プロフィール

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版

このブログは4部構成です。冒頭の枕に続いて、
1部が「独り言コラム」でキーワードから世の動きを捉えようと試みる。
2部が「プライベートコーナー」で妻、雅子の近況。
3部が連載「難病との闘い」です。
(09−02−16に修正。09−03−01に再修正、09−09−30に3度目の修正)


 

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757 ひとり芝居、悲喜こもごも

 4時50分起床、57.8Kg 結構寒く、ところどころにうっすら雪化粧している。しかし、今は雪は降ってはいない。

 お笑いタレントに「劇団ひとり」というピン芸人がいる。両親がパイロット、スチュアーデスだったことから、小学校時代にはアンカレッジに在住したという異色の経歴を持っている。帰国後に子役をしたことで芸能界との繋がりを持ち、その後は大田プロダクションに入った。地味なタレントだが、最近になって徐々にその地位を得て来ているひとり芸人だ。
 昨日のワイドショーだったと思うが、自民党離党を強くにおわせながら、行革法案に対する不満、反対をぶち上げている渡邉善美元行革大臣のことを「劇団ひとり」と呼ぶ人がいると揶揄していた。確かに、その主張に賛成する方も多くいるはずだが、誰もついてゆく気配が感じられないからだ。選挙前の離党は、自殺行為に等しいからだろう。そういう意味では、同氏の行為を、劇団ひとりの一人芝居と呼ぶのは、けだし名言である。
 一方の麻生総理だが、こちらもその主張が常にブレていて定まらず、おまけに漢字の読みなどでつまらぬ失策が続き、いまやひとり芝居も甚だしいといった感じである。厄介なのは解散権と云う大きなカードを握っているので、他の議員もうかつに動けず、じっとそのひとり芝居を見守っているのは気の毒なかぎりである。
 さて、アースマラソンに挑戦している間寛平さんだが、インターネットの情報では、風に恵まれず、思うようにヨットが進まずに苦労が続いているようだ。この挑戦も、ヨットの専門家がひとり付いてくれてはいるが、地球を一周するという大舞台から見れば、実質的には、ひとり芝居に挑んでいると言えるのではないでしょう。
 毎年お正月に大津の近江神宮で行なわれる小倉百人一首の日本一を決める大会が、今年も昨日行なわれた。男子の名人戦では、西郷直樹永世名人が史上初の11連覇で防衛、一方のクィーン戦では楠木早紀さんが5連覇を果たし三人目の永世クィーンを射止めた。この競技を見ていると、格闘技を思わせる力強い早業の繰り返しで、それは、見方を変えると、ひとり激しく踊っているようなイメージさえ受ける。そういう意味で、これも、素晴らしいひとり芝居ではないかと筆者は思ってしまうのである。
 ひとり芝居は、立派な芸能の一分野を占めていることも確かだが、日常生活の場合では危険を伴うこともある。今朝の新聞の社会面に大きく報道されているが、女性の方が、しわを消すつもりで、ヒアルロン酸を自己注射したところ、しこりやひきつれが起きたという。綺麗になりたいという女性の切ない願望は理解できるが、この種のひとり芝居は、素人が一人でやっては危険だと、医師も強く呼びかけている。ご注意のほどを!!

2.連載、難病との闘い(722) 第三部 戦いはまだまだ続く(19)
  第一章 2008年下期の二人(19)

(2)雅子の症状(その13)
 中でも、雅子の通じの有無は、今、気になっている一考の最大の関心事であり、心配事である。自宅で介護している際には、それほど気にすることなく順調な通じがあった。しかし、次第に便秘傾向が出始めていたことは確かである。それでも、コーラックのような強い便秘薬の使用は、慢性化するのを恐れ、その使用を最小限に抑え、ファイバーのような食材で対応するような配慮してきていた。
 そして、2007年の12月にこの施設に移ったのだが、ここでの便秘に対する対応は、3日間通じがないと便秘薬を服用させるのが一般的な対応だと、看護士さんが説明してくれた。そこで、一考は、個人差があると思われるので、雅子の場合は、もう一日長くインターバルを置いて、4日間通じがない場合に、5日目に便秘薬のコーラックを服用をしてもらいたいとお願いして来ていた。
 暫くは、そういうことで無難に管理されていて、便秘薬を服用するのもそんなに多くはなかったのだったが、半年ぐらいを経た6月になって、雅子の便秘状態が悪化し、或る時には、便秘薬だけでは用を足さず、座薬を併用するような事態が起きた。たまたまのことだったかも知れなかったが、やはり、症状の悪化に伴うものだと判断した一考は、その時点で、それまでの一考の考えを改めて、便秘薬の使用をこの施設でのペースに合わせてもらって結構だと、その変更を申し入れた。幸い、その後は、座薬を併用するような厳しい状況は起きていない。
 しかし、症状の悪化は、その後もゆっくりと進んでいるようで、通じは、殆どの場合にコーラックの服用が不可欠になりつつある。内臓、特に胃腸、大腸の働きに悪化が進んでいるのではと一考は考えていた。
 10月の定期診断で、その辺りの事情を話したところ、春日医師は、それならマイルドな便秘薬を朝夕の食後に付けることになった。そのため、施設の看護師さんの判断で、それまで飲んでいたファイバーの服用を取り止めた。あまりに多くのお薬を飲むのもどうかという判断からである。従って、今では、一日2回の食後の便秘薬と、便秘が3日間続いた際に服用するコーラックの2種を使って便秘対策としている。春日先生が付けてくださったお薬の効果は、今のところはっきりしていない。いずれにしても、今後の雅子の通じについては、やはり心配は絶えない。(以下、明日に続く)

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