関東大学陸連主催の正月恒例の箱根駅伝はあまりにも有名だが、その一方の関西大学陸連主催のびわ湖大学駅伝は、それとは対照的に、あまりにも知られていない。
1.独り言コラム
秋の湖西路に襷をつなぐ「2009びわ湖大学駅伝兼第71回関西学生駅伝競走大会」が昨日の朝8時に、琵琶湖の西北、JR永原駅近くの西浅井町役場前をスタート、大津市の膳所城跡公園をゴールとする8区間83.4キロのコースで行なわれた。
ちょうど琵琶湖大橋を渡るすぐ手前に第7区の中継所が設営されていて、そこは、妻、雅子が入院している琵琶湖大橋病院の直ぐ前であったので、筆者は、これ幸いと、この時間帯は病院を出て、その中継所の前に陣取り、久し振りに生の学生駅伝を楽しんだ。
中継所にトップで飛び込んで来たのが、立命館大学、次いで京都産業大学、更には全国大学駅伝でも活躍した招待校の鹿児島の第一工業大学が、元気良く襷の受け渡しを行なって通過した。この区間は最長区間で、第一工業は、ケニアからの留学生のキラグ・ジュグナ選手を起用した。さすがは、この選手は強かったようで、区間新記録で2位に順位を上げ、区間賞を奪う快走だったようだ。
参加大学19校で、その中には、京大、阪大、神戸大などの偏差値の高い大学も出場していた。我が母校の京大は、時間制限ぎりぎりであったが、幸いにも一斉スタートを免れて頑張っていたが、総合順位は15位と振るわなかった。因みに、神戸大は10位、阪大は16位だった。地元の滋賀大学が出ていないのが寂しい。なお、優勝は立命館がそのまま逃げ切り、2位、3位、は7区で一時逆転はしたが、8区で再逆転があって、結局は京産大、第一工業の順だった。
生で駅伝を見たのは久し振りだった。少し風が冷たく寒かったが、若い学生諸君のエネルギッシュな走りを目の当たりにし、筆者も何か若返った気分になっていた。コースには、海津大崎、今津、白髭橋などの湖岸を走り、琵琶湖大橋、近江大橋を渡って突っ走る。総じて、なかなかの風光明媚な素晴らしいコースだと思う。
ところがである。今朝の新聞で、この記事を探したのだが、筆者が購読している毎日新聞、日経新聞には一切報じられていないのだ。ローカル紙面を含めて、スポーツ面の隅々まで、しっかりと2回も見直したが、びわ湖の「び」も見つからず、がっかりである。
確かに、実況中継する車もなければ、エースが競う区間の中継所であったにも関わらず、マスコミの姿はほとんど見られず、この大会がまだまだ知名度が低い大会であるのがもどかしかった。筆者の夢は、将来は、びわ湖一週の2日制の大会になり、東の箱根、西のびわ湖と対象される大学駅伝の名物駅伝になって欲しいと思っているのだが、その夢が叶うには、先ずはマスコミがもっと取り上げ、テレビ中継が入ることが、その大事なステップであろう。箱根駅伝と同じ読売新聞社が後援しているが、そういう意味では読売新聞社の方針、対応次第ということになろう。
2.今朝の一考、昨日の雅子
4時半起床。体重、60.6Kg。朝入浴。寒さは前日並み。
昨日の雅子もお陰で小康状態だった。体温も36度台を保持。そこで、久し振りに、リクライニング付きの車椅子で館内を1時間近く散歩。看護婦さんからは、丁寧な応接で、手足を綺麗に洗ってもらっていた。
3.連載、難病との闘い(1037) 第三部 戦いはまだまだ続く(331)
第七章 しつこい敵(47)
3.迷路(1)
(1)一進一退(その1)
話は、雅子がこの病院に2度目の入院をして50日ほどが過ぎた9月半ばの時点まで遡る。
入院の主原因だった尿路感染の炎症は、抗生剤の投与のお陰で、一旦は治っていた。しかし、その後の雅子の症状は、なかなかすっきりした形にならず、時々の発熱、それにしつこい痰も続いていて、なかなか先が見えて来なかった。
どうなっているのだろうと、K先生に話を聞いたのは、9月15日のことだった。先生の説明では、数日前に炎症の菌を再チェックすると、再び元のレベルにまで増加しているということだった。寝たきりの生活だと、こういうことは起き易いというのである。そこで、再び抗生剤の投与を始めるというのだった。
一方、栄養の補給については、静脈の点滴を使って、高カロリーのものを投与してもらっているが、来週ぐらいから胃ろうを使って栄養剤の投入を開始して様子を見たいという。とりあえず、点滴との併用でスタートし、逐次、その比率を栄養剤に移してゆく。その場合に、下痢が続くようなら、胃ろうの位置を思い切って変える手術も考えることになろうという説明だった。
しかし、雅子の症状は、その後も好転しなかったので、3日後の週末に、再びK先生に話を伺った。先生のお話は、おおよそ次の通りだった。
発熱が続いているのが気になるのだが、これについては、もう少し様子を見るが、場合によっては、抗生剤を変える必要があるかも知れない。胃ろうについては、来週から、栄養剤を少量ずつ併用して、下痢の有無を確認する。
そのお話の後は、いわゆる今年特有のシルバーウイークと呼ばれる長期休暇に入ったので、先生達もお休みだったので、一考は、不安な気持ちで雅子に付き添っていた。とにかく、病気にはシルバーウイークもゴールデンウィークもない。しかし、さりとて、何をする訳でもなく、じっと堪えて待つことしか他に打つ手はなかった。(以下、明日に続く)
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