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相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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3341 先延ばし

 意見が対立したり、或いは先行きの展開を読み切れず、などで結論が出せない時の有効な手段の一つが先延ばしであろう。昨日の鴻海との会談において、シャープが執った結論もその一つの典型的な事例となったようだ。

1.独り言コラム
 昨日の夕方の5時半過ぎだった。見ていたテレビのニュース番組で、鴻海の郭会長の記者会見の生中継が入った。9時間にも及ぶシャープとの交渉の結果に注目したが、買収の結論は月末の29日まで先延ばしとなったという内容だった。ニュースの担当のアナウンサーは、郭会長が笑顔で会見したと伝えていたが、筆者には笑顔には見えなかった。▲この日の朝、勢いよくシャープ本社に乗り込んできた郭会長は、遅くとも2時過ぎには良い報告ができると自信のほどを見せていた。しかし、3時になっても、5時を過ぎても会長は姿を見せなかった。やはり、交渉が難航しているようだった。▲前日のお昼過ぎにシャープが鴻海との交渉を優先させると発表したことが今回の動きの切っ掛けで、この問題が大きく動き、株価もそれなりに反応した。機を見るに敏なる鴻海は、一気に決着をつけようとして、昨日の会談に乗り込んできた。正直言って、前日の鴻海を優先して交渉するという発表からして、話はすんなりと決まるのではとの見方をしていたのだが、…。▲恐らく、前日の発表に対し、シャープサイドには、いろんな横やりが入ったことが考えられる。政府側としても、その優れた技術の海外への流出の懸念もあって、産業革新機構を通じて、「ちょっと待った」といった圧力をかけたことは十分に考えられる。▲今の高橋社長を始めとする経営トップは、100年もの歴史を誇る会社の運命を決めることになるわけで、後になって、あの時の決断が揶揄されるようなことだけは避けたいとの思いも強いはずである。▲とにかく、今月末まで先延ばしたことはそれなりに意味があったと思う。その一方で、鴻海は、意の如くならなかったことに反発を覚えているだろう。2年前には、ちゃぶ台をひっくり返した実績もあるだけに、今後どう出てくるか心配な一面もある。▲大変な決断が求められているシャープの経営陣の力量が問われている。
 注、筆者の都合により、この日は2回目の配信です。プライベートコーナーは3340をご参照ください。

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