プロフィール

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版

このブログは4部構成です。冒頭の枕に続いて、
1部が「独り言コラム」でキーワードから世の動きを捉えようと試みる。
2部が「プライベートコーナー」で妻、雅子の近況。
3部が連載「難病との闘い」です。
(09−02−16に修正。09−03−01に再修正、09−09−30に3度目の修正)


 

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756 びわ湖マラソンが「ゴールド」ランクに

 4時40分起床、体重、57.8Kg  外は冷たい雨

 ミシュラン社が、レストランを星の数で格付けし本にして出版、販売しているのは周知の通りである。
 スポーツの世界では、世界ランキングは適時発表されていて、ファンの注目するところである。一昨日のテニスのブリスベーンの国際大会の準々決勝で敗れた錦織圭選手は、現時点での世界ランク61位である。また、昨日から始まったアジアと欧州との世界ゴルフマッチに出場している石川遼選手は、最新情報で世界ランク60位である。(因みに、日本選手では片山晋呉選手が32位)
 ランキングと言えば、国内で最も知名度があるのが、音楽のヒットチャートを発表しているオリコンランキングだ。テレビ番組のヘキサゴンから生まれた羞恥心の「泣き虫サンタ」が、昨年末ではシングル部門の首位を獲得して、大きな話題になった。
 ビデオリサーチが発表しているテレビの視聴率の発表も、広い意味では、その代表的なランキングで、一分毎のデーターが発表されている。年末の紅白歌合戦は平均視聴率が42%という結果だったそうで、長期低落傾向に、漸く歯止めが掛かったようだ。
 最近では、テレビ朝日の娯楽番組で、ロンドンハーツが司会をしている番組で、俳優やタレントなどの芸能人を格付けする番組があって、娯楽番組では結構な人気番組になっているそうだ。
 さて、今朝の新聞に、マラソンコースの格付けの記事が毎日新聞に掲載されていた。それによると、びわ湖毎日マラソンが、日本のマラソンレースで最高位の「ゴールド」にランクされたという。
 このランク制度は、国際陸連(IAAF)が昨年から導入した制度で、大会の規模、出場選手、運営能力などに応じて格付けされる。ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークなどの主要都市マラソンが最高ランクに名を連ねている。日本のマラソンは、開催能力は高く評価されているが、トップ選手の参加や国際テレビ中継などがネックで、次のランクである「シルバー」止まりという。
 幸いにも、びわ湖毎日マラソンが高く評価を受けたことは、滋賀県民の一人として大いに誇りに思うのである。64回目を迎える今年の大会は、来る3月1日に行なわれることになっている。

2.連載、難病との闘い(721) 第三部 戦いはまだまだ続く(18)
  第一章 2008年下期の二人(18)

(2)雅子の症状(その12)
 毎日、雅子の部屋に通っていて気づくのだが、雅子の体調は、日によって結構なブレがある。それは一進一退というか、少し良くなったのではと思わせる日もある一方で、一層悪化が進んだといった感じの日もあって、そういう目で見ていると、いろんな事柄で結構なブレが認められるのである。進行性の病気であるから、そのブレが、結果的には緩慢な悪化に繋がっているようで、一考には気の重い不安になっている。
 そのブレで目立っていて気になっているのが、身体の震え具合、発声の強弱、問いかけへの反応具合、更には口の開け具合などである。また、長く椅子に座っていることから、お尻を痛がることも多くなって来ている。加えて、通じの姿勢でもちょっとしたブレが見られる。安定した姿勢を保てる場合とそうでない場合がある。また、介護士さんにお任せしている食事、洗顔、入浴などでも、その種のブレがあると思われるが、一考としては十分な把握が出来ていない。
 そんなブレの中で、身体の振るえだが、これはこの病気の本質的な現象で、極端に言えば、止まることなく常に続いている症状だ。それでも、その時々で、その酷さに違いが認められるのである。お尻が痛くなった場合や疲れた場合に顕著になる傾向があるので、そういう場合は、お尻の位置を動かして見て様子を見るか、それでも駄目な場合は、ベッドに横にしてもらって様子を見ることにしている。
 発声具合や問いかけへの反応では、最近、特に弱って来ているように思えて、先行きが心配である。特に、声がまともに出ていない日が目立つ。今のコミニケーションが、一考が質問しながら、そのイエス、ノーの返事を受けて、雅子の言いたいことを探り当てて確認する方法で対応しているのだが、その肝心なイエス、ノーがはっきりしないことが多くなって来ているのである。今の救いは、一考が解釈を間違えて、違った方向に進もうとすると、雅子が懸命になって「ええ!」とかなり大きな声を出す反応を見せてくれるので、それが間違った方向だと確認することができる。従って、最近では、どうしても、はっきりしない場合には、意識して違った答えを出して見て「ええ!」と言わせることで、雅子の意志を確認する手法にしている場合がある。それほどまで、通常の場合では、イエス、ノーの返事が、分かり難い状況になって来ているのである。従って、この「ええ!」という雅子の悲痛の叫びは、今や、二人の間では命綱のような役割を果たしてくれている。
 また、口の開き方では、食事の際や歯磨きの場合に認められている。歯磨きでは、今の歯ブラシが口に入り難い場合が起きていて、小さいタイプに替えてもらうことになった。同じ動作を繰り返していると、口は次第に開くようになってくるのだが、その行為の最初の段階で、そのブレが大きく見られ、対応がし難くなって来ているのである。
 ことほど左様で、今や二人の間の命綱は極めて心もとなくなって来ている。(以下、明日に続く)

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