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相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
1941年1月2日生まれ
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版
2022年 渾身の愛を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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1633 楽しみな好対決

 毎日、いろんな戦いが展開されているが、「誰と誰の戦いか」で関心、興味が大きく左右される。今朝は面白そうな幾つかの好カードいをピックアップしてみた。

1.独り言コラム
 (1)森内第十八世永世名人と羽生第十九世永世名人
 今年の将棋名人戦が面白い。出だしから3連敗した羽生名人が、その後2連勝して盛り返し、明日から将棋の町の天童市で第6戦が行われる。羽生の奇跡の大逆転防衛に羽生ファンは期待している。
 (2)前総理対現総理
 政界では鳩菅の戦いが、見苦しい場外論戦となっがなかなか面白かった。一旦は、騙された形となった鳩山由紀夫氏だったが、「詐欺師」とか「ペテン師」といった代議士に相応しくない汚い言葉で罵った効果があって、流れは急速に菅総理の早期退陣となって来ている。
 一旦は不信任案否決に成功した菅総理は、「一定のメド」の解釈で、起死回生の延命を図かり、一時はその小細工は成功したかに見えたが、世論はそれを許さなかったようだ。
 余談だが、この「一定のメド」的な日本語の持つ味わいは格別だ。この種の事例は他にも多い。例えば、お味噌のCMで森光子さんが言っている「一味違う」もその一つだし、今年のイチロー選手の調子は「今一つ」といういい方も同じ類である。使用する立場からは便利な言葉なので、筆者も多用している。
 さて、今後の政界だが、民主、自民の期限付き大連立の話しが進んでいるようだが、騙し、ペテンが常習の連中の談合が、果たして纏まるのだろうか。政界は、一瞬先は闇である。筆者は、前原誠司氏の登板を期待しているのだが、…。
 (4)羽鳥アナ対日本テレビ
 今年の日本テレビの24時間テレビの司会者に羽鳥慎一、西尾由佳里のコンビの復活が決まったようだ。常連だった徳光和夫さんが24時間ランナーとして走る。日本テレビを退社した羽鳥アナを起用するあたり、日本テレビもなかなかの太っ腹だ。
 (5)さくら対さつき
 女子ゴルフでは、今週は、横峯さくらさんが棚ぼた優勝を物にした。これで賞金額7億円突破の最年少記録を更新した。初優勝が目前だった新人の大城さつき選手が土壇場で自滅したのは気の毒だった。
(6)藍対美香
 海の向こうのアメリカのゴルフツアーでは、今週は日本から4人が出場しているが、筆者は二人の宮里選手の戦いを注目している。今週は宮里藍選手がまずまずの成績(19位タイ)で、調子が今一つの宮里美香選手(42位タイ)で日本人の1,2位を占めた。
 (7)ピカソ対4歳の天才
 オーストラリアの4歳の天才画家がニューヨークで個展を開いたという。メルボルンに住むアイリータ・アンドレちゃんという。ピカソの再来、といわれているようだ。ニュースで見た限り、信じられないほどの素晴らしいできばえだった。
 (8)阪神対横浜
 今年のプロ野球セリーグでは、ちょっと言い過ぎかも知れないが、阪神対横浜の最下位争いが面白そうだ。阪神を優勝と予想した野球評論家は坊主になるべきだ。

2.今朝の一考、昨日の雅子
 4時起床。体重62.0Kg.お天気は良さそうだ。
 昨日の雅子は、落ち着いた一日だったが、目を瞑ったままの状態がほとんどで、一考には寂しい一日だった。日曜日だったが、前日、熱があってできなかった車椅子での散歩を、特別に介護士さんお願いして実施した。昼間、一時身体の震えが目立っていて心配したが、夕方には戻っていた。散歩の効果だったのだろうか?

3.連載、難病との闘い(219) 第三部 施設、病院での介護生活(120)
  第六章 緊急入院(16)

 (3) 転院、関が原の戦い(その5)
 3時頃になって、雅子の手術を担当される先生の紹介を受けた。まだお若い先生で名前は三井修先生(仮名)という。少し大きめの顔で、精悍さが溢れている真面目そうな先生だった。手術の具体的な日程については、改めて行なう検査結果を踏まえて決めるが、できるなら、なるべく早い段取りを組みたいということだった。
 4時頃に、手伝いに来てくれていた雅子の長姉の霧子さんが帰った後、暫くして夕食に相当する栄養剤の投与が始まった。琵琶湖大橋病院での内容と同じようなものが使われているようだった。かくして、雅子の転院の第一日目は無難に過ぎて行った。とにかく、あれやこれやで、雅子も大変だったろうが、一考にとっても、心身ともに疲れた一日だった。
 翌日からの通院は、今までと違って電車での通院となった。それでも、自宅から最寄の大津京駅までは、途中までは車を使った。自宅から通して歩いても10分程度の距離なのだが、最近はその程度の歩行でも疲労感が強く、駅の近くのスーパーまで車で行って、そこで駐車しておいて駅まで歩くことにした。そうすることで、歩く距離が半分程度に減らせられるので、少しは身体を楽にすることが出来た。有難いのは、このところ、そのスーパーが駐車場を無料開放してくれていることである。
 病院への出入りについては、琵琶湖大橋病院と同様に時間制約がある。ウイークデイが2時から20時まで、土日祝日は11時から20時となっていて、それ以外は、特別面会の了解を得る必要があるという。
 転院2日目からは各種検査が行なわれていた。手術を控えての確認作業だった。痰は相変わらずのようだが、幸い熱はないという。そんな中で、3日目の午後には神経内科の春日先生のパーキンソン病の定期診断日だった。
 診断を受ける本人が居ないのも初めてのことで、一考が患者の座る椅子に腰を掛けて、先生に向かいあった。ここ数回続いた転院のお願いの時と同じスタイルでだった。  一考は、琵琶湖大橋病院に入院以降の雅子の症状についてかいつまんで報告した。患者本人の雅子がいない状態で、このように二人で向かい合って雅子の症状について話をするのは、何となく実感が伴わず、妙なぎこちなさはあったが、このところの転院などのお願いで、幾たびか相談させてもらったこともあって、肩に力が入ることもなくスムーズに話をさせてもらった。
 いつも持ち帰っているお薬については、直接に入院中の雅子を担当してくれている看護婦サイドで取り出せるシステムになっているという。従って、今までのように、一考が時間を掛けて薬局でお薬をもらうことは必要なく、時間の無駄も省けて有難いことだった。いつもは、お薬をもらうのに1時間以上待たねばならないことを考えると随分と有難いことだった。少し眠かったので、一階の待合室でうとうとと居眠っていたのだが、ズボンのポケットに入れておいた携帯の振動で目が覚めた。担当医師の三井先生だと直ぐに分かった。今後のことついて、相談したいので、ナースステーションに来て欲しいというのであった。(以下、明日に続く)
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