プロフィール

相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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2207 筆者個人の一年回顧

 今日は大みそかである。私的な面から、この一年を振り返ってみようと思う。一口に言えば、新装された東京駅、大阪駅に出ることもなく、粛々と通院生活を送った平穏な一年だった。まさに、光陰矢のごとし、を実感した一年でもあった。

1.独り言コラム
 自分だけではなく、母親、それに二人に息子たちの生活を含めて、大きな心配もなく、平穏な生活が維持できたことに感謝している一年だった。そんな平穏なの中にも、幾つかの気がかりなことがあったし、感謝していることも幾つかある。それらの主な事案を順不同にリストアップしてみた。
 1)株の時価総額が、ずっとマイナスを続けており、前半では1500万円損であったが、年末の急激な上げで、半分ぐらい戻す結果となって、ほっと一息である。
 2)妻の雅子の症状が悪化して自宅での介護が出来なくなって、施設、病院にお世話になって、今日で2214日目である。この間、一度も休みなく、今年も366日欠かさずお見舞いを続けている。
 3)筆者の母親が100歳を迎えた。この間、300数十日に渡って、毎朝、カウントダウンのメモを作って元気づけた。この間の母親の病院通いは、100回以上あったのではなかろうか。姉の久子が必死に頑張っている。最近では往診を受けることもある。また、救急車で病院に搬送されたこともあったが、お陰様で、今朝現在も存命中である。強い生命力に恵まれていることに感謝である。
 4)ずっと推敲を続けていた「難病との闘い」を脱稿した。来年中には出版したい。
 5)筆者は、鼻が詰まり、咳が多発することになって、カラオケ通いが出来なくなった。全国平均点を上回る曲数、500曲を目指していたが、322曲でストップしている。因みに、今までに叩き出した最高得点は、童謡の「冬の夜」で、89,629で、「里の秋」の89,623、歌謡曲では、舟木一夫の「学園広場」の89,065であった。
 6)読書を楽しんだ一年だった。この一年間に26冊という乱読だった。主な作品は、平野啓一郎の「葬送」第二部から始まり、松本清張(夜光階段、Dの複合、渦、彩河、十万分の一の確率)芥川賞作家の田中慎也(共食い)、村山由佳(花酔い)、石田衣良(夜の桃、眠れぬ真珠)東野圭吾(流星の絆)、清武英利(巨魁)、檜周平(宿命上下)、吉田周平(太陽は動かない)乃南アサ(凍える牙)米澤穂信(インシテミル)、沢木耕太郎(キャパの十字架)、横山秀之(ロクヨン)、花房観音(女の庭)などを読み切った。すべて、病院のベッドの脇での付添い中での読書だった。
 7)ナンバープレイス(数独)というゲームを知って、目下夢中になっている。毎朝、頭の回転を試すには格好のゲームである。
 8)ブログを毎日書くことがこの一年も継続できて、この日で2207日継続中である。
 9)不整脈対策のお薬を飲みながらも、とにかく、大きな病気をすることなく健康を保持している。有難いことである。
 10)この一年間で、全く無事故でおよそ12500キロ走った。
 11)息子たちも大過なく過ごしてくれた。

 平凡でも、単調でもいいから、来年も家族ともども健康が維持できる一年であって欲しい。そうは言いながら、母親の101歳は、さすがに難しかろう。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 酸素指数が今一つだったことで、午前中はネプライザーで薬剤の服用、その後に酸素吸入が行われていたが、午後には酸素吸入も外してもらい、いつもの症状に戻っていたと思う。

3.今朝の一考
 3時半起床、体重は62.0Kg.今日のお天気は、曇り時々晴れ模様のようだ。
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2206 来年(2013年)の大胆予測

 今年最後の遊びということで、来年の各界の大胆予測に挑戦してみた。今年(2012年)は、テスト的に実施(2197をご参照)したが、19問で6勝7敗6分、勝率は47.4%だった。来年度は、もう少し細かく項目(54問)を作りトライしてみた、筆者に関心のある分野だけが対象だが、お付き合いいただければ幸いです。

1.独り言コラム
 政界、経済界、スポーツ界、趣味(囲碁将棋)、芸能界、社会の各分野に分けて課題を設定してみた。全問で56問である。以下に、その2013年大胆予測を列記する。

 政界
  1.13年年末の総理は、安倍晋三である。
  2.7月の参院選で勝つのは、自公だが、維新も衆院並みの勝ちを得る。
  3.維新の会は石原、橋下両氏は分裂している。
  4.憲法96条の改正は国民投票の段階まで進んでいる。
  5.嘉田滋賀県知事は国政から退いている。
  6.民主党の代表は13年末には海江田氏が降板している。(参院選敗北で)
  7.拉致被害者は誰かが帰ってきている。
  8.尖閣諸島の日本の実効支配が続いている。
  9.竹島問題は進展がない
 10.小泉進次郎氏は大臣に指名されていない。
 11.橋下徹氏しは中央政界に顔を出している
 12、野田聖子総務会長は降板している。

 経済
  1.年末での株価は13000台である。
  2.為替、円はドルに対して85円台である
  3.シャープ、ソニー、パナソニックは蘇っている。
  4.デフレ対策効果、景気回復の兆しは、今一つである。
  5.ヨーロッパ経済は、破たんの危機は辛うじて回避されている。
  6.日本の財政赤字は1100兆を超えている。
  7.経済成長率は5%レベルである。

 スポーツ
  1.正月の箱根駅伝の優勝チームは駒大である。
  2.箱根駅伝で、上武大学はシード権を獲得する。
  3.WBCで日本は3連覇できない。
  4 東京オリンピック開催は決まる。
  5.ソチオリンピックで日本は金メダルを、3つ以上獲得する、
  6.日本のプロ野球の優勝チームは、巨人軍と日本ハムで、日本ハムが日本一になる。
  7.阪神はAクラスには復帰する・
  8.MLBでダルビッシュは16勝以上をあげる
  9.MLBの岩隈、青木選手は、それなりに活躍する
 10・イチロー選手は振るわず、レギュラーの確保はままならなかった。  
 11.大相撲で日本人力士は優勝する。稀勢の里。
 12.大谷翔平選手は両刀使いで失敗、打者として活躍する    
 13.白鵬は3回以上優勝する。
 14.ゴルフ米国ツアーで宮里美香さんがメジャーで初優勝する。
 15、米国女子ゴルフツアーでの日本人選手の賞金獲得順位は、宮里美香、有村智恵、宮里藍の順位となる。
 16、日本のゴルフツアーでの男女の賞金王は、いずれも日本人が獲得する。
 17、女子ゴルフで、日本人選手の優勝回数が外国人選手を上回る。
 18.ソチオリンピックで金妍児は金メダルを取る。
 19.浅田真央は、オリンピックまでに封印していたトリプルを解禁する。

 趣味
  1.羽生善治3冠は名人位を奪回して4冠となっている。
  2.渡辺明竜王は王将位を奪取して2冠となっている。   
  3.郷田棋王は棋王位を防衛する。
  4.囲碁で井山裕太は7冠を達成する。
  5.羽生3冠が続けているNHKと順位戦での連勝はストップする。多分、NHK戦での準決勝での郷田棋王との戦いで敗れる。

 文化、科学 
  1.日本人ノーベル賞受賞者は出る。
  2.村上春樹さんはノーベル文学賞から、また外れる。
  3.富士山は世界遺産に登録されていない。
  4.iPS細胞の臨床での成功例が幾つか出ている。

 芸能
  1.島田紳助氏の芸能界復帰はない
  2.筆者の好きな水森かおりさんは、来年のNHK紅白出場は叶わない
  3.大河ドラマ「八重の桜」はまずまずのヒットである(視聴率15%程度)
  4.たけし、さんまは、依然として芸能界の一線で活躍している。
  5.小林幸子さんの紅白復活はない
  6.やしきたかじんさんは一旦は番組に復帰するが、また療養生活に入る。

 社会
  1.一昨年起きた規模の大災害は起きない
  2.無差別大量殺人事件は起きない。
  3.原発は5基ぐらい稼働している。
  
 さあ、どれだけ当たっているだろうか。年末の総合結果が楽しみである。とにかく、明るく、楽しい一年であって欲しい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 前日の肺炎騒動が落ち着きを取り戻し、朝方には、体温は平熱に戻っていた。まだ酸素吸入をしていたが、その後の酸素指数の測定で97~98%に戻っていたので、酸素吸入マスクは外してもらった。しかし、栄養剤の注入には戻っておらず、点滴でのカロリー注入が続いている。表情は普段の様子に戻っていた。

3.今朝の一考
 1時起床、シャワーを浴びる。この時点での体重は62.9Kg.このブログを書いて一寝入りして再測する。今日のお天気雨&曇りの一日のようだ。(6時半に再起床した際の体重は62.4Kg)

2205 今年のビッグな話題(滋賀県編)

 滋賀県は、全国的には地味な都道府県の一つだが、図らずも、今年は、全国区になった話題が幾つかあった。それらを総括してみたい。

1.独り言コラム
 自慢にならない悲しい話題が、年間を通じて列島を駆け巡った。昨年に起きた中学生のいじめによる自殺事件である。問題となったのは、いじめ事件そのものもさることながら、その後の学校サイド、教育委員会の対応であった。事件後に行ったアンケート結果を握り潰すといった杜撰な対応、或いはそれらの隠蔽工作が許せないこととして取り上げられた。今は、事件として警察が取り調べを進める一方で、第三者による調査委員会が設けられて調査が進められている。
 その問題に真っ向から取り組んだのが新しく選挙で選ばれた越直美大津市長である。今年1月の市長選挙で当選した新人市長で、当選時は36歳の若さで、全国で最年少女性市長として話題になった。美人で、頭が切れてはきはき物をいうかっこいい市長で、筆者のお気に入りの一人である。同市長の今後のますますの活躍を期待している。彼女は、このいじめ問題でも、正攻法で真っ向から取り組んでいる。
 総選挙の直前になって設立した日本未来の党の代表となった嘉田由紀子知事の話題は、第三極の一つとして全国区の話題となり注目されたが、国民の生活が第一の小沢一郎氏と合流したことが大きな躓きの元になった。その後、選挙に大敗したことで、小沢氏と家風が合わないということで、直ぐに分党して、党名の「未来」は受け継いだものの、この党には未来は感じられない。地元の滋賀県議会から二足の草鞋を辞めて欲しいという議案が可決されていて、彼女の今後の選択が注目されている。
 ゆるきゃらの「ひこにゃん」が全国区的な人気を博して来ている。2007年に彦根城の築城400年を記念したイベントで誕生したゆるきゃらだ。5年の歳月を経て、その名が全国に浸透した。今では滋賀県の人気マスコットである。
 ロンドンオリンピックでは、北京でも活躍したフェンシングの太田雄貴選手に加えて、バドミントンで銀メダルを獲得した垣岩玲佳さんが大活躍してくれて、滋賀県の名を全国に響かせた。
 しかし、高校野球、高校駅伝などの他のスポーツでは全く振るわなかったが、この年末に行われた、バレーボールの全日本選手権では、東レアローズが男女ともに2位を占めて気を吐いていたし、昨日、準決勝、決勝戦が行われた都道府県対抗中学生バレーでは、滋賀県は順調に勝ち進み決勝戦に駒を進めた。しかし、そのファイナルの決勝戦では、福岡県に一歩及ばず惜しくも敗れて2位に終わったが、大活躍だった。あのいじめ問題で話題になった皇子山中学の選手が軸となっているチームで、いやな事件を払拭するぐらいの勢いのある大活躍だったようだ。
 最後に今回の総選挙の結果だが、滋賀県にある4選挙区は、前回はすべて民主党が占めていたが、今回はすべて自民党が占める結果となった。文部科学大臣、総務大臣を務めた川端達夫氏も落選し、比例区での復活もならなかった。
 まあ、比較的波乱万丈の今年の滋賀県だったと言えるにではなかろうか。来年はどんな展開が待っているだろうか。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 昨日はお昼前になって雅子の症状が暗転した。酸素指数が上がらず、体温が上がるという症状悪化となった。たまたま、筆者が100歳の母親が転倒して頭を打ったということで、救急車で日赤に運ばれたという連絡を受けて、急遽日赤病院に向かい、そこで数時間付き添ったために、雅子の急変には付き添っていなかった。
3時半に病院に戻ってその急変を知ったのだが、先生のご説明では、肺炎を起こしているようだ。夕方になっても熱は37.7度だった。このため、この日の入浴はできなかった。

3.今朝の一考
 2時半起床、体重は62.2Kg.今日のお天気晴れ模様とのローカル予報である。このローカル予報は外れることが多いのが気になるが、…。

2204 政界大賞(2012)

 早いもので今年もあと100時間を切った。各界には、○○大賞と呼ばれるものがあるが、今朝は、筆者の偏見と独断で、今年度話題になった政治家を対象とした政界大賞を選んでみた。

1.独り言コラム
 消費税増税に政治生命を賭けた民主党の野田佳彦総理から、政権は約3年3か月ぶりに自民党が奪回し、第2次安倍晋三内閣が発足した、総じて、波乱に富んだ政界の一年だったと言えよう。以下に、筆者が選んだ今年度の政界大賞の数々を紹介する。まずは各賞から。 
 1)過去が問われたので賞 石破茂、一度の過ち、離党実績が決戦の場で決め手になったようだ。
 2)一歩及ばず賞 石原伸晃 総裁選で地方票が意外に伸びず敗北。親父さんをやきもきさせた。筆者は買ってないのでほっとであった。
 3)男80歳にして立つ、ご立派で賞 石原慎太郎、息子の総裁選敗北に親が仇をということで政界復帰。日本を憂う男の最後の舞台である。
 4)本領発揮、壊し屋大賞 小沢一郎、甘言で嘉田知事をたらし込んだが、結果は思わしくなく、そこで18番のお披露目で本領を発揮し、7度目の壊し屋をやってのけた。
 5)人気カダ落ち賞 嘉田由紀子 小沢氏の甘い口車に乗ったのが敗因。滋賀県議会では、二足の草鞋を止める勧告が可決された。未来の名を取ったが、未来は見えない。
 6)あしもと(足元)だけだったで賞 橋下徹維新の会代表代行。大阪以外の選挙区で振るわず。
 7)ブレなしのどじょう大賞 野田佳彦、消費税に政治生命を賭けて自爆
 8)あかんと思ったが救われたで賞 管直人 選挙区で負けたが比例でなんとか復活
 9)管でない菅で賞 菅義偉、管と菅は感じはよく似ているが全く違う漢字 
 10)ぬか喜び大賞 河村たかし 太陽の党との一時の合流も、一夜でご和算。お気の毒。
 11)フライング賞、舛添要一、今回の自民党の大勝に、飛び出しがちょっと早すぎたと内心では忸怩たる思いでいるのではなかろうか。口では否定しているが。
 12)復活できたで賞 松田聖子ならぬ野田聖子 念願の母親となって再び国会の仕事に精を出す。総務会長は家賃が高いのではと心配。
 そして、本命の政界大賞は、アベノミクスで危機突破を図る、安倍晋三新総理である。今回の再登板が「正解」だったかどうかは、この難問山積の視界不良の「政界」では、今のところ不明だが、思い切って手を挙げた安倍晋三氏の勇気を買っておこう。
 さて、来年の政界はどうなっているだろうか。期待と不安が交錯しているが、良い年であって欲しい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も落ち着いていた一日だった。午後には、今年最後の実兄夫婦のお見舞いがあった。目を開けて迎えていた。どうやら、理解はしているようだ。

3.今朝の一考
 1時半起床、体重は6時の時点で、62.5Kg.今日のお天気は午前中は曇りだが、午後には雨の様だ。朝早くお墓詣りを済ませる予定。相変わらず寒そうだ。

2203 復帰

 歓迎される「復帰」とそうでない「復帰」がある。昨日総理に復帰した安倍さんは、あるマスコミの事前調査では、歓迎するが54%だった。少し低い歓迎率だが、これからが勝負である。実績が問われる「復帰」である。

1.独り言コラム
 昨夜遅く、第2次安倍晋三内閣が正式に発足した。5年3か月ぶりに第96代総理大臣に「復帰」した。一旦降板した総理の「復帰」は吉田茂総理以来実に64年ぶりで、戦後では二人目である。自ら危機突破内閣と称している内閣だけに、その陣容は挙党体制でまずまずである。どのように危機を突破してゆくかは、これからのお手並み拝見ということになる。既に、金融政策で日銀と組んでデフレ解消へ大きく踏み出している。為替と株価はその期待で大きな反応を見せているが、実体経済がついてきていないので、何処までその勢いが持続するのか不透明である。
 この特別国会に維新の会の石原慎太郎代表が多くの新人議員に交じって登院した。17年ぶりの国政「復帰」である。元気な様子だが、もう一回り若かったら、という思いを抱いた方も多いろう。
 そんな中で、嘉田由紀子滋賀県知事が率いる日本未来の党は、今や分裂の危機に直面している。一昨日の同党の両院議員総会で、嘉田氏が阿部知子さんとの共同代表の人事案が提案したが承認されず、小沢一郎氏との共同代表を主張する元国民の生活が第一の議員たちと対立してまとまらなかった。小沢一郎氏の第一線への「復帰」だけはさせないとする嘉田知事だが、そんな動きに嫌気を覚えた亀井静香氏は離党を表明したという。この流れは、まさしく、あの壊し屋の剛腕、小沢一郎にまんまと乗せられて、裏切られた結果である。そんな中で、地元の滋賀県議会からは、兼務を辞めろとの決議が可決された。今回の嘉田知事の新党の立ち上げは、大失敗だったが、政治生命を奪われたわけでもない。ここでは、一旦、国政から手を引いて、滋賀県知事一本に「復帰」することをお勧めしたい。
 プロ野球では、MLB(大リーグ)で活躍した選手が日本球界に「復帰」する事例は徐々に増えている。今年は阪神が二人の大物を獲得した。一人は、ロッテからMLBのツインズで1年間頑張った西岡選手である。同氏は日本球界の方がより働けると判断したのだろう。賢明な選択である。もう一人は、元中日の選手だった福留孝介選手で、6年ぶりに日本球界に「復帰」する。この5年間でMLBで結構活躍したが、結局は使い捨ての世界である。阪神としてはちょっとした補強だが、どのような選手起用をするか、和田監督には頭が痛いのではなかろうか。
 一方、阪神ではレギュラーの座が覚束ないと判断した平野恵一選手が元のオリックスに「復帰」する。これまた賢明な選択である。
 「復帰」と言えば、芸能界に多くの話題がある。まずは、酒井法子さんだ。覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けていたが、執行猶予期間が明けた去る11月24日に芸能界「復帰」宣言を行い、この12月に入って舞台に「復帰」していた。その舞台は、この24日に無事に千秋楽を迎えたという。お薬とは完全に切れたのだろうか。老婆心ながら心配である。
 昨日病院でテレビを見ていたら、女優の島田陽子さんが芸能界「復帰」することを報じていた。そういえば、暫く、彼女の名前は耳にしなかった。AVの世界で頑張っていたという話があるが、…。彼女のAVなら、ちょっと覗いてみたい衝動に駆られる。男っていう動物は、そういった面ではだらしない動物だ。
 読売テレビの人気番組「たかじんのそこまで言って委員会」のやしきたかじんさんが画面から姿を消して1年になる。来年には「復帰」するとの話だが、心配である。そういえば、先週のこの番組は、たかじんさんのいない間をつないでいた辛坊治郎さんが欠場した。十二指腸潰瘍の手術を受けたからだった。緊急に司会の代役を宮崎哲弥さんと勝谷誠彦氏が務めたが、めちゃめちゃだった。辛坊氏の存在の大きさが証明されたような結果だった。さあ、新年から、二人そろっての「復帰」となるのだろうか。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 落ち着いた一日だった。時々大きな声を出すことがあったが、顔つきはしっかりしていた。

3.今朝の一考
 3時起床、体重は62.2Kg.今日のお天気は、晴れ模様だが相変わらず寒そうだ。

2002 戦わずして勝利

 し烈な戦いに競り勝って貴重な勝利を得るというのが普通の戦いだが、世の中には戦わずして勝つことも少なくない。

1・独り言コラム
 一昨日のアマチュアボクシングの全日本選手権の女子ミドル級で、南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代さんが、全く戦わずして、今年度の優勝者となった。それは、このクラスには二人しかエントリーしていなかった上に、相手方が、その決勝戦直前に棄権したために転がり込んできた勝利だった。何とも変てこな優勝である。
 いわゆる不戦勝のケースは、スポーツではよく見られる。大相撲では、相手力士が怪我や病気で途中休場した場合に自動的に生じる。毎場所、何番かは必ずと言っていいほど生じる。勝ち星をもらう力士には、貴重なボーナスのようなものだろう。他のスポーツでも同様な不戦勝のケースはある。例えば、高校ラクビーでは、同点で勝負がつかない場合に、やむを得ず、抽選で勝ち負けを決める場合もある。
 ところで、日本将棋連盟は、昨日の理事会で、先日亡くなった米長邦雄会長の後任に、谷川浩司九段を選任した。水面下での闘いはあったかもしれないが、形は無競走での勝利だったと言えよう。
その囲碁将棋の世界でも、相手が病気など対局できない場合に適用される。特異な事例では、一昨年の竜王戦の予選で、相手が寝過ごして時間に遅れたために、不戦勝が成立したという事件があった。それは、筆者がファンである郷田真隆九段のケースで、目覚まし時計がいくつかセットしてあったが起きられなかったようだ。不戦勝したのは森内九段だった。郷田九段はこの失態で、連盟から罰金とペナルティを受けた。
 将棋の事例には、他にも面白いケースがあった。今期の王将リーグでの実例を紹介しよう。リーグ最終日の対局で、リーグ残留をかけて戦った豊島将之七段が頑張って勝利を挙げて残留を決めたのだが、これによって、来季の2次予選の2局を免れた訳で、この1勝で、来期予選の2局の勝利をも勝ち得たと同等だった。逆に、豊島七段が負けていれば、郷田真隆棋王が残留となり、来季の2次予選の2局を戦わずに済むというラッキーを得たはずなのだが、その期待は空しく、リーグから無念の降級となり、来季は2次予選で2連勝しなければリーグに復帰できない。つまり、郷田九段からすれば、他力本願だったが、戦わずに2勝の価値を得るチャンスを逸したのであった。家宝は寝て待てという訳にはいかなかった。
 プロ野球のペナントレースでも1勝が2勝の価値があるケースがある。それは、優勝争いの当面の相手に勝つと、一気に1ゲーム差がつく。これは通常の勝利の0.5ゲーム差の2倍の価値である。つまり、1勝で2勝の価値が出て来る訳で、1勝を戦わず得たような感じである。
 選挙の戦いでも、実質的に戦わずに勝利することがある。それは、定員以下の立候補者しかいない場合、無投票による当選となるケースである。また、国会議員の選挙でも、比例区の場合は、大きな政党の上位にランクされた候補者は、ほぼ自動的に当選が決まる。今回の維新の会の中田宏氏、東国原英夫氏などは、言ってみれば、実質的には、戦わずして勝利した方々である。
 総理、総裁を選ぶ場合に話し合いで決まった事例もある。今月の私の履歴書で連載している森喜朗元総理が明らかにしているが、同氏の総理就任は、その事例に該当するものだったようだ。それは、当時の小渕恵三総理が突然に病気で倒れたので、急遽、その後任を決めなければならなくなり、当時の青木幹夫官房長官、野中広務さんに、自分を含めた党五役の相談の結果、「森さんしかいない」ということで決まったというのだ。つまり、実質的な総裁への戦いがなくて、総理に就任されたのである。
 なお、昨日行われた民主党の代表選挙では、海江田万里氏と馬淵澄夫氏の戦いとなったが、実質的には先に手を挙げて「火中の栗を拾う」といった海江田氏が、ほぼ戦わずして勝ち得ての代表就任だった。本命視されていた方々が全て今回は見送ったからである。
 それに対し、今回の総選挙で大勝した自民党は、昨日、党役員の人事を発表した。驚いたのは、野田聖子氏が総務会長に、高市早苗氏が政調会長に選ばれたことである。二人の女性が党三役の二人を占めるのは自民党史上初めてのことである。
 危機突破内閣と自称している安倍総裁の言葉に、果たしてマッチしているのだろうか。軽量人事に、筆者には少々疑問が残る。党内からも「参院選の為なら何でもありか」という不満の声も出ているという。いずれにしても、今日から始まる特別国会で新しい安倍内閣が誕生する。あたかも、無投票で選ばれたような無敵の内閣であるが、まずは、お手並み拝見ということになろうる。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 ベッド上の雅子は、久しぶりにいい顔をしていた。午後には、テレビ画面にも、少し視線を送っていることもあった。気分がよかったのではなかろうか。しかし、痰の出方は通常並みだった。

3.今朝の一考
 2時起床、体重は62.0Kg.今日のお天気は、晴れ模様だが相変わらず寒そうだ。

2201 恐怖&不安&期待

 今年もあと一週間、慌ただしさだけが通り過ぎてゆく。恐ろしい出来事、不安な動き、ちょっとした期待といった悲喜こもごものニュースが容赦なく我々の耳に飛び込んでくる。今日は、そういったニュースアラカルトである。

1.独り言コラム
 ノロウィールスの勢いが凄い。宮崎県日南市の病院で6人が亡くなるなど猛威をふるっている。怖い! 手洗いなど、衛生管理を徹底すべきだろう。
 アメリカでの銃による乱射事件が続いている、先日はコネチカットの小学校で26人が死亡、昨日はシアトルのバーで一人が死亡した。怖い! オバマ大統領は銃の規制に動き始めているが、どうなるだろうか。
 先週の金曜日から東京駅で、改修が終わった記念として、東京駅に映像を映すライトアップイベントが行われていたが、昨日急遽中止となった。あまりにも多くの人が集まったために危険が察知されたことで、お客さんの安全を期して決められたという。転ばぬ先の杖のようである。
 一方、政界の動きも慌ただしい。民主党は、今日の午後、両院議員総会で新しい代表を選出する。野田佳彦代表の辞任に伴うもので、海江田万里氏と馬淵澄夫氏の二人が立候補しているが、ベテランの岡田克也副総理、前原誠司国家戦略相や本命とみられていた細野豪志元環境相などは出馬していない。海江田氏の有利がはっきりしており、新しい民主党の顔になりそうだ。涙もろい点が心配だが、どうだろうか。今までにない新しい民主党の顔の誕生となりそう。しかし、とりあえずのつなぎ的な役割との見方もある。
 明日開かれる特別国会で総理に就任する安倍晋三総裁の動きは活発である。日銀とインフレ対策を講じたり、組閣人事も、今までにないスピードで着々と進めているようだ。既に、麻生太郎副総理兼財務相・金融相、谷垣貞一法務相、下村博文文科相、根本匠復興相、太田昭宏国交相、菅義偉官房長官、甘利明経済再生相、また、注目の拉致担当相に古屋圭司氏の名前が出ているようだ。その他にも、石原伸晃、林芳正、茂木敏充、山本一太氏の入閣も決まったようだ。しかし、さすがに、小泉進次郎氏の名前は出て来ていない。
 いずれにしても、最近の組閣では事前には、情報がほとんど漏れなかったが、今回は、どんどん出て来るのは久しぶりの事である。その辺りに、安倍総裁がこの難局に取り組む積極的な姿勢が出ているという見方もできよう。大変結構なことだが、前のめりになりすぎて転ばないように気を付けてもらいたい。読売新聞系列が実施した調査では、安倍総理に期待する人は55.4%だった。数字面での盛り上がりは今一つである。国民は冷静に見ていると言える。
 詩人、歌人でフランス文学者である堀口大学氏の言葉に「過去は怠け者の幻、未来は、馬鹿者の希望」というのがあるそうだが、筆者には、せめて「未来は、馬鹿者の期待」であってほしいと思う。いずれにしても、新しい年は直ぐそこまで来ている。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 時々大きな声を発することを除くと、落ち着いた症状だったと言える。この大きな声が何なのか、何を訴えているのかが分からない。

3.今朝の一考
 2時起床、体重は61.8Kg.今日のお天気は、晴れ後時々曇りのようで相変わらず寒そうだ。

2200 凄い初期化技術

 初期化とは、一言で言えば「コンピューターのメモリーを消去し、設定内容を元の状態に戻すこと」である。今朝は、コンピューター以外の初期化の凄い話題である。

1.独り言コラム
 今年のノーベル賞で、医学・生理学賞を受賞したiPS細胞の技術を、山中伸弥先生は「細胞の初期化」という言葉で説明していた。つまり、細胞分裂を繰り返して作られた組織の細胞を、元の最初の細胞に戻す技術だという。
 このiPS細胞の発想は、一般の常識人ではとても思いつかない発想で、よくもそんな発想を着想したものだと驚きの一言である。ノーベル賞を受賞するような人は、常識を超えた発想、着想がなければ資格がないと言っても過言でもなさそうだ。加えて、それを信じて、その技術を見つけ出す粘り強い努力の積み重ね、同時に、そのアプローチに関しても優れた発想が見つからないと、容易に成就できないテクノロジーだと言える。山中伸弥先生は、そういう意味では、常識を超えた発想の持ち主であり、それを成就された頑張りの凄い研究者であったと言えよう。このような素晴らしい技術開発を進めている山中先生は、まさしく、日本人が誇りにできる偉大な科学者の一人である。
 ところで、今日、この欄で紹介したい話題は、建築業界で今注目を浴びている新しい解体技術である。それは「巻き戻し解体工法」と呼ばれるもので、高層ビルを周辺外部に迷惑をかけずに静かに解体する画期的な魅力ある工法である。
 昨日の夕方の日本テレビ系列の「真相報道バンキシャ」で、赤坂プリンスホテル(地上40階、140メートル)の解体工事の模様を紹介していたのを見て、その素晴らしい発想、着想に感動を覚えたのである。赤プリは、この技術で、既に20メートル近く解体されていた。
 生体の細胞分裂ではないが、ビルの建設は、地下からスタートし、一階ずつ積み上げて建設されたものである。少しニュアンスが違うが、その解体は、そうして建設された高層ビルを元の更地に戻す訳で、これも広い意味で「建築構造物の初期化」ということができよう。
 ところで、ビルの解体と言えば、爆破による解体がよく知られている一つの解体法だが、この技術は、大都市の高層ビルには使えない。爆破の際の危険が極まりないからである。因みに、今から20年前に、大津市にあった幽霊ビルと呼ばれるビルの解体が、爆破工法で行われた。周りに民家など障害物がなかったことで、この工法が採用されたのだった。その時は、ビルは倒壊したが、うまく粉々には破壊されなかった。
 今回、登場した新しい工法「巻き戻し解体工法」は、その発想が全くユニークで、高層ビルの上部の方から、一階、若しくは2階ずつ順次、少しずつ解体してゆく技術である。コンピューターと油圧技術をコラボさせた工法で、周りに迷惑をかけずに静かに解体してゆく、とんでもない優れた技術である。日本人が考え出す、この種の凄い技術に感動さえ覚える。
 日本でも高層ビル時代に入って半世紀になるが、その老朽化が話題になり始めているタイミングであり、この解体工法が、世界からも一段と注目されることになろう。
 例によって蛇足だが、日本の政治も、安倍新総理で、民主党がごちゃごちゃにしたものをスッキリする意味で、思い切って初期化から始めたらどうだろうか。
 とにかく、日本人が考え出す技術の素晴らしさに乾杯!である。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 前日の高熱から平熱に戻っていた。しかし、痰が多く少し苦しそうな一日だった。時々大きな声を出すのだが、それが苦しいのか、何なのかがよくわからない。

3.今朝の一考
 5時半起床、体重は62.2Kg.今日のお天気は、晴れのち曇りの模様だが、とても寒そうである。

2199 ちょっぴり感動

 平穏無事な毎日が送れることは幸せなことである。そこにちょっぴり感動が加わると、幸せに潤いが出てくるようで楽しさが加わった幸せになる。

1.独り言コラム
 昨日の朝、病院に向かう車の中で、NHKのラジオ文芸館を聞いていた。これは土曜日の朝の8時から45分間の番組で、アナウンサーが短編小説を朗読してくれるのである。昨日は、浅田次郎さんの「供物」という短編だった。
 あらすじは、再婚して平和な家庭を営んでいる夫人が、ある日、20年以上も前に酒乱のDVが原因で離婚した元夫の葬儀の案内を受け、躊躇したが夫の勧めをもらって顔を出す。そこで、置いてきぼりにしていた息子に出会うという単純なものだが、今の夫には話さず隠していた息子との出会い、そして、その事実を今の夫に話そうと決意する夫人の心の動きが、筆者の心を熱くしてくれた。
 病院の駐車場に着いたタイミングがちょうどその朗読のクライマックスシーンだったので、そのまま駐車場で感動に浸りながら、最後まで聞いてしまった。病床で待っている妻には申し訳なかったが、ちょっとした感動を味わせてもらった。心地よい心の洗濯であった。
 昨日は、同じようなちょっとした感動を、今読んでいる横山秀之さんの「ロクヨン・64」でも味わった。昨日はちょうどその小説の中ごろのくだり(件)で、警察署の広報課の責任者が、マスコミから総スカンを食って苦境に追い込まれて崖っぷちで、タブーである真実をオープンにする決死の手段に果敢に打って出て、その苦境を見事に突破する感動の場面だった。妻のいるベッドの脇での読書だったが、思わず落涙していた。この小説は、新聞広告に大きく出ていて、ラストシーンがとても感動的だとPRしているが、そういう意味では、まだまだ楽しみが多い内容で、読み応えがある長編の警察小説だ。今、暫しはその楽しい感動的な世界に浸って楽しみたい
 ちょっと強引かもしれないが、ロクヨン(64)で連想するのが、ゴーヨン(54)である。これは、何を隠そう、今度の総選挙で風雲を巻き起こすかと思われた日本維新の会が獲得した議席数だ。石原慎太郎・橋下徹のツーヘッドでの政界への切込みで、さし当たっては、法案を提出できる議席数を獲得した。筆者は、その結果にちょっぴり感動したのだった。
 ちょっぴり感動という意味では、日経新聞の今月の「私の履歴書」の中にも幾つかのエピソードが紹介されている。今月は、現役を引退した森喜朗元総理の登板である。政界の多くの裏話が出て来るが、その中にはちょっぴり感動のエピソードも少なくない。
 その一つが、自分が属していた安倍晋太郎氏に関する件で、同氏がそれまでお膳立てをしてきたゴルバチョフ大統領が来日した時の話である。お亡くなりになる1か月前の頃で、健康がすぐれなかったのだが、奥様からのお願いで、衆議院議員公邸でのレセプションで二人の顔合わせの実現に尽力され、安倍さんの最後の晴れ舞台を演出してあげたくだり(件)は、ちょっぴり泣かせるものだった。言ってみれば、ゴルバチョフ大統領との面談舞台は、まさに同氏にとっては、素晴らしい冥途の土産になったのではと思う。
 この履歴書の連載を読んでいる限り、森さんはなかなかの人物だったと改めて思う。かつで、テレビ朝日の「テレビタックル」で、浜田幸一氏が「モリキロウ」と呼び捨てにして悪口ばかり言っていたのとは大分違う。運が悪くて、ハワイ沖で愛媛の高校訓練生を乗せた船が事故で沈没した際に、たまたまゴルフをしていたのを、マスコミがこれ見よがしに取り上げて悪者に仕立て上げてしまったのは、まことに気の毒だった。
 さて、昨日の全日本フィギュア選手権で、羽生結弦選手が世界最高得点を出し、先輩の強敵、高橋大輔さんを破って初優勝を果たした。男子は、無良崇人、織田信成、小塚崇彦さんなどの世界レベルの選手が数多くいる中での優勝は価値が高い。この若手の優勝にちょっぴり感動を覚えたのだった。
 とにかく、ちょっぴり感動することは、筆者のような年寄りの健康には貴重な良薬である。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 久しぶりに朝から高熱に見舞われて苦しそうだった。夕方には少し下がってきていたが、それでも、37.5度あった。相変わらず、ふるえが目に付く。よく頑張って堪えていた。

3.今朝の一考
 4時10分起床、体重は62.2Kg.今日のお天気は、晴れのち曇りの予報である。

2198 相次ぐ見直し

 先の総選挙で政権交代が決まったことで、多くの事案で見直しが進んでいる。中でも、自民党の安倍新総裁の果敢な動きが目立っている。一部には、見直しによる後退の気配もなくはない。

1.独り言コラム
 経済政策では、日銀が目論んでいたインフレ率1%に対し、安倍総裁の強い希望で2%に引き上げる見直しが進められている。日銀を巻き込んでの対応である、しかし、これには、消費税2%増と同等の意味があるのだが、そのことについては、ほとんど触れられておらず、国民へのだまし討ち的な一面がないでもない。
 外交では、韓国、中国に特使の派遣が検討されている。韓国には額賀福志郎議員を、中国には高村正彦議員の派遣である。いずれも、両国との関係修復を見直す一環での対応策だが、両国がその受け入れをどんな形で行うかが注目の的である。特に、尖閣問題で厄介な状況にある中国がの出方が注目される。一方、来年の2月22日の竹島の日の式典を政府主催で行うとしていたが、韓国に新大統領が誕生したことなどで同国との今後の展開を配慮して見直しが行われ、さし当たっては来年については、政府主催での式典は取りやめたという。
 原発に関しては、安倍総裁は、昨日、山口県で記者会見して、先に民主党が決めた新たな原子力発電所の建設を認めず、30年代の終わりには原発をゼロにするという方針を見直すことにしたという。各種エネルギー源の再点検を行い、それらのベストミックスを検討するという。
 災害に関して、政府の地震調査委員会が昨日「全国地震動予測地図」を発表した。これは、今後30年以内に震度6弱以上の地震が起きる確率を、先の東日本大震災の結果などを考慮して見直しを行ったものである。それによると、南海トラフ上の静岡で89.7%、三重で87.4%、また先の震災の余震活動が続いている水戸市で62.3%、千葉市では75.7%に上昇である。これは起きる順番とは関係ないとしている。
 一方、民主党執行部は、野田佳彦代表の辞任表明を受けて、22日に代表選挙を行うことを先の両院議員総会に提案したが、一部の議員から、先ずは敗北の総括から始めるべきだとの反対意見があって、来年に持ち越すこととなっていた。しかし、昨日の党の幹部会でその見直しが行われ、やはり、特別国会開会までには、党の顔が決まっていないのはおかしいということで、25日に両院議員総会を開いて決めたいという方向で話が進められるようだ。
 また、先の選挙で大敗した日本未来の党の嘉田由紀子代表は、知事と代表の二足の草鞋を履くことに、滋賀県議会からの強い反発を受けており、改めて、そのことを熟慮してみると答えていた。今朝の報道によると、一昨日の夜に、嘉田知事は小沢一郎氏と京都市内で会談し、阿部知子氏との共同代表への見直しを提案したようだ。それに対し、小沢氏からは、生活が第一の党から合流した鈴木克昌議員の名前を挙げたという。このような動きを見る限り、小沢一郎氏は単なる一平卒ではなく、陰の代表であることには変わりない。嘉田さんも悪い船に乗ってしまったようだ。
 共同代表ということでは、日本維新の会が石原慎太郎・橋下徹共同代表への見直しを検討している。選挙前に急きょ一緒になった急造の新党は、その戦いの結果を踏まえて、今後の対応に四苦八苦といったところである。
 いずれにしても、見直しも、前向きのものは歓迎だが、単なる終戦処理、公約の後退的な見直しは、見苦しさもあり、残念にも思う。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 相変わらず、ふるえが目に付く。もちろん、寝ているときはふるえはない。たまたま、昨日、先生に出会ったので、そのことを直接伝えた。

3.今朝の一考
 2時起床、体重は61.9Kg.今日のお天気は、雨のち曇りの予報である。

2197 今年の大胆予測の総括

 今日は冬至である。明日から長い夜が少しずつ短くなってゆく。やはり、明るい昼間が長くなる方がいい。
それはさておき、今朝は、今年の1月6日のこのコラム欄(1847回目をご参照)で行った2012年の各種の大胆予測の総括である。いろんなことがあった一年だったが、予測は、まずまずの結果であった。

1.独り言コラム
 2012年を予測した20項目の点検で振り返る。それらの結果を、〇(当たり)、△(一部当たり)、X(外れ)、未(まだ結果が出ていない)で表記した。ちょっと大げさだが、それぞれの項目毎に、いろんな思いが脳裏、胸中に去来する。

 1)年末までに、野田政権は退陣、石破茂氏が総理に、石原伸晃氏には総理はやらせない。
   → △ 退陣と石原氏の件は当たったが、安倍氏が総理になるので、外れ。
 2)橋下氏の人気は続く、大阪都構想は進んでいる
   → 〇
 3)強制起訴された小沢一郎氏有罪
   → X 証拠不十分で無罪になったが、疑いは晴れてはいない。
 4)オバマ大統領再選
   → 〇
 5)株価は年末で11000円を上回っている。
   → △
 6)株価は1ドル85円、1ユーロは110円レベル
   → △
 7)ロンドンオリンピックで金メダル15奪取
   → X 7個だったが、メダル総数38個は史上最高
 8)ダルビッシュ投手はMLBで15勝以上達成
   → 〇 
 9)イチロー選手は200安打達成
   → X 178安打
 10)プロ野球は、セリーグが巨人、パリーグはオリックスが優勝
   → △ オリックスは最下位で大外れ
 11)ゴルフ、石川遼選手は賞金王にならない、女子は有村智恵選手が賞金王、不動祐理選手が1勝はする。
   → X 金美貞が賞金王、有村さんは3位、不動さんは無勝
 12)米国ツアーで宮里藍、美香選手、それぞれ1勝以上、美香選手が賞金総額で藍選手を上回る。美香選手の方が先に優勝する。
   → △ 藍選手が先に2勝、美香選手は1勝、賞金額は藍選手が上位
 13)箱根駅伝、上武大シード権確保(2013年)
   → 未 1月3日に判明予定。今回こそはシード入りを期待している。
 14)大相撲、日本人力士の優勝あり
   → X 日本人大関は二人いるが、活躍は今一つである。
 15)羽生2冠が森内俊之名人から名人位奪取、渡辺明竜王は竜王位を防衛して9連覇
   → △ 羽生は奪取できず、渡辺竜王は9連覇達成
 16)将棋界、郷田九段が棋王位を奪取
   → 〇
 17)拉致被害者、何人かが帰国
   → X 全く進展せず
 18)前年のような大震災は起きない
   → 〇
 19)芸能界、島田紳助氏が復帰していない
   → 〇
 20)紅白歌合戦の司会社に民間放送からフリーになったアナが起用される
   → X 今年も男子の司会は「嵐」だった。
 以上の結果を総合すると、6勝7敗6引き分け(1未定)でまずまずだったと言えよう。時にはこんなことで一年を振り返るのも悪くないと思う。近々、来年度(2013年)の大胆予測を行う予定である。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 相変わらず、ふるえが気になる今日この頃である。痰の出方が少し多いのも気になる。家族の話をするとうっすら目を開けて聞いてくれているようだ。

3.今朝の一考
 2時50分起床、入浴、体重は62.1Kg.今日のお天気は、曇り後一時雨の予報である。

2196 もうあかん

 追い込まれて、「参った!」の関西版。音感に柔らかさがあるのが救いである。広辞苑に、あかんは、「埒が明けぬの略。関西で使う。うまくいかない。だめだ。不可である」とある。

1.独り言コラム
 昨日夕方の関西テレビのニュース番組の「アンカー」で、牛が暴れてコンビニのドアを壊したりして逃げ回わっている映像が放映されていた。兵庫県三田市での出来事で、北海道からトラックで送られてきた8頭の牛のうち、1頭が逃げ出したもので警察官らが駆けつけての捕り物となったようだ。最後は捕まって保護されたが、妊娠していたという。幸い母子共に無事だったという。捕まった牛が逃げ切れずに「もうあかん」といったかどうかは不明である。
 なお、このローカル番組に、次期総理の安倍晋三自民党総裁が生出演し、コメンテーターの青山繁晴氏の質問に答えていた。ローカル局の関西テレビは、言ってみれば、スクープでウハウハだったが、読売、朝日、毎日などのテレビ他局は「もうあかん」状態だったのでは?
 「もうあかん」と言えば、今度の総選挙では、8頭ならず12党が国民の審判を受けたが、舛添要一代表の新党改革と田中康夫代表の新党日本は当選者ゼロで、実質消滅した。また、国民新党も下地幹雄幹事長が落選して、国会議員が二人となったため、「もうあかん」で党を解散し無所属となる模様だ。
 一方、61人いた国会議員数が一気に9人に減って大敗した日本未来の党の嘉田由紀子代表は、昨日の滋賀県議会で、「知事職を軽く見た」ということで責任を厳しく追及された。見た目よりも気が強いのか、彼女は、「もうあかん」とは言わず、このまま代表兼務を続けるという。先行きが心配である。
 来季の米国大リーグでの日本人選手の契約が進んでいる。レンジャーズのダルビッシュ・有、マリナーズの岩隈久志既、そして、イチロー選手もヤンキースと2年契約をしたし、上原浩治投手もレッドソックス、そして、中島裕之内野手がアスレティックスとの契約が決まったようだ。その一方で、松井秀喜選手と松坂大輔投手の、いわゆる二本松は、未だにその行く先が決まっていない。まさに、「もうあかん」状態だ。日本に帰って来たらどうなのか?
 「もうあかん」と思われていた日本の株が、ここに来て走っている。この1ヶ月半で1500円の急騰だ。外国人が買っているようだが、経済の実態が全く伴っていないので、果たして長続きするのだろうか?
 北朝鮮のミサイル発射に対する国連での非難決議を巡り、中国を口説いたアメリカに対し、中国は、「尖閣問題を白紙にしろ」と交換条件を出して迫ったという。アメリカは断ったというが、そこまでやるか、といった裏話である。中国に対し、「いい加減にしろ! もうあかんで」と言ってやりたい。
 選挙で大敗を喫した民主党が、昨日両院議員総会を開いた。そこで、執行部の総退陣を決めたが、22日に新代表を決めるという日程には猛反発で、来年に延期されたという。民主党は、「もうあかん状態」を超えているようだ。
 昨日行われた韓国の大統領選挙で、初めての女性大統領が誕生した。大接戦で難産の上での朴大統領の誕生である。果たして、日韓関係はどうなってゆくのだろうか。幸いにも、「もうあかん」という最悪の状況ではなさそうだ。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 ふるえが気になるが、症状は通常に戻っていた。午後の車椅子に座っての時間には、少しだがテレビに視線を送っていた。内容を理解しているのだろうか?

3.今朝の一考
 4時起床、体重は62.0Kg.今日のお天気は、晴れの予報である。

2195 米長邦雄永世棋聖死去

 昨日の朝、日本将棋連盟会長の米長邦雄さんが亡くなられた。69歳の若い死であった。同氏の死によって、棋界は新しい時代を迎えそうだ。女流棋士たちの中には、ほっとしている方々もおられると思う。

1.独り言コラム
 「兄貴は頭が悪かったから東大に行った。自分は頭がいいから将棋指しになった」というセリフは、同氏が生前に多用した言葉である。
 長く将棋連盟会長を務めた二上達也氏が大山康晴第十五世永世名人の陰に隠れた存在だったと同様に、現役時代は4歳年下の中原誠第16世永世名人の輝かしい活躍の陰に隠れ勝ちの存在だったが、それでも、一時は四冠王に着いたり、49歳で、その中原名人から名人位を奪取するなど話題の多い棋士だった。特に中原さんとは永遠のライバルで、二人は現役中に187局対局しているが、これは、将棋界の同一カードの最多対戦カードである。(ただし、成績は、中原106勝、米長80勝、1持将棋)。因みに、2位が大山康晴―升田幸三戦の167対局(大山の96勝、升田の70勝)である。
 蛇足だが、米長さんが中原さんから名人位を奪取した頃は、中原さんが、米長さんの弟子だった林葉直子さんと不倫問題がこじれ初めていて、将棋に集中できていなかっための4連敗での名人位失冠だった。不肖の弟子の林葉さんも、師匠の名人奪取には、からめてでで貢献していたのだ。ちょっと面白い裏話である。
 さて、その米長会長は、99年から8年間、東京都の教育委員を務め、03年には紫綬褒章を受章、また、今年の1月にはコンピューターソフト「ボンクラーズ」と公開対局をするなどの話題を提供し、将棋ファンを喜ばせた。
日本将棋連盟会長は、05年に中原誠氏から引き継ぎ現在まで務めていた。この間に、当該連盟を公益社団法人化するなどに尽力したが、その一方で、日本将棋連盟に所属していた女流棋士たちに、いちゃもんをつけて、踏絵を踏ませるような強引なやり方で、二つの組織に分断するという大悪政を行った。(325をご参照)そのため、女性棋士は、今でも、日本将棋連盟所属と新しく作った日本女子プロ将棋協会(LPSA)の所属に分かれたままである。
 その大騒動の矢面に立った中井広恵女流6段は、大変なご苦労をされたことで、そのやり取りを見ていて、大変気の毒に思っていた。中井さんと米長さんとは、同じ故佐瀬勇次門下の兄弟弟子だったにも関わらず、米長会長は、この女性棋士の分裂に関しては、血も涙もない厳しい対応だった。筆者は、本当に腹立たしくその成り行きを見守っていた。
 二つの組織に分裂して暫く経過した頃、NHK将棋トーナメントの解説で二人は顔を合わせたのだが、中井さんの解説を米長氏が評価したことに、「今日初めて、兄弟子から優しい言葉をいただきました、…」といった中井さんの言葉が今でも印象に残っている。(722をご参照)
 極めて残念に思うのは、理不尽に分断を強いた米長会長の在任中に、二つの組織の再合流が実現しなかったことである。逆に言えば、同氏の死去は、女流棋士たちにとっては、合流を促す朗報(叱られるかな?)となるのではと筆者はみている。今後は円満に二つの女流組織が合流することで、女子の将棋界はもっと発展してゆくことが期待される。そういう意味では、次期将棋連盟会長を誰が引き継ぐかが注目されるが、筆者は、谷川浩二第十七世永世名人の昇格が妥当だとみている。同氏の手腕に期待したい。
 この機会に今年の将棋界を総括しておこう。七大タイトルは、三つが移動、四つが防衛された。具体的には、王将位と棋王位が、久保利之さんから佐藤康光さん、郷田真隆さんにそれぞれ移動、王座位が渡辺明さんから羽生善治さんに移った。それ以外の森内名人、羽生棋聖、羽生王位、渡辺明竜王は、それぞれ難敵を退けてタイトル防衛を果たした。
 来る1月からは、王将戦から始まるが、渡辺明竜王の挑戦が決まっているし、2月から始まる棋王戦では、渡辺竜王か羽生3冠のどちらかが挑戦、更に、4月からの名人戦は羽生3冠の挑戦がほぼ決まりの情勢である。従って、来年の上期が終わる頃には、7大タイトルは、羽生、渡辺の二人の棋士で独占されている可能性がかなり高いと言えそうだ。将棋界は、いよいよ羽生・渡辺時代の到来である。
 なお、前の女流棋士の会長だった藤森奈津子さんのご長男の藤森哲也4段の話題だが、筆者が隠れファンとして応援してきていることはすでに紹介済みだが(1988の後半部をご参照)、同氏は昨日も順位戦での大事な対局に競り勝っている。同氏は、新人王戦では決勝戦に進出するなど、昨年の10月にデビュー後の成績が、21勝20敗と頑張っている。しかも、ここに来て勝ち星が増えてきていることが心強い。来年度には一大飛躍することを期待したい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日は久しぶりに痰が多く、振るえも少し目立っていて苦しんでいた。炎症の前兆のようで、心配である。

3.今朝の一考
 3時起床、体重は62.2Kg.今日のお天気は、小雨&曇り&晴れの予報である。

2194 「女、鳩山」に怒り、「豪太郎」にびっくり

 昨日の読売新聞朝刊のコラム「編集手帳」は、あまりにも酷過ぎると思った。日本未来の党の嘉田由紀子代表をくそみそに揶揄していた。滋賀県民の一人として怒りに堪えない。その一方で、全くの偶然だったが、意外な立候補者を見つけて、筆者はびっくりだった。

1.独り言コラム
 大新聞が、そこまで言うか、である。日本未来の党の嘉田由紀子代表を「女、鳩山」だと馬鹿にしたコラムに、許せない気持ちでいっぱいだった。今朝はそのコラムに物申すである。
 コラムの書き出しは「選挙は野球に似ている」から始まる。そして、野村克也さんの名言「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を引用し、今回の民主党の惨敗は不思議でないと論じたところまでは、その通りで異論はなかった。問題はその後である。
 その段を受けて、日本未来党が嫌われた理由も分かるとし、以下のような表現で嘉田代表をひどくけなしている。その部分をそのまま引用する。
 「嘉田由紀子代表の名前と言い、おっとりした優雅な語り口といい、甘ったるい夢物語で聴衆の耳をくすぐる手法と言い、女、鳩山、とでも呼びたい。由紀夫首相にそっくりである。勝てる道理がない。」
 全く人を馬鹿にした言い方だ。由紀夫と由紀子の名前が似ているというのは、全く偶然の話で何の因果関係もない。喋り方、手法までが似ているというのも、単なる言いがかりに過ぎない。選挙に負けた原因は、悪評がいっぱいの小沢一郎という男と組んだことである。嘉田代表は、今回の選挙で小沢氏が受けるべき批判を一人で被って受けてあげた犠牲者なのだ。敗北と言われる議員数の激減も、前回選挙で、風に乗って生まれた、いわゆる小沢ガールズと呼ばれる中身のない一年生議員集団が、今回の強い逆風の中では手も足も出なかったからである。彼、彼女らが落選することは、選挙前から分かっていたことで、これは、誰が党首であっても、結果は同じだったはずだ。「女、鳩山」だったから負けたというのは、茶化しであり、言いがかりの何物でもない。大新聞の読売さんの名物コラムとしてはいただけない内容だ。
 嘉田由紀子代表がいけなかったのは、あくまでも、小沢一郎氏の甘言に乗せられて彼と組んだことである。日本のメルケルに、なんて持ち上げられて、その気になってしまった嘉田氏のうかつさには、彼女のファンである筆者もがっかりであった。あの全国最年少女性市長である越直美大津市長さえも、嘉田さんを尊敬しながらも、今回小沢氏と組んだことには不満を漏らしていた。
 滋賀県知事として、新幹線の新駅設置を不必要だとして取りやめた素晴らしい決断、果敢な実行力、粘り強い手法は、何処へ行ってしまったのだろう。
 今後の彼女の対応が注目されるが、早く、小沢氏からは手を切って、もう一度一からやり直してほしい。国の為に活躍してほしい人材であることは確かだと信じている。
 とにかく、今朝の筆者は、女、鳩山と面白おかしく揶揄した読売の編集手帳氏に、その不満をぶっつけておきたいのである。

 ところで、余談だが、昨日の夕刊を見ていて、びっくりした。沖縄4区の立候補者の中に「魚森豪太郎」氏の名前を見つけたからである。維新の会の公認候補で、今回は落選だったが、結構善戦していた。この魚森豪太郎という名前は非常に珍しいことから、恐らく、筆者の昔の仕事仲間だった魚森昌彦氏のご長男だろうと思う。かつて、ご長男誕生時に「豪太郎」と命名したと聞いていた。人物紹介欄には、東京出身、早稲田大学院卒とあり、医療関係の民間会社に勤めていたのを退社しての立候補である。
 かつて、仕事仲間だった親父さんの昌彦氏も早稲田大、大学院の出身で、会社をリタイヤ―後、理化学研究所の監事に採用され、今もご活躍中のようだが、今度は息子さんを代議士にというお考えのようだ。現役時代からもそうだったが、相変わらず、人生に果敢に挑戦している同氏には驚かされることが多い。一層のご活躍を祈念します。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 昼間の震えが少し目立つが、このところの彼女の症状は比較的落ち着いている。

3.今朝の一考
 2時半時起床、体重は61.9Kg.今日のお天気は、曇りの予報である。

2193 自民圧勝、政権奪還

 国民の審判は下された。自民党の圧勝だった。これでよかったのだろうか。

1.独り言コラム
 前々回は郵政選挙で自民の圧勝、前回は政権選択選挙で民主が圧勝、そして、今回の民主党への評価を問う選挙で、自民が圧勝した。勝者が左右に大きく揺れる、いわゆるブランコ現象が起きたのである。
 獲得議席数は、自民党が294議席、民主党は大きく後退して57議席、そして、紆余曲折があって注目されていた日本維新の会は、54議席を獲得して大健闘、また、31議席を獲得した公明党も埋没することなく、よく健闘した。
 第三局を狙った嘉田由紀子代表の未来の党は、予想通りの大敗で9議席を確保したに過ぎない。その中で、選挙区での当選は、小沢一郎氏と亀井静香氏の古参のカビが生えかけの二人だけだった。その陰の代表の小沢氏は、開票後も表には姿を見せていない。この結果を見る限り、小沢氏も策に溺れたようで、どうやら、同氏の政治生命もここに尽きたのではないだろうか。
 筆者が溜飲を下げたのは、新潟5区で、あの田中真紀子氏が落選し、比例でも復活できなかったことだ。これにて、彼女も政界から「おさらば」である。それでも、同氏が一時は総理候補と持ち上げられていたことがあったが、今は昔の話である。
 注目の女性陣では、小渕優子さん、野田聖子さん、青木愛さんなどの癒し系の方が当選、小沢ガールズだった三宅雪子、姫井百合子、福田衣里子さんなどは、すっきりとすべて落選し、気分的にもすっきりした朝を迎えている。
 現職大臣も多くが落選した。樽床伸二総務相、田中慶秋法務相、城島光力財務相、藤村修官房長官、下地郵政相など、異例の多さである。もしかしたら、歴代の新記録ではなかろうか。
 一方、得票数のベスト3は、河野太郎さんの19万票がトップ、次いで、小泉進次郎さんの18万票、3位が野田佳彦総理の16万票だった。女性では、小渕優子さんの13万票が目立っていた。
 とにかく、お祭りは終わった。これからが本当の戦いだ。経済、外交、原発、TPP,社会保障等々難問山積である。今度こそ、国民の期待を裏切ることだけは止めてもらいたい。
かくして、安倍晋三氏が総理として再登板することになるが、これは、戦後では、吉田茂総理以来の復活登板である。いずれにしても、国民の切ない願いと期待がかけられている。この期待を裏切ることがないように全力を尽くしてほしい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 まずまずの症状で無難な一日だった。午後の車椅子では、この日も、少しテレビに目を遣っていたが、…。

3.今朝の一考
 3時起床、体重は62.0Kg.今日のお天気は、曇り時々晴れの予報である。

2192 似て非なるもの

 見た目や現象はよく似ていても、中身や実態は大きく異なるというケースは、我々が日常でよく経験することである。騙されないように心しなければならない。

1.独り言コラム
 一昨日だった。注文しておいた本が届いたというので、受け取りに行った本屋で、新刊書が並べられているコーナーに、偶然、面白い名前の作家の新刊書が目に付いた。瞬間「あっ」と思った。そして、気が付くと、既にその本を手にしていた。「このミステリーが凄い大賞」受賞作、「弁護士探偵物語・天使の分け前」という本である。筆者が「あっ」と思ったのは、その作家名が「法坂一広」というペンネームで、筆者の「相坂一考」によく似ていたからである。こんな名前の方がいらっしゃるんだという親しみを覚えた。
 この方は、福岡で弁護士をしておられる方で、京大の法学部を卒業、24歳で弁護士資格を修得された優秀な方である。本名は「保坂一晃」さんで、自分が法律家であることから、「保坂」をもじって、「法坂」とし、「一晃」を「一広」とされたようだ。
 直接には、私と何の関係もないが、単によく似た名前ということで、何か興味を抱いたことは確かである。筆者との違いは、同氏には文才があって、処女作が堂々の大賞を取るという素晴らしいデビューをされたことだろう。
 相坂一考と法坂一広、言ってみれば、単に、発音、漢字の並び具合がよく似ているだけの話である。筆者には大いに関心がある話だが、一般論として、似て非なるものの典型で、他の方にはつまらぬ話であろう。読者にお詫びしながら、法坂一広さんのますますのご活躍を祈念します。できたら、その本の横に並べて筆者の本を置かせて欲しいと厚かましい思いが頭をよぎった。
 ところで、先日のこの欄で(2187ご参照)、「文芸春秋90周年記念号」は中身が濃くて、お買い得いと紹介した。決して、文集の回し者ではないことを断っておきたいが、その後に筆者は、沢木耕太郎さんの渾身のノンフィクション「キャパの十字架」を一気に読了した。率直に言って、なかなかよくやるっということで、感動を覚えた作品だった。
 作品の内容は、戦争報道で劇的なデビューを果たした写真家、キャパの初期の作品である「崩れ落ちる兵士」の写真に隠された真実に果敢に迫った力作である。幾重にも遮る疑問の壁をもろともせず、根負けしない粘り強い挑戦、独自の考察を重ねて、真実に迫る迫力には、推理小説での迫り方以上の迫力があり、大変な感動を覚えたことは確かである、しかし、輝かしいキャパの仕事に水を差すことになる真実への迫り方に、ちょっとしたジレンマを覚えたことも確かである。この作品で得られた感動は、いわゆるフィクションで得られるそれとは、似て非なる感動の範疇にあった。
 さあ、今日は衆議院議員の選挙の日だ。12党が入り乱れての混戦だったが、どうやら自民党が圧勝の流れを掴んだようだ。そんな中で、選挙巧者の小沢一郎さんがとった戦術が気になっている。中央政治には縁のなかった嘉田由紀子滋賀県知事を口説いて、日本未来の党を公示直前になって立党させた。残念ながら、事前の調査では、日本未来の党は大負けしそうである。結果的には嘉田代表が、その敗北の責任を一人で被ることになり、小沢さんは知らんぷりを決め込むことになろう。そういう意味では、小沢さんは、やはり選挙巧者である。
 それにしても、小沢さんとの会談で、第二のメルケルにと持ち上がられたことに乗ってしまった嘉田さんのうかつさを、改めて残念に思う。小沢一郎という大物政治家の末路としては、同氏が尊敬した田中角栄元総理に比べると似て非なる存在となろう。選挙巧者も、こうなると見るに堪えない。
 改めて、その総選挙の話だが、二回前の小泉純一郎総理の時の郵政選挙、そして前回の政権交代選挙といった具合に、ここ二回は、一方が大勝ちした選挙だった。今回も、体制を大きく変える点では前二回とよく似た傾向にあるようだ。しかし、そんな流れは、似て非なるもので、そこには有権者の我慢できない怒りが渦巻いている。そういう意味では、民主党からタスキを受ける自民党は、心して政権運営に全力を挙げて欲しい。
 それにつけても心配なのは、安倍晋三氏の健康状態である。前回とは全く違うとの本人、および周りの方々の見方だが、演説を聞いていると何か不安を覚えるのは筆者だけであろうか。中国の新しい指導者に着いた習近平主席にも健康上の不安が付きまとっているとの報道がある。安倍さんは、前回とは全く違うとし、前回とは似ず非なる健康体であると信じたい。
 筆者を含めた多くの有権者が、今夜8時の出口調査による結果速報に注目している。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 昨日も落ち着いた症状の一日だった。しかし、この日も午後には車椅子に乗せてあげたが、テレビを見る仕草は、この日は低調で、ほとんど視線をテレビ画面には送っていなかった。体調がローのゾーンにあるのだろうか。

3.今朝の一考
 2時40分起床、体重は62.3Kg.今日のお天気は、晴れ模様の予報である。

2191 現在、過去、未来

 今年のノーベル賞受賞者の山中伸弥教授の受賞式後の一言が、今朝のテーマの切っ掛けとなった。その一言は、同氏を一段と輝いた存在にしたと実感している。

1.独り言コラム
 昨日のNHKの夜7時半からの関西ローカル「かんさい熱視線」でも、今回の山中伸弥教授のノーベル賞受賞の特集を放映していた。筆者はこの大発見に二つの大きなポイントがあったと捉えている。一つは、研究費がなくなった際に、政府の助成金を獲んものと申請を行ない、決死のプレゼンテーションで訴えた際に、当時無名だった同氏を研究への情熱を評価して、3億円の助成金を与えた審査員の慧眼、今一つは、4種類の遺伝子を見つける実験で、25番目のシャーレを使って、24種の遺伝子を組み込んだ実験を行った高橋研究員の機転だった。この二つがなかったら、このノーベル賞は生まれていなかった可能性が高い。
 その山中伸弥教授が、10日行われた授賞式では、厳かな式典で嬉しさを味わっておられたようだが、それが終わった後のインタビューでは「ノーベル賞は、私にとっては過去になった。これからは、一科学者としてすべきことを粛々としてやってゆきたい」と語られたという。筆者は、この「過去になった」という同氏の言葉に痛く感動し、さすがに偉大な方は、一味違うと思ったのである。これからの臨床への応用展開が、自分の目指す大舞台であり、いつまでも、過去の喜びに浸っている時間がないという先生の決意の表れなのだ。その「過去」という言葉に、筆者は、今朝のこのタイトルを思いついたのである。
 ところで、一言で、現在、過去、未来というが、その区別は実に難しい。昨日までが過去、今日が現在、明日以降が未来といった考え方もある一方で、今が曲がり角、踊り場といったあるゾーンで「今・現在」を捉えることも多い。要は、現在という定義が明確ではなく、その場の雰囲気、話題の内容によって違ってくるのだ。
童謡の「汽車」の歌詞では「今は山中、今は浜、今は鉄橋渡るぞと、…」にあるが、この場合は、この瞬間、瞬間が「今・現在」という捉え方がある。一方、一時は伊東ゆかりさんと結婚して話題となった佐川満男さんのヒット曲「今は 幸せかい」では、「今という瞬間」ではなく、ある時間のゾーンでの捉え方である。
 さて、今、テレビをつけながら、これを書いているのだが、その最中に凄い大きなニュースが飛び込んできた。アメリカ東部のコネチカット州の小学校で銃乱射事件があって、防弾チョッキを着た男が侵入し、26人(子供18人、大人8人)が亡くなったという。犯人は2人組(?)の様で一人は亡くなり、一人は逮捕されて事情聴取を受けているという。今、緊急速報で伝えられているが、この事件そのものは、既に過去の事件であって、籠城中、監禁中とか、銃を乱射中といった進行形の事件が、現在のを意味することになる。
 そのように解釈すれば、過去、現在、未来の区別は単純で、現在以前が過去、現在以降が未来ということになる。だから、「今」と言っても「今は昔」は過去の話である。
 最近のニュースの事例を取り上げると、尖閣諸島をめぐる中国との緊張状況は継続中なので、今・現在の話である。ほとんど毎日中国の監視船が領海内に押し入ってきていて、海上自衛隊の監視船とのにらみ合いの異常な状態が続いている。これは、魚釣島などを国有化した時点から起きている問題で、過去から現在に至っていて、さらに未来にも続く問題である。困ったものだ。
 いよいよ明日が総選挙である。公示直前に立ち上げた新党「日本未来党」の評判は芳しくない。終盤の情勢でも10数人の当確が予想されているだけで惨敗の可能性が高い。小沢一郎氏にうまく乗せられた嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は馬鹿を見る形になりそうだ。滋賀県民の一人として、彼女の名誉のために付記すれば、もともとの小沢一郎の率いていた「国民の生活が一番」の議員の大半は、評判のよくない小沢ガールズたちであり、当選の見込みのない根無し草だったわけで、嘉田党首の存在とは無関係に、落選の運命にあった候補者ばかりなのだ。そういう意味では、嘉田さんには責任はないが、彼女の未来の政治生命には汚点がついたことには変わりない。
 今朝の結びに当たり、今一度、歌謡曲の歌詞の話に戻すが、「現在、過去、未来」という言葉を巧みに織り込んだ歌詞を持つ歌が二つある。
 一つは、渡辺真知子さんの大ヒット曲「迷い道」で、「現在、過去、未来」を歌詞の冒頭に使っているのだが、耳当たりが悪くなく、覚え易い歌である。調べてみると、1977年発売の曲というから、35年も前のヒット曲である。
 いま一つは、過去達と未来達という言葉で、歌詞に巧みに織り込んだ美空ひばりさんの晩年のヒット曲、「愛燦々」である。「人は哀しい、哀しいものですね。それでも過去達は優しくまつ毛に憩う」とあり、また「ああ、未来達は人待ち顔をして微笑む」である。曲もなかなかいいが、小椋桂さんの素晴らしい作詞が光っている。

 2.難病との闘い、昨日の雅子
 昨日は、筆者が所要でほとんど付き添ってやれなかったが、幸い、無難な一日だったようだ。ちょうど、入浴の日であったが、熱もなくサービスを受けることができた。今の症状が、未来まで続いてくれて、iPS細胞技術に繋がれば有難いのだが、…。

3.今朝の一考
 2時40分起床、体重は61.9Kg.今日のお天気は、雨のち曇りの予報である。

2190 ステージアップ

 今までの延長線でのだらだらした戦いではなく、一段飛躍した舞台での戦いを意識した毎日の頑張りが、一歩進んだ自分の明日を創ることになろう。

1.独り言コラム
 (1)着々と進むミサイル開発に合わせて、核開発の進捗も水面下で計画されているようで、北朝鮮は、今や国際社会から批判の的になっている。国連の安全保障委員会で、罰則規定を適用しようとの動きがある中で、案の定、友好国である中国の制裁反対で動きが取れない。今や、北朝鮮のミサイル、核開発の動きは、ステージアップしたようだ。なお、余計なことかもしれないが、ロケットとミサイルの違いは、前者が平和目的であるのに対し、後者は軍事目的であって、本質的には同じ技術だというのだそうだ。
 (2)遂に、中国国家海洋局の航空機が日本の領空を侵犯した。昨日のことで、尖閣諸島の領空に中国の航空機が意図的な領空侵犯に出てきたのである。それまでの漁船から始まり、監視船での領海侵犯から、航空機へのワンステージアップの動きである。なお、航空機による侵犯は初めてのことで、領土から22.5Kmに定められた領空に対し、15Kmの地点まで侵入したという。海上自衛隊からの「日本の領空に侵入しないように」とのいう呼びかけに「ここは中国の領空だ」と答えたという。いよいよもって、中国は尖閣への上陸を前提とした動きが一段と加速強されたと言えそうだ。
 次期総理と目される自民党の安倍晋三総裁は、どんな秘策を練っているだろうか。日本は、すべての隣国、ロシア、北朝鮮。韓国、中国から領土を踏みにじられている。強気の安倍さんよ、どう対応していただけるのだろうか。お手並み拝見だが、領土に関する問題は一筋縄ではいかない。ワンステージアップした対応策が求められる。
 (3)笹子トンネルでの痛ましい天井の崩落事故があって、同種の吊天井を持つトンネルの安全性について、緊急点検が行われているが、今までに15のトンネルで不具合が見つかったようだし、同じ笹子トンネルの下りのトンネルでは、アンカーボルトのゆるみなど、何と!632か所の不具合が見つかったようだ。笹子トンネルでは、今後、すべての天井板を剥がすという。
 要するに、今までの打音、目視の点検は極めて不十分な点検であったことが浮き彫りになった。今後は、ワンステージアップした点検方法の採用が急務である。
 (4)凶悪殺人魔女の角田美代子容疑者が、警察署の留置場で自殺したことで、その管理体制が問われている。今後は、凶悪犯などへの監視体制は、ワンステージアップした監視強化が必要ということでの新たな検討が始まっている。
 (5)阪神の守護神であった藤川球児投手は、MLBのシカゴカブスへの入団が決まった。球団の考え方は、当面は救援投手として起用してゆくようだが、ご本人としては、抑えのエースであるクローザーの座を狙って励むことになろう。同氏は、自分の力が、世界に通じることを信じて、ワンステージアップした頑張りに全力を挙げることになる。とにかく、球児という名前にこたえる活躍を多くのファンは期待している。
 
 何事にもマンネリに落ち入ることなく、ワン・ステージステップアップした工夫が求められる今日この頃である。

 2.難病との闘い、昨日の雅子
 幸いなことに、このところの雅子の症状は安定している。車いすに座って、短い時間だが、テレビに視線を送るパターンも日課の一つになりつつある。症状がワンステージアップしたような気がしている。錯覚でなければと願いつつの今日この頃である。この日は午前中にリハビリのマッサージを受けていた。気持ちよさそうな表情だった。

3.今朝の一考
 2時10分起床、体重は62.2Kg.今日のお天気は、曇り後一時雨の予報である。

2189 後の祭り

 昨日は、いくつかの驚きのニュースが列島を駆け巡った。筆者には「後の祭り」「なんたるちあ」といった遺憾で、びっくりを伴ったしっくり来ない一日だった

1.独り言コラム
 何か技術的な不具合があって、修理が行なわれているといったような報道もあって、北朝鮮のミサイル発射は遅れると伝えられていた。筆者の気持ちの中には、また失敗するのであろうといった少し揶揄するような気持ちがなくはなかった。
 ところが、である。昼前に、車で食事に出かけようとしてラジオを聴いていると、いきなり、ミサイルが発射されたとの報道で、筆者は、大いにびっくりしたのである。韓国を始めとする関心を持っていた各国、関係者は完全に裏を突かれたことになる。どうやら、修理とか予定の枠の一週間延長といった北朝鮮の見事な陽動作戦に、発射に反対をしていた各国は、まさに、完全にしてやられたといった驚きと屈辱の思いだったろう。その後の報道では、ミサイルは軌道に乗ったようで大成功だったという。専門家の論評では、北朝鮮のロケット関連の技術は大きく進歩していると伝えていた。日本でも、迎撃のためにセットされていたPAC3は虚しく空振りに終わり、無駄な経費だけが浪費されたのである。日米の首脳は、国連の安保理事会で制裁を求めた非難決議を行うべく、手続きに入ったというが、もはや後の祭りである。
 日本の犯罪史上、平成の悪女の一人に数えられるであろう、大量殺人の首謀者とみられていた角田美代子容疑者が、留置場で自殺した。まさに「なんたるちあ」である。T-シャツを使っての自殺だということだが、三人部屋でのハプニングで、とにかく、どこかに大きな盲点であったと言えよう。今までにないスケールの大きい大量殺人事件は、彼女の自殺によって大事な本質の解明が難しくなった。とにかく、警察署の留置場での自殺は、明らかに警察サイドの失態であり、悔やまれるが後の祭りである。
 4年前に京都府福知山市で起きた女子高校生、小杉美穂さんを殺害したとして、殺人罪に問われていた中勝美被告の控訴審判決で、大阪高裁は「目撃証言は信用できない」として、一審での無期懲役判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。証拠不十分だという。逮捕後、中容疑者は終始無罪を訴えていたという。今後の検察サイドの対応が注目されているが、最高裁への上告を含めた対応を検討しているという。冤罪を出してはいけないが、この結果は、後の祭りといったことで終わらせるわけにはいかない。
 そんな驚きのニュースが飛び交う中で、年末恒例になった今年の漢字が「金」に決まったという。山中伸弥先生のノーベル賞受賞やロンドンオリンピックでのメダル獲得数が史上最高を更新した活躍などでの「金字塔」という意味だそうだ。筆者には今一つ「ぴたっ」と来ない。これに対し、野田佳彦総理は、消費税増税を決断したことにウエイトを置いた「決」を、ノーベル賞の山中教授は、びっくりの連続で「驚」の字を、自分の選んだ今年の漢字とした挙げたという。筆者は淡々と妻の付添いの日々の毎日という意味で「淡」である。まあ、こんなことは、それぞれ一人一人が自分の人生の区切りということで、ぴったりの漢字を選べばいいと思う。
 因みに、この「金」は2000年にも選ばれた漢字で二度目の採用だ。この時にはシドニーオリンピックでの高橋尚子選手や田村亮子選手の金メダル、金大中、金正日の初めての南北会談などが選ばれた背景になっていた。この行事は、あの神戸大震災の年から始まったイベントだが、ここに来て、少しマンネリ化しつつあると思う。

 2.難病との闘い、昨日の雅子
 このところ、症状は安定している。車いすに座って、短い時間だが、テレビに見入るパターンが常態化しつつある。体調がいい日が続いているのは幸いだ。

3.今朝の一考
 2時50分起床、体重は62.2Kg.今日のお天気は、晴れ時々曇りの予報である。

2188 ちょっと得したいい気分

 時間のアナ埋めに無造作に買った雑誌だったが、なかなか読み応えある素晴らしい企画満載の内容だった。文芸春秋新年特別号である。ちょっとした高揚した気分を久しぶりに味わった一日だった。

1.独り言コラム
 ちょうど読んでいた本を読み終えて空白の時間ができたので、たまたまだったが、昼休みに立ち寄ったスーパーの本屋で、新聞広告で関心をもった文芸春秋新年特別号を購入した。表紙には「創刊90周年記念号」そして「完全保存版」とも付記されている。いくつかの面白い企画が組み込まれていて、読み応えある豊富な内容である。筆者は、昨日のうちに、その中のいくつかの企画に一気に目を通した。今朝は、ちょっとしたハイないい気分で、CPのキーを叩いている。
 メイン企画の「激動の90年、歴史を動かした90人」の中で、これはと思う人が抜けていることに気付いて、「おやっ」と感じ、何故だろうと思った。かつて、サラリーマン時代に、筆者の直属の部下が突然自殺をしたのだが、残されていた遺書の中に、一人の方の名前が抜けているのを発見した時と同じような「おやっ」という気持だった。
 その人の名は、中曽根康弘元総理である。戦後の政治家では、吉田茂、岸信介、池田隼人、佐藤栄作、田中角栄、小泉純一郎の各氏がリストアップされているのだが、見つからなかった。何故だろうと思った一方で、まあ、妥当な選択だろうとの見方をも感じるのだった。
 この中の岸信介さんに関しては、森喜朗元総理が書いておられるが、その内容は、今月の日経の私の履歴書に連載中の森さんが披露された内容と同じで、自分が初めて代議士に立候補した際に、わざわざ石川くんだりまで来てくださった時のエピソードが紹介されていて、ちょっとした熱いものを覚えた。森さんを悪く言う評論家やコメンテーターは多いが、人間的には魅力ある方だと思う。
 さて、その90人の方々の話に戻るが、作家では、松本清張、三島由紀夫、川端康成、司馬遼太郎、谷崎潤一郎、有吉佐和子、江戸川乱歩さんらがノミネートされているが、ノーベル賞作家の大江健三郎さんの名前が見当たらない。
 スポーツでは、力道山、野茂英雄、長嶋茂雄、王貞治、双葉山、川渕三郎、大松博文、三浦知良さんらの名前はあるが、大鵬幸喜さんの名前はない。
 芸能界では、原節子、杉村春子、中村歌右衛門、徳川夢声、吉永小百合、山口百恵、美空ひばり、石原裕次郎、松田優作、勝新太郎、渥美清、ビートたけし、萩本欽一、植木等、桑田圭祐、小沢昭一、それに作詞家の阿久悠さんらの名前がある。しかし、三船敏郎、山本富士子さんらの名前は見当たらない。なお、吉永小百合さんは、別の企画の日本の顔、ベストショットにも選ばれて掲載されている。日本人らしい含羞のある素晴らしいショットだ。
 これらの他に、意外な方の名前があった。それは、安保闘争で亡くなった樺美智子さん、それに拉致事件の被害者家族の横田滋、早紀子夫妻である。痛ましいという点では相通じるものがある。
 また別の企画「文芸春秋90年のベスト9」には、菊池寛、昭和天皇、池島信平、小泉信三、大矢壮一、松本清張、司馬遼太郎、山本七平、立花隆をピックアップして、半藤一利さんが紹介しているコーナーも、その当時の裏話にふれることができて、なかなか面白い。何か、歴史絵巻を見せてもらっている感じである。
 また、新百人一首の企画があって、その中で俵万智さんの『「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ』というのが選ばれていた。なかなかいい作品だと思う。筆者は最近は彼女のファンになっていて、彼女の私生活をつづったと思われる小説「トライアングル」を読んだし、歌では「一枚の膜を隔てて愛し合う君の理性を時に寂しむ」とか「抱き合わず、語り明かせる夜ありて、これもやさしき情事と思う」などは好きな作品だ。
 この記念号では、これらの他にも沢木耕太郎さんのノンフィクション「キャパの十字架」が一挙掲載されているが、まだ目を通していない。
 おなか一杯食べた感じで、買い得したちょっと幸せな気分である。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 前日と同じ症状だった。時々大きな声を発すること、車いすに座った場合に時々画面に視線を送ることなどがパターン化しつつある。今は、健康的に具合がいいゾーンにいるのだろう。ヘアカットしてもらってかわいい顔をしていた。

3.今朝の一考
 3時40分起床、体重は62.2Kg.今日のお天気は、曇り時々雨または雪だとの予報である。

2187 美香さん談義

 活断層の存在が明らかになりつつあり、敦賀原発が廃炉になる可能性が高まっている。原発に関して、歴史的で画期的な判断が出そうな展開に、隣県に住む筆者としては、ほっとしたものを覚えている。
 それはさておき、今朝はそれとはまったく関係のない、今年話題になった何人かの美香さんに関するよもやま話でお茶を濁したい。

1.独り言コラム
 昨日の夕方、病院からの帰りの車の中で、NHKラジオの「関西ラジオワイド」を聞いていたが、その中の「旬な人、時の人」のコーナーに、囲碁の吉田美香八段(41歳)がゲスト出演していた。彼女は大阪出身の棋士で、女流本因坊を4期獲得した実績の持ち主なのだが、このほど通算で勝数が590勝となって、それまでの杉内寿子8段(85歳)が持っていた記録を更新したというのだ。現役になってからの27年間での590勝であり、今も現役の杉内さんの記録とは、スピードが倍ほど違う。今後は1000勝を目指したいと語っていた。また、将棋の世界と違って、囲碁の世界では男子との対等の対局が多くあって、彼女は男子との対局の方が打ち易いと語っていたのが印象に残っている。ますますのご活躍を期待したい。
 美香さんと聞いて、直ぐに連想したのが、女子ゴルファーの宮里美香さんである。筆者が大好きなゴルファーで、今年は念願の米国ツアーでの初優勝をなし遂げて自信を深めた。来シーズンは、メジャー初制覇を目指して大いに羽ばたいて欲しいし、同性の宮里藍さんに負けないように頑張ってもらいたい。なお、来シーズンからは、新たに、有村智恵さんや上原彩子さんも米国ツアーへの参加資格を得たことで、本格参加をするという。上田桃子さんをも加えて、日本女性ゴルファーも、米国ツアーで新しい歴史を作ってもらいたい。楽しみにしている。
 ロンドンオリンピックの柔道の78キ超ロ級で銀メダルを獲得した杉本美香さんの活躍も目立った。兵庫県出身、夙川中学時代に団体戦で全国優勝、大阪市立汎愛高校在学中には、全国高校選手権で優勝するなどジュニア時代から頭角を現していた選手である。筑波大学出身の28歳で、今後は現役を退いてコーチになって後進を育てるという。
 TBSのアナウンサーに堀井美香さん(40歳)がいる。今は、みのもんたの「サタデーズバッと」にアシスタントとして出演しているほか、JNNニュースなども担当している。法政大学出身の落ち着いた感じのいいアラフォー代表のアナウンサーだ。
 8月末だった。悲劇の美香さんの話題が列島を駆け抜けた。シリアで取材中に銃弾に打たれての痛ましい衝撃死のニュースが多くの国民の悲しみを誘った。ジャーナリストの山本美香さん(41歳)の突然の死であった。それまでは、全く名前を存知上げなかった方だったが、美香さんという名前に、何とも言えない親しみを覚えたのだった。いろんな生き方があるが、危険を承知での命を懸けた仕事に徹するという生き方には頭が下がる。ご冥福をお祈りしたい。
 美香さんの有名人としては、ほかにも叶姉妹の叶美香さん(45歳)やグラビアアイドルの金田美香さん(28歳)、フリーアナウンサーの杉崎美香さん(34歳)同じく安田美香さん(36歳)などの名前がインターネットからは拾えるが、筆者はよく知らない方たちである。
 政治家に美香さんがいないかと調べてみると、地方議員に何人かいらっしゃるようだ。中でも、仙台の市議会のやしろ美香さんがちょっと美人で有名だそうだ。ところで、今回の衆議院の立候補者の中にいなかと調べてみると、北海道8区に未来党から北出みかさんが立候補しているが、漢字が違っていて、美香さんではなく、美翔さんである。余談だが、美香さんではなく、あの静香(亀井)御大はご健在のようだ。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も症状は安定していた。車椅子に座ってのテレビ画面に目を遣るパターンが常態化しつつある。ベッドでの寝たきりの姿勢を、少しでも変えてあげようとの狙いでの車いす乗車だが、望外の効果にほっとしたものを感じている。

3.今朝の一考
 3時半起床、体重は61.7Kg.今日のお天気は、寒さは相変わらずで、曇り時々晴れだという。

2186 説得&使いこなす

 対象をうまく使いこなすには、その対象者に対し趣旨などの十分な説明、説得は欠かせない。熱意ある説明、説得は思わぬ結果を導き出すこともある。

1.独り言コラム
 大リーグ入りを強く希望していた花巻東高校の160キロ投手、大谷翔平さんが、一転して日本ハム入りを決断した。11月2日のドラフト会議で指名されて38日目での意外な決着だった。その間、6度に渡る栗山英樹監督らの真摯な説得力、日本ハム球団の熱意あるラブコールがあった。交渉を終えた栗山監督が「嬉しいというよりも責任の重さを感じている」と語っている辺りに、今後、大谷投手を如何に育てて使いこなしてゆくかの、同氏の熱い思いがにじみ出ている。
 思えば、あのドラフト会議で、日本ハムが同氏を1位指名した際には、無謀な強行指名だといぶかる関係者、ファンも多かったと思うが、人間の熱意は岩をも通すであって、大谷投手の心を動かしたのだ。お見事な日本ハム首脳陣の説得対応だった。
 今回の思わぬ結果に、何事も初めから諦めずにやってみるものだという思いを多くの人に与えただろう。その一方で、その説得に応じた大谷投手の柔軟性も素晴らしい対応だったと思う。松井秀樹選手や松坂大輔選手の扱いでも明らかなように、大リーグは極端な使い捨ての世界である。日本の球団のように育てようとする考え方はそれほど窺えない。それだけに、スタートを日本にしたことは、本人にとって良い選択だったと思っている。
 オスプレイの沖縄配置に際して、日本では大ブーイングが起きたわけだが、これにはもっと詳しい大事な説明が先行すべきだったと思っている。不幸なことに、直近でのいくつかのオスプレイ墜落事故が起きたことで、そのことだけが大きく報道されてしまい、聞く耳持たない形での反対運動となった。地元民への説得不足だとことは確かである。
 ところで、今使われている輸送機は、もう古くて交換の時期に入っており、折からの尖閣を守るという重要な役割からも、飛行継続距離が600キロあるオスプレイは格好の輸送機で、これを沖縄に配置して、うまく使いこなすことで、中国への格好な脅威を与えることになるという。従って、このオスプレイの配備は、日本にとっては大事な防衛上の施策なのだ。そのことの国民への説明、説得が足りなさすぎる。
 いよいよこの週末が、大事な衆議院選挙の投開票日である。各党も最後の追い上げに入っており、いかに国民を説得して票に結び付けるかの最後の勝負にかけている。議論の中では、役人をいかに使いこなすかが、争点の一つの焦点になっている。この話には、使いこなされる役人の方々も苦笑していることだろう。
 そんな中で、既に自民党へ回帰するブランコ現象の大きな流れが起きており、これに立ち向かって戦う訳だから、自民党以外の政党にとっては容易でない苦しい戦いになっていると思われる。そんな中で、維新の会は何処まで迫れるか、に注目している。
 なお、今回の選挙で、嘉田由紀子滋賀県知事が小沢一郎氏の小細工に乗せられて、新党の日本未来の党を立ち上げた。しかし、この決断は、嘉田さんにとって、明らかに間違った選択だったと思う。選挙に強いとされる小沢氏の老練な説得力に乗せられてしまった嘉田さんへの失望は小さくない。小沢氏を使いこなすとさえ言ってみたり、自分がリーダーシップを取ると言って、一所懸命頑張ってはおられるが、なんだか空回りの毎日のように思われる。嘉田ファンとしては、今回は負け戦になってしまったが、諦めずに、次回以降に期待したい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も症状は安定していた。午後の車椅子に座わらせてテレビを見せていた。好きだった「たかじんのそこまで言って委員会」には、暫くじっと見入っている様子がうかがわれ、ほっとしたものを覚えた。雅子の症状が、なんだか、少し良くなっているような感じさえする。気のせいかもしれないし、そういう体調のいいゾーンにいるのかもしれない。

3.今朝の一考
 3時起床、体重は61.1Kg.今日のお天気は、曇り&雪の予報である。
付記、6時半現在は、雪は降っていない、路上にその跡が残っている。

2185 それはそれ、これはこれ

 日本の弱腰外交が目立つ。どうして、日本はもっと堂々とした外交が行えないのか。腹立たしくさえ思う今日この頃だ。

1.独り言コラム
 北朝鮮のミサイル発射の動きに反対して、開催が決まっていた日朝会談を中止した。これは間違った判断だったと思う。拉致被害者家族にとっては、いい加減にしてほしいといった気持ちだろう。せっかく、拉致問題について、具体的な話し合いの再開が期待されていただけに、そのチャンスを自らが潰してしまったのだ。ミサイル実験への反対は当然なことで、世界がそれに声を上げている。ここで、日本が日朝会談まで中止して反対したところで情勢が変わるわけではない。ここは、そのミサイル発射反対には大きな声で反対を唱え、会談は会談で並行して進めるべきであった。そして、その会談の中で、堂々と反対を論ずればいいのだ。それはそれ、これはこれ、で対応すべきだったと思っている。
 このミサイル発射に関して、藤村修官房長官が珍しく失言をした。軽率に、「発射するなら早くやってくれればいい」と言った。本人の個人的な気持ちを吐露してしまったのだ。これは、やはりまずかった。本人の気持ちとその立場をうっかりした話は、それはそれ、これはこれ、という訳にはいかない。
皮肉なことに、そのミサイル発射が遅れそうだという情報が入って来ている。藤村官房長官は、残念ながら、帰れそうにない。
 少し前の話に遡るが、日米共同の軍事演習が行われることになっていたのを、中国の顔色を見て中止した話があった。さすがに、アメリカもこれには怒りをあらわにしていた。それというのも、中国を威圧するための訓練であるのに、それを止めるというのは主客転倒も甚だしい話で、日本政府の考え方は納得できないというのだ。まさに、その通りで、このことも、それはそれ、これはこれの話である。
 竹島を韓国が実効支配する中で、今年の夏に李明博大統領自らが竹島に乗り込んだことに対し、日本は国際司法裁判所に提訴するとして準備を進めて来ていたが、それを取り止めたという。最近の韓国の対日姿勢が和らぐ方向にあるからだという。まったくもって遺憾な判断だ。提訴は提訴で停止すべきでなく、しっかりとやった上で、日韓外交は進めるべきだ。提訴したという実績作りが大事なのに、どうして、取り止めてしまったのか。これも、これはこれ、それはそれ、の典型的な事例である。
 日本外交はあまりにも、よその国の顔色をうかがうばかりの弱腰外交なのが戴けない。そういう面では石原慎太郎日本維新の会代表の姿勢は心強い一面があるが、強すぎることには不安がある。この種の場合、程度をわきまえることも大事である。
 ところで、それらの怒りは怒りで変わらないが、ソチで行われていたフィギュアスケートのグランプリファイナルで、浅田真央さんが4シーズンぶり3度目の優勝を果たした。長かった不振にピリオドを打ったようでお目出度いことである。男子は高橋大輔さんが、初優勝を果たした、朗報は朗報だ。
 お目出度いと言えば、今日は雅子さんの49歳の誕生日だ。それはそれでお目出度いが、ご病気の方はいかがなのだろうか。彼女も長い闘いの中にあってご苦労が多そうでお気の毒である。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も症状は安定していた。午後には久しぶりに長男が見舞いに顔を出してくれたのだが、さすがに、時々目を開けて挨拶してくれていた。

3.今朝の一考
 3時40分起床、体重は61.4Kg.今日のお天気は、曇り一時々晴れで寒さは厳しい予報である。

2184 赤 vs 青

 世の中では、便宜的に、カテゴリー別に色で区別、識別していることは多い。そんな代表事例の一つが、男女を紅白で分けて楽しむNHK紅白歌合戦だ。もう60年以上も続いている年末恒例の長寿番組である。
また、裁判で決着をつけるという意味で「黒白」をつけるといった表現も我々が多用する表現だ。今朝は、ひょんなきっかけから、赤と青の対比で楽しんでみたいと思う。

1.独り言コラム
 そのきっかけとは、数日前に見たテレビのトーク番組で、ボクシングでは、赤コーナーがチャンピオンのコーナーで、青コーナーが挑戦者のコーナーだということを初めて知った。そんなことも知らなかったの?と笑われそうだが、致し方ない。この場合は、挑戦者側から見れば、赤コーナーが見える訳で、その赤で闘志を燃やすという効果に繋がっているのであり、チャンピオン側から見れば、青コーナーが見えて、クールに落ち着きを覚える効果に連動しているとの説明に、なるほど、と思ったのである。
 そういえば、大相撲には、赤房、青房、白房、黒房がある。それぞれの色が四季と四神獣を表しているのだという。因みに、赤房が春で正面の東で青龍神を、青房が夏で、向正面の東で朱雀神を表しているというのだ。昔は、房の代わりに柱が使われていてたが、観客から、柱が影になって見難いということでつり天井に変わった経緯は承知していたが、色にそんな意味があるとこは知らなかった。
 今朝は、そういうことで、同じ土俵にあると思われる赤と青の代表例を思いつくままピックアップしてみた。余計なことだが、それぞれについて、筆者の好みを披露してみた。
  大相撲   朝青龍VS朝赤龍、いずれもモンゴル出身だが、強い朝青龍が好き、
  箱根駅伝  赤色の襷が中央大 VS ブルーが神奈川大、山梨学院大  最多出場を誇る中央大が好き。
  野球    青田昇(巨人)VS赤星憲広(阪神) よく知っている赤星さんがいい。 
        レッドソックス VS ブルージェイズ、日本人選手の多いレッドソックス
  キャスター 赤江珠緒(TBS) VS 青山祐子(NHK) 筆者は赤江さんの隠れファンである
  童話    赤い鳥(鈴木三重吉)VS 青い鳥(メーテルリンク) 内容を忘れてしまった。
  童謡    赤い靴 VS 青い目の人形 どちらも好きな歌である。
  歌謡曲   真っ赤な太陽(美空ひばり)VS青い珊瑚礁(松田聖子) 両方ともこの歌は好きだ。
        赤い風船(浅田美代子)VS青い山脈(藤山一郎) 浅田さんの天然ボケがいい。 
  東京の街  赤坂 VS 青山 よく飲みに通った赤坂が好きだった
  日本の都市 赤穂市 VS 青森市 もう一度青森には行ってみたい
  人生    赤ちゃん VS 青年 かわいいのは赤ちゃん

これを書いていて思い出したのだが、私の好きな歌に、島倉千代子さんのデビュー曲の「この世の花」がある。その出だしが、「赤く咲く花、青い花」である。今でも時々口ずさむ。とにかく、この世には、様々な色の花があるのだ。
 今朝は、こんなくだらない話題で、このスペースを使ってしまったが、たまにはこんな日もあっていいだろう。
最後に、我々の日常生活でとても大事な赤と青がある。それは信号である。この場合は両方あって初めて成り立つ仕組みだ。ここから、例によって大飛躍するが、両方あって成り立つということでは、政治も同じで、一党独裁じゃなくて、健全な与党と野党が存在することが大事であろう。来る16日の総選挙で、そのような意味でのしかるべき国民の審判が出ることを期待したい。今の日本にとって、将来とも青信号であってもらいたい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も症状は安定していた。お昼を挟んで数時間、筆者が所要で病院を離れていたが、幸い大きなトラブルもなかったようだ。病院に戻った時がちょうど入浴サービスから戻ったタイミングで、なかなか賢こそうで、魅力的ないい顔をしていた。

3.今朝の一考
 4時起床、体重は61.7Kg.今日のお天気は、曇り一時雨で寒さは厳しい予報である。

2183 冬あらし

 昨日の東北、北海道などの裏日本は、凄い冬あらしに見舞われたようで、列車が止まるなど交通網は大混乱で、大変な影響が出たようだ。

1.独り言コラム
 総選挙公示日直後の選挙情勢の調査結果が昨日の新聞各紙に発表された。それによると自民党の勢いが圧倒的に強く、過半数を超す勢いだという。どうやら、安倍総理カムバックの可能性がきわめて高くなっていると言えそうだ。それに対し民主党は100を切る可能性もあるという凋落が懸念されている。相変わらず、このところの日本の民意は、選挙の度に調整作用が働き、行ったり来たりのブランコ現象が起きていると言える。
 注目された第3極の動きでは、石原慎太郎代表、橋下徹代表代行の二枚看板の日本維新の会が、そこそこ頑張っているものの、もう一方の日本未来の党は、予想外に振るっておらず、予想当選者数が10人をわずかに超す程度の大苦戦ぶりである。嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は、この結果に相当がっかりの様子だったらしい。
 しかし、まだ10日近くあり、支持政党を決めていない人も多くいて、情勢の変化はあると思われるが、今の流れに勢いを変えるには、余程のことがない限り、難しそうだ。筆者は、この欄(2174ご参照)で、既に書いているが、やはり、嘉田知事の採った今回の対応は間違っていたと思っている。何よりも、あのダーティなイメージの濃い小沢一郎氏と組んだことは、最悪の選択だった。選挙に強いと言われている小沢氏の戦略にうまく乗せられてしまったのである。そういうタイプの方でないと思っていただけに、きわめて残念である。将来、国会に送り出すべき大事な人材だっただけに、ここで大きな汚点をつけてしまったのは、如何にも残念である。
 ところで、滋賀県にはもう一人の期待の女性政治家がいる。日本で最年少の女性市長として脚光を浴びている越直美大津市長である。同市長は、嘉田知事を尊敬していた一人だが、さすがに、嘉田知事が日本未来の党の代表になったことには、厳しい見方を披露していた。筆者と同様に小沢氏と組んだこと、予算の裏付けのない子ども手当の公約などを厳しく批判している。地元の滋賀県議会からも、二股の活動に批判が続出で、その運営にも四苦八苦しそうな情勢である。その結果、肝心の地元の滋賀県には候補者が立てられないという情けない結果である。
 まあ、今の自民党復活の勢いは、冬あらしとも呼ぶべきような勢いがある。その凄さの前には、嘉田旋風を期待した小沢作戦は、見事な失敗で吹っ飛んでしまっている。彼女は「どう、落とし前をつける」のだろうか。
 なお、その前回のコラムでは、あの薬害肝炎の被害者である福田衣里子さんの動きを、小沢一郎氏の陽動作戦に使われたと書いた。つまり、小沢氏が民主党を離脱して「国民の生活が第一」作った際に、彼女がその新党に移らず、戦略的にみどりの党に移ったことに、小沢氏の深謀遠慮があると指摘した。しかい、それは、どうやら、それは間違いで、単に小沢氏の考え方についていけなかっただけの様だったと思われる。未来の党の今回の比例代表の名簿の順位付けで、彼女は近畿ブロックの最下位にランクされた結果を見ての筆者の見方である。張本人である福田さんの心中は、冬あらしもいいところではなかろうか。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も症状は安定していた。午後の車いすでの散歩時に、テレビ画面に、ちらっと視線を送るのも前日と同様だった。この日は体重測定日で、栄養剤の増量以降、4か月連続で体重は増加、この4か月で3.5Kgアップで39Kg台に乗った。
3.今朝の一考
 4時50分起床、体重は62.0Kg.今日のお天気は、寒さは厳しいが、晴れのち曇りのお天気で夜には雨の下り坂の様だ。

2182 勿体ない才能の喪失

 人間は、誰でも早晩死ぬのだが、早すぎる死には気の毒といった感情的な気持ちの他に、勿体ないといった悔しい気持ちを伴うことが多い。それまでに積み重ねられたその方の数多の才能、優れた技術の伝授が、後継者たちに十分に行われない喪失といった形で終わるからである。

1.独り言コラム
 昨日未明に、歌舞伎役者の十八代目の中村勘三郎さんが亡くなられた。まだ57歳という若さでの死亡に、歌舞伎界、芸能界は大きな衝撃を受けている。3歳の時に初舞台に立ち、それ以来、営々として磨き、積み重ねられてきた芸のすべてが、一気に喪失してしまったのである。惜しい。悔しいでは収まらない無念さがある。あとは、二人の息子さんである勘九郎さんと七之助さんが受け継いだDNAと今後の努力、研鑽に期待するしかないだろう。
 筆者は歌舞伎の世界には全く疎い。勘三郎さんの事もよくは知らないのだが、たまたま今朝見ていたニュース番組で、NTV系列のニュースゼロのキャスターの村尾信尚さんのかつてのインタビューの一部を紹介していた。同氏は、これといった座右の銘はないとしながらも、好きな言葉は何かと聞かれて「事を敬して信あり」という中国の言葉を紹介していた。これは、何事も一所懸命やれば、ちゃんとした支持が得られるという意味だそうだ。この言葉に同氏の人柄が出ていたのではと思い、なるほどと思った次第です。ご冥福をお祈りしたいと思います。
 ところで、今回の勘三郎さんの場合もそうなのだが、この種の才能ある方が亡くなられる場合、筆者はいつも思うことがある。それは、その方の遺体から、死によって喪失される才能やテクノロジーが、DVDのようなパッケージに取り出せて、それが後継者に引き渡すようなことが可能になれば、どんなに凄いことではないかということである。そうなれば、引き継いだ方の努力の時間がショートカットされて、その分の時間が有効に使われることになり、文化、文明の発展速度が大きく加速されるはずだからである。
 今から42年前の昔の話だが、三島由紀夫さんが市ヶ谷の自衛隊において割腹自殺をされた。その時、切り落とされた同氏の首から上の生々しい頭部を見て、あの頭に残された頭脳、才能、脳みそをそのまま捨ててしまうのが惜しいと思った。同氏がその多くの作品で駆使している絢爛たる日本語が、ふんだんに詰め込まれている頭脳が、そのまま喪失してしまうことに強い未練を覚えたことがあった。この考え方は、まさしく、大人の漫画かもしれない。しかし、漫画も未来を先取りすることがあるので、ひそかに期待している一人である。
 亡くなったわけではないが、その道からの引退も、広い意味で、才能、テクノロジーの喪失という範疇に入るだろう。今のサッカーの興隆の立役者の一人であるゴン中山、こと中山雅史さんが、一昨日現役引退を表明された。未練がいっぱいの会見だったが、体力がついていけないとの判断に至ったのだという。こういうケースは、次の時代を担う若者を指導するということで、その才能や技術の伝授が可能であり、救いはある。
 ところで、総選挙に向けて各党の戦いは激しさを増しているが、事前の調査では、どうやら自民党政権が復活しそうである、しかし、この場合の民主党政権の喪失となっても、消費税を上げる仕組みを作ったこと以外には、政治手法や理念などの頭脳部分に相当する喪失は何もない。むしろ、早く交代することが大歓迎されるようである。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も症状は安定していた。午後は前日と同様に車いすに座ってテレビを見せてあげたが、短い時間だったが、ちらっと画面を見ていたようだった。

3.今朝の一考
 2時半起床、体重は61.9Kg.今日のお天気は晴れのち曇りのようだ。

2181 九死に一生

 とても助からないような気の毒な事故の中でも、九死に一生を得たような奇跡的な生存、生還事例が存在する。運命の微妙さに、何とも言えない感動を覚える。

1.独り言コラム
 一昨日、中央高速道、笹子トンネル内で起きた事故では、気の毒にも9人もの犠牲者が出た。天井板が散乱する惨状を見る限り、亡くなっていてもおかしくないと思われた被害者が、奇跡的に危うく助かったり、助けられたとの朗報が2件もあった。
 一つは、NHKの記者の後藤善男さんご夫婦で、天井板が落下してくる中を、必死でアクセルを踏んで、その落下物の隙間をすり抜けて走り切り、奇跡的に助かったという。その大殊勲を果たした車を見る限り、フロント部分だけでなく、左側が特にひどく、それに後部も凄い傷を受けていて、よくぞ無事で逃げ切れたものだと驚きの感動を覚えた。まさに九死に一生を得られた奇跡のご夫婦である。助手席におられた奥さんは運転席の方に寄り掛かる姿勢になっていたそうだ。このニュースは、もちろんNHKの独占スクープ(クローズアップ現代)だった。
 もう一人は、6人の仲間でマイクロバスで小旅行を楽しんでいた方々の中のお一人だ。バスは、天井板で潰されて5人の方が死亡されたが、一人の女性が奇跡的にバスから外に抜け出た形で助かったのである。ご本人は、何がどうなったか分からないままに、無意識の中で奇跡に巡り合ったようである。これまた九死に一生を得た実に強い運命の持ち主の方と言えよう。仲間の方が全員亡くなっておられるだけに、心底喜べないだろう。
 奇跡的に助かったお二人(奥様を加えて三人)には、おめでとうとさえ、申し上げたい心境である。何かが、少しでもずれていたり、狂っていたら、命はどうなっていたかは分からなかった大きな事故だった。これからの人生に幸多かれとお祈りしたい心境だ。
 ところで、奇跡的に助けられた事故の事例は、枚挙に暇がないが、、一昨日のこの欄(2179ご参照)で取り上げた新潟地震で、トンネル手前の瓦礫の中から助けられた赤ちゃんの事例の他にも、1985年に起きた日航ジャンボの墜落事故で、レスキュー隊に助けられた当時12歳だった川上慶子さんのセンセーショナルなシーンが思い出される。ヘリコブターによる救出のこのシーンは、大変な感動的なシーンで、多くの視聴者に感動を与えた。とにかく520人もの多くの犠牲者が出た大事故の中で、九死に一生を得た4人の中の一人であった。この川上さんは、学校を出た後、看護師をなされていたが、今は結婚されて幸せな家庭を築いておられるという。嬉しいお話だ。
 他にも、集中豪雨で中州に取り残された人たちが、レスキュー隊によって救出された事故の事例は幾度もあったが、中でも、1999年神奈川県足柄上郡山北町の玄倉川の中州で起きた事故は特に印象が深い。バーベキューを楽しんでいた十数人が中州に取り残され、もう駄目だと考えたその中の一人の方が、自分が抱いていた赤ちゃんを対岸に向かって放り投げて、その中州の絶体絶命の窮状から救出された事例があった。投げたお母さんは気の毒にも亡くなられたが、その勇気は立派に生きて、赤ちゃんは九死に一生を得た。これまた感動を呼んだ恐ろしい事故だった。その赤ちゃんは、今、どうしておられるのであろうか?
 さて、いつも通り、ここから話が少し飛躍するが、今のギリシャの財政の窮状は、ヨーロッパ全体の危機に連動している。ギリシャが九死に一生を得るための資金援助が続けられているが、果たして生き延びられるのか、不安が尽きない。
 昨日は総選挙の公示日で、本格的な選挙戦が始まったが、戦後最大の苦境に見舞われている日本国だけに、何としても復活する日本の足掛かりを築いてもらいたい。しかし、多くの政党の乱立が目立っているだけで、これはという政党が見つからないのが不安である。自民党が復活することになろうが、日本国が九死に一生を得た形に持って行けるのだろうか。そういう意味では日本の復活をかけた大変な選挙である。しかし、先行きは依然として不透明で、大いに不安である。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も症状は安定していた。午前中は所要で雅子の傍を離れて外出していたが、午後には神経内科の担当医師の月一度の回診を受けた。数か月前からお薬の調整を行ってもらっているが、それが、安定化の効果に繋がっているとも考えられる
 一方、一か月ほど前(11月9日)に行われた脳波の検査の結果についてコメントを頂戴した。それによると。ふるえによるノイズが多くて、画像からははっきりしたことは分からなかったが、てんかんなどの脳障害はないという。ほっと一息である。

3.今朝の一考
 3時40分起床、体重は61.9Kg.今日のお天気は晴れ時々曇りの予報。

2180 立候補者数は1492人?

 何事にも、始まりには新しい期待がある。一方で、事の終わりは、新たな始まりを告げてくれる。そういう意味では、我々は常に期待を追い求めながら人生を送っていると言えよう。

1.独り言コラム
 今日は第46回衆議院選挙の公示日である。いよいよ本格的な選挙戦の始まりである。東京では、石原慎太郎氏が新党を立ち上げて、衆議院議員に鞍替え出馬するために、その後任の都知事選挙とのダブル選挙となっている。大事な選挙一色の師走の慌ただしい日の始まりだ。
 振り返ってみれば、前々回の7年前の選挙は、小泉政権によるあの熱っぽい郵政選挙だった。前回が、3年前の麻生自民党内閣の消滅を伴う政権交代の選挙だった。そして、今回は野田政権が3党合意で口走った発言で追い込まれての「近いうち」選挙である。小泉郵政選挙では、小泉チルドレンが、政権交代選挙では、小沢ガールズが誕生、多くの政治音痴の役立たない議員が誕生して話題になった。今回はどんな新しい結果を生むのであろうか。
 今回の選挙の特徴の一つは、直前になって、第3極を目指す政党の誕生が注目を集めている。石原慎太郎都知事、橋下徹大阪市長、それに嘉田由紀子滋賀県知事といった、地方政治のトップが国政に思い切った矢を放たんとしているところに特徴がある。人気役者の登板とあって、それに伴う議員の離合集散が起きたし、それとも関連して、政党要件を満たす政党数が12党という多くの政党の乱立で、締まりのない選挙の一面もある。
 昨夕のNHKニュースでは、同局の事前の調査で、小選挙区、比例区での重複立候補を除く立候補者数は、1492人に上るという。注目の現職総理の野田佳彦総理は比例区の立候補者名簿にも名を連ねる重複立候補者のようだ。かつて、森喜朗総理の例があるというが、それほど不安が強いからなのだろうが、弱気も甚だしく、びっくりである。
 因みに、単なる偶然の数字の一致に過ぎないが、立候補者数の1492という数字は、コロンブスのアメリカ大陸発見の年を連想させるし、その一方で、阪神の金本憲明選手が作った、レギュラーシーズン、フルイニングス連続出場の輝かしい世界記録の試合数でもある。それだけに、この選挙の結果において、輝かしい何かの誕生を期待をしたいのだが、どうだろうか。
 ところで、昨日、今年の流行語年間大賞が、「ワイルドだろう」に決まった。正直な話、筆者は初めて耳にした言葉である。筆者が選ぶなら、山中教授の「iPS細胞」、若しくは、野田総理が口走った「近いうち」を選んだと思う。審査委員の選択基準がずれているのではと思ってしまう。
何事も選択基準は大事である。少なくとも、今回の選挙では、戦後最大の危機に直面している日本の将来を考えて、有権者の真面目な選択が行われることを期待している。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 症状は安定していた。このも、室外にはほとんど出なかったが、体位を変えてあげるために、車いすの上で1時間半ほど過ごした。この間、暫くテレビ画面に視線を送っていたようだ。楽しんでくれているのだと嬉しいのだが。多分、体調が良かったのだろう。

3.今朝の一考
 3時起床、体重は62.1Kg.今日のお天気は雨のち曇りから晴れの快方に向かうという予報。

2179 運命のいたずら

 突然、大変な事故に遭うという気の毒な人生もあれば、望外の嬉しい快挙を達成するという嬉しい人生もある。努力とは無縁な不運な運命は、神のいたずらと言って片づけるには痛まし過ぎる。

1.独り言コラム
 高速道路の天井が崩落するという今までにない大きな事故があって、またしても、気の毒な犠牲者が出た。中央高速道の笹子トンネル内で、110メートルに渡って天井に取り付けてあったコンクリート製のパネルが崩落したという。たまたまその時、そこを走っていた何台かの車が押しつぶされるなどで、痛ましい事故に巻き込まれた。今までに9人の死者が確認されているという。このトンネルは37年前に開通したもので、老朽化による事故との見方もあるようだ。
 トンネルの崩落事故では16年前の北海道で起きた豊浜トンネルの事故が思い出される。その時には20人の死者が出た。翌年にも同じ北海道の第二白糸トンネルで崩落事故が起きたが、この時は、不幸中の幸いで死者は出なかった。
 この種の事故に遭うというのは、確率的に考えれば、3次元空間で、その時間にそこにいたという4次元の世界での衝突事故であるだけに、極めて低い確率であるはずだ。よく通る道であっても、少しでも時間がずれていれば大丈夫なのだが、それでも、その時にそこを通りかかった方がいたという事実に、全くお気の毒としか言えない。あの新潟地震の際に、トンネルの入り口で、母親と1歳ぐらいの子供が崖崩れにあって埋もれてしまった事故を思い出す。あの場合も、僅かでも時間がずれていればとの無念さが強かった。不幸中の幸いで、お母さんは亡くなったが、その赤ちゃんは助けられたシーンが生中継され、すごくドラマティックだったのを記憶している。あの赤ちゃんは、今はどうしているのだろうか。
 そんな大変気の毒な事故のあった日だが、ゴルフの世界では、男女ともに素晴らしいドラマがあった。男子は最終戦のメジャーツアのゴルフ日本シリーズで、藤田寛之選手が、史上初の3連覇を成し遂げ、初の賞金王に輝いた。青木功選手でも2連覇しかできなかったこのツアーでの大記録を打ちたてた。いずれにしても、韓国勢に優勝を持っていかれなくてよかったと思う。
 一方の女子では、来季のアメリカツアーに参戦をかけての5日間にわたる最終予選が行われた。最終日の今朝になって、すごい追い上げで首位争いをしていた上原彩子選手だったが、結局は惜しくも単独3位(-12)、有村千恵さんが5位タイ(-8)の好成績で難関を堂々と突破し、来年からの全試合に出場する権利を獲得した。二人にとっては、感無量の戦いだったろう。良き運命の軌跡に乗っての快挙で、来年の活躍を期待したい。なお、これで、宮里藍、宮里美香、上田桃子の3選手と合わせて、日本から5人の選手が世界の戦いに参加することになる。日本人のファンにとっては、楽しみが増えたのである。
 さて、話題は大きく変わるが、政界では、3年前に長く政権を担当してきた自民党のむさくるしい天井が崩落して政権交代となった。しかし、引き継いだ民主党は、一年ごとに総理が入れ替わるという頼りない政権で、3代続いた政権が崩落した形で、遂に解散、総選挙となった。今度の選挙で、日本国の崩落を食い止める結果になるのだろうか。先の見え難い日本の将来である。運命のいたすらなんて言葉で国民を苦しめないで欲しい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 症状は安定していた。今日は、久しぶりに体位を変えてあげるために、車いすの上で1時間ほど過ごした。ノロウィールスが流行っているようで、室外に出る散歩は控えたのである。

3.今朝の一考
 3時半起床、体重は62.2Kg.今日のお天気は晴れのち曇りで下り坂のお天気のようだ。なお、11月度の筆者の平均体重は、61.3Kgで、3か月連続で減少中だ。筆者にはちょうどいい体重だと思う。

2178 見劣り

 せめて世間並といった感覚は、日日の我々の生活で、誰もが抱く気持ちである。国家としての立場も同様であり、何事においても、見劣りしない強い日本であって欲しいと思う。

1.独り言コラム
 今週に入ってからの週末のテレビ各局の討論番組は、ほとんどが選挙関連の番組である。立候補に名乗りを上げている党数が多いので、報道するテレビ各局も、その放送基準に則した公平な扱いに苦慮しているようだ、そんな中で、急きょ表舞台に顔を出すことになった日本未来の党の代表である嘉田由紀子滋賀県知事は、八面六臂の活躍で、その対応は他党の代表に比べて、決して見劣りしていないと思う。
 彼女は京大農学部出身で農学博士であり、環境社会学者、文化人類学者である。しかし、このところの彼女の対応を見ていると、政治家としての素質もしかるべく持ち合わせておられるようだ。しかし、今回の代表になったことで、滋賀県議会からは、二足のわらじは困るとの強い反発を受けていて、彼女の今後の対応が注目される。なお、彼女の座右の銘は「まっすぐに、しなやかに」だそうだ。
 北朝鮮が、また長距離ミサイルの打ち上げ実験を今月の10日から22日の間に行うと発表した。人工衛星の打ち上げと称している辺りは、前回の4月に行った実験と同様だ。前回は、珍しく海外の報道陣を招いて行ったが、見事な失敗劇に終わって、大恥をかいた形となった。この辺りの技術力では、先進諸外国に比べて、まだまだ見劣りしていると言えるのではなかろうか。色々と手直ししたはずだと思うが、果たして今回はどんな結果になるのだろうか。興味津津である。
 瀕死の重傷を負った状況に追い込まれているシャープだが、生き残りを賭けた革新的な技術を持っているという。それがIGZO技術と呼ばれるもので、今までの半導体ではできなかった画期的なテクノロジーを持っているという。
 ソニー、パナソニックらとともに絶不調組の企業で、その立ち直りが危ぶまれている。そんな中で。何処にも見劣りしない技術を持っていると自負しているそのIGZO技術で、シャープの生命線になっている。IGZOとはインジューム、ガリューム、亜鉛、酸素の頭文字であり、それらの元素から作られているというのだ。今までの20~50倍の速度で電子移動するところに特徴がある、消費電力を極端に少なくする技術をも兼ね備えているようだ。
 一方、今朝のニュース速報では、シャープは、交渉中だった台湾の鴻海精密工業との交渉で、最終的に550億円で海外3か国のテレビ組み立て工場の売却交渉が大筋合意したという。これが、事実とすれば、シャープとしては一息つくことになるのだが、どうなのだろうか。技術の点では見劣りしない素晴らしいものを有するシャープだが、交渉力などの経営の面では今一つの見劣りがありそうだ。頑張って欲しい。
 因みに、今、日本が世界に見劣りしない代表分野を挙げれば、iPS細胞、IGZOなどの科学テクノロジー分野、GDP500兆に支えられた国民の今の生活レベル、それに、男女のサッカ―やフィギュアスケートどの頑張っているスポーツなどが挙げられよう。逆に、政治、経済など国家の基盤面での弱体な体質、人口減少を呼び込んでいる低迷した出生率、それに相撲や柔道といった国技的なスポーツの沈滞などでは、大いに見劣りしている実態にある。
 いずれにしても、見劣りしている分野の底上げ、回復に、国家はきちんとした強いかじ取りに徹してもらいたい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 症状は安定していた。院内にノロウィールスが流行っているようで、院内散歩は取りやめてベッドで一日を過ごした。

3.今朝の一考
 3時起床、体重は62.0Kg.今日のお天気は晴れたり曇ったりの一日の様だ。しかし、筆者はテレビ画面のデータ放送を見ているのだが、この天気予報は外れることがあまりにも多い。どうしてなんだろう。きちんとアップデイトしていないのではなかろうか。中途半端な予報なら放映しない方が良いと思う。

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