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相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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2911 糸谷哲郎新竜王誕生

 将棋界に、久しぶりに新しいヒーローが誕生した。糸谷哲郎7段(26歳)である。広島県出身、大阪大学大学院(9月から対局に備えるために休学中)に在学中の変わり者だが、凄い切れ味の持つ棋士である。新時代の到来を予感させる。

1.独り言コラム
 今期の竜王戦7番勝負は、森内竜王に、新鋭の糸谷7段が挑戦する7番勝負となった。その第1局は、久しぶりの海外対局として10月の半ばにハワイで行われた。この対局で幸先良い勝利を収めた挑戦者の糸谷哲郎7段は、その後も颯爽とした切れ味見せる鋭い戦いぶりで3勝1敗とリードして、森内竜王を一気にカド番に追い込んで、一昨日からの金沢での第5局を迎えたのだった。▲この金沢対局は、第一日目から森内竜王の攻めが鋭く、ずっと局面をリードしたまま二日目の昼過ぎには、森内優勢のまま終盤に入った。しかし、前半でかなりの時間を消費していたため、時間に追われた森内竜王が詰めにぐずっている間に二人の差は徐々につまり、気が付くと形成は逆転していたというのである。糸谷挑戦者は、途中では形勢を悲観し、局後に、一時は諦めていたとコメントしていたが、粘りに粘った甲斐が実り、遂に土壇場での逆転勝利に結びつけた。逆転に至る終盤の一手、一手は、携帯を見ながらドキドキして成り行きを見守るという大興奮の一局だった。▲ファンにとって、残念だったのは、NHK衛星放送による中継が始まる前に終局したことだった。この結果、糸谷挑戦者が4勝1敗で念願の竜王位を奪取したのである。賞金4200万円を手にすると共に、この勝利で8段に昇段した。挑戦権を得るまでは6段だったので、僅かこの3カ月足らずで、一気に2段も駆け上がった。お見事の一言である。▲糸谷挑戦者は、大学院では哲学を専攻しており、歩くことが思考にいいという考え方の持ち主で、この対局でも、対局中に幾度も席を外し、部屋を出て周囲を歩き回りながら思考していたようだ。今までにいない面白いタイプの棋士である。▲因みに、今回挑戦権を得るまでに、予選のトーナメント戦では、屋敷9段、三浦9段、行方8段らの強豪を次々と撃破して7連勝を重ねた上で、羽生善治名人との挑戦者決定3番勝負に持ち込んだ。そして、ここでも見事に2勝1敗と名人を撃破して晴れの7番勝負に舞台に登場したのであった。▲ここで、将棋界のこの半世紀の大物棋士の歴史を簡単に振り返って見よう。名人を長く18期も保持した大山康晴(第15世永世)名人の時代を塗り変えたのが、1972年に颯爽と登場した中原誠(第16世永世)名人だった。棋界の若き太陽とも称され、新しく中原時代を築いた。その中原牙城を崩したのが、1983年に21才で最年少名人位に着いた谷川浩司(第17世永世)名人の登場だった。暫くは中原名人競り合いが続いたが、1993年なって、羽生善治(第19世永世)名人、森内俊之(第18世永世名人)の二人の強豪が登場し、その後は、人を中心とした時代が始まり、現在に至っている。この間、佐藤康光、丸山忠久の二人もそれぞれ2期間ずつ名人位についている。▲しかし、ここ20年は新しい名人は誕生していない。久しぶりの大型新人と騒がれた渡辺明2冠は、竜王位を9年間保持したが、名人戦の舞台にはまだ登場していない。▲そんな中で、次の若手の動きが活発化して来ており、その一人が、今回新竜王についた糸谷哲郎8段である。その他にも、若手としては、既にA級に昇級している広瀬章人8段、先に王座戦挑戦者となって羽生王座を追い詰めた豊島将之7段(B1クラス)の3人がいる。恐らく、棋界は、この3人に、未完の大器渡辺明2冠の4人が、棋界の次世代を背負ってゆくのではないかと筆者は見ている。▲さて、どんな世界でもそうなのだが、次世代を背負う新しいヒーローの誕生無くして新しい発展はない。話は飛躍するが、今回の総選挙で、次世代を背負う有望な政治家が登場してくるのを期待している。

2.昨日の雅子
 この日も熱と痰で苦しんでいた。最近のいつものパターンで、朝方は平熱だったが、午後から発熱、38,1度と上昇、それに伴い痰で呼吸が苦しくなり、酸素指数が70台に下がる症状が繰り返された。その度に吸痰を頼むのだが、一時しのぎに過ぎず、雅子は大変苦しんでいた。気の毒だが、打つ手がないというのが現実で、病魔との苦しい激闘が繰り返されている。年が越せるのだろうかと不安を覚える今日この頃だ。

3.今朝の一考
 3時起床。体重は62.5Kg。(6時推定)。お天気は晴れの一日の予報である。
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