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プロフィール

相坂一考

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
1941年1月2日生まれ
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版
14年7月に、難病との戦いを扱った「月の砂漠」を文芸社から出版
2022年 渾身の愛を文芸社から出版

このブログは3部構成です。
 1.タイトルへの一言。
 2.独り言コラムで、キーワードから世の動きを捉えようと試みる。
 3.プライベートコーナー
   (2015-06-03に修正) 

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762 久し振り

 5時50分起床、体重、57.3Kg。軽い二日酔い。(お酒を飲んだので、体重が下がっている。)
 昨夜は、大阪で行なわれたOB仲間の新年会で楽しんだ。後半には、4人の現役の諸君(米谷、石川、岩下、黒澤各氏)が飛び入りしてくれて盛り上がった。黒澤さんを除いた三人とは、一緒に仕事をした仲間でもあり、久し振り(4年ぶり?)の出会いで懐かしかった。
 新年会の始まる前に少し時間があったので、久し振りに阪急三番街にある紀伊国屋書店に立ち寄った。そこで、筆者がファンである直木賞作家の村山由佳さんの久し振りの新作「ダブルファンタジー」を見つけた。主人公と思われる有名女性脚本家が、男を自宅に呼び込んで「何」を楽しむ冒頭の出だしが生々しく、思わず惹き込まれて立ち読みを楽しんだ。後で購入して、じっくり読んでみたい。なお、この日、恒例の芥川賞と直木賞の選考が行なわれ、第140回芥川賞には、大阪の津村記久子さん(30歳)の「ポトスライムの舟」が選ばれた。この「ポトスライム」という聞き慣れない言葉は、東南アジア原産の観葉植物の名前のようだ。今年の流行語の候補になるかも?
 さて、その紀伊国屋を出たところでに街頭テレビがあって人だかりしていた。大相撲の中継を見ている人達だった。ちょうど、日馬富士と琴奨菊の一番だった。この日は日馬富士がしっかりとした相撲で4連敗に終止符を打ち、新大関での初めての勝ち星を挙げた。大袈裟に言えば、日馬富士にしてみれば、久し振りの勝ち星である。続いて、横綱朝青龍が、往年の強さは見られなかったが、豪風を慎重にしとめて5連勝を果たした。この一番が終わったところで、多くの人並みが動き出した。やはり、朝青嶐への関心の高さが相当に高いと認識した。ただ、朝青龍の今の勝ち方を見る限り、同氏の久し振りの優勝は覚束なさそうだ。
 このブログを書いている途中で、ニューヨークのハドソン川に飛行機が不時着したという速報が入った。日本人二人の乗客を含む乗員、乗客136人(その後増えて155人)全員が救出されたという。離陸後直ぐに、二つのエンジンが止まったので、不時着する旨のアナウンスがあり、それで機内は比較的落ち着いていたという。筆者は、一瞬、テロかと思ったが、そうではないという。
 このニュースを伝えたNHKの朝の7時のニュースで、現場近くから伝えていた有働由美子アナウンサーを久し振りに見た。かつて、夜の7時のニュースを担当していた人気のアナウンサーだったが、どうやら、今はニューヨークで頑張っておられるようだ。女性アナウンサーは使い捨てにされることが多いだけに、その後、どうされたか気になっていたが、全員無事という報道でほっとしたと同様に、有働さんの久し振りの活躍ぶりにもほっとしたのである。

2.連載、難病との闘い(727) 第三部 戦いはまだまだ続く(24)
  第二章 お正月、自宅介護で大わらわ(2)

(1)帰宅作戦の準備(その2)
 以前にも書いたことだが、雅子の介護に関して、一考が今までに取ってきた節目での必要なアクション、具体的には、東京からの帰郷、自宅のリフォームなどは、いずれもぎりぎりのタイミングで間に合うといった綱渡りの連続だった。それらは、たまたまだったにせよ、致命的な遅れにならずに対応できて来たことに、一考は随分とラッキーだったと思うのである。もう少し、遅れていたら、大変な苦労を余儀なくされていたであろう。そういう意味からも、この施設への入居のタイミングも全く同じようなぎりぎりのタイミングだったのである。
 それはさて置き、昨年の秋頃に、このお正月での雅子の一時帰宅を考えた時点では、前年のお正月での大変な苦労もかなり薄れていて、短期間なら何とかなるだろうと比較的楽観的に捉えていた。つまり、そこには、雅子を家族と一緒に過ごさせて上げようとの思いが、優先、先行していたと言えるのかもしれない。
 さて、一時帰宅といっても、当然ながら、そのための準備には万全を期さねばならない。差し当たって、一考が打った手は、簡易トイレの購入だった。既存のトイレで一考が対応するのは困難だと考えていた。何しろ、この施設でもトイレに関しては、二人の介護士さんが協力して行なってくれている。具体的には、一人が抱え上げ、もう一人が下着を上げ下げする作業を、うまく力を合わせて対応をしてもらっているのである。施設に入居する前に一考が一人でやっていた時点では、雅子を少し支えるだけで、本人が握り棒に掴まった形で、自分の身体を支えることが出来ていたから、一考の手が使えて、下着を上げ下げすることが出来ていたのである。
 それが、今では雅子が自分で身体を支えられず、一考が支えなければならないから、手が使えないのだ。従って、一人でトイレをさせるには新たなテクニックを身につける必要があった。この施設でも、夜になると一人の介護士さんで賄っている。その際に必要なのが簡易トイレなのである。
 具体的なやり方は、雅子をベッドに寝かせて下着を上げ下げし、そのままの状態で抱かかえて、ベッド脇に置いた簡易トイレの便座の上に移動させるやり方である。そういう意味で、簡易トイレは必需用品なのである。
 そこで、その簡易トイレを少しでも安価で良いものを購入したいと思い、在宅介護時にお世話になっていた介護用品の業者の亀井さんに相談を持ちかけた。10月の半ばのことだった。(以下、明日に続く)
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