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相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
1941年1月2日生まれ
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版
2022年 渾身の愛を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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3952 一強だった羽生7冠が一冠(棋聖)に

 何時の時代にも、何処の世界にも一強時代は存在する。信長、豊臣、徳川と云った時代はその代表であろう。最近では、安倍一強時代だと言わている。今朝は、囲碁、将棋界の一強時代について考察してみよう。

1.独り言コラム、
 1986年にプロデビュー後、1996年には7大タイトルを独り占めにして7冠に君臨し、タイトル獲得数も通算98期と絶対的な強さを誇っていた棋士羽生善治だったが、100期目のタイトル奪取を目前にして、前月には王位を、昨日は王座を20代の若手の棋士に相次いで奪われて、遂に羽生一冠(棋聖)となった。一冠は、2004年以来である。勝負師羽生棋士の栄枯盛衰を、その戦いの歴史の中で見せてもらっているようで、実に感慨深い。▲新しく王座を奪取したのは、中村大地6段である。歌舞伎役者のような整った顔をした棋界随一のイケメン棋士で、最近はNHKの将棋番組のレギュラーなど、表舞台でも活躍している。羽生さんとのタイトル戦は、今回が3度目で、4年前にはこの王座戦で対局し、一時は2勝1敗と羽生王座を土俵際まで追い詰めながら、2連敗してタイトル奪取はならなかった。言ってみれば、今回は三度目の正直である。▲将棋界は、このところ、羽生一強時代に別れを告げようとしている。20代の若手の台頭が目覚ましい、佐藤天彦名人、菅井竜也王位、そして今回の中村王座の誕生である。この間にも、広瀬章人王位、糸谷哲郎竜王も誕生しており、来季の名人挑戦者には、豊島将之8段が破竹の勢いで勝ち進んでいる。加えて、中学生棋士、藤井聡太4段の活躍もあって、下剋上、混戦の面白い戦いが多くみられて、ファンには堪らない勝負の世界となっている。▲ところで、一冠になった羽生棋聖だが、来週からは、渡辺竜王に挑戦する竜王戦7番勝負が始まる。現在までに、6つの棋戦で、永世称号を得ている羽生さんだが、永世竜王だけはまだ手にしていない。今期の戦いで竜王を奪取すれば、永世資格を得られることになっており、羽生さんも新たな闘志で戦うだろう。筆者の直感では、今期の渡辺竜王は精彩がなく、おそらく、羽生竜王・棋聖の2冠が復活すると思う。▲一方の囲碁界では、昨年7冠から名人位を失った井山裕太6冠が、目下、その名人位に挑戦中で、名人奪回まであと1勝に迫っていて、来週第5局を戦う。今の勢いでは名人復位は確実で、再び井山7冠が誕生するだろう。前回の井山7冠はその在位日数が197日だっただけに、今回はその記録の大幅な更新を期待している。▲さて、一強の世界と言えば、この5年間総理を務めてきた安倍一強の存在がある。目下、その評価を巡っての衆院の総選挙の真っ最中だ。果たして、国民はどんな審判を下すのか。アベノミクスの経済政策及び今の難しい国際情勢を取り仕切れるのは、安倍さん以外にはいないだろう。静かにその審判を見守りたい。

2.プライベートコーナー
 2時起床。体重、63.6kg。▲右の腰が痛く、右脚が少ししびれている。老化というよりも脚の故障に繋がるのではとの不安がある。今のところ、貼り薬で様子を見ているのだが、一過性のものであることを願っている。(17-10-12)
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