プロフィール

相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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2938 数字で振り返る2014年(私事編)

 波乱万丈と言えば大げさ過ぎるが、73年の自分の人生で、最も忘れられない一年となった。筆者の最愛の妻と母の二人を亡くした悲しい一年だった。今までにも紹介したが、幾つかの数字を再掲して、二人の死を偲び、新しい年を迎える心構えにしたい。

1、独り言コラム
 12131116 長ったらしい数字だが、これは最愛の妻、弘子が死去した月日時刻である。つまり、12月13日11時16分を表している。この数字には、我が夫婦、二人の息子たちの誕生日が、しっかりと組み込まれており、弘子の家族愛を示す貴重な最後のメッセージの一つと読み取った。(詳しくは、本コラム、2926をご参照)
 25813日  彼女の生誕から死去までの日数で。満71才に21日に足りなかった。最後の13は彼女の誕生日の1月3日を表していると解釈できよう。因みに、筆者の今日までの生きている日数は、27027日で、弘子より既に1100日あまり長生きしていて、申し訳ない気持ちでもある。
 5050日  左手の人差し指に違和感を覚えてから、難病の告知に至る不安の日々、そして、大変な苦悩、苦闘を強いられて、旅立つまで、懸命に頑張って闘った日数である。これにも彼女の決死のメッセージを読み取ることができた。それは「ありはとう、ありかとう」と告げていた、というのが筆者の解釈である。(詳しくは、本コラム2921ご参照)
 42回目  入院後、彼女は幾度も肺炎、尿路感染などの炎症に見舞われたが、その都度、それらを克服して来ていたのだが、遂に、奇しくも42回目に訪れた肺炎を乗り切ることができず、命を失うことになった。やはり、この数字は縁起の良くない数字である。
 47年目   結婚して47年目に入った直後の別れとなった。一家団欒の生活を夢見ていた彼女だったが、その中身は20年間が単身赴任での別居、最後の10年間が難病との格闘期間で、筆者が付添い、介護に尽くした期間でもあり、結局は、僅か16年少々が、一緒に生活を楽しんだ(?)期間に過ぎなかった。
 3548日  筆者が、施設ならびに見舞い、介護に通った回数
 4700日  妻の難病との闘いのドギュメントを本に仕上げ、「月の沙漠」として、7月に文芸社より刊行したが、その際に本の帯に書いた、昨年末までのおよその闘病日数である。
 85256Km 弘子の付添いなどに、車で走った距離。地球を2回り以上した距離である。。
 37069日 私の母親の生きていた日数で、これは当家の長寿の史上記録であることは間違いない。その母親は、今年の春のお彼岸に、101.5才で亡くなった。大正元年の秋の彼岸生まれなので、奇しくも彼岸から彼岸を101回も生き抜いて、百寿をという長寿を全うしたのだった。悲しくはあったが、反面、その大往生に安堵した一面もあった。

2.話の広小路
 弘子の死亡記事は、幾つかの新聞のおくやみコーナーで目にしたが、ほとんどは通り一編のもので、単に住所(市名)年齢、死去日の紹介に過ぎない物だったが、京都新聞、中日新聞からは、電話での取材もあって、比較的丁寧な記事にしてくれていた。中でも中日新聞は格別丁寧だったので、その内容を紹介しておこう。但し、記事内容から、本名、住所などは割愛しました。
 「○○弘子、(住所、喪主名)、13日死去、70歳、葬儀は15日に営まれた。遺族の話=明るく、協調性があり、いつも和を大切にし気遣いを忘れない人でした。」

追記、皆様方にとって、来年は良いお年でありますように。合掌。
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2937 数字で振り返る2014年

 今年も悲喜こもごも、いろんなことがあった1年だった。今日と明日で、印象に残っている数字を拾いながら、1年を振り返って見たい。今日は、私事を除いた一般編である。

1、独り言コラム
 記憶に残っている数字から思い出される今年の出来事を、小さな数字から順に拾ってゆこうと思う。

1位. 今年のプロ野球の日本一は秋山監督率いるソフトバンクが奪回。
1.43. 日本の合計特殊出生率が少し上向いている。
2連覇. フィギュアの羽生結弦選手がGPファイナルで怪我を一蹴し達成。
2.5 中国からの大気汚染物質PM2.5で悩まされた一年だった
3次.安倍総理が第3次内閣を組閣、在任日数も1000日を超えた。
4冠.将棋の羽生善治3冠が名人位を奪回して4冠に復帰。。
5位.テニスの錦織圭選手が日本人初の世界ランク5位に上がった。
6段.将棋の若手の糸山哲郎6段が、一気に竜王位を奪取し8段に昇格
7冠.井山裕太6冠が、囲碁界初の偉業成らず、年末に2冠を失冠。
8%.消費税が4月から5%からアップ。経済の低迷を招く。
10. 日本ハムの二刀流の大谷翔平選手が10勝、10本塁打以上を達成
32回.横綱白鵬が、遂に大鵬関の記録に並んだ。
34連勝. ヤンキースに移籍した田中将大投手が、達成した記録
40才代. レジェンド3人男、葛西紀明、山本昌、旭天鵬。
47回.年末に行われた衆院選の回数、与党が326議席獲得して圧勝。
48. SKE48,HKT48,AKB48のグループが揃って紅白に。
50回. 軟式高校野球の準決勝で、中京―崇徳の4日間にわたる激闘。
81才.天皇陛下が今年お迎えになった御年。平成はまだまだ続く!
200回. STAP研究で小保方晴子氏が、作成に成功したと口走った回数。
800. 日本サッカーの監督に就任したアギレ―監督に八百長の疑い。
13749回 毎日新聞朝刊の連載漫画「アサッテ君」が明日最終回。
18000円 株価が大台に接近中だ。バブル再来?

2.話の広小路
 私のブログと新聞のローカル版にしか公表されていなかった妻の死去だが、口コミで筆者の仲間に伝わって、ここに数日、お悔やみの手紙、電話などを頂戴していて、改めて、妻の死去という悲しい現実にに心が痛む今日この頃である。

2936 来年の大胆予想

 3年前(2011年)から始めた翌年の各界の大胆予想は、今回(2015年)が4回目である。年末のひと時をのんびりと楽しんでみたいと思う。▲ちなみに、今までの的中率は、第一回(2012年)が47.4%、第2回の昨年(2013年)が50.0%、そして、今年(2014年)は。70問中、正解が29問、半分正解が8問で、正解率は47.1%となり、今までのトライアルの中で最低記録に終わった。▲前回の具体的な設問内容、筆者の予想は、本コラムの2571(平成25年12月30日)をご参照下さい。

1.独り言コラム
 今回は、各界の設問数のバランスを考慮し、政界(10問)、経済界(10問)、スポーツ界(14問)、趣味の世界(4問)、文化・科学界(4問)、芸能界(4問)、社会(4問)に分けて、全50問とした。▲因みに、前回はスポーツのウエイトが1/3以上と異常に高かった。具体的な設問内容と筆者の予想は、以下の通りである。

政界
  1.2014年、年末での総理は、安倍晋三である。
  2.野党第1党の民主党の代表は、岡田氏が選ばれ、年末も継続在位している。
  3.大阪都構想に関する住民投票では、賛成が上回る。
  4.オバマ大統領の広島訪問が実現する。
  5.沖縄基地に関し、辺野古への移転工事は粛々と進行している。
  6.拉致被害者は誰かが帰ってきている。
  7.尖閣諸島の日本の実効支配が続いている。
  8.日露首脳会談が行われ、領土問題で進展がみられる。
  9.日韓関係は正常化されているが、朴槿恵大統領はレームダック化している。
 10.原発は、年末時点で、少なくとも5機が再稼働されている。

 経済
  1.2014年末での株価は13000台に戻っている。
  2.為替、円はドルに対して90円台である
3.中国経済及びアベノミクスの低迷している。
  4.欧州の通貨危機が現実化する。
  5.日本の経済成長率は3%レベルに至らない。
 6.TTP交渉は、実質的にはまとまらない。
 7.日銀が金融引き締めに入っている。 
  8.鉱工業生産指数は、前年比3%は確保。
  9.メタンハイドレートの実用化検討が相当に進んでいる。
 10.原油は依然として低価格のままである。

 スポーツ
  1.正月の箱根駅伝は駒大が連覇、上武大はシード権奪えず
  2.全国高校ラグビー、サッカーのどちらかで滋賀県代表校はベスト8に入る。
  3 プロ野球は、巨人軍とオリックスが優勝し、日本一はオリックス。阪神はBクラスに低迷する。
  4.MLBでは、ダルビッシュ、田中将大、岩隈久志の各投手は、それぞれ10勝以上をあげる。
  5.イチロー選手は、ピートローズの安打数の世界記録に50本以内に迫る。
  6.大相撲で日本人力士が悲願の優勝を果たす。(稀勢の里か豪栄道)
  7.白鵬の優勝は35回を上回わる。
  8.国内のゴルフツアーでの男女の賞金王は、いずれも日本人が獲得する。
  9.男女の米国ゴルフツアーで日本人選手がメジャーツアーで優勝する。
10.全国高校野球の春もしくは夏の大会で滋賀県代表はベスト8に進む。
11.テニスの錦織圭選手が4大大会のどれかで優勝を果たす。
 12.レスリングの吉田沙保里選手は無敵を守る。
 13.サッカーの日本の監督は、アギーレ監督が更迭されている。。
 14.浅田真央選手は、現役復帰する。

 趣味
  1.羽生善治4冠は5冠に、渡辺明2冠は無冠に。
  2.郷田9段はA級を死守、何かのタイトル、もしくは何かの棋戦に優勝する。
  3.囲碁で井山裕太は5冠に復帰する。
  4.芥川賞、直木賞は、女性の受賞者数が男性を上回る。
  
 文化、科学 
  1.日本人ノーベル賞受賞者は出る。しかし、村上春樹さんは、また外れる。 
  2.日本に、新しい世界遺産が誕生している。
  3.iPS細胞の臨床での成功例が幾つか出ている。
  4.小惑星探査機「はやぶさ2号」は順調に飛行している。

 芸能
  1.筆者の好きな水森かおりさんは、2015年末のNHK紅白出場もOK
  2.大河ドラマ「花燃ゆ」はまずまずのヒットである(視聴率20%程度)
  3.たけし、さんまは、依然として芸能界の一線で活躍している。
  4.AKB48のようなグループが、今年以上に数を増やしている。
 
社会
  1.東北大震災のような規模の大災害は起きない
  2.世界的なテロが起きる
  3.小保方晴子さんが意外な世界で脚光を浴びている。
  4.世田谷一家殺人事件、王将社長殺人事件など未解決事件に大きな進展がある。

2.話の広小路
 今になってつくづく思うのだが、妻の弘子は、いろんな事を考えて、その旅立ちのタイミングを選んでくれたように思う。恐らく、ベッドわきで主治医や看護師と交わしていた会話を聞いていて、ベストなタイミングを考えてくれたのであろう。▲結構に際し、「一家団欒の楽しいひと時:を持ちたいと語っていたのが思い出されるのだが、20年間に及ぶ別居生活などで、そんな希望に沿えなかったことに忸怩たる気持ちの今日この頃である。

2935 世界を驚かせた事件・スキャンダル

 今年度総括シリーズ第8弾、世界を驚かせた事件・スキャンダル編である。驚いたのは、この種の話題が少なくないことである。なお、順位は、あくまでも筆者が独断的に、思い付きでランクしたものであることをお断りしておきたい。

1.独り言コラム
 第一位は、何と言っても、朝日新聞の誤報に対する記事撤回問題である。従軍慰安婦の強制連行に関する吉田清治氏の根拠のない発言と原発事故での吉田昌郎氏の発言を曲解した二人の吉田発言を世界に発信したことに対し、それらの記事を撤回したのだが、その対応が傲慢な誠意のない訂正記事だった。大メディアの資格が問われた対応ぶりだった。▲第2位は、STAP細胞の事件である。この研究発表の直後は、山中伸弥教授のiPS細胞を上回るノーベル賞級の研究だと喝采を浴びたが、その後、相次ぐ多くの誤り、間違い、捏造などが発覚し、紆余曲折を経て、結果的に論文の撤回となった。理研の調査委員会の最終結論は、ES細胞を故意に混入させたという。しかし、誰が混入させたかはわからないということで幕引きをした。筆者の疑問は、もし、渦中の研究者の小保方晴子氏が行ったとすれば、直ぐに分かるような小細工を、何のためにやったのかであり、理解に苦しむ。あの愛くるしい笑顔は何だったのだろうか。▲第3位はナッツ・リターンスキャンダルである。大韓航空のオーナーの娘が虎の衣を借るキツネの非常識な行為で、航空機の安全運航に違反する事件だった。その後に、偽装工作なども発覚、韓国財閥の腐敗の一端を垣間見せた。▲第4位は、韓国の朴槿恵大統領が、フェリー沈没事故が起きて多くの犠牲者が出た事件の際に、愛人と一緒にいたことでその対応が遅れたというスキャンダルだ。彼女も「女」だったのだ。▲第5位は、その愛人問題に関し、産経新聞のソウル支局長が書いたコラムが、名誉棄損で訴えられ、裁判が進行中である。どんな判決が出されるのであろうか。興味津々である。▲第6位がゴーストライタースキャンダルだ。聴覚障害を持つ作曲家として世界的に名を成していた佐村河内守氏のゴーストライターが名乗り出た事件だ。長い間、世界を欺いていた偽装されたピアニストが暴かれた後味の良くないスキャンダルだった。▲第7位は、北朝鮮の金日恩第一書記をモデルにした映画「インタビュー」の上映が、北朝鮮の脅しで一旦中断されたが、オバマ大統領の後押し発言もあって、上映が強行された。この応酬で、双方がサイバーテロを敢行し、一時両国のコンピューターに障害が出て混乱したようだ。▲第8位は、政治と金の問題で、兵庫県の県会議員の野々村竜太郎氏が、政務活動費をカラ出張で乱用したことが発覚、それの対応で机を叩いて泣き叫んだとんでもないお詫び会見は世界に報道された。この問題は国会議員にも波及し、松島みどり、小渕優子の二人の閣僚の史上初めての同時辞任を生んだ。▲第9位が、アギーレ日本サッカー監督が八百長疑惑で訴えられていることだ。日本サッカー協会も頭が痛いだろう。▲第10位は、日本の隣国の馬鹿げた行為である。中国が尖閣諸島の領海付近の侵犯を繰り返していること、韓国が、米国内に慰安婦像を次々と建立していることなど、実に馬鹿げた行為がまかり通っている。これらは、スキャンダルを越えた戦いである。▲ちょっと拾い出してみるだけでも腹立たしい内容が多い。来年は、この種の事件、スキャンダルはなくなってほしいものだ。

2.話の広小路
 今まで6年半も続いていた通院が無くなって、未だに生活のリズムが掴めていない。2004年末に大津に帰郷したが、妻の症状の悪化に伴い、施設や病院通いが主体の生活パターンが長く続いたことで、自宅近辺の事情をほとんど知らないままだった。▲ここ数日、ドライブを兼ねて、近辺を車で回ってみた結果、病院近くで多用したファミレスのガストや王将などの店が、ごく近くにあることを確認、さらに、カラオケも同じ設備を持つ店があることを知った。さしあたっては、毎日の昼食は、ガスト、王将で済ませるパターンを復活させつつある。

2934 気になるニュース

 ニュースもある種の連続ドラマである。昨日から今朝にかけて、今後どうなるのだろうかと先行きが気になるニュースが幾つかあった。。なお、今日は、今年度総括シリーズはお休みする。

1.独り言コラム
 世界の科学界を震撼させたSTAP細胞論文に関し、理化学研究所の調査委員会は、昨日、その結論として、ES細胞が混入したものであると断定した。しかし、誰が混入させたかについては分からないとしている。▲渦中の小保方晴子氏は姿を見せなかったが、若し、彼女が、すぐに分かり、人生を破滅させるような馬鹿なことをしていたのなら、その意図が何辺にあったのか、全く理解できない。優秀な研究者の自殺者まで出したこの事件、スキャンダルにしはスケールがでか過ぎる。▲公明党が、大阪都問題の扱い方で、急遽方針転換を行った。やはり、先の衆院選に際し、維新の党との間で、裏取引があったことが明らかになった。公示直前で、橋下徹市長と松井一郎知事が立候補を急に取り止めた理由が判明した。さあ、大阪都の問題は、どんな展開を見せるのであろうか。▲西之島がどんどん大きくなっていて、この1年10か月で10倍に成長し、東京ドームの49倍になったという。火山活動は今も続いていて、1分間で5~6回の噴火が起きているようだ。どこまで成長するのだろうか? ▲翁長沖縄県知事が上京したが、安倍総理や菅官房長官には面会できなかったようだ。山口沖縄北方大臣が応対したが、来年度の振興策予算について話すに止まったようだ。辺野古問題が関わっていて微妙な話である。▲昨日の毎日新聞朝刊のコラム「余禄」と日経新聞朝刊のコラム「春秋」が奇しくも同じ話題で、同じチャップリン主演のヒットラーをモデルにした映画「独裁者」を引用し、北朝鮮の金正恩第一書記の暗殺を描いた「ザ・インタビュー」の上映の話題を取りあげていた。偶然だろうが、五大紙の二紙が、ほぼ同じ内容のコラムというのは珍しいが、この話題は、今後気がかりの話題の範疇外である。▲「気になる」というのは、心配なこともあるが、楽しみを提供してくれることもある。

2.話の広小路
 毎朝、祭壇に掲げている弘子の遺影に向かって話かけるのが日課になりつつある。通院していた頃は、ベッドにいる弘子に話しかけていたと同じスタイルである。祭壇では弘子の反応を伺うことはできないが、そうすることで、なんとなく精神的に落ち着くように思う。▲先日の二七日の際に、お骨納めを母親の命日であり、弘子の100日忌でもある3月21日に行うことを住職に申し入れたが、弘子のお骨納めは切り離し、もう少し先延ばししたいと思うようになっている。その方が少しでも寂しさを紛らわせられそうだ。やわな男である。

2933 筆者の熱烈なファンの総括。郷田九段王将戦挑戦者に

 一口にファンといっても、その熱の入れ方には幅がある。今朝は、今年度の総括第8弾として、筆者が入れ込んだ熱烈ファンたちの活動の総括である。

1.独り言コラム
 ファンになる切っ掛け、理由は様々である。ほとんどの場合は、その方が持っている魅力に惹かれたケースである。しかし、中には、嫌いな対象の対抗馬としてのアンチファンのケースもある。▲今年を通じての筆者が入れ込んだ熱烈なファンは二人である。将棋の郷田真隆9段と女子プロゴルフの宮里美香さんだ。郷田9段には、その読みの深さ、大胆さといったいわゆる郷田将棋の切れ味の良さに惹かれた。長く天下を取っている羽生4冠、森内9段らと同世代だが、一歩遅れているところに応援し甲斐があると思った。▲一方の宮里美香さんの場合は、不純な動機なのだが、当時、若くして日本女子プロゴルフ界のトップに立っていた宮里藍さんのアンチファンとして目を付けたのだった。そこには、宮里藍さんが、あまりにも自信満々で、傲慢に見えたのが筆者には気に入らなかったのである。そんな時に、美香さんの存在を知って、その勇気ある経歴に惹かれてファンになったのである。その経歴は、沖縄の高校を卒業後、単身米国に渡り、独自に修行して米国ツアーの資格を取得したという。そんな大胆な果敢な行動が気に入った。加えて、彼女のプレイぶりもなかなか強気で魅力はいっぱいだった。負けん気の強さは、ボギーを打った後には、すぐにバーディを取り返す戦いぶりが魅力的で、気に入ったポイントだった。▲筆者は、彼らのファンとして、彼らが戦う試合、対局には、携帯などで、その戦いぶりを入念にフォローし、その展開を追って、はらはらしながら見守るという熱烈なファンだった。それゆえ、応援しているだけでも結構消耗して疲れるのである。▲ファン歴では、美香さんの場合はまだ5年ほどだが、郷田さんの場合は、もう10年以上でなる。筆者が2人に嫌気を覚えるようになったのは、今年の二人の成績が冴えず、強さという魅力が失せて来たように思えたからである。▲ちなみに、美香さんは、今年は米国ツアーに16試合出場したが、そのうち、メジャー3試合を含む6試合で予選落ち、最高位が21位タイという。惨めな結果で、来季の通常のシード権を失った。気に入らなかったのは、今年のシーズン前に、年間5試合あるメジャーの試合直前の試合は休んで体調調整に当てると宣言し、それを実行したのだが、それが全部裏目に出たのである。筆者が思うに、彼女は自らを買いかぶり過ぎたのであろう。そんなことで、筆者のファンとての気持ちが失せてしまっている。更に気に食わないのは、彼女のブログには、負けた試合のことには一切触れておらず、このところ更新は数か月に一度といった具合で、ファンを大事にしていない。そんな事情から、今までの熱烈ファンからの離脱を決断し、普通のファンになり下がることにした。▲一方の郷田さんも、今年の成績は、きわめて不振で、一昨日までは、14勝15敗との負け越しだった。特に、がっかりしたのは、王将戦の挑戦者を決めるリーグ戦で、羽生さんを破るなどで4連勝し、挑戦権にマジック1としながら、その後、不甲斐なく2連敗し、羽生さんとのプレイオフに持ち込まれてしまった。▲特にがっかりしたのは、妻、弘子が亡くなる前日の12日に、同氏は、降格が心配なA級順位戦で、あっさりと負けてしまった。筆者は、症状が急変した弘子の傍で付添ながら、心の中では、郷田9段の戦いを、妻の頑張りにダブらせて展開を見守っていた。それだけに、あまりにも精彩ない敗戦にがっくりだった。そして、その翌日に妻は静かに逝ってしまったのである。この時点で、筆者は郷田九段の熱烈ファンからの離脱も考え始めていた。▲しかし、昨日行われた注目の王将戦のプレイオフで、郷田9段は頑張った。筆者は、この対局で郷田9段が負ければ、熱烈ファンの離脱を決断しようと心に決めて展開を見守った。とにかく、相手は、名にし負う羽生4冠であり、大の苦手としていただけに勝ち目は薄いとみていた。展開は、案の定、羽生有利な展開となって進んでいたのだが、夕方になって、郷田9段の粘り、必殺技が功を奏し、なんと逆転勝ちで王将戦の挑戦権を得たのである。郷田さんの久しぶりの勝利は、正直嬉しかった。多少は、弘子への供養ができたということで、来年も引き続き熱列な郷田ファンに留まろうと心に決めた。相変わらず、単純な男である。

2.話の広小路
 昨日、弘子の二七日のお逮夜を行った。先輩、友人などからの電話、メール、それに弘子の友人からのお手紙などを、昨日も沢山頂戴した。有り難いものである。▲なお、予告した、弘子が亡くなる直前ドギュメントを纏めるのに手こずっている。精神的なインパクトが大きいからである。もう少し時間をかけて纏めるつもりである。

2932 インパクトを受けた訃報ベスト10

 昨日の予告で、今朝は、妻、弘子の死去直前のドギュメントを取り上げる予定でしたが、纏めに戸惑っていて、間に合いませんでした。出来上がり次第掲載の予定です。従って、今朝は、予定の変更で、今年の総括の第7弾、「筆者がインパクトを受けた訃報」のベスト10である。

1.独り言コラム
 今年も多くの有名人の方々が亡くなられたが、この総括では、恐縮だが、敢えて、私事から入らざるを得ない。第1位は、妻、弘子の旅立ちである。死亡診断書には「直接の死因は肺炎、遠因として、パーキンソン氏病」との記載がある。12月13日の死去で、70歳だった。第2位が母親、愛子の死去で、3月21日に心不全で死去、101.5歳だった。妻を1位にしたのは、母親が人生を全うしたのに対し、妻は70歳という道半ばという無念の死だったことで、インパクトがより大きかったからである。▲3位以下は、いわゆる有名人の方々の訃報である。第3位は、元社会党委員長だった土井たか子さん。「山が動いた」はインパクトある言葉だったが、晩年で秘書の方の政治資金の不正問題があって、彼女の人生史上に汚点を残したのは残念だった。▲第4位は、放駒親方(元大関魁傑)で、あの厄介な八百長問題に文字通り、解決に全力で取り組んだ。5月18日死去、66歳▲第5位は俳優の蟹江敬三さん、筆者は、映画はほとんど見ないので、高倉健さんや菅原文太さんら訃報には、それほどのインパクトを受けなかったが、この方については、松下由樹さんとのコンビによるドラマ、「おとり捜査官」は大いに楽しんで見ていた。なかなか演技力に惹かれた名俳優だった。3月30日胃がんで死去、66歳。▲第6位は、政治評論家の岩見隆夫さんで、歯に衣着せぬ突っ込みはなかなかで、死の直前までテレビ出演されていた。1月16日肺炎で死去、78歳。▲第7位はやしきたかじんさん、1月3日食道がんで死去、64歳。「そこまで言って委員会」での旋風、また橋下徹を政界に引っ張り出すなど筆者を魅惑したが、最後を看取った「さくら」という女性にはなじめない。▲第8位は、作家の山本兼一さん、直木賞作品「利休にたずねよ」には感動した。2月13日、肺がんで死去、57歳。▲第9位は小野田寛郎さん ルパング島からの生き残り兵だった同氏の帰還はインパクトがあり過ぎた。1月16日死去、91歳。▲第10位に京大時代に分析化学でお世話になった藤森太一郎先生の訃報。6月4日に多臓器不全で死去、91歳▲次点は、作詞家の山口洋子さん、「横浜たそがれ」に代表される多くのヒット曲を生み出した。筆者もカラオケで大変お世話になっている。9月6日、呼吸不全で死去、77歳だった。▲それ以外にも、俳優の宇津井健さん(享年82歳)、淡路恵子さん(享年80歳)、高橋昌也(享年84歳)さんらの訃報も少なからずインパクトを受けた。加えて、関西の漫才界で活躍した海原しおりさん(享年58歳)の訃報もインパクトがあった。▲最後に、私の母親、妻の死も含めて、皆様のご冥福をお祈りします。

2.話の広小路
 昨日、久しぶりに病院に顔を出し、お世話になった方々に挨拶した。なんとなく心が動く場所である。


2931 今年の総括、経済編

 妻の亡くなる前のこのブログでは、今年の総括として、第1弾、激闘編、第2弾、降格、転落、陥落、下落編、第3弾、レジェンド編、第4弾、スポーツ編、そして、第5弾に政界編を取り上いて来ていた。今朝は、久しぶりにそのスタイルに戻り、続編として、第6弾、経済編を取り上げた。
 なお、明日の予告だが、妻の亡くなる直前の様子を殴り書きした貴重なメモが見つかったので、それを纏めて、今年の総括第7弾として「妻の死の直前の迫真ドギュメント」を紹介する予定である。

1.独り言コラム
 第1位はなんと言っても「アベノミクスの功罪だろう。第三の矢が実績につながっておらず、先行きがホワイトアウト状態である。そんな中での消費税増税が第2位で、これがアベノミクスの足を引っ張っている。第三位が大幅な円安、株価の高騰である。表向き明るい話題だが、その一方で、その功罪が云々されている。第4位が消費税増税の第2段を先送りしたことで、日本国債の格下げに連動し、韓国や中国の後塵を拝することになった。▲第5位は、そんな芳しくない動きの中で第13代経団連の会長に東レの榊原定征会長が選任された。東レ出身の筆者には大ニュースである。第6位は、中国経済が曲がり角にさしかかっていることだ。今までの二ケタの成長が続いていたが、それが7~8%成長に落ちてきている。これは、世界経済にも大きな影響を与えそうだ。第7位は、TPPが合意を得ずに未だ先行きが見えないことだ。日本が参加するようになって2年を過ぎたが、これもホワイトアウト状態の一例だ。▲日本の話題では、東レが炭素繊維の商売で、ボーイング社から10年間で1兆円の受注をした。これは快挙であり、第8位に取り上げた。その一方で、エアバッグでタカタが大きなクレームを受けている。厳しい、苦しい状況下にあり、これを第9位とした。▲最後の第10位には、原油価格の降下、ルーブル価値の降下を挙げておこう。一方、ユーロ―にも不安は潜在していることも付け加えておきたい。▲ところで、今朝の米国株価は、3時半現在で100ドル以上も上げていて、終値でも史上初めて18000ドルを上回りそうだ。おそらく今日の東証も18000円をめぐる攻防となろう。風船は大きく膨らんできており、それだけ、不安も大きくなってきている。

2.話の広小路(弘子余話)
 弘子の死去に伴ういろんな手続きなどが一段落したことで、改めて手元の手帳を点検していたところ、妻の死の直前に殴り書きしたメモが見つかった。そこには、迫真のドギュメントを彷彿させる内容が記載されていた。明日その内容を整理してご案内したいと考えている。

2930 ニュースは躍る

 妻が亡くなって、早くも10日が過ぎた。このプログも、今日から、元のスタイルの「独り言コラム」の復活を試みる。同時に、妻に纏わるエピソードなどを取り上げる新コーナー「はなしのひろこうじ(話の弘子氏)」を設けた。これは毎日ではなく、適時掲載を試みる。▲改めて思うのだが、ニュースは世の中の動きを映す鏡であり、なかなか面白い。

1.独り言コラム
 弘子が亡くなった二日後に、第47回衆院選の投開票が行われ、事前の新聞各紙の事前の予測通り、与党の圧勝で一強多弱の勢力図には変わりはなかった。▲筆者がほっとしたのは、維新の党が、若しかしたら消滅するのではとの懸念が杞憂に終わったことだった。当面の政界の興味は民主党の党首選びである。筆者は、かつては、最近は「ゆうだけ番長」と揶揄されている前原誠司氏のファンだったのだが、…。▲世界をあっと言わせたSTAP細胞の存在は確認されず、検証研究はSTOPとなった。かくして、小保方晴子女史の一人芝居にも幕が下りた。彼女は、どこへ行くのだろうか?▲一人芝居といえば、韓国の金持の御嬢さんが、ナッツリターンで大芝居を見せてくれて、副社長を辞任した。一方で、御嬢さん政治家の小渕優子さんは圧勝してみそぎを得たかに見えたが、その後になって、重要なカギを握っていたコンピューターの記憶装置がドライバーで壊されていたことが判明し、新たに証拠隠滅の疑いが出てきている。この事件の今後の展開も目が離せない。▲世界に目を転ずれば、アメリカがキューバと半世紀ぶりの和解が進みそうだ。今や、レームダックとの汚名を着せられつつあるオバマ大統領も歴史に名を残そうと躍起である。バラク・オバマもダラク・オバマと言わせない最後の意地である。▲北朝鮮のサイバー攻撃がアメリカを激怒させていて、再び「テロ支援国家」に再指定の動きとなっているようだ。また、中国では、尖閣の300キロ地点に、レーダー機器などを備えた軍事基地を増強している。うかうかできない。韓国では、相変わらず、朴槿恵大統領の寝ぼけぶりが続いており、我が隣国は「どいつもこいつも」仲良くしたくない奴ばかりだ。▲さて、国内では東京駅が百周年を迎えて改装を終えたが、その記念のSUICAの記念乗車券の発売で混乱を招くへまをしてしまった。一方、福島原発4号機では、1530本の核燃料棒の撤去を終えたという。廃炉に向けての粛々とした活動がこれからも延々と続くのだろう。▲囲碁将棋の世界でも異変が起きている。7冠を目指していた井山裕太6冠が、この一週間で一気に4冠に後退した。王座を村川大介8段に、天元を高尾紳路十段に奪取されての失冠だった。一方、将棋では。ベテラン羽生善治4冠が、昨日、棋王戦の挑戦者決定戦に勝って渡辺明棋王への挑戦権を得たし、明後日の25日には、王将戦の挑戦者決定戦が行われるが、そこで郷田真隆9段を破れば、これまた渡辺王将・棋王へのタイトル戦が実現し、一気に6冠が見えて来る。7冠にまつわるこの世界の戦いは相変わらず熾烈で、目が離せない。▲スポーツ界では、先の週末に予定されていた荒川マラソンが中止になって、その運営の杜撰さが話題になった。一方、バドミントンでは、高橋礼華さんと松友美佐紀さんのペアが、宿敵の中国勢を下して日本勢初の初優勝を果たした。あっぱれ、である。▲北海道などの雪国では、ホワイトアウトといわれる厳しい気象に見舞われることもしばしばのようだが、先行きが見えないということでは、ニュースの世界も同様だ。しかし、ニュースの中には、マンガティックなものもあって、精神的に救われることも少なくない。

2.話の広小路(弘子に関する余話)
 今日からの新コーナーである。亡き妻に纏わる話題を取り上げる。今朝は、妻があちらの世界から、私をそっと見守ってくれているのでは、といった話題である。▲一つは、筆者の持病である喘息的な咳が、ここに来て、収まって来ていることである。話そうとすると、咳がこみ上げて来て、みんなを不愉快にさせていたが、ありがたいことである。この具合なら、ここ数か月行けていないカラオケにも行けそうだ。▲もう一つは、昨日のことだった。妻の遺産手続きに関連して、銀行回りをしていた際に、なんと、通帳数冊を入れた紙袋をATMの傍に置いたまま忘れて銀行を出てしまった。次の目的地に向かう途中で気が着いて、急いで戻ったみたところ、なんと、そのままの状態で見つかって事なきを得た。まさに、ありがたや、ありがたや、であった。

2929 ホワイトアウト

 目先が真っ暗という言葉は、日常よく使われている言葉であるのに対し、この冬では、北海道のような雪国では、ホワイトアウトという言葉を幾度か耳にしている。激しい雪で目先が真っ白で何も見えない危険な状態を言うようだ。▲弘子が亡くなって今目で10日目である。自宅の部屋の中は、整理できないままいろんな小物が雑然と置いてあって見苦しい風景である。それは、自分の心の中も同様で、情緒は必ずしも安定していると言えない。幸い、目先が真っ暗やホワイトアウトのような状態ではない。▲今までの毎日の通院生活からは解放されたものの、逆に何をやっていいのか定まらず、ここ数日は行き当たりばったりの時間の過ごし方である。▲通院時では、大抵は少し早い目の昼食を病院の近くにあったファミレスのガストで、一人のんびりと取っていたのだが、幸いにも、自宅の近辺で、車で5分ぐらいの処にもガストがあるのを発見し、一昨日から顔を出し始め、通院時と同様なのんびりした時間を過ごすようにしている。▲一人で物思いに耽っていると、病床で見せてくれた亡き妻のいじらしい、健気な顔が脳裏に浮かんで来る。中でも、筆者が毎朝病院に顔を出した際に、彼女の症状が落ち着いている時には、前日にあったいろんな話題を話してあげるたのだが、その際に彼女が見せてくれた何とも言えないいじらしい顔である。また、時には、懸命に薄目をあけて、何かを訴えるように口を動かしてくれる顔には、たまらない愛くるしさがあった。▲そんないじらしい、愛くるしい顔が脳裏を占拠して来ると、じーんと胸が熱くなって来るのである。一週間以上も経過した今になってのこの状態は、ちょっとした精神的なホワイトアウト的現象なのかもしれない。▲こんなことを、うじうじ書いているような「弱」であってはいけないと自分を戒めている今朝の筆者である。明日からは、今までのような、ニュースや話題を取り上げて、空元気を楽しむ従来の独り言のパターンのブログに戻したいと思っている。

2928 童謡「月の沙漠」の歌詞の自動変換

 昨日頂いたある方からのブログのコメントで、妻は拙著「月の沙漠」の完成を見届けて、安心して旅立たれたのではなかろうかとの見方を披露して下さった。その見解に、筆者も「なるほど、そうだったんだ」とそのそのコメントに共鳴した。▲この「月の沙漠」は、6月末に本が完成し、7月15日から店頭発売が開始され、死去したのは、それからほぼ5か月後であった。この間、幸いにも毎日新聞のローカル版(8月30日付滋賀版)で紹介頂き、その記事を見たKBS京都が、長寿番組である「早川一光のばんざい人間」でも取り上げて頂き、筆者も電話で生出演させて頂く光栄を得た。そんな具合に扱われた本の扱うぶりを見極めた彼女は、ある意味で安心して旅立ってくれたのだと筆者も思う。▲この本のタイトル「月の沙漠」については、拙著の巻末のエピローグ1で紹介した通りで、筆者はこの歌詞の4番の内容がとても気に入っていると書いた。改めて、その部分を再掲してみたい。▲「広い沙漠を一筋に/二人はどこへ行くのでしょう 朧にけぶる月の夜を/対の駱駝はとぼとぼと 砂丘を越えてゆきました/黙って越えてゆきました」▲ここでの「広い沙漠」とは「難病と闘っている我々二人の舞台であり、そこには無援の困難さがいっぱいの厳しい環境にあると言えよう。特に最後の二節に筆者は格別の共鳴を覚えている。幾度も襲ってくる肺炎や尿路観戦などの炎症は、まさしく、幾度も現れる厄介な砂丘であり、妻は何一つ弱音も吐かず、黙って懸命に、渾身の闘いを続けながらそれを幾度も乗り越えて来ていた。しかし、11月後半から現れた砂丘はとんでもないタフなもので、手の打ちようもなく、ついに力尽きたのだった。▲この童謡「月の沙漠」の歌は、KBS京都の放送の番組の最後の場面で会場におられる皆さんと合唱したし、出棺前には、筆者の姉妹たちと一緒に自らも熱唱した。まさに万感迫る思いだった。▲通夜、葬儀、もろもろの諸手続きなどが一段落した昨日、所要で外出した際に、この歌を車の中でふと口ずさんでいたのだが、筆者の頭の中では、最後の歌詞の部分を漢字に自動変換した形で口ずさんでいることに気付いたのである。▲それは、「砂丘を越えてゆきました/黙って越えてゆきました」の部分で、「砂丘を越えて逝きました/黙って越えて逝きました」と自らに言い聞かせて、繰り返し口ずさんでいたのです。合掌。

2927 千羽鶴

 早いもので、妻の弘子が逝ってしまって今日がちょうど一週間目である。5年4か月の長い病院での闘病生活だったが、その悲しい最後の時は、あっという間の訪れだった。その後の筆者は、息子たち、親族たち、葬儀社などへの連絡、病院との事務手続き、荷物の整理などでばたばたしていた。気分的には余裕がなく、大いに戸惑って、事に当たっていた。▲帰宅して三日目の葬儀の朝早くだった。何気なく目覚めた筆者は、大事なものを病院に忘れて来たことに気付いたのである。それは、二本の千羽鶴で、今は亡き母親が作ってくれたもので、施設、そして病院でのおよそ7年間に渡って、弘子のベッドわきでじっと守っていてくれていた。▲容体の急変したあの日の夕方に、看護主任のご厚意で個室に移動させてもらった際に、たまたまベッド脇に置けなかったことで、ベランダの出口のドアノブに掛けて置いたのである。それを、亡くなった後のごたごたの中で、荷物を整理している時には、カーテンに隠れていて気づかず、そのまま忘れてきてしまっていたのだった。▲たかが千羽鶴だが、されど千羽鶴である。どうしようかと筆者は思案し躊躇した。明け方の病院は、夜勤の看護婦さんと介護士さんの三人だけが忙しく立ち回っておられる時間帯である。筆者の気持の中には、そんなことでわざわざ電話で呼び出して手を取る事へのためらいがいあった。▲しかし、この日の昼過ぎには弘子は二度と帰らぬ旅に立つ。このタイミングを逸せては、自分の気持ちの中で永遠にそのことへの悔恨が残ることになろう。そう思った筆者は思い切って病院に電話を入れた。そんな事で禍根を残してはいけないと思ったからである。▲対応していただいた看護婦さんは、やさしく丁寧に対応してくださって、ドアノブに残されていた千羽鶴を確認いただいたのである。筆者は、ほっとした気分で直ちに病院に向かった。夜明け前の琵琶湖の雄大な姿は墨絵のようで美しく、筆者の気持ちをやさしく迎えてくれているようだった。▲出棺に際しては、お棺のには、筆者の2冊の本とこの千羽鶴二本は、今度は忘れることなくきちんと入れて、さよならを告げたのだった。▲今朝の筆者は、このブログを書きながら、思い切って電話を入れたことに、ほっとした幸せを噛み締めている。

2926 妻が演じた最後の渾身の演出

 このたびの妻の死去に関連して、いくつかの数字の奇遇な符合を発見した。そんなことは、たまたまの偶然だとの考える方も多いだろうが、筆者はそうは思いたくなく、数字マニアであった夫に、彼女が演じてくれた渾身の最後の演出だったと信じたいのである。▲その興味深い発見は、葬儀を終えた二日後に、市役所や年金事務所などで必要な諸手続を終えて帰宅した直後だった。突然、筆者の頭に閃いた発見がきっかけで、いくつかの数字の驚くべき符合の発見に至った。そのことに、自らがビックリすると同時に、ある種の感動を覚えたのである。▲これらのいくつかの奇遇の事例の原点は、筆者の誕生日が1月2日、妻のそれが1月3日であるという単純な事実から発している。今までにも、我々の結婚式が、筆者の両親のそれと同じ11月23日だったし、購入した車のナンバーに「1123」を選んだのも妻だった。言うまでもなく、この「1123」は、二人の誕生日を縦に並べての単純な「和」である。▲それに対し、今般の新たな発見の一つは、妻の命日が「12月13日」だったことで、これは、二人の誕生日を単に横並びにした数字である。単純にして鮮やかな奇遇である。▲奇遇はそれだけではなかった。もう一つの興味深い符合の存在を見出した。それには、二人の息子たちの誕生日が絡んでいる。長男、次男の誕生日が、それぞれ3月25日、1月5日で、それぞれの数字の和が、長男の場合は「3+2+5=10」、次男の場合は「1+5=6」であり、その二つの数字の和が「16」となる。我々夫婦の誕生月が、共に1月であることを勘案し、それらの数字を並べると、「1116」となる。これは妻の死亡時刻の11時16分とぴったり一致する。つまり、弘子がこの世を去った「12月13日11時16分」は、まさしく、弘子が演出してくれた最後の渾身の大作品だったと言えるのではなかろうか。病気に関しては意地悪な神様だったが、最後には、弘子の渾身の演出をサポートしてくれたのだろう。▲この奇遇話には、もう一つのおまけがある。それは、弘子の百日忌が来年の3月21日で、この春の彼岸に101歳で亡くなった筆者の母の一周忌に一致しているのである。▲これらの幾つかのびっくりする奇遇な数字の符合は、数字マニアの私には、かけがえのない、弘子が残してくれた偉大なプレゼントだと思っている。筆者は、弘子のこの最後の命を懸けての渾身のブレゼントに大感激、大感動である。▲改めて、心を込めて合掌。

2925 不本意だった彼女の結婚生活

 我々夫婦の結婚記念日は11月23日で、彼女が亡くなる少し前に47回目の結婚記念日を迎えたばかりだった。別れの時は、本当に突然に訪ずれて来た。私は少なくとも年内は頑張って、この厄介な砂丘を乗り越えてくれるだろうと高をくくっていた。しかし、彼女の最後は、思いもよらない速さで、永遠の眠りにつき、終わりなき旅の終焉させた。▲我々二人の結婚生活は、ほぼ47年間に渡るものだったが、その中身は、彼女の当初の期待を裏切るものになっていたと思う。▲大雑把に見れば、まともに一緒に暮らしたのが結婚当初からの17年間だけで、その後の20年間は別居生活(単身赴任など)、そして最後の10年が、施設、病院での厳しい闘病生活だった。▲お見合いの席で、彼女は一家団欒の持てる家庭を作りたいとの夢を口にしていただけに、夫の両親、二人の息子たちをみる生活が大半となった展開に、大変申し訳なく思っている。▲それでも、彼女は、そんな不満は口にすることなく、一生懸命に尽くしてくれた。彼女の症状が覚束なくなった時、筆者は「よくやってくれた」、「感謝している」、「ありがとう」の三つのフレーズを繰り返しました。薄目を開けた彼女は、何かを訴えるように口を動かしているように見えた。▲健康に自信を持っていた彼女だけに、きわめて不翻意な人生になったことに、忸怩たる思いに苛まれていたのではと思う 冥福を祈ることに終始している昨日、今日である。

2924 そして誰もいなくなった

 通夜、葬儀に集まって頂いた方々が、それぞれの自宅に戻って行った。最後まで残ってくれていた長男と近くのレストランで軽い夕食を共にした後、JRの駅まで送って自宅に戻った。▲3月に母親が101歳で亡くなったばかりであり、今年は二人もの大事な人を失った。アガサ・クリスティの有名な作品の「そして誰もいなくなった」というタイトル名が頭に浮かんできた。▲弘子の写真と遺骨を祀ってある部屋で、改めて物思いに耽ってひと時を過ごした。彼女の明るく微笑んでいる写真がなかなかいい。改めて彼女の良さに思いが至る。良き妻、良き母であって、素晴らしい女性で、本当によくやってくれた。それだけに無念の別れはさすがに辛い。▲今回の選挙で、自民、公明の与党は圧勝したが、野党第一党の民主党は海江田代表の落選で揺れている。経済では、ここ数日の株価が大揺れだ。スポーツでは日本のサッカーの監督となったアギーレ氏が八百長疑惑で揺れている。世の中の先行きはなかなか読み難い。▲筆者の心も揺れていて、読み難いという点で、私のこれからの人生も同様だ。今後は寂しい一人旅だが、命ある限り、弘子の思い出を心の支えに、しっかりと歩んでゆきたい。

2923 月の沙漠

 通夜、葬儀の慌ただしい二日間が、あっという間に過ぎた。今は、心がとても空疎で、何をするにも気合が入らない。▲昨日の葬儀では、お棺を閉じる直前に、姉妹たちが「いい日旅立ち」を歌ってくれた。雰囲気がぐっと盛り上がったところで、筆者が、弘子の難病との闘いのテーマソングである「月の沙漠」の、自分がとても気に入っている最後の部分の「砂丘を超えてゆきました / 黙って越えてゆきました」を歌ったのだが、途中で感極まって、雰囲気を壊してしまった。相変わらず、不器用な男を演じてしまっていた。▲自宅からの出棺時、お棺が火葬炉に向かう直前に、心から「ありがとう」を幾度も口にした。その都度、こみ上げて来る熱いものを抑えるのに容易ではなかった。▲いずれにしても、弘子は、あちらの国できっと心のよりどころとなるオアシスを見つけて、私を待っていてくれるだろう。いつの日か再会を果たし、この世で果たせなかった諸々の至らなかったことへの償いをしたいと思っている。 合掌。

2922 弘子のファイナルメッセージ

 この度の弘子(今回からは本名で記すことにします)の逝去に際し、このブログをご覧いただいている多くの方々から、メール、お電話、弔電などを多数頂戴致しました。いずれも、思いやりのある、温かい友情溢れるご配慮がいっぱいで、その都度、胸が熱くなりました。厚く御礼を申し上げます。いずれ落ち着きましたら、しかるべくご挨拶させて頂きたいと思っています。
 昨夕6時から通夜を執り行いました。私の今の心境は大変複雑です。若くして逝ってしまった弘子への寂しい、切ない気持ちがいっぱいの中で、それとは逆に、長かった大変苦しい闘いから、弘子が解放されたことで、ほっとする気持ちが混在するからです。
 涙脆い筆者(?)故、通夜が終っての挨拶の中で、幾度も熱いものがこみ上げて来て、その都度、一時的に息子にバトンを渡し、避難する場面がありました。そんなしどろもどろの挨拶の中で、弘子が最後に残したと思われるメッセージの紹介を試みました。それは、弘子が最初に左手の人指し指に違和感を覚えてから、ちょうど5050日目の旅立ちとなったという事実から、筆者が独断と偏見で探り当てたメッセージです。数字好きの筆者は、このう数字にも、弘子が何かを伝えたかったものがあるのではと思ったのです。そして、その結論は、きわめてシンプルで、今までお世話になって多くの方々に、必死に「ありがとう、ありかとう」と懸命にお礼を言いたかったのだと解釈しました。つまり、「5」は「ご」で「御」に通じるものであり、「0」は「れい」で「礼」に通じ、合わせて「御礼、御礼」という解釈です。これは、決して悪ふざけのゴロ合わせではなく、彼女が入院する前に1年半ほど居た施設で、まだ、片言が口に出来ていた頃で、介護士さんからの介護を受ける度に「ありがとう、ありがとう」を繰り返していました。その「ありがとう」は、言ってみれば、彼女の気持ちの原点であったように思うからです。
 さて、あっという間に、バタバタしていた1日が過ぎました。国民が注目していた総選挙は、事前の予測通り自民、公明の与党の圧勝でした。そんな中で、大幅に後退が懸念されていた維新の党が、最終的に41議席まで延ばして頑張りました。(改選前42議席)かつての弘子は、タレント弁護士時代の橋下徹代表のファンだったことから、今回の苦しい選挙戦で、維新が頑張って生き残ったことは、雅子の新たな旅立ちには、大いに力づけになったのではと思っています。
 思いはいろいろあって書き尽くせません。明日から暫くは、今までの「難病との闘い」のコーナーを、装いを新たに「思い出の弘子(仮題)」として、連載を試みたいと思います。そのことが。多少なりとも弘子の供養になるのではと思っています。引き続き、ご愛読いただければ幸いです。

2921 永眠

 筆者の妻、相坂雅子(本名、岩本弘子)は昨日、平成26年12月13日午前11時16分に永眠しました。70歳でした。大変長い闘病生活でしたが、最後の別れはあっという間の訪れで、雅子は静かに眠りに着きました。妻として、母として、大変よくやってくれたことに大きな感謝を込めて「ありがとう」を繰り返しました。長い、長い苦しい旅もこうして終わりを告ました。指先に違和感を覚えてからちょうど5050日目の事でした。今夜と明日に、家族だけでの通夜、葬儀の予定です。何か大きな心の支えを失ってしまった感じです。

2920 雅子の症状(続報)

大部屋から個室に移って13時間が過ぎた。個室に移る直前の不安定さは治まって、モニターに表示される数字は、比較的安定しているが、血圧の低下が気がかりである。筆者は、6時前に一旦自宅に戻ってシャワーを浴び、幾つかの所用を済ませて、戻って来た。このまま様子を見守ることにする。(AM7時40分)

2919 臨時休載

昨日(12月12日)の午後になって、筆者の妻、雅子の容態が、急変しました。脈拍の乱れ、酸素指数の低下などで呼吸の息苦しさが顕著となったことで、急遽病室を個室に替えてもらいましま。その結果、一旦症状は持ち直していますが、何が起きてもおかしくない状況にあります。いま、病室で携帯を使って、これを書いています。そういうことで、暫く、このブログは休載します。新たな変化があれば、適時、速報します。(13日未明0時半過ぎ)

2918 自民大勝?

 今年の総括も今朝が第5弾で、政界編である。注目の総選挙は終盤戦に入っているが、依然として与党が優勢を保っているようだ。今朝は、その政界の今年の大きな動きのベスト10を拾い上げてみた。例によって、筆者が独断と偏見で編集したものである。

1.独り言コラム
 第1位は、長期政権を期す安倍晋三総理が思い切って総選挙に打って出た大胆な決断である。幸いにも、大勝になる展開のようで、強い安倍内閣が継続されることになる。▲第2位は、売り物のアベノミクスが低迷。第三の矢である成長戦略が芽を出しておらず、4月に実施した8%への消費税増税が足を引っ張っているようで、売り物のアベノミクスが迷い道に入ったようだ。▲第3位は、集団的自衛権の行使容認を閣議決定したこと。安全保障の観点から欠かせない政策である。▲第4位は安倍総理の多彩な外国歴訪。ハイスピードで海外諸国を歴訪し、この2年足らずで50か国を越えた。中韓への包囲網を築いた精力的な動きは大いに評価すべきだ。▲第5位、日中首脳会談の実現、短時間の形つくりだったが、それなりに意味は有りそう。▲第6位は、沖縄知事選は、辺野古移転の反対派の翁長雄志の当選。今後の基地移転の進展に暗雲を投げかけており、安倍内閣は対応ぶりが注目である。▲第7位、原発再稼働へ始動。その一方で、滋賀県知事選では、原発の隣県の立場から、反対を唱えていた嘉田由紀子前知事の意向を受けた三日月大造新知事の誕生。今後の三日月知事の動きが注目である。▲第8位は、野党の離合集散。結果的に大したことにはならなかったが、江田憲司氏が率いる結の党、橋下徹代表率いる維新の会との合流での維新の党の設立。その結果、渡辺好美商店であるみんなの党は解党し消滅。また小沢一郎代表率いる生活の党の影がますます薄くなりつつある。▲第9位は、猪瀬直樹都知事の後任の舛添要一都知事の暴走。2020オリンピックという大きなイベントを利用して日韓、日中との水面下でのオリンピック共催という余計な外交を推進。国益に叶うのか、甚だ疑問である。▲第10位は、政治と金の問題である。これは政界の永遠のテーマだが、今年も大きな見せ場が幾つもあった。切っ掛けは、野々村竜太郎兵庫県県会議員のカラ主張での歳費の乱用だった。答弁に立った同氏が泣きながら喚く映像は衝撃的だった。一方で、国会では松島みどり法相のうちわ配布問題、優等生議員だった小渕優子経産相の政治資金の出鱈目管理が明るみに出て、二人揃っての同時辞任となった。閣僚の二人同時辞任は史上初めてのことだという。▲次点は、橋下徹大阪市長が、大阪都構想に行き詰まり、その打開策として一旦辞任し、出直し選挙に打って出た。しかし、与党の自民、公明が無視したことで、無残な空振りの信任選挙となった。大阪都構想は完全に暗礁に乗り上げたようだが、今回の総選挙で、維新の会が公明党が出馬している選挙区で対抗者を出さなかったことで、歌取引の存在が噂されている。▲、総じて、今年の政界も興味が絶えることのない、話題満載の一年だった。

2.昨日の雅子
 息苦しさが目立った一日だった。未明には38.9度の熱があって、座薬で対応してもらったという。疲れて眠っている間とか、うとうとしている間は息遣いは静かであるのだが、目覚めるとその息苦しさが始まる。いっそう、眠っていてくれる方が本人の為に良さそうに思うのだが、…。とにかく、難しいタイミングに差し掛かっているようだ。気の毒だが仕方がない。神様のいたずら好きに、容赦ならない憤りを覚える今日この頃である。

3.今朝の一考
 2時半起床。体重は62.3Kg。(6時推定)。お天気は曇りの一日のようだ。

2917 死ぬまで生熱愛

 今年の総括第4弾、我が滋賀県に関する話題の総括である。
 
1.独り言コラム
 昨日、竜王町で、ハングライダーが高さ約30メートル送電線に引っかかり、59歳の男性が宙つりになる事故が起きたが、およそ3時間後に無事救出された。夕方のテレビニュースでは、全国ネットでも取り上げられ、滋賀県の存在を全国にPRしてくれた。師走の椿事と申し上げておこう。▲一口に言って、明治以降の滋賀県は地味な都道府県の一つである。しかし、地理的には日本のほぼ中央に位置しており、かつては近江京が置かれるなど、政治の中心として注目された地域でもあった。中でも、信長、秀吉、家康の時代では、姉川、賎が岳の合戦などがあって、歴史的にも日本の中心地だった。▲しかし、今年の滋賀県は、およそ半世紀ぶりに人口がマイナスに転じた。今まで全国で数少ない人口の増加県として注目していたが、遂に、その傾向も全国並みに低下傾向に転じた。言ってみれば、半世紀ぶりに転換点に立ったのである。▲今年活躍した方々では、政治面では2期続いた嘉田由紀子県政が終り、その意志を受け継いだ三日月大造新知事が登場した。大津市長の越直美市長と共に膳所高校出身の後輩である。先ずは、福井県の原発の影響を受ける隣県としての対応が注目される。▲芸能界では、全日本美少女コンクールで、81031人の応募から、滋賀県出身の12才の高橋ひかるさんがグランプリに輝いた。一方、未来のスターを発掘するオーディションのトップコートで、10315人の中から、滋賀県出身の18歳の大学生の小林京香さん(日大芸術学部在学中)が1位に選ばれた。1年に二人の若い美しい女性が全国一に選ばれた訳で、滋賀県が一躍美少女が溢れる県として注目を浴びる結果となった。ご同慶の至りである。▲スポーツ界では、楽天の2年目の則本昴大投手(八幡商―三重中京大)が大活躍だった。前年までエースだった田中将大投手が抜けた後のエースとして頑張り、14勝10敗の成績を残した。奪三振は204個で最多奪三振王だった。他にも、プロ野球では日本一になったソフトバンクのクリーンアップを打った松田宣浩選手(亜細亜大出身)の活躍も立派だった。▲今年のドラフトでは、近江高校の植田海内野手が阪神から5位で指名を受けた。同選手は、一旦、日本航空高校に入学したが、一身上の都合で近江高校に転校したため、1年間出場できないハンディを背負ったが、それを克服してのレギュラー獲得だった。プロでの活躍が楽しみである。一方、ソチオリンピックでは、折角現地まで行きながら怪我で出場できなかった伊藤みき選手は気の毒だった。次のチャンスに向かって頑張って欲しい。▲凄い話題を作ってくれたのは80歳のキャスター、田原総一郎さんだ。彦根東高校時代のマドンナとの熱い恋が話題になった。老いらくの恋という微笑ましい話題に何となくほっとするものを覚える。「朝まで生テレビ」の田原さんだから、「死ぬまで生熱愛」と申し上げておこう。

2.昨日の雅子
 見た目の雅子の症状は、一進一退のような症状が繰り返されている。気掛かりは息苦しさである。▲昨日、主治医からレントゲン写真などを見せて頂きながら、今の症状の詳しい説明を受けた。それによると、今回の肺炎は、今まで繰り返されて来たものとは違って、かなりの深刻なものだという。▲数値的には、血小板の低下や肝臓の関連指数が急増している。数日前から投与されている新しい抗生剤の効果に期待したいのだが…。とにかく、今までにない厳しさのようだ。▲そんな中で、優しいし看護婦さんのご配慮で、雅子の手の手の指を洗ってあげる介護の機会を作ってくれた。悪化が進む直前の骨折で、曲がってしまった手首に胸の痛さを覚える。入院して6年になるが、この種の機会を作ってくれたのは、初めての事で、大いに感謝している。

3.今朝の一考
 3時半起床。体重は62.5Kg。(6時推定)。お天気は雨で午後遅くには上がるようだ。

2916 レジェンド

 今年の総括第3弾、レジェンド(生ける伝説)と愛称されている方々、およびその有資格者のベスト10である。筆者が独断で選んだものであり、中身は順不動である。

1.独り言コラム
 ソチオリンピックのスキージャンプのラージヒルで、史上最年長で銀メダルを獲得した葛西紀明さんが今年レジェンドと呼ばれた最初だったと思う。オリンピックに7度目の出場で初めてのメダル獲得だった。同氏はその後も先月の11月29日に行われたW杯第3戦でも、シモン・アマン選手と同点で通算17勝目の優勝を果たし、自らの持つW杯史上最年長優勝記録を42才5カ月に更新した。まさに、レジェンド強しである。▲プロ野球中日ドラゴンズの山本昌投手が、今年の終盤の9月5日に今期初登板し、阪神を5回無失点で抑えて勝ち投手となった。49才0か月での勝利投手は、1950年に阪急の浜崎真二投手がつくった48才10カ月を上回る史上最年長記録を更新した。同氏は、来年にも更なる勝利が期待されていてレジェンドとしてますます盛んである。▲将棋界にも新たなレジェンドが誕生した。つい先日に、プロ棋士を破って4段の資格を得た41歳の今泉健司さんだ。同氏は、かつては、プロ棋士の養成機関である奨励会の最終ステップの3段リーグで頑張っていたが、年齢制限でプロへの道は得られないまま今日に至ったのだが、棋士への願望が強く、諦めずに頑張った結果、幾つかの難関を乗り越え、今般、最終のステップであるプロ棋士との勝負に持ち込み、3勝して、念願の棋士の資格を得たのである。将棋界のレジェンドであり、その執念は凄いと言えよう。▲他にも、テニスのクルム伊達さん(44才)、サッカーの三浦和良さん(47歳)のお二人も、今も現役として然るべき成績を残して活躍中である。レジェンドの仲間入りと申し上げていいだろう。▲テニス界は、今年は錦織圭選手が世界のトップスターに仲間入りしたことで大いに沸いたが、そんな中で改めて脚光を浴びたのが、熱血漢の松岡修造さん(47才)だ。この方の応援ぶりを見ているとこちらも熱くなってくる。レジェンドの資格充分である。▲相撲界では、旭天鵬関が40才で幕内で健在であり、先の九州場所でも二桁勝利を挙げて敢闘賞を受賞した。40才での幕内勝ち越しや三賞受賞は最年長記録であり、今後のそれを更新する可能性は高い。立派なレジェンドである。▲政界にもそんなレジェンド候補が何人かおられる。生活の党代表の小沢一郎代表もその一人だろう。今回は相当な苦戦が伝えられていて、30数年ぶりで地元入りして、どぶ板の戦いを展開中だという。親父さんの急死で急遽出馬し、27才の若さで政界入りしたエリートだった。時の大将の田中角栄氏に可愛がられ、岩手に鉄壁の小沢王国を築いたのだが、歴史は巡り、今やその落城の危機に迫られているようだ。毀誉褒貶の激しい政治家だったが、壊しやの異名が示す通り、そのワンマンぶりが仇となったようだ。そういう意味で、政治家として、異色のレジェンドとしての相応しい資格の持ち主かもしれない。▲もう一人、一時は総理候補とまで言われた新潟のあのゴッドママ、田中真紀子女史の存在も忘れてはならない。今回は出馬を見合わせたが、親父さんの顔で政界に登場したが、言ってみれば、いい加減な政治家の代表ということで、レジェンドのアンチテーゼとしての資格は充分である。▲今後も新しいレジェンドは次々と生まれて来ると思う。やはり、みんなに生き甲斐を与えてくれるのがレジェンドの正統派である。先日ロッテに入団が決まった京大出身で初のプロ野球選手の田中英佑投手は、今からレジェンドの素質を持った明日のスターかもしれない。また、世界記録を次々に更新しているベテランのイチロー選手は、既にその資格を持った大スターである。同選手には、残された世界記録、ピートローズ選手の持つ生涯安打数4256本の更新を期待している。長くても、あと、2年の頑張りで可能だと見ている。言うまでもないことだが、一本、一本の積み重ねが大記録に繋がるのであり、レジェンドもそんな努力の積み重ねが大事である。。

2.昨日の雅子
 昨日雅子は息苦しそうで、傍に居ても気の毒なくらいだった。夜中もそうだったようだが、前夜には一時、酸素流入を10リットル/分に上げて対応する場面があった。午後には少し熱も出た。(37.6度)。帰り際には、その息苦しさが気になって、暫く傍で見守っていてあげたが、心を鬼にして病院を後にした。

3.今朝の一考
 2時半起床。体重は62.9Kg。(6時推定)。お天気は、晴れ一時曇りの予報である。

2915 降格、降級、転落、陥落、下落

 昨日に続いて、今年の総括、第2弾である。テーマは、今年、「降格、降級、転落、陥落、下落」した話題のベスト10を、筆者の独断でリストアップしてみた。順不同である。

1.独り言コラム
 先日民間の格付け会社ムーディーズが日本国債を1段階格下げした。安倍内閣が消費税再増税を延期したことで、日本への信頼が失われたという。この結果、日本国債は中国や韓国の後塵を拝することになった。厳しい評価である。昨年度に、GDPで中国に2位を奪われており、宿敵中国には経済面で遅れをとってしまっているのがもどかしい。▲通貨では円が大きく下げている。昨日は122円台まで下げて7年ぶりの安値だった。多くの経営者たちは、理想は110-115円/ドルレベルと言っており、過剰な円安はマイナスが多い。日銀、黒田東彦総裁の金融戦略に陰りが見え始めたようだ。幸い、今朝は少し戻して120円台(3時現在)となっている。▲原油の下落も最近顕著である。今年前半は100ドル/バレルを越していた価格が、この3カ月で75ドル/バレルまで下げて来ている。日本円では70円/リットル近くだったのが、55円/リットルまで下落している。これは日本経済には大いにプラスで有難いことである。▲国内の出来事に目を転じると、政界では、期待の女性議員ともてはやされていた筆頭格の小渕優子元経産相に政治資金の不透明さが発覚し、大臣の辞任という転落ぶりを見せていたが、今回の総選挙に強気に出馬し、これによる禊を狙っている。ともかく、彼女は実力以上にもてはやされ過ぎだったと思う。▲3年間、政権についたことですっかり国民の信頼を失った民主党は、依然として人気は下落したままで、今回の総選挙でも大躍進は望めないようだ。一度失った信頼の回復は容易ではない。維新の党も、かつての橋下市長の失言が多くの国民の信頼を失ったようで、人気は下落したままなのが残念だ。▲スポーツ界では、先ずはプロ野球だが、昨年度日本一になった楽天が、今年は最下位に転落してしまった。MBLに転じた大投手、田中将大投手が抜けたことが大きかったようだ。また、サッカーでは、ガンバ大阪が復活優勝を遂げた一方で、大宮アルディージャ、セレッソ大宮、徳島ヴォルティスがJ2降格となった。悲喜こもごもである。▲一方、アメフトの関西学生リーグで、創部以来、初めての2部転落が心配された京大だったが、かつての監督だった水野彌一総監督が率いる追手門大学と師弟対決の入れ替え戦で完勝し、転落を免れたのはさすがだった。▲女子プロゴルフの宮里藍、宮里美香の二人が通常のシード権枠から陥落は、予想外の結果だった。宮里藍選手の場合は過去9回の優勝実績などの面からほぼ全試合の出場は可能なようだが、宮里美香選手の場合はちょっと深刻のようだ。筆者は美香ファンだっただけにショックは小さくない。筆者が思うのだが、美香選手の場合は自らを買いかぶり過ぎていたことが災いしたと思う。それというのも、今年のシーズン初めに、彼女は、「今年はメジャーの前週の試合は休養を取って、万全の体調でメジャーに臨む」と宣言し、それを実行したのだが、その結果、5試合のメジャーの内3試合も予選落ちだった。彼女は、そんな大物ではなかったという証であり、反省が必要だと思う。▲将棋の谷川浩司第17世永世名人がA級を降級し、今期はB1級で戦っているが、ここでも成績は振るわず、下手すると来期はB2級への降格が心配である。永世名人がA級から降級したのは、中原誠第16世永世名人の事例があるが、同氏はB1級のまま、3年で順位戦を辞退している。谷川9段は、目下、日本将棋連盟の会長でもあり、その去就が注目される。▲とにかく「おごれるものは久しからず」ではないが、降格、転落、陥落、下落は世の常でもある。

2.昨日の雅子
 幸い、昨日も比較的安定した症状だった。午後になって少し熱が出た(37.4度)ものの、息苦しさもそれほどではなかった。但し、酸素吸入では8リットル/分まで上げていた。少し上げ過ぎではと思うのだったが、…。これも悪化の証のように思う。

3.今朝の一考
 2時半起床。体重は62.8Kg。(6時推定)。お天気は、午前中は晴れているが、午後にはにわか雨もありそう。

2914 今年激闘ベスト5

 今年もあと20日余りである。いろいろと一年を振り返って見る時節となった。今朝は、筆者が独断で選ぶ今年の印象に残った激闘ベスト5をあげてみた。

1.独り言コラム
 まずは、テニスの錦織圭選手の活躍だ。世界ランク5位まで上がった。その生々しい激闘の中身の代表は、全米オープンで決勝戦では敗れたが、見事な準Vを奪取した戦い、それに、今年度の成績上位者8人による最終戦のATPツアーでも、予選を突破しベスト4まで勝ち残った戦いは、まさに激闘の典型的なもので、凄い頑張りを見せてくれた。来年の更なる活躍が今から楽しみである。▲4日間に渡って死闘を繰り広げた今年の全国高校軟式野球大会の準決勝、中京―崇徳は、両投手の激投による激闘だった。延長50回の表に中京が得点して勝利したが、中京の松井、崇徳の石岡両投手は共に50回を完投し、二人合わせて1398球(松井709球、石岡689球)を投げ切った。凄い若者たちの感動的な激闘だった。▲フィギュアスケートの羽生結弦選手の激闘も凄かった。グランプリシリーズの中国大会の試合前の公式練習で、中国の選手と激突、大怪我を負い、包帯、テープを貼っての強行出場は、激闘そのものを絵に描いたようなものだった。また、その2週間後のNHK杯戦への出場もしかりで、グランプリファイナル連覇への執念がなさしめたものだったのだろう。そのグランプリファイナルでの健闘を祈りたい。▲将棋界での新スターとなった糸谷哲郎新竜王も激闘を制した一人だった。棋界の頂点である羽生4冠を挑戦者決定3番勝負で2-1で激破、晴れのタイトル戦の舞台で森内竜王に堂々と渡り合っての激勝は、将棋ファンを感動させた。一気に8段まで駆け上がった糸谷棋士は、3年後には名人戦に登場しているかもしれない。▲80歳での激しい恋と週刊誌で取り上げられている田原総一郎氏の恋心も激闘と称していいのではなかろうか。滋賀県出身の同氏が、彦根東高校の同窓会でかつてのマドンナと再会し、激しく燃えているというのである。老いらくの恋とは言いながら、何とも素晴らしい熱情だと思う。これは、一味違う美しい激闘である。▲ベスト5から漏れて次点になるが、アベノミクスの原点となった安倍総理/黒田日銀総裁の思い切った金融政策も、政治、経済の世界での激闘と言えるものだと思う。その結果を問うのが今回の解散総選挙であり、今週末に判明する激闘の結果に注目したい。▲とにかく、激闘は見るものを活性化させ、感動を与えてくれる。来年にも素晴らしい多くの激闘を見せてもらいたい。

2.昨日の雅子
 雅子のこの一年も激闘の一年だった。ここ二日間は、その幕間のようで、幸い、症状は安定している。特に、この日は、熱もなく、息苦しさからは解放されていた。新しく投与された抗生剤の効果かもしれない。酸素吸入量も一時の7リットル/分から4リットル/分まで減らすことができた。時々、目を開けてじっと見てくれているような様子もあって、付き添っていてもほっとする一日だった。この分なら、まだまだ、暫くは、激闘に堪えられそうである。

3.今朝の一考
 3時起床。体重は62.6Kg。(6時推定)。お天気は、昼間は晴れるが、夜には雨が心配の予報である。筆者も付添いという毎日だが、それなりに激闘なのである。

2913 民主党に投票するには勇気がいる。

 衆院選投開票日まであと1週間である。メディアの調査では前半の情勢では、与党が大きくリードとの調査結果が報道されている。この報道によるアナウンス効果について考えてみたい。

1.独り言コラム
 前々回の総選挙では、「一度民主党にやらせてみよう」という多くの有権者の期待が実って政権交代が実現したのだった。ところが、やらせてみたら、とんでもない体たらくで、日本を駄目にしてしまった。▲鳩山由紀夫総理の沖縄基地の県外移転で「腹案あり」と言いながら、具体案は、「何も無し」のがっかりの種明かし、その一方で、米国に対して「Trust me」と大見得を切ってみたが、逆効果で、信頼を裏切るだけの猿芝居だった。▲それを引き継いだ二代目の管直人総理も、TPPへのおっかなびっくりの対応で始まり、結局は難しい問題には踏み込むことはせず、挙句の果てには、東北大震災での大将らしから対応は国民の信頼を失った。▲二人の総理の大失政で、今度こそはと期待された三人目の野田佳彦総理は、増税を決断したこと自体は、大いに評価される一面もあったが、その他の面での政策は放ったらかしで、国民受けとは、ほど遠かったと言えよう。▲この三人のだらしない総理で、民主党のイメージをすっかり壊れてしまった。その結果、前回の選挙では、大きく自民党への揺り戻しの結果となった。有権者の審判はそういう意味では健全だった。▲政権にカンバックした自民党は、安倍総理の思い切ったアベノミクスと呼ばれる経済政策で、長く続いたデフレからの脱却を図り、とりあえずは、円安への誘導で、株価の回復、雇用の増大など思惑通りの経済の回復に努めている。しかし、第三の矢の成長戦略が今一つで、増税による経済の回復が遅れていることから、この辺りで国民の意見を聞いてみようということで、思い切った勝負に出たのが、今回の解散総選挙なのである。▲果たして国民はどんな反応をするのであろうか。仮に、アベノミクス政策に不満を抱いている国民がいたとしても、あの体たらくな民主党に今一度投票する気持ちになれるのだろうか。「民主党に、もう一度チャンスをあげよう」なんて思う殊勝な有権者はいるのだろうか。今回の選挙で民主党に投票するには、相当の勇気が必要だと思う。▲いわゆる、アナウンス効果で、一強多弱ではまずいとのバランス感覚で、少しぐらいは野党に入れておく必要があると思う有権者がたまたま多く重なってしまうという可能性は否定しないが、正直な見方として、今回の選挙でもう一度民主党に投票する馬鹿な有権者はいないのではなかろうか。

2.昨日の雅子
 この日も、幸い、息苦しさは治まっていて、見かけの症状は安定していた。珍しく午後になっても熱は出なかった。但し、酸素吸入の酸素量は7リットル/分と今までで最高レベルに調整されていた。午後に、久しぶりに実姉がお見舞いに来られた。いつものことだが、肉親の見舞いを受けると、雅子は、比較的落ち着いた様子を見せることが多い。たまたまそういう日に見舞いがあるのか、或いは、雅子が頑張って苦しさを抑えているのか、解釈に戸惑う。

3.今朝の一考
 2時起床。体重は62.7Kg。(6時推定)。お天気は曇りの寒い一日との予報である。

2912 まさかの連敗

 今年のプロ野球は、ポストシーズンで、阪神が巨人に4連勝して臨んだ日本シリーズだったが、逆にソフトバンクに「まさかの4連敗」を喫して、29年ぶりの日本一はならなかった。今朝は、最近のまさかの連敗の話題を拾ってみた。

1.独り言コラム
 来年の1月から始まる将棋王将戦の挑戦者を決める王将リーグの最終局の3局が昨日一斉に行われた。勝てば王将戦で初めての挑戦者となる郷田真隆9段だったが、リーグ残留に僅かの望みを残していた三浦弘行9段に敗れて、挑戦者決定はプレイオフに持ち越しとなった。そのプレイオフは、この日に深浦康市9段を破った羽生善治4冠との間で、年末に行われる。▲王将戦は7人の棋士による総当たりのリーグ戦で、今期の郷田9段は好調で、強豪の羽生4冠、佐藤、深浦、屋敷の各9段を破って4連勝とし、挑戦権奪取まであと1勝としていたが、残りの2局の豊島7段、そして昨日の三浦9段に、「まさかの連敗」で夢は叶わなかった。期待をつなぐプレイオフでは、羽生4冠も、同じ棋戦で、同じ郷田さんに「まさかの連敗」はしないと思うだけに、郷田ファンの筆者には、昨日の敗戦は、悔やんでも悔やみきれないものだった。▲始まったばかりのバレーボールのプレミアリーグで、東レは男女共に苦しい立ち上がりである。エースの木村さゆりさんが復帰したことで期待されていた女子だったが、目下、「まさかの4連敗中」である。男子も負け越していて、今一つの成績である。炭素繊維を始めとする業績は絶好調の東レだが、バレーボールは期待外れの出だしとなっていて、今後の巻き返しに期待したい。▲サッカーのJリーグも、終盤に来ての首位争いは混とんとしていて面白い。一時はトップに立っていた浦和レッズが、当面の敵のガンバ大阪に敗れて後退し、その後も「まさかの連敗」はしていないが、サガン鳥栖に土壇場でゴールされて引き分けに持ち込まれるなど苦戦が続いている。どうやら、ガンバ大阪が逃げ切る公算が大きいようだ。▲さて師走の選挙戦も投開票日まであと9日、各候補者共に懸命な戦いが続いているが、メディアのアンケート調査では、自民、公明の与党連合が優位な戦いを進めているようだ。先の選挙で大敗し、政権を明け渡した民主党は、「まさかの連敗」だけは避けたいと、野党連合を前面に打ち出そうとしているが、雲行きは全く良くない。▲余談だが、10年前に韓国ソウルで行われた竜王戦ツアーに参加した際に、筆者が、テレビ中継の解説の聞き手役の中倉宏美女流2段に、「ご結婚のお相手に郷田さんがいいのじゃない?」とボールを投げてみたところ、「あの貴公子さん?」と返答してくれたのだが、棋界では郷田さんは貴公子と呼ばれているようだ。二人とも、未だに独身である。貴公子の郷田さんも今年43才。お嫁さんも欲しいのではと思う一方で、大きなタイトル王将は、もっと欲しいに違いない。この「まさかの2連敗」で、逃がした魚は大きいと悔やんでいるだろう。何とかプレイオフで奇跡を起こして、羽生さんを連破してタイトル戦に臨んで欲しいと密かに願っている。

2.昨日の雅子
 この日は、息苦しさが少し治まっていて、見た目の症状は安定しているようだったが、それでもお昼前から、熱は徐々に上がって37.5度を越していた。酸素吸入の酸素量も5リットル/分と少し上げている。先生からは、肺炎が未だに残っている上に、新たに肝臓に障害が起きていることが判明、まさに満身創痍の厳しい闘いとなっている。けなげな顔を見ていると本当に気の毒で胸の痛みが続く、今日この頃である。

3.今朝の一考
 2時起床。体重は62.6Kg。(6時推定)。お天気は曇りでときどき雨、若しくは雪がぱらつくという。

2911 糸谷哲郎新竜王誕生

 将棋界に、久しぶりに新しいヒーローが誕生した。糸谷哲郎7段(26歳)である。広島県出身、大阪大学大学院(9月から対局に備えるために休学中)に在学中の変わり者だが、凄い切れ味の持つ棋士である。新時代の到来を予感させる。

1.独り言コラム
 今期の竜王戦7番勝負は、森内竜王に、新鋭の糸谷7段が挑戦する7番勝負となった。その第1局は、久しぶりの海外対局として10月の半ばにハワイで行われた。この対局で幸先良い勝利を収めた挑戦者の糸谷哲郎7段は、その後も颯爽とした切れ味見せる鋭い戦いぶりで3勝1敗とリードして、森内竜王を一気にカド番に追い込んで、一昨日からの金沢での第5局を迎えたのだった。▲この金沢対局は、第一日目から森内竜王の攻めが鋭く、ずっと局面をリードしたまま二日目の昼過ぎには、森内優勢のまま終盤に入った。しかし、前半でかなりの時間を消費していたため、時間に追われた森内竜王が詰めにぐずっている間に二人の差は徐々につまり、気が付くと形成は逆転していたというのである。糸谷挑戦者は、途中では形勢を悲観し、局後に、一時は諦めていたとコメントしていたが、粘りに粘った甲斐が実り、遂に土壇場での逆転勝利に結びつけた。逆転に至る終盤の一手、一手は、携帯を見ながらドキドキして成り行きを見守るという大興奮の一局だった。▲ファンにとって、残念だったのは、NHK衛星放送による中継が始まる前に終局したことだった。この結果、糸谷挑戦者が4勝1敗で念願の竜王位を奪取したのである。賞金4200万円を手にすると共に、この勝利で8段に昇段した。挑戦権を得るまでは6段だったので、僅かこの3カ月足らずで、一気に2段も駆け上がった。お見事の一言である。▲糸谷挑戦者は、大学院では哲学を専攻しており、歩くことが思考にいいという考え方の持ち主で、この対局でも、対局中に幾度も席を外し、部屋を出て周囲を歩き回りながら思考していたようだ。今までにいない面白いタイプの棋士である。▲因みに、今回挑戦権を得るまでに、予選のトーナメント戦では、屋敷9段、三浦9段、行方8段らの強豪を次々と撃破して7連勝を重ねた上で、羽生善治名人との挑戦者決定3番勝負に持ち込んだ。そして、ここでも見事に2勝1敗と名人を撃破して晴れの7番勝負に舞台に登場したのであった。▲ここで、将棋界のこの半世紀の大物棋士の歴史を簡単に振り返って見よう。名人を長く18期も保持した大山康晴(第15世永世)名人の時代を塗り変えたのが、1972年に颯爽と登場した中原誠(第16世永世)名人だった。棋界の若き太陽とも称され、新しく中原時代を築いた。その中原牙城を崩したのが、1983年に21才で最年少名人位に着いた谷川浩司(第17世永世)名人の登場だった。暫くは中原名人競り合いが続いたが、1993年なって、羽生善治(第19世永世)名人、森内俊之(第18世永世名人)の二人の強豪が登場し、その後は、人を中心とした時代が始まり、現在に至っている。この間、佐藤康光、丸山忠久の二人もそれぞれ2期間ずつ名人位についている。▲しかし、ここ20年は新しい名人は誕生していない。久しぶりの大型新人と騒がれた渡辺明2冠は、竜王位を9年間保持したが、名人戦の舞台にはまだ登場していない。▲そんな中で、次の若手の動きが活発化して来ており、その一人が、今回新竜王についた糸谷哲郎8段である。その他にも、若手としては、既にA級に昇級している広瀬章人8段、先に王座戦挑戦者となって羽生王座を追い詰めた豊島将之7段(B1クラス)の3人がいる。恐らく、棋界は、この3人に、未完の大器渡辺明2冠の4人が、棋界の次世代を背負ってゆくのではないかと筆者は見ている。▲さて、どんな世界でもそうなのだが、次世代を背負う新しいヒーローの誕生無くして新しい発展はない。話は飛躍するが、今回の総選挙で、次世代を背負う有望な政治家が登場してくるのを期待している。

2.昨日の雅子
 この日も熱と痰で苦しんでいた。最近のいつものパターンで、朝方は平熱だったが、午後から発熱、38,1度と上昇、それに伴い痰で呼吸が苦しくなり、酸素指数が70台に下がる症状が繰り返された。その度に吸痰を頼むのだが、一時しのぎに過ぎず、雅子は大変苦しんでいた。気の毒だが、打つ手がないというのが現実で、病魔との苦しい激闘が繰り返されている。年が越せるのだろうかと不安を覚える今日この頃だ。

3.今朝の一考
 3時起床。体重は62.5Kg。(6時推定)。お天気は晴れの一日の予報である。

2910 52億キロの旅

 天候との関係で2度の延期があったが、三度目の正直で、はやぶさ2号が、昨日の午後1時22分、鹿児島県種子島から打ち上げられた。一口に52億キロというが、計算上は、地球と月の往復を6842回するに相当する想像を絶する距離の旅である。このブログの掲載回数の2倍以上という驚くべき回数で、距離感は全くつかめない。

1.独り言コラム
 このはやぶさ2号は、差し当たっては3億キロ離れた小惑星の一つ「1999JU3」を目指す。今回の最大の目的は、そこへの着陸に際し、インパクトと呼ばれる新兵器で、表面に人口のクレータを造り、その内部から物質を採取して地球に持ち帰ることである。▲漫画チィックな夢のような話だが、それが6年もかけて行われる52億キロに渡る旅だから驚きである。初代はやぶさの感動を呼ぶ奇跡の帰還ドラマがあって、国民の関心は大変高い。▲その初代「はやぶさ」の感動ドラマは、今から4年半前の2010年6月の事だった。幾度もの迷子などのトラブルを乗り越えて、小惑星「イトカワ」から貴重な微粉末を持ち帰った60億Kmに及ぶ感動の帰還劇だった。かつて、「帰って来た酔っ払い」、「帰って来たウルトラマン」などのヒット作品があったが、「帰って来たはやぶさ」は、そんなものとは比べようのない感動を多くの国民に与えた。▲いつも思うのだが、打ち上げの際に、はやぶさを搭載したロケットの大きさは、恰も数階建てのビルのような大きさだということだが、それが、計算通りまっすぐ(?)に打ち上げるという単純な技術に心を打たれるのである。もし、その発射角度がほんの僅かでもずれたり、バランスが少しでも狂えば、全て(今回は290億円)がパーになってしまう。この道に素人の筆者は、そんな単純(?)な技術にもちょっとした感動を覚えているのである。▲さあ、今度の「はやぶさ2号」はどんなドラマを作ってくれるのだろうか。差し当たってのこのドラマのエンディングである地球への帰還は2020年12月で、東京オリンピックが終わって間もなくの頃になるという。筆者には、何とかそこまでは生きていて、その感動を味わいたいという新たな目標が出来た。人間ってなかなか欲張りな動物である。

2.昨日の雅子
 昨朝、病室に顔を出すと、表情は落ち着いていたが、リザーバーマスク(袋付)での酸素吸入が行われていた。午後になって発熱、3時半過ぎには38.6度になったので、いつものパターンで座薬が投与された。帰り際になっても脈拍が高く心配で、モニターの数字が安全圏まで下がるまで待って病院を出た。雅子の孤独な厳しい闘いの夜となりそうだった。

3.今朝の一考
 4時起床。体重は61.8Kg。(6時推定)。今朝も随分と寒い。お天気は冷たい雨の一日のようだ。

2909 みんな何処へ行ってしまったのだろうか?

 ここ数回の選挙では、自民、民主の政権交代があって、その度毎に多くの新人議員が誕生した。そんな中で、政治家を育成するといった名目で、橋下徹塾を代表とする政治塾が人気を呼び、多くの政治家を志す新人候補者が殺到した。▲今回の立候補者を見る限り、議員を目指したこれらの多くの人たちの影は窺えない。多くの政治家志望者たちは、みんな何処へ行ってしまっているのであろうか。中島みゆきの「地上の星」をふと口ずさんでしまう。

1.独り言コラム
 第47回衆議院議員選挙が昨日公示され、14日の投開票日までの選挙戦が始まった。届け出た立候補者数は1191人で前回の1504人に比べると、313人少ない。▲政党の消滅や離合集散があったので、前回との比較は妥当ではないのだが、それでも減った内訳を大雑把に見ると、民主71人、維新88人、生活の党101人で、それに解党したみんなの党の69人を加えると、おおよその辻褄がつく。因みに、自民党は逆に21人増加である。▲かつては、小泉チルドレン、小沢チルドレン、更には前回の自民大勝で生まれた新人議員119人など、選挙ごとに大量の新人議員を生んで来た。これらの大量の新人は、次の選挙で落選の憂き目をみた方々が多い。▲とにかく、前回の選挙の数年前から、新人議員の発掘を目的とした橋下塾、嘉田塾などが大変な人気を集めた。嘉田由紀子塾(滋賀県知事、日本未来の党代表)の場合は直ぐに国会議員を目指すものではないとしていたが、橋下塾は、橋下徹代表の人気が絶頂にあった頃で、2000人以上の新人がこれに申し込むといった盛況だった。そして、前回の選挙では、維新の会は選りすぐりの172人の候補者を擁立した。結果は今一つだったが、それでも比例で40人の議員を当選させたのはさすがだった。▲しかし、その後は橋下塾の名前は聞かない。あの2000人を超す橋下塾への参加者たちは、今どうしているのだろうか。前回出馬した172人は、ともかくも一度は戦いの場を得たのだが、今回はどんな扱いになっているのだろうか。▲一時の過熱したブームの中で立ち上がった多くの人たちは、みんな何処へ行ってしまったのだろうか? 少なくとも、それなりの投資をしたはずであり、その方々の人生にそれなりの貴重な経験を授けたことは間違いないが、長い人生で、その費用対効果は如何なものだったのだろうか。筆者は、そんなつまらないことを一人ごちながら、今回の立候補者数1192人という数字を眺めているのである。

2.昨日の雅子
 やはり、朝から息苦しさがあった。吸痰しても一時は治まるが、直ぐに戻ってしまう。この日も苦しい闘いの一日だった。先生の話ではまだ肺炎が残っているという。

3.今朝の一考
 2時起床。体重は62.0Kg。(6時推定)。今朝も随分と寒い。しかし、お天気は晴れのようだ。

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