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相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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3837 蜜蜂と遠雷

 直木賞と本屋大賞のダブル受賞をした恩田陸さんの大作を読んだ。今までにない感動を覚えた素晴らしい内容だった。

1.独り言コラム
 筆者は女性作家には格別の関心を持っていて、今までにも、曽野綾子、有吉佐和子、村山由佳、小池真理子、高樹のぶ子さんらの作品を結構たくさん読んできた。恩田陸さんの作品を読んだのは、この作品が始めてだった。▲この作品の感想を一言で言えば、「上質な香りのする見事なエンターテインメントで、読者を惹きつけてゆく展開に、こみ上げる感動を幾度も頂戴した素晴らしい作品」だった。▲世界音楽コンクールという、筆者の知らない世界を詳しく紹介、その中での天才コンテスタントたちの激戦の醍醐味を惜しげもなく、繰り返し与えてくれた。圧巻は、数多くの有名なクラシック音楽の作品について、見事な筆致でその解説を事細かに触れているくだりである。その深い知見と巧みな表現力に幾度もこみ上げる熱いものを覚えた。▲ところで、改めて彼女の生い立ちを見ると、青森に生まれ、名古屋に移り、長野、富山、山形、仙台と引っ越しを繰り返して幼少時代を過ごした。そして、茨城の高校を卒業後に、早稲田大学に進学した。▲引っ越しが多かった幼少時代だったが、クラシック好きの父親で、本と音楽の環境に恵まれ、加えて、幼いころからピアを習っており、素敵な音楽の先生たちとの出会いもあって、音楽活動にも青洲時代を費やした。そんな下地が、この作品の中で大きく開花したのだろう。▲この作品の中で、「ガデンツアー」と呼ばれる、ジャズなどでいう、「インプロヴィゼーション」の弾き方が、コンテストにおいて大事なポイントになっていることを知った。この「インプロヴィゼーション」という言葉は、最近、私の一回り若い友人がジャズの翻訳本を出版したが、その中で幾度も出て来ていた言葉で、今では、なじみのある言葉だった。(参照、小田中裕次訳、「LEE KONITZ」)▲なお、余計なことかもしれないが、筆者の関心の一つは、女性作家たちが男女の絡みをどのように描いているかにあるのだが…。そんな観点から、この作品の中で、筆者の関心を引き付けてくれた素敵な個所を発見した。その部分を原文のまま、次に引用させて頂く。▲「下世話な話だけど、あたし、ギターを弾いていて、初めて男の人が『いく』っていう感覚が分かった気がする。」 正直、筆者には、その真意が今ひつつ理解できていないが、何となく素敵な表現だと思った次第である。▲どうやら、筆者は、この一冊で、恩田陸さんのファンになったようで、この年で、新たな関心を見出したことに幸せを覚えている今日この頃である。

2.プライベートコーナー
 2時起床。体重、63.3kg。▲初めての町内会役員で気の重い一年だが、昨日の「琵琶湖市民清掃の日」は、気分的には前半の大きな山だった。幸い、無事に終えてほっと一息である。▲今日か明日にでも、静岡で闘病中の妹を見舞うつもりだったが、泊まり込んで頑張っている姉から、私が見舞っても何の役にも立たないとの指摘があり、いささか不満だったが、それもそうだと自らに言い聞かせ、しばらく見舞いを控えることにした。大津から励ましの意を伝えたい。(17-06-19)
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