プロフィール

Author:相坂一考
滋賀県大津市出身
07年1月に推理小説「執念」を文芸社から出版

このブログは4部構成です。冒頭の枕に続いて、
1部が「独り言コラム」でキーワードから世の動きを捉えようと試みる。
2部が「プライベートコーナー」で妻、雅子の近況。
3部が連載「難病との闘い」です。
(09−02−16に修正。09−03−01に再修正、09−09−30に3度目の修正)


 

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1047 真相を知りたい

 何事にも真相を知りたいと思うのは、いわゆる覗き見趣味といった類のものは別として、正常な人間の正常な要求である。

1.独り言コラム
 日米安保条約を巡る「非核三原則」や沖縄返還交渉を巡っての、いわゆる密約の存在が取り沙汰されている。前者については、岡田外相が徹底調査を指示していて、特別チームによる調査が進められている。一方、後者については、その密約開示を要求している元毎日新聞、西山太吉記者らが訴えている裁判に、条約交渉メンバーの一人だった元官僚の吉田文六氏が、12月1日の公判に出廷して証言することが決まったという。なかなか面白い展開だが、心配なのが、出廷を予定されている吉田さんは91歳というご高齢であることだ。その日まで健康であって欲しいと思っている。当時、情を介してスクープしたということで騒がれた事件だけに、徹底的に真相を明らかにして欲しいと筆者は思っている。
 ところで、真相という意味では、最近目にした日経新聞に、ちょっと気になる二つの話題が取り上げられていた。
 その一つが、美空ひばりの離婚の真相である。日活の俳優の小林旭さんと結婚して2年も持たずに離婚した。筆者が関心を持ったのは、小林旭氏はひばりの葬儀告別式などには、一切顔を出さないという事実に対してである。二人の結婚に何があったのか、その真相に多少の関心を持っていた。
 その辺りのことに関して、日経新聞の日曜(10月18日)に連載が再開された瀬戸内寂聴さんの「奇縁まんだら」で、明らかにされているので、以下に、引用させてもらう。
 「旭さんが、あまり尽くされすぎて亭主らしく大きくなってきて、あたしの歌まで批判して、こう歌うべきだなどいいだしたんです。それって、ちょっと、ねえ…あたしはあの人の歌の批評などぜったいしませんでしたよ。それに、ママと暮らせないので、ママがとても可哀想になってきて、…」
 まあ、分からないこともないが、真相という意味では、それが全てではなかろう。筆者は、張本人の小林旭さんのコメントを是非聞きたいと思っている一人である
 もう一つの話題は、同じく日経の最終面で、いつもなら交遊録と題されたコーナーだが、この日は喪友記と名称を変えて、脚本家の早坂暁さんが南田洋子さんを悼むと題して書いておられる。(10月26日付)その冒頭に、次のようなくだりがあるので、これまたそのまま引用させて頂く。
 「そうでなくても秋の都の夕暮れは寂しいのに、南田洋子さんが病院で人工呼吸器を外されて旅立たれたと聞き、秋雨の涙が流れた。」
 筆者が気になったのは、「人工呼吸器を外されて旅立たれた」の部分で、それがその通りの事実だったのかという疑問である。若し、その表現通りだったなら、これは事件である。なぜなら、生前の南田さんから人工呼吸器を外したことになる。早坂さんが、そんな意味ではなく単に「亡くなられたので、人工呼吸器を外されて」と云うのをこんな具合に表現をしたというだけなのか、その真相を知りたい。

2.プライベートコーナー
 3時20分起床。体重、61.2Kg。お天気は良さそうだ。
 昨日の雅子だが、熱は未明に一時、37.2度を記録したが、その以外は、前日から含めて37.0度以下で、安定していて、入浴も予定通りさせてもらった。しかし、一考が気になったのは、呼びかけに対する雅子の反応が、今一つだったことである。いずれにしても、雅子の一進一退の戦いが続いている。

3.連載、難病との闘い(1012) 第三部 戦いはまだまだ続く(306)
  第七章 しつこい敵(22)
 2.再びアウエイでの闘い(6)
 (2)治療の始まり (その1)
 直ちに始められた抗生剤の投与で、炎症の治癒は順調に進み、入院して6日目の26日の朝からは、中断していた栄養剤の投与が再開された。この日は熱が38度もあって雅子は苦しそうな表情をしていた。
 案の定と言うべきか、3時間も経たない10時頃には、懸念していた下痢が起きた。それが、時間的には予期以上の急行便で、言ってみれば、投与即下痢といった状態と言えるものであった。
 翌日は、朝からX線とコンピューターを使っての腹部と骨盤の撮影があって、ベッドごと検査室に移動していた。ベッドのないぽっかりと空いたスペースを見ていると、主のいない家庭のようで、一考は今の自分の家庭のように、何か物足りない物悲しさを覚えるのだった。しかし、そんな感慨に耽っている暇もなく、撮影を終えた雅子は直ぐに戻って来た。要するに、検査と治療は、てきぱきと順調に進められていた。
 さて、その後の雅子の経過だが、やはり下痢は止らず、2日後からは、その対策として、下痢止め剤としての整腸剤の併用となった。しかし、その効果も今一つのようで、翌朝に一考が部屋に入ると、雅子のベッド脇には、それまでよりもかなり多い洗濯物が置かれていて、下痢が治まっていないことを物語っていた。また、熱も相変わらずで、上がり下がりを繰り返していた。
 その頃になって、痰の様子が少し違ってきていた。吸引してもらう頻度が減ったのである。これには、快方に向かっているのではという期待を抱かせたのだが、よく観察すると、雅子が自分の口の中に痰を蓄えるようになっていて、我慢するスタイルに変わってきていたのである。つまり、看護婦さんが定期的に吸引すると、今までよりも多い量を取り出すようになっていたという。恐らく、自分で緊急ボタンを押せないという事情から、自己防衛的なスタイルになって来ていたと思われる。
 入院してちょうど1週間後の金曜日の夕方に、一考はK先生から雅子の病状の最新状況を聞くことが出来た。その大要は次のようなものだった。
 1)二次性の肺炎が見られるので、引き続き抗生剤で対応している。
 2)熱は、誤飲と尿路感染によるものと思われる。
 3)下痢については、胃ろうへの投与の条件を変えて、それが起き難い条件を探しているが、まだ結論は見出していない。胃ろうの付け根付近からの漏れが依然として顕著であり、そのことを勘案すると、若しかしたら、胃ろう自体の設置が適切でなかった可能性も考えられるという。
 胃ろう設置手術が適切ではなかったのではとのK先生の示唆に、一考は結構な驚きを覚えたが、全体としては、雅子の治療が順調に進められているとの報告に、ともかくも、ほっとした気持ちになっていた。(以下、明日に続く)

1046 総理とノリピー

 テレビ各局は、高い支持率の鳩山総理より、高い視聴率を取れる酒井法子被告の方を取り上げて、大々的に放映していた。やはり、日本国民は健全なのだ!?

1.独り言コラム
 昨日の午後のテレビ放送は、全局が政治と芸能の話題に熱を上げていたが、NHKだけが定番の鳩山新総理の所信表明演説の王道に終始していたのはさすがである。
 その時間帯で、筆者はほんの少しの間テレビを見る時間があった。驚いたのは、NHKを除く民間放送全局が、競うように酒井法子被告の初公判の模様を中継していた。政治よりも芸能である。日本の国民性を象徴しているようで少し違和感を覚えた。
 まあ、それだけ酒井法子被告への関心が高かったということになるが、中でもフジテレビ系列は報道特別番組として大きく取り上げた形での取り組み方だった。その酒井被告が、将来は福祉、介護の勉強をして他人様の役に立ちたいと述べたという。本当にそう思っているなら、結構なことだと思うのだが、果たして立ち直りは可能なのだろうか。
 ところで、この裁判の傍聴には、あのオウム事件の朝原章晃の裁判以来の多くの傍聴希望者が殺到したという。倍率では史上最高だったそうだが、それにも関わらず、テレビ各局のスタッフが何人も傍聴券を入手しているのが、なんとも不思議である。どんな仕組みになっているのだろうか。
 更に、中国などの海外メディアも取材し、速報を伝えていたというから、これまた驚きで、そういう意味では、鳩山総理以上の人気だったことは確かなようだった。
 一方、その鳩山総理の演説だが、まだテレビニュースや新聞の見出ししか見ていないが、今までの官僚の作文ではなく、いわゆる政治指導で作成されたそうで、オバマ大統領並みに、「変革、改革」を多用し、弱い者のために政治はあるという、持論の友愛論を展開していたようだ。また、使用した語句の中では、「アジア」が二番目に多かったようで、最近主張している東アジア共同体の考え方にふれたのだろう。これに対し、自民党は中味が中傷的だと批判のコメントを出しているが、この辺りも、単に攻守が交替しただけのようなコメントで新鮮さはない。
 その演説の結びでは、明治維新以来の140年ぶりの無血の平成維新だと訴えて、52分に渡る長い演説を締め括っていた。そこには、1668年の英国の無血の名誉革命を思い出させるなかなかの迫力ある演説だったようだ。あとでじっくりと読ませて頂く。
 
2.プライベートコーナー
 5時起床。体重、60.7Kg。地面は濡れているが雨は上がっている。
 昨日の雅子も比較的安定していた。体温はずっと36度台を保っていたが、帰り際の6時の時点では、少し上がって37.2度と再び37度台になっていた。午後には、前日同様に館内散歩も行なった。様子見が暫く続くことになる。

3.連載、難病との闘い(1011) 第三部 戦いはまだまだ続く(305)
  第七章 しつこい敵(21)
 2.再びアウエイでの闘い(5)
 (1)再入院の経緯(その5)
 入院と云うのは、本人も付き添いも大変なことなので、できるなら避けたかったのだが、結局は、そうせざるを得ないことになった。それでも、その前後のことを考えてみると、そこには、一考をほっとさせる感謝、そして、絶大な信頼があったことで、一考の気持ちは、思いの外爽やかな気分だった。
 一つ目の感謝であるが、それは、最初に、病院で見てもらう必要があると勧めてくれたアクティバ琵琶の東さんという看護士さんの適格な判断に対する感謝である。彼女は、痰、熱、下痢の悪化、特に熱が38度を越す頻度が増えたのを捉えて判断を下したのだが、その判断が正しくて、新たな炎症である腸炎、若しくは尿路感染であると診断されたのである。若し、彼女のアドバイスがなかったり、遅れていたら、症状はもっと悪化していたかも知れず、その意味では、一考は彼女のタイミングを捉えた適格なジャッジに感謝するのだった。
 もう一つの信頼だが、それは、主治医になって頂いたK先生へ絶大な信頼である。東さんから最初に吉田病院ではと示唆された際に、そこが適切でないと判断した一考だったが、その時に頭に浮んだのがK先生のいるこの病院だった。一考の拠り所は、K先生なら、前回の入院時で、雅子のことをある程度理解して頂いているという点で心強かったし、先の入院時の対応でも胆石に気付き、その切除手術に転院を進めて頂いた英断などが、一考のK先生への信頼を絶大なるものにしていたからである。
 入院が決まる前の診察段階で、部屋が空いていないということで心配したが、結果的に4人部屋の窓側の部屋が確保できたのも、K先生の配慮が大きかったのではと一考は思うのだった。
さて、入院後、早速、必要な対応が始まった。炎症の原因である菌を叩くための抗生剤の投与が開始された一方で、アクティバで続けられていた栄養剤の投与を一旦中断して、点滴で対応することになった。また心配な下痢については、胃ろうの働きとも絡んでいそうなので、別の課題として取り組んでもらうことになったのである。
 そして、入院4日後の検査データでは、炎症の指標となるCRTは、ほぼ通常レベルに戻ったことで、一旦中断していた栄養剤の投与も近く再開されることが決まった。先ずは順調な滑り出しで、一考はほっとしていたのだが、雅子の現実の症状は、痰と熱は依然として執拗に続いていて、まだまだ苦しさから脱却できるような気配は見えて来ていなかった。
 特に、熱の上がり下がりが頻繁で、例えば、一考が朝来て、手のひらでおでこを触って判断するのだが、その時に熱があったりすると、直ぐに水枕で冷やしてもらう。そうすると、熱は直ぐに元に戻ることがあり、その変化の速さに、恰も熱が、かなりの速度で、体内を移動しているような感じを抱くことがしばしばだった。(以下、明日に続く

1045 緊迫、勝負の季節

 政治、スポーツの世界は、いよいよ期待の秋の舞台の幕が開く。何が起こり、誰が勝ち、誰が負けるか、興味津々である。

1.独り言コラム
 第173臨時国会が今日から始まる。初陣の鳩山内閣が注目の国会論戦の矢面に立つ。攻守交替した自民党の対応にも興味がある。
 とにかく、難問山積だ。補正予算の削減、概算枠が95兆円にも及ぶ来年度予算の扱い、米軍基地移設問題を始めとする外交問題、八ツ場ダムを始めとするダム建設見直し、日航再建問題、郵政民営化の見直し、子供手当て、年金などなど。まさに、新内閣の腕の見せ所となる。中でも普天間移設問題では、岡田外相が県外移設は難しいと発言したのに対し、そう結論するのは拙速で、「結論は自分が決める」と強気である。このセリフ、麻生内閣が解散時期について聞かれた際に繰り返したセリフと同じだ。
 一方、アメリカでは、オバマ大統領が新型インフルエンザの流行拡大に対し、国家非常事態宣言を出した。死者が1000人を越え、感染者も数100万人に達しているという。日本でも急激な拡大傾向にあって、今や対岸の火事ではない。適格な対応が急務である。
 そんな中で、昨日、参議院議員補欠選挙が神奈川、静岡の両県で行なわれ、いずれも民主党が快勝し、来年の参議院選挙に向けて弾みをつけた。しかし、長野市長選挙では、候補者の選定で失敗し、自民、公明の押す現職候補に敗れている。また、コラムニストの勝谷誠彦氏が押した、元米国ホテル日本支社長の高野登候補も惜敗している。
 スポーツでは、ゴルフの男女の今年度の賞金王争いが熾烈である。昨日の時点では、男子が池田裕太選手が石川遼選手に逆転して首位に、一方の女子は諸見里しのぶ選手が、2位の横峯さくら選手にリードを少し広げた。しかし、まだまだ予断を許さない。
 フィギュアの浅田真央選手が大ピンチである。昨日のロシア大会の自由演技でも振るわず、予想外の5位に甘んじた。このままでは、最終のグランプリ出場にも赤ランプだ。巻き返しを期待している。その一方で、安藤美姫選手が逆転優勝を飾ったのは見事だった。
 一方、スピードスケートでは、今年大学を卒業したばかりの若手の小平奈緒選手が、500、1000、1500mの三種目に優勝を果たし、3冠を達成して脚光を浴びている、来年のバンクーバーオリンピックが楽しみだ。
 今週末に行なわれるプロ野球のドラフト会議で注目されている花巻東高の菊池雄星投手が、直接の大リーグ入りを諦め、日本のプロ野球からスタートすると意思表示した。何処の球団が手に入れるか、これまた 注目の抽選が行なわれることになるだろう。
 勝負の季節もいよいよ本番を迎えている。

2.プライベートコーナー
 3時半起床、体重、60.7Kg。台風が接近中で、天候は雨模様か?
 昨日の雅子には大きな変化(前進?)があった。一日中、体温が36度台に終始したことだった。入院以来初めてのことで、雅子もさすがに気分は悪くなさそうで、一考の話にも今まで以上耳を傾けてくれているようだった。午後2時過ぎから1時間ぐらいリクライニング付きの車椅子で館内の散歩して気分転換を図った。
 いずれにしても、これが快方に向かう切っ掛けとなればと願っている。

3.連載、難病との闘い(1010) 第三部 戦いはまだまだ続く(304)
  第七章 しつこい敵(20)
 2.再びアウエイでの闘い(4)
 (1)再入院の経緯(その4)
 雅子に宛がわれた部屋は3階の4人部屋で、有難いことに奥の窓際だった。一ヶ月半ほど前に入院していた2階の部屋よりは少し国道よりの部屋で、1階分上にあるだけ眺めにもちょっとしたゆとりが感じられる。
 じっくりと外に目を遣ると、水量はさほどでもない真野川を挟んで、正面に中華レストラン、それにくっつくようにして比較的大きいゴルフの打ちっぱなし場、その後ろには、もう使用していない大観覧車がオブジェのようにその存在を誇示している。その更に後方の左側には緩やかな弧を描いた琵琶湖大橋が豊かな姿を見せている。そして、その中央辺りのはるか向こうに近江富士と呼ばれる三上山の美しく、つつましい姿を眺望できる。他方、右サイドには、国道に沿った前方左側には大きなスーパーがあり、更にその先は、この辺りでは高層ビルと呼んでもいいぐらいの建物が連なっている繁華街である。要するに、眺望はなかなか優れていて気分のいい部屋である。
 前回の入院時では、6人部屋だったことから、今回は、その眺めも格段とランクアップされていて、居心地は素晴らしい。ベッドの置かれている傍には、小さなクロークと備え付けの小型の棚や引き出しのついたタンスのようなものがあるが、それは、前回の2階の時と同じサイズのものであったが、スペースが広い分、その周辺がゆったりとしている点で使い易く、大袈裟に言えば、気分的に大らかさを味わえる感じである。紙オムツ、パット、タオルや衣類なども、そのクロークや小型のタンスに充分に保管することが出来て便利である。
 ところで、雅子の入院も立て続けに3回目を数える。もうすっかり慣れているはずの一考なのだが、それでも、いざ、入院ともなると、それなりの準備には、結構ばたばたするものだ。準備するものは、パジャマ、タオルケット、毛布、タオル、それに紙おむつ、幾つかのクッションなどがさし当たっての必需品である。アクティバ琵琶の介護士さん達のサポートもあって、その日のうちにある程度は格好がついた。
 こうして、好むと好まざるに関わらず、雅子の三度目の入院生活が開始されることになったのである。一考には全くの想定外の展開だったが、こんどこそ、三度目の正直であって欲しいと願うのだった。(以下、明日に続く)

1044 ヒーロー&アンチヒーロー

 ヒーローの裏には、その正反対の立場のアンチヒーローと呼ぶべき人達がいる。その人達の心境は屈辱で複雑なものだろう。

1、独り言コラム
 昨日の試合で、パ・リーグでは、日本ハムの日本シリーズ出場が確定した。楽天の野村監督の悲願は叶わなかった。梨田日本ハム監督がヒーローならば、野村監督はアンチヒーローである。しかし、同氏の場合は、試合終了後には、相手の日本ハムの選手も加わった形で、引退を祝して胴上げをされていたし、今回は惜しくも敗れはしたが、輝く準ヒーローと呼んで差し支えないだろう。何しろ、パ・リーグでチーム創設以来初めての2位を獲得したのだがら。
 それよりも、このシリーズの第一戦で9回裏の土壇場で4点差を守れず、日本ハムのスレッジ選手に逆転満塁本塁打を浴びてあまり聞いた事の無かったスレッジ選手を大ヒーローに仕立て上げてしまった、ホームランを配球した楽天の押さえのエースの福盛和夫投手こそ、史上稀な最悪のアンチヒーローとなった。この大被弾が、このシリーズ全体のの流れを作ってしまった訳で、同氏の心境を思うと大変複雑である。
 マリナーズで活躍した城島健司選手が、来年から日本のプロ野球に復帰する。阪神がその獲得に大変な意欲を見せている。阪神ファンは喜んでいる人も多いだろうが、今年、頑張った狩野恵輔捕手の気持ちを思うと複雑だ。ずっと矢野選手の影で、じっと出番を待っていただけに、「さあ、自分の出番」と思っていたら、大物の城島選手が入って来るとなると、またしても控えの立場で我慢しなければならない。アンチヒーローではないが、それに準ずるもので、その複雑な心境に同情を覚える。
 いよいよ、明日から臨時国会が始まる。鳩山新内閣は、依然としてその支持率も高く、国民の喝采を浴びて輝いている。4年前に、同様な圧倒的な支持を得て、郵政民営化を断行した小泉純一郎元総理の心境も複雑だろう。中でも、亀井静香郵政担当大臣が、「小泉がめちゃめちゃにした郵政を世直しする」と喚いていて、自分が政治生命を賭けて行った改革は、どうなって行のかと不安、そして屈辱を覚えているかも知れない。同氏の場合も、アンチヒーローではないが、その心境はやはり、複雑なものだろう。
 去る20日には、日本郵政の西川喜文社長が辞任し、大蔵省出身の斉藤次郎新社長が就任した。小泉総理(当時)に強く要請されて新会社を引っ張ってきていた西川社長だったが、政権交代で一気に辞任を迫られたのは気の毒千万である。時代が変われば、物差しも変わるのは致し方がないとしても、かつて、村山内閣時代に、国民福祉税創設の張本人だった斉藤氏の出番では、民営化の旗印が逆戻りしかねない。小泉路線の行方が気になるが、ヒーローとアンチヒーローは、まさに両刃の劍の関係にあるとも言えよう。
 さて、フィギュアスケートのシーズン到来だ。しかし、期待の浅田真央ちゃんが冴えない。先週のパリ大会でも、韓国のヒロインとなったキムヨナ選手に完敗したし、昨日のモスクワでのロシア大会でも、初日のショートプラグラムで三回転ジャンプに失敗して、何と6位という屈辱的な出だしとなった。今日の自由演技での巻き返しを狙って欲しいが、その心境は極めて複雑だろう。アンチヒロインからの早期の脱却を期待している。

2.プライベートコーナー
 3時半起床。体重、60.8Kg。今は曇り空。
 昨日の雅子だが、元気がなかった。一考の問い掛けへの反応が乏しかった。体温が37,5度前後で比較的高かったからだろう。回診に来られたK先生は、データ的にはよくなっているので、もう少し様子を見ましょう、とのことだった。焦らず、見守りたい。

3.連載、難病との闘い(1009) 第三部 戦いはまだまだ続く(303)
  第七章 しつこい敵(19)
 2.再びアウエイでの闘い(3)
 (1)再入院の経緯(その3)
 看護士さんの用意してくれた資料や、入院を念頭に置いたパジャマ、タオルなどの最小限の必要な準備をして病院に向かったのは10時半を過ぎていた。車はリクライニング車椅子を運べるボックス車をアクティバ琵琶の方で用意してくれた。そして運転手さんを兼ねて一人の方が付き添ってくれることになった。
 病院到着は11時過ぎで直ぐに受付で検査、診察を申し込んだ。待合室はそれほど込んでいなかったが、それでも暫く待たねばならなかった。間もなく、名前が呼ばれたので、近くの処置室に入ったが、まずは新型インフルエンザの簡易検査をするということで、鼻の粘液が採取された。結果が出るのに20分ぐらい掛かると言う。再び、待合室での待機となった。
 予告通り、20分程度待ったところで、新型インフルエンザではないという結果が出て、ほっとしたのも束の間で、そのまま消化器系の診断を受けるべく場所を移動した。幸い、それほど待たされること無く、間もなく診察室に呼び込まれた。
 先ずは、一考から、1ヵ月半ほど前にK先生にお世話になっていたことなど、それまでの雅子の症状の経緯を、かいつまんで報告した。その日の担当医は、それを聞きながら、然るべき必要な診断を行なった。その結果、これはやはり入院した方がいいという。直ぐに部屋の確保のコミニケーションが看護婦さんによって行なわれたが、どうも部屋がないということだった。
 その後、一旦、診察室を出て、心電図、X線、血液検査、尿検査が行なわれた。その結果、どうやら、腸炎、若しくは尿路感染のようだという診断が出た。この時点になって、幸いなことだったが部屋の確保ができたようで、直ちに、この病院への入院が決まったのである。担当医からは、K先生ともコミニケーションが取れたということだったので、その辺りでK先生のお力添えもあって、部屋の確保に繋がったのではないかと一考は感謝するのだった。
 いずれにしても、またしても、入院と言うことになり、今までに経験したことのない病院の梯子となったのである。
 あとで気付いて不思議に思ったのが、最初の琵琶湖大橋病院、転院先の吉田病院(仮称)そして、一旦戻ったアクティバで琵琶での滞在期間が、いずれも、21日間という奇妙な符合だった。ここでも、その程度の期間で退院できればと一考は勝手な願いを抱くのだった。(以下、明日に続く)

1043 首の皮一枚

 窮鼠猫を食む、というような諺もあるが、首の皮一枚では猫を探すのも覚束ない。しかし、感動のドラマは、そんな状況下で生まれるものだ。

1.独り言コラム
 プロ野球クライマックスシリーズの第二ステージもいよいよ大詰めである。昨夜は、マー君、田中将大投手の力投で楽天の命が一日延びた。一方の中日は痛い逆転負けで、こちらも土壇場に追い込まれた。両チームともに、まさに首の皮一枚で、辛うじて夢には繋がってはいるが、どうやら、この辺りまでの命かもしれない。弱いものの味方の筆者は、楽天に奇跡の逆転に期待をしたいのだが、…。
 米軍基地の移転問題に関し、昨日、岡田外相は、「県外移設は無理」との見解を示した。それでも嘉手納基地への統合を示唆していたが、その統合案には、もともと無理があるとしている米側が応じるとは思われない。連立内閣の一つである社民党の主張する県外移設主張は、もはや、首の皮もちぎれたといえるだろう。岡田案はあくまでも、マニフェストに掲げた主張に対し、民主党は頑張っているとの国民へのジェスチャー過ぎず、落ち着く先は、先の両国間で合意している辺野古案に落ち着くものと思われる。
 男子ゴルフの今年の賞金王争いは部妙な段階に入っている。目下トップは石川遼だが、今週行なわれているブリジストンオープンで、当面のライバルで目下2位の池田勇太選手が首位タイにいて、出遅れた石川遼は、首位の座は首の皮一枚の状態と言えそうだ。この二人の戦いは、まだまだ、紆余曲折が予想される。
 来期の将棋名人戦の挑戦者を決めるリーグ戦も中盤戦にはいって入るが、谷川九段が4連勝でトップを走っている。筆者の贔屓の郷田九段は、一昨日に意外な完敗を喫して2勝2敗となり、もう負けられない土壇場に追い込まれている。まさに、首の皮一枚の状況だ。
 そんな目で見れば、自分の生活そのものも、全体として首の皮一枚で繋がっているような感じで、毎日がぎりぎりの必死の戦いが続いている。とにかく、頑張らなくっちゃ、の毎日である。

2.プライベートコーナー
 4時起床。体重、61.0Kg。天気はまずまずの様子?
 昨日の雅子は、またかなりの熱で悩まされていた。午後には37,7度にもなっていて、気分は優れないようだった。

3.連載、難病との闘い(1008) 第三部 戦いはまだまだ続く(302)
  第七章 しつこい敵(18)
 2.再びアウエイでの闘い(2)
 (1)再入院の経緯(その2)
 雅子が、想定外の再入院となった8月21日、一考はいつものように、9時半前に施設のアクティバ琵琶の雅子の部屋に顔を出した。ちょうど看護士さんが雅子の様子を点検してくれていたのだが、一考が部屋に入って来たのを見ると直ぐに話しかけて来た。落ち着いた口調だった。
 「雅子さん、病院で一度看て貰った方がいいと思うんですよ。昨夜も38度の熱が出ましたし、下痢も相変わらずですし、痰も大変なんです」
 「38度の熱ですか?」今までにない高熱に一考も心配になる。
 「そうです。一昨夜も、そうだったようですよ」看護婦さんはそう付け加えた。
 「え! 一昨夜もですか。それは聞いていなかったが、心配だ」
 「このところの雅子さんの症状についての資料を早急に纏めますので、それを持って病院に行って頂だきたいのですが。吉田病院がいいと思いますが、如何でしょう?」看護婦さんは、一考の来る前からそう考えていたようで、判断が早い。
 一考は病院で見てもらうという提案には抵抗が無かったが、「吉田病院?」という看護士さんの話には、少し戸惑った。ついこの間に胆嚢切除の手術と胃ろうを着けて頂いたが、これ以上を吉田病院に頼むのは厄介だという感覚が一考にはあった。
 それと言うのも、パーキンソン病でお世話になっている主治医の春日先生は、今日は診察日でないので捉まえるのが大変だし、手術を受けた外科医に頼むのも筋違いだろう。そうなると、飛び込みで内科に行くことになるが、ここからの距離を考えても、一考にはすっきりと来なかった。以前に、春日先生が胃ろうを頼んだ際に、近くの病院がいいですよという繰り返しの言葉が一考の脳裏に広がっていた。
 「ここのクリニックじゃだめでしょうね」念のために一考はそう言って、看護婦さんの反応を見た。
 「専門医がおられませんから。吉田病院じゃまずいですか?」
 「吉田病院は、止めておきます。今までの主治医との話では、近くの病院がいいとおっっしゃってますので。大津の日赤病院もありますが、この間お世話になった琵琶湖大橋病院でいいのではと思いますが」一考は話しながら、あのK先生の顔を思い浮かべていた。
 「じゃあ、そうしましょうか。とにかく、最近の症状を纏めた資料を作成しますので、少し待って下さい」
 「診断結果次第ですが、また入院と言うことも考えておく必要がありそうですね?」少し心配になった一考がそう言って、看護士さんの反応を窺った。
 「そうですね。そういうこともあるかもしれませんね」
 「分かりました。そうしたら、一旦、自宅に戻ってきます。保険証を持って来ていませんので」そう言いながらも、何とも言えない不安が、一考の気持ちの中で急激に拡がってゆくのだった。(以下、明日に続く)

1042 理解、解釈に齟齬

 当事者間で理解や解釈に齟齬が生じることはよくあることだが、外交上でのこの種の齟齬はあってはならないのだが、…。

1.独り言コラム
 いわゆる非核三原則の「持たず、造らず、持ち込まず」は、戦後の日本が、床の間に飾って大事にして来ている念仏のようなのものだが、最近になって、この三原則に関し、国民を欺く核の密約の存在が、改めて話題になって来ている。中でも「持ち込まず」に関しては、その原則は守られていないというのである。新内閣は、この件に関する事実関係を徹底調査して明らかにするとしていて、岡田外相をヘッドに、その調査検討が行なわれている。
 そもそも、この原則は、1963年に行なわれたライシャワー氏と大平外相との間で交わされた話し合いの内容に齟齬があったとされている。具体的には「持ち込む」場合は、両国の事前協議の対象としているが、米側が、核を積んだ原子力船が単なる寄港や通過の場合は、事前協議の対象にならないとしていたのだが、その点で大平外相の理解に齟齬があったというものらしい。これは、理屈から見ても、米国の主張は至極当然な話で、核を積んだ原子力船が日本に寄港する場合に、核だけを何処かに下ろすということは有得ないし、出来ない話である。
 このことについては、既に、村田良平元外務次官や外務省の幹部の何人かが、その密約の存在を認めているのだが、日本政府は依然として、そんな密約は存在しないと否定し続けている。立場上、仕方なく、嘘をつき続けているのだろうが、馬鹿馬鹿しい限りである。
 ところで、目下、ゲーツ国防長官が、オバマ大統領の来日を前に、その地ならしに来日中だが、鳩山総理や北沢俊美防衛相との会談において、ここでも両国間の理解に齟齬があって、話が噛み合っていないように思う。特に、米軍の普天間基地の移転先に関し、オバマ大統領が来る前に結着をつけたいとする米側の意向に対し、鳩山総理を始めとする日本政府は先延ばししようと、ちんたら、ちんたらの対応だ。日本側に別の妙案があるなら別だが、そんなものは考えられない状況の中での単なる先延ばしは、両国間に大きな歪みを生じることになろう。米側も沖縄県知事も微調整に了解の意を示している訳だから ここは、米国側に貸しを作る意味で、然るべきタイミングで結論を出すのが妥当だと思う。何しろ、既に両国間で一旦約束したことなのだから、政権が変わったからと言って、ごちゃごちゃ言うのは外交上如何なものか。

2.プライベートコーナー
 2時半起床。体重、60.4Kg。天気は今日も良さそう。
 昨日の雅子は、ある意味で小康状態だったといえよう。熱もそこそこ。口を丁寧に洗ってもらったり、痰をしっかりとってもらっていた。特に、溜まっていたと思われる大きな痰の塊を取ってもらったことで、少しは楽になったようだった。

3.連載、難病との闘い(1007) 第三部 戦いはまだまだ続く(301)
  第七章 しつこい敵(17)
 2.再びアウエイでの闘い
 (1)再入院の経緯(その1)
 吉田病院を退院して3週間が過ぎようとしていた。しかし、その後の雅子の症状は依然として落ち着かない状況にあった。熱、痰に悩まされることも多く、下痢も頻繁で、栄養剤の投与の仕方を工夫して、その回数を減らしたり、滴下するスピードを調整したりしての試行錯誤を行なって来ていたが、それでも下痢が無くなるような状況には至っていなかった。加えて、胃ろうの付け根付近からの漏れも気になっていて、看護師さん達も、あれやこれやと手探りの対応をしてはくれていたが、これといった解決方法もなく、日を重ねていたのである。
 そんな症状に加えて、先にも触れたように、痰の質が粘っこくなって来ていたり、今までなかった鼾のような寝息の音を発するような症状が出て来ていて、何らかの異変が起きているのではと、看護師さんともども一考も気になり始めていた。
 ちょうど、そんなタイミングで、アクティバ琵琶の契約医が、定期巡回と言うことで雅子の部屋に立ち寄ってくれた。その先生は、吉田病院の春日先生の門下生で、神経内科が専門であることから、一考は、雅子の病気には、頼りになる先生ということで、一目置いていて、同氏が回診に来られる時にはなるべく丁寧に見てもらうことにしていた。
 結果的に言えば、雅子が琵琶湖大橋病院に再入院する前日の8月20日に、その先生の回診があって、熱、痰、下痢のことで、居合わせた看護師さんをも交えて、その対応などについて、かなり突っ込んだ話し合いを持った。その結果、一度尿検査をしたらというアドバイスを受けたのである。
 とにかく、原因が分からないと手が打てない、そういう意味では、尿検査はその大事な切っ掛けを与えてくれることになるかもしれないと一考は思うのだった。
 特に、ここ数日前から、結婚以来、一考が耳にしたことも無い鼾のような息をしていて、何か異常が起きているのではと一考は不安を覚えていた矢先だった。そういう意味でも、なるだけ早く、尿検査をやってもらうのがいいのではと思うのだった。(以下、明日に続く)

1041 この局面をどう見る?

 まさに、「事実は小説より奇なり」で、話題が豊富であり、退屈しない局面を楽しむ毎日である。

1.独り言コラム
 昨日から始まったプロ野球のクライマックスシリーズ第2ステージは、セ、パの二試合とも思わぬ展開でファンを唸らせた。特に、日本ハムー楽天戦は、土壇場の9回に、これ以上ない筋書きが用意されていて、日本ハムの粘りが、勢いに乗っていた楽天を撃沈させた。敗北した巨人、楽天が、この苦しい局面から、どんな戦いを見せてくれるのか。試合後に、楽天のベテランの山崎武司選手が全員を集めて、頑張ろうと檄を飛ばしたという。解任が決まっている野村監督のここからの采配に興味がある。
 注目の足利事件再審初公判も昨日から始まった。17年半ぶりに釈放された菅家利和さんの怒りが、少しでも満たされる形になるのだろうか。冤罪の究明が焦点になるのだが、局面は、弁護側が主導権を握った形で展開される見通しで、DNA再鑑定を行なった本田克也筑波大教授の証人採用、また検察側が取り調べた際の録音テープの扱いなどが、当面の大きな関心事である。
 同じく、昨日から、あのノリピーこと、酒井法子の夫、高相祐一被告の覚せい剤事件の東京地裁での初公判が始まった。3週間後には判決が出される。さて、この局面で、妻の法子さんからは、今一度、子供と一緒の3人で生活をしたいとの希望が伝えられているという。果たして、二人に平穏な生活が戻ることは可能なのか、多くのファンが注目するところだろう。
 20日に辞任を発表した日本郵政の西川喜文社長の後任に、元大蔵次官の斉藤次郎氏が就任する。民営化に踏み出した日本郵政だが、この局面で官僚出身の斉藤氏の就任には、疑問視する向きも少なくない。この人選でも、背後に小沢一郎幹事長の存在があって、豪腕のこの世を謳歌する展開が続いている。さあ、日本郵政は、どんな方向を目指すのか、よく見極めたいと思う。
 米国の国防長官ゲーツ氏が来日中で、オバマ大統領の初来日の地ならしに懸命だが、今の局面は微妙な展開が続いていて、予断を許さない。普天間の米軍基地の移設問題とインド洋上の給油問題に絡むアフガン支援策が当面の大きな課題で、時間が制約されているだけに、鳩山総理も思い切った決断が必要だ。国益に直結する微妙な局面だが、多少のぎくしゃくを承知の上で、妥協しない道を選ぶのかどうか。果たして、鳩山総理にはそんな勇気はあるのだろうか。
 女優の南田洋子さんが、くも膜下出血で亡くなった。太陽の季節で共演した長門裕之さんと結婚、おしどり夫婦として有名だった。晩年は介護という世界が二人を苦しめる舞台になった。10年ほど前に、義父の介護を務めた南田さん、そして舞台は回って、今度は、その南田さんが認知症を患う。その厳しい局面で、長門さんが懸命に介護に尽くしたという。筆者も、介護生活を続けているだけに、その大変さ、悲しさをしみじみ思うのである。

2.プライベートコーナー
 3時30分起床。体重、61.0Kg。天気は良さそう。
 昨日の雅子だが、また少し体温が高く(37.5度近辺)なったが、全体としては、良い方向にあることは確かである。じっと堪えて、退院の日を待ちたい。

3.連載、難病との闘い(1006) 第三部 戦いはまだまだ続く(300)
  第七章 しつこい敵(16)

1.アウエイからの帰還(16)
 (2)番外秘話(その7)
 車の運転のマナーなどに関して、一考が最近感じている怒りや不満の内容を、二つの観点から総括したものを紹介しておこう。
 1.明らかに、法律違反、若しくはドライバーのモラル違反に関する内容。 
 (1)運転しながらの携帯電話、
 これは法律で規制されたはずだが、未だに、運転しながら、携帯で笑いながら電話しているドライバーを見かける。怒鳴りつけてやりたいが、残念ながら、そんな勇気も余裕も無い。
 (2)スーパーなどの駐車場内での逆走など禁止運転。
 道路交通法が適用されない場所ではあるが、指定されている逆の方向に走って来られるとびっくりするし、危険でもある。結構、女性ドライバーに多い。けしからんと思って、一度注意してやろうと思うが、これも勇気が無くて見逃してやっている。
 (3)左折ラインを使っての追い抜き
 交差点で待機していると、信号が青に変わろうとする少し前に左折車線に入って来た車が、青と同時にラッシュで直進の車線で待機している車の前に出て来て、左折すると見せかけて、さっと追い越して行く、とんでもない輩がいる。けしからんし、びっくりもする。危ないじゃないか。
 (4)車椅子専用の駐車場の無断使用
 弱者の立場を理解しない不届き者が時たまいる。これまた、注意してやろうと思うのだが、怖い顔を見るとそ知らぬ顔をして通り過ぎる。
 (5)低速ラインを使っての追い抜き
 湖西バイパスにあるのだが、一部にお先のどうぞの車線が用意してあるのだが、そこを使って追い越す奴がいる。けしからん、そんなことを皆がしたら大混乱だ。
 2.致し方ないのだが、苛々する事例
 (1)片道1車線での高速道路での低速運転
 自分もそう言われる可能性があるが、その一考すらも辟易とするようなのろのろ運転をしておられる方がいる。先頭車がそれだと、後続車は如何ともし難い。要するに先頭を引っ張るものは、然るべきスピードで走ってもらわないと、後の者が大迷惑を蒙るのだ。政治も同じである。
 (2)自転車やバイクの追い越し。
 相手が自転車やバイクの場合、その追越には大変な気遣いをするのだが、やっとのことで追い越しても、次の信号では、また追いついて来て、そっと前に出て停車するケースが多い。また、気を遣って追い抜けねばと思うとがっくりである。そんなことが何回か続くことがあって、何とかならないものだろうかと思う。
 くどくど書いたが、運転が得意でないだけに、余計な神経を遣うので、ちょっとしたことにも、苛々を覚えるのであろう。もっと気楽に運転すればいいのだが、…(以下、明日に続く)

1040 逆鱗に触れる

 時の権力者やボスの逆鱗に触れると、非情な虐めを覚悟しなければならない。

1.独り言コラム
 監督の采配を批判した言葉が、楽天の野村監督の逆鱗に触れて、出場登録を抹消されていたリンデン選手が、今日からの日本ハムとのクライマックスシリーズ第2ステージから復帰する。言葉や文化の違いから事が大きくなったきらいもあるが、やはりボスの逆鱗に触れるようなことを口走ったのでは、干されるのも致し方なかたったのかもしれない。
 今回のリンデン選手の謝罪は2度目であって、やっとその怒りを解くことができて、出場復帰が決まったが、その背景には、リンデン選手の戦力として価値を買った野村監督の抜け目ないしっかりした計算、思惑が、その根底にあると思われる。
 民主党の内閣人事、党役員人事などでは、小沢一郎幹事長の隠然とした腕力がその基本にあったことは、多くの国民も察知していることである。つまり、同氏の逆鱗に触れた議員は、それなりの厳しい扱いを受けている。具体例としては、強力なブレインとして共に戦って来た同志の藤井裕久財務相に対してさえ、自分の秘書が政治資金規正法違反で逮捕された際に批判したということで、その財務大臣就任に異論を挟みクレームをつけていたし、党代表選挙で岡田克也現外相を担いだ枝野幸男氏などのグループを徹底排除していたのもその一例のようだ。
 その意味では、国会法の改正で官僚の答弁を禁じようとしている方針に、堂々の反対を唱えた社民党の福島みずほ代表は、なかなか勇気ある発言だった。もちろん、そこには憲法違反の疑いと云う大儀があったからだろう。
 芸能界でも、視聴率を操る実力者として自他共に認めている島田紳助に、楽屋で事前に挨拶しなかったといことが同氏の逆鱗に触れたようで、「東京03」という売り出し中のグループを生番組の中で虐めにかかった同氏の対応は、誠に大人げなかったと言える。これは、同氏の芸能生命に翳りが見え始めた証だと筆者は見ているが、どうだろか。
 世に中は、寄らば大樹の陰であり、長いものには巻かれろである。権力者には不満を抑えても仕えておく方が身のためになり無難なのだが、それでは、なんとも情けない。自分が出来なかっただけに、傷ついても、雄雄しく生きる人たちを応援したいと思っている。
 さて、昨日、日本郵政の西川社長が遂に辞任を表明した。本人は、あくまでも自分の方針と違うことを理由にしていて、話題になったかんぽの宿の売却に絡む問題で責任を取ったのではないとしている。
 この問題は、表向きには、小泉氏元総理の刺客を立てたあの過激な戦略が、亀井郵政、金融大臣らの自民党を追い出された連中の逆鱗に触れたことは事実であって、その逆襲がこんな形で実行されたのである。しかし、その裏には、やはり、小沢幹事長の存在が隠然としてあることは、誰もが承知している。
 それにしても、あれだけの国民がサポートした小泉フィーバーで成立した郵政体制は、一体何であったのか、筆者は腑に落ちないのである。

2.プライベートコーナー
 4時20分起床、体重、61.0Kg。 天気は良さそう。
 今回の雅子の入院も、早いもので、今日からは3ヶ月目に入る。しかし、まだ退院の目処は立っていない。但し、昨日は比較的体温も安定していて、入浴もOKだった。こちらからの呼びかけに反応も良く、ほっとさせてくれた一日だった。
 K先生の話では、炎症などは全てよくなっているし、下痢も治っている。もう少し、様子を見ましょうとのこと。我慢の戦いが続く。

3.連載、難病との闘い(1005) 第三部 戦いはまだまだ続く(299)
  第七章 しつこい敵(15)

1.アウエイからの帰還(15)
 (2)番外秘話(その6)
 もう一つ余談だが、車の運転に関するマナーついて触れておきたい。
 前にも何回か書いたと思うが、筆者は運動神経が鈍く、車の運転には向いていないと自分で判断し、免許は早く取得してはいたが、海外出張した際に少し運転をした程度の経験はあったが、日本国内での運転は殆ど経験が無く、実質的にはいわゆるペーパードライバーだった。
 しかし、雅子が難病で運転できなくなったことで、急遽運転しなければならなくなったのである。さし当たって、自己流に泥縄式の練習で、何とか日常の生活に間に合わせて来たのだった。
 それでも、最初の二年間は、買い物に出掛ける程度で、年間の走行距離が1000キロにも満たなかったのだが、雅子の症状が悪化し、施設に入居、更には入院、そして転院と症状の悪化に伴って、一考の運転距離が飛躍的に伸びたのである。そして、この5年間で2万5千キロをは走ったのである。因みに、最近での月平均走行距離は1200Km程度となっている。お陰でガソリンの消費量も人並みレベルになったようだ。
 なお、今までに、信号無視で捉まったり、道路の縁石にぶつけるなど幾つかのトラブルや危険なこともあったが、大事に至らず、お陰様で、未だに免許証は無傷のまま運転できていることを嬉しく思っている。
 さて、この5年間の運転経験から、一考も車の運転に関して、一丁前に一家言も持つようになって来ている。真面目に運転していると、いろいろと不満事や腹立たしことも多くあって、苛々を募らせることも結構多い、ここでそれらを総括しておこうと思う。
 その前に、一つの小さな提案から始めたい。それは、押しボタン式信号に関するものである。
 京都と福井を結ぶ国道161号線は、結構な車の流れがある道路である、そこには押しボタン式信号がいくつかあるのだが、一人か二人だけが横切るためにボタンが押されるケースが結構多い。その方たちが渡り終わると誰も通る人はいなくても、信号が変わるまではじっと待機しなければならない。道幅も数メートルで、見渡しも利いていて安全は目で充分に確認できているのだが、それでもじっと信号の変わるのを待っている。当然、多くの車がストップしているのだ。
 そこで具体的な提案だが、それは新しい交通信号システムの開発である。開発と言っても、それは、何も大袈裟なものではなく、このようなケースで、自分達以外に誰も渡る人がいない場合に、渡り終えた人が渡った先で、もう一度ボタンを押せば、直ぐに信号が元に戻るようなシステムの開発である。
 このシステムが出来れば、多くの運転手さん達のロスタイムが短縮され、仕事の能率が向上し、それがコストダウンに直結することになろう。そのシステム開発自体は難しいことではなく、今の設備で、設定条件を変えることだけで適用は可能であろう。
 要するに、押しボタンを利用する歩行者は、「渡る前に押し、渡ったらまた押す」このパターンを身につけてもらうことになる。但し、車の方が渡る場合は、渡ってからも押すのは大変だろうから、それは今まで通りで仕方ない。
 いずれにしても、検討の価値がある提案と思うのだが、如何なものだろうか。このことをある方に話したら一笑にふされたしまったのだが、…。(以下、明日に続く)

1039 友愛

 総理の祖父、鳩山一郎が提唱していた「友愛」はフランス革命のスローガンだった「自由、平等、博愛」の博愛(プラタナティ)の意味であるという。

1.独り言コラム
 一般に「愛」と言ってもその意味するところは随分と広い。通常は、「愛される、愛くるしい」といった意味から人名に用いられることが多い。内親王の敬宮愛子さんを始め、スキーモーグルの上村愛子、フジテレビの目覚ましテレビで活躍中の皆藤愛子、タレントの森下愛子、昔に遡れば、歌のおばさんだった安西愛子さん、俳優の三益愛子さんなどのかわいい(かわいかった)有名人も多い。因みに、筆者の母親も愛子である。また、卓球の福原愛や歌手の大塚愛のように「愛」一文字の名前も多い。、
 その一方で、「愛」といえばセックスそのものを意味することも多い。特に、小説の中ではそのような観点で捉えている作品も多く、筆者が最近読んだものの中でも、渡辺淳一の「愛の流刑地」、村山由佳の「ダブルファンタジー」、小池真理子の「虹の彼方」などは、その典型で、二人が交わす激しい愛の交歓がすざましい。
 ところで、筆者は、ここ5年に渡って、妻の介護、付き添いなどの奉仕に、殆どの自分のエネルギーと時間を使う毎日を送って来ている。幸いなことは、それなりの張りのある、遣り甲斐のある、充足感に満ちた毎日であることである。そんな生活を送る中で感じることは、自分の今の妻に尽くす行為が、妻への愛の証だと思うようになっている。もちろん、そこには、自分しか妻の立場で面倒を見てあげる人がいないという使命感から発している行為であることも確かである。
 そんな風に考えると、愛とは、積極的に捉えれば、その人のために尽くす行為であると言えるのではと思うのである。もう少し広く言えば、私的な欲望、打算を抜きにした、いわゆる心からのボランティア精神で、他の人のために尽くす行為だと言い変えられるのではと思う。
 そんな観点から言えば、鳩山総理のいう「友愛政治」とは、人の幸せのために尽くす政治、もっと広げて言えば、平和を願い、人類の幸せのために尽くす政治と解釈できよう。そう捉えれば、友愛政治は、一つの大きな闘いであって、それを阻害している現在と戦って、将来の幸せを生み出し、創出する政治の概念といえそうだ。当然、そこには改革が必要であって、思い切った決断と実行力で切り開いて行く必要がある。
 つまり、鳩山総理の掲げるスローガン「友愛」はなかなかのものであって、「頑張れ!鳩山総理」と言いたいのだが、今の鳩山総理を見ていて、そんなエネルギーがあるようには見えないの心もとない。とにかく、友愛政治のお手並みを拝見させてもらうことにしよう。
 注)お断り。今朝は、いつもと趣を変えて、こんな独りよがりのつまらぬ独り言になってしまいました。

2.プライベートコーナー
 2時40分起床。体重、61.1Kg。曇り空
 昨日の雅子は午前中は安定していたが、午後になって体温が上がり、夕方の一考の帰り際でも37.7度あり、「またか、気の毒に」と言った具合に、筆者が慣れて来ているのが恐ろしい。何時まで続くかこの雅子の苦闘である。

3.連載、難病との闘い(1004) 第三部 戦いはまだまだ続く(298)
  第七章 しつこい敵(14)

1.アウエイからの帰還(14)
 (2)番外秘話(その5)
 さて、ここで、保険の入院給付金に関することについて、少し触れて置きたい。雅子は、もともとこの種の生命保険としては日本郵政の簡易保険入っていたが、パーキンソン症候群になった時点で、一考は、それだけでは心もとないと新たに、持病でも入れる保険とPRしているAIU関連の保険にも加入した。2年ほど前のことである。正直言えば、特定疾患に指定されている病気に罹っているので、新たな保険には入れないだろうと思っていただけに、簡単な手続きで入れたのには少々びっくりだった。というよりも、審査が書類審査だけで、医師の診断も要らないから、入るのにはなんら問題も生じず、簡単な手続きさえすれば誰でも入れたのである。恐らく、その辺りの人件費を合理化することでコストダウンが出来ていて、採算が保たれているのだろうと一考は思うのだった。
 このAIUの保険は、保険金の支払い申請手続きも簡単で、しかも、何ら余計な手続きや心配もなくすんなりと支払ってくれたのである。
 それに対して日本郵便(JP)の場合は、たまたまだったかも知れないが、いつもの日本郵政の対応とはちょっと様子が違っていた。
 今までのJPへの訪問は、払い込みや配当金の受け取りなどが主な目的だった。従って、保険金に関するお願いは、今回が初めてだった。あの話題になった郵政民営化で、四つの会社に分社されてはいたが、ローカルには窓口は一つで対応してくれている。しかし、保険金に関しては、専門知識が必要なことで、それに精通している担当者は一人しかいなかったので、その方の手が空くのを待たねばならなかった。
 一考が、保険証書を持参して、申請に関して必要な諸々のことを確認すると、担当者が、一考を待たせておいて、その場でルールブックならぬ社内規約を読み返すなどしながらの対応であった。
 さし当たって、どんな資料を準備したらいいのかと一考が訊ねたのに対し、その担当者は、幾つかの必要資料のリストを手書きでメモってくれたのである。その親切は多とするが、そういうことを纏めた資料はないのかと確認すると、あるんですが、今はちょっとと言って口を濁した。
 とにかく必要と思われる資料をもらってJPを出たが、ここでも銀行と同じで、何か言えば、本人の意思確認、自筆など無理な注文が多く、何ともいただけない対応に、さすがJPだと唖然としたのだった。(以下、明日に続く)

1038 女神

 物事は筋書き通り進まないから面白い。
 昨日の男子ゴルフの日本オープンでは、プレイオフにもつれ込んだ大接戦となったが、前日驚異的なスコアーでトップに躍り出た石川遼選手だったが、残念ながら、期待された筋書き通りの同氏の最年少メジャー優勝はならなかった。
 優勝したのはツアー8年目の小田龍一選手で、これがツアー初優勝だった。まさに伏兵の大願成就で喜びも一入だったろう。筆者が驚いたのは、奥さんがその優勝に大きく貢献していた事実である。8番のミドルホールで、小田選手が打ったティーショットが大きく左に曲げて山の中に入ったはずだったが、それが奥さんの肩に当たってフェアウエイに出て来て、結果的に、そのホールでチップインバーディを生んだという。幸いにも、奥さんの肩は検査の結果異常がなく、まさに奥さんが女神そんものだったという訳だ。
 女子の富士通レディスでも宮里藍選手も、プレイオフにもつれ込んだが、2週連続優勝はならなかった。彼女の2週連続を阻んだのが、これまた伏兵のニッキーキャンベルで、3年ぶりの優勝だという。勝負が決まったプレイオフ4ホール目でのバーディパットは10メートル以上あったのが見事に決まったものである。アンチ宮里藍ファンの筆者には、宮里藍ファンには叱られるかも知れないが、この伏兵のニッキーこそが、頼もしい女神だったと言える。
 さて、プロ野球のクライマックスシリーズでも、ヤクルトの連勝はならず、決戦は今夜の一戦に持ち込まれた。この試合で決勝点を叩き出した中日の荒木選手は、ヤクルトの館山投手を苦手にしていて、レギュラーシーズンで19打数無安打だったというから、この一打は、まさに起死回生を生み出した訳で、それは、同氏が女神に変身した瞬間だったと言えよう。
 一方、女子フィギュアの世界選手権では、二人の本物の女神が激突したが、韓国の女神のキムヨナ選手が、日本の女神の浅田真央選手を圧倒して優勝した。しかし、今シーズンは始まったばかりだ。浅田真央女神の今後の巻き返しを大いに期待している。ただ、キムヨナ女神のあの鋭くて妖艶な目つきは、ちょっと手出しがし難い凄い武器であるように見える。
 さて、日米の外交問題で注目されている米軍基地の普天間移転問題だが、ここに来て米側は多少の位置の修正を容認したという。結論を先送りしようとしている鳩山総理にしてみれば、この妥協案が、若しかしたら、女神になってくれるかも知れない。しかし、甘えは許されない。ヒラリー・クリントン国務長官は日本の女神ではないはずだ。
 その鳩山内閣だが、最近の各メディアの調査でも高い内閣支持率を得ていて堅調な推移を見せているが、細かく見ると、各調査とも、僅かではあるが下降している点が気にならない訳ではない。まだ誕生1ヶ月だけに、国民も今しばらくは女神的な視点で見てくれるだろうが、期待がずれてくれば、意外に早く手のひらを返すことも考えられる。油断は禁物である。特に、来年度の一般会計の概算要求額が95兆円で、赤字国債発行額が50兆円にも上るという大変な事態が話題になっているが、この成り行き次第では、女神の心を大きく揺さぶることになるかもしれない。
 最後にローカルな話題だが、来春の選抜高校野球の予選とも言うべき秋の地区大会が進んでいるが、昨日行なわれた近畿地区大会で、最近はセンバツに強い滋賀県の北大津高校が、兵庫県の神戸国際附属高校戦で、2点差リードして迎えた9回裏に手痛い失策が続き、逆転されて敗退した。勝てば、センパツ出場が固かっただけに悔やまれる。どうやら、味方のエラーで女神が逃げてしまったようだった。

2.プライベートコーナー
 3時40分起床。体重、60.7Kg。天気はまずまず?
 昨日の雅子だが、体温は朝方には37.9度と高かったが、その後は平熱近くに戻り、比較的安定していた。一方、血圧が午後になって、いつもよりかなり低くなたったのが気がかりだった。我が家の女神は苦しい闘いを続けていて、筆者も一喜一憂である。

3.連載、難病との闘い(1003) 第三部 戦いはまだまだ続く(297)
  第七章 しつこい敵(13)

1.アウエイからの帰還(13)
 (2)番外秘話(その4)
 うっかりミスなんだから、何とか便宜を図って、そのホームページに繋げて欲しいとしつこく迫ったが、コンピューターのコールセンター窓口との電話でのやり取りでは、どうしても埒が開かなかった。 
 そこで、方向を変えて、営業の窓口に電話を入れてみた。顧客の立場として理解もあるだろうから、多少は前向きに考えてくれるだろうとの期待があって何とか善処を申し入れたのだが、こちらもコンピューターの扱いに関しては、同様に杓子定規のマニュアル的な応答で、顧客安全を最優先しているという大義名分を掲げての金太郎飴の返事を繰り返すばかりだった。
 それでも、一考は、顧客である自分が、その安全を確認してお願いしているのだから、速やかにロックを外して欲しいと粘っこくお願いしたが、出来ないとの一点張りで、挙句の果てに、その種の個別の例外処置を行なうソフトがまだ開発されていないというのである。そんな馬鹿げたことは有得ないので、馬鹿なことを言うなと怒鳴ってやろうと思ったが、大人気ない思い、これ以上のやり取りは無駄だと諦めて、その日は静観することにしたのだった。
 その一方で、どうして、そんな誤操作をしてしでかしたかについては、今後のこともあろうことから、その際の自分が行った操作を振り返って見ることにした。とにかく、そのホームページに入るために、支店名、顧客ナンバー、キーワード、パスワードを入力する仕組みになっている。支店名と顧客ナンバーは入力すれば、それがそのまま画面に表示されるのでフォローできるが、後の二つは伏字で表示されるので、正しく入力されたかどうかは分からない。恐らく、その段階で、うっかり入力ミスを繰り返していたのだろうと思われた。それと云うのも、どうして起きたか分からなかったが、その操作の途中で、文字入力設定が、いつもの半角英数と違っていたのに気付いて、その設定を戻して操作を続けたのだった。多分、その辺りに誤操作の原因があった一考は考えるのだった。
 いずれにしても、この種のうっかりミスで起きたロックに対し、銀行も、保険会社も、証券会社も同じ穴もむじなで、杓子定規な対応の一点張りで話にならない。顧客の要求をもっと理解して、安全が確認できれば、速やかに外すことを前向きの対応を検討して欲しいと一考は強く思うのである。(以下、明日に続く)

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