プロフィール

相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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2906 夢の先延ばし

 横綱白鵬は、32回優勝という大きな夢に直線的な速さで接近し一気に成し遂げた。しかし、一般的には、夢の達成への道は平たんではなく、近づいては転び、また転ぶといった紆余曲折の軌跡を経るケースが多い。

1.独り言コラム
 囲碁の井山裕太6冠が目指していた夢の7冠が、また先延ばしとなった。一昨日行われた7冠目の十段戦の挑戦者決定戦の準々決勝で、ベテランの小林覚9段に惜しくも敗れてしまった。前年は同じ十段戦の予選では、最後の決勝戦で敗れて、7冠の夢は1年先延ばしになっていた。▲その後、井山6冠は、本因坊、碁聖、名人を直実に防衛を果たし、目下、王座、天元の二つのタイトルの防衛戦を同時並行の形で戦っていて、いずれも防衛まであと1勝としている。また、来年の1月からは棋聖戦の防衛戦が待っている。▲こうして、一つ一つのタイトル戦の防衛を積み重ねて来ているが、来年4月からの十段戦の挑戦権を得ることは出来なかった。これで、同棋士の夢の7冠は、早くて平成27年5月ということになる。▲将棋の羽生4冠の二度目の7冠制覇も、9月の竜王戦挑戦者決定戦で若手の糸谷哲郎6段に敗れて1年の先延ばしになり、2度目の7冠制覇は、早くて平成27年3月に先延ばしになった。なお、この糸谷7段(この挑戦で7段に昇段)では、予選での勢いを保っていて、竜王奪取まであと1勝に迫っている。うまく行けば、今週中に大きな夢を果たすかもしれない。▲フィギュアスケートでは、羽生結弦選手がグランプリファイナル出場の夢を果たすため、体調が不完全のまま、NHK杯グランプリに強行出場した。注目された演技では、ジャンプでは実力を発揮できず転倒が目立ったが、何とか4位に入って、グランプリファイナルへの出場権を獲得した。幸い夢は繋がったのである。▲しかし、女子の村上佳菜子選手は、跳び過ぎ(同じジャンプを3回飛んだ)で大減点を食らって、グランプリファイナル出場は逃した。来年以降に夢は先延ばしとなった。▲大阪都を目指していた橋下徹大阪市長は、盟友の松井一郎大阪府知事と共に、夢の実現のために、今回の衆院選への出馬を見合わせた。来年に行われる地方選に全力を挙げるという。▲そういう意味では、安倍総理も、憲法改正など戦後レジームからの脱却という大きな夢を果たすために、長期政権を目指して、思い切った解散に踏み切った。▲夢は大きな励みであるが、時には魔物でもある。場合によっては、全てを棒に振ることも覚悟しなければならない。夢はいけずで直線的には近づいて来ない。

2.昨日の雅子
 酸素吸入の仕方は通常のスタイルに戻った。この日も朝から熱があって、雅子は病魔と我慢の対峙を続けていた。しかし、夕方になっても微熱が残ったままだった。

3.今朝の一考
 2時半起床。6時推定での体重は62.1Kg。お天気は、幸い晴れの一日のようだ。しかし、夜になって、崩れる方向にあるという。▲最近、夢見が悪く、目覚めると何だか疲れを覚えることが多い。▲今朝の夢は、かつての取引先の日本ポリウレタンの小野さんを、現役の若手に頼まれて同行訪問したが、喋り過ぎで、途中で帰ってくれと言われて、怒りを抑えて帰るというところで目が覚めた。固有名詞が実在のものである処にリアリティがあって、びっくりである。
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2905 信楽、大津、彦根

 滋賀県の観光ツアーの話ではない。今朝は、この三市に関わるビッグな話題を取り上げる。嬉しい話、気掛かりな話、心配な話の混載である。

1.独り言コラム
 昨年9月の台風18号で、鉄橋が流されて全面運休となっていた信楽高原鉄道が、今日29日に1年2カ月ぶりに営業運転を再開させる。この鉄道は、滋賀県甲賀市の第3セクターで、23年前に42人の死者を出す正面衝突事故があり、その後も赤字経営が続いていた。それ故に、築80年の鉄橋の全面修復に10億円以上かかることから、一時は廃線止むなしの危機に晒されたが、再開を願っての署名、募金を行った地元の強い要望が叶って、嬉しい運転再開に漕ぎ着けた。今日は、これらの方々に感謝の気持ちを込めた横断幕を掲げて列車は走るという。まずは朗報である。▲滋賀県および京都府の住民が求めていた福井県の大飯、高浜原発の再稼働差し止めを求めた仮処分に対し、大津地裁は、一昨日、申請を却下した。その理由として、「両原発の再稼働が差し迫っているとは言えない」として仮処分による暫定的な対応は必要ないというのである。まだ原子力規制委員会が申請を許可する前であり、時期尚早ということで、結論を先送りしたものと言えよう。今回の裁判は、今まで法的には無視されていた周辺地区、隣県への対応に対する司法の最初の見解が示されるのではとの期待から、全国的に注目されていたのだが、あっさりと肩すかしを食わされたと言えよう。ちょっとがっかりな話である。▲彦根市が会社発祥の地であるタカタ株式会社が大きく揺れている。エアバックの世界市場で20%ものシェアを誇る大企業だけに、今回のエアバックの事故、リコールで、大変な苦境に追い込まれている。創業は1933年で、今年が81年目の老舗だ。1965年に本社を東京に移した。エアバッグの生産、販売は1987年からである。資本金403億円、売上高4000億円を越し、従業員は36000人の大企業だ。滋賀県にある企業では、東レに次ぐ屈指の大企業だ。何とか、一日も早く、この苦境を乗り切って欲しい。▲「楽あれば苦あり」だが、「苦を乗り越えれば、楽来(きた)る」でもある

2.昨日の雅子
 前夜から酸素吸入の仕方で工夫が施されていた。ビニールの袋を風船のようにして使い、酸素の濃度を高めて吸入させていた。先生からは、また肺炎が起きているとの報告があって、抗生剤の投与が再開された。病魔との闘いは、果てしなく続く。ただただ頑張るのみの雅子である。

3.今朝の一考
 3時起床。6時推定での体重は62.2Kg。お天気は、午前中は雨だが、午後には止み曇り空となる。一旦は回復に向かうようだが長続きはしないという。

2094 興味深いメンバーリストの発表

 昨日の朝刊各紙には、二つのビッグなメンバーリストが掲載されていた。第65回NHK紅白歌合戦出場歌手とプロ野球の80周年記念のベストナインである。

1.独り言コラム
 もうそんな時期なのかと感じさせるのが、毎年恒例の紅白歌合戦の出場歌手の発表だ。今年で65回目というから、随分と歴史を育んできた番組だ。▲この番組に関する筆者の記憶は、中学生頃のものが最も古く、それほど鮮明なものではない。当時はまだ番組がラジオだけで放送されていた頃だった。水の江滝子さんや宮田輝アナと高橋圭三アナといった方々が司会を担当されていて、歌と歌の繋ぎに楽しい会話があって、紅白の対決の雰囲気を盛り上げていた。▲筆者が社会人となって以降は、筆者のこの番組への関心は徐々に薄れていった。そして、雅子が難病に罹って、施設や病院に移って以降は、最初の部分は見ていても、付添いの疲れもあって、テレビを点けたまま直ぐに寝てしまっている。▲そんな筆者だが、昨日の朝刊に掲載されていた今年の出場歌手51組のメンバー表を見て、自分が知っている歌手があまりにも少ないのにびっくりだった。石川さゆり、坂本冬実、天童よしみ、水森かおり、和田アキ子、五木ひろし、郷ひろみ、美輪明宏、森進一といった演歌歌手たちが、筆者が知っている歌手たちで、その数は10人足らずに過ぎない。▲驚いたのは、人気グループのAKB48の他に、3組の「48」とつくグループ、それに、名前だけは、筆者も耳にしている「ももいろクローバー2」などの若い女性のグループが数多く選ばれていて、時代の様変わりを実感している。▲いずれにしても、筆者の唯一のファンである水森かおりさんが今年も選ばれていることに「ほっと」だった。▲もう一つのビッグなリストは、プロ野球発足80周年記念として、各ポジション別に発表されたベストナインである。これは今までの69回に及ぶ毎年のベストナインの受賞回数の最も多かった野手を選んだものである。回数が同数だった野手が二組いたことから、結局は11人が選ばれている。▲ベストナインの受賞回数が最も多かったのは、捕手の野村克也氏で19回、それに続いて、ONのそれぞれ18回、17回、以下、張本勲選手の16回、外野手の山内一弘、山本浩二、福本豊の3氏が10回、吉田義男氏の9回、そして2塁手の千葉茂、高木守道さんが7回である。投手は別所毅彦氏が6回で回数は最も少ない。やはり、投手は激務であって、その寿命は一番短いのだろう。なお、別所、千葉、山内の3氏は既に故人になっておられる。▲この11人の方々は、球界の大物選手だっただけに、ほとんどの方が監督を経験しておられるのだが、張本勲、福本豊のお二人だけが未経験だ。▲ところで、80周年と言っても、それは1934年12月に巨人軍の前身である大日本東京野球倶楽部が誕生した年で、実際に初めての公式戦が行われたのは、1936年の事だそうだ。因みに、ライバルの阪神球団が誕生したのは、巨人軍の前身が誕生した1年後の1935年12月であった。従って、阪神球団は来年が80周年ということになる。▲ いずれにしても、積み重ねられて来た歴史には、それぞれの感動を伴ったドラマがあって、ファンには堪らない。

2.昨日の雅子
 この日の雅子の症状は、相変わらず熱には悩まされたが、総じてまずまずの一日だった。この日は午後に実兄夫婦のお見舞いを受けた。不思議なこと(?)だが、お二人がおられる間は、目を開けてじっと二人を見ているようで、症状も痰もなく、その間は落ち着いていた。雅子には、兄夫婦の見舞いを受けているということを、それとなく理解しているように思われる。嬉しいことである。

3.今朝の一考
 2時起床。6時推定での体重は62.1Kg。お天気は、晴れのようだが、下り坂である。

2903 密約

 この言葉に、筆者の頭の中に即連想するのが毎日新聞記者、西山太吉事件である。沖縄返還協定の裏に、隠された裏金が存在していたという密約を暴いた事件である。国家間、公党間などに存在するビッグな密約には、びっくりするようなビッグドラマが潜在する。但し、密約と言っても、全てが「悪」ではない。歓迎すべき密約も存在する。

1.独り言コラム
 今回の総選挙に知事、市長を辞めて、大阪の公明党の重点区に立候補をにおわせていた松井一郎、橋下徹の両氏が、一転して現職を全うすることにしたとして、立候補を取り止めた。▲その理由として、そのことの方が大阪都を実現するベストな方法だと判断したと答えていた。まともな判断だと多くの国民は受け取ったと思われる。筆者もその一人だった。▲しかし、昨日の関西テレビの夕方のニュースワイドの「アタック」では、例によって、独立総合研究所の青山繁晴代表は、そこには、然るべき阿吽の呼吸の密約があったという裏話を披露していた。びっくりである。▲それは、自民党本部、公明党、それに橋下徹氏の三社間での阿吽の呼吸、つまり密約の存在である。具体的に言えば、自民党本部が橋下、松井両氏の立候補を取り止めさせることで、公明党に恩を売り、それによって、先の選挙で誕生した自民党の新人議員119人への公明党からのサポートを獲ようという取引があったという。▲一方で、大阪支部に於いて、大阪都構想に何らかの新しい展開を期待させる密約も阿吽の呼吸の中であったというのである。▲その取引、密約を成立させたポイントは、安倍総理と橋下市長との間に存在している信頼のパイプで、それがうまく機能して、二人をして立候補を思い止まらせたというのである。▲二人にしてみると、仮に二人が府民、市民の期待を裏切って立候補しても、勝つ確信があったわけではなかっただけに、総理からの説得に応じたものと思われる。▲つまり、この密約で、「三方一両損」ならぬ、「三方一両得」というWIN―WINの結果が成立したのである。▲さて、密約と言えば、北朝鮮と政府の間でも、朝鮮総連のビルの売却に関して、何らかの裏取引の存在が、週刊誌などで取り上げられていて、すっきりしていない。形の上では、最高裁が、二番手の高額入札者の高松市の不動産会社に所有権を認める決定を下した。▲しかし、だからと言って、ビルの引き渡しはスムーズには行われる見通しは立っておらず、朝鮮総連側が再び買い戻すという見方がある。そして、それが、北朝鮮の拉致被害者の調査結果に、何らかの形での反映があるのではという見方である。北朝鮮の外交の卑劣さ、あくどさを示す政治的な取引である。▲日本政府としては、苦悩の上で、「花より団子」、つまり、「ビルより拉致被害者奪回」という選択をしなければならなかった。▲このことで、本当に拉致被害者は帰って来るのだろうか。犯罪国、北朝鮮の騙しのテクニックに翻弄されている我が国は、それ以外の選択肢がないのが辛い。 

2.昨日の雅子
 この日は、症状は比較的安定していた。しかし、相変わらず痰は多く、時々だが、息遣いは苦しそうだ。

3.今朝の一考
 3時半起床。6時推定での体重は62.5Kg。お天気は、小春日和の一日の予報である。

2902 つれづれなるままに

 今朝は、キーワードやテーマを設けずに、だらだらとした締まりのないおしゃべりである。こんな形式は初めてのトライアルで、お気に召すか心配だ。

1.独り言コラム
 今、ちょうど朝の3時過ぎである。テレビでは、たまたま読売テレビの「ナイトパーク、読響の定期演奏会」の時間で、それを聴きながらこのプログを書き始めた。演奏されている曲は、モーツアルトピアノ協奏曲で、ピアノを担当しているのは、河村尚子さんという方で、なかなか聞かせてくれている。指揮者はラドミルエリシユカさんで、世界的に有名な方だそうだ。▲クラシック音楽と言えば、NHKラジオの日曜の朝8時5分からの皆川達夫さんの解説による「音楽の泉」が、筆者には、今では唯一の接する機会である。いつも、病院へ向かう車の中で聞くのだが、じっくり聞いていると心が洗われるようで、なかなかいいものである。▲それとは対照的な番組が、騒々しいトーク番組だ。有名タレントの中でトークを売り物にしている何人かに興味を持っている。かつては島田紳助氏が、その世界のカリスマ的な存在だった。今、それを受け継いでいるのが、お笑いのクリームシチューの上田晋也氏だ。テレビ朝日のクイズ「ミラクル9」やフジテレビの「ペケポン」の司会での活躍ぶりはなかなかである。同氏のキーワードをタイミング良く駆使しての立て板に水のおしゃべりはなかなかのものである。▲同じおしゃべりでも、日テレ系の「さんま御殿」に代表される明石家さんの場合は、毒にも薬にもならないトークだが、単純に笑いを求める視聴者には、それなりの面白さを提供してくれている。筆者も時々気分転換で見ることがある。▲司会を務めながらの魅力的なトークと言えば、黒柳徹子さんや阿川佐和子さんがいる。場の作り方、相手からうまく答えを引き出す巧みな質問の仕方などは、話術の「粋」であり、素晴らしい「芸」でもある。▲コメンテーターの中にも、トークのお上手な方が少なくない。中でも、桜井よしこさんは知識の豊富さ、説得性のある喋り方では抜群の存在だ。一方で、何事にも卒なく、無難に饒舌に応えて、うまくこなしているのが、「気がつけば騎手の妻」の吉永みち子さんだ。かつての筆者は、彼女の毒にも薬のもならないおしゃべりが気に入らなかったが、今では、それなりに評価している。土曜日の朝のTBSの「朝チャン・サタデー」では、ライバルの田村美寿々さんらを押しのけてレギュラーを奪取している。▲それにしても、最近のNHKは随分と変わった。民放で育ったタレントさんを多く起用しているのにびっくりである。土曜夕方の7時半からのクイズ番組の「ピカッチ」では優木まおみ、渡辺直美さんを起用している。悠木さんは、如何にもNHK好みのタレントさんだが、一方の渡辺直美さんのNHK出演にはびっくりだった。しかし、彼女も、その体型をうまく使って演じているし、頭の回転もしっかりしていて期待に応えているようだ。▲また、ラジオでは、ウイークデイの午後1時からのワイド番組「午後のまりあーじゅ」、略して「午後まり」の山田まりあさんもなかなかお喋りの上手なタレントさんだ。筆者は車の中で聞いているのだが、淀みないそのおしゃべりには、それなりの魅力がある。▲昨日は夕方の5時前のコーナーで、挨拶用語の一つとして有用な「なるほど」という言い方を話題にしていた。無難な相槌の打ち方である。その話に、思わず会社時代の優秀な後輩が、その言葉を多用していたのを思い出した。なかなかトークがうまい後輩だった。▲或るとき、二人で飲んでいた時に「君は、何か言えば、なるほどだね」と失礼なことを言っていた。この後輩は、その後に社長に就任した優秀な男だったが、思わぬ病に倒れ、若くして亡くなったのが思い出されて胸が熱くなった。改めてご冥福をお祈りした次第だった。▲クラシックからご冥福まで、話題はくるくる変わったが、何の主張もないブログに、何故かさっぱりした気分である。

2.昨日の雅子
 この日も、午前中に37.8度の熱が出た。このところのいつものパターンである。息苦しそうな症状が長く続いており、本人はずっと苦しんでいる。気の毒だが打つ手がない。吸痰してもらうと一時的に治まるが直ぐに元に戻る。夜中はどうなのか、帰り際にとても気になるが、いつも心を鬼にして帰宅している。▲昨日、筋向いの方に、雅子の夜中の様子を聞いてみると、時々「おとうさん」とか「苦しい」と声を出しているという。言葉がしゃべれない雅子の事を思うと俄かに信じられない。看護婦さんに確認してみたが、そんな事は知らないという。

3.今朝の一考
 2時半起床。6時推定での体重は62.2Kg。お天気は、曇り一時雨の予報である。

2901 フリースクール

 フリーが付いた言葉は枚挙に暇がないほど多い。プロ野球界でのフリーエジェント権(FA権)、将棋界でのフリークラス(順位戦に不参加棋士)、フィギュアスケートでのフリー演技(SP演技に対して)、サッカーでのフリーキックなどの言葉が直ぐに思い浮かぶ。しかし、今朝取り上げるフリースクールは、筆者には耳新しい言葉である。

1.独り言コラム
 昨日のNHKの夕方の「ニュース7」で、筆者が初めて知った言葉である。この言葉自体には多様の意味があるようだが、NHKが取り上げていたのは、不登校生徒を受け入れる民間の受け皿である非学校施設のことである。▲最近の調査では、全国でおよそ17万人(小中学生が12万人、高校生が5万人)に上る多くの不登校生がいるという。彼らは、同じ悩みや苦しみの経験を持つ生徒たちと一緒になることで、互いに支え合うことができて、自分の居場所を持つことができるようになっているようだ。▲ある女性は、高校1年生の時に学校に馴染めず不登校になり、引きこもりがちになっていたが、ここに顔を出すことで、気分が落ち込んでいる時や楽しい時を共有できることが出来て居心地がよく、みんながサポートしてくれる温かい場所であるとインタビューに答えていた。▲しかし、この施設は、法律的に学校として認められておらず、国の支援を受けることができず、経営は保護者の月謝のみでの運営で、極めて厳しいという。その一方で、その数は年々増加しており、全国で400にも及んでいるようだ。▲そこで、現場の声を直接聞き、その実態をもっと正しく把握し、必要な施策をするために、下村博文文科大臣も出席してのフォーラムが、昨日文科省の講堂で行われた。今後、政府がどんな形で、これに関わっていくかが注目されている。▲ポイントは、その財政的な支援であり、それをどんな形で行えるのか、その仕組みを考えることにあるようだが、大事なことは、今持っている良さを壊わさないような対応である。いずれにしても、文科省が立ち上がってくれたことは、心強いことであることは確かである。

2.昨日の雅子
 最近の雅子の症状を見ていると、体温のコントロールがうまく行かないような状態になっているようだ。一日の体温をフォローしてみると、その変化が頻繁に起きている。昨日の場合も、未明は平熱だったようだが、筆者が病院に着いた8時過ぎには37.7度に上昇、その後クーリングで一旦36.9度に下がったが、夕方にはまた37.3度まで上がっていた。パーキンソン病の原因であるドーパミンが減少していることに起因しているのではないかと思われる。

3.今朝の一考
 1時半目覚め。6時推定での体重は62.4Kg。ブログを配信後に一寝入り。お天気は、久しぶりに雨の一日のようだ。

2900 節目

 このブログも今朝が切りのいい2900回の節目である。それに因んで、今朝は、この週末にあったニュースの中で、節目と思われる話題を拾ってみた。

1.独り言コラム
横綱白鵬翔が、千秋楽の結びの一番であっさりと優勝を決めて、尊敬する大鵬幸喜関の偉大な記録である32回の優勝回数に並んだ。念願だった一つの大きな節目に到達したということで、同横綱のは心境は、万感の思いであったろう。インタビューでは、15年前に入門した際には62Kgの体重だった自分が、ここまで来られたことに感激し涙していた。同横綱の次なる目標は、優勝回数が大台の40回目の節目だろう。まだ29歳なので、夢は大きく広がっているようだ。▲女子ゴルフの大王製紙エリエールレディースでは、横峯さくら選手が逆転で今期初、通算23回目の優勝を果たした。ミセスになってからの初優勝でもある。この優勝で、同選手の生涯獲得賞金が節目の10億円を史上最速で越えたという。因みに、生涯獲得賞金額の1位は不動裕理さんで、現時点で、13億36百万円弱である。メディアの言う、史上最速の意味は年齢が最も若かったということのようだ。さくらさんは28歳で、当時の不動さんは32歳だった。しかし、出場試合数は、横峯さんは305試合目であり、不動さんは275試合目であることから、やはり、不動さんの方が実質面で最速だと言えよう。▲おととい、甲子園球場で、阪神がファン感謝デーの催しをが行なった。挨拶に立った和田豊監督は、来年はチーム創設80周年の大きな節目を迎えるので、是非ともリーグ優勝、日本一を目指したいと述べた。言うは易し、である。▲日本テレビの「行列の出来る裁判所」のレギュラーの大渕愛子さんが、昨日の番組内で、懐妊5か月であることを発表した。彼女は俳優の金山一彦さんと再婚した際にも、同番組内で発表している。胎児の性別は男子だという。初懐妊は女性の人生では、一つの大きな節目である。▲師走の総選挙が動き出しているが、出馬が注目されていた大阪の松井一郎府知事、橋下徹市長は、昨日、共に今回は出馬を見合わせると発表した。大阪都構想の挫折で、約束違反の公明党への怒りをぶつけたいという不純(?)な発想を思い止まったようだ。極めて常識的な判断で、二人の思考過程での大事な節目だったと思う。▲その今回の総選挙は、その大義を巡って論戦が始まっている。見かけ上の切っ掛けは、安倍総理が消費税の再増税の延期を決断したことだったが、今では、アベノミクスの成否を問うというのが、実質的な今回の総選挙の大義である。決断した安倍総理にとっては、自らの長期の政権をかけての節目の戦いでもある。▲我々の日常生活においても、各人がそれぞれの節目を設定して、それに向かって精いっぱい生きることに幸せがあるのではなかろうか。▲筆者の場合の次なる節目は、さしあたっては、このブログが100日後に3000回目を迎えることである。とは言え、まだ100日もあって、ちゃんと生きていられるのかどうか、不安がないでもない。

2.難病との闘い
 この日も、雅子の症状は不安定で、午後には熱が出ていた。一方で、息苦しい症状が続いていて、大変気の毒な毎日である。吸痰をしてもらうと一時的に少し軽くなるが、長続きせずまた元に戻る。栄養剤の投与を止めて点滴だけの毎日だが、それでも痰が多くなってきているのが解せない。パーキンソン病の悪化がまだ続いているということなのだろうか。こうなると体力との勝負となる。どうなってゆくのであろうか。医療の限界との闘いのように思う。筆者自身が何もしてあげられないのが辛い。

3.今朝の一考
 3時半前起床。6時推定での体重は62.3Kg。お天気は今日も晴れの一日のようだ。

2899 桁外れのダントツの歴代記録

 世の中には、びっくりするようなダントツの大差で輝いている大記録がある。今朝は、その中の幾つかについて触れてみたい。(本コラム、2514ご参照)

1.独り言コラム
 大相撲九州場所は今日が千秋楽である。今場所は中日前に一敗を喫し、一時は追う形になった横綱白鵬だったが、結局は、4場所連続での優勝がほぼ確実である。そしてこの優勝で、遂に大横綱だった大鵬関の優勝回数32回の大記録と並ぶことになる。今の角界の状況を見る限り、白鵬の記録はこれからも更新が続き、大鵬関の記録を大幅に更新するダントツの大記録樹立の可能性がある。筆者の心境は複雑で、素直に喜べない。▲角界には、もう一つの大記録がある。それは、双葉山が作った69連勝だ。この記録も一時は白鵬関が63連勝まで迫ったことがあって、あわやと心配したが、その時には、稀勢の里が堂々と寄り切りに破る殊勲があってストップさせてくれた。▲白鵬は、その後も再び43連勝を記録して、筆者は再び心配したのだが、その時も稀勢の里の頑張りで阻止出来た。今は、大勝負に弱いと揶揄されている稀勢の里が輝いた瞬間だった。日本の国技であるだけに、せめてこの記録は、破られるなら日本人力士であって欲しいと願っている。▲将棋もある意味では日本の国技である。3日前の11月20日に行われた王将戦の挑戦者を決める王将リーグの4回戦で、羽生善治4冠が三浦弘行9段を破って、プロ入り後通算1300勝目を達成した。▲今までに、1300勝以上した棋士は、大山康晴十五世永世名人、加藤一二三9段、中原誠十六世永世名人の3人で、史上4人目である。ここでびっくりするのは、大山大名人の記録がダントツの1433勝であるということだ。棋士は、強い方でも年間50勝するのは大変で、強い棋士でも平均30勝の世界だ。しかし、羽生4冠が今のペースで勝ち進めば3~4年で、この大記録を破る大記録を達成することは必至である。筆者は、その対局はこの目で確かめたいと願っているのだが、…。▲イチロー選手が、生涯安打数でピートローズ選手の大記録4256本にあと134本に迫っている。あと1年レギュラーで試合にフル出場できるなら、記録更新の可能性が高い。悪くてもあと2年で大記録は樹立されるだろう。この2年間はヤンキースに移籍したことで出場がままならず、安打ペースは極端に落ちていた。▲幸か不幸か、今期末でヤンキースとの契約が切れた。目下、新たなチームを探しているのだが、今朝の情報では、ダイアモンドバックスが本格調査に入っているようだ。うまく行けば、背番号51も復活する可能性が高いという。▲イチロー選手は今までに、レギュラーシーズン安打記録262本、10年連続200安打の史上記録を更新している。アメリカの野球ファンにしてみると、国技というべき野球で、日本人選手に世界記録が次々と更新されるのは面白くないという方もおられるだろう。恰も、大相撲でモンゴル力士に記録が破られるのと同じである。▲プロ野球では、他にも王選手の868本塁打、金田正一投手の400勝、ごく最近では、田中将大投手のレギュラーシーズンでの開幕30連勝などの記録は、まさにダントツの記録で、簡単には破られない不滅の記録である。▲さて、政界では、アベノミクス解散で本格的な選挙モードに入っていて慌しい毎日が始まっている。ところで、総理の在任期間で断トツに長いのは、桂太郎総理で、3回に渡って総理についていて、その期間は通算で2886日である。因みに2位は戦後の佐藤栄作総理で2798日である。今後は、各党の総裁や代表の任期が制限されていることで、このお二人の断トツの在任記録を更新する総理は出て来にくくなっている。▲こうして見てくると、ダントツ記録には、歴史を象徴する威光があるように思う。まさに、輝け! ダントツの記録、である。

2.難病との闘い
 息苦しさの原因は分かっていないが、吸痰をしてもらうと一時的に少し軽くなる。最近は筆者が傍に顔を出すと、恰も吸痰を頼んでほしいと言わんばかりに、苦しさを訴えてくれることが分かった。どうやら、雅子も、私の存在を分かってくれていて、訴えてくれているのだ。帰り際にも「帰るよ」というと、その前に吸痰をという意味で訴えてくれることがここ数日続いている。筆者も、彼女のその辺りの理解があることにちょっとした感動を覚えるのである。

3.今朝の一考
 2時半前起床。6時推定での体重は62.5Kg。お天気は今日も小春日和が続くようだ。

2898 似て非なる?

 今回のアベノミクス解散に、9年前の郵政選挙を思い出す。しかし、肝心の点で、似て非なる一面がある。他方、将棋界では、竜王戦で、10年前の歴史を思い出させる戦いが進行中だ。

1.独り言コラム
 午後1時から開かれた昨日の本会議で衆議院は解散した。12月14日に向けての長い戦いが始まった。▲面白かったのは、恒例の万歳にフライングがあり、議長の「万歳はここでやってください」とのアドリブの呼び掛けにやり直すというハプニングがあった。▲この慣例の万歳に、解散に大義がないと主張する民主党、維新の党は参加しなかった。また、自民党の小泉進次郎議員も万歳はしていなかったという。▲その解散直後の自民党の決起集会で、安倍総理は、それまでの消費税再増税延期について有権者の意見を聞きたいとしていた解散の大義を微妙に変えて「アベノミクスの成否を国民に聞きたい」と訴えた。▲この訴えに、筆者は2005年8月の小泉純一郎総理の郵政解散を思い出した。その時の小泉総理は「郵政民営化に賛成してくれるのか、反対なのかを国民にはっきり問いたい」と決死の気持ちを訴えていた。そこには凄い迫力があった。▲昨日の夕方の記者会見で、安倍総理は、良く似たパターン、口調で、アベノミクスの成否を訴えていたが、その迫力において似て非なるものを感じたのは私一人なのだったろうか。再増税延期を問いたいとしていたそれまでの残像が強かったのかもしれない。国民はどう応じるのだろうか。興味津津である。▲将棋界でも、かつての歴史を思い出させる良く似た対局が進行中だ。それは、名人戦に次ぐ棋界の大きなタイトル戦である竜王戦でのことである。▲今年は森内俊之竜王に若手の糸谷哲郎7段が挑戦中で、昨日行われた第4局で糸谷7段が終盤で大逆転勝ちをして、対戦成績を3勝1敗とし、竜王位奪取にあと1勝と王手をかけた。今の勢いでは新竜王、糸谷竜王の誕生の可能性が相当に高い。▲筆者が思い出すのは、10年前の2004年の第17期竜王戦で、当時も竜王だった森内竜王に、若手の渡辺明6段が挑戦し、フルセットの激戦の末、渡辺明新竜王が誕生し、その後9連覇を果たすという偉業を残した。▲筆者が似ているというのは、同じ森内竜王に若手が挑戦していること、その第1局が、いずれも海外対局で、2004年はソウルで、今年はハワイでの対局だったが、いずれも若手の挑戦者が先勝している。▲果たして、今期も10年前に新鋭の渡辺竜王が誕生したと同様に、若手の糸谷哲郎新竜王が誕生するのだろうか。歴史は繰り返すというが、面白いのはタイトル保持者がいずれも森内俊之竜王であるという点だ。▲因みに、当時のソウルでの対局には、筆者も妻と一緒に観戦ツアーに参加した。ちょうどパーキンソン病の悪化が目に見える形で出始めた初期の症状だった。それから10年、渡辺竜王が9連覇を続けている間に、妻の病気は最悪の症状に悪化が進行してしまったのが辛い。

2.難病との闘い
 相変わらず体温が変動し易い症状が続いている。一日に必ず一度は37.5度以上の発熱がある。この日は、午前中の定時測定で37.5度あって、昼間は平熱に戻っていたようだが、夕方には再び37.5度に上昇すつといった具合である。なお、昨日は、春に亡くなった母親の月参りの日だったので、昼間病院を離れていたので、細かい経時変化は把握していないが、症状が落ち着かない状態が続いていることは確かである。▲なお、看護婦さんが多忙ということで、夕方の体温上昇の際は、筆者の報告にも半時間も放置されてしまい、仏の筆者(笑い)も少しいらついていた。

3.今朝の一考
 2時前に起床。6時推定での体重は62.4Kg。お天気は日差しがたっぷりの晴れの一日のようだ。

2897 あたふたする野党

 国会は今日午後に解散する。2年ぶりの総選挙という大ドラマが始まる。どんな結果が待っているのだろうか。準備不足の野党はあたふたしている。

1.独り言コラム
 総理には伝家の宝刀と呼ばれる解散権がある。これは総理の専権事項で、これに関しては、その有無、時期については嘘を言ってもいいと言われており、今回も安倍総理は、直前のAPECに出かける際にも「考えていない」と白(しら)を切っていた。その一方で、官房長官、幹事長、与党の公明党代表には、それなりにその意向を伝えていたようだ。▲マスコミで最初に解散有りと直論したのは、筆者が知る範囲では、11月5日に関西テレビの夕方のニュース番組「アンカー」が最初だったと思う。水曜日担当の独立総合研究所の青山繁晴代表が、政府筋からの情報として、解散は断行されるとし、その具体的な背景、段取りを解説していた。それによると、17日に発表される7~9月のGDP発表を受けて、数日後に解散、12月14日投開票の筋書きを自信を持って解説していた。▲一方で、11月9日に放映される予定の読売テレビの「たかじんの…」の収録が11月7日の午後に行われたが、今では準レギュラーである飯島勲首相補佐官が、12月14日と書いたメモを辛坊治郎キャスターに手渡したという。▲要するに、政府首脳は、うまく、徐々にマスコミにもその情報を流し始めていたことが分かる。その際に、インパクトの大きい東京での漏洩は後回しにし、関西から徐々に浸透を図っていたと見ることができる。安倍総理もその綿密なシナリオで動いていたことが分かる。▲注目のGDPの速報値が発表された17日の朝だったが、翌日の18日の夕方に、安倍総理が記者会見で、正式に解散を発表した。面白かったのは、解散風が吹き出した後の野党各党のあたふたぶりだった。▲野党第一党の民主党は、まさに虚を突かれたために、その準備は進んでおらず、それでも、受けて立つと見栄を切っていた。▲とても漫画チックで面白かったのは、みんなの党が両院議員総会で、怒号の中で解党を決めたことだった。その結果、二人が直ちに民主党に入党、またこの機に乗じて、生活の党からも2人が離党して民主党に移ったようだ。民主党は、いまだ泥船ではあるが、落ちこぼれてくる他党からの受け皿として、満更でもなさそうな対応である。▲次世代の党では、最高顧問の石原慎太郎氏が引退をほのめかせたが、党の命運を握る御大だけに、何とか口説いて出馬をお願いしたようだ。▲維新の党は、二人代表制のために、動きもちぐはぐな形が垣間見える。江田憲司共同代表は、昨日「民主党との共闘は行わない」と居丈高に演説していた。一方で、大阪にいる橋下徹共同代表が、松井大阪府知事と共に立候補をにおわせているのが興味ある動きである、そこには、先の選挙での約束をほごにして、大阪都構想を頓挫に追い込んだ公明党への怨念がある。▲ある意味で堂々としているのが共産党だ。志井委員長はチャンス到来と捉えて、今回も一人区の全てに候補者を立てる、野党の乱れに乗じて、漁夫の利を獲んものと固有の戦いを模索している。そうは言いながらも、一人区での勝ちは相変わらず高根の花で、頼りは比例区である。▲社民党の吉田代表は元気よく吠えてはいるが、所詮は犬の遠吠えに過ぎないようだ。その一方で、選挙に強いとされていた生活の党の小沢一郎氏は、それも今は昔の様で、その存在感は極めて乏しい。▲筆者が溜飲を下げたのが、新潟5区で満を持していると思われた田中真紀子氏が立候補をしないと発表したことだった。どうやら、彼女も身の程を知った(?)ようである。▲落下傘候補で毎回違う選挙区から出馬することでお馴染みの、女旅がらす、自民党の佐藤ゆかりさんは、今回は大阪11区から立候補するようだ。岐阜から東京、そして今回は大阪へとの転戦だ。妙に色っぽいゆかりちゃんだが、勝機はあるのだろうか。▲とにかく、筆者も暫くは、選挙に纏わる悲喜こもごものドラマの展開を楽しんでみたい。

2.難病との闘い
 昨日は、息苦しそうな呼吸が目立っていて気の毒だった。注入食がなくなって、点滴だけの毎日になって2カ月が過ぎた。この日は月一の体重測定があり、42.5Kgだった。この間、1.5Kgの体重減であった。思ったよりも減ってはいないが、…。

3.今朝の一考
 2時40分起床。6時推定での体重は62.5Kg。お天気は晴れだが、朝方は気温が低いので、寒暖差に注意かまいるようだ。

2896 怖さ

 夫殺しの容疑で、京都府警は、昨日、妻の筧千佐子を殺人の容疑で逮捕した事件で、筆者は、かつて世間を騒がせた上田美由紀容疑者(鳥取連続不審死事件)、木島佳苗容疑者(東京都内での睡眠導入剤による連続不審死事件)、更に、兵庫県尼崎の連続変死事件の角田美代子元被告の三人の怖い女性容疑者を連想した。逮捕された千佐子容疑者の周りにも、その過去において数人の男性が亡くなっている。怖い女がいたもんだ、である。▲先の改造人事で、政治と金の問題で二人の閣僚の辞任劇に、人事の怖さを実感した安倍総理は、今回の思い切った解散でそれらの手負いの一掃を図ろうとするが、その一方で、もしかしたらの怖さも、密かに感じている節もあるようだ。

1.独り言コラム
 安倍総理は明日11月21日に国会を解散する。そして、勝負が決まる投開票日は12月14日である。▲現在、自民、公明の与党は326人もの大勢力を保持している。しかし、この解散、総選挙で、そのレベルの安定多数を再び確保するのは容易ではない。▲一昨日の記者会見で、総理は過半数確保を勝敗ラインと設定したが、その後、各委員会で主導権を保持できるラインが266議席なので、改めて270議席を目標とすることを決めたようだ。▲安倍総理が感じている不安、怖さの要因の一つが、選挙はミズモノで、そこに、有権者の有形、無形のバランス感覚が働くことである。前回の選挙では、3年間の民主党の愚政の反動で大勝しただけに、その逆の怖さを思うのは自然な考え方である。しかし、あれほど有権者を失望させた民主党だっただけに、再び世論が民主党に振れるとは思えないのだが、…。▲そうは言うものの、与党には幾つかの不安要因がある。その一つは、消費税再増税を1年半延期して、平成17年4月1日には、その時点の経済環境を勘案することなく増税を強行すると決めたことだ。▲また、先の選挙で119人の1年生議員がいて、この方たちの再選には大きな不安があるという。かつて、あの郵政選挙で83人の小泉チルドレンが誕生したが、次の選挙で再選されたのは僅か10人だったし、その後の小沢チルドレンのケースも同様にほとんどが大敗を喫している。▲ところで、今回の解散に関し、野党は大義がないと喚いているが、実際には、安倍政権に変わってのこの2年間で、目玉のアベノミクス政策への評価、集団的自衛権に関する解釈変更、更には、間もなく施行開始となる秘密保護法案などについて、有権者の考え方を聞く大事な機会であり、大儀はしっかりと存在している。▲そんな慌しい流れの中で、与党にとって幸いなのは、野党には連携の気配がなく、各党がバラバラであることだ。一時は、第三勢力として存在感のあった「みんなの党」は、党員の意見が纏まらずに、昨日、怒号の飛び交う中で、解党を決めた。▲何が起きるか分からないのが選挙だが、12月14日午後8時0分に、各テレビ局はどんな内容のテロップを流すことになるのであろうか。安倍総理を支持する筆者にとっても、楽しみと不安が交錯した心境である。

2.難病との闘い
 比較的落ち着いた一日だった。それでも定期パターンのように午後には体温が37.5度まで上がった。クーリングのお蔭もあって、夕方には37.1度まで下がっていた。一体、身体の奥深くで何が起きているのであろうか。主治医の昨日のお話では、炎症は治癒しているという。捉えところない不気味な怖さが潜在しているようだ。。

3.今朝の一考
 2時に起床。6時推定での体重は62.4Kgで、お天気は午後の一時を除いて晴れだが、朝夕は寒いようだ。

2895 いざ勝負

 誰にでも、大なり小なりはあっても、その長い人生には、何回かの「いざ勝負」という大舞台がある。アベノミクスで世界から注目されている安倍総理は、解散という大勝負に踏み切った。▲その一方で、日本映画を代表する大俳優、高倉健さん(83歳)は、全ての人生の闘いを終え、「いざ勝負」の世界に、静かに別れを告げた。

1.独り言コラム
 昨夕、NHKの「ニュース7」に割り込む形で安倍総理の記者会見が始まった。消費税再増税を1年半先延ばすことを決断したタイミングで、今までの大胆な経済政策であるアベノミクスへの国民の審判を受けるべく、「いざ勝負」に打って出た。ゴールデンタイムを貸し切った形での解散宣言だった。▲この年末の多忙時に、そんなことでわざわざ解散することもなかろうとの主張もあるが、そこには同氏なりの然るべき思惑があるからだ。それは、今回の解散総選挙で、たとえ今の勢力を多少なりとも減らしたとしても、自らの長期政権の基盤を固めて置く必要があると読んだのだ。さあ「結果や如何」である。▲ちょっとびっくりしたのは、このタイミングを捉えて、公明党の裏切りで頓挫した大阪都構想に意地を見せる橋下徹大阪市長が、松井大阪府知事と一緒に、出馬することが濃厚になったと各紙夕刊は報じていることである。▲維新の党の二人の看板男も「いざ勝負」に踏み切りそうだ。しかし、両者ともに任期をまだおよそ一年残していること、それに橋下市長は、この3月の出直し選挙で再選されたばかりの事で、市民、府民がどう判断するかが注目される。▲トヨタが世界に先駆けて、究極のエコカーの燃料電池車「MIRAI」の発売に踏み切る。販売価格が723万円である。これには国の補助金があるので、それを差し引くと、高級車「クラウン」並みの約520万円での堂々の「いざ勝負」である。▲高校を卒業する際にMLBからの誘いがあった日本ハムの大谷翔平投手が、昨日はそのMLBを相手に先発登板した。同投手には念願の「いざ勝負」だった。▲4回を投げ切って、6安打、3四死球、2失点の結果は、ファンには今一つの成績だったが、160キロを超す速球を武器に毎回の7三振奪取に、自らは納得の投球内容だったようだ。昨夜の勝負は手慣らしであって、同氏の本当の「いざ勝負」は、これから数年先のことだろう。▲さて、大相撲九州場所も今日から終盤戦である。今場所は、白鵬が前半で1敗したため、全勝の横綱鶴竜を追う形の珍しい展開となっている。大鵬に並ぶ32回目の優勝を狙う白鵬には、この終盤戦に本当の「いざ勝負」をかける。▲それにしても、日本人力士の唯一の期待の大関稀勢の里は、昨日も横綱日馬富士に完敗して2敗目を喫した。同力士は「いざ勝負」の場面で全く力が発揮できいなことが多い。気の弱さでは、筆者も稀勢の里並みのレベルだけに、同力士が味わっている歯がゆさ、不甲斐なさ、無念さは、手に取るようによく分かり、胸が痛くなるのである。

2.昨日の雅子
 夜中に酸素指数が落ちたこともあって、酸素吸入の酸素の流量を4リットル/分に上げたという。午後になって、落ち着いてきたので400cc/分に戻したが、不安は増す一方である。午後には、熱が37.5度まで上昇したのでクーリングを受けた。症状の変化が急で多い。

3.今朝の一考
 2時目覚め。6時推定での体重は62.3Kgで、お天気は曇りで、ぱらっと来る可能性もあるという。

2894 大差

 勝負事や各種の予測、予想などは、大差で外れることはよくあることである。従って、その結果に一喜一憂することはないが、その都度での適切な対応は必要だ。その一方で、「大差の裏にドラマあり」でもある

1.独り言コラム
 7~9月期の国内総生産(GDP)が発表された。安倍総理が消費税再増税実施に際し、決断の重要データとして考えていた指標だったが、結果は年率換算でマイナス1.6%だった。▲多くの専門家による民間の事前の予測値が、プラス1.5%程度の低さと見られていただけに、それを大幅に上回る大差の悪さだった。中でも、4月増税後の個人消費の停滞が長引いているのが顕著だという。▲この結果で、安倍総理が描く解散への筋書きの第一章が確保されたことになる。山口那津男公明党代表も「大変厳しい数字だ。厳粛の受け止めたい」と述べ、与党として歩調を合わせたコメントをしていた。▲この数字に、敏感に大きく反応したのが日本の株価だった。500円を越す大幅な下落となり、このところキープしていた17000台を大きく割った。ここでも、予測を大きく上回る大差の下落となった。▲これを受けての米国株の今朝の動きが注目だったが、一進一退の後、少しプラスで終わったようだ。▲ 大差と言えば、日曜日に行われた沖縄の知事選の結果だった。米軍基地の辺野古移転反対の翁長雄志氏が、現知事の仲井間真氏に10万票近い大差での圧勝だった。これで、辺野古基地建設の遅れが心配となる。▲ テニスの今年の最終戦、ツアーファイナルは、準決勝で錦織圭選手を破ったジョコビッチの3連覇で幕を閉じた。決勝戦で、予定されていたフェデラーとの大一番は、フェデラー選手が怪我で棄権したため、ファンには無念の「肩すかし」となった。棄権は、これ以上ない極限の大差での敗北と言えよう。▲角界の次代を背負うと期待されている大物新関脇の逸ノ城が、昨日、横綱白鵬と2度目の対戦を行った。しかし、勝負はあっという間についていた。白鵬の強さを見せつけら、二人の間には、地力に於いてまだ大差があることが証明された。▲今年のMLB代表と侍日本の戦いを見ていると、日本チームが随分とが強くなっているように思う。かつては、MLB相手では、日本チームが1勝するのも四苦八苦だったが、…。MLBチームの強さも、昔に比べると大差があって、随分と弱くなっている。▲大差は、一見味消しだが、その根底には、一味違うドラマが潜在していると思う。その道の通は、そのドラマに貴重な価値を見ているようだ。

2.昨日の雅子
 気の毒な毎日が続いている。昨日も一時熱が出たが直ぐに戻った。何と言っても息苦しそうな呼吸が気掛かりだ。何もしてあげられないのが辛い。

3.今朝の一考
 2時過ぎ起床。6時推定での体重は62.1Kgで、今月の最低記録。お天気はすっきりしない一日で、午後には一時雨である。

2893 年中無休

 ニュースは、年中無休で、時間を問わずに起きている。それなのに、新聞には各社一斉の休刊日がある。メディアも多様化していて大したことではないとの見方もあるが、筆者は納得していない。

1.独り言コラム
 昨日の日曜日、11時過ぎに早目の昼食を取ろうと病院の玄関ホールを出たところで、病院前にあるポストの前で、郵便を集めに来られた局員の方に出くわた。▲筆者が「土日は、収集はされても、郵便物は局内に保管されるだけなんでしょう?」と確認すると、その局員は「日曜日や祝休日でも局内では作業をしているんですよ。収集した郵便物を仕分けし、局外宛ての郵便物は中央郵便局に運びます。店は締めていても、郵便局内は年中無休なんです」と教えてくれた。△筆者は、その事実を知らなかったのだが、差当たっては、ご苦労さんと申し上げた。要するに、土日祝にでも投函する意味はあるのだ。▲我々の日常生活では、コンビニのように24時間営業のものが幾つかある。消防、警察、病院、公共交通機関、テレビ、インターネットなどのメディアなど、安全、安心、通信に関する業務は年中無休である。▲とにかく、喜怒哀楽を伴うニュースは、時間を問わず起きる。言ってみれば、24時間&年中無休である。それなのに、メディアの中枢で大きな役割を持つ大手新聞は、談合して月一度の休刊日を設けて一斉に休刊する。それでいいのだろうか。せめて、各社が分散して休刊するなら仕方がないと思っているのだが、…。▲昨日も大きなニュースがあった。注目された沖縄の知事選挙の投開票が行われ、辺野古移転反対の翁長雄志氏が、自民党の推薦を受けて3期目を目指した仲井間真前知事を破った。▲解散を決断している政府には手痛い敗北だった。▲一方で、イスラム国は新たな人質の殺害の模様の映像を公開した。▲これらのニュースは、時間を問わずに世界に波紋を投げかけながら広がっていく。とにかく、ニュースには休日がない。▲私事だが、筆者も妻の難病との闘いに、年中無休で付添いの毎日を送っている。▲今日が、自宅介護が難しくなり、施設に移って2886日目である。この間、筆者が施設、その後の病院をも含めて、お見舞いが出来なかったのは4日間である。内3日間は自らの病気で動けず、あと1日は東京に出ていた日である。▲加えて、手前味噌だが、このブログは、この2893日間一日も休まず年中無休を継続中である。大げさに言えば、人生においては、無休であることが、幸せの証なのだ。

2.昨日の雅子
 前日と同様の症状で、熱はないものの、息苦しそうな呼吸が続いていて苦しそうだ。痰を引いてもらったり、身体の姿勢を少し変えてあげたり、さすってあげたりする以外に手立てがないのが気の毒である。

3.今朝の一考
 2時過ぎ起床。6時推定での体重は62.2Kgで前日と同じで、少し低いレベルだ。今日のお天気は、一日を通して晴れの一日の予報である。

2892 アインシュタインの直筆

 ノーベル物理学賞受賞者のアインシュタインが1922年に日本を訪問した際に残した自筆のサイン入りのハガキが滋賀県の博物館で見つかった。▲そのニュースに因んで、今朝は久しぶりに滋賀県の話題特集である。

1.独り言コラム
 (1)一昨日の日経新聞の夕刊に掲載されていた記事で、そのハガキは東近江市の博物館「西堀栄三郎記念探検の殿堂」で見つかったという。西堀さんは南極の第一次越冬隊長で、親族が昨秋に博物館に寄贈した遺品の中にあった。▲アインシュタインが来日して京都で滞在していた際に、その費用を西堀家が援助したことを切っ掛けに、通訳を兼ねて京都、奈良の旅行に同行、その際に今回のハガキが送られたと見られる。▲ハガキには上半身の肖像写真があり、余白に署名と22年12月12日の日付が手書きされている。▲貴重な資料が滋賀県で発見されたことに、滋賀県人としてちょっとした誇りを覚える。
 (2)滋賀県は、全国の都道府県の中で数少ない人口が増加している県だったことに誇りを覚えていた筆者だが、この10月に纏められた人口推計で、丙午(ひのえうま)だった1966年以来48年ぶりに人口の減少が確認された。▲この間、今の琵琶湖線の電化、複々線化などで路線のスピードアップ、更には1974年に湖西線が開通したことなどで、京阪神への通勤が便利となり、そのベッドタウンとしての人口の流入が続いていたことが人口増加に結びついたと思われる。しかし、それも、ここに来て飽和状態となり、遂に増加に歯止めがかかったようだ。▲今後の県の施策が注目される。
 (3)先日、ポーラー化粧品社の調査で、女性の肌荒れの都道府県別の順位が発表され、滋賀県が45位で、栃木、群馬、岐阜、静岡各県と共にワースト5にランクされた。▲滋賀県の比良、比叡おろし、栃木の男体おろし、群馬の赤城おろし、岐阜の伊吹おろし、静岡の富士おろしといったおろし(颪)が肌に良くないとの解説を見たが、有名な六甲おろしの兵庫県は14位であり、おろしとのこじつけは如何なものかと思う。調査対象のサンプリングによる差が大きいのではなかろうか。手前味噌だが、筆者の難病で戦っている妻の肌は今でも輝いている(笑い)。
 (4)来春のセンバツ高校野球の21世紀枠に滋賀県高野連は、膳所高校を推薦することを決めたという。今までに春3回、夏2回の甲子園を経験しているが、この40年間は甲子園からは遠ざかっている。▲推薦を受けた背景には、県内有数の進学校で文武両道に努めている中で、今秋の滋賀県の地区予選でベスト8まで勝ち進んだ実績が評価価されたようだが、この理由だけでは、さすがに、その推薦力は弱いように思う。▲来春は滋賀県からは、近江高校が有力で、場合によっては北大津高校も近畿地区大会で1勝しており、滋賀県から初めて2高選ばれる可能性もあるだけに、21世紀枠で、膳所高が選ばれる可能性は極めて低いと思われる。
 ここからは別件だが、テニスの今年の世界一を決めるATPツアーファイナル準決勝戦で、今朝未明、錦織圭選手は善戦空しく世界ランク1位のジョコビッチ(スイス)にセットカウント2-1敗れ、決勝進出はならなかった。それでも1セット奪ったのは立派なものである。日本ファンを大いに楽しませてくれた。感謝、感謝である。

2.昨日の雅子
 前日と同様に、息苦しそうな呼吸をしているのが気掛かりだった。身体の位置を変えたりして様子を窺うが治らず、どうしてあげていいのか分からず仕舞いだった。酸素吸入のマスクをつけているのが見た目にも苦しそうで気の毒だが、仕方がない。

3.今朝の一考
 2時過ぎ起床。6時推定での体重は62.2Kg。お天気は朝方は曇っているが、午後には晴れそう。

2891 超嬉しいガッツポーズ

 語源は、ガッツ石松さんが1974年にWBC世界ライト級チャンピオンについた時のポーズにあるとする考えが一般的のよだが、それより2年前の1972年にボーリング雑誌「週刊ガッツポーズ」の表紙に掲載されたストライクをとった時のポーズが最初だそうだ。どちらでもいいことだが、スポーツ選手などが「やった!」といった時のとても嬉しい表現法として、今では世界で多用されている。

1.独り言コラム
 昨日の夕刊各紙には、テニスのATPツアー・ファイナルのシングルスで、ダビド・フェレール選手(スペイン)に逆転勝ちし、右手を上げたガッツポーズで喜ぶ錦織圭選手の写真が掲載されていた。実に誇らしい姿で、日本人の初めての快挙に筆者も爽やかな気分を味わった。▲今夜の準決勝では、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)選手と決勝進出をかけて戦う。錦織選手は、今年9月の全米オープンで同選手に勝利しており、勝利への期待も小さくない。▲さて、大相撲九州場所6日目で大波乱が起きた。無敵の横綱白鵬に土がついた。▲前頭3枚目の高安晃関の巧みな引き技に、白鵬は土俵を1/3回転ほどして与太ついて転がった。高安関の見事な金星である。▲白鵬が土俵上に手を着くのを見届た高安関が、その瞬間に右手で軽く振ってガッツポーズを見せていた。「してやったり」の嬉しい思いの現れだった。△同力士は、3日目に横綱日馬富士をも破っていて、今場所2個目の金星だ。因みに今日は全勝の横綱鶴竜と対戦する。この勢いで3横綱を総なめにするチャンスでもあるのだが、…。▲ところで、横綱白鵬は今場所優勝すれば、32回目の優勝で、大横綱大鵬と並ぶ。それだけに、その闘志は凄く、初日からほとんどの相手を圧倒な強さて゛一蹴していたが、不安がなかったわけではない。▲3日目の栃煌山戦で、立会に一気に突っ込まれて土俵際に追い詰められあわやと思われた瞬間があった。しかし、その時には、何とかしぶとく逆転で白星をキープした。筆者は、その時に、今場所の白鵬にはつけ入る隙があるのではと思っていた。▲とにかく、白鵬が平幕力士に敗れたの、昨年の初場所以来10場所ぶりである。▲極めて残念なのは、優勝を狙う日本人力士が、稀勢の里を除いて見当たらないことだ。しかも、その肝心の稀勢の里は大事な勝負に弱く、取りこぼしも多い。期待していた新大関の豪栄道も今場所は既に3敗だ。▲こうなれば、モンゴル力士でもよいから、白鵬の32回目の優勝を阻止して欲しいと願っている。▲昨日は、他のスポーツでも幾つかの痛快なガッツポーズが見られた。サッカーのアキーレ・ジャパンがホンジェラスを相手に大量6得点を奪い、ガッツポーズが乱舞していた。▲野球ではMLBを相手に侍ジャパンが、MLBで今年15勝を挙げたマリナーズの岩隈久志投手を打って快勝した。ホームランを打った松田宣浩選手や3塁打で2点を叩き出した柳田悠岐選手の二人のソフトバンクの主砲のガッツポーズが輝いていた。▲ゴルフでは太平洋VISAマスターズの2日目で、ベテランの藤田寛之選手が18番で12メートルのスライスラインのイーグルパットを決めたガッツポーズも見事だった。これで先行していたバッハ・ワトソン選手を抜いてトップに立った。▲ところで、ガッツポーズの極めつけは、人目には見せないが、いまオーストラリアに滞在中の安倍晋三総理の胸中にあるのではなかろうか。決断した解散戦略が、メディアにうまく取り上げられて筋書き通りに日本国民に浸透している展開に、ほくそ笑みながら、右手を上げてガッツポーズしている姿が目に浮かぶのである。

2.昨日の雅子
 この日は夕方になって微熱が出た。時々息苦しそうな呼吸をするのが気掛かりだった。先生からは、肺炎は治っているが、酸素の取り方に難が出始めていることから、酸素吸入を継続しているという説明を受けた。

3.今朝の一考
 4時起床。6時推定での体重は62.3Kg.お天気は晴れ時々曇りの予報である。

2890 想定外の展開 

 何事においても、大なり小なりハプニングは起きるものである。要は、それにどこまで上手く対応できるかが勝負を決めることになる。そこでは、機転の効いた知恵と衰えない闘志と粘り強い執念が決め手になると思う。

1.独り言コラム
 テニスのATPファナルのリーグ予選の最終戦を前にハプニングが起きた。錦織圭選手の対戦相手が、試合直前で、世界ランク8位のラオニッチから、補欠の世界ランク10位のフェレール選手に変わった。ラオニッチ選手が太ももを痛めるハプニングが起きたためである。▲事前に頭に描いていた作戦が無になった訳で、錦織圭選手にとっては大変なショックだったに違いない。その結果、第1セットを落とすという苦戦を強いられながらも、粘り強く頑張って2-1で逆転勝ちを収めた。大したものである。▲この結果、錦織選手のベスト4進出は、予選リーグ最終戦のフェデラーVSマリー戦で、マリー選手が1セッを失った時点で決まるという。▲今朝の3時現在、そのフェデラーvsマリー戦の結果は入っていない。(本件、5時50分にフェデラー選手が第1セットを先取したとの朗報が入った。かくして、錦織選手のベスト4入りが確定した。更なる活躍が楽しみである。5時55分追記)
 イチロー選手にとって、想定外の展開だったのは、ヤンキース移籍後の処遇だったと思う。レギュラーでの定位置を確保するのが大変で、控えに回ることが多かった。その結果、今年の安打数は、MLBに移籍後最低の102本止まりで、ピートローズ選手が持っている生涯安打数の世界記録4256本にまだ134本を残している。▲今期末でのヤンキースとの契約切れを機に、思い切ったトレードで、レギュラーが固いチームに移って、最後の夢を果たすことを考えていると思う。イチロー選手には、このピートローズ選手の記録越えに加えて、さらにプラス22本で、MLBで3000安打という節目の記録をも同時に越えたいとの執念もあるようだ。その二つの大目標への挑戦が、同氏の野球人生の最後を闘志に火をつけていると思う。
 想定外の展開ということでは、既に既成化している来週解散、12月14日投開票という政界での思わぬ急展開である。4月に消費税増税に踏み切った段階では想定していなかった展開だ。▲それが証拠に、9月初めに行われた内閣改造がある。この改造では党内の不満の息抜きを兼ねながら、女性の活用、地方の活性化という二つの看板課題を前面に出して長期政権を目指したはずだった。しかし、改造直後に想定外の展開が起きた。松島みどり法相のうちわ問題、小渕優子経済産業相の政治資金問題が急浮上し、それをきっかけに、他の大臣にも飛び火し、挙げ句の果てに、二人の閣僚の同日引責辞任をする事態となった。▲消費税再増税の決断を前に、このハブニング的なピンチを乗り切る策として、安倍総理は、消費税再増税を延期することの是非を国民に聞くという大義を掲げて解散という伝家の宝刀を思い切って抜くことにしたのである。安倍総理もなかなかの策士である。▲要するに、想定外の展開は世の常である。その場合に、如何に、臨機応変に決断し、初期の目標に到達できるように、上手く舵を切るかの手腕が問われていると言えよう。

2.昨日の雅子
 この日は微熱があった上に、久しぶりに息苦しさが少し見られた。酸素吸入の器具をつけていたのではと思われるが、本当の原因は分からない。毎日を懸命に生きているのが健気で胸が熱くなる。

3.今朝の一考
 2時起床。6時推定での体重は62.5Kg.お天気は晴れ一時曇りの予報である。

2889 解散断行

 永田町を中心に噴出していた解散風は、一気に本物と化してしまっている。もはや、この流れは止められない。賽は投げられたのである。

1.独り言コラム
 安倍総理の解散に関する言動が、ここに来て微妙に変化を見せて来ている。APECで北京に向かう時点では「解散は考えていない」だったのが、一昨日の北京を発つ前には「解散のタイミングについては、私は何も決めていない」と変化していた。▲一週間前の11月5日に放映された関西テレビの夕方のニュース番組「アタック」で、独立総合研究所の青山繁晴代表が大胆に解散説を打ち上げていた(本コラム2882ご参照)が、それがほぼ事実であることが明らかになって来ている。▲一方、政治家の動きからも、それを裏付ける幾つかの会談が明らかにされた。その一つが、先週金曜日の11月7日で、安倍総理は腹を固めて谷垣禎一自民党幹事長、公明党の山口那津男代表らと会談し、解散について自らの考え方に言及していたという。▲そうなると、一民間人のニュース解説者である青山繁晴氏が、何故その辺りの事情に精通していたのかが気になる処なのだが、ご本人は、昨日の同番組で種明かしをしてくれた。それは、安倍総理の意を組む官邸の要人から、消費税再増税に関する意見を求められ、その際に、再増税反対、解散断行の自らの考え方を述べたというのである。▲言ってみれば、青山本人が解散風を煽った張本人の一人だったということである。▲そう言えば、同氏のニュース解説では、いつも自分は然るべき政治家たちと強いパイプがあって、必要に応じて直接電話などで取材していることを誇らしげにほのめかせていることが多い。(ここで余談だが、このアタックのキャスターが若手の真面目そうな岡安譲アナ(慶大)が担当しているが、若すぎて、重みもなく、不勉強であまりにも頼りない。筆者の勝手な意見だが、何とかして欲しい。)▲さて、こうなると、管直人、原口一博、田中真紀子等々の各氏のように浪人中の政治家たちは、時来たれりで、にんまりしているであろう。しかし、筆者の意見は、これらのポンコツ(失礼?)の再登場を許してはいけないと思っている。▲かくして、今や解散は既定の事実となった。安倍総理は顔に似ず、なかなかの策士である。小泉純一郎氏以来の思い切った大胆な行動を執る政治家だと言えよう。そういう意味では、筆者の好みの政治家の一人である。▲さあ、この大胆な戦略が功を奏するのか。国民は馬鹿ではない。どんな答えを用意しているのか興味深い。政治が、楽しい新たな舞台を披露してくれる年末になりそうだ。▲ところで、例によって、ここからは、もうひとつの蛇足なのだが、昨日の読売新聞朝刊のコラム「編集手帳」が面白かった。ポーラー化粧品の調査を引き合いに出し、女性の肌が荒れている都道府県のワースト5は、栃木県、群馬県、岐阜県、滋賀県、静岡県だという。いずれも、赤城おろし、男体おろし、伊吹おろし、比叡おろし、富士おろしといった「颪(おろし)」が有名な所だと前振りの引用をし、ここに来て永田町は解散颪が吹き荒れていると解散についての話題に結びつけていた。さすがにプロの面白い前振りでの誘導だ。▲因みに1位は島根県で、肌のきれいなベスト5は、日本海側の石川、富山、それに四国の高知、愛媛の各県だそうだ。島根県には大山颪があるが、それは爽やかなおとなしい颪だと都合のいい説明をしていた。滋賀県の女性の肌が荒れているって本当なの? と言いたいのだが、…。▲それにしても、筆者の気掛かりは、時々週刊誌などで話題になる安倍総理の健康問題なのだが、…。今の時点では、安倍総理頑張れ! と申し上げておこう。

2.昨日の雅子
 この日は熱はほとんど出ず、症状は比較的安定していた。相変わらず、点滴の設定に看護婦さんたちにご苦労頂いている。インフルエンザ予防注射を受ける時期を迎えたが、先生と相談し、今のタイミングでは見送ることにした。

3.今朝の一考
 2時半起床。6時推定での体重は62.6Kg.お天気は曇りの一日の予報である。

2888 才女と天才

 非情な病魔は、恰も無差別殺人者のように、相手かまわず誰をも襲う。頂点を極めた才女、天才も例外ではない。

1.独り言コラム
 昨日の朝刊に、将棋界で初めての女性棋士と期待されている里見香奈女流名人に関する近況が掲載されていた。彼女は、今年の2月から体調不良で、一部の棋戦を除いて休場を続けていたが、来年1月から、女流棋戦に復帰するというのである。▲その指し始めは、年初に開幕する女流名人戦五番勝負である。休場前は3冠を保持していたが、今は女流名人位のみで、その防衛戦である。同時に、進行中の女流王位戦リーグでの対局にも出場する。▲その一方で、女性初の棋士を目指す奨励会3段リーグは、来年4月期からのリーグも休場の予定で、3期続けての休場となる。奨励会3段リーグは、天才の集まりで、ここを突破すると正式な棋士に昇格するのだが、年間4人の狭き門なのだ。とにかく、彼女が、女性で初めて3段リーグ入りしたのだが、休場続きで未だに対局をしていない。▲里見さんは出雲の天才と称せられて女流棋界にデビュー、16歳8カ月の史上3番目の早さで初タイトルを獲得、その2年後には女流3人目の女流3冠、また20歳2カ月で女流4冠をも獲得した。▲そんな華々しい活躍の中で、体調不良が顔を出し始め、今年の女流名人戦を防衛して以降の棋戦休場という残念な結果となった。どうやら、精神的な面での症状悪化のようだった。今回、思い切って復帰を決断したが、体調そのものは良くなっていないという。▲頂点に上り詰めてから、精神面で体調の悪化が出始めた里見女流名人の様子から、失礼を顧みず連想したのが、才女の極めつけの皇太子徳仁親王姫雅子様である。▲2004年5月に、訪欧を前にした皇太子の記者会見での雅子様への人格否定発言で、衝撃を受けたのだが、その1か月後の6月に、雅子さんは適応障害と診断され病気療養に入られた。そのため公務を大幅に控えられることになったのはご案内の通りである。▲しかし、ここに来て、先月10月末には、11年ぶりにオランダ国王夫妻を迎えての宮中晩さん会に出席されるなど、徐々に公務への復帰が目立って来ている。▲先週発売の週刊文春に「雅子さま、復活の笑顔」と題した特集記事が掲載されている新聞広告を目にして、筆者もほっとしたのである。それというのも、難病と闘う筆者の妻を描いた拙著「月の沙漠」(文芸社)で、妻の名前に失礼ながら雅子という名前を使わせてもらっているからでもある。▲とにかく、頂点を極められた才女と天才のお二人が、共に精神的な病に悩まされておられるのは、気の毒以外の何物でもない。早く、お二人が完全復帰されることを願っている。

2.昨日の雅子
 この日は午前中に発熱、しかし、夕方には平熱に戻っていた。午後に主治医の先生がお見えになり、炎症はほぼ治癒しているが、点滴から栄養剤に切り替えることに逡巡しているという。今までは、切り替え即炎症再発の繰り返しだったので、本人が苦しむことになるので、もう暫く、点滴のままで様子を見守りたい。

3.今朝の一考
 3時半起床。体重は62.6Kg.お天気は曇り後晴れの予報である。

2887 激突

 この言葉を耳にした時、先ずは事故を連想するのが常識的な捉え方だ。それ以外にも熱い激突は存在する。

1.独り言コラム
 昨日の昼過ぎ、北京の人民公会堂で、安倍総理と習近平主席の日中の首脳会談が実現した。この会談も、言ってみれば、国家間の満を持しての激突である。2年半ぶりの日中首脳の会談だったが、僅か25分程度の短いものだった。▲ニュース映像を見て驚いたが、安倍総理がしかるべく挨拶をしたのに関わらず、習首席はにこりともせず、視線を合わせない仏頂面でのそっけない応接だった。▲二人が形だけの握手を交わした後の安倍総理の動きにぎこちなさが見られた。会議室に向かうに際し、おろおろとした戸惑いのしぐさがあった。習首席のそっけなさに、筋書きにないドラマが生じていたようだ。▲会談内容は、事前に合意されていたもので、双方が自ら妥協した形は取らず、互いの考え方を主張した形を取っており、実に分かり難い文章だった。それでも、とにかく一度会談を持った事で、新しい歴史はスタートした。▲それにしても、習首席が、その後のロシアのプーチン大統領、韓国の朴槿恵大統領との挨拶に見せていた、にこやかな表情を見せられると、筆者は苛ら立ちを禁じ得なかった。▲かくして、両首脳の激突は、相互に思惑の違いから、実質的にはすれ違いに近い形で終わったようだ。日中の今後の展開や如何、である。▲日中間では、もう一つの驚くべき激突があった。男子フィギュアスケートグランプリで、8日の試合前の練習時間内で、日本のエースである羽生結弦選手と中国の選手が激突、羽生選手は転倒して大けが食らった。大事故が起きたのである。▲羽生選手は頭や顔に傷を負ったまま、試合には強行出場した。しかし、ジャンプでは幾度も転倒を繰り返すなど大変な演技となったが、不屈の闘志で総合2位に入った。▲試合前のプロローグ的なセレモニーに見える6人の選手による練習では、筆者もいつも選手同士の衝突の心配をしていたのだが、それが不幸にも痛ましい現実となった。▲あとで知ったが、今までにも、日本においても、村主章枝選手と安藤美姫選手が衝突した事故があったようだ。いずれにしても、再発を防ぐ意味では、今までの6人の選手が一斉に練習を行うやり方には一考の必要がありそうだ。▲男子テニスの年間1位を決めるATPファイナルで、難敵マリー選手を攻略して貴重な1勝を挙げた錦織圭選手は、今日行われるフェデラー選手(スイス)との激突に備えて、相手の得意とするスライス対策を練っているようだ。とにかく、後の残り2試合で、1勝すればベスト4による決勝トーナメントに進出できる可能性は高くなる。錦織選手は、今や日本の輝ける期待の星だ。朗報を待っている。

2.昨日の雅子
 この日の朝は、雅子は夜来からの熱でクーリングを受けていた。その時点では37.4度と下がっていたが、夜中には酸素指数も下がって、38.5度の高熱が出ていたという。また肺炎が起きているようだ。看護婦さんたちの適切な対応で、夕方には37.1度まで下がっていた。総じて、熱に苦しんだ一日だったようだ。

3.今朝の一考
 昨夕も9時前に寝てしまったようで、深夜1時過ぎに目覚めた。入浴してこのブログに取り掛かっている。体重は、62.7Kg(6時推定)配信後にはもうひと寝入りするつもりである。お天気は、今日も終日ほぼ晴れの一日のようだ。

2886 命を扱った闘病作品

 昨日の毎日新聞の広告欄の本の扱いは、とても魅せられた圧巻の構成になっていた、そこには、奇しくも、二人の大作家による二冊の命を扱った感動的な渾身の闘病作品の広告が大々的に掲載されていた。

1.独り言コラム
 一つは、百田尚樹の「殉愛」で「やしきたかじん」の知られざる最後の741日を描いた作品だという。その広告のスケールは目いっぱいの大きさでインパクトがあった。▲当該作品に関しては、既に先週の金曜日のゴールデンタイムに、日本テレビが中井正弘キャスターの「キンスマ」で、そのハイライトを総括していたし、その前には、読売テレビの朝のワイド番組「す・またん」で、そのゲラを読んだという辛坊治郎キャスターが絶賛していた。▲作者の百田尚樹氏も、こんな作品は、もう一生かけないとも書いている。謎に包まれた、たかじんの最後の人生に何があったのかを暴いた(?)という点では、大変興味深い作品の様である。▲もう一冊は、今年の第67回野間文学賞を受賞した笙野頼子さんの「末闘病記」で、難病である膠原病、「混合性結合組織病」との闘いを描いた作品だそうだ。同氏は三重県出身で立命館大学を卒業、今年67歳で自称「神道左翼」の立場からラディカルに描く作家だそうだ。1994年には芥川賞も受賞している大作家である。▲面白かったのは、その笙野さんの広告の上に、瀬戸内寂聴さんの「死に支度」の広告が大きく掲載されていたことだ。そこには「死に支度は生き支度」とあり、92歳の現役作家が「生と死の知恵」を提供してくれているという、なかなか気の利いた(?)紙面構成だった。▲ところで、比較することすら愚かしいことだが、同じ闘病を扱った作品とは言え、素人の筆者の書いた「月の沙漠」などは、足元にも及ばずで、鎧袖一触の一撃で、KO「撃破」を食らった心境で、逆に清々しささえ覚えている。▲さて、例によって話題を転じるが、その「撃破」に関して朗報が届いた。今朝のニュースで、テニスのATPツアーファイナルでアジアから初出場した錦織圭選手が、今まで3連敗で勝ったことにない宿敵、アンディ・マリー選手(英国)を2-0のストレートで「撃破」したという。錦織選手にとっては、大げさに言えば、命を懸けた戦いで勝ち得た、凄い貴重な1勝である。ベスト4進出がなるかどうかが、次の注目ボイントだ。▲とにかく、命は何時の時代も、何処においても、絶対的な主人公である。

2.昨日の雅子
 この日も幸いにも症状は安定していた。その一方で、このところ唯一のエネルギー源である点滴の設定に看護婦さんたちにご苦労を戴いている。雅子の場合、適切な血管を見つけるのが至難の業で、いつも悪戦苦闘の様である。昨日の朝も時間がかかっていたが、何とか処理してくれていた。

3.今朝の一考
 2時半起床。重は62.6Kg。(6時推定)今日は、朝は曇りのようだが、9時過ぎからは晴れになるようだ。

2885 使い捨てされない秘訣

使い捨てという言葉で、100円ライターを連想するが、そのライターさえも、安全性の面などから、ここに来て需要は大分減って来ているようだ。生き馬の目を抜く今の時代では、人材さえも非情な使い捨ての虚しい時代である。

1.独り言コラム
 かつてのNHKの人気番組「プロジェクトX」のテーマソング「地上の星」の歌詞を思い出す。使い捨てにされた番組プロデューサーの今井彰氏が、たってのお願いで、中島みゆきさんに直接頼んで出来た傑作だ。▲「みんなどこへ行った/見送られることもなく/草原のペガサス、街角のヴィーナス/みんなどこへ行った/見守られることもなく/地上にある星を誰も覚えていない/ひとは空ばかり見てる/つばめよ、高い空から教えてよ、地上の星よ/つばめよ、地上の星は今、何処にあるのだろう、」(一番の歌詞)。これは、まさに、使い捨ての時代を彷彿とさせる内容だ。▲使い捨ては世の常と思いながらも、力を備えた方はそうでもない。安倍晋三総理になってから、森喜朗、福田康夫といった元総理たちが、外交で頑張っている。日ロや日中の外交の橋渡し役として、彼らの持っている貴重な人脈が生かされているようだ。ご同慶の至りである。▲北京で始まっている今回のAPECで、漸く実現する日中の首脳会談にも、福田康夫元総理の水面下での尽力もそれなりに貢献していたようだ。▲人材の入れ替わり、使い捨ては激しい。そんな荒波に打ち勝つ逞しい人材が求められている。数日前のNHKニュース7で、筆者はそんなイメージにマッチする素晴らしい女性記者の存在を確信した。▲NHKの政治記者、岩田明子さんだ。筆者の好みの聡明そうな美人記者である。日中首脳会談の地ならしのニュースに関連して、立て板に水の如く、分かり易く解説する彼女に思わず惹かれていた。▲1970年生まれだから、もう44歳だと知って、見た目の若さと活力にびっくりしたが、備わっている潜在能力、魅力は申し分ない。それまでにも何回かニュースに登場しており、その時からピリッと来るものを覚えていた、そんなことで、筆者の新しいファンの一人に加わえさせてもらった。▲東大の法学部を卒業し、1996年にNHKに入局、一時は岡山放送局に転勤するが、2000年に報道局に抜擢、森喜朗総理番などを経て、今は、安倍総理の美人ストーカー記者だとも言われているが、なかなかの逸材のようだ。どうやら、未だに独身(?)のようだが、…。女性なるが故に、冷たくポイ捨てにされないことを祈念する次第である。▲とにかく、そうされない秘訣の一つは、余人をもって替え難い何かを身に付けることだろう。

2.昨日の雅子
 この日も症状は安定していた。懸命に頑張っている健気な様子に、熱いものを覚える今日この頃だ。なお、今月から神経内科の担当医師(戸田真紀子)が新しいお若い方と交代した。

3.今朝の一考
 8時前に眠っていたようで、0時半目覚めた。入浴、体重は62.5Kg。(6時推定)今日は、雨の一日のようだ。とにかく、このブログを配信して、もう一寝入りする。

2884 大きな節目を越えて新しいステージに

 幾つかの大きな課題、大事な勝負が、節目を越えて新しいステージに入って来ている。これらの緊迫に満ちた課題の展開からは、暫くは目が離せない。

1.独り言コラム
 安倍晋三総理と習近平主席による日中首脳会談が3年ぶりに行われることになった。2011年12月の野田佳彦総理と胡錦濤主席の会談以来である。尖閣諸島を国有化したことや安倍総理の靖国参拝で、こじれていた両国の関係改善に突破口が得られたようだ。▲注目すべきは、その会談を実現させた両国の合意文章だ。その中には、如何にも苦労したと思われる表現が随所に見られる。例えば、第2項の「若干の認識の一致をみた」とか、第3項の「異なる見解を有していると認識している」といった分かり難い苦心の表現である。▲そこには、日本が主張している尖閣諸島には領土問題が存在しないとか、安倍総理が今後靖国参拝に関しての日本の主張を織り込んでおり、なかなかの力作だ。▲この日中の合意で、置いてきぼりを食った形に追い込まれたのが、韓国の朴槿恵大統領である。反日一辺倒の頑なな彼女の今後の出方に注目したい。▲九州電力川内原発再稼働に関し、鹿児島県の伊藤祐一郎知事が議会の承認を得て、再稼働に同意したことで、節目となっていた地元の同意手続きは完了した。かくして、川内原発は、年明け再稼働に向けて動き出すことになる。▲日経の株価も、数日前に一時は営業時間内で17000円の大台を超えた。7年ぶりだという。日銀の思い切った対応で株価は活況を見せており、この大台の節目を越えたことで、新しいステージを迎えたことになる。今後、更に上を目指すのか、或いは、実経済が空炊きの様相もあって、これを節目に降下するのか、先行きの展開が注目である。▲11月16日に投開票が行われる沖縄県知事選挙は、4人の候補者が立候補しているが、混戦のまま終盤戦に入って来ている。唯一、辺野古誘致に賛成の立場である仲井間弘多現職知事の動向が注目されている。普天間基地の危険性を解消する意味で、日米が注目している大きな節目の選挙である。果たして、沖縄県民はいかなる審判を下すのだろうか。▲趣味の世界の将棋界の話題を紹介しておこう。来年の将棋名人戦の挑戦者を決めるA級順位戦が大きな節目を迎えている。10人の棋士の総当たりによるリーグ戦で、各棋士が全9局を戦うが、昨日行われた3局で、ほぼ全員が節目の5局目の戦い終えた。トップは、4勝1敗の行方尚久8段、深浦康市9段、広瀬章人8の3人の棋士である。▲戦前に本命だった渡辺明2冠が3連敗の出だしとなって、ファンを驚かせたが、昨日も接戦を勝ち切って2勝目を挙げて追い上げを見せている。筆者がファンの郷田真隆9段は、昨日は誠に不出来で、行方9段に完敗して2勝3敗となった。順位が8位と下位だけに、降級の心配が高くなってきた。残り4局で3勝が必要で、苦しい節目の戦いが続く。▲何事も、戦いは節目の勝負に勝つことが大事であることは、言うまでもない。。

2.昨日の雅子
 久しぶりに、終日に渡って、熱もなく、痰も少なく、症状は比較的安定していた。朝8時に病室に顔を出すと、焦点はぼけてはいるが、両目を開けて、恰も筆者を見てくれているような顔つきで、とても愛おしい表情だった。

3.今朝の一考
 2時20分起床。6時推定の体重は62.6Kg。今日のお天気は、晴れ後曇りの予報である。

2883 幻滅

 広辞苑には「美化し理想化していたことが幻に過ぎなかったと悟らされること。また、それで落胆すること」とある。

1.独り言コラム
 アメリカの中間選挙で、共和党が両院で過半数を占め、政権与党の民主党は惨敗した。この結果、オバマ政権の今後の運営は極めて厳しいものとなった。多くのアメリカ国民には、決められないオバマ大統領ということで幻滅を感じているようだ。▲6年前の「Yes We Can」で沸いたあのオバマブームの熱狂は、どこへ行ってしまったのであろうか。オバマ大統領に残された2年間は、いわゆるレームダック化が進み、大統領は名前だけで、実態は「大投了」(下手な駄洒落で申し訳ない)に追い込まれてしまうだろう。今や、オバマ氏は、アメリカの鳩山由紀夫と揶揄されているそうだ。▲発音が同じということでブームに便乗しようとしたあの小浜市(福井県)はどんなスタンスを採っているのだろうか。ここでも、多くの県民は幻滅を覚えていることだろう。▲日本の政界でも、同様な幻滅は幾度も味わって来た。その代表例が、国民の大合唱で誕生した鳩山由紀夫総理や管直人総理の民主党政権だった。ご案内の通り、その政権運営の実態は、多くの国民の期待を裏切った救いようがないものだった。▲今年の1月に理研の小保方晴子ユニットリーダーが発表したSTAP細胞も、結果的には幻滅を覚えた論文となった。上司だった優秀な頭脳の持ち主の笹井芳樹副センター長を自殺に追い込んだ展開には、驚きを越えた悲劇であり、心を痛めたものだった。▲芸能界のゴシップ的な些細な話題だが、テレビでお馴染みの大渕愛子弁護士が「ゆるきゃら」の「ふなっしー」の虜になっているという。知的な美人弁護士ということで好感を持っていたが、それには大幻滅である。▲また、日テレの朝のワイドショーの「ZIP」で、明るいキャラクターで、5秒間英会話などで頑張っていたタレントの関根麻里さんの結婚相手が韓国人だったことにも、筆者にはがっかりで幻滅を覚えた次第である。▲ところで、その韓国で行われたアジア大会の会場で、韓国メディアのカメラを盗んだことで逮捕され、略式起訴された水泳の富田尚弥選手のニュースにはびっくりで、大幻滅を覚えた。ポスト北島康介と期待されていただけにがっかりであった。▲ところが、同氏は昨日帰国して記者会見を行い、あれは間違いで盗んでいないと訴えた。それならそれで何故、逮捕時にしっかりと反論しなかったのか。事情はよく分からないが納得できない。言ってみれば、幻滅の上塗りである。▲今日から始まる米国ツアーの一環であるミズノクラッシックに、宮里藍、美香の二人が成績が悪くて出場できないということになった。宮里美香さんには幻滅は感じないが、とても残念である。来季はしっかり頑張って欲しい。▲人様に幻滅を与えない人生をモットーとすべきでだろうと思いながらも、浮き沈みのある長い人生では容易なことではない。 

2.昨日の雅子
 この日も午後には37.5度の熱が出た。一日に一度は必ず熱に悩まされる、モニターの数字を見ていると、酸素指数は安定しているが、脈拍、呼吸の乱れが目立つ。雅子には、気の毒だが、24時間を通して切れ目ない苦しい闘いが続いている。何もしてやれないのが辛い。

3.今朝の一考
 2時20分起床。体重62.7Kg。(6時推定)今日のお天気は、曇り後晴れ予報である。

2882 年内解散、総選挙

 消費税再増税の決断のタイミングが迫って来ている。安倍総理が決断に関して重要視しているのが、11月半ばに発表される7-9月期のGDP速報値である。その数値は芳しいものでない可能性が高く、このタイミングで、思い切った解散の決断が行われるとの考え方がある。若しかしたら、年末にかけて日本の政界も慌しくなるかもしれない。

1.独り言コラム
 消費再増税に関して有識者の意見を聞く政府の点検会合が始まっている。通算5日間で、企業経営者、労働界の代表、学識者、エコノミスト、地方自治体の首長などから選ばれた方々45人の意見を聞くという。▲冒頭にも書いたが、総理が再増税の決断をするにあたって重要視しているのが、来月初めに発表される7~9月のGDP速報値である。従って、この点検会合は、あくまでも一つのセレモニーに過ぎないと見る向きが無いでもない。▲昨日放映された関西テレビの夕方のニュース「アンカー」に出演した独立総合研究所青山繁晴代表は、例によって、自らの持つ政府筋からのニュースソースを元に大胆な今後の政治展開を予測していた。▲同氏の話では、安倍総理が絶大な信頼を寄せているのは、アベノミクスを共に推進して来た本田悦郎(元大蔵官僚)、浜田宏一(学者)の二人の内閣参謀だという。もちろん、この二人も点検会合のメンバーだが、二人の再増税に関するスタンスは、本田氏は一貫して1年半程度の先送りの立場を表明しているが、浜田氏は、当初は再増税賛成の立場を見せていたのだが、ここに来て変節し反対の立場になったという。▲そういうことで、安倍総理は再増税延期の決断をするのではないかと見られている。そうなると法律改正を行う必要が出て来るが、これが意外に厄介な壁だという。それというのも、この法律は、三党合意で野田内閣が決めたという経緯から、すんなりとはいかない一面があり、相当な政治的なエネルギーが必要となる。▲そこで、安倍総理は奥の手を使うことになろうというのが青山氏の見方である。それは、再増税先送りの決断をして解散に打って出て、強行突破を図ろうとするという。そうすることで、国民の絶大な後押しが得られるという見方である。▲その日程は、7~9月期GDPの速報値が出る11月17日頃が重要なたタイミングとなろう。今考えられる日程は、このタイミングで、再増税を先送りする決断をして解散を断行し、12月総選挙、年末に第3次安倍内閣組閣という段取りである。▲そうすることで、国民からの絶大な賛同を得た形で増税を先送りすれば、世界各国も、国民も納得するというのである。▲そう言われれば、筆者も「なるほど」と思ってしまう。独断的に、得意げに解説する青山繁晴マジックに、筆者も、多くの国民も結構弱いのかもしれない。

2.昨日の雅子
 朝から午後にかけては、息遣いもまずまずで、この日の雅子は、比較的落ち着いた症状だった。しかし、夕方にかけて37.5度の発熱でクーリングを受けていた。▲この日の朝の主治医の話では、炎症は治まってきてはいるが、完治はしていない。抗生剤の使い方を考慮して、完治への深追いは控えているという。従って、暫くは、様子見が続くことになる。▲この日、3年ぶりに、筆者の姉の久子が見舞いに顔を出した。変な夢を見たという。

3.今朝の一考
 2時50分起床。体重62.7Kg。(6時推定)今日の天気は、晴れの一日のようだ。

2881 SUDOKU

 米国生まれの数字パズル「ナンバープレース」をもとに、ヒントの配置に工夫を凝らすなどして、個性的な数字パズルにしたのが「SUDOKU」だという。今では、筆者の知能の健康診断に、毎日病院の休憩ルームの一角で、何問かを相手に楽しんでいる。

1.独り言コラム
 数日前(11月2日付)毎日新聞の1面に、このパズルの生みの親の鍛冶真起さんの特集が掲載されていた。社員23人、年商4億円のパズル制作と出版を手掛ける「ニコリ」の創業社長である。▲同氏が行うプレゼンの際には、ボードに「?→!」と書くことが多いという。これは「パズルとは考えて、答えに辿りついてびっくりする。その過程が面白いんだよ」という意味で、「人生を楽しもう」というのである。▲このパズルでは「粘り、集中力、そしてひらめき」が養われる。自分のその時の頭の回転具合を確認することができる。つまり、頭の健康診断を楽しんでいるのである。▲最近では、ストップウオッチを購入して、回答に辿りつく時間を測定して、その日の頭の状態、体調のチェックに使っている。問題のレベルとしては、初級、中級、上級とあるが、初級は10分以内、中級と上級は、20~30分程度かかる。因みに、今までの最短記録は5分8秒である。▲鍛冶さんは、北海道生まれの東京育ちで、高校時代は硬式テニス部で活躍、国体でシングルスでベスト8の戦績を残した。一浪して慶大の文学部に進学したのが1971年で、折しも安保の時代で、バリケード封鎖で休講も多く、「自分が何者なのか」と悩んだという。▲高校時代のクラスメートだったイラストレーターの清水麻里さんと結婚するのだが、その際に麻里さんのご両親から「定職を持っていな男に娘はやれん」と一喝されたのを機に、清水さんの経営する印刷会社に潜り込むが、雀荘、競馬にあけくれるぐうたら社員だったという。▲転機は、1978年に、清水さんから米国のパズル雑誌を見せられた時だったという。そこでひらめいた鍛冶さんは、80年に国内最初のパズル雑誌「パズル通信ニコリ」を創刊、83年に印刷会社を辞めて「ニコリ」を起業、米国生まれのナンバープレース」(SUDOKU)へと発展させたのだが、それが1984年だったという。▲その後、新しいクイズの分野を開拓し、世界にSUDOKUを広めたのである。毎日新聞は毎日の夕刊で1題出題してくれているので、筆者はそれを毎日楽しみながら、頭の健康保持に努めている、▲因みに、私事だが、筆者が気分転換で楽しんでいるのは、この数独の他に、読書、携帯による将棋中継、それに思いっきり声を出して本当に発散できるカラオケで、全国平均得点を上回る曲数、500曲目指して奮闘中である。▲妻の付添いに明け暮れる毎日だが、これらの気分転換で、体調の確認、調整を行ないながら、与えられた人生を苦しみながら、楽しんでいる。

 訂正とお詫び
  11月2日付(2878)の「彦」の付く有名人で、引用した数多くの方々の皆さまの名前に誤りがありました。お詫びして訂正します。
  近藤正彦→近藤真彦、田原利彦→田原俊彦、三田村克彦→三田村邦彦、石橋英彦→石塚英彦(敬称略)

2.昨日の雅子
 この日は、高齢者運転免許の講習会があって、病院についたのは午後の1時前だった。幸い、おとなしそうな息づかいでほっとだった。しかし、夕方には熱(37.5度)出るなど、症状は安定していなかった。▲因みに高齢者講習会では、目の検査、画面を使っての運動神経の反応の検査の他、運転の実技もあった。かなりの老化が進んでいることが明らかになった。

3.今朝の一考
 3時半起床。体重62.7Kg。(6時推定)今日の天気は、晴れたり、曇ったりの一日になりそうだ。

2880 安楽死の是非

  ブリタニ―・メイナードさんの安楽死が世界に衝撃を与えている。賛否両論、喧々囂々だが、避けられない死が目前に迫って来ている段階に限り、苦痛から逃れる選択があってもいいと思うのだが、…。

1.独り言コラム
  昨夜のNHKのニュース9で衝撃的なニュースを知った。今年4月に脳腫瘍で余命半年の告知を受けていたブリタニー・メイナードさんが、29歳の若さで、自ら死を選択したというのである。▲症状が現れたのは結婚後1年半の事だったが、人間らしい最後を迎えようとして、安楽死が認められているオレゴン州に移住して、その時を待った。彼女には医師から、必要な時のために薬物が処方されていた。▲彼女はそのことをネット上で公開したが、その動画は900万回を越す再生があったという。そして、そこには、「自分を殺すことに尊厳はない」「あなたは大間違いをしている」「苦しみを望まないという勇気ある女性」「彼女の人生、彼女の選択」などと言った書き込みが殺到したようだ。▲その一方で、彼女は心の揺れ動く心情も見せていた。「もし、11月1日以降も生きていたら、愛する家族と一緒に前に向かって進むだろう」と。▲そして、その予告通り、今月1日、自分の寝室で薬物を服用、家族などに見守られながら息を引き取ったという。居合わせた家族たちは、天国で、笑顔で痛みもなく喜びに満ちていて欲しい、と願っていたという。▲意識が薄れていく中で、これが最後だと分かっていて、彼女はどんなことを考えていたのだろうか。▲専門家の中には、今回のケースは、「安楽死ではない。国際的な理解で、安楽死は患者が絶えられない苦痛から逃れられない時に、苦しみを避けるために医師がお薬を投与して行うもの」であり、「今回は医師の助けによる自殺」と捉えられるという。▲世界では、スイス(1942年)アメリカ、オレゴン(1944)のほか、オランダ、ベルギー.ルクセンブルグなどで安楽死が認められている。アメリカはその後ワシントン州などの5州が安楽死を認めるようになった。▲筆者の考え方は、何が起きるか分からない世界である。癌だって治ることもある。とにかく、最後まで頑張るべきであるというのが、今までの基本的な考え方だった。▲しかし、回復の見込みのない難病で苦しんでいる妻の頑張り、苦しみを見ていると、自分もいつまで付き添えるか分からないだけに、自分たちのような立場、環境にいる者に限っては、安楽死の権利を認めて欲しいと思う、今日この頃である。

2.昨日の雅子
 このところ気になっている苦しそうな息づかいのことで、身体の位置を変えてやったり、クッションを調整してやることで、一時的に治まることが分かって来た。どうやら、身体を動かすことができないことから、骨っぽくなってきている身体の節々が痛くなって、その苦しされを訴えていのだろうと推測している。つまり、彼女は懸命になって、それを訴えていたのだと思うと、なかなか分かってやれなかったことへ、忸怩たるものを覚えるのである。

3.今朝の一考
 2時半起床。体重62.6Kg。(6時推定)今日の天気は、久しぶりに晴れの一日になりそうだ。

2879 あうんの呼吸

 大辞林で「阿吽の呼吸」を調べると、「二人以上でひとつの事をするときに気持ちが一致する。微妙なタイミング」とある。この場合は、その二人以上の間には、事前の相談、打ち合わせは存在しない。

1.独り言コラム
 昨日の読売新聞(9面)に、日銀、政府「あうんの呼吸」という大きな見出しが出ていた。日銀の黒田東彦総裁が、半数近い政策委員の反対を押し切って(賛成5人、反対4人)実施した追加緩和政策は、世界の市場を大きく揺るがすインパクトがあった。▲黒田総裁は、何故それを10月31日に決めたのか。そこには、「追加緩和」「公的年金運用のみなおし」「経済対策」の三つの要素が絡み合った「あうんの呼吸」があったと解説している。▲「日銀は財務省と打ち合わせをしているのではないか」との疑念が出るほど、その10・31のタイミングに、三つの要素がぴたりと揃ったというのである。▲それに対し、財務省の幹部は、今回の対応は、日銀独自の判断だと口を揃える。そして「そこには両者間の摺合せは無く、あくまでも、財務省大物OBである黒田総裁との阿吽の呼吸だ」というのだ。▲つまり、阿吽の呼吸は、八百長、談合とは別物であり、違法でも禁じ手でもないという。筆者が敢えていえば、それは、高度な政治的な対応だったということになる。▲ところで、そんなことを論じているマスメディアの雄である新聞も、正義感を前面に出して、大きな顔で主張する立場でもなかろう。その購読料レベルや全社が同じ日に実施する休刊日などの取り決めには、談合は一切なく、各社間の阿吽の呼吸とでも言うのだろうか。▲阿吽の呼吸は、各種スポーツでの監督と選手間のコミニケーション、中でも、野球におけるバッテリー間のサイン交換でみられる。また、夫婦間の日常生活での役割分担、政界、財界の思惑などに多く見られる。多くの場合は、事をスムーズの運ぶ貴重な思いやりの相互作品だとも言えよう。▲それにしても、昨日の全日本大学駅伝で見せた駒大の監督と選手のあうんの呼吸で成し遂げた4連覇は凄かった。各選手が監督の思惑通りに力を発揮し、ぶっちぎりでの堂々の走りだった。▲注目された京大の平井健太郎選手もよく頑張ったが、やはり関東勢は強かった。上位15チームの中で、京都産業大学の12位以外の14チームが全て関東勢だった。この結果に、多くの高校生ランナーたちは、あうんの呼吸で関東の大学を目指すことになるのも止むを得ない。▲蛇足だが、上武大学は期待外れの13位に終わり、案の定、大丈夫ではなかった。この実力では、お正月の箱根でシード権を狙うには、いくら、あうんの呼吸があっても難しそうだ。▲最後に例によって私事だが、毎日苦しんでいる妻の付添いをしていて思うのだが、今でも、あうんの呼吸で心と心の会話は出来ていると信じているのである。決して満たされることはないが、それに縋りたい気持ちでいっぱいの今日この頃である。 

2.昨日の雅子
 この日も微熱(37.2~37.4度)があった。苦しそうな息づかいの原因を調べているがわからない。お尻の肉が落ちて来ていて、骨ばって来ており、それがベッドに直接当たっていて痛いのかもしれない。そこにクッションを入れてあげると暫く治まる。とにかく、体位の調整に気を配っている。

3.今朝の一考
 3時半起床。体重62.8Kg。(6時推定)今日の天気は曇りのようだ。

2878 名前に「彦」の付く有名人

 漢字源(学習研究社、1988年初版発行)には、「彦」は男子の美称で「くっきりとひいでた顔をした男」とある。音読みは「ゲン」とあるが、筆者は今朝まで、その読み方を知らなかった。▲一昨日、日銀の黒田東彦総裁が打ち出したサプライズ発言で、世界が揺れている。今朝は、その総裁の名前に因んで、筆者の馴染の名前シリーズ「彦」を楽しんでみようと思う。

1.独り言コラム
 黒田東彦氏は第31代日銀総裁である。前任者の白川方明氏の慎重さに比べて、凄く大胆、積極的な方のようだ。着任早々に、デフレ解消を期して、物価2%アップを目指す大胆な金融政策を打ち出した。▲一昨日のサプライズ発言は、4月の消費税増税以降、勢いがなくなった景気の回復を狙ったものである。同じタイミングで、アメリカ政府が金融緩和の打ち切りを示唆したのに対して、真っ向からの大胆な対応である。▲この結果、ドル高騰、円安を加速し、日本株は一気に750円もの大幅アップとなった。世界経済が大きく揺れている。さあ、この展開はどんな結果を産むのだろうか。
 最近のニュースで、元駐タイ大使の岡崎久彦氏が去る10月26日に亡くなられたことを知った。84歳だった。安倍総理のブレインの一人であり、親米保守論者で、直前までテレビで、その持論を語っておられた記憶があるので、筆者には全く唐突な逝去のニュースだった。▲東大法学部に在学中に外交官試験に合格し、大学を中退して外務省に入省。長坂覚のペンネームで「隣の国で考えたこと」で日本エッセイストクラブ賞を受賞するなど文筆活動でも活躍された。温厚な顔つきだが、議論では持論を強く打ち出す方だった。ご冥福をお祈りします。
 かつては「たかじんのそこまで言って委員会」のレギュラーメンバーとして活躍していた勝谷誠彦氏だったが、今はその番組を下されてしまっている。重鎮だった三宅久之氏には買われていたが、同氏の死去後は、その舌鋒の鋭さが災いとなったようだ。今や、全国ネットでは、日本テレビ系列の「すっきり」(月曜日)だけとなってしまっている。舌鋒もほどほどでないといけないのだろう。
 これらの方々以外にも、「彦」の付く有名人は多い。歴代総理の中にも二人おられる。一人が、太平洋戦争敗戦直後の混乱時に第46代総理に就任させられた東久邇宮稔彦氏である。在任期間は54日間の短命で終わったが、連合国の支配下で重要な「繋ぎ」の役割を果たされた。もう一人が、民主党の三人目の総理となった第95代総理の野田佳彦氏である。「泥鰌は金魚になれない」との演説が効いて、念願の総理の座を勝ち得たが、消費税の増税を決めただけの総理に終った。
 このほか、歌手、タレント、俳優の中にも多くの有名人がおられる。加藤和彦、近藤正彦、田原利彦、三田村克彦、西村和彦、西村雅彦、石橋英彦、落語家の林家彦六などだ。▲将棋界には、26歳の若手棋士の佐藤天彦7段がいる。現在B1級に居て、順位戦も好調で、来季のA級昇格候補として有力だ。一方の囲碁界には、75歳のベテランの恩田烈彦8段がおられる。▲プロ野球界にも何人かおられる。現役選手に限れば、中日の森野将彦、DeNaの金城龍彦、ヤクルトの押本健彦、ソフトバンクの森福充彦などの方々が今期も活躍した。▲架空の人物だが、内田康夫氏の小説に出てくる名探偵、浅見光彦の名前も、ファンにはお馴染みで、ご存じの方も多いのではなかろうか。
 さて、今朝の8時5分から第46回全日本大学駅伝がスタートする。名古屋熱田神宮から伊勢神宮までの106.8Km間を26チームが競う、▲筆者の注目は、1区を走る京大のエースの平井健太郎選手だが、その他に、2年ぶり3回目の出場を果たした上武大学の活躍である。同校を率いる滋賀県出身の花田勝彦監督に期待している。▲お正月の箱根駅伝では、過去6年間に渡って出場しながら、常に最下位争の主役だったのは残念なのだが、本大会では、3年前の初出場で6位に入ってシード権を得た実績を残している。▲因みに、同氏の出身高校は、「彦」の付く彦根東高である。同県人としてその活躍を期待している。

2.昨日の雅子
 やはり、少し微熱があったが全体としては、息遣いもそこそこで前日よりは落ち着いて見えた。自ら身体を動かすことが全くできないので、ちょっとした体位の取り方で、息苦しくなってしまうことがあるようだ。見計らって、体位の調整に気を配っている。

3.今朝の一考
 1時半目覚め。体重62.5Kg。(6時推定)今日は曇りの一日で、ゆっくろと回復に向かっているようだ。

2877 大勝負

 プロ野球界の毎年恒例の大勝負、日本シリーズとMLBのワールドシリーズは、共に一昨日に決着がついて、ソフトバンクが3年ぶりに、ジャイアンツが2年ぶりにそれぞれ優勝して、今季の全日程を終了した。しかし、他の世界では、幾つかの大勝負が展開中であり、また近々に予定されている。

1.独り言コラム
 日銀の黒田東彦総裁が大勝負に打って出た。昨日の昼過ぎの2時前だった。携帯で株の動きをフォローしていた筆者が、自分の目を疑った。それまで100円程度の上昇幅での動きだったが、急に600円を超えたのである。▲何か、機械の故障でも起きたのではと疑ったぐらいだったが、動きは止まらず、一時は800円をも越す大幅な上げ幅となった。大引けでは755円上げの記録で、これは、2007年11月2日以来、7年ぶりの高値であり、一日の上げ幅としては2008年10月30日の817円以来6年ぶりの上昇である。▲その仕掛けの張本人は、日銀の黒田総裁だった。思い切った追加の金融緩和策を打ち出したのだった。4月の消費税増税後の低迷が続く日本経済に、このままでは、振り出しに戻ってしまうとの懸念から、黒田総裁は、思い切ったサプライズを敢行したというのである。▲経済の事に音痴な筆者には、カンフル剤を打ったのではと言った程度の理解なのだが、それで経済の体力は戻るのだろうか。連休明けの株価の動きが注目である。一方、日本の高騰を受けて始まったアメリカの株価は、これまた200ドル近い大幅な上げを見せて、史上最高の高値を記録した。黒田采配の大勝負は英断だったのであろうか?
 趣味の将棋の世界では、竜王戦の第2局が行われ、挑戦者の糸谷哲郎7段が森内俊之竜王に連勝して、初のタイトル奪取に向かって力強く驀進中だ。今の糸谷7段の勢いには、森内竜王もたじたじである。▲他方、昨日の王将戦挑戦者決定リーグ戦で、筆者がファンである郷田真隆9段が難敵(今までに22勝50敗)の羽生善治4冠を圧倒して会心の白星を挙げて2勝0敗となり、リーグトップに躍り出た。まだ先行きは長いが、郷田9段にとっては、初めての王将への挑戦権獲得のチャンス到来である。▲一方、囲碁の世界では、来年5月に7冠制覇を期す井山裕太6冠が、一昨日終わった名人戦の6回戦で、挑戦者の河野臨9段を破って名人位を防衛した。目下、同時並行的に王座戦、天元戦の防衛中であり、お正月からは棋聖戦の防衛戦が始まる。▲この間、目下唯一手にしていない十段戦の予選が進行する。今、ベスト8まで勝ち上がって来ているが、挑戦権を得るには、あと3連勝が必要だ。そして、それらを全てクリアして、いよいよ、来年の4月からは、夢の7冠を掛けた十段戦大勝負が行われる。果たして、井山6冠は7冠制覇が出来るのだろうか。
 プロテニス界では、錦織圭選手が頑張っている。昨日行われたマスターズ・パリ大会のシングルス3回戦で地元の強豪、ツオンガ選手をフルセットの末、2-1で破った。これで、11月6日から行われるATPツアーファイナル出場確定まであと1勝である。▲この試合も、第2セットではツオンガ選手の強烈なサーブに苦しんだが、得意の粘りで何とか勝ち切った。今日の準々決勝のスイスのフェレール選手との大勝負の一番が楽しみだ。▲29年ぶりの日本一を逃した阪神だが、その中軸の一人である鳥谷敬選手がFA権を行使し、海外でのプレーを目指しているという。同期の青木宜親選手のワールドシリーズでの活躍が刺激になっていることは確かであろう。さあ、鳥谷選手は本当に大勝負に出るのだろうか。
 政治と金の問題で苦境に立たされている安倍内閣だが、一部の報道では、総理が思い切った大勝負「解散」に打って出るとの報道がある。これは単なる党内の引き締めを狙う脅しなのか、或いは本気なのか。安倍総理の大勝負もここに来て目玉ニュースの一つになりつつある。
 明日は伊勢路で、恒例の全日本大学駅伝が行われる。駒大が頭一つ抜けているようだが、東洋、青山、明治などの下馬評が高く、大勝負が展開されるだろう。▲個人的には、2年ぶり3度目出場を果たした上武大、それに42期ぶりに出場する京大の戦いぶりに注目している。学生ナンバー・ワンを狙う注目の京大のエース平井健太郎選手は、1区にエントリーされた。どんな走りを見せてくれるのだろうか。

2.昨日の雅子
 この日も朝から微熱があった。何かしきりに苦しんでいるような息遣いが続いていた。原因を調べたがはっきりしない。午後になって、体位を少し調整してあげると息づかいは少し和らいだ。しかし、夕方になっても熱は下がらなかった。▲この日の朝、病院に着くと、早速車椅子の本体を折りたたみ、駐車場まで運んで車に乗せようとしたが、小型のパッソにはうまく納まらない。作業を見ていた警備の方が手伝ってくれて何とか車に押し込んだ。こんな状態だとまた必要だからということで、持ち帰ってくる作業が大変で、先行きが思いやられた。▲なお、そんな無理な作業をしたこともあって、元々不安があった腰を痛めたようで、夕方に家に着いても、車椅子を下す作業は中止した。腰の具合と相談して、様子を見て下すことにする。車椅子は、暫くは窮屈な状態のまま車の中で保管する形になり、気分は落ち着かない。

3.今朝の一考
 1時半目覚め。体重62.6Kg。(6時推定)今日は雨の一日のようだ。

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