プロフィール

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版

このブログは3部康成です。1部が「コラム」、2部が連載「難病との闘い」、そして3部が、速報、「昨日の雅子」です。

 

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400 駄々っ子一郎に幹部も困惑?

 相変わらず、民主党代表の小沢一郎氏の言動には、独特の勝手さが目立つ。自分を変えると言ったが、やはりそれは無理なのだろう。
 あの給油法案の採決で退席し、大阪知事選の応援に駆けつけたことに対し「あんな法案は大事なものではない」とか、それを受けてお詫びした鳩山幹事長の発言にコメントを求められ「そんなのは幹事長に聞いてくれ」とか党首とは思えない発言が相次ぐ。取り巻き連中も手がつけられない駄々っ子のようで、果たして、これで、国民の支持が得られるのだろうか。
 政治の流れが政局につながりかねない情勢だけに、民主党員も困惑しているだろう。いよいよ、「誰か」が出ないといけない状況に近づいているのではとも思えるが、その「誰か」がいないのかも知れない。

2.昨日の雅子
 通院日だった。いつもの京都駅前にある吉田病院ではなく、醍醐にある吉田病院で、筋肉をやわらかくする注射を受けた。手首と首筋に打たれるのだが、見ていても大変痛そう。しかし、本人は頑張って堪えていた。3ヶ月おきの治療で、次回は4月の予定である。11時半に老人ホームを出発し、2時半頃に戻ったが、その往復の移動で結構疲れた一日だった。雅子自身の症状そのものには、大きな変化は見られていない。

3.連載(365) 難病との闘い
      第十三章 介護付き有料老人ホームへの誘い(30)

(3)ドリームスペース(仮称)との契約(その8)
 一考が気にしていたドリームスペースへの入居の可否については、その後も暫くは返事がなかった。入居条件で雅子の年齢のことや自分への与信のことが検討段階で長引いた議論になっているのではと、一考は不安な日々を過ごしていた。
 ところがである。9月末の28日になって、前触れもなく、木田さんと部下の山内さんが、揃って一考の家を訪ねて来られたのである。
 「近くに用事があったので、立ち寄ったのですよ」木田さんは、そう言って明るく挨拶してくれた。そして、入口の門扉のところでの立ち話となったが、何気ない世間話を交わした後、本論に話が移った。
 「雅子さんの件は、まず大丈夫だと思います」木田さんは、いきなり、懸案のことについて、明るい表情でそう切り出した。
 「そうですか。それは、有難う御座います。いろんな厄介な問題については、ご了解が頂けたのですね」一考は、ほっとして笑顔で礼を言った。長く、曖昧であっただけに、一気に溜飲が下りる思いだった。
 「それで、相坂さん、何時頃からの入居を考えておられます?」木田さんは早速、その段取りの話に踏み込んで来た。
 「そうですね。早い方がいいのでしょう?」一考が、木田さんの意向を確認するようにボール」を返してみた。
 「そうですね。あまり長く空けておくのもどうかと思いますが」木田さんの話は、早い方がいいというニュアンスだった。もたもたして、折角の決定を取り消されたら大変だとの思いが一考の頭の中にあった。しかし、今までは、入居自体の許可云々を話して来ていただけに、その急な状況の変化に、一考は戸惑っていた。
 「なるほど。折角、ご許可を頂いたのですから、なるべく早く入居する方向で検討します。それで、正式な契約手続きや支払いなどを行なう必要がありますね」一考がその辺りの事務的な手続きについて確認した。そう言えば、まだ、正式な申し込みもしていなかったことに気づいていた。
 「それは、入居のタイミングに合わせて、併行してやらせて頂きたいと思っています」木田さんは、そんなことはご心配なく、自分に任せて下さいと自信満々だった。
 「なるほど。それじゃ、全ては、何時入居するかで始まるんですね」一考は投げられたボールの扱いに少し躊躇していた。状況の大きな変化について行けないからだった。入居が許可されるかどうかで、長い間、不安な気持ちで待ち続けていたのが、一転、その不安が氷解し、急にボールが自分に投げられたからだった。
 木田さんにしてみれば、一刻も早く、この朗報を伝えようと、多忙な中を時間を割いて、自宅に立ち寄ってまで伝えてくれたのだ。その誠意に一考は答えなければならないというプレッシャーを感じていたが、「さあ、何時から」と迫られるとと、その答えに躊躇するのだった。(以下、明日に続く)

タグ : 小沢一郎 給油法案 鳩山幹事長

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