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相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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530 ダメ押し

 遂に、船場吉兆が廃業を発表した。昨年の10月に食品偽装が発覚、今年の1月に女将の湯木佐和子を新社長として営業を再開したが、今般の使い回しの発覚が廃業へのダメ押しとなった。
 ダメ押しと聞くと、つい先日の大相撲夏場所の千秋楽結び朝青龍と白鵬の一番が頭に浮ぶ。土俵に手を着いた白鵬を朝青龍が今一度押し付けた、文字通りのダメ押しで、それに対する白鵬の反撃、そしてにらみ合いは、またしても横綱の品格問題に発展した。
 通常、野球などのスポーツでは、追加点を取ることでダメ押しすることは、勝利への大事なステップで、多くの場合、ダメ押しは、いい意味で使われている。しかし、あの朝青龍のダメ押しは、行き過ぎで頂けないということのようだ。
 話は飛躍するが、今回の四川省地震で、中国が、日本の自衛隊機による救援物資輸送を要請して来たという。これは、先の胡錦濤首席の来日によって道付けされた両国の友好の進展を、いい意味でダメ押しする効果が期待できるのではないかと解釈できる。
 一方、ガソリン価格の値上がりは、今も勢いが衰えていない。既に値上がりが始まっている諸物価の高騰で、我々の日常生活が厳しくなって来ているのだが、それを更にダメ押しする形になるのが心配だ。心配なのは、この種の悪化のスパイラルだ、
 そんな、こんなで、いいことのダメ押しは歓迎だが、悪い意味でのダメ押しは、何とか避けて欲しいと願っている。
 さあ、低支持率で苦しんでいる福田総理も同様で、晴れの花道の洞爺湖サミットまで、これ以上ダメ押しされないように踏ん張ってもらいたい。

2.昨日の雅子(146) 5月29日
 10時から2回目のマッサージ。どんな具合か、筆者も初めて立ち会う。途中、時々痛さを感じたこともあったようだが、総じて気分はよさそうだった。ところで、朗読は一昨日で筆者の作品「乱森」を読み終えた。「執念」よりはましだという雅子の感触。この日から、村山由佳の「天使の梯子」を読み始めた。

3.連載(495) 難病との闘い 第2部 小さな幸せを求めて(122)
  第四章 季節は移るⅠ 2008年春から初夏へ (26)

(2)新たな体験、経験(その17)
 単調な介護生活に、少しでも何か味付けしてあげたいと言う気持ちがあって、意識して始めたのが朗読だった。2月半ばのことである。その狙いは、潤いというか、分かり易くいえば、少しでも楽しみを感じてもらおうとして始めたのである。
 しかし、最初に取り上げたのが、拙作「執念」だった。やはり、自分の書いたものを雅子にも読んで欲しかったからである。前にも書いたが、自分の書いたものを、声を出して読むのは自分でも初めてで、黙読するのに比べて、その感じが大きく違うことに気づいたのだった。
 その一つが、読み難い部分が少なからずあったことで、我ながら、びっくりしたり、がっかりしたりするのだった。読み難いということは、基本的には文章の流れがスムーズでないということであり、それは、取りも直さず、文章の稚屈さに他ならず、大いに反省するのだった。同時に、物書きとしては、その基本的な力で大事なものが、不足していると悟ったのである。
 さて、この朗読を聞くと言う行為は、雅子にはそれなりの効用があったと思っている。テレビを見る以外に時間の過ごし方が限られている雅子の日常生活に、ひとつの違った光を当てたことになったと一考は捉えていた。雅子は、殆どの場合、黙って俯いて聞いているだけだが、その頭の中に展開されるドラマのシーンを思い浮かべることで、それなりに脳の活性化にも繋がっているのではなかろうかと期待するのだった。
 ちなみに、この作品の評価について雅子に確認してみると、残念ながら、一考が期待したほどの面白さ、興味を与えなかったようだった。「面白くなかった」という短いコメントが雅子の感想の全てで、予期していたとは言え、少なからず失望はした。その理由の一つは、やはり内容が難しかったという。しかし、身内だからと言って、軽々しいリップサービスの褒め言葉を言うのではなく、率直にその評価をしてくれた雅子には、真の評価をくれたということで、逆に評価するのだった。
 そして、次に取り上げた作品は、筆者が気に入っている作家の一人である村山由佳の「天使の卵」だった。彼女の出世作で、さすがに、雅子の評価は高かった。一考は、自分の作品への評価に比べて、雅子の評価が随分と違っていることに、いささかの不満を覚えたが、この朗読と言う新しい試みに、雅子がそれなりの関心を持ってくれたことに、一考はその目的が達せられたということで、大いに満足するのだった。(以下、明日に続く)
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