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Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版

このブログは3部康成です。1部が「コラム」、2部が連載「難病との闘い」、そして3部が、速報、「昨日の雅子」です。

 

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571 犯行予告サイト

 このブログは3部康成です。1部が「コラム」、2部が連載「難病との闘い」、そして3部が「昨日の雅子」です。

1.これは明らかに表彰物であると思う。洞爺湖サミットにおいて、温暖化ガス対策に関して「2050年半減を世界で共有する」と纏めた福田総理の手腕のことではない。ベンチャー企業のロケットスタートの矢野さとるさと云う方が開発した犯行予告の収集と通報サイト「予告,in」 (http//yokoku.in/)のことである。
 昨日の夕方、関西の朝日放送の人気番組「ムーブ」で、そのサイトが開発されたことを取り上げていた。偶然、何気なく見ていたのであるが、その内容の素晴らしさに興味を持つと同時に、同氏の開発力の凄さに感心したのである。
 あの秋葉原事件で代表される「犯行予告」は、その後も勢いを増していて、その対応に大わらわの中で、総務省の増田大臣は来年度予算に2億円を組み入れて、その対策ツールを開発させると発表した直後に、矢野さとる氏がその開発に成功し、発表したのである。しかも、費用は0円、2時間で開発したというから更なる驚きだ。
 その番組では、それを受ける警察の対応もどじさも付け加えていた。警察の窓口は、夕方から朝までや休日や祝日は休んでいて受け付けてくれないというのである、この種の書き込みはそう言った時間帯が多い訳で、まさにまぬけと言わざるを得ない。
 筆者も早速、そのサイトを開いてみたが、犯行予告、関連スレッド、そしてブログの三つに分類されていて、立派なサイトだ。増田大臣の2億円は何なのだと言いたい。

2.連載(536) 難病との闘い 第2部 小さな幸せを求めて(164)
  第五章 施設生活半年を終えての総括(2)

(1) 生活リズムの変化(その2)
 一人の人間とって、それまでの人生を棄てる覚悟するほど辛いものはないだろう。生き方、生活スタイル、生活リズムなど、それまでの自分の人生の歴史の全てを棄てて、諦めて、全く新しい生活環境での生活に切り替える訳だから、身を切られる以上の辛さであることは確かである。今でも、時々、自宅の2階にあるクロークを開けるのだが、そこには元気だった頃の雅子の衣装、鞄などがぎっしりと残されたままで、それを見る度に、気の毒な雅子のことに思いが行き、胸が熱くなる。そういう意味でも、雅子のこの7ヶ月は、まさにそれらの辛さに挑戦し、ここでの介護生活に自らを合わせる努力に徹して来た期間であったといえよう。
 幸いなことに、ここに来て漸く、そんな新しい生活リズム、スタイルにも徐々に順応できるようになってきている。つまり、それまでと違った新しい自分を作り出して、それに堪えて、慣れる様に懸命に努力して来たというのが、雅子のこの7ヶ月間の本当の努力だったといえる。
 この施設では介護を必要とする方が、6月末現在60人以上おられるが、中には、家に帰りたいと言っている方も何人かいるようだ。自分が住み慣れた家庭に戻りたいと思うのは自然であり、本当の叫びなのであろう。かつて、一考の父が数日入院をしなければならなくなったことがあったが、父は二日と持たずに家に帰って来たという。それが、普通の人間なのだ。しかし、雅子は、そんなことはおくびにも口にしないし、一考が、たまには家に戻ろうかと声を掛けてみても、ここでいいと言って帰ろうとはしない。元々、入居を決意した際にも、月に一週間ぐらいは自宅で介護できるように、ベッドや椅子、お風呂の小道具などの必要な介護器具は備えておいてある。幸か不幸か、それは、入居3週間後の年末年始の10日間だけを除いて使用することにはならなかった。それだけ、雅子は夫に迷惑を掛けないように頑張っているといえる。
 それでは、雅子の施設に入居後の二人の具体的な毎日の生活を見てみよう。二人とも、一言で言えば、生活が凄く単純化、スリム化されたということができるのではないか。ほぼ毎日、同じようなことを同じリズムで行なう生活を繰り返しているのである。
 先ずは、一考の一日の生活ぶりを紹介してみよう。(以下、明日に続く)

3.昨日の雅子(182) 7月8日分
 この日も、前日と同じく落ち着いた様子。入浴日だったのでさっぱりしていた。この日で便秘が3日目で、明日あたりが勝負となりそうだ。
 母親が作ってくれた七夕の貼り絵を持参。雅子もにっこり。

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