プロフィール

相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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2541 寄らば大樹の陰

 中国が仕掛けた防空識別圏を巡って、日米と中国との間で始まっている対応の駆け引きが注目されている。今朝は、この話題からスタートし、再びこの話題に戻る、話題のしりとりに挑戦してみた。

1.独り言コラム
 中国が設定した防空識別圏に関して、自衛隊・米軍機が、その圏内飛行を敢行したのに対し、中国は、外務省の発表ではスクランブルをかけたという。今のところ、微妙な駆け引きが展開されている。不測の事態が起きないことを願いながら、日米の強気の対応に期待している筆者である。
 強気の対応ということでは、特別秘密保護法案に対する政府の対応だ。衆議院の特別委員会を強行採決で突破し、数の力で衆議院を通過させた。既に参議院での議論が始まっているが、一番大事な「何を秘密扱いにするか」という最も大事な事案が曖昧であって、噛み合わない議論となっている。担当の森雅子大臣も答弁がぶれて四苦八苦の様だ。今の猪瀬直樹都知事と同様で、見ていて気の毒な気がして仕方がない。自民党は、それでも12月6日の会期末までに、このまま強引に押し切ってしまうのだろうか。
 強引ではないが、見事に押し切ったのが、将棋の竜王位に復帰した森内名人である。一昨日から行われていた竜王戦第5局でも、好調の森内名人が逆転勝ちを納め、このシリーズを4勝1敗で押し切り、渡辺竜王の10連覇を阻止して、二度目の竜王位に復帰し、名人位と合わせて2冠となった。
 この第5局は、第一日で深く森内陣内に打って出た渡辺竜王が、そのまま勝ち切るのではと筆者は見ていた。昨日のこの欄で、筆者は渡辺竜王の勝ちと見て、もう1局行われるだろうと書いたのは、筆者のつたない読み違いだった。苦しそうに見えた森内名人だったが、その後の巧みな応戦で、渡辺竜王の強気の攻めを交わして逆襲に転じ、懸命にかわそうとする渡辺竜王をそのまま強く押し切っての勝利だった。
 思えば、10年前の2004年の韓国のソールで行われた竜王戦の第一局を思い出す。筆者は妻と共に、その竜王戦ツアーに参加して、その対局を観戦した貴重な思い出がある。妻の病気(パーキンソン病)がちょうど発症し始めた頃で、この旅行が二人の最後の海外ツアーとなった。そのシリーズで、時の森内竜王から、若手の新鋭の渡辺明5段が竜王位を奪った。それ以降、渡辺竜王は、そのまま9期連続竜王位を保持して来たのだが、遂に、昨日、森内名人の見事な返り討ちに遭って、無念の竜王位の失冠となった。
 この結果、将棋界は羽生3冠、森内、渡辺の各2冠という棲み分けとなった。年明の1月早々からは、王将戦が始まるが、ここでは、羽生3冠と渡辺2冠・王将が激突する。羽生が奪取して4冠になるか、渡辺が防衛して3冠を保持するか、興味津津である。
 激突と言えば、女子ゴルフの最終戦で、賞金王を争う森田理香子と横峯さくらが激突している。昨日までの2日間は同じ組で回ったというから、本当の激突が実現したのだが、昨日を終わった時点では、森田が上位にいて、このまま推移すれば、森田が初の賞金王となる。しかし、横峯さんもベテランで簡単には諦めないだろう。横峯の今後の成績如何では、森田が半分手中にしている念願の賞金王が消滅しかねない不安もある。
 消滅と言えば、昨日は天体で、不測の消滅が起きてしまった。世紀の彗星になるのではと注目を集めていたアイソン彗星が消滅したという。太陽に接近したことで、その熱で破壊、蒸発してしまったようだ。このニュースに、改めて太陽の存在の偉大さを思う。
 存在の偉大さという意味では、やはり、米国の存在感だろう。中国が威張って見ても、まだまだ米国には叶わないと思う。そういう意味では、防空識別圏を巡る今後の闘いは、当事者であるの日本としても、盟友の米国の偉大さに頼らざるを得ない。寄らば、大樹の陰である。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も朝から安定した症状だったが、午後になってインフルエンザ予防の注射をしようと確認のために体温を計ってもらうと、なんと、39.2度になっていた。急遽、注射は中止し、直ぐに座薬などでクーリングをしてもらったが、帰り際の5時半になっても、37.7度で心配なまま帰宅した。また、炎症が起きたのではないかと心配である。

3.今朝の一考
 4時20分起床。体重、63.3Kg。お天気は、晴れの一日のようだ。
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2540 戸惑い

 忘れた頃にやって来るのが天災で、予期外、或いは想定外の場面で、戸惑いもなく堂々と実力を発揮できる方が天才(プロ、名人、専門家)であると言えるのではなかろうか。

1.独り言コラム
 アメリカの軍機B52に続いて、日本の自衛隊も中国に告知せずに、中国が勝手に宣言した防空識別圏を飛行したようだ。それに対して、中国からの反応はなかったという。この問題については、韓国の空域がかぶっていることもあり、蜜月関係にあった中韓両国間に微妙な亀裂が起きているようだ。予期以上のアメリカおよび日本を含めた同盟国の堂々の出方に、読み違いの中国は戸惑っているのではなかろうか。
 7月の参院選でも、一票の格差で違憲と判断され、選挙の無効判決が出た。広島高裁岡山支部が出したものである。この判決を受けて、参院の自民党幹事長は、次の参院選までに改革すると表明したが、その対応は、現行の各県1人(3年間半数改選)の体制では対応できず、抜本的な改革が必要で、容易ではないだけに、各党、各議員の戸惑いも大きいようだ。
 千葉の本八幡駅近くで起きた女性刺殺事件の犯人は八丈島で身柄が確保された。元交際相手の犯行で、被害者は警察にも相談していたという。結果的には、警察の対応でより強く嫉妬心を燃えさせたようで、残忍な犯行となった。先日三鷹で起きた女子高生、鈴木沙彩さんのストーカーによる殺人事件もそうであったが、警察と相談することが逆効果になっているように思える。これらの事件から、かつては恋愛関係にあったが、嫌になって別れた女性たちの中には、不安で大変戸惑っている方も少なくないのではと思われる。筆者は、最近の女性は余りにも簡単に深い付き合いをしてしまうことに問題があると思う。(やっかみ心から?)
 大阪都を目指す橋下大阪市長が、「大阪都がダメなら大阪州で」という考えを検討していることが分かった。市長が戸惑っていることで、市民の戸惑いも大きくなるのではなかろうか。今後のこの問題の行方は険しそうだ。
 株価が安倍政権になって一時つけた高値を更新した。今の勢いなら、18000円台も視野に入って来ている。米国ダウも、このところ、ほとんど毎日高値の更新を繰り返していることで、株主たちは多少の嬉しい戸惑いを覚えているのではなかろうか。
 お米の減反政策を2018年に廃止するという。お米の消費量が減って来ていることから、林芳正農水相が「農業の活性化のためのに、規模の大きく強い農業経営を進めるとともに、多面的な機能の維持確保も図りたい」と述べた。今までの減反政策をエンジョイしていた多くの農家には戸惑いが渦巻いていることだろう。
 お正月早々に始まる将棋王将戦7番勝負の挑戦者に羽生3冠が決まった。昨日行われた予選リーグで、対抗馬だった佐藤康光九段が郷田真隆九段に敗れて2敗になったことで、5戦無敗の羽生さんが、最終局を待たずに挑戦者に決まったのである。受けて立つ渡辺明3冠は目下竜王戦7番勝負で防衛戦を戦っていて、1勝3敗で苦しい戦を強いられているが、この羽生さんの挑戦を受けることに戸惑いはないはずだ。なお、今日竜王戦の5回戦の結果が判明するが、この対局は渡辺竜王が勝ち切りそうで、6回戦に持ち込まれる公算が大きい、
 一方、囲碁の井山裕太6冠は、昨日行われた天元戦の3回戦(5番勝)で挑戦者の秋山次郎九段に勝って3連勝してタイトル防衛に成功した。同氏は、目下王座戦のタイトル防衛戦を戦っている最中である。とにかく、来年4月に予定されている十段戦に向けて、着々と7冠制覇に向けて歩んでいる。そこには、微塵の戸惑いもないはずだ。その一方で、同氏の奥様である将棋の室田伊緒女流初段は、一昨日、女流名人戦挑戦者を決める中村真梨花2段に惜しくも敗れて、初のタイトル挑戦権獲得を逃した。初めての大きなチャンスに、それなりの戸惑いもあったと思われる。
 戸惑いは、ブレーキにもアクセルにもなる不思議な存在である。
 
2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も幸い、朝から安定した症状だった。昨日友人ご夫婦から頂いたお人形を見せてあげると、筆者の説明を聞きながら、目を開けてじっと見ていた。恰も、その説明を理解しくれているような顔つきだった。

3.今朝の一考
 4時40分起床。体重、63.1Kg。お天気は、曇り一時晴れのようだ。

2539 どうしてくれるんだ!

 世の中には、信じられないような、気の毒な事件が起きることがある。また、とんでもない勝手な行動を執る許し難い国家も存在する。

1.独り言コラム
 ここ数日「どうしてくれる!」といったようなとんでもない事件が幾つか起きている。
 一つは、赤ちゃん取り間違えが60年前に起きていた。出生直後に取り違えられ、実の両親とは異なる夫婦に育てられていたという。皮肉なことに、裕福な家庭に生まれていた赤ちゃんが、そうでない家庭で育てられた結果、大学進学もできないまま就職せざるを得なかった人生となったのに対し、実の両親の家庭では、弟らが大学院に進学しており、気の毒な人生を歩んだという。過ぎ去った過去はどうしようもなく「どうしてくれる!」ということで、生じた不利益に対しての賠償を求めて裁判に持ち込んでいた。東京地裁は、その訴えを認め、病院側に3800万円の支払いを命じたというのだが、お金で償える話ではない。まことに気の毒な話に、適切な言葉が見つからない。
 献血した血液がエイズに侵されていたことで、その血液の輸血を受けた一人が病気に罹っていることが判明した。エイズ検査時では、ちょうど反応が出ないタイミングだったようで、気の毒な結果となった。病気に感染してしまった患者にしてみれば、まさに「どうしてくれる!」と叫んでいるのではなかろうか。起きてはいけない医療ミスである。今朝の新聞によれば、今年の一月から九月までの九ヶ月間に55人のHIV感染者がいたという。恐ろしい話である。
 中国が勝手に設定した防空識別圏に対し、アメリカは、昨日その圏内の飛行を敢行した。それに対し、中国は、その行動を逐次追尾し、コントロールすることが可能だと発表したが、その飛行中には何ら警告などの反応はなかったという。さすがはアメリカで「どうしてくれるんだ!」なんて犬の遠吠えのようなことはせずに、堂々とその圏内を飛行するという行動で応えた。心強い同盟国である。
 中国だけではなく、北朝鮮の拉致問題、韓国の竹島の実効支配など国際間の厄介な問題が、日本周辺で多すぎる。大きな声で、「どうしてくれるんだ!」と叫びたい心境である。
  
2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も幸い、朝から安定した症状だった。珍しく、ここ数日は、比較的落ち着いた日が続いている。

3.今朝の一考
 4時半起床。体重、62.5Kg。朝は曇っているが、お昼前からは晴れるようだ。
 ところで、昨夜は、久しぶりに、会社時代の友人ご夫婦を迎えて会食した。遠路、石山くんだりまで来て頂いたことに感謝で、楽しいひと時を過ごした。妻の雅子が一緒なら、彼女も楽しんだはずなのにと、少し残念な思いもあった。

2538 タレントの浮き沈み

 芸能人の浮き沈みは日常茶飯事である。いかにして勝ち残るか、或いは復活を果たすか。そこには悲喜こもごものそれなりの感動のドラマがある。

1.独り言コラム
 恒例の紅白歌合戦の出場歌手のメンバーが発表された。この番組は、今年で64回目の長寿番組である。因みに、NHKが年単位で扱っている長寿番組では、趣味の世界での将棋トーナメントが63回目、囲碁トーナメントが61回目の歴史を誇っている。他には、「NHKのど自慢」は1946年1月に第一回が放送されていて、今年が68年目を数える。なお、紅白歌合戦の場合は、1953年には、お正月番組から大みそかの番組に変わったことで、1月と12月の年2回行われたために、今年が放送開始63年目であり、将棋トーナメントと同じ年数である。
 さて、一昨日発表されたメンバーを見て、筆者がまず感じたのは、自分がよく知らない歌手たちが実に多いということである。数えてみると、それなりに少しは知っている歌手は、紅組で12組、白組では10組で、全体の40%以下である。ローマ字、カタカナの名前の方々は、ほとんど知らない。これは筆者の趣味が片寄っている証明であるが、それだけタレントの浮沈が激しいという証でもある。幸い、筆者が大のファンである水森かおりさんが選ばれていて、ご同慶の至りである。
 64回の半分である32回以上出場している方々を拾ってみると、北島三郎さんの50回を筆頭に、森進一さんの46回、五木ひろしさんが53回、細川たかしさんと和田アキ子さんの37回、それに石川さゆりさんの36回の6人である。中でも、半世紀近く出場をし続けている北島三郎は大した存在である。今年77歳であり、さすがに、あの声量豊かだった同氏の声にも少し陰りが見え隠れするのは止むを得ない。どうやら、今年が最後の出場との噂もあって、オオトリを務めるのではと見られている。なお、高齢という点では、北島さんの上を行く78歳の美輪明宏さんが昨年に続いて選ばれている。同氏の艶のある声は今も健在だ。
 大がかりな舞台衣装で話題になっていたあの小林幸子さんが姿を消して2年目だが、昨年はその代役を水森かおりさんが務めたが、今年は誰が果たすのであろうか。異色は、今回が初出場の泉谷しげるさんであろう。何がポイントで同氏が選ばれたのか、筆者は知らない。
 さて、スターの浮沈は、この紅白出場者の変遷からも十分に窺えるが、それ以外にも、テレビ、ラジオへの番組出場頻度からも窺える。最近特に目に付くのが、お笑いタレントの有吉弘行さんだ。電波少年で猿岩石としてブレークした。しかし、その後はどん底で苦労していたようだが、ここに来て一気に花開いた感じで、15本以上のレギュラー番組に出演している。見た目では、まだちんぴらのイメージが残っているが、スピードある会話での回転の良さ、着想のユニークさが、同氏の魅力を引き出している。
 番組でMCを任された場合のに成功するタレントは、いずれもその会話力の巧みさを持ち合わせている。かつては、島田紳助、最近では、くりーむしちゅうの上田晋也さんらが目立った存在だ。しかし、同じお笑いタレントでもロンドンブーツの田村淳さんは、浅学(?)が災いしていて、更なる飛躍は無理であろう。
 こうして概観してみると、有吉弘行さんは何処まで伸びるか楽しみでもある。同氏は、長いスランプ中に、ダチョウ倶楽部の上島竜平氏に面倒を見てもらったことを告白して感謝の言葉を伝えていたが、そう言った感謝の気持ちを大事にしている限り、一気に沈んでしまうことはないと思う。とにかく、どん底での苦労をした経験は何よりも力強い味方である。
 ところで、芸能人ではないが、猪瀬直樹都知事が、医療法人徳州会から5000万円を借りた問題で窮地に追い込まれている。果たして、うまくもみ消すことが出来るのだろうか。その結果次第で、同氏の浮沈が決まると思う。
 長い人生では、誰にも浮沈はつきものだ。不振、スランプの時の頑張り方で、その後の人生は大きく変わることは確かである。
 
2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日は、朝から症状が安定していて、午後の入浴もOKだった。ここ数日比較的落ち着いた日が続いている。

3.今朝の一考
 2時半起床。体重、62.6Kg。今日は午前中が晴れだが、夕方には雨のようだ。

2537 防空識別圏

 国などが防空上の理由から設定した空域のことのようだ。国外からの航空機の侵入を警戒、同時に国外への不法渡航を監視する役割があるという。ADIZ(Air Defence Identification Zone)と略されている。

1.独り言コラム
 1952年に韓国の李承晩大統領が、いわゆる李承晩ラインを敷くという非合法な暴挙があった。そのラインによって、竹島は韓国サイドに取り込まれたのだが、当時11歳だった筆者には全く記憶がない。いずれにしても、自分たちの領海の範囲を勝手に線引きして独断で自国のものだと宣言し、今に至っている。そんなバカなことがまかり通っていることに納得できないのだが、…。
 今回の中国が東シナ海上空で防空識別圏を設けたことは、その李ライン設定と同じ手口であって、今回は海上ではなく上空に設定したということになる。
 これに対し、日本はもちろんのこと同盟国のアメリカも強い反発をもって、その撤回を要求しているが、中国は、自分たちの措置の正当性を主張していて、今のところにらみ合いの状況にある。今回の中国の仕掛けは、かなり強気のものであり、その狙いは「アメリカがどの程度、日本をサポートするか」という観点で、アメリカの対応ぶりを見ているという見方がある。正直な話として、今のアメリカは国内問題で悩まされていて、他国への対応が難しい環境にあるだけに、その辺りを見ての中国の果敢な仕掛けだと思われる。日本としては、盟友のアメリカさんの強いサポートに頼るしかない。
 それにしても中国の応対は、不遜で、取りつく島もないような強気一辺倒な対応だ。いわゆる話し合いの環境にはなく、けんか腰である。困ったものだ。
 幸か不幸か、救いは、先日着任したばかりの新しい米国駐日大使のキャロライン・ケネディさんがオバマ大統領からは強い信頼を得ていることだ。彼女からの本国への強い働きかけに期待したい。とにかく、キャロラインーオバマの強いパイプは大事にし、有効に活用すべきだろう。
 ところで、日本の領空圏に外国の航空機が侵入した場合には、自衛隊はその都度スクランブルをかけている。これは、領空を侵犯した航空機を圏外に追い出す作業なのだが、航空機と航空機との対決で、まさに命がけの仕事であり、その役割の重さと怖さをつくづく思う。今や、日中関係は、恰も戦争前夜のような雰囲気が出て来ている。どうしたら、中国の今回設定した防空識別圏を撤回させることが出来るのだろうか。容易でないことは確かだが、日米の協力具合が如何なものかが試されている。
 それにしても、このような中国に、日本はごく最近までODA(政府開発援助)資金の提供していたのだから、お人よしもいい加減にしておくべきだった。
 ここは、募る不安を払拭すべく、日本は一歩も引かない強い姿勢で頑張ってもらいたい。
 
2.難病との闘い、昨日の雅子
 幸い、昨日も雅子症状は比較的安定していた。お昼前後の3時間ぐらい病院を離れていたが、特に大きなトラブルは無かったようだ。相変わらず、痰は多くて苦しそう。今日は入浴日なので、熱は出ないでほしいと願っている。

3.今朝の一考
 3時半起床。体重、62.7Kg。今日は晴れのち曇りのようだ。

2536 意外なドラマティックな展開

 この週末は、世界で、日本で、意外な展開が相次いで、筆者も少なからず、いろんな意味で興奮を覚えた一週間だった。

1.独り言コラム
 中国が独断で尖閣諸島を含むゾーンに防空識別圏を設定した。とんでのない話で、開いた口が塞がらない。かつて、韓国の李承晩大統領が勝手に自国の領海として線引きした李ライン(1952年)と同じ手口である。竹島は、このことがきっかけで、韓国が実効支配することになったのだが、今回の中国の対応も許し難い暴挙である。日本からの厳重な抗議に加えて、アメリカ国務省も同様な抗議を呈していて、今後の成り行きが注目される。
 内閣府が行った調査で、中国、韓国に対する日本の親近感が大変悪いことが改めて確認された。韓国に対する悪感情は、中国に対するものより激しい。いずれの場合も、親近感がないというのが80%以上で、今や国民感情は最悪である。習近平主席、朴槿恵大統領の新しい指導者に代わってから、更に酷くなっている。彼らは日本の歴史認識を問題にしているが、彼らこそ正しい歴史認識を持つべきだ。困ったものである。
 その一方で朗報もあった。イランの核開発を巡るイランと欧米など関係6か国協議は、閣僚級の会議に格上げされた結果、歴史的な合意を得たようだ。その内容は、イランが核開発を制限する見返りに、欧米側が経済制裁の一部を緩和するという第一段階での合意である。2006年以降、断続的に続けられて来た協議で、ともかく、両者が前向きに歩み寄ったということの様だ。
 同じ6か国協議と呼ばれる北朝鮮の核、ミサイル、拉致問題を扱う協議は、ほぼ同じくらいのタイミングで開始されたのだが、歩みはのろく、中断が大半で、ほとんど前進を見せておらず、今もって会議は開かれていない。ここでの歴史的合意は夢のまた夢である。
 夢ではなく、意外な展開で興奮を覚えたのは、大相撲九州場所の終盤で展開である。日本人期待の稀勢の里が全勝の二人の横綱に土をつけた2番は圧巻であったし、優勝をかけて横綱同士の千秋楽の結びの一番で、日馬富士が勝利して優勝をしたことも意外性が大きい感動のドラマだった。立ち合いから早い相撲に持ち込んだ日馬富士が、一気の攻めに出た際に、白鵬の踵が不覚にも土俵をわずかに割ってしまってのあっけない結末だった。この結果、白鵬の28回目の優勝はお預けとなった。白鵬の優勝回数が、大鵬の優勝回数の32回、千代の富士の31回に迫っていただけに、筆者は、何だかほっとしたものを覚えた白鵬の敗戦だった。日本人の面子にかけて、何としても、大鵬の記録は外国人力士には破られたくない記録である。とにかく、日馬富士の久しぶりの優勝は、ドラマティックなものだった。
 もう一つのドラマティックな優勝と言えば、昨日の女子プロゴルフでの森田理香子さんの逆転優勝だった。今季4度目の優勝を果たし、賞金王争いのトップを奪い返した。前日、トップに躍り出た森田選手は、最終日の昨日も順調な出だしだったが、9番でダブルボギーを叩いて一気に順位を後退し、優勝が遠のいたかと思われたが、最後のハーフに入って調子を取戻し、17番での長いパットを決めたイーグルで逆転し、そのまま逃げ切って見事な優勝を果たした。ダボを叩いても、その後崩れずに持ちこたえた力は凄いと思う。大相撲で白鵬に、これ以上優勝させたくないとの思いと同様に、今期の賞金王は、横峯さくらさんには奪われたくないという筆者の歪んだ期待が実現に向かっているのに満足であった。
 この試合で、上田桃子選手も戦い終わって満足している一人であろう。アメリカのツアーのシード権を失ったいただけに、昨日終わったツアーで3位タイに入り、来年の日本ツアーのシード権を獲得したのはあっぱれだった。彼女のゴルフは日によって波があって、思わぬ大たたきすることがあるのだが、この4日間は随分と安定していたと思う。そのご褒美がツアーシード権で、彼女もほっとしていることだろう。
 ほっとしているということでは、フィギュアスケートの安藤美姫選手もその一人だ。オーストリアのグラーツで行わていたアイスチャレンジで、総合で2位に入って、何とか次につながる成績を残した。村上佳菜子さんや鈴木明子さんが、グランプリファイナルへの出場が叶わなかったことと呼応して、ソチオリンピックへの僅かな希望の光が残っている展開になっている。さあ、神様は、4人の候補の美女たちの誰と誰に微笑むだろうか。
 
2.難病との闘い、昨日の雅子
 昨日も雅子の症状は比較的安定していた。お昼過ぎに次男の家族が揃って見舞いに来てくれた。数日前から、繰り返し雅子にはそのことを伝えていたので、多分期待してと思うが、最初に顔を合わせた時点では、雅子は目を瞑ったままだった。しかし、その後、我々が昼食を終えて戻ると、今度は、一転して大きな目を開けて、じっと次男の家族の方に視線を送ってくれいた。多分、心中で喜んでいたのではなかろうか。唯一の孫がしっかりと育っていることに、雅子も安心していたと思う。七夕ではないが、一年に一度の逢瀬だけに貴重なお見舞いだった。
 彼らが帰った後、余程感激していたのか、熱が少し出ていたが、アイスノンでクーリングしてもらったことで、筆者の帰り際には、ほぼ平熱に戻っていた。久しぶりに、精神的な興奮に満足していたと思う。

3.今朝の一考
 3時半起床。体重、62.9Kg。今日は一日雨のようだ。

2535 亀裂

 広辞苑では、「(亀の甲のような)ひびが入ること。また、その裂け目。ひび割れ」とある。

1.独り言コラム
 さる21日午後3時半頃に、秋田県由利本庄市で起きた土砂崩れ事故は、そこで道路工事をしていた5人の作業員を飲み込んだ。その後、今までに二人が助け出されたが、お気の毒にも心肺停止で亡くなられていた。残りの行方不明の3人の捜索は引き続き今日も行われる。現場の市道は鳥海山のふもとを通る「鳥海グリーンライン」と呼ばれる観光道路である。市によると、昨年の11月に地滑りによる亀裂が発見されるなど、周辺ではこの3年間に11件も同様な復旧工事を行っていた。亀裂が地滑りを引き起こすことはよく知られており、作業、管理に落ち度がなかったか、といった観点から、地元警察は捜査に着手しているという。
 そのニュースが伝えられている最中の昨日の午前10時半頃、北アルプス立山連峰の真砂岳山頂付近の西斜面で、幅約30メートル、長さ600メートルに渡って雪崩が起き、スキー客など7人が巻き込まれた。この中には、スキーではプロ級の技術の持ち主の方もおられたという。ここでも雪面での亀裂が、事故を誘発したものと思われる。
 国会では、特別秘密保護法案の採決に向けての折衝が行われているが、自民党との修正協議で合意した維新の会に亀裂が生じているようだ。自民党に妥協し過ぎという党内意見が強くあって、その収拾に大わらわの様だ。元々、太陽の党と橋本徹氏を軸とする維新の会がくっついて出来たインスタントの合併党であり、潜在的な亀裂を内包していたと言えよう。割れるか、割れないか、今後の同党の行方が注目される。
 東京都知事の猪瀬直樹氏が、選挙違反で捜査を受けている徳洲会から5000万円の資金提供を受けていたという事実が発覚した。同氏は、記者団に、個人的に借りた借金で、既に返したと説明したが、俄かに納得できる説明ではない。逆に1億円の提供を申し入れたという情報もあって揺れている。この問題は、一見、盤石だった猪瀬都知事体制に、微妙な亀裂が入ったと言えよう。「逃げ切れるか猪瀬知事」といった新しいドラマの始まりだ。
 モスクワで行われたフィギュアスケートのグランプリロシア大会で、日本期待の村上佳菜子さんが、初日のSPで大失敗し最下位スタートとなった。逆転を期待された自由演技でも、今一つの出来で、総合成績で7位に終わり、グランプリファイナルへの出場を逸した。気の毒だったのが、初日のSPで、バック音楽が取り違えて流されたという手違いが、彼女の心理面に大きな影響を与えたものと思われる。この結果、日本のフィギュアの強力女子陣の浅田真央、鈴木明子、そしてこの村上佳菜子の3人トリオに、微妙な亀裂が入ったということになりそうだ。逆に、カンバックを期している安藤美姫選手にチャンスが芽生えたとも言えそうだ。
 さて、期待の大関稀勢の里が、前日の日馬富士戦に続いて、連勝の横綱白鵬に土をつけた。堂々の勝利で、今日の大関鶴竜戦に勝てば、来場所の綱取りの声が出てくるだろう。しかし、稀勢の里は、いつも、この一番という勝負で取りこぼすことが多いだけに、楽観は禁物だ。その一方で、土をつけられた白鵬は、稀勢の里への苦手意識が生じていることは確かであり、盤石横綱の安定性に亀裂が入ったと言えよう。とにかく、日本人力士の優勝、日本人横綱の誕生を待ち望んでいる相撲ファンはとても多い。今日の千秋楽の稀勢の里の今度こその頑張りを期待して見守りたい。
 今朝は、いわゆる男女関の亀裂に関する話題は取り上げなかったが、とにかく、何事にも亀裂という不安材料はいち早く払拭することが大事なことである。
 
2.難病との闘い、昨日の雅子
 朝から症状は安定していた。しかし、午後に車椅子に乗せて上げたが、気分はよく無かったようで、テレビ画面にも視線は送らなかった。それでも、この日は、何回か繰り返し、明日、次男家族が見舞いに来るよと伝えると、目を開けて聞いてくれているようだった。

3.今朝の一考
 4時20分起床。体重、62.7Kg。今日のお天気も一日通して晴れの一日のようだ。

2534 光と影

毎日、毎日、心を揺する出来事が多い。最近は、そのようなニュースにいちいち反応しながら、残された短い人生を味わっている。光ある話題は楽しく嬉しいが、影のある話題には、心が痛む。

1,独り言コラム
 将棋竜王戦第4局が行われ、挑戦者の森内俊之名人が、渡辺竜王の厳しい攻撃を凌いで逆転勝ちをし、このシリーズで3勝1敗とし、竜王位返り咲きにあと1勝とした。一旦、低迷していた時期もあって、森内時代は終わりではとも思われたこともあったが、その後、羽生3冠から名人位を奪取、その後も2期連続して羽生さんを相手に防衛を果たしており、その存在の大きさを見せているが、竜王位を奪取して2冠となれば、棋界の大きな二つのタイトル保持者となって、実質トップに座に着くことになる。このシリーズの展開を見ていて、挑戦者決定戦で、郷田真隆9段が、森内名人に悔しい逆転負けをしたことも、仕方がなかったと思うようになっている。「森内名人、絶好調」である。
 一方、囲碁界では、井山裕太6冠が着々と7冠を目指して勝利を重ねている。目下、王座戦、天元戦の二つのタイトルの防衛戦が進行中で、昨日は王座戦第3局には張羽挑戦者に敗れたものの、いずれの戦いもあと1勝で防衛となる。一方、今年失冠した十段戦では、目下その挑戦者を決める決勝トーナメントが進行中で、井山6冠は2回戦にも勝って、挑戦者まであと3勝までこぎつけている。井山6冠、7冠へ堅調な歩みである。
 国会では、特別秘密保護法案の審議が進行中である。既に、みんなの党と維新の会からは修正案が合意されて採決の環境は整いつつある。一方で、勢力は縮小したものの、最大野党の民主との修正協議が行われているが、これは、あくまでも形作りであり、どうやら、今国会で、この法案は成立の見込みである。「自民強し、民主は陰が薄し」である。
 株価が高値をうかがう動きを見せている。今朝の米国ダウは、16000ドルを超えて、なおも上昇の動きであり、日本の株価も16000円台を視野に入って来ている。ここまで来ると、景気の動きがカギを握るが、その景気も、報道によれば、まずまずの様で、安倍内閣にとっては、鬼に金棒の環境にある。「安倍内閣強し」である。
 先日、75歳で亡くなった島倉千代子さんが、亡くなる3日前に吹き込んだ最後の歌「からたちの小径」のCDが、来る12月18日発売に決まったようだ。何しろ、命をかけて歌った楽曲とあって、葬儀以降に、コロンビアレコードには問い合わせが殺到しているという。その売れ行きが注目されていて、光り輝くヒット曲となるか、興味深い。大ヒットとなって「からたちの大径」といった具合に、小径が大径になるのだろうか。
 女子ゴルフ界では、今年の賞金王争いが面白い。先週のツアーで優勝した横峯さくらがトップに立ったが、それまでトップを走っていた森田理香子も負けてはいられない。今週のエリエールオープンでは、昨日の二日目を終わって、二人は5位タイで並んでいる。どちらが勝ち切るか、興味津津である。筆者は、何故か、さくらさんは好きではない。どちらかと言えば、森田理香子の方が気に入っている。「理香子頑張れ!」である。なお、この試合では、ベテラン不動裕理さんが2位タイと大健闘だ。通算51勝目を目指す不動さんの戦いにも注目である。
また、大相撲では、日本人が次の横綱にと期待している大関稀勢の里が全勝の日馬富士を破って気を吐いた。もし、今日、白鵬を破ることになれば、下火になっていた横綱への望みに光が回復することになる。今度こそ、期待に応えてほしいものだ。「稀勢の里、参上す」と自ら唄ってほしい。
 法政大学の次期総長に、テレビでおなじみの田中優子さんが就任されるという。法政大としては初めての女性総長の誕生である。日曜日の朝ののTBSの「サンデーモーニング」に着物姿でよく見かけた方だ。学校でも着物姿なのだろうか。確かに美人であるが、お色気は二の次のように思う。女性総長、光を浴びて、堂々の誕生である。
 そんな明るい、楽しい話題の中で、東京都知事に突然降ってわいたようなスキャンダルの浮上である。同氏が、昨年の都知事選の前に、今や、悪名高いあの徳洲会から、5000万円を借りていたことを認めた。表向きは借りていただが、内実は提供されていたのではないかとの疑惑は拭い切れない。400万票を超える史上最高得票数を得て選任されたが、ここに来て、大きな汚点を残したことになった。同氏は、オリンピック招致の大事なタイミングで、イスタンブールを揶揄する発言をしたり、一部週刊誌の報道では、お酒の席での乱れなどもあって、同氏も叩けば、いろいろと埃が出そうである。「猪瀬さん、イエローカードですよ」である。下手すると、辞職に追い込まれる心配もある。
 その一方で、福島第二原発では、1533本ある燃料棒の中の22本が、昨日、キャスクに入れられた100メートルほど離れた保管所に運ばれた。問題は、そこへ運んだからと言って安全が確保されるわけではない。完璧な廃棄場所、保管場所がないのだから、脱原発も容易ではない。かつての安全神話はどこに行ったのだろうか。
 この世には、影のない日和はないものなのだろうか、ふと思う今日この頃である。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 朝から症状も安定していた。昼間、筆者が所用で外出していたが、幸い、トラブルは無かったようだ。

3.今朝の一考
 3時起床。体重、63.1Kg。今日のお天気も一日中晴れの一日のようだ。

2533 つる

 単純な言葉だが、この言葉から連想、派生する言葉は意外に幅が広く、多岐に渡っている。

1.独り言コラム
 金沢の兼六園で、冬支度である「雪吊り」作業が始まっている。雪が積もることで、樹木の枝が折れないように、雪害から守るための作業であり、今や北陸の風物詩の一つである。このニュース映像を見ると、「冬が近づいているのだなあ」と実感させられる。この雪吊りは俳句の季語にもなっていて、多用されている。
 この吊るという言葉からは「足が吊る」とか「肩が吊る」といった言葉を連想するが、最近、筆者は、寝ている時に足が吊って、酷い痛さに悩まされることがある。その話をしていたら、ある方から、漢方薬の紹介を受けた。確かにその効果はありそうで、起こりそうな予感を覚えた際には、事前にこの薬を服用することにしている。
 スポーツでは、大相撲の「吊だし」、体操の「つり輪」などの言葉を連想する。昔、角界に「明武谷」という身長の高い力士がいて、「吊だし」を得意としていたのを思い出す。
 一方、同じ発音の「つり」だが、「釣り」という言葉がある。西田敏行さん主演の「釣りバカ日誌」という大ヒット作品を思い出すが、筆者は一度も見たことがない。
 買い物をした際の精算時にもらうおつり、英語でいうChangeは、この「釣り」である。他に「釣り合い」他人に誘惑されて自分も同じ行動をする場合のつられるは「釣られる」と書く。
しかし、「つりあげる」の場合は、「重いものを吊り上げる」と「魚を釣り上げる」といった具合にものによって使い分けている。
 話は脱線するが、英語の「ツリー」も発音からは同じ仲間にある言葉(?)としておこう。
 他に、「鶴、弦、蔓」更には、人名の「都留」さんなどの言葉、名前も思い浮かぶ。また、頭か禿げていて「つるつる」、廊下が滑るようで「つるつる」といった表現もあるが、この場合はひらがな表示のようだ。
 さて、今年話題になったオリンピックの招致活動で、重要視されたロビー活動は、言ってみれば、各国のIOC委員を如何にうまく東京に投票させるかという意味では、地道で丁寧な「一本釣り」工作の事である。日本人には、苦手だと言われていたこのロビー活動も、今回はしっかりと行われたという。
こういった一本吊り工作は、昔の総裁選などで多く見られ、多額のお金が飛び交ったことがあった。その際に、その金額によって、ニッカ(2本)、サントリー(3本)、オールドパー(8本)などといった具合に揶揄して呼ばれていたのを思い出す。なお、筆者は、一本がいくらであったかはよくは知らない。
 言うまでもないことだが、この種のお金などをばらまいた形で、政治、経済を動かすと、これは贈収賄の犯罪行為となる。蛇足だが、少なくとも、安倍総裁選出に関しては、そのような違反行為は一切なく、民意が反映されての堂々の勝利だった。なお、安倍総理が推進している「アベノミクス」は、他国を巻き込むような経済的な効果を生んでいるようで、高度な「吊り戦術」と言えそうだ。ここに来て、日本の株価は再び上昇気配で、もしかしたら、近いうちに16000円台に届くかもしれない。釣り気分でじっくり楽しんでみたい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 朝から症状も安定していた。午後には車椅子に乗せて上げたが、この日はテレビ画面に視線を送ることはなかった。

3.今朝の一考
 3時50分起床。体重、63.1Kg。今日のお天気は一日中晴れの一日のようだ。

2532 おめでたい

 この言葉には、お祝いする嬉しい意味の他に、逆の揶揄する厳しい意味がある。残念ながら、前者より後者が多くなっているように思う今日この頃である。但し、東京オリンピック招致決定は、多くの日本国民が心から歓迎したおめでたい出来事だった。

1.独り言コラム
 特定秘密保護法案の扱いで、自公と維新の会の間で繰り返しの折衝の結果、遂に合意が成立し、先に成立していたみんなの党との合意もあって、自公は採決の条件が整ったとし、本法案の今国会内での成立に踏み切る見通しである。生活の党の小沢一郎代表が昨夜民放テレビに出演して、この法案への反対を主張したようだが、それは、恰も半分死にかけているおめでたい犬の遠吠えに過ぎない。
 昨年末の衆議院選挙で、一票の格差の問題が憲法違反であるという訴えに対し、昨日最高裁の判決が出た。結果は、多くの国民が予想した通り、違憲状態だが、選挙は無効ではないという無難な判決だった。いわゆる0増5減の効果が重く認められたかららしい。いずれにしても、議員定数削減を含む選挙制度の更なる是正は急務である。この問題は、各党の思惑が違い過ぎていて、国会内でのお目出度い議員たちの協議では妥協点を見出すのは不可能だ。利害のない第三者機関による検討が必要だろう。
 小笠原諸島の西乃島(無人島)の南南東およそ500メートルの海上で火山の噴火が起きて、新しい島が誕生したようだ。39年ぶりの噴火によるもので、直径200メートルくらいの新しい陸地である。尖閣諸島など島の扱いで国際紛争が繰り返されているアジアの一角で、新島誕生は、本当にお目出度い出来事である。
 福島原発4号機で核燃料棒の取り出しが始まった。ここに保管されている1533本の燃料棒を移動させるだけで来年末までかかるという。気の遠くなるほど時間のかかる作業である。そんな中で、東京電力柏崎刈羽原発6.7号機で再稼働を目指しての安全審査が開始されたという。脱原発とは反対方向のおめでたい(?)動きである。
 日本への観光客が860万人を超えて新記録だそうだ。隣国である中韓両国との不適切な関係に関わらず、他のアジア諸国からの観光客が増加した結果である。国別ではタイ、香港、ベトナムがベスト3で、さすがに中韓は4、5位に下がった一方で、マレーシア、シンガポールからの観光客も増えている。結構で目出度いことである。安倍総理のASEAN諸国歴訪の効果もあるのではなかろうか。目指す1000万人はもう直ぐのようだ。
 目出度い話題ではないのだが、iPhoneのひったくりが増えているという。東京では、この一週間だけで15件も起きている。アメリカアップル社の製品で、品不足状態であることから。転配を狙ったもののようだ。買取り価格が6万円以上もするという。ヨーロッパではフランスでは前年比4割の増加、アメリカでも160万件も起きているというから驚きである。スマホをお持ちの方々は、ご用心を!! おめでたい被害に遭わないように。
 どうでもいいことだと思うのだが、、フランスのボジョレ・ヌーボが、今朝0時に解禁されたという。カウントダウンまでして楽しんでいる方々は、ほんとうにおめでたい方々だと思う。
 今年は、滝川クリステルさんの「おもてなし」が大流行したが、振り返ってみると今年は「おめでたい」事柄も少なくなかったように思う。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 朝から症状も安定していた。昼間、筆者は所用で数時間病院を離れていた。この間、少し熱が出たようだが、クーリングを受けて、大きなトラブルにも至らず、まずまずの一日だった。

3.今朝の一考
 3時起床。体重、62.8Kg。今日のお天気は昼間はぽかぽかの温かい晴れの一日のようだ。

2531 かくれファン

 あまりおおびらに言うこともなく、密かに自分の心の中に収めているファンがいる。何となく、その方々の活躍を見て、一人密かに楽しむのも悪くない。

1.独り言コラム
 昨日の朝、病院に向かう車の中で、いつものようにNHK第一放送の「すっぴん」を聞いていた。火曜日のパーソナリティは、今年の4月から登板したジャーナリストの津田大介さんで、先週の金曜日に40歳の誕生日を迎え、ちょっとしたパーティを開いたという話が冒頭に紹介された。その際に、津田さんが密かにファンだった方が参加してくれて楽しかったと報告していた。その密かなファンの名前だが、「ゆー」さんと呼んでいたのだが、筆者には、どの「ゆー」さんなのか分からなかった。若しかして「You」さん? いずれにしても、かくれファンともいえる方と初めての顔合わせだったという話に、何だか温かい和みを覚えていた。
 明治天皇の玄孫の竹田恒泰さんと、歌手の華原朋美さんとのお付き合いが始まっていたことでマスコミは大騒ぎだ。皇族系の人気者とスキャンダルの多かった歌手の華原さんの組み合わせにびっくりである。討論番組で大活躍の竹田さんだけに、この二人の組み合わせには違和感を覚えるのは筆者一人なのだろうか。この恋は、どうやら、竹田さんのかくれファンからスタートした話の様だ。マスコミの問いかけに、竹田さんは「いとおしい」と答えたのが、さすが皇族の方の応答で、多くの国民がこの恋の行方を注目している。
 そういえば、筆者にも何人かのかくれファンがいる。この機会に思い切って紹介しておこう。
 まずは好きな将棋界だが、表のファンは郷田真隆9段だが、密かに、新鋭の藤森哲也4段を応援している。かつてのファンだった女流棋士の藤森(旧姓、中谷)奈津子さんの長男だからである。プロになって3年目で、今までのところは勝率が5割程度で、その活躍は今一つであるが、今後の躍進に期待している。唯一、新人王戦で、2年連続決勝戦に駒を進めたが、いずれも2位に終わってしまい、中魚(大魚)を逸したのは惜しかった。
 政治家では、やはり小泉純一郎の後継者、小泉進次郎さんだ。センスある若者で、頭の回転もなかなかである。その他には、自民党の攻撃型の西田昌司、落ち着いた静かな論客である民主党の福山哲郎さんが気に入っている。二人とも京都府選出議員である。今後の日本の政治を支える逸材だろう。
 スポーツ界では、楽天の則本昴大投手が気に入っている。滋賀県出身というのがその理由の一つだ。そういう意味では、大相撲の「にお(鳥に入を書く)の湖」である。今は幕下に落ちてしまったが、もう一度関取にカンバックして欲しい。また、大学駅伝では、上武大の大のかくれファンだ。ファンになったきっかけは、監督が滋賀県彦根東高校出身(早稲田)の花田勝彦氏が就任した時からである。私事ながら、高校時代に陸上をやっていた筆者の次男と同じ年代で、息子の応援に行った際に、花田氏の走りっぷりを何回か見たこともあって、親しみを覚えているからである。その上武大は、箱根駅伝に6年連続出場を決めているが、今までの5回は、全て最下位争いで吹っ切れていない。今年こそ、せめてシード争いに入って欲しいと密かに願っている。
 作家では、筆者の好みの遍歴を見てみると、中学、高校時代の山本有三、夏目漱石から始まり、松本清張、三島由紀夫と変遷、最近は、小池真理子、村山由佳、高樹のぶ子さんなどの女流作家のファンである。彼女らが描く男女のハードシーンに強い関心を持っている。その三人の中で、一番大胆なのが村山由佳さんで、「ダブルファンタジー」は、その秀逸な作品の一つだろう。筆者のかくれファンは、京大の学生時代に芥川賞を受賞した平野啓一郎さんで、同氏の格調ある文章が大いに気に入っている。もう一人付け加えるなら、石田衣良さんだ。同氏の男女の絡みの表現にはなかなかの凄さがあるからだ。
 かくれファンは、誰にも知られずに、そっと一人でその方たちの活躍を楽しむというところに、小さな喜びを覚えるのである。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 筆者が朝病院に着いた時には熱が37.5度あったので、急いでクーリングをお願いした。何しろ、この日は入浴日だったので少し心配だった。しかし、その後熱は平熱に戻り、無難に入浴が出来た。入浴を終えると、大仕事をしたようなほっとした気分だった。

3.今朝の一考
 3時40分起床。体重、62.8Kg。今日のお天気は晴れ一時曇りのようだ。

2530 影が薄い

 一時は脚光を浴びた方々も、気がつくとその存在の陰が薄くなってしまっている方が少なくない。

1.独り言コラム
 ここに来て、国会では、特定秘密保護法案の審議が熱を帯びている。政府は今週中に衆議院で採決し、12月6日までの今国会内での本法案の成立を期している。そのため、昨日辺りから、みんなの党、維新の会との法案の修正協議が繰り返されていて、どうやら、みんなの党とは折り合いがついたようだ。もう一方の維新の会とは、今日更に協議が続けられるという。
 そんなニュースが取り上げられている中で、野党第一党の民主党の陰が薄い。海江田代表によると今日にも独自の修正案を出すというが、そのインパクトは大きくなく、安倍内閣もその扱いにはウエイトを置いていないようだ。さらに言えば、あの小沢一郎氏が率いる生活の党などは、その存在さえおぼつかなく、影が薄いこと甚だしい。
 そう言えば、大阪都を目指して旗を振っていた橋下徹市長だが、知事から市長にまで乗り換えたまでは良かったが、その後、迂闊な風俗発言がもとで、すっかり人気を失ってしまい、今や、その存在も、影が薄くなっている。時々、テレビにも顔を出すことがあるが、それまでのような迫力が感じられない。余計な一言が彼の政治生命を台無しにしてしまったことは残念である。また、週刊朝日が掲載し、直ぐに連載は中止されたが、同氏の出自を扱った内容が、ここに来てボディブローのように効いて来ているようにも思う。それでも、一昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」で何人のパネラーの方から、政治家として、稀有な素質の持ち主であり、ここで潰してしまってはいけないというコメントがあった。同氏にとっては、貴重な救いのコメントだ。
 政治家で影が薄くなったと言えば、何も野党だけではない。自民党の石原伸晃環境大臣の存在も影が薄い。昨年の総裁選では、一時は有力候補で、有望な情勢にあったが、結局は、石破茂氏、安倍晋三氏に敗れて、一気にその勢いを失くしてしまった。暫くは、我慢の時期だろが、筆者は同氏は総理の器ではないと見ている。
 原発問題では、昨日から燃料棒の移動が始まった。キャスクと呼ばれる容器に燃料棒を納めて所定の場所まで移動させる。廃炉への第一歩であるが、燃料棒は1533本もあって、それの移動を完了するには、来年いっぱいかかるという。まさに気の遠くなる作業である。しかし、このニュースが大きく取り扱われているために、気掛かりな汚染水の問題が、一時的には、影が薄くなりそうだが、我々はごまかされないようにウオッチを続ける必要がある。
 一時はその存在の影が薄くなっていた女子プロゴルファーの横峯さくらさんが、先週のツアー優勝で、今期の賞金王争いで一気にトップに浮上し、改めてその存在を強く示した。その一方で、数年前には、筆者もファンになるくらい台頭著しかった諸見里しのぶ選手は、ここ数年、鳴かず飛ばずで影が薄い。一方、フィギュアスケートで復活を期して頑張っている安藤美姫さんだが、日本選手権への出場権を得るに至ったが、ソチオリンピックへの出場権を獲得するのは容易ではなさそうだ。何しろ、今の日本には、浅田真央、鈴木明子、村上佳菜子の三人の壁は相当なもので、その中に割って入るのは至難の業だと思われる。とにかく、その存在の陰が薄い彼女だが、3つの椅子を争う戦いで、彼女はどんなドラマを作ってくれるのだろうか。
 一旦影が薄くなった場合に復活するには、実績を重ねて時を待つことだろう。辛い時期を頑張るという試練を乗り越えねばならない。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 午前中は微熱があったが、午後には平熱に戻っていた。
 ところで、一日に数回、ベッド上で、身体の向きを変えてもらうのだが、その際に、指の間に挟んである痛み止めのクッションが外れることがある。その場合、痛さが雅子を苦しめるようで、筆者がそばにいる場合には、大きな声を出してそれを訴えてくれる。つまり、痰で苦しんでもいないのに、大きな声を出している場合は、何かを訴えていることが分かった。彼女も必死で何かを伝えよとしている対応に感動を覚えるのである。

3.今朝の一考
 5時起床。体重、63.0Kg。今日のお天気は曇り時々雨のようだ。

2629 今週の「明」と「暗」

 何事にも明暗がある。多くの人は輝いている「明」の部分に目を向けがちだが、苦労して頑張っている「暗」の世界から、学ぶものがより多くあると筆者は思う。

1.独り言コラム
 株価の動きが日米共に好調だ。アメリカのダウの先週の動きは、史上最高値の更新を続けていて、金曜日の終値は15961ドルだった。大台の16000ドルは目前である。一方の日本の株価も先週末の日経平均が15165円と半年ぶりに15000円台を回復している。さあ、今週はどんな動きを見せるのだろうか。報道によると、景気も徐々に回復の兆しを見せて来ていて、アベノミクスの経済政策が期待に沿って景気の下支えに効果を発揮して来ているようだ。株価は今は、明らかに「明」の軌道にある。
 さて、関西での人気番組である読売テレビ制作の「たかじんのそこまで言って委員会」が昨日の放送で500回を迎えた。重鎮だった三宅久之さんが亡くなって、奇しくもちょうど一周忌の日の録画だったようだ。レギュラー、準レギュラーのほぼ全員が顔を揃え、加えて、安倍総理、桜井よしこ、飯島勲、橋下徹、などの各氏もビデオ出演して番組を盛り上げ、この番組の良さである「明」の部分を演出していた。しかし、肝心のたかじんさんが未だに療養中であり、その「暗」の部分が気掛かりでもあった。
 筆者が気になったのは、一時はレギュラーの位置を占めていた勝谷誠彦氏の姿がないことである。かつては、この番組の重鎮だった三宅久之氏から「品は良くないが、いいことも言う」と評価されていた。ある時の特番で、浪人中だった安倍総理が、たかじんさんと山口県の温泉に入って政治を語る収録があったが、その際には、勝谷氏も一緒だった。その頃は、勝谷氏も重宝されていたのだが、この世界には厳しい掟があって、同氏の発言が、規を越えることが多く、切られてしまったことで、この特番にも呼んでもらえなかったようだ。そういう面では、厳しい「暗」の世界が、待ち受けているのだ。
 ところで、昨日のこの番組で、今年の暴言、名言大賞というコーナーがあって、暴言コーナーでは、あの鳩山由紀夫元総理の「尖閣諸島は、中国側から日本が盗んだと思われても仕方がない」という誠に持って酷い売国奴の発言が選ばれていたし、一方の名言では、辛坊治郎氏がヨットで遭難して、自衛隊に救助された際に発した「この国も国民でよかった」という言葉が選ばれた。筆者も、さすがはジャーナリストで、大事な命を救われた時の言葉として、適切な素晴らしい発言であったと共鳴したのを思い出していた。
 スポーツの話題では、プロ野球は、楽天イーグルが巨人を破って日本一になり、国内の全日程は終了し、目下アジアシリーズを戦っていて、期待通り順調な勝利を重ねている。一方、サッカーのJ1、J2もリーグ戦は大詰めで、横浜マリノス、浦和レッズ、サンフレッチェ広島の優勝争いがし烈なようだ。その一方でJ2への降級争いも大変で、あのゴン中山で一時代を創ったジェビロ磐田が、遂にJ2に降格が決まった。それに対し、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸のJ1復帰が決まっている。明と暗が交錯した厳しい世界の一面を見せてくれている。
 女子ゴルフでは、賞金ランキングでずっとトップを走り続けてきた森田理香子さんが、昨日終わった伊藤園レディースで優勝した横峯さくら選手に逆転されて2位に陥落した。残り2試合、森田さんの再逆転はあるのだろうか。明暗が交錯する最終盤戦である。
 大相撲九州場所では、白鵬、日馬富士の両横綱が前半を全勝で突っ走っているが、期待の稀勢の里は、昨日も豪栄道に敗れて2敗となり、今場所の優勝もほぼ絶望となった。大事な戦いで脆くも敗れる稀勢の里の前途は大変だ。その一方で、怪我で休場している琴欧州の大関陥落が決まった。一時は6人もいた大関が半分の3人になってしまったのがとても寂しい。
 フィギュアスケートの世界は、まさに「明」の世界の典型的な存在である。男女とも日本は選手層も厚く、今が最盛期であると思う。男子では高橋大輔の復帰、女子では浅田真央の復活に加えて、後に続く、織田信成、羽生結弦、鈴木明子、村上佳菜子選手など有望選手がおり、その後にも若手が育っている。ソチオリンピックが楽しみである。
 将棋の世界でも名人戦の挑戦者を決めるA級リーグでは、5局(全9局)を終えた段階で、羽生3冠が全勝で、早くも挑戦権をほぼ手中にしている。これからの興味は、B1への降級を巡る争いである。今の段階では、永世名人の谷川浩司9段が1勝4敗、三浦弘之、郷田真隆、佐藤康光、屋敷伸之、久保利明の5人の9段棋士が2勝3敗で、降級枠2人を巡って厳しい戦を強いられている。3勝2敗の棋士も、ランクの高い渡辺明竜王は安全と言えそうだが、ランクが下位の行方尚文8段、深浦康市9段の二人は安閑とはしておられない、最後の泣くのは誰だろうか。ここでも、明暗が相半ばする世界が待っている。
 政治の世界も然りであって、好調に走る安倍内閣も、今審議に入っている特定秘密保護法案、日本版NSC設置法案を始め、原発、TPP,憲法、それに中韓外交問題など、厄介な問題が山積していて、見た目ほど「明」の実情ではない。その一方で、かつては、天下を取っていた民主党の存在が薄くなり過ぎていて、再浮上が覚束ない「暗」の状況にあるのは気の毒である。
 明と暗、どんな世界にも存在するのだが、筆者は最近は暗の世界には強い抵抗力を持っていることを誇りにしている。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 比較的安定した一日だった。午後には車椅子に乗せてテレビを見せてあげると、この日はテレビ画面を注視していた。体調が良かったのだろう。

3.今朝の一考
 3時半起床。体重、62。9Kg。今日のお天気は曇り後晴れのようだ。

2528 流出

 一口に流出と言っても、その対象は、情報、映像、頭脳、技術だけでなく、災害などによる町ぐるみ、村ぐるみのインフラや家屋の破壊を伴う恐ろしい流出などがあって、その意味する分野は多岐に渡っていて、思いの外幅広い。言うまでもなく、流出は流失に直結していることが多い。

1.独り言コラム
 国会では秘密保護法案の審議が佳境に入って来ている。安全保障にかかわる機密漏えいを防ぐ枠組みが必要ということで、大事な法案である。この法案は、防衛、外交、スパイ活動、テロの4分野を対象としているが、秘密の範囲が広すぎて、曖昧であるところに問題があるようだ。
 秘密の情報の流出ということでは、半世紀以上も昔の話題だが、毎日新聞の西山太吉記者が情を通じて得た沖縄返還に関する機密情報を思い出す。最近では、3年前の神戸海上保安庁の職員だった一色正春氏が、尖閣諸島近辺で、中国漁船が衝突事件を起こした際に、その船長の逮捕の模様を撮影した映像がネットに流出させた事件もインパクトある映像流出だった。
 特に、後者の一色氏が行った映像公開がきっかけとなって、新しい法案の成立が急がれるようになったようだ。しかし、上記の二つの事例に関しては、本人たちは、その手段はさて置いて、真相を明らかにし、日本を守ろうとした勇気ある行動が、その原点にあったことは確かであろう。
 また、この法案の成立が急がれる背景には、アメリカから情報管理の強化を求められていることが大きいようだ。今のように情報の垂れ流し状態の日本の情報管理下では、必要な情報の提供もできないという。それだけに、一日も早いこの法案の成立に、安倍内閣は躍起になっているという。
 一方、そんな緊迫性とは無関係の世界の話題だが、芸能界での有名タレントの不適切な映像、情報の流出は、時としてスクープ記事として、しばしば、テレビ、週刊誌を賑わせる。例えば、数年前、あの異能の持ち主のタレントだった島田紳助氏が、非社会的な組織の親分と盃を交わしている写真が週刊誌に流出し、そのことで、同氏は、即メディアの世界から姿を消すことになった。また、有名タレントたちの男女のスキャンダラスな交際写真が、すっぱ抜かれるという形で、メディアを賑わすのは、今や日常茶飯事である。
 また、流出ということで筆者が気になるのは、日本の頭脳、技術の流出がある。仕事がやり易い研究環境を求めて、若い研究者がどんどんと米国を始めとする海外にその活躍の場を求めて行く。その一方で、海外に進出した日本企業の技術がいいとこ取りをされている現実に心配、懸念でいっぱいである。特に、中国、韓国には、その種の技術が盗まれるという形で流出してしまっている現実が手痛く、その結果が、ビジネスの世界で、韓国、中国に名を成さしめているのがとても無念である。
 一方で、大変困った流出は、台風、地震、津波などの災害によるインフラや家屋などの流出による流失だ。東日本大災害での津波による町全体の流失の驚愕の映像が思い出される。また、最近では、台風26号による伊豆大島での大災害、更には、台風30号によるフィリピンでのとてつもない大災害などが痛ましい。人間の力では抗しきれない自然の驚異になすすべがないのが辛い。
 もう一つ、今も進行中で、大変悩まされている流出は、福島原発での汚染水の海への流出である。汚染水を懸命になってタンクに溜めているという大変な実態も心配だが、そのタンクからの流失が大問題で、その対応に四苦八苦している毎日のようだ。東京オリンピック招致の際の最後のプレゼンテーションで、安倍総理が、放射能については「Under Contollable」」と明言しているだけに、必死のパッチワークで頑張っているが、本当に大丈夫なのだろうか。
 心配事が多い毎日だが、それらをきれいさっぱりに流して欲しいという意味での流出、流失を期待している今日この頃である。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 前日の帰りに高熱が出ていたので心配していたが、幸いなことに、昨日の朝には、ほぼ平熱近く(37.2度)まで下がっていた。夜勤の看護士さんの対応に感謝である。どうやら、今回の高熱は、厄介な炎症に繋がると言った大事には至らなかったのは幸いだった。
 ところで、昨日もそうであったが、最近は、大きな声で話しかけると、その日の体調によっては、目を開けてこちらを見てくれる。これが何とも愛おしい。重苦しい気持ちを和ませくれる。

3.今朝の一考
 3時起床。体重、62。4Kg。今日のお天気は雨後曇りの一日のようだ。

2527 即でしょう。

 予備校講師、林修氏の「いつやるの?今でしょう」はCMにも使われて流行語になったが、先日、小泉純一郎元総理が日本記者クラブで行った脱原発の講演で、記者からの質問に、そのパロディ的な新しい言い方を披露した。流行語になるかも?

1.独り言コラム
 去る11月12日に日本記者クラブで小泉純一郎元総理が講演を行った。そこで、同氏は、最近の持論である脱原発の考え方を改めて披露した。その際、記者からの「原発ゼロにする時期をどう考えるか?」の質問に「即でしょう」といったニュアンスの返答を行った。冒頭の林修講師の「今でしょう」を少し強めたような表現だった。
小泉氏の主張のポイントは、次の二つである。一つが、今がゼロの状態なんだから、今後再稼働を認めず、新しい原発を造らなければ可能ではないか。そして、今一つが、核廃棄物の処分場が出来ない限り、これ以上の核のゴミは増やしてはならない。
 最近繰り返されるこの小泉氏の持論に、さすがの自民党もその扱いに辟易としているようだ。何と言っても本質的には正論であって、世論もそれを支持する意見は多い。街角のアンケートでは賛成が8割だというデータもある。さあ、安倍総理がどうするか。このまま中央突破を図るのだろうか。その判断は「即でしょう」が理想的なのだが。
 台風30号によるフィリピンでの被害は甚大だ。世界各国からの支援が進んでいるが、日本からの支援も「即でしょう」ということで、自衛隊の先遣隊が既に現地入りし、今後は1000人規模に増員するという。東北大震災時にフィリピンからも多大の支援を頂いたことへのお返しだ。倍返しぐらいの気持ちでするべきでしょう。
 プロ野球の世界では、日米間の新ポスティング制度がやっとのことで2年間の限定で決まった。これによって、メジャー挑戦を希望している選手たちにチャンスが与えられることになったが、渦中にある楽天の田中将大投手は、今のところノーコメントだ。しかし、心中では「即でしょう」と叫んでいることだろう。ところが、今朝に報道では、そのポスティング協定の見直しが行われるということで、マー君の移籍も白紙の状態であるという。どうなることやら。
 医療法人の徳洲会グループの選挙違反事件では、既に親族らが逮捕されていて、関係部署の手入れも行われた。1億5千万円のお金が動いていて、選挙違反の規模としても空前の規模だ。徳田毅衆議院議員は自民党離党を行ったが、これは、そんなものでは収まるわけがなく、国民は、議員辞職は「即でしょう」と見ている。本人が頑張ったとしても、連座制で辞職は必至だ。
 タレントの島田紳助氏の黒い付き合い、板東英二氏の脱税、「おはよう日本」のNHKの森本健成アナの破廉恥行為などで、彼らは出演していた番組からの降板は、「即でしょう」ということで裁かれたが、息子が窃盗行為で逮捕されたにも関わらず、みのもんた氏の扱いは、一部でまだ番組出演が続いている。週刊誌などの報道では、本人は大胆にも開き直っているというが、…。
 歌手の島倉千代子さんが亡くなる3日前にレコーディングした「からたちの小径」の秘話が、今までにない感動を呼んでいる。日本コロンビアでは、適切な言葉ではないが、営業上から、このCDの発売時期については「即でしょう」と判断していると思う。何しろ、人のうわさも75日だから。鉄は熱いうちに打て、という言葉もあるだ。
 言うまでもなく、東電の汚水処理問題も然りであり、大抵の厄介な課題の対応については「即でしょう」が当てはまる。先送りが常識になっている国会、国政を司る国会議員たちは猛省し、国民のための本当の政治を行って欲しいものだ。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 ここ数日、症状は比較的落ち着いた日が続いていたが、この日は、筆者が所要で昼間外出していて、夕方戻ると高熱(38,2度)を出していた。急いで、クーリングをお願いして帰宅したが、心配である。

3.今朝の一考
 3時起床。体重、62。0Kg。今日のお天気は晴れの一日のようだが、明日は雨だと言う。

2526 島倉千代子さんの最後の新曲「からたちの小径」の奇跡の唄声

 亡くなる3日前に、自宅でレコーディングされたという島倉さんの魂のこもった最後の新曲「からたちの小径」の歌詞を紹介したい。。

1.独り言コラム
 筆者が驚いたのは、NHKが夜7時ニュース7、および9時のニュースウオッチ9のトップで、島倉千代子さんの葬儀の話題を取り上げていた。その扱いの大きさに、筆者はびっくりで、改めて島倉さんの大きさを認識した。確かに大歌手の一人であったことには間違いないが、大事なニュースもある中で、NHKがトップ扱いしたのは異例だと思った。
 このニュースで、筆者が感動したのは、彼女が亡くなる3日前に、自宅で最後の新曲となった「からたちの小径」のレコーディングを行い、同時に、ファン、関係者への最後の言葉を残していたという、壮絶な人生の一コマを創っていたことである。昨日の葬儀の会場で、この挨拶と新曲が流されていて、とても感動的だった。
 報道によると、この新曲のレコーディングは、元のスケジュールでは今日の15日に行われることになっていたのだが、島倉さん本人が、自分で自分の命の限度を悟っていたようで、その日まで待てないということで、せめて声だけでも入れて欲しいという希望があったという。そこで、亡くなる3日前の5日に早めてもらって、かつ自宅に設備を持ち込んでのレコーディングだったという。その場に立ち会った、この作曲を担当した南こうせつさんは、「恐らく、1回唄うのが精いっぱいだと思っていたが、全精力を振り絞って3回も唄ってくれた。ほんとに凄い頑張りだった」といったコメントをしていたし、来年の歌手人生60周年の記念作品として作詞を引き受けた喜多條忠さんも、彼女の歌の人生を総括するような意味で、3番の歌詞に『流れゆく人生、旅景色』という言葉に託したという。
 とにかく、死を意識して最後の新曲に挑戦した島倉さんの魂の歌声に、改めて感動を覚えたのである。
 そういえば、かつて、昭和45年に作家の三島由紀夫さんが、死を決意して、連載していた「豊饒の海、第4部天人五衰」の最終原稿を出版社に届け、その足で市ヶ谷の自衛隊に乗り込んで、自衛隊員を前に演説をして檄を飛ばし、その直後に壮絶な死を遂げたあのシーン、また、歌の女王だった美空ひばりさんが、同じように、亡くなる1年前に、死を覚悟して行った東京ドーム公演などを思い出す。死をかけた、或いは死を意識した人間の行動には、とてつもない尊厳さと感動を覚える。
 それでは、気になる島倉さんのその新曲「からたちの小径」の歌詞を披露しておこう。これはNHKのニュースウオッチ9での画面から採取したものであり、間違いがあるかもしれません。悪しからず。
      
 1.なつかしいうたを 誰かがうたっている
   遠い日の思い出が よみがえる
   駅から続くからたちの小径で
   手を繋ぎ、寄り添って歩いたわ

   あぁ恋のかおりを残して、あなたは消えた
   好きです、いついつまでも
   涙がほろほろり

2  凍てつく夜は、手を重ね合い
   ずっといっしょ あなたのささやき信じてた
   雪より白い つましいあの花
   トゲあることも 忘れてた
3. 帰らぬ日々に くやみなし
   人生流れゆく 旅景色
   たった一度の ときめきの香り
   夢見るように、寂しくついてくる

 とにかく、命いっぱいに絞りだす魂の声に勝る感動はない。 合掌

2.難病との闘い、昨日の雅子
 ここ数日、比較的落ち着いた日が続いている。この日は、車椅子での体勢にしてあげた際には、少しの間は、テレビに視線を送って、画面に見入っているようだった。日によって様子が違う。恐らく、体調の違いからくる違いなのであろう。

3.今朝の一考
 3時50分起床。体重、62.6Kg。今日のお天気は、雨のち晴れの予報。

2525 政治家の娘

 男女同権と言いながら、政治家の世界は、やはりまだまだ男の世界である。少し前には、英国のサッチャー首相、今では、ドイツのメルケルさんのようなしっかりした女性政治家もおられるが、まだまだ少数である。今朝は、女性は女性でも、政治家の娘の話題を取り上げてみた。

1.独り言コラム
 明日来日が予定されている米国の新駐日大使のキャロライン・ケネディさんの大使就任の歓迎レセプションが、12日夜(日本時間13日午前)ワシントンの日本大使公邸で行われた。この歓迎行事に450人もの訪問客があり、さすがに「ダイナスティ」(王朝)と呼ばれる名家に相応しい門出となったようだ。彼女は、故ケネディ大統領の長女で、作家であり、弁護士でもある。かつて、ケネディ大統領が在任中に希望していて叶わなかった訪日を、奇しくも半世紀後に娘が大使として果たすことになる。迎える日本側も、彼女がオバマ大統領のお気に入りということもあって、その期待も大きく、キャロライン人気は既に上々である。
 ミャンマー(ビルマ)の「建国の父」「国家の父」「独立の父」と呼ばれたアウンサン将軍の娘であるアウンサンスーチーさんは、軍事政権と対峙し、1989年以降、度重なる自宅軟禁を強いられてきたが、2011年になって漸く政治活動を再開した。今年の4月には27年ぶりに来日し、安倍総理を始めとした日本政府の要人と会談した。同氏は、1991年にノーベル平和賞を受賞している。ミャンマーの民主化は軌道に乗るのだろうか。彼女の今後の手腕が期待されている。
 韓国の第18代大統領である朴槿恵大統領は、第3代の朴チョンヒ大統領の娘である。韓国初の女性大統領ということで、前大統領であった李明博大統領よりは日韓関係が改善されるのではとの期待があったが、その期待は彼女の大統領就任早々から完全に裏切られた。この半年間、米国、欧州、ロシアなどを回って各国に挨拶をしながら、日本の悪口を喧伝して回っており、その大統領としての品格が疑われている。その一方で、隣国である日本との首脳会談は、半年以上も経過したが、未だに実現されていない。常識のない、品のない大統領には開いた口が塞がらない。大の政治家を父に持つ娘としては、最低の出来の娘であろう。日本は、もう知らんぷりで行くべきだ。
 さて、日本の政治家の娘さんをの事例を検証してみよう。まず、最初に頭に浮かぶのが、あの田中角栄元総理の長女の田中真紀子さんである。小泉純一郎総理を誕生させた時にはなかなかの人気であったが、外務大臣を拝命したのが、結果的には不適格人事で、それを外されて以降は、きゃんきゃん吠える犬の様で、声の大きいじゃじゃ馬の政治家だった。その結果、かつての人気も失せて、昨年の衆院選では遂に長年の角栄さんの地盤を失った形で落選した。彼女の演説を聞いていると、それは政治家の演説というよりは、言ってみれば、何とか笑いを取ろうとする下手な漫談家のような内容で、どうたら、彼女は舞台を間違えていたように思う。かつて、日本初の女性総理だなんてマスコミが持ち上げたことがあったが、信じられない昔話である。
 日本の女性総理の候補としては、野田聖子氏が話題になったことがある。池田勇人、福田赳夫と共に「大蔵省の3田」と言われた野田卯一氏の孫である。ちょっと見が美人ということで人気はあったが、政治家としての手腕は今一つである。彼女の最近の話題は、3年間で8回に渡って体外受精を受けた不妊治療体験を元に、女性の立場を守るといった立場からの政治活動を続けている。生まれた男児に障害があって苦労して育てているのを思うとちょっと気の毒な気もするが、総理になるような器でないことは確かである。
 小渕恵三総理の長女である小渕優子氏は、なかなか落ち着いた政治家に成長しつつある。長男よりも政治家に向いているということで、親父さんの死後、その地盤を受け継いで立候補して当選を果たし、その後も安定した選挙戦で勝ちを続けている。ふっくらした体型も安心感を与える要因になっているようだ。政治家としての手腕はこれからの努力次第だろう。
 こうして見て来ると、先ごろ亡くなった島倉千代子さんのヒット曲の「人生いろいろ」ではないが、「政治家の娘もいろいろ」である。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 比較的無難な一日だった。この日も、午後には車椅子に乗せてテレビを見せてあげたが、前日と違って全く関心を見せず、目を瞑ったままだった。

3.今朝の一考
 3時50分起床。体重、62.4Kg。今日のお天気は、晴れ後曇りで崩れる方向だそうだ。

2624 まさか

 最近の内外の動きに目をやれば、思ってもいなかった、いわゆる、まさかの展開の多さが目に着く。ドッキリカメラじゃない現実に、驚きを越えて、ちょっとした快感さえ覚える日々が続く。

1.独り言コラム
 まさかと言えば、「人生には、上り坂、下り坂、そして、もう一つ、まさかのさかがある」と答弁していた小泉純一郎元総理を思い出す。同氏は、退任後は、ごく最近までは、公衆の前にその姿をほとんど見せなかったことで、さっぱりした節度ある総理だったと思っていたが、ここに来て、一転して、立て続けにマスコミの前に登場し「脱原発」を繰り返し訴えて、政府の決断を迫っている。まさかの展開である。
 昨日も日本記者クラブで記者会見し「総理が決断すればできる」「百考は一行に如かず」と述べ、安倍総理の決断を迫った。相坂一考と名乗る筆者には、この「百考」と「一行」の表現には、何故か面はゆいものを感じている。それはさておき、とにかく、同氏の主張の内容が正論だけに、受けて立つ政府側も容易ではない。まさかの小泉元総理の再登場である。
 こちらもびっくりである。「島の数が4000以上も減った?」という、まさかの記事を目にした。昨日の日経新聞の夕刊が伝えている。それによると、世界最大群島国家のインドネシアの地理空間情報局が、国連海洋法条約の定義に基づき数え直した結果、これまで17608が13468に減ったというのである。今までは、高潮時に水没する砂地や岩礁を島と数えていたというのである。数が多いだけにインパクトのあるニュースである。
 昨日のNHKのクローズアップ現代で、70歳以上の高齢者の5人に一人が栄養失調であるという実態を取り上げていた。特にタンパク質の不足が目立っているという。高齢者の栄養失調は、認知症や寝たきりを引き起こし易く、寿命を縮める可能性が高いという。長寿国日本に、まさかの危険信号である。筆者も気を付けなければ、…。
 フィリッピンを襲った台風30号は、多くの死傷者、とんでもない被害をもたらしたが、米軍の観測によると、この台風の最大風速が87.5メートル、そして最大瞬間風速は、なんと、105メートルだったというのである。まさかのとんでもない記録である。これは、1951年に統計を取り始めて以来、最強クラスであることはまちがいないという。
 長崎地裁が、諫早湾水門の開放の裁定を下した福岡高裁の判断に、その開放に差し止めを命じる仮処分決定を行った。農民対漁民の抗争も泥沼の状態だ。地裁が高裁に食って掛かった。これまた、まさかの展開である。
 まさかと言えば、昨日の大相撲九州場所の三日目は、4人の大関に白星がないというまさかの結果だった。琴奨菊は前日の取り組みで身体を痛めての休場で不戦敗だったが、それ以外の琴欧州、鶴竜、それに今場所こそという期待を担っていた稀勢の里の3人が揃って、バタバタと相次いで敗れてしまった。その一方で、二人の横綱は3連勝と淡々と勝ち星を重ねている。そんな中で、日本人力士では、関脇の豪栄道が頑張っている。今度は、この方に頼りたい心境である。日本大相撲協会も頭が痛いところだろう。大相撲は実質的には、外国人力士に席巻されてしまっている。言ってみれば、今の大相撲は、最早W杯と称して差し支えなさそうである。
 そういえば、一昨日の将棋で、贔屓の郷田真隆9段が王位戦予選で、若手の戸辺誠6段に、悪かった序盤の戦いを盛り返し、中盤で一旦必勝の将棋に持ち込みながら、終盤には、守りに徹した結果が悪く、執拗に食いついた若手にまさかの逆転負けを食らった。このまさかの敗戦で、郷田9段はこの棋戦から姿を消してしまい、筆者も元気がない。
 今の心境は「毎日がまさかの積み重ね」と言っても過言ではない今日この頃である。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 相変わらず、痰は多かったが、朝から熱もなく、3週間ぶりに入浴がOKとなった。付添いとしてもほっとであった。

3.今朝の一考
 4時半起床。体重、62.5Kg。今日のお天気は、曇り時々雨の寒い一日のようだ。

2623 声美人

 声の魅力にインパクトを受けることがある。姿が見られないラジオ放送を聞いている場合に多い。特に女性の素敵な声の持ち主の方には、思わず、その方の年齢や姿形を都合のいいように想像して、勝手に楽しんでいることがある。

1.独り言コラム
 先日、逝去された島倉千代子さんの歌との最初の出会いは、ラジオ放送だったと思う。デビュー直後の彼女の高音のビブラートが効いた独特の歌い方に、「一目惚れ」ならぬ「一聞惚れ」をし、直ぐにファンになった。その後、テレビで彼女を見るようになったのだが、可憐な美少女をイメージしていた筆者の期待にずれがあったことで、初期の熱烈な島倉千代子ファンからは、次第に遠のいて行った。
 さて、毎日の病院通いの往復の車の中で、筆者はいつもNHKラジオ第一放送を楽しんでいる。朝は、「あさいちばん」それに続いて「スッピン」が放送されているし、夕方はウークデイが「関西ラジオワイド」、週末の土日が「地球ラジオ」である。
 これらの番組を通じて、筆者が何となく気になっている女性を何人か上げてみよう。「あさいちばん」と「スッピン」に出ているお天気お姉さんの伊藤みゆきさんの声には、それほどの特徴はないが、その落ち着いたお話ぶりは、コンパクトですっきりしていてとても楽しい。いろんな知識も豊富で、知的な側面もうかがわれる。インターネットで顔写真を拝見したが、写真を見る限り普通の清楚な女性であって、筆者のストライクゾーンに入っている。
 夕方の「関西ラジオワイド」では、斉藤弓子、石倉美香の二人のキャスターの他に、レポーターの岸有佳里、根木おおみさんの女性アナが出演しておられるが、その声の魅力、話術の素晴らしさに満足の筆者である。それぞれの方々の年齢やお姿は全く知らないので、勝手にそのイメージを膨らませて楽しんでいる。特に、斉藤弓子さんの終わりのセリフ「またあした」は、明るくて筆者にはインパクトがある。どんな方なのだろうか。インターネットの顔写真では、物足りなさすぎる。
 そんな中で、最近筆者が特に気に入っているのは、土日の夕方に放送されている「地球ラジオ」の倉益悠希さん(18歳)である。中東など外国生活を経験されていて、英語も達者である。人物案内には女優と紹介されているが、目下、上智大学在学中という。この方の場合は、声の魅力というよりも、その話し方から来る純粋さ、語学の強さ、そして何といっても若さの魅力である。18歳でオジサマを相手に、卒なくこなしている能力も大したものだ。週末の病院からの帰宅時のドライブをいつも楽しんでいる。
 なお、スッピンのメインキャスターである藤井彩子アナは、テレビでお馴染みだったので、それほどインパクトはないが、その話術の巧みさはさすがである。かつて、テレビの討論番組の司会で、あの大阪府の橋下徹知事の怒りを買った「30分の遅刻ですね」というジョーク(?)が今でも記憶に生々しい。最近、再婚されて、お元気のようで、何よりである。
 ところで、筆者の耳に今でも印象深く残っているのが、「スッピン」の前の番組だった「ラジオビタミン」の神埼ゆう子さんである。彼女の肩書きは、女優、歌手と紹介されて、いるが、筆者は、全く知らない方なのだが、その透き通った声の魅力に「一聞惚れ」だった。男の心を掴み取る魅力ある声の持ち主で、ほれぼれして聞いていたのが懐かしい。
 最後に、声の魅力という話題では、どうしても欠かせない方がいた。今は亡き歌手のフランク・永井さんである。今朝登場する唯一の男性だが、あの低音の素晴らしい響きは、今でも筆者の耳にしっかりと残っている。かつての飲みやでの話だが、筆者の声が少し似ていると持ち上げられて「おまえに」「有楽町で会いましょう」「夜霧の第二国道」「俺は寂しいんだ」「東京午前三時」「羽田発7時50分」「西銀座駅前」「夜霧に消えたチャコ」「夜間飛行」などの数々の同氏のヒット曲を唄って楽しんでいた頃があった、若かりし日の仕事に勤しんでいた(?)頃の懐かしい想い出である。
 とにかく、声美人、声美男には、悪い人はいないという。大いに信じたいセリフだが、眉唾の場合もあるそうだ。騙されないようにしましょう。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も平熱で落ち着いた一日だった。午後には、前日に続いて車椅子に乗せてあげて、寝たきりの姿勢を変えて上げた。前日と同様のテレビを見せてあげると、それまでつむっていた目を開いて、じっと画面に見入っていた。ある程度、内容を理解しているのではと思うくらいの表情だった。彼女が好きだった宮根誠司氏がキャスターの午後のワイド番組「ミヤネ屋」で、ちょうど世界で最悪の台風30号がフィリピンを襲った被害の模様を伝えていた。因みに、テレビを切ったら、直ぐに目をつむったところを見ると、見ていたことは確かである。本当に理解していたとすると嬉しいのだが、…。

3.今朝の一考
 2時半起床。体重、62.7Kg。今日のお天気は、曇りの一日のようだ。

2522 ドッキング

 広辞苑には「宇宙空間で2つの人工衛星を連結させること、そこから転じて、別々のものが結合して一つになること」とある。

1.独り言コラム
 宇宙飛行士若田光一さんが、日本時間7日午後1時14分、ソユーズでバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。そして、約6時間後の午後9時44分(日本時間)にドッキングに成功し、宇宙船のハッチを開けて、笑顔で国際宇宙ステーションに入室した。同氏にとっては、4回目(1996年、2000年、2009年)の宇宙飛行で、今回は、日本人最長の347日間の滞在となる。そして、来年の3月11日には、日本人初の船長に就任する。余計なことだが、3月11日というのは、日本人には忘れられない日であって、ちょっと気掛かりなのだが、…。
 それにしても、最近は、宇宙飛行も日常茶飯事化しつつある。恰も、ロケットで通勤するような感覚で、国際宇宙ステーションとの間を往復する。高速で移動している宇宙基地に、ロケットをぴったりとくっつけるドッキング作業も、今では、手慣れた宇宙飛行のワンステップになっている。科学技術の進歩に驚嘆と感動を覚える。
 先日の11月8日に東京世田谷の田園調布で起きた女子高生誘拐事件は、幸いにもスピード解決して、女子高生は無事に保護された。犯人の3人は、インターネットの裏サイトで知り合い、犯行の数時間前に会った(ドッキング)即席のグループで、思い付き的に行った粗雑で大胆な犯行だった。捜査本部が驚いたのは、そのラッキーな逮捕劇である。その犯行の時間帯で、たまたま行なっていた盗難車の追跡捜査の検問中に、犯人らが、奪った盗難車に拉致した高校生を乗せて運転中を、その検問でばっちりと捉えて、事件が発覚するという偶然の逮捕劇となった。漫画のような出来過ぎた話で、誘拐事件に使われた盗難車が、敷かれていた検問にぴったりとドッキングするという珍しい偶然の逮捕に直結したのである。これは、警察のお手柄というよりも、搬送と検問という2つの行為の偶然の幸運なドッキングというラッキーな出来事以外の何物でもないと思う。強いて言えば、検問に当たった警察官の卒ない対応は、褒められてしかるべきかもしれない。
 安倍内閣にとっては、順調な出だしの1年だったが、その順調さを支えたのがアベノミクスと呼ばれる経済政策である。就任早々に放たれた金融政策、財政出動という二本の矢の効果で、株価が回復するなど経済の回復ムードを盛り上げて来ていたが、大事なのは、いよいよ放たれた三本目の矢である成長戦略の行方だろう。ポイントは、これらの三本の矢がうまくドッキングできるかどうかである。そういう意味では、安倍内閣にとっては、これからが大事なタイムゾーンに入ったというべきだろう。成功を祈りたい。
 ジュネーブで行われているイランの核問題を巡る米英ロなどとの6か国会議が注目されていたが、イランは、「ウランの濃縮活動は譲れない一線である」と強く主張し、残念ながら合意には至らななかった。一時は、アメリカのケリー国務長官も予定を変更して急遽会議に参加するなどの動きもあったが、イラン側と主張とうまくドッキングが出来ず、不調に終わったのは残念である。
 2020東京オリンピック招致は、ロビー活動を始めとする地道な準備と努力、それにIOC総会での感動的なプレゼンテーションがうまくドッキングして、他の二つの候補都市のトルコのイスタンブールとスペインのマドリードに打ち勝つことが出来たことは、ご同慶の至りである。
 ところで、そのIOCの日本委員である竹田恒和氏のご長男の武田恒泰氏は、最近著書やテレビで大活躍中だ。特に、読売テレビの人気番組の「たかじんのそこまで言って委員会」では、辛口の勝谷誠彦氏に代わってレギュラーの地位を得て、水を得た魚のような大活躍を見せている。旧皇室であることが売出しのキャッチフレーズになっているが、少し喋り過ぎが気になる。ところが、最近になって、その竹田恒泰氏に、芸能人の華原朋美さんとの交友関係の話題が飛び出してきている。意外な男女のドッキング話に、びっくりだが、ご本人の竹田氏は、インタビューに応じて「いとおしく思っている」と答えている。過去の多い華原朋美さんだけに、竹田さんへのマイナス効果を懸念するのだが、…。
 ドッキングの話題も、男女の話になると、少し興ざめの側面が出て来るので、今朝は、この辺りで止めておきたい。
 
2.難病との闘い、昨日の雅子
 雅子にとっては、久しぶりにほとんど熱のない一日だった。そこで、午後には1時間ほど車椅子に乗って寝たっきりの姿勢を変えて上げた。とにかく、車椅子は、今月に入って初めての事だった。途中で、テレビを見せてあげると、最初は無視していたが、その後、暫く(15分ほど)は、じっと画面に視線を送っているようだった。かつて、好きだった番組の「たかじんのそこまで言って委員会」だったので、もしかしたら、内容が分かっていたのでは、と思いたいのだが、…。
 
3.今朝の一考
 2時起床。体重、62.7Kg。今日のお天気は、曇り時々雨の一日だそうだ。

2521 復活への手ごたえ

 一旦、頂点に立って脚光を受けたヒーロー、ヒロインが、スランプ、不振に陥るケースは少なくない。そんな方々の復活劇には心を癒されることが多い。

1.独り言コラム
 スケートのNHK杯フィギュアでは、昨日、自由演技が行われ、男女共に日本勢が表彰台の二つを奪って気を吐いた。男子は優勝が高橋大輔、2位に織田信成、女子は優勝が浅田真央、3位に鈴木明子が入った。優勝した二人は共に、一時の低迷から見事な復活を果たした。高橋は4回転を成功させたし、浅田の演技には、かつては、回転演技には、ハラハラして見ていて不安が、完全に一掃されていた。二人共に、ソチオリンピックを最後に現役引退を決意しているだけに、それぞれのスケート人生の最終章に向けて、順調な歩みを続けている。そのソチオリンピックでは、浅田選手の永遠のライバルだった韓国の金妍児選手との対決が、今から楽しみだ。
 その一方で、出産後間もない安藤美姫選手が、復活を目指して頑張っている。12月の全日本選手権での戦いぶりが注目される。また、浅田真央選手の引退の後の穴を埋めると期待されている15歳の宮原知子さんも頑張って、初めてのシニアのこの大会で5位に入って、その大器への片りんを見せていた。
 ゴルフでは、長く不振に喘いでいた石川遼選手が、ここに来て漸く上昇の傾向にある。多くのファンはその復活劇を今か、今かと待っている。今週行われている男子ツアーでも、初日は出遅れたが、一昨日、昨日の二日間ではアンダーパーで回って、16位タイまで順位を上げて来ている。2週間前のアメリカツアーでも、2位タイと今年に入ってから最高位の成績を残している。どうやら、長い低迷の暗いトンネルから脱出出来そうで、復活への期待は大きい。その一方で、女子ゴルフの宮里藍、宮里美香の二人の宮里選手は、今期は振るわずファンはやきもきの一年だった。来季の復活劇はあるのだろうか。美香さんファンの筆者は、日本オープンでの優勝で多少は癒されたが、メジャーでの活躍は、昨年のように行かず、今一つだったので、筆者としては、気落ちした一年だった。今週の日本で行われている米国ツアーでもふるっていない。
 米大リーグでは、昨年までは、その存在が今一つはっきりしていなかった上原浩治選手が、今年は別人のようにレッドソックスの押さえのエースとして復活した。そして、ポストシーズンでもその力を発揮して、レッドソックスの7年ぶりの優勝に貢献した。持ち前のテンポの早い投球術は、なかなかの威力があるようで、それが好成績につながっているという。来年も守護神(クローザ―)としての活躍が期待されている。レッドソックスのもう一人の日本人の田沢純一投手も、繋ぎの投手としての役割を果たして頑張っている。同氏の場合は復活ではなく、漸く目が出始めたというべきだろう。
 話は、例によって、大きく飛躍するが、復活劇の最たる事例は、安倍晋三総理の再登板であろう。6年前の初登板では、身体を壊したことで一年そこそこで総理の座を去ったのだが、その後の苦節6年の頑張りで、再度総理の座を得た。見事な復活劇だった。その後は、アベノミクスの経済政策が、今までのところ順調で、その出だしを支えてくれて、順調な一年だったが、ここに来て難問山積で、これからが同氏の真価が問われることになるのだろう。先週から、その難問の一つである秘密保護法案の審議が始まっているが、野党の猛反発、メディアの廃案提起などで、今後の扱いが注目されている。その他にも、TPPの扱い、消費税の10%へのアップ、外交問題、更には、アベノミクスの第三の矢の成果も問われる時期に入って来ていて、それらの課題突破は容易でないと思われる。健康に気をつけて、信念を持って頑張って欲しい。
 いずれにしても、復活劇には、それを結実させるための不断の大変な努力、頑張り無くしてあり得なかったことを忘れてはならない。
 
2.難病との闘い、昨日の雅子
 午後になって、相変わらず微熱(Max、37.4度)が出ている。このところ、午後の微熱が常態化しているように思える。
 
3.今朝の一考
 4時10分起床。体重、62.7Kg。今日のお天気は、晴れ一時雨のようだ。

2520 島倉千代子逝去、声質に魅了されて

 歌手の島倉千代子さんが昨日午後、肝臓がん亡くなった。75歳だった、何を隠そう、ラジオ時代は、筆者は彼女の熱烈なファンだった。

1.独り言コラム
 筆者のファンの遍歴をみると、アンチ巨人の事例を持ち出すまでもなく、大抵は、その分野でのトップの方ではなく、2番手、若しくはもっと弱い方の応援をする考え方の持ち主であった。今でも、その考え方は、本質的には変わっていない。政界では、55年体制以降の自民党の独走時には、浅沼稲次郎さんや成田知巳さんが党首だった頃の社会党のファンだったこともあった。
 そういう考え方から、芸能界の女性歌手についても、当時は美空ひばり時代の全盛であったこともあって、2番手の地位に上りつめていた島倉千代子のファンになったのは自然な流れだった。幸か不幸か、筆者の高校生の頃は、まだラジオが主体の時代だったことも幸い(失礼かな?)して、何の抵抗もなく、彼女のファンになっていた。一言で言えば、売出し始めた頃の彼女の魅力的な声に惹かれて、気がついたらファンになっていたのである。デビュー当初の彼女が歌う高音部分の魅力は、筆者を十分に魅了した。とにかく、筆者は、彼女の声質、音質の虜になっていたのである。そんなことから、テレビ時代に入っても、暫くは彼女のファンであり続けたが、阪神の藤本勝巳選手との結婚が話題になった頃から、次第に筆者の心からは離れて行った。それでも、晩年の「ほんきかしら」「人生いろいろ」は、それなりに歌えることが出来る。
 今の歌謡界を歌手別に捉えて、筆者がカラオケで一番多くの曲を歌える女性歌手は、島倉千代子であると思う。中でも、デビュー曲の「この世の花」は好きな歌の一つで、西条八十さんの詩と万城目正さんの曲がぴったりマッチしていて魅力的だ。特に3番の歌詞の「君のみ胸に黒髪を、うずめた楽しい想い出月夜」の部分は、とても好きである。
 ところで、数多い彼女の歌の中で、筆者が最もインパクトのある魅力を覚えた曲は、ご存じない方が多いと思うが、デビュー5年後の1959年に発売した「哀愁のからまつ林」である。彼女の魅力があふれ出る高音部が多い歌で、当時の彼女でもいっぱいいっぱの声の出し方で唄っていた。それがまた魅力でもあったのだが、晩年の島倉さんには、残念ながら唄えない曲になっていたと思う。自慢する訳でないが、先日、カラオケで、筆者はこの歌に挑戦し、全国平均点を上回る得点を出して悦に入っていた。因みに、彼女の持ち歌の中で、筆者が歌って最高点が出るのが「他国の雨」である。しっとりとした哀愁がいっぱいのスローな曲である。正直言って、それほど好きではないが、高得点が出るので時々唄う。なお、彼女が芸能界入りするきっかけとなったコロンビアの歌謡コンクールで唄ったのが、この歌の元歌(鳴海日出男さんの涙のグラス)だったという。
 いろいろと、彼女への思い出は尽きないが、今、筆者の頭の中に記憶している彼女が歌った曲名(上記以外)をここに列記して、彼女への供養にしたいと思う。
 「りんどう峠」「東京の人さようなら」「東京だよおっかさん」「逢いたいなああの人に」「からたち日記」「思い出日記」「思い出さんこんにちは」「さよなら地蔵さん」「白い小指の歌」「恋しているんだもん」「襟も岬」「かるかやの丘」「十国峠の白い花」「星空に両手を」「本気かしら」「人生いろいろ」である。
 ご冥福をお祈りしたいと思います。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 午後になって、微熱(Max、37.3度)はあったが、抗生剤の効果もあって、大きなトラブルもなかった。今から、来週火曜日の入浴日の体調が気掛かりである。
 
3.今朝の一考
 1時半目覚め。入浴、体重、63.1Kg。(6時推定)。4時にブログを配信して、いったん就寝。このところ、体重の増加が気になっている。今日のお天気は、午前中は晴れのようだが、午後からは崩れるという。

2519 将棋漬けの一日

 昨日は、大物棋士同士の対局が4局も同時に携帯中継してくれていたので、朝10時から日付が変わった深夜の1時過ぎまで、その展開を楽しんでしまう将棋漬けの長い一日となった。

1.独り言コラム
 将棋の対局は、大抵は朝の10時に始まるが、タイトル戦は9時始まりである。昨日は、タイトル戦の竜王戦第3局とA級順位戦2局、更には王将戦の最終予選のリーグ戦の1局の携帯中継が行われた。
 竜王戦は、挑戦者の森内俊之名人が2連勝と好調な出だしを見せていて、この第3局での渡辺竜王の戦いぶりが注目されている。対局は福岡県の二日市温泉の大丸別荘で昨日から行われている。この対局は2日制で、この日は18時に森内名人が封じた。角換わりの矢倉模様の戦いとなったが、名人が先に馬をつくる展開となったが、渡辺竜王も、飛車、銀、桂を相手の玉頭を狙った好位置を占めた形で封じられた。勢いは竜王だが、馬の働き具合で、森内名人も譲らない形である。さあ、今日の二日目で勝負がつくが、森内名人が勝つと一気に渡辺竜王がカド番となる。今朝からの戦いに注目したい。
 A級順位戦は、5回戦(9回戦制)の2局である。羽生善治3冠(4連勝)と屋敷伸之9段(2勝2敗)、谷川浩司9段と郷田真隆9段(いずれも1勝2敗)の大物同士の対局であった。面白かったのは、後手の羽生3冠が出だしの2手目で、3分使って2二金と上がった手で、プロ将棋では滅多に見られない形である。戦いは、屋敷9段がかなりの粘りを見せたものの、やはり羽生3冠が隙を与えず、夜の10時過ぎに、屋敷9段の投了となった。これで、羽生3冠は5連勝である。既に1敗者はおらず、他の追随を許していない。来年の名人戦への挑戦権の獲得はほぼ固い。
 一方の谷川、郷田戦は、後手の郷田九段が、4手目で10分というちょっとした長考を見せて、角換わりを狙った作戦に出た。戦いは終始郷田ペースで進んだが、終盤に入ったところで、郷田が詰めをぐずり、気がつくと谷川9段が逆に攻勢を見せる形となり、大乱戦の模様となった。日付が変わった頃が、一手、一手形勢が変わる息詰まる攻防が展開されていて、郷田贔屓の筆者は、駄目になったのかと半分あきらめの気持ちにさせられいたが、粘りに粘った郷田が、遠回りをしたものの、最後は谷川王に迫り辛勝した。終局は、午前1時10分で、158手の大熱戦だった。筆者もほっとした一方で、大変な疲労を覚えた一日となった。
 もう一局の王将戦の最終予選は、久保利之9段と深浦康市9段の間で行われたが、深浦9段が押し切って勝利した。これで、このリーグ戦では、羽生3冠、佐藤9段が共に3連勝、深浦9段と郷田9段が2勝2敗、久保9段と豊島将之7段が1勝2敗、谷川9段が4敗となっていて、ここでも羽生さんの強さが光っている。
 蛇足だが、将棋中継の筆者の楽しみ方のポイントを列記しておこう。
  1)どちらが先手になるか。 
   通常は振り駒で決まるが、対局によっては、A級リーグ戦や王将戦リーグなどでは、対局前に決まっているケースもある。
  2)序盤での戦型
   どんな形の戦いになるかは、両者の作戦の大事な部分であり、それを見るのも楽しい。
  3)考慮時間
   長考する棋士の代表が郷田9段である。長い時には3時間近くに及ぶことがあるが、この時間に棋士が何を考えているか、どんな手を読んでいるかを推測するのもなかなか楽しいひと時である。時々、筆者の読みが当たることもあって、気分を良くしてくれることもある。なお、昨日の郷田さんの長考は62手目で、5時前に始まり夕食休憩を挟んでの1時間31分であった。因みに、夕食休憩の50分があるから、実質は2時間半に及んでいるとみてよい。この間、筆者は病院を出て帰宅するタイミングで、ドライブ中だったが、61手目の着手は自宅に戻ってからの夕食後の事だった。
  4)終盤のねじり合い
   はらはらする場面が続き、時々、駄目だと思ってあきらめることも多いが、何だか自分が闘っているようで疲れる時間帯である。
 5)どちらかに詰みが見え始めた最終盤
   贔屓の棋士が勝った時の安堵感で心が和む。

 何もそこまで苦しんで楽しむこともないと思うが、それがファンの気持ちなのである。とにかく、昨夜(今朝未明)の郷田9段の勝ちで、今朝は朝寝坊したが、気分はほっとしていて悪くはない。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 昨日の雅子は微熱のある一日だった。一昨日の入浴日に、その直前に体温が上がったのは、検査の結果では、やはり、ちょっとした炎症が起きていたという。そのため、既に抗生剤が栄養剤の中に添加されているという。今回の炎症は、1週間という短い間隔で起きていたことになる。なお、この日の体重測定では、前月に比べて1kGも増加していた。炎症に見舞われたが、体重は増えているという。何故だろう。
 
3.今朝の一考
 5時起床。体重、62.8Kg。今日のお天気は、晴れの一日のようだ。明日も良いさそうだが、日曜日には雨になるという。

2518 相次ぐ心配なニュース

 「相次ぐ」という言葉に続く内容には、歓迎するケースとそうでないケースがあるのだが、今朝は、後者のケースに焦点を合わせてみた。

1.独り言コラム
 中国で不穏なテロが相次いでいる。先日は北京の天安門広場の毛沢東の肖像の前で、車が炎上する事件が起きた。この事件で、車に乗っていた3人と観光客2人が死亡、日本人1人を含む38人が負傷した。北京政府がウイグル族によるテロだと発表している。ここに来て、ウイグル族の独立への機運が再び盛り上がって来ていると見るべきだろう。
 そして、その興奮が冷め止まない一昨日、今度は、北京から400Km離れた山西省で、共産党ビルを狙った爆弾によるテロが起きた。手製爆弾を使用した様で、1人の死亡を含めて9人の死傷者が出ているという。その後の報道では、爆発が合計9回起きていたという。中国政府は、詳細は調査中ということで、詳しい内容の報道を控えているが、ここでも、力づくで押さえつけられてきている民族の独立への強い思いが、火を噴き始めているのではなかろうか。
 とにかく、あっと驚くような勢いで、世界第2位の経済大国になった中国だが、その肝心の足元が揺らいでいるといった感が強い。環境問題の垂れ流しによるK2問題も然りであり、また、国民の貧富の格差の拡大など抜き差しならぬ問題などが、相次いで明らかになって来ている。そんな中で、尖閣諸島に対しては、領海、領空を犯す行為が相次いでいて、日本に安全上の不安を与え続けている。困った成り上がりの大国である。
 かくいう日本でも、他国には知られたくない、馬鹿げた事件が相次いでいる。10月22日に阪急阪神ホテルズで発覚したメニュー誤表示事件は、その後、全国に広がり、最近では、高島屋、大丸松坂屋、東急ホテルズ、ホテル京阪、三越、伊勢丹などの百貨店にも飛び火している。見たくもない社長以下役員が並んで頭を下げている写真が、このところ、相次いで新聞に掲載されている。この誤表示は、今や、何処でもやっていたという雰囲気になっていて、今、そのことを告白するチャンスと捉えているような雰囲気が充満し始めている。みんなで渡れば怖くないと言った雰囲気になっていて、暫くはこの種のお詫び会見がつづくだろう。とにかく、今、そのことを発表しておかねば、あとから分かったら大変だという考え方が根底にある。
 この偽装は、中には、1996年頃からずっと誤表示がまかり通っていたという事例もあって根が深い。正直言って、筆者にはその真偽を見分ける能力を持ち合わせていないし、多くの客もそんなレベルの客も少なくないと思われる。日本の誇りである特有の「おもてなし」も、如何にいい加減なものか、改めて愕然とするのである。
 相次ぐ汚染水の流出で心配されている東電の福島原発で、漸く、燃料棒を取り出す作業が始まるという。1533本あるということで、それらの取り出しが全て完了するのは、平成20年になるという。気が滅入るほどの長い時間がかかるというのだ。そして、もっと驚くべきことは、福島第一原発を廃炉にするには、その後も数十年が必要だということである。こんな現実を聞かされると、やはり、小泉元総理らが主張している「脱原発」の考えを、政府はもっと真剣に考えるべきだと思う。
 楽天の日本一、新記録、世界一、金メダルと言った明るい話題が相次いで欲しい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 皮肉なことに、昨日の雅子は安定した症状だった。前日の入浴アウトを思うと、神のいたずらも少し控えて欲しいと思う。なお、昨日は午前中にX線検査などが行われたが、まだ結果は聞いていない。
 
3.今朝の一考
 4時起床。体重、63.3Kg。このところ、体重が増えている。少し減らす方向を考えなくちゃ。今日のお天気は、午前中は雨や曇りで、午後には回復に向かうという。

2517 驚愕の事実

 アメリカのNSA(国家安全保障局)が行っていた国家間の盗聴の事実にはびっくりだった。しかし、世の中には、他にも、もっともっとびっくりする驚愕の事実があるという。

1.独り言コラム
 アメリカのNSAの盗聴行為が、ドイツのメルケル首相を始め、仲間である同盟国にも行われていたことが、大きな波紋を投げかけている。もちろん、日本国への同様な行為は行われていたことは確かであろう。しかし、その種の行為は、自国を守るということで、何処の国も同じようなことが行われているようで、この問題も沈静化の方向にあるという。これまた驚愕の事実である。
 そういえば、小泉純一郎元首相が、2002年に初めての訪朝した時に、相手の盗聴行為を逆手に使って、拉致を認めさせたことがあったのを思い出す。今の総理の安倍晋三副官房長官が「相手が拉致を認めないなら、サインせずに帰りましょう」と、その控室で意識して口にし、相手に伝えた思い切った発言だった。北朝鮮は、まんまとその手に引っかかって、金正日が拉致を認めたのである。機転の利いた安倍発言の快挙だったと言えよう。
 ところで、今の日本国でも、防犯カメラがあらゆるところに設置されていて、個人の行動も、かなりの部分で撮影されていて、それらを調べ、繋ぎ合わせることで、その人の行動のかなりの部分が把握できるという。我々は、常に監視されていると言える驚愕の状況に置かれているのだ。
 ところで、昨日のNHKのクローズアップ現代では、新たな驚愕の事実を取り上げていた。終戦直後には、GHQが郵便物を検閲し、同胞の監視を続けていたというのである。GHQの新たな極秘資料が見つかり、そこにはCCD(Civil Censorship Devision)と呼ばれるGHQの秘密組織があって、全ての郵便物が検閲されていたという。発見された資料には、そこで働いていた4000人の日本人名簿があったという。その資料の中から、NHKは、その事実を口にする勇気ある人を見つけて貴重なインタビューをしていたし、その方たちが書き残した驚愕の日記の一部が紹介されていた。彼らの検閲で引っかかった多くの日本人が逮捕されていたという。同胞を売った日本人の気持ちも複雑を超えたものだったろう。終戦直後とは云え、日本人への監視という驚愕の事実があったのだ。
 一方、一昨日の読売テレビ系列の「たかじんのそこまで言って委員会」で、あの韓国での従軍慰安婦問題に関し、重要な資料を産経新聞がスクープしていたということを話題に取り上げていた。それによると。調査を受けた16人の韓国の慰安婦たちは、韓国政府が選んだ女性たちであるという事実に加え、彼女らの発言内容が支離滅裂だったというのである。つまり、その発言内容には、一貫性がなく、調査ごとに違った内容の発言をしていて信用できない内容だという。そして、そこには、日本軍による強制連行はなかったという。それらの調査結果を無視しして作文された河野談話は、国益を大きく損なうことになった。とても許せないあの河野談話は直ちに撤回すべきで、いち早く、新しい安倍談話が必要だと思われるのだが、…。
 まだ同番組は、沖縄で行われている基地反対運動には、雇われた運動員が多く、また、中国からも資金が出ているという驚愕の事実を放映していた。下手すると、沖縄は中国の管轄下に引き込まれてしまうのではとの心配が高まっているという。そういう意味では、対馬も韓国人が急増していて、下手すると奪われてしまうという同様な驚愕の不安がある。
 今や、日本周辺の島々は、竹島は既に韓国に実行支配されているし、尖閣諸島、続いて沖縄、対馬などの日本の重要な拠点に、中国、韓国の隣国の支配の手が迫ってきているという。これらの驚愕の事実に日本はどんな対応を示してゆくのだろうか。とにかく、日本は、いち早く、しかるべき必要な手を打たねばならない。安倍総理の対応に注目し、期待している。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も午前中は安定した症状であったが、お昼の栄養剤の注入開始と同時に急に発熱、38.2度まで急上昇し、遂に、入浴が前週に続いて見送りとなった。気の毒で無念の発熱であった。座薬などで対応してもらったが、筆者の帰る間際の5時になっても37.8度もあった。
 なお、夕方には担当医の回診があって、仕方がないことだが、当面は対処療法を繰り返すことしかないという。その一方で、症状のより詳しい情報を得るために、せき髄液の検査についての提案を受けた。筆者としては、先生の判断にお任せすることにした。
 
3.今朝の一考
 3時半起床。体重、62.8Kg。今日のお天気は、午前中は晴れだが、午後からは崩れるようだ。

2516 解体 廃炉

 一般に、建築構造物の解体には、それなりに時間がかかる作業である。中でも、原発の廃炉に至っては、放射性物質の処理という厄介な工程があって、その対応にとてつもない時間を必要とする。

1.独り言コラム
 大津市堅田にある観覧車、イーゴス108の解体が進んでいる。琵琶湖大橋の西詰にあって、堅田のシンボルとしてそれなりの存在感を維持していたが、この程、この観覧車がベトナムへの売却が決まったことで、9月から解体工事が始まっていた。工事は順調のようで、当初の予定の3か月で終わりそうである。毎日じっと見ていても、目に見える形で作業は進んでいないように見えるのだが、一日単位、一週間単位でその変化を見ていると、着実にその姿の変化を見ることが出来る。昨日現在では、下部の部分があと僅か残されているに過ぎなくなっていて、昔の威容はすっかり失せて、その姿が消滅するのもあと数週間だろう。少し寂しい気がするのは、筆者一人だけなのだろうか。
 この観覧車は、1992年に琵琶湖遊園地の開業当時は、世界一の高さ(108メートル)を誇っていたが、2001年に遊園地が閉鎖した時点からは、点検のために月に1~2度運転はされるのみで、その存在は、堅田の大きなオブジェとしての存在に成り下がっていた。最盛期には1日、13000人も乗ったという人気者だったというから、その人気の凋落を思うと気の毒になってしまう。
 筆者の妻が入院している琵琶湖大橋病院の病室からは、ちょうど正面にその威容な存在を見ることが出来ていたが、それもあと僅かな期間で姿を消す。恰も、その解体の進捗が、妻の命が削られて行くような切ない気持ちでもある。幸い、この観覧車は、ベトナムで再起するチャンスを得た訳で、再び、人気者になって今一度輝いて欲しい。筆者の妻には、そんなチャンスがないのが辛い。
 小泉純一郎元総理が「脱原発」を主張して大きなニュースになっている。与党からは、無責任だという批判が相次いでいるが、本人は、それに対し、将来の安全を考える時、その危険性を考えないことこそ無責任だと反論している。
 原発事故では、スリーマイル島での事故、チェルノブイリ事故で、人類にその危険の大きさを訴えたが、今回の福島原発での事故を体験したことで、日本人は、その大変さを身近に、誰もが知るところとなった。原発に関しては、いくら安全対策を執ったとしても、それで大丈夫だということはない。基本的な考え方として、小泉元総理の主張の「脱原発」は正しい方向だと思う。
 とにかく、原発の廃炉は、一般の建築構造物と違って、その放射性物質処理という厄介な作業を伴うだけに、何十年もかかる大変な作業である。政府は、一日も早く、その方向での決断をして、対応に着手すべきだと思う。その決断は、小泉元総理の主張の通り、政府にしかできない決断である。そう意味からも、政府は、改めて、小泉提案に耳を傾け、新しいエネルギー政策の見直すべきだと思う。
 ところで、かつては、ビルの解体は爆破方式が注目された時期があったが、周囲への影響などを考えて、今ではほとんど行われていない。とにかく、コンクリート構造物のような形あるものの解体は容易でなく、手間がかかる。今回のイーゴス108でも3か月かかった。40階もあった高層の東京の赤坂プリンスホテルの解体も、新しい方式が採用されたが、ほぼ1年1か月を要したようだ。要するに、コンクリート構造物の解体は時間がかかるのである。
 それに対し、じっと時間をかけて積み挙げてきた名誉、地位、幸福、中でも男女の愛情といった「形のない大事な財産」は、ちょっとした間違い、失敗などで、あっという間に崩れ去ってしまう。これまた恐ろしい現実である。政党の離合集散、解体も一気に起きることもあるが、本質的には時間がかかる。あの小沢一郎氏率いる「生活の党」は、今も、細々と生き延びている。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も症状は比較的落ち着いていた。筆者の父親の命日だったので、お昼前から数時間、病院を離れていたが、幸い、大きなトラブルは無かったようだ。
 
3.今朝の一考
 4時半起床。体重、62.7Kg。今日のお天気は、秋晴れに良い天気だという。

2515 星野楽天悲願の日本一

 遂に頂上に登りつめた。楽天イーグルス関係者は昨夜は祝宴で大変だったろう。星野仙一監督も、漸く初めての日本一を達成した。楽天の三木谷浩史社長は、筆者はあまり好きではないが、球団買収の決断が花開いたことにご満悦だろう。一方、結果的に横取りされた形になったライバルのホリエモンこと堀江貴文氏の心境は如何なものだろうか。

1.独り言コラム
 プロ野球日本シリーズは、結局、楽天イーグルスが初の日本一の頂上を極めた。チーム創設9年目の快挙だった。その勝負を決めた昨夜の最終戦では、第3戦で好投した美馬学投手が、初回の2死満塁のピンチを無失点で切り抜けたのが大きく、6回を無失点に抑え切って、チームの勝利に貢献した。同投手がMVPに選ばれたのには異議なしである。
 試合は、勝負どころの7回、8回は、星野監督の信頼の厚い則本昴大投手が、しっかりと期待に応えた中継ぎ役を果たした。球場が一段と湧いたのは、最後の9回を迎えるに当たっての星野監督の思い切った決断で、前日160球投げた田中将大投手の登板を告げるアナウンスの時だった。リスクを覚悟した大胆な起用だった。如何にも、星野監督らしい演出だった。
 この起用には、自ら志願したという田中投手だったという。果たせるかな、先頭打者の村田修一選手にヒットを打たれ、その後二人を打ち取って、あと一人となったが、そこで前日ホームランを打っているロペスにヒットされ、2人のランナーが出た。なんとなく怪しげな雰囲気となり、迎えた打者が、やはり、このシリーズでホ―ムランを打っている矢野謙次選手で、一発が出れば、それまでの苦労が水泡に帰す心配な場面となった。大観衆が固唾を飲む緊張した場面で、田中投手は何とか三振に切って取り、劇的な栄冠奪取を果たした。
 田尾安志初代監督に率いられての創設初年度の9年前は、年間で僅か38勝しかできない屈辱的な結果だったが、今年は、田中、則本の二人の投手で39勝を挙げるという快進撃が、リーグ優勝に繋がり、その勢いでクライマックスシリーズ、そして日本シリーズを突破しての栄冠となった。監督も二代目の野村克也監督が基礎作りをし、三代目のブラウン監督は繋ぎだけの役割だったが、四代目の星野仙一監督の3年目での快挙につながった。
 北京オリンピックでの星野監督の指揮が気に入らなかった筆者は、一時、星野離れをしていたが、今回の指揮で、星野監督への筆者の気持ちも少し戻って来たように思う。今回の日本一は、この栄冠で、同監督も、水原茂、三原脩、川上哲治、鶴岡一人、上田利治、仰木彬、野村克也と言った歴代の名監督の一翼を得たことは確かだろう。
 なお、このシリーズを通じて大活躍した則本昴大投手は、滋賀県八幡商業出身であり、滋賀県民としては嬉しい同投手の活躍だった。そういえば、最近は、滋賀県出身のアスリートの活躍が目立っている。スキー、モーグルの伊藤みきさん、フェンシングの太田雄貴さん、バドミントンの垣岩玲佳さん、それに京都府に所属しているが、李陸上100メートルの桐生祥秀選手も滋賀県彦根の出身である。滋賀県も、捨てたものじゃないよ、と付記しておこう。

 とにかく、何事も勝てば官軍である。気掛かりは、マー君の今後の去就である。MLBへの移動が噂されているが、筆者としては、もう一年、日本でやってもらって、レギュラーシーズンでの連勝記録の28連勝を大きく更新してもらいたい。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 比較的落ち着いた一日だった。午後には久しぶりに車椅子での散歩を行った。途中でテレビを見せてあげると、この日もじっと画面を注視しているようだった。内容を把握できているかどうかは不明。痰は相変わらず執拗で、雅子を悩ましている。
 
3.今朝の一考
 4時起床。体重、62.5Kg。今日のお天気は、午前中は曇りだが、お昼前には回復の見込みである。

2514 不滅の記録

 何事も「ローマは一日にしてならず」である。大記録は、才能と地道な努力の積み重ね無くしては生まれない。奇しくも25歳の誕生日の翌日に、凄い連勝記録にピリオドを打つことになったマー君には皮肉な敗戦だった。そのマー君の悲壮な顔がとても印象的だった。

1.独り言コラム
 遂に、楽天の田中将大投手の昨年から続いていた連勝記録がストップした。昨夜の日本シリーズの第6戦で、先制の2点をもらいながら、執拗な巨人軍に、中盤での逆転を食らったのである。この試合に勝てば日本一という晴れの舞台での手痛い逆転だった。自らのエラーが失点に繋がったロペス選手の2ランが光ったし、それに続く連打でのチャンスにベテランの高橋由伸選手にタイムリーを食らっての逆転だった。今年は、こんな連打を食らったシーンを見たことがなかっただけに、田中投手の顔が悲壮に見えた。30連勝して、神様の如く見られていたマー君も、まさに生身の人間だった。失点後も苦しい投球が続いたが、それでも9回まで投げ切って完投した。投球数160球はプロでも、稀に見る多い球数だった。ここまで投げさせた星野監督の真意を知りたいが、見方によっては苛めに見えなくもないが、恐らく、マー君に示した愛情だったと解釈したい。
それにしても、プレッシャーのかかる大変な試合でマー君の頑張りは、大いに称えて然るべきものがあったと思う。連勝は途切れたが、30連勝は不滅の記録として球史に長く残るだろう。なお、レギュラーシーズンでの28連勝はまだ継続中であり、来シーズン以降にも更なる記録更新が期待されるが、ご当人の大リーグ行きの噂もあって、その去就が注目される。
ともかくも、この記念すべき一敗で、ご本人はほっとしているんではなかろうか。ご苦労様でしたと申し上げておこう。ところでその日本シリーズの行方だが、タイに持ち込まれたことで、その行方が全く分からなくなった。ここまで来た以上は、東北の楽天に頑張ってもらって、復興への新たなドライバーになってもらいたい、との思いは強いが、…。
 さて、今朝は、その田中将大投手の30連勝という不滅の記録にちなんで、筆者の頭に記録されている不滅の記録をピックアップしておこう。
 まずは先日亡くなられた川上哲治監督が率いた巨人軍のV9である。その後の巨人軍に連覇さえなく、今日勝てば2連覇という話であるだけに、その偉大さを改めて実感している。
 王貞治選手の868本塁打も永遠の記録の一つだろう。投手から打者に転向し、一本足打法で作り上げた記録だ。迫りくる相手は今のところ視界には入っていない。ずば抜けた記録である。
 アメリカのピートローズ選手の生涯安打数4256本も不滅の記録と言えそうだ。目下、それに迫っているのがイチロー選手だが、まだ250本近く差があって、追いつくのは至難の業だ。そのイチロー選手の10年連続200安打以上、更にレギュラーズンでの262安打の記録も、不滅の記録の資格はありそうだ。野球の本国に乗り込んでの記録であるだけに、同氏の功績は大きい。今まで2度辞退された国民栄誉賞を、今度こそ受けてもらいたい。
 大相撲の双葉山の69連勝も不滅の記録かもしれない。白鵬が63連勝まで迫ってきた時には大いに心配したが、幸いにも、何とか記録は保持されている。大鵬の31場所優勝の記録も挙げてみたいが、これは白鵬が迫って来ており、破られる可能性は相当に高い。
 将棋界には、28連勝という連勝記録がある。神谷広志7段が1987年に記録したものである。その後、7冠を制覇した羽生さんも22連勝止まりであった。但し、神谷棋士は、棋界ではそれ以外の活躍はほとんどなく、1997年にB1組に上がったのが最高位であった。因みに、その28連勝の相手棋士名を見ると、いわゆるA級棋士は青野、二上、米長の3氏を相手に4局の勝利があるが、かなりの部分で、その対局の組み合わせがラッキーだった一面もあるようだ。ストッパーは室岡克彦7段だった。恐らく、この記録は、今後も長く不滅の記録として残っていくことだろう。出でよ、新たな天才棋士と申し上げておこう。
 政界では、桂太郎元総理が、総理在任日数で2886日(トータル3回組閣)の不滅の記録を持っている。佐藤栄作総理は連続在位日数で、2798日の記録を残している。これらは、今後破られることのない不滅の記録であろう。
 また、経済界では、株価が、バブル破壊の直前の1989年12月29日に記録した38957台もその不滅の記録の一つだろう。
 これらの記録を眺めていると、その分野のその時代の歴史が蘇って来るようで、大変面白味を覚えるのである。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も、午後には少々熱があり、車椅子での散歩は取り止めた。痰は相変わらず多く、雅子はその苦しさで悩まされている。
 
3.今朝の一考
 5時20分起床。体重、62.0Kg。今日のお天気は曇り後雨の予報である。

2513 切っ掛けはインタビュー、共演

 出会いには様々なケースがあるが、有名人たちの場合には、番組共演やメディアからのインタビューが切っ掛けで、その共演者やインタビュアーと結婚するケースが少なくない。

1.独り言コラム
 昨日のこのコラム欄で取り上げたが、ノーベル賞受賞者の利根川進さんの今の奥様は、NHKの特集番組「21世紀は警告する」の吉成真由美元デレクターで、その番組でのインタビューが二人の最初の出会いだったという。二人は2男1女の3人の子供に恵まれた幸せな家庭だったが、2男が原因不明で亡くなったのが唯一残念なことだったと、私の履歴書で述懐しておられた。
 ところで、その種のインタビューが切っ掛けで、いわゆる花の女子アナと結婚するというパターンの典型的な事例が、野球選手の場合で、その事例は枚挙に暇がない。筆者の頭の中にあるだけでも、古田敦也捕手(ヤクルト)と中井美穂アナ(フジテレビ)、高橋由伸選手(巨人)と小野寺麻衣アナ(日テレ)、松坂大輔投手(西武)と柴田倫世アナ(日テレ)、井端弘和選手(中日)と河野明子アナ(テレビ朝日)、石井一久投手(ヤクルト)と木佐彩子アナ(フジテレビ)、最近では、沢村拓一投手(巨人)と森痲樹アナ(日テレ)が結婚したが、1年あまりでスピード離婚した事例もある。あのイチロー選手も福島弓子アナ(TBS)と番組での共演が切っ掛けだったようだ。これだけ多くの事例があると、女子アナの方が、仕事という名目のもとに、それを人生の大きなチャンスとして捉えている方が多いのではなかろうか。
 異色の世界では、将棋界のトップ棋士である羽生善治3冠も、奥様である元歌手、女優の畠田理恵さんとの出会いは、やはり、雑誌(?)の企画によるインタビューが切っ掛けだったという。天才は女性に対しても、鋭い直感で、自分の伴侶に相応しいと読み切ったようだ。二人には、二人の娘さんがいるという。
 歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(11代目)の奥様もフリーアナウンサーだった小林麻央アナとの共演がきっかけだったという。麻央さんも、既に跡継ぎを設けて、差し当たっては、大任を果たしている。
 そういえば、今年レギュラーシーズンで24連勝という驚異的な記録を作った楽天の田中将大投手の奥さんは、あの島田紳助氏がかつて司会をしていたフジテレビの番組「ヘキサゴン」で、お馬鹿さんグループとして、一気に名を挙げた里田まいさんだ。二人の場合も、番組での共演が結婚に結び付いたという。里田さんは、料理の資格を取った上に、目下、英会話に取り組んでいるという。なかなかの賢妻だ。
 所詮、男女間の話である。スポーツ選手だけでなく、自由な行動に制約を受けることが多い有名人にとっては、美人アナとのインタビューや番組共演は、出会いの貴重な場であることは確かである。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日は、終日、痰に苦しめられた一日だった。吸引してもらっても、その効果が今一つで、気の毒な苦しい一日だった。
 
3.今朝の一考
 3時半起床。体重、62.3Kg。今日のお天気は午前中は晴れだが、午後からは崩れる方向だという

2512 究極の選択

 人生を左右するような大きな岐路での選択、或いは将来の国や社会の安全を左右するような選択の中には、時として、いわゆる「究極の選択」というべき大事な選択を決断しなければならない時がある。

1.独り言コラム
 10月度の日経新聞の「私の履歴書」は、ノーベル医学、生理学賞を受賞された利根川進さんでした。たまたま同期生だったことで格別の関心を持って、楽しく読ませて頂いた。特に感動した部分は、京大大学院を卒業後、研究が軌道に乗るまでの期間で、大変なご苦労をされた部分です。スイスのバーゼル研究所では、契約期間が切れてしまった後も、決然として居残って頑張って研究を続けた辺りはその圧巻でした。
 最後に、家族のことについて触れておられますが、さすがに、離婚したことには一切触れておられません。今の奥様は、元NHKのディレクターで「21世紀は警告する」の特番でインタビューを受けた際に知り合って、1985年に結婚したという。筆者が少し気になったのは、最初の奥様の存在です。研究が軌道に乗り始め、ノーベル賞が噂されるようになるまでのご苦労の時代を支えた方だと思うのです。その方については全く何も知りませんが、その方の立場で考えると、離婚の話が持ち出された時点では、ノーベル賞受賞者の妻の座と自由な一般人として改めて新しい人生を歩もうとする、究極の選択の場だったと思うのです。そういう意味では、ノーベル賞の妻の座を捨てるという究極の選択をされた前の奥様の決断に、ある種の感動を覚えるのです。
 今年、関西を襲った台風18号で、京都の桂川が氾濫し、観光の目玉である渡月橋辺りが大変な被害を受けた。100年に一度という天災に見舞われたことになるのですが、今後の防災の事をを考えると、然るべき堤防のようなものを作る必要性が論じられている。同時に、その一方で、あの辺りは観光の目玉の一つだけに、そういうものを作るのは、景観の観点から大きなマイナスであることから、地元民の間には反対が強いようです。安全か景観か、といった究極の選択に対し、京都市民は、どのような判断を下すのだろうか。
 政界を引退された小泉純一郎元総理は、その後はずっとマスコミには全く顔を出さなかったということで、さすがだと一目置いていた。しかし、最近になって、原発廃棄を訴えて講演や野党との話合いなどで、積極的な活動を始めておられる。正直な話で、今の日本のエネルギー事情を考える時、原発即廃止論は、リアリティに乏しく拙速すぎるきらいがある。将来において原発廃止を目指すという方向は正論であるのは確かで、問題はその廃止のタイミングだろう。今後の対応としての究極の選択は、新たに原発をつくるか否かの選択である。筆者は、少なとも、今から新たな原発をつくることは止める決断をすべきだと思っている。再稼働については、安全基準をクリアしていれば、差当たってはOKでも仕方がないと思う。
 今の日本外交はなかなか厄介である。中国、韓国、北朝鮮といった隣国が、虎視眈々として日本をターゲットに動いている。特に尖閣問題での中国は、繰り返し繰り返し領海、領空侵犯を行っていて、偶発的な衝突が起きないとも限らない。憲法9条で縛られている日本の防衛は、いつも足枷を嵌められていて行動が制限されていることに、腹立たしさと苛々感を覚えている。こんな緊迫した状況が続くとなると、いつ何時、究極の選択の決断を必要とするかもしれない。不安な日々が続いていることに気疲れしている今日この頃である。
 究極の選択は、国、社会、個人のそれぞれの立場で、その大きさ、重さは異なるが、時として、不意打ち的に、その決断に迫られることが少なくない。その際には、どんな考え方を判断基準にすべきかで、その選択は違って来ると思う。そういう意味では、大事な課題については、基本的な考え方を、先んじて、きちんと用意しておく必要があると思う。

2.難病との闘い、昨日の雅子
 この日も比較的安定した一日だった。午後に車椅子に乗せて上げて、テレビをあげると、前日同様に、暫く画面にじっと視線を送っていた。また、3時頃には実兄夫妻のお見舞いを受けた。その際には薄目を開けて挨拶(?)していたように思う。やっと炎症が治って、一昨日からは、見た目では、体調は良さそうだ。
 
3.今朝の一考
 3時半起床。体重、62.8Kg。今日のお天気は晴れ時々曇りとの予報。

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