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Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版

このブログは3部康成です。1部が「コラム」、2部が連載「難病との闘い」、そして3部が、速報、「昨日の雅子」です。

 

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582 一日も早い雅子様のご回復を

 目下、スペインを公式訪問中の皇太子様は、19日、ドン・キホーテの舞台として知られるカスティーリャ・ラ・マンチャ州を訪問され、世界遺産にも登録された街並みで知られる州都トレドの州庁舎で記帳した後、丘の上に風車が立ち並ぶ観光名所なども訪問された。映像で見る限り、明るく振舞って大役を果たしておられるものの、相変わらず、お一人での訪問で、何となくお気の毒に思う。
 また、少し前の6月半ばには、ブラジルを訪問された。日本人がブラジルに移住して100周年を迎えたのを記念しての招待に応えた訪問だった。そこでも、お一人での訪問で、お二人ならもっと華やかだったろうにと、ここでも少しお寂しそうなのが気になった。
 適応障害という厄介な病気と闘っておられる雅子さんだけに、皇太子さんもお辛い立場におられるのだ。やはり、一家は皆が健康であって初めてバランスのとれたお付き合いも可能になる。
 筆者も、そんなお気の毒な皇太子様にはご同情申し上げるが、それでも、自分でもほぼ自由に動きもできておられるし、日常の生活そのものにも、それほど大きな支障にはなっていないようなのが救いだと思う。加えて、近い将来に、回復の可能性が大であることが何よりも心強く、皇太子さまの頑張りも、そういう意味では頑張り甲斐があるといえる。
 この話題に関して、ここに付記すること自体、誠に僭越ではあるが、筆者も難病の妻、雅子(仮称)を抱えての大変な毎日だが、今や、それが自分の生きがいになっており、生きる勇気を貰っているように感じている。
 雅子さまの一日も早いご回復を祈念申し上げる次第です。
 同時に、僭越ながら、筆者の妻、雅子にも安らかな毎日であって欲しいと願っている次第です。

2.連載(547) 難病との闘い 第2部 小さな幸せを求めて(175)
  第五章 施設生活半年を終えての総括(13)

(1) 生活リズムの変化(その13)
 入居後の変化といえば、数字できちんと出て来ている変化もある。その一つが、車の走行距離だ。在宅介護をしていた場合はせいぜい200Km/月で、定期点検や修理などでお世話になっているトヨタの方からは、もう少し走らないと、バッテリーが上がってしまう可能性があるというようなアドバイスをもらっていた。
 しかし、雅子が施設に入居し毎日通うようになって、今では、一ケ月で最低700Km,で多いときは1000Kmを越えるようになった。当然なことで、片道9Kmあるドリームスペースへ、35回/月の頻度で通えばそれだけで630Kmになり、その他に毎日の買い物、病院通いなどがあるから、その程度にはなってしまう。いずれにしても、バッテリーが上がるという心配から解放されたのは有難い。また、運転にも多少は自信も出て来て、少しは上達したのではと思っている。
 ゴミの量が大幅に減ったのも大きな変化である。。それまでは燃えるゴミで、一回に出す量が45リットルの大きな袋で、1.5個ぐらいだったが、今では、その半分ぐらいになっている。余計なものを買わなくなったからで、確かに経費の面でそれが実証されている。  
 経費面では、電気代も大幅に下がった。これにはオール電化にしたこともあるが、一人生活になったための使用量の減少が大きいのだろう。
 その半面、掃除をしなくなったことも目立った変化である。面倒で、放置したままの部屋もあって、そこにはうっすらと埃がたまっているのが気になる。
 また、久子とのいざこざも極端に減った。そこには、一考の体力、気力の衰えがあって、馬鹿馬鹿しくなってきたことにもよる。
 そういえば、自分の体力の衰えも次第に目立ってきている。最も大きいのが視力である。本を読んだり、新聞を読むにも眼鏡が必要な場合が多くなって来ているし、車の運転にも、遠くがぼやけ始めてきている。今後の衰えを思うと心配である。
 腰が痛くなって雅子を抱き上げるのにも、以前のように思うようにならない。病院に連れて行く際に、車への乗降作業が大変になって来ている。これまた心配の一つだ。他に、内臓などの面では今のところそれほど衰えたという自覚はないが、年を取るにつれて、次第にポンコツになって行くのは致し方ないことだ。(以下、明日に続く)

3.速報、昨日の雅子(193) 7月19日分
 見かけ上は穏やかな状態が続いている。しかし、あひるの水かきではないが、水面下では、動けない自分、話せない自分と懸命に闘っている。加えて、この日も通じが無く。また便秘が気になって来ている。

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