ドクターK、トレネードで一時代を画した野茂投手が引退を決意した。ご苦労様と申し上げたい。
同氏の偉大な業績を、改めて、ここで取りあげることはしないが、筆者が最も惹かれたのは、甲子園にも出ることもなく、無名の選手からノンプロ時代を経て、コツコツと実績を積み重ね、遂にはメジャーの門戸を開いて一時代を画した同氏の反骨精神で貫いた野球への一途な情熱である。
日本人最初のメジャーの村上雅則選手が活躍したのは、野茂投手が米国に渡る30年前のことであり、そういう意味では、同氏が日本人選手のメジャーへの門戸を開いた最初の選手だと位置づけてよかろう。そのスタートもマイナーから実力で這い上がったように、まさに、道なき道に、立派な道を切り開いた実績は、偉人伝の見本のような戦いだったといえよう。また、最後まで現役選手に拘った辺りに、同氏の野球への強い情熱が窺える。お見事としか言いようがない。
野茂投手の引退宣言で、2年前のサッカーの中田英寿選手の引退を思い出す。同氏は「これからは自分探しの旅に出る」と宣言したが、その後の彼の人生は、今のところパッとしていないように思う。果たして、野茂投手は、今後の人生でどんなドラマを見せてくれるのか、野茂劇場の新しいトルネードを期待している。
ところで、野球で情熱の男といえば、もう一人いる。星野仙一全日本監督だ。昨日、オリンピックに出場する24名の選手が発表された。目下、絶不調の上原投手、腰を痛めている新井選手、でん部の故障を抱える稲葉選手を選んでいるあたりが、如何にも星野監督の一途な思いが表れている。
果たして、情熱の星野監督が「男」を見せられるか、どうか。期待と不安の中で、オリンピックの戦いが間もなくスタートする。頑張れ! 日本。
2.連載(545) 難病との闘い 第2部 小さな幸せを求めて(173)
第五章 施設生活半年を終えての総括(11)
(1) 生活リズムの変化(その11)
入浴サービスは、車椅子のまま、二人掛かりでサービスを頂くので、いろんな介護サービスの中でも、大変面倒な部類に入るものだ。それだけに介護士さんのご苦労はよく分かる。
このドリームスペースに移って、雅子は週2回の入浴サービスを受けている。在宅時は、ほとんど毎日の入浴(末期では2日に1度程度になったが)だっただけに、雅子もその間隔に慣れるには、少し時間を要したと思われる。いずれにしても、今は、この2回の入浴が、雅子には、疲れと汚れを落とすことが出来る貴重なパラダイスなのだ。
さて、その雅子の入浴時間なのだが、この半年で、試行錯誤を兼ねて、幾たびか変更された。介護士さんの事情、男女のバランス、雅子の症状の変化などが勘案された結果である。
入居当初から暫くは、午前10時頃の入浴だった。朝食に始まり、お薬の服用、歯磨き、トイレなどの一連の作業が一段落したタイミングで、雅子には、のんびりできる時間帯だ。しかし、その後、暫くして、男女別に順番を組み直すという施設の都合で、昼食後の時間に変わった。大体、午後1時頃から2時までの時間帯だ。この時間帯も、雅子にはほっとできるタイミングで好都合だった。
その後、再び、施設の都合で午前中に戻ったが、5月の半ばになって、午後の3時半以降から夕方の時間帯に大きく変わった。ゆっくり入ってもらおうという施設の配慮だった。従って、入浴日の一考の施設訪問は、自動的に、雅子が入浴に行く時間で、帰宅することになった。
しかし、その夕方での入浴は、直ぐに取り止めになった。どうやら、雅子の疲れがかなり出て来て、夕食のタイミングに影響が出るとのことのようだった。そして、新たな入浴時間は、一転して、朝一番の9時半頃の時間に変更になった。ちょうど、マッサージが始まった直後だったことで、鍼灸師との時間の調整をしてもらい、風呂上がりのタイミングで、マッサージを受けるという段取りになった。マッサージの心地よさと云う意味では効果的なようである。そういうことで、マッサージが終わると心地いい疲れも出て、昼食までの転寝の時間を取るようになったようだ。(以下、明日に続く)
3.速報、昨日の雅子(191) 7月17日分
穏やかな一日。少し、大人しいのが気になる。
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