5時50分起床。熟睡していて、少し遅い起床となった。テレビは「朝まで生テレビ」をつけたままだったので、その終りの部分を耳にした。録画してあるので、後ほどゆっくり見る予定である。
なにわともあれ、新年、明けましておめでとう御座います。皆様にとって、よい年でありますようにお祈りしたいと思います。
昨年は、米国発の金融危機の深刻化の影響を受けて、株価の値下がり率が42%という戦後最大となり、円相場も一時は1ドル87円台という戦後13年ぶりの円高水準になるなど大混乱の一年で、先行き全く不透明な年明けとなった。
そんな訳で、今年は、いわば、何が入っているか分からない玉手箱を開けてゆくことになる訳で、期待よりも不安が先立つ年明けである。昨年の一年を表す漢字が「変」であったが、今年はそれを受けて、「闘う」「戦う」年になりそうだ。
個人的なことですが、昨日の夕方、一年ぶりで、施設で介護生活を送っていた妻、雅子をせめて数日でもということで、家に連れ戻した。暫く、本格的な介護から離れていた事もあり、昨夜は、紅白歌合戦を一緒に見ながらも、深夜から未明にかけて、介護に大奮闘でした。長男の太郎が帰宅していてくれて大いに助かったのですが、筆者にしては、既に、新しい年の厳しい闘いが始まっております。
とにかく、少しでも良い年にすべく、大いに頑張って行こうじゃありませんか。今年も、宜しくお願いを申し上げます。筆者も、気分新たに頑張りたいと思っています。
2、連載、難病との闘い(712) 第三部 戦いはまだまだ続く(9)
第一章 2008年下期の二人(9)
(2)雅子の症状(その3)
そこで、その頼み事の具体的な内容についての確認に入るのだが、その際も、先ずは、雅子自身に「身体を動かして欲しいとか、ずらして欲しいとかいった、何かをして欲しい」のか、或いは「それ以外のことか」を確認する。すると、「それ以外」と云う返事だった、そこで「今、ここで直ぐできることなのか」或いは「何か買い物をするとか、家から何かをもって来てくれ」といった類かを確認する。それに対しては、今ここで直ぐ出きることだという。
それを受けて、どんなことかとの追及に入ったが、いずれも、イエス、ノーでの確認作業なのなのだが、この日はラッキーなことに「何かを開けて欲しい」ということが、直ぐに分かったのである。しかも、その後の確認で、この部屋にあるものだという。
そこで、「それは、ドア、窓、カーテン、引き出し、挙句の果てに、冗談交じり『心?』と確認していったのだが、なかなか核心に踏み込めなかった。つまり、「イエス」の答えが得られない。ここで行き詰ってしまったのである。
仕方なく、今一度、同じ確認を繰り返したが、雅子の答えはいずれも「ノー」だった。他に開けるものが見当たらない。がっくりと来たのだが、そこで念のためにと思って一考が背にしているクロークの扉を指差すと、何と、そうだというのだ。雅子の認識では「ドア」と「扉」は別の範疇にしていたということでした。母親の夕食の準備をしなければならないので、帰りの時間を気にしていたので焦っていたこともあったのですが、二人の言葉に対する認識の違いが、コモにケーションを空回りさせていたのだった。要するに、雅子の希望は、その中の衣装を確認しておきたいというのだった。
早速、クロークの中の衣装を全部取り出して、雅子の希望するものを確認すべく一つずつ見せて確かめるのだが、いずれも違うという。Tシャツ、セーター、カーテガンはどれも該当しなかった。そこで、最後に残っているジャンパー、コートについても同様に試みたが「イエス」は出ない。
しかし、答えは、意外にもすんなりと出た。困り果てて、何となく、コートだけをもう一度、じっくりと見せたところ、その中の一つがそれだというのだった。それは、洗濯に出していた一着で、裏向きになっていたのが運悪く、最初に見せた段階では、気づかなかったのである。
つまり、雅子が言いたかったのは、この日のイベントで紅葉狩りを行ったのだが、寒かったことからコートを確認しておきたかったというのだった。めでたし、めでたしとなったのだが、二人のコミニケーションには、こんな具合に大変な闘いを必要とすることが多くなって来ているのである。(以下、明日に続く)
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