい笑いを提供してくれていた。
 科学の世界では如何だろう。あまりよく知らない世界なのでうかつな考えを披露する訳にはいかないが、妻の難病のことを考える時、ip細胞研究で世界を引っ張っている京大の山中伸弥教授を上げたい。今年にでもノーベル賞を受けるのではと思われるが、早く臨床実験が進んで、妻の治療に間に合って欲しいと強く望んでいる。
 ところで、政治家ではどうだろう。沖縄返還をなし遂げた佐藤栄作総理は歴代最長の期間を務めた総理だった。ノーベル平和賞を獲得した点も評価の対象になるが、密約の存在など不満な点も多い。そういう意味では戦後の混乱期を大胆に日本の再生に尽くしたワンマン政治家の吉田茂総理の方が、100年に一人の天才政治家のイメージに近いように思う。因みに、少し話がそれるが、小泉総理時代に、100年大丈夫な年金体制を構築したという議論があったが、その話が今再び大きく取り上げられていて、政治が大きく揺れている。面白い世界だ。
 とにかく、今の混乱した日本には、天才的な政治家の登場を期待している。誰かいないものかと思うのだが、今のところ、それらしき姿は見えていない。若しかして、橋下徹大阪市長がおお化けすれば、その望みもないことはないかもしれない。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 幸い、前日の熱は下がっていて、この日の入浴はOKだった。顔色も良くてまずまずの様子だったが、なかなか目を開けてくれなかった。呼びかけへの反応は乏しい。

3.今朝の筆者
 2時50分起床。体重62.1Kg。お天気は、すっきりしない曇り空で、時々雨がふるようだ。

1924 あの人は今

 一時脚光を浴びた方々のその後には、それなりに関心がある。そこには人生の悲喜こもごもが窺えるからである。

1、独り言コラム
 それは一年半前のことだった。元神戸海上保安官だった一色正春さんが、尖閣諸島近海で中国漁船の衝突事件のビデオを流出させて一躍有名になった。流行語大賞では「Sengoku38」が銀賞を受けたし、朝日新聞社から『何かのために sengoku38の告白』と題する著書を出版した。一時はマスコミの寵児となって数多くの番組に顔を出したり、講演会に招かれるなどモテモテだった。しかし、どうやらそのようなモテぶりも一段落したようだ。ここに来て、正義の味方の元保安官の存在にも陰りが出てきているようだ。今は、どうしているのだろうか。真剣に「たこ焼き屋」を考えているのだろうか
 芸能界にも、そんな意味で気になる方が何人かいる。小柳ルミ子さんのバックダンサーだった大澄賢也さんがその一人だ。1989年に小柳さんと結婚したことで表舞台に登場し、かなりの人気者になったのだ。それが自分の人気だと錯覚した大澄氏が、嫌がる小柳さんとの離婚に踏み切ったのが2000年だった。その後しばらくはその離婚話でマスコミから注目されていたが、今やマスコミからも相手にされなくなってしまっているようだ。やはり、ルミ子さんの七光で脚光を浴びていたのに過ぎなかったようだ。19歳年上の姉伍との生活を今はどう思っているだろうか。
 覚せい剤で騒がせたあの酒井法子さんはその後はほとんど名前を聞かない。一時は芸能界への復帰も取りざたされたが、どうやら一児の母親として真面目な生活を送っているのだろうか。そうであれば良いのだが、…。
 そう言えば、あの宇多田ひかるさんもこのところ名前を聞かない。2007年に紀里谷和明氏と離婚、2010年末で一年間芸能活動を休止すると発表したが、その後どうしているのだろうか。才能が枯渇しているということはないだろう。間もなく復活してくるのでは、…。
 フォー、という奇声を発して一時マスコミで活躍していた同志社大学卒のレイザーラモンHGだが、今はすっかり姿を消したようだ。結婚して、その相手の女性のひもになっているという。
 黒いお付き合いが発覚して芸能界から身を引いたあの島田紳助氏はどうしているのだろうか。さぞかしエネルギーをもてあましていることだろう。同氏が担当していた番組の多くはそのまま生き残って、視聴率も以前のままのようだ。複雑な心境だろう。
 女性問題をフォーカスされマスコミで騒がれた政治家が何人かいるが、その後の働きぶりはさまざまである。タレントの山本モナさんと路上キスをフォーカスされた細川豪志氏は、その政治家としての能力を買われてしっかりと復活し、環境大臣として大活躍中だし、相手の山本モナさんも結婚して家庭に入ったようだ。この二人に関してはめでたし、めでたしである。
 同様に、路上でホステスといちゃいちゃしていたところをフォーカスされた中井洽氏もその一人だが、独身だと言う免罪符で問題にはなっておらず、今でも衆議院予算員会の委員長を堂々と務めている。また兵庫県選出の鴻池祥筆参議院議員は、議員宿舎に女性を連れ込んだことで話題になったが、既に復活していて、たかじんのそこまで言って委員会にも時々顔を出している。
 同じ女性問題でも、女優の水野真紀さんと結婚した後藤田正純氏は、ホステスとの話題が未だに絶えず、政界からは力を失っているようだ。世襲議員でのライバルである小泉進次郎氏が脚光を浴びているだけに大分差をつけられている。
 失言「二番では駄目なんですか?」の蓮舫さんも、その後は冴えていないようだ。また、小沢一郎氏から500万円を受け取った原口一博元総務大臣も、今は裏方に回っているという。政界でのスキャンダルは人それぞれのようだ。
 何時の時代も「あの人は今」はなかなか興味深いネタである。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日は朝から熱(37.7度)があって一日中クーリング。午後になっても37.8度と下がらなかったので、予定していた散歩を取り止めた。3時ころには実兄ご夫婦がお見舞いに見えたが、いつものように目を開けての挨拶をしなかった。それだけ症状の悪化が進んで来ているのか、はっきりはしなかったが心配である。なお、夕方には幸い熱はほぼ平熱に(36.9度)下がっていた。

3.今朝の筆者
 3時50分起床。体重61.7Kg。今日のお天気は、うっとしい雨の一日だそうだ。

1923 ちぐはぐ

 対応すべきものが不調和だったり、不揃いだったりするさまをいう、と広辞苑にある。そうであっても、しっかりと目的を達せられていればいいのだが、…。

1.独り言コラム
 昨日高知で桜が開花したようだ。日本では今年最初の開花である。今年の全般的な開花時期はほぼ昨年並みのようだという。春が着実に近づいて来ているようだが、まだ童謡の「早春賦」の世界で、風が冷たい。気候も少しちぐはぐだ。
 甲子園ではセンパツ高校野球が始まった。注目された昨日の入場式での選手宣誓では、石巻工業高校の阿部翔人主将が無難にしっかりと大役を果たした。堂々とした立派な宣誓だった。惜しむらくは、弁論大会ではないので「少し長かったかな」といった感が無くはない。前日のリハーサルを欠場したのも、このための準備、練習に頑張っていたのではなかろうか。長文を良く覚えていたのには感心した。ご苦労さんでした。皆の考えを総合して作ったというから、少しぐらいのちぐはぐさの存在も致し方がない。
 東電が4月からの打ち出した企業向け料金値上げ(16%)で無様な姿を露呈している。説明不足だったというのだが、現在生きている契約期限内は従来の料金が継続されるというのだ。例によって、西沢俊夫社長らが出て来て頭を下げていた。ちぐはぐさも極めりである。枝野幸夫経済産業相も怒り心頭だった。
 せっかく纏まった米朝合意が揺れている。それにしても北朝鮮の強い対応姿勢には驚き以外の何物でもない。米国から食糧支援の了承を得た直後に、人工衛星の発射と称し、ミサイル発射実験を行うとの堂々の発表は、まさに世界を舐めたどら猫の対応だ。ちぐはぐもいいとこで、こんな国とは付き合えない。しかし、誰かが、そのどら猫に鈴をつけねばならないから大変だ。今や6カ国協議のメンバーの5カ国が、何とかその衛星発射の阻止を始めようとしている。中でも、韓国の李明博大統領が意欲を見せているが、どうなるのであろうか。
 横綱を目指す把瑠都が痛い2敗目を喫した。弱い大関と揶揄されていた琴欧州に脆くも完敗だった。油断していたのだろう。下手すると鶴竜に優勝をさらわれる可能性もある。ちょっとちぐはぐな終盤戦に追い込まれた。たとえ、あと全部勝ったとしても、関脇鶴竜が全部勝てば届かないのだ。
 今年からMLBに移った岩隈久志投手、青木宜親選手がレギュラーメンバー入りを目指して必死の頑張りを続けているが、楽観は許されないようだ。岩隈投手の場合は、希望の先発投手の枠入りがぎりぎりの状況にある。一方の青木選手の場合は一昨日にダルビッシュを打って少し愁眉を開いた感じだが、…。いずれにしても、二人にはちぐはぐな一面が垣間見える。頑張って欲しい。それよりも心配なのはベテラン松井秀喜選手である。米国大リーグに移籍して今年で10年目だが、未だに今年の所属チームが決まっていない大ピンチである。それでも、練習に暇がないようで頑張っているが、精神的にはちぐはぐなものを感じていることだろう。そこまでしてアメリカでプレイがしたいのだろうか。もういい加減に日本に戻ってくればと思うのだが、…。
 ちぐはぐの最大のハイライトが民主党政権だろう。初代の鳩山由紀夫氏の馬鹿さ加減から始まって、二代目の管直人の短気な間抜け加減、そして3代目の野田佳彦総理の生真面目総理ぶりは、ちぐはぐのシンボル的な存在だ。増税一本やりはお見事だが、どじょうのような掴みどころのない対応ぶりに、ちぐはぐさを覚えない国民はないだろう。
 増税以外に他の重要案件も多い。とにかく、ちぐはぐでもいいから、全体をカバーしてもらわねばならない。何と言っても、日本国の総理大臣だもの、である。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日のお昼過ぎ、珍しく、テレビに目を遣っていた。しかし、そんなに長い時間ではなかった。その後に、車椅子での散歩をおこなった。終始眠っているようだった。体力が少し弱って来ているのだろう。

3.今朝の筆者
 1時50分に目が覚める。昨夜のニュースウオッチ9を見ながら寝ていたようだ。直ぐに入浴。体重61.9Kg。お天気は、晴れのち曇り空で崩れる方向にあるようだ。このブログ送信後に少し寝る予定。

1922 皆必死に頑張っているのだ!

 言うまでもないことだが、何事にも必死で戦うことは大事である。その姿は美しく、そこから真の感動が生まれる。

1.独り言コラム
 天皇陛下が昨日、胸の中にたまった水を抜く2度目の治療を受けられた。外国の要人との挨拶などのスケジュールでいっぱいの公務に必死で頑張っておられる陛下だが、その合間をぬっての治療である。そこには、得も言われぬ痛々しさを覚える一方で、伝統ある日本国の顔としての気品と美しさがにじみ出ている。
 海の向こうでは、昨日、レンジャーズのダルビッシュ・有投手がブルーワーズ戦とのオープン戦に3度目の登板をした。今までの最長の4回を投げて1安打1失点、4奪三振、4四死球の内容だった。やはり、制球の乱れが少し心配だ。ところで、その痛い1安打、1失点は、ブルーワーズの青木宣親選手にランナーを置いて打たれたものだった。日本人選手同士の必死のぶつかり合いの結果だけに、日本の野球ファンは複雑な心境だ。青木選手は、結果的にはテスト生として入団したようなもので、一軍登録を目指して瀬戸際の必死の戦いなのだ。面白かったのは、二人がゲーム中にすれ違った際に、「打たないで下さいよ」とダルビッシュが言ったのに対し「僕は必死なんですよ」と青木選手は答えたという。ユーモアなやり取りの中に、真剣さが漲っている素晴らしい会話だったと思う。
 さあ、今日から甲子園で春のセンパツ高校野球が始まる。選手宣誓を引き当てた石巻工高校の阿部翔人主将がどんな宣誓をするのか興味深い。しかし、そのご本人の阿部主将が昨日のリハーサルでは熱があって欠席したようだ。ちょっと心配であるが、今日の本番では、本人は必死で頑張るだろう。楽しみだ。
 大相撲春場所も今日から後半戦である。一敗で並んだ4人の戦いが見ものだ。中でも横綱のプライドを守ろうとする白鵬、横綱を狙う大関把瑠都、それに大関を狙う鶴竜の三つ巴が面白そうだ。それぞれがそれぞれの目標に向かって必死の戦いを展開するだろう。誰がその目的を達するのだろうか、興味津々である。御蔭で昨日も府立体育館は満員御礼が出ていた。協会も面目、人気の回復に必死に頑張っているのだろう。
 あれから1年以上過ぎた東北の被災地では、被災者たちは相変わらず必死で毎日を闘っておられると思うが、一向に生活レベルの回復は進んでいないようだ。例えば、がれきの処置については、日本中が「絆」を叫びながらも、その受け入れではスムーズに進んでいない。また、義援金や日本国民の温かい支援が被災者たちに行き渡っていないようだ。仕組み、システムに齟齬があるのだろう。政治がもっと指導力を発揮すべきだ。
 その肝心な政治が、社会保障と税の一体改革を巡って、民主、自民両党内で意見が分かれていて話が進んでいない。野田佳彦総理が不退転の覚悟で必死に頑張っておられるが、空回りをしているようだ。
 北朝鮮が人工衛星と称してミサイルの打ち上げを行うことを発表した。先に成立した米朝合意に反すると言うことで米国の対応が注目されている。いずれにしても、米朝ともに、その駆け引きで必死なのだろう。これに対して、日本でも、その軌道に当たる先島諸島に迎撃のためにパトリオットミサイルPAC3を配備する話が検討されているという。この際、この口実を利用して、これらの島々に軍事力を配備することで、中国にけん制をする意義は大きいと思う。日本もこの際防衛体制確立に必死になってもらいたい。
 そんな中で、今朝明るい結婚の話題が二つ飛び込んで来ている。一つは、楽天のエース、田中将大投手とタレントの里田まいさんが入籍したという。落ち着いて野球に専念出来るようにとの考えからこのタイミングでの入籍となったようだ。今一つは、ドリカムの吉田美和さん(46歳)が19歳年下の鎌田樹音さんと結婚したという。既に樹音さんの誕生日である3月8日に入籍をしたという。吉田さんの愛の遍歴の豊さにちょっとした羨望を覚えるが、彼らも、自分たちの愛の成就に必死なのであろう。
 
2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も痰が少なく症状は比較的安定していた。呼びかけにも大きな目を開けて見つめてくれていたが、テレビを見ようとしなかった。体力が落ちて来ているのだろうか。

3.今朝の筆者
 3時50分起床。体重61.9Kg。お天気は、久しぶりにスッキリした晴れ模様のようだ。

1921 遂に「1.99」に!

 何かに拘るのも、息抜きの遊びの話なら悪くはないと思う。今朝は数字の「9」に拘ってみようと思う。しかし、筆者の今日の真の狙いは「1.99」の事実を紹介することにある。

1.独り言コラム
 大相撲春場所で、昨日の9日目で連勝していた横綱白鵬が関脇の鶴竜の大健闘の前に遂に土俵を割って黒星を喫し、初日からの9連勝はならなかった。綱取りを期して頑張っている大関把瑠都との優勝争いが面白くなってきた。ところで、大相撲の連勝記録と言えば、あの双葉山の69連勝を思い出す。ここでも「9」が絡んでいるのが面白い。
 連勝記録では、その双葉山の大記録に迫った白鵬のあの平成の大記録、63連勝も凄い大記録だった。63は9には関係ないと思われるが、二つの数字の6と3加えると9となるし、7X9=63でもある。ちょっと、強引だが、やはり9に絡んでいる。少し拘り過ぎ、との不満の声が聞こえる。
 同じ9でも、漢字で「九」と書くと、九州、九大、九電などの言葉が思い浮かぶし、地名では九頭竜川、九十九久里浜、東京の九段、人名では、坂本九、九十九(つくも)また、ベートベンのあの「第九」などの連想に結びつく。また、慣用句の「九牛の毛」や「九死に一生」、更に諺では「九仭の功を一気に欠く」などもある。
 ところで、今朝のテーマの「1.99」の話に入りたいと思うが、三桁の数字と言えば、あの地震、事故、そして悲惨なテロのあった「1.17」、「3.11」、「9.11」の三つの数字が思い出される。いずれの三桁の数字も9に絡んでいる。「1.17」は1+1+7=9、「9.11」は既に9を含んでいるが、それ以外にも、9+1-1=9に、そして、「3.11」も、3の(1+1)乗、つまり3の2乗で9になる。こじつけも甚だしいといったヤジが聞こえるようだが、お遊びであるのでお許しを願いたい。
 さて、本題に入ろうと思う。それは、「遂に、2を割って1.99になった」という話である。これは総務局が発表した都道府県別1世帯人数で、東京都のデータが全国で初めて2を割って、1.99(H24年1月1日現在のデータ)となったというニュースである。この数字の意味するところは、一人暮らしが過半数を占めたという実態を表している。東京には学生の一人暮らしが多いということもあろうが、高齢化による一人暮らしが増えているのも影響していると思われる。しかし、ここ数年来、ずっと減少傾向が続いていて、遂に大台の2を割って来て歯止めが掛かっていないのは心配である。なお、少ない数字の2位は北海道であるが、辛うじて2を保っている。なお、全国平均は2.38(但し、H22年データ)であり、最も高い都道府県は福井県の2.97だった。因みに、我が滋賀県は、全国7位の高い数字でる。いずれにしても、家族の人数が全国平均で2.38と云うのは、子供一人が大半だということで、将来の人口減が心配だ。
 もう一つ、この199の数字に関連するニュースを見つけた。それは、昨日のNHKの夜のニュースウオッチ7で報じていたもので、一昨年の春に卒業した学生の就職状況に関する情報だった。その具体的な内容は、就職した学生数が56.9万人に対し、既に離職した人の数が19.9万人もあったというのである。此処でも、奇しくも199という数字が踊っているのにびっくりしたのである。まったく偶然の話で、筆者の単なる拘り過ぎの捉え方なのだ。しかし、この数字は、そんなに多くの学生が短期間に就職先を辞めている実態を示していて、学生の我慢強さが欠落しているようにも解釈出来る。それが今の風潮なのだろうか?
 ところで、今朝のニュースで天皇陛下が再び胸に溜まった水を抜く治療を宮内庁病院で受けられることを伝えていた。この前の7日に次いで2回目の治療であり、少し心配である。因みに、このニュースは急な話で心配ではあるが、今朝の課題の数字の9とは無関係である。治療が滞りなく終わるようにお祈りしています。出来れば9分程度で終わってほしいですね。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 この日も痰が少なく症状は比較的安定していた。午後には車椅子での散歩を行った。
 最近は、テレビにもあまり関心を示さなくなって来ていて、一考の心配が深まって来ている。

3.今朝の筆者
 3時起床。体重61.7Kg。お天気は、晴れのち曇りの予報だ。

1920 今週末の「喜怒哀楽」

 いろんな出来事があった今週末だった。春は間近のようだが、問題は山積の日本である。

1.独り言コラム
 「今週の喜」
 バレーボールのプレミアリーグで、男女とも東レが決勝に駒を進めた。女子は2期ぶりの優勝を狙い、久光製薬と、男子は3期ぶりの優勝を狙い、パナソニックと決勝を争う。女子は、全日本選手の二人のさおり(木村沙織と迫田さおり)に荒木絵里香らのスター選手の活躍が素晴らしい。
 嘉田由紀子知事が塾長となって開講する「嘉田塾」に定員300人の倍以上の736人の応募があったという。10~30代が多く、女性が4割を占めていると言う。大阪の橋下市長が塾長の「維新塾」ほどの派手さはないが、女性や若者に政治に関心を持ってもらおうとする狙いが理解された表れで、嘉田知事も大歓迎である。
 将棋界で郷田真隆九段が、久保利明棋王を3-1で下して、初めて棋王位を獲得した。郷田九段のタイトル獲得数は4つ目である。ちょうど同氏の誕生日での快挙に、ご本人、筆者を含めたファン共々、ご同慶の至りである。
 株価が一万円台を回復、今までの円高も少し円安方向に振れた。ともかく経済界は一息ついた。しかし、喜ぶにはまだ早い。欧州の経済不安、イランの核開発問題など火種が消えておらず、何時、また爆発するかの不安が絶えないからである。
 その一方で、米国女子ゴルフツアーで、最終日の今現在、宮里藍選手は4番を終わって-15で台湾の選手とトップを並走中だ。栄冠を奪取して大きな「喜」びとなるか否かは、あと数時間で判明する。ファンではないが、頑張れ宮里藍!だ。
 「今週の怒」
 北朝鮮が米朝合意を逸脱する人工衛星打ち上げと称するミサイル実験の発表に、世界が怒りを覚えている。彼らは約束を反故にすることを何とも思っていない、けしからん国である。これじゃ食糧支援も取り止めるべきだろう。とんでもない国だ。
 一方日本では、原発の再稼働の条件についての話が進んでいるが、最後の地元の了解を得る点で、影響を受ける隣県を含まないと言う。原発銀座の福井県の隣県の滋賀県としては全く納得できない。嘉田知事が申し入れていたことが無視された訳で、けしからんことである。
 日本の女子ゴルフツアーは今週のTポイントゴルフレディスでも韓国勢が1,2,3位を独占した。李知妃選手が優勝、2位が姜選手、3位タイにイ・ナリ選手で、日本人選手は茂木宏美選手と笠りつ子選手が辛うじて3位タイに入っただけである。先週に引き続き韓国選手に連続して優勝を奪われたのには、苛立たしい怒りを覚えている。
 「今週の哀」
 岡田副総理が自民党に大連立を申し入れたことが話題になっている。自民党が「泥舟」には乗れないと断ったと言うのだが、政治が前に進まないという悲しい、哀れな状況にある。不幸なのは国民だ。消費税のアップは今や避けることの出来ない課題でありながら、多くの議員が馬鹿げた理由をつけて先延ばししようとしている。ここでは、不退転の決意で頑張っている野田佳彦総理の頑張りを応援したい。
 米女子プロゴルフツアーで、予選を通過して頑張っていた上田桃子選手が三日目の途中で体調が悪くリタイヤーした。ちょっと気の毒な哀しいアクシデントだった。加えて、二日目で2位につけていて、ツアー初優勝を狙っていた宮里美香さんが三日目で大荒れとなり、大きく後退して初優勝の夢は脆くも破れた。ファンとしては哀しく、残念である。
 「今週の楽」
 700年も続いている浅草の三社蔡を記念し、54年ぶりに「船渡御」が復活した。昭和33年に一度復活したのだが、それ以来途絶えていたのである。歴史的な重みのある行事に、見に来ていた子供さんがインタビューに答えて「楽しかった!」と答えていたのが印象的だった。
 なお、「船渡御」は各地でもあって、滋賀県でも、4月には、日吉大社の船渡御が琵琶湖で行われる。病院へ通う国道161号線の唐崎辺りで見られるので筆者も楽しみにしているイベントである。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 この日も幸い痰が少なく症状は安定していた。日曜日だったが、介護士さんのサポートもあって、車椅子での散歩を行った。
 因みに、この散歩の主たる狙いだが、ベッドでは手足を折り曲げていることが多いのを、車椅子に乗せることでそれらを伸ばして上げることにある。本人もそれを望んでいるようなのだ。従って、車椅子での移動距離とはあまり関係ないと考えている。
 それでも、参考に、この散歩でどのくらいの距離を動いているかについて概算距離を出してみた。移動スピードは、およそ1メートル/3秒程度なので、1時間に1.2Kmである。月平均の散歩総時間は20時間程度であるから24Km/月、288Km/年ということになる。途中で、車椅子を止めて休んでいる時間を2割程度とすれば、年間移動距離は230Km程度となる。

3.今朝の筆者
 2時起床。体重62.0Kg。お天気は、曇り後晴れの予報だ。

1919 数字は語る

 無口のようだが、一文字一文字に重みがあるのが「数字」なのではなかろうか。視点を変えれば、「数字」ほど雄弁に語る手段はないと思うことがある。

1.独り言コラム
 土曜日の朝の出かけの直前のテレビ番組、TBSの「サワコの朝」は好きな番組の一つだ。阿川佐和子さんの話術の素晴らしさに惹かれて、いつも楽しんで見ている。昨日のゲストは脚本家の三谷幸喜さんだった。この方のお話もなかなか魅力的なものだった。印象に残った一つが、自分が好んで用いる数字は「8」であると披露していたことである。一般的に言われている末広がりといった意味があるということからではなく、一番ドラマティックなニュアンスを表しているからだという。例えば「お久しぶりですね。この前にお会いしたのは何時頃だったかしら?」と声をかけた際に「8週間ぶりです」と答えるのが「3週間ぶり」や「5週間ぶり」と答えるよりも、もっともドラマティックだと言うのだ。自分の名前の「三谷」の「三」に拘っていないのが面白く「そうなのかなあ」と思いながら家を出て病院に向かった。
 病院に着いて妻の雅子の様子を確認してから、いつものようにロビーに置いてある読売新聞に目を通していたら、コラムの「編集手帳」で、先日亡くなられた詩人、評論家の吉本降明さんを紹介する枕に、宇多田ひかるさんの歌、「Automatic」の一番の歌詞を引用していた。ご存知の方も多いと思うが、それは『「七回目のベルで受話器を取った君/名前を言わなくても/声ですぐ分かってくれる…。」である。5回目でもなく、9回目でもなく7回目としたところに着想の良さを感じさせる』と吉本氏は論じておられると言うのだ。(現代日本の詩歌)
 全くの偶然の話なのだが、一つの数字の解釈で、三谷幸喜さんと吉本降明さんのお二人が意味深長な点で、数字の持つ多様性を示唆し、その数字が持つ意味に、効果の大事さを訴えておられたのが、筆者にはとても印象に残った。
 そんなことで直ぐに頭に浮かんだのが、人気グループの「AKB48」や尖閣諸島の中国漁船衝突事件のビデオ流出で有名になった「Sengoku38」だった。共に「48」「38」という数字に命名者の意図が表されていると見るべきなのだろう。
 そんなことを考えていたら、いろんな数字が筆者の頭の中に、次から次へと浮かんで来た。あの甲子園での大熱戦として史上に輝いている、中京―明石の延長25回(1933年)の戦い、最近ではイチロー選手の10年連続200安打といった数字が華々しく挨拶して通り過ぎて行くのだった。
 さて、今年はロンドンオリンピックの年だ。期待のマラソンに選ばれた男女6人の選手は全員か初出場(1回目)である。また、サッカーの(U-23)出場は5回連続9回目の出場という。あの釜本選手らが頑張って銅メダルを奪ったのが1968年のメキシコオリンピックだったことが思い出される。
 また、最近では、1000ベクレルというと、放射能の強さを意識するし、今年芥川賞を受賞した田中慎也さんは、5回目のノミネートでの受賞だったし、日本語の「三度目の正直」といった表現の面白さといった具合に、それぞれの数字が、その内容の深さを如実に表現してくれている。つまり、数字は語ってくれているのだ。そういう意味では、一つ、一つの数字は尊い使命、役割を担ってくれているのである。
 ところで、昨日の筆者は朝から、携帯による将棋の棋譜中継を楽しみながら、興奮していた。筆者贔屓の郷田真隆九段が久保利明棋王に挑戦している棋王戦の第4局が行われた。2勝1敗で迎えたこの対局で、郷田九段が勝てば久しぶりのタイトル保持者になれるの。しかし、これに負けると逆王手を食らって、一気に流れが変わってタイトルを奪えない可能性が高くなる。何としても今日勝って欲しいと筆者も必死の気持ちでその展開を追っていた。戦いは、振飛車が得意な久保棋王が三間飛車に振って始まった。郷田九段は序盤で端歩を突いたところで、今までにない新局面に入り一進一退の攻防となったが、素人目ながら、筆者は少し郷田九段が指し易いように見ていた。しかし中盤に入って久保九段が中段にいた銀を伸ばした辺りで、どうやら久保さんが盛り返し逆転して有利になったようで、これは不味いと心配した直後だった。久保さんに疑問手「9二歩」が出たのである。ここから一気に流れは郷田九段に傾き、久保さんも懸命に粘ったがそのまま押し切られて郷田九段の勝ちとなった。時に18時40分で、筆者は妻のベッドの傍で興奮していた。
 3月の初めの時点では、A級棋士で久保利明2冠(王将・棋王)だったのだが、僅か半月でB1級に降級し、身ぐるみ剥がされて無冠の久保九段になってしまったのである。また、ゼロからの出直しになって気の毒だが、振飛車のアーティストは再び戻って来るだろうと思う。気の毒だったのは、今年に入って、2冠の防衛を含めての対局が多すぎたことだった。現にこの一週間でも、昨日の対局が3局目で、疲労が同氏の「切れ」を鈍らせていたのだろうと思う。
 かくして、郷田九段は9年7か月ぶり(前タイトルは棋聖)に通算4度目のタイトル保持者に戻った。棋王位に関しては、14年ぶりの2回目挑戦を制しての初めてのタイトル奪取だった。筆者が本格的に郷田ファンになって7年になるが、初めての嬉しい快挙だった。これらの、9、7、4、14などの数字が、郷田棋王誕生の歴史をを語っている。是非とも次のタイトル奪取をも目指して欲しい。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 この日も幸い痰が少なく症状は安定していた。携帯での将棋の棋譜中継から目が離せず、もう少し、もう少しということで展開に引きつけられていて、終局まで見てしまっていたため、幸いなことに、夕方の7時近くまで、雅子の傍にいて上げる結果となった。この間、雅子の症状は終始安定していた。

3.今朝の筆者
 3時起床。体重61.9Kg。お天気は、今日も雨もしくは曇りのうっとしい一日になりそうだ。

1918 復調(?)の兆し

 誰にでも好不調はつきものだ。好調時期は長くあって欲しいし、スランプ期は早く終わって欲しいと努力を続ける。そんな中で、ちょっとした復調の兆しが見えて来ると、大きな勇気に繋がって、一層励みに勢いつく。

1.独り言コラム 
 荒れる大阪場所と呼ばれて久しいが、2年ぶりに行われている大相撲春場所は、下火になっていた相撲人気も徐々に戻って来ているようだ。賭博や八百長問題などで大荒れだった大相撲界にも、ここにきて漸く復調の兆しが窺われる。そこには、相撲が本来の真剣勝負の姿勢を取り戻したことが大きいが、大阪場所担当を拝命した貴乃花理事の地道なPR活動が功を奏しているとも思われる。同氏がプライドをかなぐり捨てて、あの吉本のドタバタ劇にも顔を出し、自らこけて見せるといった好演技ぶりを披露していたことにはびっくりだった。一層のこと吉本に入っては、といった冗談が飛び出すほどの勇気ある頑張りぶりだったようだ。
 その相撲は、前半を終わって横綱白鵬が貫禄を見せている一方で、横綱を狙う把瑠都が痛い1敗を喫して不安があるが、勝負はまだこれからだろう。関脇の鶴竜がめっぽう強い。このままいけば大関も目の前のようだ。
 さて、株価も漸く1万円台を回復した。ギリシャの財政不安が払拭し切れない不安があるものの、景気も少し復調の兆しが見える。今朝のニュースでは、今年の春の就職率も3.5%アップだという。もちろん復興事業での景気の下支えもあろうが、消費税アップの話題も先買いの需要を誘発しているのかもしれない。
 しかし、その一方で、その消費税増税法案を巡る民主党の対応は収拾がついていない。三日間に渡って行われた説明会にも小沢グループを軸とする反対意見が強く、昨日も5時間半という長時間を要しながらも、結論は来週へ先送りとなった。内閣支持率は、ここに来て多少の復調の兆しはあるものの、党内が纏まり切れていない点で先行きは真っ暗だ。民主党よ、何処へ行くだ。
 3年連続開幕投手を務めた実績を持つ阪神の安藤優也投手に復調の兆しがみられる、昨年は1勝も出来ずに絶不調の1年だったが、今期のオープン戦では、従来の球の威力が戻って来ている。同氏がローテンションに戻れば、阪神投手陣は能見篤史、岩田稔、久保康友、メッセンジャー、スタンリッジなどが健在だけに鉄壁となるのだが、…。
 一方、最下位が定番の横浜DNAも中畑清監督を迎えて雰囲気も明るくなっている。嬉しいことに、新たらしい力も芽生えつつある。その一人が国吉佑樹投手で、オープン戦には2回登板していて無失点の好投を見せていた。斎藤佑樹と同じ「佑樹」である。チーム全体が復調と云うのはまだ早いが、何かが変わりつつあることは確かだ。
 核開発、ミサイルなどを一時停止するという条件で、米国から食糧支援を受けることになった北朝鮮だったが、昨日、その舌の根も乾かぬうちに、人工衛星打ち上げという名目でミサイルの発射計画があることを発表した。それは、建国の父である金日成の生誕100年の記念行事の一つとして、12日から16日の間に予定しているという。これは明らかに国際間の約束違反で、折角期待された米朝関係の復調の兆しに、またしても暗雲が垂れ込めたといえそうだ。
 アリゾナ州フェニックスで行われている今期の米国女子ゴルフツアー第4戦で二人の宮里選手が頑張っている。日本時間5時15分現在で、共にー8でトップタイという凄い成績である。宮里藍選手は今期は絶好調であり、今週もそれを持続しているのだが、一方の宮里美香選手は開幕から今一つ調子が出ていなかっただけに嬉しい経過である。漸く復調の兆しが見られるようでファンである筆者はほっと一息なのだが、まだ二日目のプレー中で先行きが長い。これから何処まで頑張れるかだ。大いに期待している。なお、日本選手二人が一時的にせよ、トップタイに並んだのは初めてではなかろうか。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 痰も少なく症状は安定していた。所用で昼間は傍にいてやれなかったが、一人で頑張ってくれていたようだ。入浴日で、病院に戻った際には良い顔色、良い顔をしていた。

3.今朝の筆者
 3時半起床。体重61.6Kg。お天気は、雨模様。春を呼ぶ雨であって欲しい。

1917 女性アナウンサー考

 音声だけを楽しむ、いわゆるラジオのリスナーにはテレビとは違った魅力を覚えることがある。今朝は、そのラジオの話題から始まって、筆者が、最近になって気に入っている女性アナを取り上げてみた。

1.独り言コラム
 あのテレビのデジタル化以来である。筆者は次第にラジオのリスナーになって来ている。それと云うのも、それまで通院の往復の際のドライブ中に聞いていたテレビの音声が聞けなくなったことで、仕方なくラジオを聞くことがきっかけだった。たまたま、受信の具合が安定しているという理由から、NHK第一放送に限定してのリスナーとなったのである。  
 従って、聞く番組は限られている。ウイークデイでは、早朝から始まって8時半までの「あさいちばん」に続いて「ラジビタ」と呼ばれている「ラジオビタミン」である。また、夕方は「関西ラジオワイド」または「大相撲中継」だ。一方、ウイークエンドの土曜日の朝は「ラジオ文芸館」日曜日の「音楽の泉」、夕方には「地球ラジオ井戸端電話会議」または「大相撲中継」である。
 この中で、特に楽しみにしているのが、土曜日の朝の「ラジオ文芸館」と日曜日の朝の「音楽の泉」で、後者についてはこの欄で取り上げたこともある。(1892と1801をご参照)前者は物語、短編小説の朗読、後者は、世界の有名なクラシックの演奏を聞かせてくれる楽しい番組だ。従って、週末の二日間はなるべく8時5分の放送時間に間に合いように準備して家を出るようにしている。少し困るのは、ラジオ文芸館で、お話がちょうど面白くなってきたところで病院に到着することだ。従って、時々は駐車場で暫く放送を聴き続けることもあるくらいだ。
 音声でラジオを楽しんでいると、アナウンサーの音声の魅力がテレビ以上に効果的で、時々、どんな顔をしていらっしゃるのかといろいろ想像してしまうことが多い。特に女性アナウンサーの場合である。
 そういう意味で、最近気に入っているのが、「ラジビタミン」である。この番組の面白いところは、通常は8時半から11時50分までの長時間放送のようだが、国会中継が入ると、8時55分までの超ショートバージョンに変わるので、その日の放送がどうなるかといった別のスリルもあって面白いのだ。
 筆者が気に入っているのが、村上信夫キャスターの相手役の神埼ゆうこさんである。彼女の音質、話しっぷりがとても魅力的で、胸にキュンとくることが多い。相手役の村上信夫アナウンサーとの息の合った楽しいおしゃべりも抜群だ。一度だけだったが、彼女が童謡を口ずさんだことがあったが、その歌が抜群にうまかった。また、楽しい時に「クック、クック」と声を出して笑う時の何とも言えない表現は、筆者には堪らない魅力である。
 その「ラジビタ」が来週の月曜日で終わる。そこで、昨夜、改めてこの神埼ゆうこさんを調べてみて分かったのだが、彼女はアナウンサーではなく、かつて(16代目)の「NHKの歌のおねえさん」だったのだ。武蔵野音大の声学科を卒業されていて、正真正銘の本格派の歌手で、二人のお子様もいらして、幸せそうな家庭をもっておられるお母さんでもあることが分かり、改めて彼女のファンになった次第である。
 次いでの話で申し訳ないが、「地球井戸端会議」での女性キャスターの「大輪香菊」さんのちょっとした話題がある。それは、彼女が自分の名前を言う際に「おおわか・XX」と聞こえて、何と言っているのかが不鮮明だったので改めて調べて、初めてその名前を知った。彼女は、NHKの所属ではなく、アナウンスハウス所属である。
 因みに、この種の放送は男女二人のキャスターでのトークで進められることが多く、ぴったり合った二人の呼吸を聞いていると、とても楽しそうで、二人が深い関係にあるのではといった錯覚に覚えることがある。うらやましいお仕事で、筆者も若ければやりたかった仕事のように思う。
 たまたま、女性のアナウンサーの話題となったので、話題を少し拡大し、筆者が最近気に入っている女性アナウンサーを改めてピックアップしてみた。
 先ずは、NHKの「プラタモリ」で頑張っている久保田祐佳さんだ。なかなかの美人でユーモアを持ち合わせているのが、NHKらしくなくてとてもいい。その一方で、最近はニュースウオッチ7にもレギュラーで顔を出していて、しっかりこなしている。どうやら、彼女は上昇リズムに乗っているようだ。
 またNHKニュースの本格派のアナとしては、最近ぐ~んと上昇して来ている小郷知子アナ、それにニュースウオッチ9の井上あさひアナの二人は本格派のニュースアナとして頑張っているし、筆者は好きなタイプである。その一方で、ニュースウオッチ9に出ているスポーツ担当の広瀬智美アナは、少し色気があり過ぎて、ちょっとやり過ぎの気がして気に入っていない。
 民放では、読売テレビの朝と夕方の顔である虎谷温子アナ(す・またんとニュースten担当)、川田裕美アナ(お昼のミヤネヤ担当)も素敵だと思う。筆者は川田裕美アナのファンである。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 前日並みに、痰も少なく症状は安定していた。この日はなかなか良い顔を見せてくれていたが、時々目を開けた時の視線は、あらぬ方向に送っている時が幾度か見られた。少し心配である。

3.今朝の筆者
 4時20分起床。体重61.4Kg。お天気は、晴れ後曇り、そして夕方には雨と言った具合に崩れる方向のようだ。

1916 揺れた、揺れた

 昨年の3.11以来、日本列島は余震も続いていて揺れ続けている。しかし、揺れるのは地震だけではない。昨日は、政界、社会、経済界、スポーツ界、そして人々の心も大いに揺れた一日だった。

1.独り言コラム
 夕方6時過ぎに三陸沖に震度4の地震があって、東北、北海道には津波警報が発表された。先の大震災の事例から、津波警報には何人かの方々が避難されていた。心は揺れていたことだろう。そのほぼ3時間後の9時過ぎには茨城・千葉で震度5強の強い地震があった。幸い、目立った被害は出ていないようだ。これらも、昨年の大震災の余震の一環なのだろうか。一方、新潟県上越市の地滑りといい、日本列島は間断なく揺れが繰り返されていて心配である。
 消費税増税を含む法案に関する民主党内での説明会が昨日の夕方から始まった。冒頭から、進め方を巡って会議は大いに荒れて揺れていた。法案の説明が始まろうとしたところで、小沢グループの側近の一人である川内博史衆院議員が発言を求め、このまま説明を聞く訳にはいかないと駄々をこねたのを切っ掛けに、会議は混乱した。この川内議員はテレビにも多く顔を出しているが、小沢一辺倒の口先だけの男で、筆者は大嫌いな政治家の一人だ。この説明会は、明日までの3日間が予定されているのだが、果たして合意は得られるのであろうか。野田総理の指導力、采配、決断が注目される。大袈裟ではなく、この会議の行方が、この法案の先行きの大きなカギを握っているようだ。
 そんな混乱をよそに、スポーツ界も大いに揺れた一日だった。東京の国立競技場では、ロンドンオリンピック出場を決めるサッカーの大事なバーレーンとの一戦があった。日本にとっては、引き分け以上でオリンピック出場が決まると言う大事な試合で、3万6000人の大観客が集まった。試合はエースの清武選手(セレッソ大阪)が見事なシュートを決めるなどの大活躍で日本代表が完勝し堂々のロンドン行きを決めた。これでオリンピックには5大会連続9度目の出場決定で、日本列島は大いに沸いて揺れていた。
 一方、女子の「なでしこジャパン」では、エースの沢穂希選手が「良性発作性めまい症」でアルガルベ杯の米国戦から出場せずにファンを心配させていたが、昨日になってチームに戻ったようだ。まだ完全には治っていないが日に日に良くなっていると言う。沢選手の活躍如何で、日本列島の揺れの大きさも違ってくるだけに、早く完治して試合に戻って欲しいものだ。
 大相撲春場所では、大関把瑠都が昨日の四日目に関脇の鶴竜に敗れて痛い黒星を喫した。連続優勝を果たして横綱を目指していただけに、思わぬ大番狂わせに、大阪府立体育館は大いに揺れただろう。また、米国では、期待のダルビッシュ・有投手がオープン戦に二度目の登板をしたものの、制球が乱れて四球を連発し2失点の乱調で、期待と不安が交錯して、日米共に大いに揺れた一日となった。
 国連のスイス・ジュネーブの欧州本部で人権に関する会議が行われていたが、そこで南北朝鮮間で小競り合いが起きた。北朝鮮の人権特別報告者が、同国の人権に関する実態報告を行った際に、脱北者の扱いに関するやり取りから、暴力事件に進んだものである。「すわ、一大事!」といった不安が駆け巡り、世界がちょっと揺れたのだが、幸い大きな問題には発展していないようだ。しかし、こういう小競り合いの積み重ねが大きな事件に結びつく懸念がある。北朝鮮は、新体制を定着させるために、意識的に示威的な対応を執る心配があるだけに、今後の対応を注目しておこう。
 アメリカは、イランの軍事施設を撮影した航空写真を発表し、核兵器の研究が行われたとする建物を指摘しており、今後の展開次第では世界が大揺れする事態も心配される。
 どころで東証が7ヵ月半ぶりに終値で10000円を超えた。一時は10100円台に到達したが、このところの引き際に一気に下がる傾向が昨日も出て、50円以上下げて10050円で引けた。それでも経済界は漸く大台回復で、良い意味で少し揺れた一日だった。
 とにかく、心地いい揺れは歓迎だが、被害を伴う揺れは勘弁して欲しい。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 珍しく痰も少なく、症状は比較的安定していた。呼びかけへの反応は相変わらずほとんど見られなかったが、時々、大きく目を開けてあらぬ方向に視線を送るパターン幾度かあって心配だった。しかし、夕方になって、細くではあったが、短い時間、筆者に視線を送ってくれていた。本当に分かっていてくれるのだろうか、との心配は消えていない。

3.今朝の筆者
 3時半起床。体重61.8Kg。お天気は、晴れ時々曇りで寒い一日のようだ。

1915 すっきり、スッキリ

 日テレ系の朝のワイドショーは「スッキリ」というタイトルなのだが、世の中にはすっきりしないことがあまりにも多すぎる。

1.独り言コラム
 このところの東証の株価の動きがすっきりしない。午前中には一時的に1万円を超すような上昇の動きを見せながら、その後、直ぐに下げてしまい、その日の終値では9900円台前半まで下げて引けている。数日そんな動きを繰り返していて終値での一万円台はなかなか実現しない。要するに一万円が当面の壁になっているのだ。ギリシャ不安が依然として拭い切れていないことが大きなネックになっているのだろう。しかし、今朝の米国ダウが200ドルを超す大幅な上昇だったことで、今日こそは、東証も終値で一万円を超すのではなかろうか。そうでないとすれば、何か別の固有の原因があることになる。
 なお、この米国の株価のリアルタイム速報で知ったのだが、米国では今週から1時間繰り上がった時間になっている(夏時間?)今まで、日本時間の朝6時が大引けだったが、今週からは5時になっているのだ。
 東京電力がおかしい。柏崎原発のストレステストの報告書に239か所もの誤りがあったという。あまりにも多すぎるというのだ。東電は、もはや一流企業の実態のイメージは完全に壊れてしまっている。一方、関西電力の大飯原発では、ストレステストの結果が原子力安全委員会の了承が得られそうで、野田総理も再稼働を認める方向にあるようだ。さあ、地元はすっきりとOKを出すのだろうか。地元といっても、福井県だけでなく、滋賀県、京都府も入っており、お忘れなく願いたい。
 ハイテク製品に使用されているレアアースの世界で最大の供給国である中国が供給制限をしているということで、アメリカ、EUと一緒に日本もWTOに提訴することになった。中国はカンカンに怒っているようだが、もやもやしていた中国への怒りが、訴えたことで、少しは気分的にもすっきりした。とにかく「みんなで渡れば怖くない」のだ。
 国民新党の亀井静香代表が野田総理と会談、消費税値上げに関する法案についての協力を求められたが、物別れに終わったと言う。小沢グループの存在といい、与党内は全く纏まっておらず、収拾がつくのか先が見えない。とにかく、党内野党の存在でごたごたしていて、今の野田内閣はスッキリとは縁遠い。
平成23年度の将棋界も主は、ほぼ終わりに近づいている。昨日行われた順位戦のC1級の結果、今期の全クラスの昇級者がスッキリ(?)と確定した。若手の優秀な棋士の昇級者目立っている。因みにA級へは、このところぐんぐんと実力を上げている茶髪の風雲児、橋本崇載7段が初めて入り、それに深浦康市9段がバック。B1には、一時王位を奪った広瀬章人7段が10戦全勝で、それに飯塚祐紀7段、B2には佐藤天彦段、豊島将之6段、そしてC1クラスには、安部健治郎5段、中村太地5段、船江恒平4段の3人で、いずれも10戦10勝の素晴らしい成績での昇級だった。とにかく強い若手が多く、来期ますます面白くなりそうだ。
 ところで、その茶髪のA級入りを決めて絶好調の橋本崇載7段と筆者贔屓の郷田真隆9段との棋聖戦の準々決勝の対局が昨日の朝10時から将棋会館で行われた。橋本7段には、郷田9段は今までに2連敗中で、苦手の一人だ。一方の橋本7段は、数日前に羽生善治2冠を破って羽生さんの15連勝を阻止している。さあ、郷田9段は勝てるのかなあ、といった不安を抱きながら、筆者は朝から携帯での棋譜中継に一喜一憂していた。互いに「角」道を開けた後、先手の橋本7段が角道を止めて振り飛車を目指した。そこで、郷田9段が「6二銀」と上がった手が意表を突いたようで、郷田9段が指し易いまま7筋を巡る大変なねじり合いの展開となった。そこでの秘術のやり取りがあって終盤に入り、最後は郷田九段が豪快に「角」を切って「金」を奪い、それを自陣に打ち込まれていた「飛車」取りに打って「飛車」を奪い、その「飛車」を王手で打ち込み、更にそれをも果敢に切って逃げようとする相手の王様を呼び戻す凄い攻めで、橋本7段の王を打ちとった。とにかく凄い終盤だった。終わったのが7時半過ぎで、筆者は自宅に戻って、一人夕食のテーブルに携帯を置いての懸命の観戦だった。とにかく昨日の郷田9段は大変強かった。気分的には久しぶりにスッキリだったが、大変疲れた一日でもあった。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 一日中、痰に悩まされていた。目を開けてくれるのも短い時間で、こちらからの問い掛けを理解してくれているのか、に不安を持ち始めた。心配である。

3.今朝の筆者
 3時起床。体重62.2Kg。お天気は、晴れ時々曇りの一日のようだ。

1914 笑顔

 人間の心の内側の感情の一つの表現が笑顔だろうと思う。似合う人もあり、そうでない人もある。いわゆる造り笑顔もあるので要注意でもある。

1.独り言コラム
 ロンドンオリンピックのマラソンに出場する男女6人の選手、2人の補欠選手が発表された。6人の選手はいずれもオリンピックは初出場の選手である。彼らのほとんどは、自分たちがしかるべく評価されたことに、それぞれ笑顔と闘志でインタビューに答えていたが、男子の藤原新選手だけは、本番に向けての闘志が強く出ていて、いわゆる笑顔は見せなかった。
 注目の市民ランナー川内優輝選手は、残念ながら補欠候補からも漏れた。本人は会見を開き「公正な選考が行われたと思う。もっと頑張らなければならない」と述べていたが、きりっとした顔には笑顔はなかったが、愚痴を言うこともなく好感を抱かせる立派な青年だった。
 小沢一郎民主党元代表の肖像画が国会の委員会室に飾られた。25年以上勤めた議員には、希望すれば肖像画を飾ることができるそうだ。同氏は今年で議員生活42年だという。いろんな事情から今日までずれ込んでいたが、ご本人のこぼれる満面の笑顔が久しぶりに見られた。しかし、筆者には面白くない、見たくない笑顔だった。
 芸能界の話題では、俳優の小栗旬さんと山田優さんの婚約が発表された。筆者は良く知らない人たちなのだが、今朝のニュース映像での二人の笑顔は素敵だった。しかし、この世界は離婚も多いので、そうならないように頑張って欲しい。
 2年ぶりの春場所で大阪は盛り上がっているが、期待の大関稀勢の里が初日から想定外の連敗で躓いていて、あの人懐っこい笑顔が消えている。持ち前の、前に出る勢いがないようだ。今日から心機一転頑張って、笑顔を取り戻して欲しい。
 日米とも、開幕に向けて、さわやかな球音が高まって来ている。しかし、10年に渡って米大リーグで実績を残してきたあの松井秀喜選手からは笑顔が消えている。それもそのはずで、未だに所属するチームが決まっていないのだ。改めて同氏の年齢を確認すると今年37歳である。野球選手としては、厳しい峠に差し掛かりつつあって気がかりである。「ああ、松井選手よ、何処へ行く」である。
 一方、今年のビッグな話題となったテキサス・レンジャースに移った期待のダルビッシュ・有選手は、着実に然るべき実力を見せて順調に仕上げて来ている。昨日の関西テレビの番組で赤星解説者は、16~17勝は期待されるという見方を語っていたが、その一方で、楽天からマリナーズに移った岩隈久志投手は、紅白試合、オープン戦共に今一つの結果であり、笑顔が見られるのはまだ先になりそうだ。
 一方、このところ真の笑顔から遠ざかっていたゴルフの石川遼選手に笑顔が戻った。週末に行われたプエリトルコオープンの最終日に猛追を見せて、米ツアーに参加して最高位の2位に入って笑顔を見せた。これで世界ランクも47位に浮上し、実力でもマスターズに参加できる資格を得た。ほっとしているであろうが、これからが大事な勝負である。是非とも笑顔を継続させて見せて欲しい。
 新潟県上越市で不気味な地滑りが起きていて、昨日までに11棟の建物が全半壊している。去る7日にその動きが捉えられて以来、次第に速度を速めており、今では1時間1メートル弱のスピードで街に向かって進んで来ている。幅150メートル、長さ500メートル、高さ20メートルの大きな規模の地滑りで、今朝のニュース映像では家屋、電柱が倒れており、何処まで滑ってゆくのか心配だ。言うまでもなく、街からは笑顔は消えている。原因は雪解け水にあるそうだ。自然界の凄い力には人間はたじたじである。
 国際関係に目をやると、米朝関係で食糧支援のサポートを得た北朝鮮側には笑顔が見られるものの、米朝間の友好が進むことに、置いてきぼりを食った形の韓国からは笑顔が消えている。またイランの核兵器を巡る問題には、何処にも笑顔なんて存在せず、ホルムズ海峡には緊迫感が漲っている。
 わが日本国の総理の野田佳彦総理は、元々笑顔は似合わない方だが、総理になられて以降、同氏の笑顔にお目にかかっていないような気がする。正直言えば、あの顔つきでの笑顔は見たくないと言うのが正常な国民の感情かもしれない、と思う。
 

2.難病との戦い、昨日の雅子
 相変わらず痰はきつかったが、良く頑張っていた。昼過ぎにはリハビリを受けたが、この時には気持ちよさそうだった。その後、車椅子での院内散歩を行った。
 なお、この日からおむつなどの用品は、病院の方針により、病院からの支給品に切り替わった。それを機会に、そのサイズもLからMに変わった。

3.今朝の筆者
 3時起床。体重62.0Kg。お天気は、晴れ模様の一日のようだ。

1913 小さな幸せ、大きな不安

 昨日一日は、一億総追悼の長い一日だった。3.11が如何に大変だったかを改めて確認する事になったが、それにしても、多くのメディアが「これでもか、これでもか」といった報道に、感動、驚きを新たにしたことも多かったが、さすがに少々食傷気味でもあった。
 今朝は、がらっと話題を変えて、久しぶりに我が滋賀県に関する話題を軸に、筆者の個人的な小さな幸せの話題の紹介を試みる。

1.独り言コラム
 先日、平成21年度の一人当たりの所得の都道府県別ランキングが発表された。相当時間が掛かる統計(?)と見えて、2年以上遅れてのデータ発表である。それによると、我が滋賀県は20年度に比べて所得は下がったものの、ランクは全国4位とワンランクアップであった。1位は東京、2位が神奈川、3位の愛知に次いでの高順位であった。前年は静岡県が4位だったが、それを追い抜いたのである。なお、秋田県と島根県が前年を上回り、沖縄県が前年と同じだったが、残りの44都道府県では全て前年を下回った。それにしても、滋賀県がそんなに上位にいるのには筆者もびっくりだった。因みに、最下位は熊本県、46位が沖縄県である。
 さて、滋賀県は原発銀座と言われている福井県の隣県だ。原発から30Km圏内には高島市や長浜市が入っていて、もし事故でもあれば避難ゾーンに入っていて、その対応が大変である。もし、琵琶湖が汚染されれば、琵琶湖の水を飲料水に使っている京都、大阪の2府民は影響を免れない。あの福島原発事故以降、嘉田由紀子知事は率先してその対応に指揮を執って政府との折衝、交渉をなどの対応を進めている。これは、まさに対岸の火事ではなく、足元に火が付いた話だ。筆者の住んでいる大津市内も敦賀原発から80Kmであり、その不安も小さくない。原発は、言ってみれば、良くできる秀才の子供だが、ちょっと間違うと切れて手がつけられない大変な子供、といった感じだ。そうである以上、そんな子供はもう産まないと言うのが正論ではなかろうか。昨日の追悼セレモ二―を見ながら実、改めて感じたのである。
 さて、先週は、我が大津市で、男子の最後のオリンピック選考レースの琵琶湖毎日マラソンが行われた。レースは2転、3転の波乱に富んだ大接戦で、トラックに入ってからの大逆転があって伏兵の山本亮選手(佐川急便)が日本人トップの4位に入り、一躍ロンドンオリンピックの有力候補に浮上した。この琵琶湖マラソンは今や大津市の貴重な風物詩でもある。そして、昨日は名古屋で、女子の最終の選考レースであるウイメンズマラソンが行われて、有力候補だった尾崎好美選手が日本人トップの2位を奪ってオリンピックの有力候補に名を連ねた。これで男女とも、すべてのオリンピック選考レースが終わり、いよいよ今日の午後に、陸連から男女それぞれ3人のオリンピック派遣選手が発表される。男子では、あの公務員ランナーの川内優輝選手の扱いに注目している。
 大相撲春場所が2年ぶりに開幕した。大関把瑠都が連覇して綱取りに成功するか、或いは白鵬が横綱の意地を見せるか、はたまた、日本人大関の稀勢の里、琴奨菊の初優勝が出来るのか、といったところが見どころだ。
 ところで、滋賀県出身の力士の現状なのだが、かつては、蔵間や蒼樹山などの活躍した力士もいたが、元々それほど多くの力士を輩出してはいない。今は、十両の「鳰の湖」がただ一人の郷土力士である。先場所初入幕を果たしたが、今場所はまた十両に陥落した。昨日初めて知ったのだが、同力士は、大津市の皇子山中学出身だというのである。筆者の二人の愚息もその皇子山中学の卒業生であるだけに、より強い親しみを覚えた。昨日は残念ながら敗れたが、今日以降奮起して頑張って、是非再入幕を果たして欲しい。
 さて、最近の筆者は、日経、毎日、読売、それに京都新聞の4紙を見る機会に恵まれている。前2紙は自宅で取っているが、後の2紙は病院で読ませてもらっているのだ。それぞれの記事、コラムも面白く目を通すが、ここ数日に限っては、ちょっとしたるんるん気分で目を通す連載がある。それは将棋の棋譜解説のコーナーである。実は、大変珍しいことなのだが、我が熱烈なファンの郷田真隆九段の棋譜が「何と! 3紙」で並行して掲載、連載中なのだ。日経(夕刊)には王座戦で鈴木大介八段戦、毎日新聞では順位戦(名人戦予選)で8局目の三浦弘行戦、そして京都新聞が棋王戦で挑戦者決定戦の広瀬章人7段との対局の解説がそれぞれ連載中で、毎日が楽しみなのだ。あまり目立った活躍する機会が少ない郷田九段だけに、3紙同時進行の形での棋譜掲載は、本当に珍しいケースである。幸いなことに、棋王戦は目下タイトルに挑戦中であり、ここ数カ月ぐらいは郷田さんの対局の棋譜掲載が続くはずである。ちょっとした小さな幸せを楽しんでいるのである。
 余談になるかもしれないが、その棋界の第一人者の羽生善治2冠が、昨日の日経の震災特集で、なかなか意味深長なことを言っておられて、筆者も共鳴したので、そのポイントを以下に引用させて頂いた。
 先が見えない場面では、将来に出来るだけ多くの選択肢を残すことが大事であり、今の選挙前のマニフェストで考え方が固定される政治と言うのは、先行きが読めない今の時代にはマッチしないのではないか。また、今はいい手を指すよりも、悪い手はささないことが重要だというのだ。なかなか示唆に富んだ指摘だと思った次第である。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 昨日は、特に痰に悩まされた一日だった。いくら吸引しても止まることなく出てくるのである。可哀そうだがそれを止めて上げることができないのである。我慢が唯一の手段というのは、全く気の毒である。

3.今朝の筆者
 3時10分起床。体重62.6Kg。この記録は昨年の7月以来の重い記録となった。ちょっと体調が変だ。
 今日のお天気だが、一日中、曇り一時雨のすっきりしないようだ。追記、小雪がぱらついている(6時)

1912 あれから1年

 大震災から一年と言う節目を迎えた。今朝はこの課題に触れないと国辱扱いにされるかもしれないので、筆者の感想などを書せて頂こうと思う。

1.独り言コラム
 この節目を捉え、野田佳彦総理がワシントンポストに寄稿した。その中で、世界からの支援に感謝を述べた上で、目覚ましい復興が遂げられたことを報告、加えて、これは単なる復興ではなく、新しい日本の建設であると訴えた。しかし、被災者の実際の苦しみ、悲しみはほとんど癒えてはいないのでないかと思う。真の意味での復興へ、政府はもっと全力を挙げるべきだろう。
 これに対し、オバマ大統領からは想像を絶する苦難と戦っている日本の強い頑張りに感銘を受けていると勇気づけてくれたし、クリントン国務長官からはビデオメッセージで、両国のきずなが一層強化されたことが伝えられた。余談だが、ニュース映像で見る限り、クリントン国務長官の相変わらずの知的な美しさときれいな発音が映えていた。
 一年の節目ということで各地で慰霊祭や追悼記念式典が行われる。東京国立劇場での追悼式典には、天皇陛下も出席されてお言葉を述べられるようだ。
 各種のこれらのセレモニー、各種のイベントなどのオブラートでくるんだ形での対応に、現地の被災者たちは、感覚の格差を実感し、苛立ちを怒りを覚えている方が多いのではなかろうか、と思う。つまり、被災者の多くは、復興の兆しという報道に戸惑っていると思うである。
 そういう実態はさておいて、この大震災の一年の節目に際し、筆者が強く感銘を受けた幾つかの事柄についてピックアップしてみた。
 まずは、「1760」から取り上げる。NHKの昨日の夕方の7時のニュースの画面が捉えていた数字だ。地上7メートルの公民館の屋上に乗り上げているバスが昨日撤去された。この数字は、そのバスの車両ナンバーだ。地元では、災害の大きさを象徴するモニュメントとして保存すべきだとの考え方もあったようだが、結局は撤去となった。今後は解体されてがれきに変身するようだ。複雑な心境である。
 南三陸町で「大きな津波が来るから、高台へ避難を」と最後まで訴え続けていた遠藤未希さん(当時24歳)の広報活動は、今もってその凄さに胸が熱くなる。どうして、然るべきタイミングで逃げなかったのか、自分のいる場所は大丈夫だと思っていたのだろうか。気の毒を超えた悲しみがある。使命感の強さが適切な判断を狂わせてしまっていたのだろうか。今もって胸が痛む悲しい被災だった。。
 一方で、除染、がれき対策が遅々として進まず難航している。政府は昨日細野豪志環境相と平野達夫復興相を現地に送り、がれきなどの中間貯蔵所の設置場所を県内の双葉町、大熊町、楢葉町の三か所にしたいとの具体的な提案を行った。提案を受けた三町長はいずれも町民への説得の難しさに頭を抱えていたが、さあ、どう決断するのだろうか。これは沖縄の基地問題と同様で、恐らく代案を見つけるのは至難の業だ。これには、その土地の宿命として受けるしかないだろう、と筆者は思う。但し、如何にして、その汚染度を低くするかの努力が前提となろう。
 東大の地震研究所が大地震の発生に関し「4年以内に70%」という試算結果を発表したというニュースが駆け巡って国民に衝撃を与えた。どうやら、これは、ある公式に当てはめた場合の単なる試算であることが分かって、とりあえずは、その恐怖感は拭われたのだが、そのインパクトは大変なものだった。とにかく、東大、というブランド効果は小さくない。
 ところで、スポーツや音楽が果たす激励の催しがいろいろと企画され、実施されて来ている。これらが、被災者たちに、実際にどの程度の救いになっているのだろうか。精神的な面で、明るさ、勇気、元気を与えてくれることは確かであろう。昨日もそんな支援のスポーツが幾つか行われた。
 サッカーのJ1が開幕、地元ではベガルタ仙台と鹿島アントラーズの試合が行われ、地元の意地を得点に結びつけたベガルタが1-0で記念の価値ある1勝を挙げて、地元を勇気づけた。
 一方、東京ドームでは、東日本大震災復興支援試合として台湾チームを迎え、日本一強いチーム侍日本が迎え撃つ形での記念試合が行われた。一回の表に、いきなり、エースの田中将大投手が本塁打を食らってビックリだったが、侍日本の打線がさく裂して、9-2で快勝して気勢を上げた。なお、試合開始前に行われた新井貴浩(阪神)選手会長の挨拶は素晴らしかったと思う。「誰かを力づけ、誰かを勇気づけると信じて戦ってきた。この気持ちは今年も変わらない」との思いを訴えていたのが印象的だった。
 いずれにしても、復興への道は長い。国民の支援は元より、政府の強い指導力、牽引が欠かせない。いろんな多くの支援に被災者たちは感謝はしておられることは確かだろうが、「衣食足りて礼節を知る」の言葉をしみじみと感じておられる被災者たちも多くおられることを忘れてはならない、と筆者は強く思っている。
 なお、昨日の日経新聞の震災一年の特集記事で、筆者のファンの将棋の羽生2冠が言っておられる内容にひかれたので、参考の意味で、以下に引用しておきたい。
 先行きがはっきりしない局面では、将来に出来るだけ多くの選択肢を残すことが大事で、将棋で言う「含みの多い手」が望ましい。そういう意味では、マニフェスト政治(選挙の時点で公約)は先の見えない今の政治とはマッチしていない。いい手を指すより、悪い手を指さないことが重要だ。なかなか面白い一つの示唆である。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 昨日は、幸いにも比較的落ち着いた症状だった。それでも、痰の多発には相変わらず悩まされていて気の毒だった。ここに来て、テレビを楽しむといったことが無くなってきているように思う。悪化が続いている証とも解釈できる。

3.今朝の筆者
 3時10分起床。体重62.4Kg。今日のお天気は昼間は晴れそうだが、その後は曇り空になるようだ。

1911 少し○○

 毎日起きているいろんな出来事に関して、それぞれの関係者にとっては、何だかしっくり来ないことが大半のようだ。少し不安、少し心配、少しがっかり、少し○○、といった具合に、何事においても、心から充足出来ない今日この頃である。

1.独り言コラム
 明日行われる東日本大震災の追悼式典に、天皇陛下が出席されることが決まった。但し、出席時間を予定の半分の20分に縮められるという。とにかく、この式典への出席は、心臓の手術前からの陛下の強い意志だったのだが、幸い、そのご意志が反映されることになったのには、ほっとする一面がある。しかし、無理をしておられることは確かであり、少し心配でもある。
 心配だったギリシャの債務問題は、同国の国債を保有している9割の民間投資家が債務削減に同意したことで、無秩序なデフォルトが当面は避けられる見通しとなった。このことを好感して昨日の東証は、7か月ぶりに一時的に1万円台を回復した。しかし、大引け間際になって利益を確保する動きが加速して、一気に70円近く下げて、終値は9929円だった。少しがっかりである。
 政治資金規正法違反で強制起訴された小沢一郎元民主党代表だが、昨日の検察側の論告求刑では、決め手となる証拠がないということもあって、禁固3年という軽いものであった。小沢氏側の関係者は、ここに来て、少し愁眉を開いた心境だろう。
 大阪府警で、またしても不祥事が発覚した。強盗強姦事件の証拠物件だった煙草の吸殻が紛失したのを、すり替えて捏造していたというのである。今年の2月になって、この事件の容疑者が浮上したことで、捏造が明らかになることを心配して申告したというのだ。最近暴露された飲酒運転での捏造に次ぐ捏造事件である。警察、検察は、犯罪製造機関ではない。いい加減にして欲しいとの怒りがこみ上げてくる。少し、たるんでいるのではなかろうか。
 愛媛県の今治北高校の三島分校で行われた入試で、誤って一年前の入試問題を配布するというとんでもない失態があった。それに気付いた学校側は一旦帰った受験生を呼び戻し、改めて試験を実施したという。金庫に保管されていたものが誤って使われたというのだが、少し、何かが緩んでいたと言うにしてもお粗末な失態だった。
 一時はコマーシャルで人気者だった山口美江さんが51歳の若さで亡くなった。コント赤信号のリーダー、渡辺正行さんからプロポーズされたのを強く拒否していた話題を思い出す。彼女の最後は、誰に看取られることもなく、自宅で一人で亡くなっていたという。かつて、江利チエミさんもそうだったが、有名人が一人で亡くなっているというのは、少し悲し過ぎる最後である。
 ソフトバンクから巨人に移った杉内俊哉投手が、昨日のソフトバンク戦に登板して注目されたが、意外にも滅多打ちにあって一挙6点を失った。前途多難な出だしで、巨人ファン、杉内ファンは少し心配だ。
 久保利明王将に佐藤康光九段が挑戦していた将棋王将戦7番勝負の第5局が静岡県で行われていたが、昨日の夕方になって久保王将が投了、佐藤九段が激戦を制して4勝1敗で王将位を手にした。佐藤八段は10期ぶりの王将位返り咲きである。一方の久保2冠は、今年に入って、順位戦、王将戦、棋王戦、それにNHK杯戦などの対局が立て込んでいて超多忙を極めていたことで疲れもあって、華麗な振り飛車アーティストとしての実力が発揮されなかったのではなかろうか。ここに来て、A級を降格、そして王将の失冠と相次ぐ厳しい結果となった。かくして、目下、郷田真隆九段の挑戦を受けている棋王戦の防衛が久保棋王には最後の砦となった。久保ファンは、少し不安であろう。郷田九段ファンの筆者は、タイトル奪取にあと1勝と迫っているが、心を引き締めて、その日が来るのを待っている。
 女子ゴルフの今年の第2戦、ヨコハマゴムゴルフトーナメントの第一日で、久しぶりに不動祐理選手が単独トップに立った。往年の安定性が見られないので不安だが、今期初の優勝に少し希望を持っているのだが、…。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 筆者は、お昼前から3時間ぐらい所用で病院を離れていたが、その間、幸いにも比較的落ち着いていたようだった。帰り際になって、大きな目を開けてじっと見つめてくれるので、雅子の傍から去り難く、帰る時間を少し遅らさざるを得なかった。

3.今朝の筆者
 4時20分起床。体重62.0Kg。今日のお天気もスッキリしないようだが、午後には少しは晴れ間も出そうだという。

1910 魅力ある逞しい女性たち

 女性の魅力の一つは、健気さの中にある逞しさだと思う。もちろん、知的な面での逞しさもあるに越したことはない。

1.独り言コラム
 昨日のお昼に病院でたまたまだったがフジテレビの「笑っていいとも」を妻に見せていた。妻にはイヤホンで繋いでいたが、本人は画面には目を遣る様子はなかった。筆者は音声のない画面に目を遣っていたのだが、いつもの「テレホンショッキング」のコーナーに、矢田亜希子さんが出演していたので、思わず視線が釘付けになった。きらきら輝いた顔には逞しく生きている若い女性の魅力がいっぱいだった。申し訳なかったが、筆者は雅子からイヤホーンを取り上げて暫し彼女の話に聞き入った。
 矢田亜希子さんと言えば、筆者にはあの「白い巨塔」で唐沢俊明さんらと共演した際の清純さのイメージしかなかった。しかし、その後、彼女は逞しく、あの押尾学との熱愛に陥っていた。そのことが発覚して、彼女の人気は一気に引いていったように思う。その後、二人は結婚を発表、子供も設けたが、押尾のあの薬物事件が発覚したことで二人は離婚した。
 そんなことがあって、彼女の芸能界への復帰は3年ぶりのようだった。しかし、久しぶりに見る彼女は輝いていた。凄く明るく今の生活を語っていた。女性は逞しく生きるものだとの強い印象を得たのである。面白かったのは、最後に披露したエピソードで、ある時、渋谷駅のホームで列車との隙間に落っこちた話をしていた。その時は、周りの人が誰も気づかず(?)なかなか助けてくれなかったという。恰も、押尾学との結婚で人生の穴に落ちた自分を語っているようで、なかなか意味深だった。最後に観客から「やだ!」という声が飛ぶ落ちも付いていた。苦難にめげずに逞しく生きている女性、矢田亜希子に乾杯、の気分だった。
 一昨日の毎日新聞夕刊に歌人の俵万智さんが特集されていた。サラダ記念日やチョコレート革命で口語短歌の裾野を広げた方だ。03年に未婚のまま男児を出産したシングルマザーで話題を呼んだ。その彼女が、今、息子さんと一緒に東京から2000キロ以上離れた石垣島に住んでいるという。去年、あの大震災が起きた時、彼女は仕事で都内の新聞社にいたが、自宅は両親のいる仙台にあったという。その時はさすがにその対応に焦ったようだが、幸い、家族は無事だった。しかし、交通機関がストップし、5日目に仙台に戻れたという。
 その後原発事故の影響で放射能の被ばくを心配した彼女は、子供の将来の健康のことを考えて仙台を離れる決心したという。「子を連れて、西へ西へと逃げて行く、愚かな母と言うならば言え」と心境を句にしたが、結果的に行き着いたのが石垣島だったというのである。
 かつて彼女の生き方に強い関心を持った筆者は、自伝小説と言われる「トライアングル」を読んで、或る意味で感動した。今の子供さんは、多分、その小説に出てくる不倫の相手の一人のMの子供だろう。「一枚の膜を隔てて愛し合う、君の理性を時に寂しむ」の一句は、そのMとのことを詠っているのだと思う。妊娠しないように凄く気を遣っていたその男性から、彼女がどのような方法で、妊娠という勝利を勝ち得たのか、筆者の興味はその一点にある。(1312を参照)いずれにしても、逞しく生きる彼女の人生に乾杯、である。
 今週の月曜から三日間、日経新聞夕刊にバレーボールの木村沙織(東レアローズ)さんを「駆ける魂」のコーナーで特集していた。17才で出場したアテネオリンピックから8年が過ぎた。当時は、栗原恵、大山加奈のメグカナの話題が軸になっていた頃で、木村は抜擢されてチームに入ったばかりだった。
 小学2年生からバレーを始めた彼女は、直ぐに「天才児がいる」と評判となり、注目されながら東京の成徳学園中学、同高校でバレー一筋に打ち込み、鍛えられて闘ってきたバレー人生だったようだ。社会人になって東レアローズに入った後も、荒木絵里香、迫田さおりなどの仲間に恵まれたよき環境下で研さんを積んできた。
 そして、25歳になった今の木村沙織には、今までにない逞しさが目立っている。先のW杯でアメリカやブラジルの世界のトップクラスを破ったことで、彼女の成長ぶりが高く評価されていて、本人も自信に満ちており、5月から始まるロンドンオリンピック予選に的を絞っている。逞しく戦う木村沙織に乾杯、である。
 女性の逞しさと言えば、一昨日も、なでしこジャパンが、強豪ドイツに対し、見事な戦いぶりを見せてくれた。優勝こそならなかったが、離されても追いかける粘りは大したものである。今の日本は、女性の方の頑張りが、何故か目立っている今日この頃だ。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 一昨日の熱はなくなって平熱の一日だった。落ち着きも戻って来ていたが、相変わらず、、痰には苦しんでいた。午後には、散歩、それにリハビリを受けて少しはリラックスしていた。

3.今朝の筆者
 2時半起床。体重61.9Kg。今日のお天気は、一日中曇り空のようで寒いという

1909 捏造(ねつぞう)

 事実でないことを都合の良いようにでっち上げることだが、これによって無実の人が罪に問われるとか、場合によっては、歴史が曲げられるといったとんでもない事件に発展することが少なくない。

1.独り言コラム
 大阪府警泉南署警部補が酒気帯び運転の摘発書類を捏造(ねつぞう)していた事件が発覚した。同署の山下清人容疑者(57歳)が測定器の日時を操作して事前に偽の測定結果を準備し、検査時に基準以上のアルコール濃度を検出したように装っていたことが捜査関係者の取り調べで分かった。同容疑者は11年度の泉南署が摘発した79件の飲酒運転の6割強を手掛けていたという。自分の業績を良く見せるのが目的だったようで、表彰を受けていたこともあったというが、とんでもない捏造事件だった。
 最近の捏造事件では、郵便不正事件に関して、大阪地検特捜部の前田恒彦容疑者がフロッピィーディスクを改ざんして証拠を捏造した事件が世間を驚かせた。一時は犯罪人に仕立て上げられた厚労省局長の村木厚子さんを冤罪事件はまだ記憶に新しい。幸い村木さんは無罪が確定し現場に復帰している。
 その前田恒彦検事は、落としの名人と言われていた優秀な検事で売っていたが、あの小沢一郎元代表の陸山会事件でも、秘書の石川知裕容疑者の供述調書をでっち上げたことが発覚したことで、東京地裁はその石川容疑者の調書を証拠として採用しないことを決めたし、その後の小沢一郎の強制起訴による裁判でも同様の判断が下されている。
 この東西両地検の特捜部の捏造は、無罪の人を犯人に仕立て上げることが如何にも容易に行われることの恐ろしい社会の実態を国民に知らしめた点で驚くべき捏造事件だった。
 その小沢一郎元民主党代表だが、自らの土地購入に関する4億円の出どころについて、同氏の証言はくるくると猫の目のように変わった。その経緯を見るにつけ、同氏の証言は、明らかにでっち上げ、捏造の範疇に入っていると筆者は思う。こうなると、どっちもどっちであるのだが、結局はこれといった証拠がないということで、4月に出されるだろう小沢氏の強制起訴での最終判決は、残念ながら、無罪の可能性が高いという。そうなれば、小沢氏のでっち上げの証言、つまり捏造された証言がまかり通ることになる訳で、筆者は、どうしても納得できない強い違和感を覚えるのである。
 さて、捏造という観点からみれば、官僚たちが作製する各種事案の裏付け資料の中には、それに該当するものが相当に多いと思う。例えば、空港を造る場合、その乗客数の推定値などは典型的な事例で、なんとか採算が合うような数値を造り出すのである。ダムの場合も同様で、造らなかった場合の危険性をでっち上げるのだ。この種のデータ造りは、各企業でも長期計画を作成する場合に、販売の伸びを適当に調整して辻褄を合わせることはしばしば行われていることだ。何を隠そう、筆者もまさにその一人だった。その場合、もっともらしく「弾性値」という意味不明の係数を使ってごまかすのである。
 最近話題になったAIJの嘘の業績、オリンパスでの手の込んだ財務報告書なども捏造された典型的な事例だ。また、原発事件での原子力安全委員の事故当初の会見でのいい加減な説明も実質的には捏造に相当するだろう。
 ところで、過去にも、世間をあっと驚かせた幾つかの捏造事件の記憶がある。一つは、十数年前(2000年)のことだが、考古学研究家の藤村新一が自らが埋めていた遺物や遺跡を発掘して、旧石器時代のものであると大発見のごとく学会に発表していたが、それらがすべて捏造だったことが発覚し、日本考古学界最大のスキャンダルとなった事件を思い出す。
 また、朝日新聞のスクープとして沖縄のサンゴ礁に「KY」という落書きを発見したニュースが世間を驚かせたが、これが、後になって記者自身の自作自演の捏造劇だったことが判明した。とんでもない歪んだスクープのなれの果てだった。ところで、今朝このことを書いていて筆者が妙に感心したのは、この事件が起きたのは1989年のことだったが、後に、「KY」という言葉が大流行したのが2007年以降である。この記者が、どのような意味で「KY」と書いたかは別として、まさしく、この記者が「KY」のパイオニアだったということになる。さあ、同氏は今はどうしておられるのだろう、とふと思った次第である。
 いずれにしても、この世の中には、捏造、改ざん、でっち上げが如何に多いかと改めて驚くと共に、その虚しさ、無念さを思う今日この頃だ。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 朝から微熱(37.1度)があったが、午後の散歩を行ったところ、様子がいつもと違うので早めに切り上げた。改めて熱を計ってもらうと37.6度に上がっていた。直ちにクーリングをしてもらったのだが、雅子には、痰も多くて苦しんだ一日だった。

3.今朝の筆者
 2時半起床。体重62.1Kg。今日のお天気は午前中は晴れるが、午後からは曇り、夕方には雨が降るかもしれないという。すっきりしない一日になりそうだ。

1908 証明

 この言葉から、推理小説作家、森村誠一氏の作品に「人間の証明」「青春の証明」「野生の証明」の証明の3部作があるのを思い出した。ご存知の方は少ないと思う。筆者が古い人間である証明だ。。

1.独り言コラム
 なでしこジャパンが世界ランク1位のアメリカを破った。ポルトガルで行われているアルガルベ杯の1次リーグでの大きな勝利で、アメリカに勝ったのは史上初めてのことである。その結果、リーグを1位で突破して決勝に駒を進めた。決勝では世界ランク2位のドイツと戦う。
 この試合では、体調がすぐれなかった沢穂希選手などのレギュラー選手の数人が不在での戦いとなったが、普段は控えにいた選手が頑張っての勝利だった。決勝のゴールを決めたのは、宮間あや選手のCKをヘッディングで高瀬愛実選手が決めた。この勝利で、先のW杯優勝がフロックではなかったことを、改めて堂々と証明してくれた。
 昨日のお昼前、早めの昼食を終えて病院に戻る際に、車のラジオで衆議院予算委員会の中継放送を耳にした。聞き覚えのある声の男が質問に立っていた。メリハリがあって踏み込みもまずまずの追及で、その答弁への反応、切り返しにも切れがあって「なかなかやるわい」と思って聞いているうちに、その男が今や自民党の若手のエースとして人気のある小泉進次郎氏であることが分かった。車は間もなく駐車場に戻って来てしまったのだが、もう少し聞いていようと、そのまま暫く車の中にいた。
 ご承知の通り、小泉進次郎議員は3世議員である。同氏が立候補する際に、一律に2世議員を公認しないと言った不毛な議論が自民党内にあったが、そんな馬鹿な議論は止した方がよいという証明を同氏がやってくれている。しかし、後藤田正純氏のように駄目の人は駄目である。
 さて、自らが身を切るという考え方の証明の一環として、採用する公務員の数を思い切って(4割)削減する議論が進んでいる。あくまでも敵は本能寺で、消費税の増税案を通さんがための無駄削減の一つの対策だ。無駄削減は、それだけでなく、議員定数の削減、報酬の削減、無意味なばら撒きを止めるなど枚挙に暇がない。スピード感を持って、それらの対応が進まない限り、国民は増税には納得しない。
 オウム真理教の斎藤明美容疑者の公判で、平田信特別指名手配犯をかくまったのは、あくまでの「愛する人を守りたい」という一心からの行為だったと証言した。つまり、彼女の愛の証明が、平田容疑者を警察に渡さないという必死の行為に直結していたのだ。女の愛の一念は強い。
 アメリカの大統領選挙の前哨戦である共和党の予備選挙は、注目のスーパーチューズデイが始まっている。ロムニー氏とサントラム氏の決戦だが、間もなく10州での結果が順次判明してくるだろう。特に注目されているのはオハイオ州だ。そこはアメリカ全体の縮図とも見られていて、ここでの勝利がアメリカ全体の意思を表しているというのだ。つまり、「オハイオ州を制する者がアメリカを制すの証明」は今回も立証されるのだろうか。
 ちょっと心配なニュースだ。天皇陛下が今日、胸水を抜く治療を受けられる。退院後食事が進まず、改善傾向が見られないことで、昨日レントゲン検査を受けられた結果、水が溜まっていることが証明されたことでの対応だそうだ。心臓の手術ではよく見られるという。数十分程度の治療だと言うが、少し心配である。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 ほぼ前日と同じような症状の一日だった。痰に苦しみながらも頑張っていた。

3.今朝の筆者
 3時半起床。体重62.0Kg。昨日の午後はお天気も回復して比較的暖かい一日だったが、今日はまた寒さも戻って、うっとうしい一日になりそうだという。

1907 復帰

 一度頂点を極めた人がその座を降された場合とか、安定していた日常生活が天災や事故などで破壊された場合などでは、元の状態への復帰は容易ではない。

1.独り言コラム
 東北大震災からほぼ一年を迎えている。被災者の多くは、依然として避難生活を余儀なくされていて、現時点では、従来の日常生活への復帰は夢のまた夢のようだ。なお、来る3月11日には犠牲者の追悼式典が予定されており、一昨日退院された天皇陛下も出席されそうだ。これが陛下の公務への復帰の最初のお仕事となりそうだ。
 ロシアではプーチン首相が大統領に復帰する。4年間はメドベージェフ氏にバトンタッチしていたが、改めて最高権力の座に戻るのである。一時は、反プーチンの動きがあって、復帰が心配されていたが、結果はプーチン氏の圧勝だった。これで、強いロシアの復活だと期待する国民は多いようだ。注目は、同氏が選挙の結果が出る前に、北方領土の返還に関して前向きに発言していることだ。「引き分け」といった言葉を口にしており、今後の日本との交渉の成り行きが注目される。昨夜は、野田総理との間で5分間ほど電話でのやり取りが行われたようだ。動かなかった山が動きそうな気配が感じられるのだが、…。
 ロシア以外にも、今年は世界の多くの大国でトップの交代や選挙が行われる。中国は胡錦涛から習近平氏への交代は既に決まっているが、米国のオバマ、フランスのサルコジ両氏は選挙の洗礼を受けねばならない。しかし、二人の再選は、今のところ微妙な状況にあるという。二人の場合は復帰ではなく再選で、その連投の可否を世界が注目している。
 さて、48年前の東京オリンピックに23歳で出場した馬術の法華津寛さんが、前回の北京オリンピックに出場し、その復帰が話題になったが、今年のロンドンオリンピックへの出場も決まった。自らの記録を更新しての71歳の史上最年長でのオリンピック出場記録である。とにかく、1964年の東京オリンピックに出場した方で、ほぼ半世紀を経た今年も現役で馬術を続けておられること自体が稀有なことである。一緒に出場する馬は、ウイスパーという名前で15歳になるという。直前まで怪我をしていたことで出場が心配されていたが、幸いにも、その治癒が間に合っての出場となる。まさに人馬一体の目出度きオリンピック出場だ。頑張って欲しい。
 米国大リーグで活躍した川上憲伸、岡島秀樹の二人の投手が日本球界に復帰する。ブレーブスにいた川上投手は古巣の中日に、レッドソックスで活躍した岡島投手は昨年の日本一チームのソフトバンクでの復帰となる。特に岡島投手は、巨人を追い出されれ、MLBで脚光を浴びた異色の実績を持つ投手であり、エース級の投手が3人も抜けたソフトバンクでは貴重な存在になりそうだ。
芸能界では、変な連中に洗脳され続けていたオセロの中島知子さんが奪回されて救出されたようだ。本人は芸能界への復帰を望んでいるようなので、一日も早い復帰を叶えて上げたい。何しろ頭のいい人だったから。た、
 将棋界では羽生善治2冠が好調で目下棋戦で14連勝中である。NHK杯では4年連続10回目の優勝を果たしたようで、大山第15世永世名人の8期優勝の記録を二つも追い越した。4連覇の結果、この棋戦で目下20連勝中ということになる。一方、名人挑戦者を決めるA級順位戦では9戦全勝で挑戦者となり、4月からの森内名人とのタイトル戦に挑む。今の絶好調の勢いから見れば、名人への4度目の復帰は間違いないだろう。そうなると名人位在位も8期となる。ここでは、大山康晴15世永世名人の18期、中原誠16世永世名人の15期という大記録があり、それにはまだまだ先が長いが、是非とも追いつき、追い越してもらいたい。
 ゴルフでは、女性問題で大きく失速したタイガーウッズ、それにここに来て低迷中の石川遼選手の復帰はあるのだろうか。ファンはその日を待っているのだが、どうだろう。
 日本は、昨年に、GDPでの世界2位の地位を中国に奪われた。低迷が続く日本経済だが、再び中国を抜いて2位への復帰はあるのだろうか。陽はまた昇って欲しいのだが、…、
 それよりも心配なのは、野田佳彦総理の行方である。国民の絶大な支持を受けての民主党政権の誕生だったが、先発の鳩山由紀夫の大乱調、リルーフした管直人のずっこけで短期で降板、そこで満を持しての登板したのが野田佳彦総理だったが、増税を巡って窮地に追い込まれている。致し方なく、二党間での談合を試みたが、これが発覚、話し合い解散の影が漂って来ている。しかし、今の状況下での解散となれば、民主だけでなく、野党の自民党の復帰も容易ではなさそう。日本の政治はどうなって行くのだろうか。ローカルな橋下維新の会の人気が気掛かりな今日この頃である。 
 
2.難病との戦い、昨日の雅子
 前日と同じような状態の一日の繰り返しだった。話しかけへの反応は相変わらず今一つで、痰に苦しみながらも、けな気に頑張っている今日この頃だ。
 このところ、毎朝、病院に着くと、雅子の症状を確認し、落ち着いている場合には、その日のブログを読んで聞かせてあげる。楽しみに聞いてくれているように勝手に思っている。なお、この時点で、多くの誤りを発見するので、直ちに訂正作業を行う。その点では、携帯で扱えるようになって便利になった。

3.今朝の筆者
 2時半起床。体重62.3Kg。今日のお天気は、うっとうしい雨は午前中に上がり、回復するという予報だ。

1906 乗っている人、乗っていない人

 天皇陛下が退院された。どうやら、強く希望しておられた、来る3.11の震災一周年の追悼式典には出席が可能のようだ。良かった、良かったである。今朝は、その良かった、良かったで、今乗っている方々、逆に絶不調で今乗っていない方々をピックアップしてみた。

1.独り言コラム
 大津で行われた琵琶湖毎日マラソンは、期待された旭化成の堀端宏行選手がレースの終盤で大きくペースダウンして入賞すら出来ない不本意な結果に終わった。日本人1位は、競技場に入ってから逆転した伏兵の一般参加の山本亮選手で、オリンピックへの切符に手を掛けた。この結果、ロンドンオリンピック出場への3つの椅子には、東京マラソンで日本人1位になった藤原新選手は間違いなく当確だが、あと二つの椅子への選考は極めて微妙になった。逆に言えば、あの埼玉県の公務員ランナーの川内優輝選手にもチャンスが残っていると言えそうだ。選考結果が楽しみである。乗れる人は誰なのであろうか。
 今期の女子プロゴルフツアーが開幕した。その開幕第一戦のダイキンオーキッドでは、二人のニューヒロインが誕生した。優勝したのは、3人のプレイオフを制した若手の斎藤愛璃選手(22歳)で、プロ入り9戦目での嬉しい初優勝だった。また、昨日の最終日の前半を終わった時点でトップに立った菊池絵理香選手(24歳)も頑張って4位に入った。この二人には、大いに乗って頂いて、活躍してもらいたい。何としても、昨年までのように、韓国人選手たちにやられっぱなしだけは、簡単に許さないようにして欲しい。
 またスキージャンプでは女子では、15歳の高橋沙羅選手が優勝を含む3回の表彰台に立ったし、男子では、伊東大貴選手が今季3勝目を上げた。一方、スピードスケートでは高木美帆選手の活躍が目立った。
 これらの方々は、明らかに今年は乗っている人たちだ。他にも、ゴルフでは宮里藍選手は、出場した第一戦で2位に入ったほか、その次の周でも上位に入り、安定していて好調なようだ。大相撲では、横綱狙いの大関把瑠都も乗っているようだし、政界では船中八策を披露した橋下徹大阪市長もテレビでモテモテだし、また芸能界では、プロ野球の巨人軍のヤクルトとの開幕戦で「君が代」を唄うことが決まったAKB48も大いに乗っているグループだろう。この他にも趣味の将棋界では、目下14連勝中の羽生善治2冠もその一人だ。4月からの名人戦では、ここのところ絶不調の森内俊之名人から、名人を奪回する可能性が相当に高い。
 逆に、乗っていないと言う点では、上記の森内名人は代表的な一人で、目下連敗中だが、他にも気になっている人たちがいる。その一人が、ゴルフの宮里美香さんだ。筆者が好きな女子ゴルファーの一人だが、今年こそは初優勝を期待していたのだが、今までの成績は全く振るっていない。昨日終わったダイキンオーキッドでも予選落ちしており、期待はずれの不安定なプレイが続いている。一日も早い復調を願っている。
 政界では、筆者が期待している民主党の前原誠司政調会長もその一人で、サンケイ新聞が書いた「口先番長」「言うだけ番長」なる言葉に反発して、記者を締めだすという行為に走ったのは頂けない。昔の佐藤栄作総理が記者を追い出したあの出来事を思い出す。もう少し器が大きくあって欲しい。
将棋界では、久保利明2冠も、このところ苦しんでいる対局が多い。既にA級から降格が決まったが、昨日の棋王戦の第三局でも郷田真隆九段に敗れてカド番に追い込まれた。下手するとA級の2冠棋士が、無冠のB級棋士になってしまう可能性もある。但し、粘り強い棋士だけに、そう易々とはタイトルを失うことはしないだろう。逆転での2冠の保持を期しているに違いない。
 ところで、注目の野田佳彦総理が、昨日の日テレ系のテレビに珍しく生出演していた。ここに来てテレビへの顔だしも増えているようだ。直接の訴えで支持率の回復を狙ったものだろうが、相変わらず見栄えは冴えず、公平に見て、この方は、やはり乗っていない人の一人だと思う。不退転の決意でやるべきことをやり通せば、乗ってる人に変身するかもしれない。頑張って欲しい。
 
2.難病との戦い、昨日の雅子
 この日は、筆者が傍にいない時間が多かったが、痰に苦しみながらも、何とかよく頑張った一日だった。筆者は、毎月一度の親父さんの月参りや町内の見回り巡回でばたばたしていた。

3.今朝の筆者
 4時半起床。体重61.7Kg。お天気は、雨の一日になりそうだ。

1905 共食い

 意味的には感じいい言葉ではない。広辞苑には「同類の動物などが互いに食い合い、または害し合うこと、転じて、仲間の者同士が互いに利を求めあい、その結果不利益を被ること」とある。

1.独り言コラム
 今回の第146回芥川賞受賞の一人である田中慎弥さんの作品名が「共喰い」である。同氏は、受賞後のインタビューで、石原慎太郎都知事にユーモアな言葉を発して「もらってやる」といったユニークな挨拶をして、一躍スター的な存在となった。
 その田中慎弥さんの受賞作「共喰い」を読んだ。およそ7カ月もかけてやっとこさ読破した平野啓一郎さんの「葬送」を読み終えた翌日からの二日間という短い時間であっという間の読破だった。
 大作「葬送」を読み終えた時に得た充実感には、比べようのない軽薄さと生理的にはなじまないある種の嫌悪感を覚えた、というのが筆者の偽らない正直な感想である。但し、同氏の状況の描写力にはなかなものがあることは確かだった。そういう意味では、同氏の他の作品を読んでみなければ、同氏への公平な評価はできないだろうとも思った。
 気になったタイトルの「共喰い」だが、どうやら、親父と息子が、同じ女性と交わることに由来しているのだろうか。それにしても、セックスの描写、その扱いが荒々しすぎる点で、なんだか馴染めないのだった。
 この「共喰い」を読み終えた翌日から、村山由佳さんの新作「花酔い」を、これまた二日半という短時間で読み切った。これは、二組の夫婦のダブル不倫を扱った内容で、言ってみれば、これこそ「共喰い」とも言える内容である。それと云うのも、二組の夫婦が、それぞれの生活を壊してしまうことになるからである。ここでもセックスが主題になっているが、どちらかと言えば、異常なセックスに溺れてしまう二組の夫婦であって、それは、あくまでも物語の中で造られた夫婦たちの世界で、そのリアリティさにおいて、今一つのものを覚えたというのが筆者の実感である。因みに、彼女の同種の作品の「ダブルファンタジー」に比べれば、その凄さから言えば、それには遥かに及ばないレベルの作品だと筆者は思う。
 ところで、「共食い」と言えば、共倒れを意味するケースが多い。そのことで、筆者は、一昨日行われた将棋A級順位戦での降級争いをした丸山忠久と久保利明の二人の九段の直接対局を思い浮かべる。この戦いで、丸山九段が勝ったために、結果的には二人ともが降級の憂き目に遭った。まさに共食いで、共倒れを食らったことになった。もちろん、丸山九段にしてみれば、自分が勝つことで、自分自身が残留出来る可能性に賭けたのだったが、もう一人の降級の候補者だった高橋道雄九段が勝ったために、高橋九段の残留をサポートした形になってしまった。若し、丸山九段が負けていれば、久保九段が残留となり、勝った高橋九段も降級となっていたのである。つまり、丸山九段は高橋九段の残留を実現するために頑張って勝利をものにしたという皮肉な結果だった。
 日本の政治の世界も、今は民主、自民が対決した二大政党の時代であるが、ここに来て閉塞感はますます重みを増しており、このままでは人気が上り始めている橋下維新の会にしてやられてしまい、共倒れ、共食いの危険すら見え始めている。うかうかしていられる状況ではない。野田佳彦、谷垣貞一の二人の党代表の密会もそんな状況下での対応策が論じられたのだろう。
 世界の動きも緊迫感が増して来ている。ギリシャが倒れれば、ドミノ式に世界経済がノックアウトを食うだろうし、米朝関係がこじれれば日本も巻き添えを食らうだろうし、イランの出方次第では、世界が震えあがる事態も懸念される。共食いと云うよりも、世界が共倒れする危機が潜在していることをしっかりと念頭においた対応が欠かせない。
 とにかく、大変な世の中である。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 体温、血圧はほぼ普通の数字を示していたが、やはり、痰が厄介な相手で、雅子はそれに悩まされることが多かった。それでも、午後の散歩中は、比較的落ち着いた時間帯だった。

3.今朝の筆者
 1時半起床。体重62.1Kg。お天気は、晴れのち曇りで崩れる方向のようだ。
 今朝は、これを配信した後は、風呂に入って、少し二度寝をする予定である。

1904 なんたるちあ

 「何ということか!」という悔しい気持ち、或いは「残念無念である」といった意味で、筆者が独自に使っている造語である。オリジナルはサンタルチアで、その音声だけをもじったダジャレ言葉である。

1.独り言コラム
 昨日は、朝から深夜まで、将棋漬けの一日だった。A級順位戦の最終局の5局の棋譜の生中継を入念にフォローしていた。病院では携帯で、帰宅してからはコンピューターのインターネットで、そして深夜の12時からはNHKの衛星放送で楽しんだ。そんなことで、心身共に大変疲れた一日でもあった。
 結果は、羽生2冠が郷田九段に圧勝し、9戦全勝でリーグ戦を終えて、4月からの森内俊之名人との七番勝負に臨む。しかも、この勝利で14連勝の達成となった。なお、羽生2冠の今までの連勝記録は22連勝(1992年)、プロ将棋界での歴代記録は、神谷広志7段の28連勝(1986~87)である。棋界の多くの記録を更新している羽生さんにとっても、この連勝記録の更新には、まだまだ先が長くて容易ではなさそうだが、…。
 注目だったB1クラスへの降級者は、丸山忠久九段と久保利明2冠に決まった。昨日は、奇しくもこの両者の直接対決となったが、丸山九段が制したことで両者が2勝7敗と並んだ。しかし、もう一人の降級候補者だった高橋道雄九段が谷川浩司九段を下した結果、高橋、丸山、久保の3人が同じ2勝7敗と並んだのである。この結果、規定により、順位が下位である丸山九段と久保2冠の二人の降級が確定した。
 丸山九段は過去に名人位を2期も務めた実績の持ち主だし、久保2冠は、現在の王将、棋王のタイトル保持者で、目下それらの防衛戦で奮闘中の実力者だ。なお、昨日のこのコラムで、高橋九段の1勝8敗での残留の可能性を示唆したが、それは筆者の単純な勘違いで、有り得ないことをうっかり書いてしまったのである。お詫びしておきたい。
 ところで、筆者の贔屓の郷田真隆九段は、ほとんどいいところなく羽生2冠に完敗し4勝5敗と負け越した。この結果、来期の順位が6位という危険な下位に甘んじることになった。筆者の心境は、まさに「なんたるちあ」である。来期こそは、降級争いに巻き込まれることなく、堂々と名人挑戦者になって欲しいものだ。
 さて、話が変わる。昨日の朝方、琵琶湖の西岸の高島市にある松の木内湖で、渡り鳥の飛び立つシーンの撮影に来ていた東映京都撮影所の連中が、なかなか渡り鳥が飛び立たないために、爆竹を鳴らして、渡り鳥たちを驚かせて飛び立たせ、そこを撮影したという。地元の人たちの話では、そのため、多くの渡り鳥たちが戻って来ておらず、また戻って来た一部の鳥たちは、警戒心が非常に高くなっているという。若しかしたら、来年は戻って来ないかもしれないと心配だと語っていた。どうやら、撮影の連中は、爆竹を事前に用意していたようで、これは明らかに「確信犯」ということになる。この爆竹行為に地元は大変な怒りである。これまた、「なんたるちあ」の典型事例であろう。
 愛知県の東浦町で、市に昇格をするために、人口数を5万80人だとの嘘の報告をしたという。それと云うのも、5万人以上でないと市になれないからだった。前の国勢調査では、49,800人だったそうだ。「なんたるちあ」といって騒ぐこともないが、ちょっと、みみっちい話だ。その程度の少ない差なら、市にして上げたら、と思う。
 ところで、最近での「なんたるちあ」と喚めきたい大きなニュースの一つは、AIJの投資顧問会社の酷い詐欺行為の実態だ。多くの企業から信用されて委託された年金資金を無謀な投資で影も形もなく使い切っていたというのだ。運用を期待して投資していた企業にとっては、自分たちで補てんせざるを得ず、踏んだり蹴ったりの痛手である。
 昨日の話だが、ロシアの次期大統領候補のプーチン氏が、北方領土に関して、自らが決着をつけたいと前向きである。1956年の日ソ共同声明を認めた上で話を進めるというのだ。メドベージェフ大統領が、昨年に国後島に足を踏み入れて自分たちの領土だとの主張したことで、こう着状態になっている問題だけに、前向きの話であることは結構な話だ。プーチン氏の頭の中には、恐らく2島返還がベースになっているのだろう。さあ、どうする日本、どう答える日本、である。結果的に日本国民から「なんたるちあ」との不満を出さない力強い交渉を期待したいものだ。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 前日並みの症状で、比較的安定していたが、やはり痰には悩まされていた。
 ところで、3月に入って、おむつやタオルなどの扱いに関して、病院の方針が新たに設定され、基本的にはすべて病院が調達したものを使うことになった。そういうことで、自分でおむつを買う必要がなくなった。

3.今朝の筆者
 3時50分起床。体重62.1Kg。お天気は、晴れのち曇りの一日になりそうだ。

1903 葬送

 人は誰でも死ぬ。どんな美人でも、どんな金持ちでも、どんな天才でも死を免れることは出来ない。その点ではまさに平等の世界だと言えよう。

1.独り言コラム
 一昨日のこの欄(1901をご参照)で、筆者が平野啓一郎さんの大作「葬送」をやっとこさ読み終えたことを紹介した。今朝は、その感想からスタートしたい。
 筆者は、恰も宝石を散りばめたように難しい言葉を駆使して描かれている平野氏の文章が好きである。難解な文章であることは確かだが、そこに何とも言えないリズム、味わい感触を覚えるのである。同氏の作品を読んでいると、鮮やかに彩られた言葉のトンネルの中を楽しんでドライブしているような素晴らしい感覚に導いてくれるのである。この「葬送」もそんな魅力ある代表的な作品だった。ショパンの半生を崇高な言葉で描かれた格調ある文章で、同氏の死というゴールに向かって、その心情、更には、友人のドラクロアなどの周りの多くの方々との人間関係が丁寧に描かれていて、読み終えたことで、その長い楽しいドライブを完走したという達成感を与えてくれた。時間こそ長くは掛かったが、それだけ楽しませてもらったという充足感があった。 
 筆者が平野啓一郎さんのファンになったのは、1999年、同氏が京大の学生時代に「日蝕」で芥川賞を受賞してデビューした時からである。二作目の「一月物語」も読んだが、その頃の同氏への印象は、その豊富な難しい言葉を多用する文章力に、三島由紀夫の再来を思わせるものを実感していた。若い平野氏が、そのような難しい言葉をどのようにして会得したのか、不思議な気持ちを抱き、同氏が文学の天才以外の何物でもないというイメージを強く植え付けられたのである。ロマンチック三部作と言われるこの「葬送」は、その見事さを、これでもかといった具合に筆者を幾度も打ちのめしてくれた。読破するに216日という長時間を要したが、それだけ不思議なロマンチックな世界に浸っていたと言えよう。

なお、ファンの一人としつの評価として、一言付記させてもらうなら、ノーベル文学賞候補としては、平野氏の方が村上春樹氏よりも上ではなかろうか、と思うのである。
 さて、葬送、という言葉からの連想だが、今年になってまだ2か月だが、実に多くの著名人がお亡くなりになっておられる。
 一昨日も政治家の楢崎弥之助氏(91歳)、財界では山下俊彦(92歳)が他界された。楢崎さんと言えば、昔は社会党の爆弾男と言われていて、同氏が質問に立つときの国会中継は楽しみだった。どんな爆弾的な質問が出てくるかに興味があったからである。今の政治家には、共産党を除いて、そんなタイプの政治家にあまりお目に掛からない。しかし、同氏もそのネタを取らんがために、晩年に仕掛けたドッキリカメラ的な手法が暴露されて批判を受けて、自らの政治生命に終止符を打つことになったのは、ある意味では自業自得だったと言えよう。一方、山下俊彦氏は、あの創業者の松下幸之助氏から、同社の3代目の社長に指名を受けた。その時の19人抜きでの社長就任は大きな話題になった。なお19人抜きの抜擢では、その後、我が東レでも、伊藤昌壽社長がその後任に前田勝之助氏を抜擢した際にも、奇しくも同じ19人抜きだったことを思い出す。
 一方、芸能界でも、淡島千景さん(87歳)、三崎千恵子さん(90歳)、芦野宏さん(87歳)二谷英明(81歳)、泉大介(84歳)中村雀右衛門(91歳)北公次(63歳)、太平シロー(55歳)さんなどが、スポーツ界では、田子の浦親方(元久島海、46歳)堀本律雄(76歳)、林由郎(89歳)などのそうそうたる方々が次々と他界された。ご冥福をお祈りします。
 さて、今日は、「将棋界で一番長い日」と称される日で、A級順位戦の最終局(9回戦)の5局が一斉に行われる。名人挑戦者には既に8連勝の羽生2冠が決まっていて目玉の興味は消滅しているが、B1級へ葬送される降格の憂き目を食らう二人は、まだ決まっておらず、今日の対局結果で確定する、その降格の候補者は、高橋道雄九段、丸山忠久九段、そして久保利明2冠の三人(今年度の順位の順)だが、丸山九段と久保2冠は奇しくも直接対局する。非常な世界で、久保さんの場合は、勝てば残留、負ければ降級で、自力で決まるので極めて明快だ。丸山さんの場合は、とにかく勝たないと残留の目が無くなる。もう一人の候補者の高橋九段は、谷川九段との対局だが、勝てば残留が確定するが、負けた場合は、丸山九段の結果次第となる。若し、高橋九段、丸山九段が共に負けた場合、高橋九段が、何と! 1勝8敗で残留が決まることになるが、若しかしたら、それは史上初の珍事かもしれない。
 なお、筆者のファンの郷田真隆九段は羽生2冠と対局する。目下、4勝4敗の成績だけに、羽生2冠に黒星をつけて勝ち越して、来期の席順で上位の確保をして欲しいと密かに期待している。しかし、今の羽生さんは、目下13連勝中と絶好調であって、倒すのは容易でないことは確かである。とにかく、今日は、朝の10時から明日の未明までは、その戦いを巡って、目が離せない長い一日になる。

2.難病との戦い、昨日の雅子
 前日に比べて、大分安定していたが、痰にはやはり悩まされていた。また、この日は月一度の体重測定があり、前月より少し下がっていた。このところ、連続7ヵ月減少傾向が続いていて、少し心配である。

3.今朝の筆者
 2時半起床。体重61.9Kg。お天気は、午前中は雨、午後になって回復に向かうという。

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