最終日の最終組で不動祐里選手が、その一組前に宮里藍選手が廻るという異例の展開となった全英女子オープンゴルフは、31年ぶりに樋口久子に次いで、日本人選手のメジャーツアー制覇が期待されたが、残念ながら、その夢は叶わなかった。結果は、不動がトップと4打差で3位タイ、宮里が5打差で5位に終わった、また、上田桃子選手も頑張って7位タイに食い込んだ。優勝は、韓国の20歳の若手の申智愛選手で、女子ゴルフ界での韓国勢の層の厚さをここでも発揮した結果となった。それでも、ベスト10に日本人選手が3人も入ったのは、メジャーツアー史上で初めてのことで、今後の活躍期待に望みを繋いでくれたと言えよう。
試合後のインタビューで不動は相変わらず、謙虚に順位には拘っておらず満足だったとコメントしていた一方で、宮里藍選手も一時のスランプから脱却できて、海外での初優勝に自信を得たようだった。上田桃子は、自分の目標に今一つだったが、明るく来年に向けて抱負を語っていて、三人三様の応接ぶりは面白かった。
意外だったのが優勝した申選手の告白で、落ち着いた堂々としたプレイ振りの裏に、昨夜はなかなか眠れず不安だったという。やはり、大きな戦いでは、精神面での戦いで、誰もが見掛け以上に苦しむようだ。選手の苦しみはともかくとしても、ファンである筆者も、その一つ、一つのプレイにドキドキしながらの観戦で、夢が叶わぬ結果に、眠気を伴った疲れがどっと出て来て重い気分に追いやられた。自分のことでもないのに、何で、そんなに拘るのと思いながら、勝負の行方に夢中になっていたのだ。馬鹿馬鹿しい話かもしれないが、ファンって結構疲れる存在なのである。それでも、不動ファンとしては、アンチファンの対処対象である宮里藍選手が、最後のホールでダボを叩く失敗をしてくれたことで、不動の順位が土壇場で逆転して、日本人選手でトップで終わったことが、せめてもの救いであった。
さて、話は変わるが、ファンと云う立場では、筆者にとっては、昨夜は厄日だったと言える。将棋の世界でも、筆者の大の贔屓の郷田九段が、昨夜行なわれたコンピューター対局での最強戦の準決勝で、渡邉明竜王に敗退した。この棋戦は、昨年新設された新しい棋戦で、昨年は堂々優勝していただけに、連覇叶わず、吹っ切れない夜となったのである。郷田九段は、今年も各棋戦でそれなりに頑張ってきているのだが、七大棋戦の棋聖戦、王座戦では、いずれも、挑戦者決定の最終トーナメントの準決勝で無念の敗退をしている。今週末には、竜王戦の挑戦者決定戦の準決勝が行なわれるのだが、この鬼門の準決勝を何とかして制して、先に進んで欲しいと願っている。
ところで、政治の世界では、改造福田丸が始動し始めたが、小泉さん退陣後は、筆者にはファンと云うべき政治家は、今のところ不在である。今や、国民的に人気のある麻生太郎氏の存在が注目されている。火中の栗を拾う形で重要ポストの幹事長に就任した同氏だが、果たして、優勝と云うべき総理への勝ち筋はあるのだろうか。じっくりと、秋の政局に注目したい。
2.連載(562) 難病との闘い 第2部 小さな幸せを求めて(190)
第五章 施設生活半年を終えての総括(28)
(4)小さな幸せの事例(その6)
F お薬の効き
大津市内の日赤病院で、パーキンソン病ではないかとの診断を受けた雅子が、それ用のお薬を飲み始めたのは、02年11月頃だった。今から6年前のことである。その後1年ほどして、自らの決断で、今、お世話になっている吉田病院に替わった。この道の専門医である春日医師にお世話になりたいと考えたからである。改めての基礎検査の結果、その1年後に、春日先生からも、やはり、パーキンソン関連病だとの告知を受けたのが、04年10月頃で、ほぼ4年前のことだった。
その後は、雅子の症状に適合するお薬を求めて、この病気用に開発されているお薬を、春日医師の知見に基づいて、雅子の症状に適合する組み合わせ、配合比を求めての検討が開始された。それには、絨毯爆撃的な忍耐強い検討方式が採用された、時間を掛けての最適配合探索への執念のアプローチであった。
最近になって使い始めた新しいお薬に、今までにない効い目と思われる反応があって、その服用量の検討に入っている。やっと雅子に合うお薬に巡り会えたのではとの思いで、少し愁眉を開くと言った気持ちもあって、小さな幸せを感じ始めていたのである。しかし、この場合、効いているといっても、病気が治るといった類ではなく、悪化のスピードが弱まるとか、少し身体が柔らかくなるといった程度の効き方である。それでも、うれしさを覚えたことには変わりない。
とにかく、この6年間は長い道のりで、雅子の症状が大きく悪化した期間でもあった。その間、服用したお薬の種類、量は半端じゃなかった。種類も段々と増えて来ていて、今では8種類のお薬を一日、朝食、昼食、夕食後と就寝前の4回に分けて服用している。この病気の厄介なところは、一般的には、一旦飲み始めると止めるのが難しいという傾向にあることだ。8種類のお薬を全部合わせると、1日、1グラム程度は飲んでいるのではないかと思うぐらいの量である。飲み始めて通算で5年ぐらいになる訳で、そのトータルの服用量は20Kg近くになっているのでと思われる.それだけのお薬を服用すれば、その副作用だけでも大変だと思われるが、病気の進行の中での見分けは殆ど不可能である。要は、トータルでの結果でしか判断できず、そんな中で、少しでも効果があると分かれば、ほっとしたりして、一喜一憂するのである。大袈裟なようだが、そんなところで、小さな幸せを見出そうとしているのである。
服用するものには、その他にも、薬の範疇に入らないが、便秘用に繊維の粉末を服用している。これも常態化していて、今では欠かせない毎日の服用となっている。とにかく、この繊維の効果に頼って、通じのリズム確保に懸命の毎日なのでもある。(以下、明日に続く)
3、速報、昨日の雅子(208) 8月3日分
午前中に雅子の育ての母親の13回忌の法要が京都のお寺であったので、それに顔を出して、その足でドリームスペースに顔を出した。前日と同じで口数は少ない。雅子のユニットでは3時頃から、8月生まれのお二人のためのお誕生会があった。雅子も顔を出して雰囲気を楽しんだ。
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